JP2010206966A - 電力変換スイッチ装置および電力変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源と負荷との総数が3以上のシステムに使用可能で、エネルギー損失を抑えることができる電力変換スイッチ装置および電力変換システムを提供する。
【解決手段】電力変換スイッチ装置11が、三相装置に接続可能な3つの三相接続部21a〜21cと、各三相接続部21a〜21cの3つの端子から1つずつ選ぶときの、全ての端子の組合せについて、各組合せの3つの端子を互いに接続可能に構成されたスイッチ回路22とを有している。スイッチ回路22は、各組合せの3つの端子を互いに双方向スイッチで接続して成る。三相電源または三相負荷から成る三相装置12a〜12cが、電力変換スイッチ装置11の各三相接続部21a〜21cにそれぞれ接続されている。1つ〜3つのフィルタ回路13a〜13cが、エネルギーの流れに対応して、任意の三相装置12a〜12cと電力変換スイッチ装置11との間に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換スイッチ装置および電力変換システムに関する。
一般的な電気機器類は、1対の電源と負荷とで構成されているが、1つの装置に複数の電源もしくは複数の負荷を持つようなシステムも多く存在している。例えば、無停電電源装置(UPS)は商用電源およびバックアップ用の電源の2つの電源を有している。電源と負荷との総数が3つのシステム例として、図13(a)の鉄道車両(ただし鉄道の場合は単相電源)や空調用途に用いられるものや、図13(b)の無停電電源装置(UPS)に用いられるものがある(例えば、非特許文献1〜3参照)。図13(a)、(b)ともに、交流電源は、キャパシタ、リアクトルを通して整流回路に接続され、整流回路によって直流電圧に変換されている。一般に整流回路は、電源電流の力率を高めるために、正弦波電流制御と直流電圧一定制御とを行っている。
図13(a)に示すように、鉄道用途では、直流電圧以降に、負荷として2台の誘導電動機(IM)が接続され、それぞれインバータで駆動されている。モータ加速運転時には、交流電源からモータへ電力が供給され(力行動作)、モータの慣性モーメントが非常に大きいとき(鉄道では「だ行」運転時)には、モータのエネルギーを交流電源へ回生する動作が行われる。一方、図13(b)に示すように、UPS用途では、直流電圧以降、一方がインバータ(2)を介してFW(フライホイール,慣性体)を有するIM(誘導電動機)に接続され、もう一方がインバータ(1)を介して負荷(LOAD)に接続されている。このシステムでは、交流電源の正常時には、電源から負荷とIMとにエネルギーが供給され、IMの速度一定制御と負荷への一定電圧一定周波数(CVCF)制御とが、それぞれのインバータによって行われる。停電、瞬時電圧低下などの電源異常が生じた時には、IMがバックアップ電源として機能して、IMから負荷へエネルギーが供給される。この時、IMに接続しているインバータ(2)が整流器動作により直流電圧一定制御を行い、FWの慣性エネルギーが負荷へ供給されるため、無停電動作が実現できる。
図13(a)、(b)ともに、整流回路の電流通過素子数は3、インバータ(1)の電流通過素子数は3、そしてインバータ(2)の電流通過素子数は3であり、全体の電流通過素子数は9となる。整流回路およびインバータを構成する半導体素子は、それぞれ導通損失をもつため、電流通過素子数の増加によりシステムのエネルギー効率が低下している。また、図13(a)、(b)ともに、交流電源を一旦直流電圧に変換するため、直流部分に大容量のエネルギーバッファ(電解コンデンサ)Cを有しており、電解コンデンサCを使用することにより、装置が大型化し、システムの寿命が低下している。
このような問題を解決するため、一対の電源・負荷を持つ電力変換器の低損失化、電解コンデンサのレス化技術として、図14に示すような双方向スイッチ回路を用いたマトリクスコンバータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、図14の構成を、電源と負荷との総数が3以上のシステムに応用したものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−337025号公報 特開2001−258258号公報
電気学会半導体電力変換システム調査専門委員会編、「パワーエレクトロニクス回路」、オーム社、2000年11月 高橋勲、安東至、沖田美久、「三相電解コンデンサレスコンバータ/インバータの不平衡負荷補償法」、電気学会論文誌D、産業応用部門誌、1998年、Vol.118、No.11、p.1260-1265 高橋勲、安東至、伊東洋一、飴井賢治、「電解コンデンサレスコンバータ/インバータを用いた長寿命フライホイール式UPSの開発」、電気学会論文誌D、産業応用部門誌、1998年、Vol.118、No.2、p.173-178
