JP2010207289A - 医療用打ち込み式ステープル - Google Patents
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Abstract
【課題】医療用打ち込み式ステープルの固定力をより強固にする。
【解決手段】医療用打ち込み式ステープルの直線状の体部と該体部において所定の間隔を有した一対の結合部から該直線状の体部に対して同一方向に垂直に延びている一対の脚部を備え、該脚部は相互に間隔を同じに保ったまま同一方向に湾曲している。
【選択図】図10
【解決手段】医療用打ち込み式ステープルの直線状の体部と該体部において所定の間隔を有した一対の結合部から該直線状の体部に対して同一方向に垂直に延びている一対の脚部を備え、該脚部は相互に間隔を同じに保ったまま同一方向に湾曲している。
【選択図】図10
Description
本発明は、整形外科領域の手術において用いる医療用打ち込み式ステープルに関する。
整形外科領域の手術において医療用の打ち込み式ステープルは、腱・靱帯損傷等の際に、損傷を受け又は再建した腱や靱帯を骨に固定する際に使用されている。また、骨折や骨切りの手術時には骨片間の固定を行う際にも用いられておりその用途は広い。このステープルは通常、専用の挿入抜去器を用いて骨内に挿入され、状況により骨内からステープルが抜去される。
固定力を高めるため脚部に溝やギザギザをつけたステープルは、特許文献2に開示されている。
固定力を高めるため脚部に溝やギザギザをつけたステープルは、特許文献2に開示されている。
整形外科領域においても近年、新しい手術方法や手術器具の開発が著しい。医療用の打ち込み式ステープルも改良が重ねられ、骨内に埋入する脚部分を増やし、あるいは脚部に溝やギザギザをつけて固定力を高め、固定力の増強をはかろうとする試みがなされている。しかし、現時点で小侵襲で固定力の増強が期待できる打ち込み式のステープルは、見あたらない。
現在使用されている、医療用打ち込み式ステープルの問題点として固定力の不足が指摘されており、手術後にステープルが転位やゆるみを生じ、固定していた腱や靱帯、骨などに「ずれ」をきたす場合がある。
現在使用されている、医療用打ち込み式ステープルの問題点として固定力の不足が指摘されており、手術後にステープルが転位やゆるみを生じ、固定していた腱や靱帯、骨などに「ずれ」をきたす場合がある。
また別の問題点として、固定力不足のために早期にリハビリ訓練が行えず、手術後に手術部位の安静を保つためにギプス等で患部の安静を計るための外固定期間が長くなり、関節拘縮や筋力低下などの、いわゆる廃用症候群を招来するケースも少なくない。
上記の問題点を解決するため、固定力の増強が期待でき、手術手技、固定手技が容易で、手術において固定方法の選択肢を広げることができ、プレートやスクリュー固定の代用ともなりうる、医療用打ち込み式ステープルが求められている。
上記の問題点を解決するため、固定力の増強が期待でき、手術手技、固定手技が容易で、手術において固定方法の選択肢を広げることができ、プレートやスクリュー固定の代用ともなりうる、医療用打ち込み式ステープルが求められている。
また、手術において骨や靱帯、腱等を固定するに際しては、現在は複数本のステープルを用いる場合も多い。このようなケースに対しては、ステープル本体部の形状を、例えば、コの字状や4角形状にすることによって、1本のステープルでも対処可能にしているが、このような場合でも固定力をより強固にすることが求められている。
本発明による医療用打ち込み式ステープルは、直線状の体部と、該体部において所定の間隔を有した一対の結合部から相互に間隔を同じに保ったまま該直線状の体部に対して垂直に同一方向に延びている一対の脚部を備え、該一対の脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。
前記脚部のうち前記結合部側の一部を湾曲させずに直線状としてもよい。また、前記一対の脚部の長さを異ならせてもよい。
前記脚部のうち前記結合部側の一部を湾曲させずに直線状としてもよい。また、前記一対の脚部の長さを異ならせてもよい。
前記一対の脚部間にさらに1又は複数の相互に間隔を同じに保ったまま該一対の脚部と同一方向に延びかつ同一方向に湾曲している脚部を設けてもよい。
また、前記一対の脚部間にさらに1または複数の相互に間隔を同じに保ったまま該一対の脚部と同一方向に延びている前記一対の脚部より短い直線状の脚部を設けてもよい。また、前記一対の脚部の先端側に該脚部から枝状に延びる枝部を設けてもよい。
また、前記一対の脚部間にさらに1または複数の相互に間隔を同じに保ったまま該一対の脚部と同一方向に延びている前記一対の脚部より短い直線状の脚部を設けてもよい。また、前記一対の脚部の先端側に該脚部から枝状に延びる枝部を設けてもよい。
本発明による医療用打ち込み式ステープルは、3本又は4本の直線状の部材により構成された三角形又は四角形の体部の各角部から、該三角形又は四角形の体部が形成する平面に対して相互に間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びている脚部を備え、該脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。
前記脚部の一部又は全部を、前記直線状の体部側から先端部側にかけて細くなるテーパ状としてもよい。また、前記体部及び脚部の全部又は一部を中空構造としてもよい。
前記体部から前記脚部が延びる部分より外側の端部側に、それぞれスクリューが挿入できる穴を設けてもよい。
前記脚部の一部又は全部を、前記直線状の体部側から先端部側にかけて細くなるテーパ状としてもよい。また、前記体部及び脚部の全部又は一部を中空構造としてもよい。
前記体部から前記脚部が延びる部分より外側の端部側に、それぞれスクリューが挿入できる穴を設けてもよい。
本発明医療用によれば、脚部が湾曲しているため、骨に負担をかけず骨への係合力が大きくなり、固定力が強まる。また、一対の脚部に加えて該一対の脚部間に1又は複数の脚部を設けることにより、さらに係合力を高めることができる。また、脚部をテーパ状とすることによりステープルを骨に打ち込みやすくなる。
また、手術の際に骨を固定するとき複数のステープルを用いることがあるが、このような場合、ステープルの体部を「三角形状」や「四角形状」とし、それぞれの角部から延びる湾曲した脚部を設ければ一本のステープルで対応可能となり、手術の簡略化を図ることができる。
さらに、例えば、骨粗鬆症が強い場合等にはスクリュウー穴を設けることにより強固な固定を得ることができる。
また、手術の際に骨を固定するとき複数のステープルを用いることがあるが、このような場合、ステープルの体部を「三角形状」や「四角形状」とし、それぞれの角部から延びる湾曲した脚部を設ければ一本のステープルで対応可能となり、手術の簡略化を図ることができる。
さらに、例えば、骨粗鬆症が強い場合等にはスクリュウー穴を設けることにより強固な固定を得ることができる。
図1は、現在、手術の際に用いられている「コの字形状」を有する打ち込み式ステープルAの一例を示した図である。図1において、A1は直線状の体部、A21、A22は体部と脚部A31、A32はとの結合部、A41、A42は先端部である。
図2は、図1の打ち込み式ステープルAが骨10に打ち込まれた状態を示した図である。挿入抜去器で「コの字形状」のステープルAを把持し、コの字形状の2つの先端部A41、A42を骨10に打ち込み、結合部A21、A22の直前まで骨10の内部に埋め込まれている。手術終了時にステープルの体部A1は骨の外側に露出しており、直接見ることができる。
図3は、2つの骨片101、102を従来のコの字形状打ち込み式ステープルAを用いて固定した状態を示した図である。図3に示すようにステープルの脚部A31、A32が直線状であると骨片10の回転に対する固定力が弱く、図4に示すように回転力が加わると脚部A3を中心に骨片が回転しやすい。また、脚部A3と平行な方向への引っ張り力に対して骨片10と脚部A3との固定力が弱く、図5に示すように脚部A3と平行な方向に引っ張り力が加わると抜けやすい。
図6は、従来のコの字形状打ち込み式ステープルAを用いて、損傷を受けた又は再建された腱や靱帯20を骨10に固定した状態を示した図である。
ステープルAは、骨折や骨切りの手術において腱や靭帯を骨片に固定する際に用いられている。手術において骨に固定された損傷靱帯や損傷腱には通常引張り力が加わる。しかし、この引張り力が強いと、またはステープルの固定力が弱いと、固定された靱帯や腱が単独で若しくはステープルと共に引き抜け、または脱転するトラブルが生じてしまう。
ステープルAは、骨折や骨切りの手術において腱や靭帯を骨片に固定する際に用いられている。手術において骨に固定された損傷靱帯や損傷腱には通常引張り力が加わる。しかし、この引張り力が強いと、またはステープルの固定力が弱いと、固定された靱帯や腱が単独で若しくはステープルと共に引き抜け、または脱転するトラブルが生じてしまう。