図14に示す特許文献1に記載の方式は、交流電源を一旦直流電圧に変換することなく、電源電圧を負荷へ直接電力変換できる方法であり、電流通過素子数が3と少なく、電解コンデンサを使用しないため、低損失であり、装置を小型化することができ、システムの寿命を延ばすことができる。しかしながら、特許文献1の方式を、電源と負荷との総数が3以上のシステムに応用した特許文献2に記載の方式では、電流通過素子数が増えるため、エネルギー損失が増大するという課題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、電源と負荷との総数が3以上のシステムに使用可能で、エネルギー損失を抑えることができる電力変換スイッチ装置および電力変換システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換スイッチ装置は、三相電源または三相負荷に接続可能な3つの三相接続部と、各三相接続部の3つの端子から1つずつ選ぶときの、全ての端子の組合せについて、各組合せの3つの端子を互いに接続可能に構成されたスイッチ回路とを、有することを特徴とする。
本発明に係る電力変換スイッチ装置は、各三相接続部に三相電源や三相負荷を接続することにより、電源と負荷との総数が3つのシステムに使用することができる。このとき、一つの三相接続部から他の三相接続部へ電流を流す場合、それぞれの三相接続部の各端子同士を接続するスイッチ回路の素子に電流が流れるため、電流通過素子数を3つまで減らすことができる。このため、一つの三相接続部から他の2つの三相接続部に電流を流すときには、電流通過素子数を6つまで減らすことができ、スイッチ回路でのエネルギー損失を抑えることができる。
スイッチ回路を制御することにより、任意の三相接続部から他の三相接続部へ、電流の流れを自在かつ容易に変更することができる。なお、この場合、電源電圧から負荷へ直接電力変換できるよう、電流の流れる向きに対応して、1または複数の三相接続部にフィルタ回路が接続されていることが好ましい。ここで、直接電力変換とは、電圧や電流の振幅、周波数、位相を任意に変換することである。
本発明に係る電力変換スイッチ装置で、前記スイッチ回路は、前記各組合せの3つの端子を互いに双方向スイッチで接続して成ることが好ましい。この場合、各組合せについて3つの双方向スイッチを使用し、各組合せの3つの端子のうち、2つずつをそれぞれ双方向スイッチで接続するのが好ましい。これにより、一つの三相接続部から他の2つの三相接続部に電流を流すときには、電流通過素子数を6つまで減らすことができ、エネルギー損失を抑えることができる。双方向スイッチは、オンオフの制御が容易に行えるよう、半導体やパワー半導体から成ることが好ましい。
本発明に係る電力変換システムは、本発明に係る電力変換スイッチ装置と、三相電源または三相負荷から成り、前記電力変換スイッチ装置の各三相接続部にそれぞれ接続された3つの三相装置とを、有することを特徴とする。
本発明に係る電力変換システムは、本発明に係る電力変換スイッチ装置を使用するため、エネルギー損失を抑えて、三相電源または三相負荷から成る三相装置を全部で3つ接続したシステムを構成することができる。また、スイッチ回路を制御することにより、各三相装置間での電流の流れを容易に変更することができる。なお、三相装置は、三相電源にも三相負荷にもなる三相発電機であってもよい。三相発電機は、例えば、自然エネルギーを利用した風力発電機などの発電機、誘導電動機などである。また、三相電源は、充電電池から成るときには、三相負荷にも成りうる。
本発明に係る電力変換システムは、各三相装置のうち少なくとも1つの三相装置とその三相装置が接続された三相接続部との間に接続されたフィルタ回路を、有することが好ましい。この場合、電流の流れる向きに対応して、1または複数のフィルタ回路が設けられていることが好ましい。これにより、電源電圧から負荷へ直接電力変換することができる。フィルタ回路は、LC回路から成ることが好ましい。
本発明に係る電力変換システムは、本発明に係る電力変換スイッチ装置と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、一つの三相接続部に接続された三相電源と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、他の一つの三相接続部に接続された三相負荷と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、残りの一つの三相接続部に接続された三相発電機と、前記三相電源とその三相電源が接続された前記一つの三相接続部との間に接続された第1フィルタ回路と、前記三相発電機とその三相発電機が接続された前記残りの一つの三相接続部との間に接続された第2フィルタ回路とを、有していてもよい。