そこで、このようなことが生じないように図7及び図8に示されているように、靱帯や腱を折り返して1本又は複数本のステープルによって固定することが行われている。また、複数本のステープルを用いる代わりに、図9に示されているように、ステープルの体部を四角形等の多角形としたものが使われている。
図10は、本発明の実施例1による打ち込み式ステープルBの形状を示した図である。このステープルは、直線状の体部と、該体部において所定の間隔を有した一対の結合部から相互に間隔を同じに保ったまま該直線状の体部に対して同一方向に垂直に延びている一対の脚部を備えており、該一対の脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲していることを特徴としている。
図10(a)に示す打ち込み式ステープルBにおいて、B1は体部、B21、B22は結合部、B31、B32は脚部、B41、B42は先端部である。図10(a)に示されているように、脚部B31、B32は結合部B21、B22から相互の間隔を同じに保ったまま直線状の体部B1に対して同一方向に垂直方向に伸びており、脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。なお、湾曲の程度及び方向は任意でよいが、湾曲の方向は同一であることが望ましい。
なお、結合部は体部の両端部に設けられているが、必ずしも体部の端部である必要はなく、端部より内側であってもよい。以下の実施例においても同様である。
図10(b)は、実施例1による打ち込み式ステープルBの正面図及び側面図である。正面から見るとコの字形であるが、側面から見ると脚部B31、B32は紙面に対して垂直方向上方に湾曲している。なお、紙面に対して下方に湾曲してもよい。このような湾曲形態は以下の実施例においても同様である。
図10(b)は、実施例1による打ち込み式ステープルBの正面図及び側面図である。正面から見るとコの字形であるが、側面から見ると脚部B31、B32は紙面に対して垂直方向上方に湾曲している。なお、紙面に対して下方に湾曲してもよい。このような湾曲形態は以下の実施例においても同様である。
図11に示すようにステープルの脚部B3が湾曲していると骨片10の回転に対する固定力が強く、図11(a)に示すように回転力が加わっても脚部B3を中心に骨片が回転しにくくなる。また、脚部B3と平行な方向への引っ張り力に対して骨片10と脚部B3との固定力が強く、図11(b)に示すように脚部B3と平行な方向に引っ張り力が加わっても抜けにくくなる。
図11(c)は、2つの骨片101と102を本発明の実施例1による打ち込み式ステープルBによって固定したときの断面図を示したものである。このように骨片101及び骨片102の両方に本発明のステープルを用いて固定すれば、回転力及び引っ張り力に対する抵抗力は相乗的に増大する。
図11(c)は、2つの骨片101と102を本発明の実施例1による打ち込み式ステープルBによって固定したときの断面図を示したものである。このように骨片101及び骨片102の両方に本発明のステープルを用いて固定すれば、回転力及び引っ張り力に対する抵抗力は相乗的に増大する。
図12は、実施例1による打ち込み式ステープルBを用いて、損傷を受けた又は再建された腱や靱帯20を骨10に固定した状態を示した図である。
図12(a)に示すように引張り力が加わっても、脚部B31、B32が湾曲しているため骨に対する係止力が増し、固定力が増大する。靭帯や腱が矢印α方向に引っ張られた場合、ステープル脚部の先端にも矢印β方向に同様の力がかかると推察される。このときステープルの体部には矢印αと反対方向の力が働き、ステープルの挿入の度合いや湾曲具合、力のかかり具合によって、ステープル本体が矢印αと反対方向に倒れ込み、矢印γ方向に靭帯や腱を押さえようとする力が働き、固定力が増強される。
図12(a)に示すように引張り力が加わっても、脚部B31、B32が湾曲しているため骨に対する係止力が増し、固定力が増大する。靭帯や腱が矢印α方向に引っ張られた場合、ステープル脚部の先端にも矢印β方向に同様の力がかかると推察される。このときステープルの体部には矢印αと反対方向の力が働き、ステープルの挿入の度合いや湾曲具合、力のかかり具合によって、ステープル本体が矢印αと反対方向に倒れ込み、矢印γ方向に靭帯や腱を押さえようとする力が働き、固定力が増強される。
図12(b)に示すようにステープルが矢印αで示す引張り方向に対して内側に湾曲している場合、引張り力によってステープルが倒れても脚部B31、B32が湾曲しているためステープルが浮き上がるのを防ぐことができる。靭帯や腱が矢印α方向に引っ張られた場合、ステープル脚部の先端にも矢印β方向に同様の力がかかると推察される。このときステープルの体部には矢印αと反対方向に倒れ込み、矢印γ方向に靭帯や腱を押さえようとする力が働き、固定力が増強される。