この場合、スイッチ回路を制御することにより、少なくとも、三相電源から三相負荷および三相発電機へ電力を供給するパターン、三相発電機から三相電源および三相負荷へ電力を供給するパターン、三相発電機から三相負荷へ電力を供給するパターンの3つのパターンに変換することができる。また、各パターンのとき、第1フィルタ回路および第2フィルタ回路により、三相電源または三相発電機による電源電圧から、三相負荷または三相発電機から成る負荷へ、直接電力変換することができる。いずれのパターンでも、スイッチ回路での電流通過素子数が3つまたは6つであり、エネルギー損失を抑えることができる。
本発明に係る電力変換システムは、本発明に係る電力変換スイッチ装置と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、一つの三相接続部に接続された三相電源と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、他の一つの三相接続部に接続された三相負荷と、前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、残りの一つの三相接続部に接続された三相発電機と、前記三相電源とその三相電源が接続された前記一つの三相接続部との間に接続された第1フィルタ回路と、前記三相負荷とその三相負荷が接続された前記残りの一つの三相接続部との間に接続された第2フィルタ回路とを、有していてもよい。
この場合、スイッチ回路を制御することにより、少なくとも、三相電源から三相負荷および三相発電機へ電力を供給するパターン、三相発電機から三相負荷へ電力を供給するパターンの2つのパターンに変換することができる。また、各パターンのとき、第1フィルタ回路および第2フィルタ回路により、三相電源または三相発電機による電源電圧から、三相負荷または三相発電機から成る負荷へ、直接電力変換することができる。いずれのパターンでも、スイッチ回路での電流通過素子数が3つまたは6つであり、エネルギー損失を抑えることができる。なお、三相発電機から三相負荷へ電力を供給するとき、スイッチ回路を制御して、第1フィルタで使用されているコンデンサを利用可能にすることにより、三相発電機の慣性エネルギーが大きくとも、三相発電機の電源電圧から三相負荷へ直接電力変換することができる。
本発明によれば、電源と負荷との総数が3以上のシステムに使用可能で、エネルギー損失を抑えることができる電力変換スイッチ装置および電力変換システムを提供することができる。
本発明の実施の形態の電力変換スイッチ装置および電力変換システムを示すブロック回路図である。 図1に示す電力変換スイッチ装置のブロック回路図である。 図2に示す電力変換スイッチ装置のスイッチモジュールのブロック回路図である。 図3に示す電力変換スイッチ装置のスイッチモジュールの多方向性スイッチの回路図である。 本発明の実施例1の電力変換スイッチ装置および電力変換システムを示す回路図である。 図5に示す電力変換スイッチ装置および電力変換システムの第1の動作モードの等価回路図である。 図5に示す電力変換スイッチ装置および電力変換システムの第2の動作モードの等価回路図である。 図5に示す電力変換スイッチ装置および電力変換システムの第3の動作モードの等価回路図である。 図8に示す電力変換スイッチ装置の第3の動作モードの(a)スイッチモジュールの接続状態を示す回路図、(b)多方向性スイッチの接続状態を示す回路図である。 本発明の実施例2の電力変換スイッチ装置および電力変換システムを示す回路図である。 図10に示す電力変換スイッチ装置の各スイッチモジュールを示す回路図である。 図10に示す電力変換スイッチ装置の(a)第1の動作モードのスイッチモジュールの接続状態を示す回路図、(b)第2の動作モードのスイッチモジュールの接続状態を示す回路図である。 (a)従来の鉄道や空調用の電力変換システムを示す回路図、(b)従来の無停電電源装置(UPS)として用いられる電力変換システムを示す回路図である。 従来の双方向スイッチ回路を用いたマトリクスコンバータを示す回路図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図12は、本発明の実施の形態の電力変換スイッチ装置および電力変換システムを示している。
図1に示すように、電力変換システム10は、電力変換スイッチ装置11と3つの三相装置12a,12b,12cとフィルタ回路13a,13b,13cとを有している。