なお、図12(a)の場合、ステープルの湾曲に沿ってステープルが抜け出ようとする方向に力が作用する場合がある。しかし、固定しようとする靭帯や腱、骨にどのような力がかかるかを予測してステープルの挿入方向を選択すれば、固定力を増強することができる。
また、脚部B31、B32の方向や長さを調整することによって骨内での脚部の固定力を高めることができる。
なお、図12(a)の場合、ステープルの湾曲に沿ってステープルが抜け出ようとする方向に力が作用する場合がある。しかし、固定しようとする靭帯や腱、骨にどのような力がかかるかを予測してステープルの挿入方向を選択すれば、固定力を増強することができる。
また、脚部B31、B32の方向や長さを調整することによって骨内での脚部の固定力を高めることができる。
以下、実施例2−11について記載するが、実施例2−9についてはステープルの形状の特徴を示すことが趣旨であるため、これら実施例を示す図13−20については線でのみ示してある。なお、本願発明のステープルの体部、脚部等の断面は三角形、四角形、多角形、円形、楕円形、半円形等、どのような形状でもよい。
図13は、実施例1の変形で、本発明の実施例2による打ち込み式ステープルCの形状を示した図である。このステープルは脚部のうち結合部側の一部が直線状となっており、体部と直線状脚部が同一平面上でコの字形状を形成している。そして、残りの先端部側の脚部が湾曲し、この部分がコの字形状と同一平面上にないことを特徴としている。
図13に示す打ち込み式ステープルCにおいて、C1は体部、C21、C22は結合部、C31、C32は脚部、C41、C42は先端部である。そして、さらに脚部C31、C32は、脚部の直線状部の端部と前記湾曲部を接続する部分C31a、C32aを有する。
図13に示す打ち込み式ステープルCにおいて、C1は体部、C21、C22は結合部、C31、C32は脚部、C41、C42は先端部である。そして、さらに脚部C31、C32は、脚部の直線状部の端部と前記湾曲部を接続する部分C31a、C32aを有する。
図14は、実施例1の変形で、本発明の実施例3による打ち込み式ステープルDの形状を示した図である。図14(a)に示されているように、このステープルは脚部D31と脚部D32が湾曲しており、かつ該脚部D31と脚部D32の間に更に1本の脚部D33を有している。この脚部D33は、脚部D31及び脚部D32と同様に体部D1の中間から直線状の体部D1に対して同一方向に垂直方向に伸びており、脚部D31及び脚部D32と相互に間隔を同じに保ったまま同一方向に湾曲している。なお、脚部D33と脚部D31及び脚部D32との間隔は必ずしも同じでなくてもよく、これらの中間であればよい。
なお、図14(b)に示すように、脚部D31と脚部D32の間に複数本の脚部D331〜D33nを設けてもよい。
なお、図14(b)に示すように、脚部D31と脚部D32の間に複数本の脚部D331〜D33nを設けてもよい。
図15は、実施例3の変形で、本発明の実施例4による打ち込み式ステープルEの形状を示した図である。図15(a)に示されているように、このステープルは、脚部E31と脚部E32の間に更に1本の脚部E34を有し、該脚部E34は体部E1の中間から直線状の体部E1に対して同一方向に垂直方向に伸びているが、この脚部E34は湾曲しておらず直線状であり、両側の湾曲した脚部E31と脚部E32より短い。なお、脚部E34と脚部E31及び脚部E32との間隔は必ずしも同じでなくてもよく、これらの中間であればよい。
なお、この場合も、図15(b)に示すように、脚部E31と脚部E32の間に複数本の脚部E341〜E34nを設けてもよい。
なお、この場合も、図15(b)に示すように、脚部E31と脚部E32の間に複数本の脚部E341〜E34nを設けてもよい。
図16は、実施例1の変形で、本発明の実施例5による打ち込み式ステープルFの形状を示した図である。このステープルは脚部が湾曲しており、構成は実施例1と同じであるが、脚部の長さが異なっている点が実施例1と異なる。
図16に示す打ち込み式ステープルFにおいて、F1は体部、F21、F22は結合部、F31、F32は脚部、F41、F42は先端部である。図16に示されているように、脚部F31、F32は結合部F21、F22から直線状の体部F1に対して同一方向に垂直方向に伸びており、相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に湾曲している。この実施例では、脚部F31とF32の長さが異なっている。なお、2つの脚部のうちどちらの脚部を短くしてもよい。