図1および図2に示すように、電力変換スイッチ装置11は、それぞれ3つの端子(A,B,C),(D,E,F),(G,H,I)を有する3つの三相接続部21a,21b,21cと、スイッチ回路22とを有している。図2に示すように、スイッチ回路22は、3つのスイッチモジュールSM1、SM2、SM3を有している。スイッチモジュールSM1は、三相接続部21aの端子Aと、他の2つの三相接続部21b,21cの6つの端子D,E,F,G,H,Iとを接続し、スイッチモジュールSM2は、三相接続部21aの端子Bと、他の2つの三相接続部21b,21cの6つの端子D,E,F,G,H,Iとを接続し、スイッチモジュールSM3は、三相接続部21aの端子Cと、他の2つの三相接続部21b,21cの6つの端子D,E,F,G,H,Iとを接続している。
図3に示すように、各スイッチモジュールSM1、SM2、SM3は、9つの多方向性スイッチS11〜S19(SM1の場合)を有している。各多方向性スイッチS11〜S19は、各三相接続部21a,21b,21cの3つの端子のうちの1つずつを接続している。図4(a)に示すように、各多方向性スイッチS11〜S19は、3つの端子のうち2つずつを互いに接続し、双方向にオン・オフできる3つの双方向スイッチSAG、SDA、SGD(S11の場合)を有するパワー半導体から成っている。なお、各多方向性スイッチS11〜S19の双方向スイッチは、図4(b)および(c)に示す半導体から成っていてもよい。
このように、スイッチ回路22は、各スイッチモジュールSM1、SM2、SM3の各多方向性スイッチS11〜S19により、各三相接続部21a,21b,21cの3つの端子から1つずつ選ぶときの、全ての端子の組合せについて、各組合せの3つの端子を互いに接続可能になっている。
図1に示すように、各三相装置12a,12b,12cは、それぞれフィルタ回路13a,13b,13cを介して、電力変換スイッチ装置11の各三相接続部21a,21b,21cにそれぞれ接続されている。各三相装置12a,12b,12cは、三相電源、三相負荷または、三相電源にも三相負荷にもなる三相発電機から成っている。なお、一般に商用電源は、電源として機能しているが、エネルギーの流れの観点から、エネルギーが電源へ回生しているときには負荷と見ることができる。また、モータも、通常は負荷として機能しているが、システムの状態(回生動作など)によっては発電機動作としてエネルギーを放出する場合もあり、そのようなときは電源と見ることができる。
図1に示すように、各フィルタ回路13a,13b,13cは、それぞれ各三相装置12a,12b,12cと、その三相装置12a,12b,12cが接続された電力変換スイッチ装置11の三相接続部21a,21b,21cとの間に接続されている。各フィルタ回路13a,13b,13cは、リアクトルとコンデンサとスイッチとを有するLC回路から成り、スイッチのオン・オフの状態により電気等価回路を変更できるようになっている。スイッチは、機械スイッチまたは半導体スイッチから成っている。なお、フィルタ回路13a,13b,13cは、電流の流れる向きに対応して、適宜の位置に、1〜3個設けられていればよく、図1に示すように必ずしも3つのフィルタ回路13a,13b,13cが設けられている必要はない。
次に、作用について説明する。
電力変換システム10は、一つの三相接続部(例えば、21a)から他の三相接続部(例えば、21b,21c)へ電流を流す場合、それぞれの三相接続部21a,21b,21cの各端子同士を接続するスイッチ回路22の双方向スイッチ(例えば、SAG、SDA、SGD)の素子に電流が流れるため、電流通過素子数を3つまで減らすことができる。このため、一つの三相接続部(例えば、21a)から他の2つの三相接続部(例えば、21b,21c)に電流を流すときには、電流通過素子数を6つまで減らすことができ、スイッチ回路22でのエネルギー損失を抑えることができる。
また、スイッチ回路22を制御することにより、任意の三相接続部21a,21bまたは21cから他の三相接続部21a,21bまたは21cへ、電流の流れを自在かつ容易に変更することができる。このとき、電流の流れる向きに対応して、1または複数のフィルタ回路13a,13bまたは13cが接続されているため、電源電圧から負荷へ直接電力変換することができる。
具体的には、図1に示すように、電源の三相装置12aの電圧を、フィルタ回路13a→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13bを介して、負荷である三相装置12bへの直接電力変換と、電源の三相装置12aの電圧を、フィルタ回路13a→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13cを介して、負荷である三相装置12cへの直接電力変換を、電流通過素子数がそれぞれ3、合わせて6で同時にできる。これにより、電源の三相装置12aのエネルギーを、負荷である三相装置12bおよび12cへ直接電力変換して供給することができる。