図16に示す打ち込み式ステープルFにおいて、F1は体部、F21、F22は結合部、F31、F32は脚部、F41、F42は先端部である。図16に示されているように、脚部F31、F32は結合部F21、F22から直線状の体部F1に対して同一方向に垂直方向に伸びており、相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に湾曲している。この実施例では、脚部F31とF32の長さが異なっている。なお、2つの脚部のうちどちらの脚部を短くしてもよい。
図17は、図10に示されている実施例1の変形で、本発明の実施例6による打ち込み式ステープルGの形状を示した図である。この実施例6では、脚部の先端部G41とG42にそれぞれ枝部G41aとG42aが設けられている。
なお、先端部に枝部を設ける構成は、図13−図16に示されている実施例2−5にも適用することができる。
なお、先端部に枝部を設ける構成は、図13−図16に示されている実施例2−5にも適用することができる。
図18は、実施例7を示した図であり、体部を4本の直線状の部材により四角形に構成し、四角形の体部の各角部から該四角形の体部が形成する平面に対して同一方向に垂直に延びる4本の脚部を設けている。
図18に示す打ち込み式ステープルHにおいて、H11−H14は体部であり、四角形状となっている。四角形状の体部の角部からは、それぞれ脚部H31−H34が前記四角形の体部が形成する平面に対して相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びており、該脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。このように4本の脚部を設けることによって固定力がさらに向上する。
図18に示す打ち込み式ステープルHにおいて、H11−H14は体部であり、四角形状となっている。四角形状の体部の角部からは、それぞれ脚部H31−H34が前記四角形の体部が形成する平面に対して相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びており、該脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。このように4本の脚部を設けることによって固定力がさらに向上する。
図19は、実施例8を示した図であり、体部を3本の直線状の部材により三角形に構成し、三角形の体部の各角部から該三角形の体部が形成する平面に対して同一方向に垂直に延びる3本の脚部を設けている。
図19に示す打ち込み式ステープルJにおいて、J11−J13は体部であり、三角形状となっている。三角形状の体部の角部からは、それぞれ脚部H31−H33が前記三角形の体部が形成する平面に対して相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びており、該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。このように3本の脚部を設けることによって固定力がさらに向上する。
図19に示す打ち込み式ステープルJにおいて、J11−J13は体部であり、三角形状となっている。三角形状の体部の角部からは、それぞれ脚部H31−H33が前記三角形の体部が形成する平面に対して相互の間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びており、該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している。このように3本の脚部を設けることによって固定力がさらに向上する。
図20は、実施例9を示した図であり、ステープルの脚部がテーパ状となっている。
図20に示す打ち込み式ステープルKにおいて、テーパ状の脚部は体部側から先端部側にかけて細くなっている。脚部をテーパ状とすることは、図10−図19に示された実施例1−8の脚部に適用することができる。
図20では脚部K31とK32のみテーパ状となっているが、すべての脚部又は任意の一部の脚部をテーパ状にしてもよい。
図20に示す打ち込み式ステープルKにおいて、テーパ状の脚部は体部側から先端部側にかけて細くなっている。脚部をテーパ状とすることは、図10−図19に示された実施例1−8の脚部に適用することができる。
図20では脚部K31とK32のみテーパ状となっているが、すべての脚部又は任意の一部の脚部をテーパ状にしてもよい。
図21は、実施例10及びその効果を説明するために示した図であり、ステープル材の構造を示している。図21(a)に示す打ち込み式ステープルLにおいて、ステープル材の全部又はステープル材の一部、例えば、体部L1、脚部L31、L32、又は脚部の先端部L41、L41を中空構造としてもよい。
図21に示す構造は、図5−図19に示された実施例1−8の脚部又は先端部に適用することができる。
図21に示す構造は、図5−図19に示された実施例1−8の脚部又は先端部に適用することができる。
図6に示す形状のステープルで靭帯や腱等を骨に固定する場合、靭帯や腱等の上からステープルを打ち込むという操作だけでは固定力が不足する場合がある。このような場合、固定した靭帯や腱等がステープルの体部との間ですべりを生じ、抜けていくという現象をきたすことがある。
このような現象を避けるため、固定する靭帯や腱等とステープルとの間の滑り止めとして、図21(b)に示すように、ステープルの体部に小さな脚部又は突起を設けることがある。同様の目的で、靭帯や腱等を折り返して糸又は細い縫合用の針金をかけて縫合することもある(図21(c))。
その場合、ステープルの体部を中空にすれば、図21(d)に示すように靭帯や腱等に糸又は細い縫合用の針金をかけた後、これら糸又は針金を中空部分に通すことができ、固定する靭帯や腱等とステープルとの間の滑り止め効果及び固定力を向上させることができる。
なお、図21(a)ではステープルの脚部を湾曲させているが、脚部を直線状にしてもよい。
このような現象を避けるため、固定する靭帯や腱等とステープルとの間の滑り止めとして、図21(b)に示すように、ステープルの体部に小さな脚部又は突起を設けることがある。同様の目的で、靭帯や腱等を折り返して糸又は細い縫合用の針金をかけて縫合することもある(図21(c))。
その場合、ステープルの体部を中空にすれば、図21(d)に示すように靭帯や腱等に糸又は細い縫合用の針金をかけた後、これら糸又は針金を中空部分に通すことができ、固定する靭帯や腱等とステープルとの間の滑り止め効果及び固定力を向上させることができる。
なお、図21(a)ではステープルの脚部を湾曲させているが、脚部を直線状にしてもよい。
図22は、実施例11を示した図であり、実施例1のステープルにおいて、体部から脚部が延びる結合部より外側に該体部が延びており、該延びた体部の端部側にスクリューが挿入できる穴が設けられている。
図22(a)に示す打ち込み式ステープルMにおいて、外側に延びた体部M1の両端にスクリュー穴M11aとM12aが設けられている。M31、M32は脚部である。
図22(b)は正面図であり、脚部M31とM32が体部M1から垂直に下方に延びている。また、外側に延びた体部M1の両端にはスクリュー穴M11aとM12aが設けられており、この穴を通してスクリューb1とb2が挿入できるようになっている。
図22(a)に示す打ち込み式ステープルMにおいて、外側に延びた体部M1の両端にスクリュー穴M11aとM12aが設けられている。M31、M32は脚部である。
図22(b)は正面図であり、脚部M31とM32が体部M1から垂直に下方に延びている。また、外側に延びた体部M1の両端にはスクリュー穴M11aとM12aが設けられており、この穴を通してスクリューb1とb2が挿入できるようになっている。
図23はスクリューにより骨片101と102を固定した従来のステープルの構造を示したものである。図23(a)は4つのスクリュー穴が設けられたステープルNで骨片101と102を固定したもので、スクリューb11、b12、b21、b22を骨片に挿入することによって骨片101と102を固定している。
しかし、図23(b)に示すように、スクリューを骨片に挿入する際に、骨折部である骨片間が固定されていないため、骨片が下方にずれてしまうことがある。また、固定した後にスクリューと平行な方向に引張り力が働くと、骨片が脱落する恐れがある。
しかし、図23(b)に示すように、スクリューを骨片に挿入する際に、骨折部である骨片間が固定されていないため、骨片が下方にずれてしまうことがある。また、固定した後にスクリューと平行な方向に引張り力が働くと、骨片が脱落する恐れがある。
図24は、本発明の実施例11による打ち込み式ステープル(M)を用いて2つの骨片を固定する手順と固定構造を示した図である。図24(a)に示されているように、まずステープルMの脚部M31とM32を骨片101と102に打ち込み骨間を仮定する。次に、図24(b)に示されているように、仮固定され動きを止められた骨片にスクリュー穴M11aとM12aからスクリューb1とb2を打ち込むが、脚部M31とM32が湾曲を有しているため、スクリューを打ち込む際に脚部と平行な方向に引っ張り力が加わっても骨片がずれることはない。
なお、図22に示すスクリュー穴を備えた構造は、図13−図21に示された実施例2−10の体部に適用することができる。なお、図18に示す実施例7及び図19に示す実施例8のステープルの場合、角部から外側に体部を延ばし、延びた体部の各端部側にそれぞれスクリューが挿入できる穴を設けることができる。
なお、図22に示すスクリュー穴を備えた構造は、図13−図21に示された実施例2−10の体部に適用することができる。なお、図18に示す実施例7及び図19に示す実施例8のステープルの場合、角部から外側に体部を延ばし、延びた体部の各端部側にそれぞれスクリューが挿入できる穴を設けることができる。
上記実施例1−11において、脚部の湾曲の程度は任意でよいが、各脚部が同一の曲率半径を有することが望ましい。曲率半径が同一であれば、ステープルを挿入する際に、その曲率半径に従って打ち込むようにすれば、挿入時の骨への侵襲を少なくすることができる。
なお、脚部の曲率半径は脚部全体で同じである必要はなく、例えば、脚部の上部と下部の曲率半径を異ならせてもよい。
本発明によるステープルの材質としては、チタン合金、ステンレス等、生体内に挿入されて有害でないと認められており、かつ固定力があるものであればよい。
なお、脚部の曲率半径は脚部全体で同じである必要はなく、例えば、脚部の上部と下部の曲率半径を異ならせてもよい。
本発明によるステープルの材質としては、チタン合金、ステンレス等、生体内に挿入されて有害でないと認められており、かつ固定力があるものであればよい。
1 ステープルの体部
2 ステープルの角部
3 ステープルの脚部
4 ステープルの先端部
10 骨
20 腱、靱帯
2 ステープルの角部
3 ステープルの脚部
4 ステープルの先端部
10 骨
20 腱、靱帯
Claims (10)
- 直線状の体部と、該体部において所定の間隔を有した一対の結合部から相互に間隔を同じに保ったまま該直線状の体部に対して垂直に同一方向に延びている一対の脚部を備えた医療用打ち込み式ステープルであって、該一対の脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している、医療用打ち込み式ステープル。
- 前記脚部のうち前記結合部側の一部が直線状である、請求項1に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記一対の脚部間にさらに1又は複数の相互に間隔を同じに保ったまま該一対の脚部と同一方向に延びかつ同一方向に湾曲している脚部を備えた、請求項1に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記一対の脚部間にさらに1または複数の相互に間隔を同じに保ったまま該一対の脚部と同一方向に延びている前記一対の脚部より短い直線状の脚部を備えた、請求項1に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記一対の脚部の長さが異なる、請求項1に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記一対の脚部の先端部側に該脚部から枝状に延びる枝部を有する、請求項1に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 3本又は4本の直線状の部材により構成された三角形又は四角形の体部の各角部から、該三角形又は四角形の体部が形成する平面に対して相互に間隔を同じに保ったまま同一方向に垂直に延びている脚部を備え、該脚部は該脚部の延長方向に対して垂直かつ同一方向に湾曲している、医療用打ち込み式ステープル。
- 前記脚部の一部又は全部が、前記直線状の体部側から先端部側にかけて細くなるテーパ状となっている、請求項1−7に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記体部及び脚部の全部又は一部が中空構造となっている、請求項1−7に記載の医療用打ち込み式ステープル。
- 前記体部の一対の結合部より又は角部それぞれ外側に該体部が延びており、該延びた体部の各端部側にそれぞれスクリューが挿入できる穴が設けられている、請求項1−8に記載の医療用打ち込み式ステープル。
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