また、同様にして、三相装置12bのエネルギーを、三相装置12aおよび12cへ直接電力変換することも可能で、この場合は、電源の三相装置12bの電圧を、フィルタ回路13b→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13aを介して、負荷である三相装置12aへの直接電力変換と、電源の三相装置12bの電圧を、フィルタ回路13b→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13cを介して、負荷である三相装置12cへの直接電力変換とを、電流通過素子数がそれぞれ3、合わせて6で同時にできる。
さらに、同様にして、電源の三相装置12cの電圧を、フィルタ回路13c→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13aを介して、負荷である三相装置12aへの直接電力変換と、電源の三相装置12cの電圧を、フィルタ回路13c→電力変換スイッチ装置11→フィルタ回路13bを介して、負荷である三相装置12bへの直接電力変換とを、電流通過素子数がそれぞれ3、合わせて6で同時にできる。
このように、電力変換システム10は、電源と負荷との総数が3以上のシステムにおける相互の直接電力変換が可能である。エネルギーの流れも、電源から2つの負荷へ、または1つの負荷から電源と負荷へ、あるいは負荷から負荷へなど制限なく、各系統間のエネルギーの充放電を自在にできる。また、いずれの動作モードでも、電流通過素子数が少なく、電解コンデンサや変圧器などのエネルギーバッファも必要としないため、高効率で省資源である。なお、近年、リアクトルやコンデンサの体積、重量はほとんど変化していないが、半導体素子は現在もなお、小型化、集積化、低コスト化が進んでいるため、リアクトルやコンデンサを使用せず半導体素子を使用する本電力変換システム10は有効である。
図5に示すように、実施例1の電力変換システム30は、電力変換スイッチ装置11と、3つの三相装置と、2つのフィルタ回路とを有している。各三相装置は、電力変換スイッチ装置11の3つの三相接続部21a,21b,21cにそれぞれ接続された商用電源32aと、エレベータなどの負荷モータ(Motor)32bと、風力発電機(W.G)32cとから成っている。フィルタ回路は、商用電源32aと電力変換スイッチ装置11との間に接続された第1LC回路33aと、風力発電機32cと電力変換スイッチ装置11との間に接続された第2LC回路33cとから成っている。第1LC回路33aは、コンデンサC1〜C6、リアクトルL1〜L3、機械スイッチS1〜S6から成り、第2LC回路33cは、コンデンサC7〜C9、機械スイッチS7〜S9から成っている。
図5に示す電力変換システム30は、電力変換スイッチ装置11や機械スイッチS1〜S9の接続状態を任意に変えることにより、エネルギーの流れに関して大きく3つの動作モードに分けることができる。
第1の動作モードにおける等価回路を、図6に示す。図6に示す等価回路は、図5にしめす機械スイッチS1〜S3をオフ、S4〜S6をオン、S7〜S9をオフ、電力変換スイッチ装置11の三相接続部21bの端子D〜Fと三相接続部21cの端子G〜Iとの間を接続する双方向スイッチ(図3のS11ではSGD)すべてを常にオフにすることにより求められる。
このとき、双方向スイッチ(図3のS11ではSDA)のオン・オフにより、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21bの端子D〜Fとの接続関係を制御できる。商用電源32aと負荷モータ32bとに着目すると、図14に示す直接電力変換回路と等価な構成と見ることができる。したがって、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21bの端子D〜Fとの間の双方向スイッチ(図3のS11ではSDA)により入出力波形の制御が可能になる。このため、図14に示す1電源1負荷システムにおける入出力制御法を利用して、図5に示す電力変換システム30でも電源電流正弦波波形制御、力率制御、出力電圧の任意振幅制御、任意周波数制御も同時に実現できる。
同様にして、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21cの端子G〜Iとは、互いにスイッチ(図3のS11ではSAG)を介して接続されている。商用電源32aと風力発電機32cとに着目すると、こちらも図14に示す直接電力変換回路と等価な構成と見ることができる。したがって、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21cの端子G〜Iとの間の双方向スイッチ(図3のS11ではSAG)により入出力波形の制御が可能になる。商用電源32aから負荷モータ32bへの電力変換は、電流通過素子3つで実現でき、そして商用電源32aから風力発電機32cへの電力変換も電流通過素子3つで実現できる。
第2の動作モードにおける等価回路を、図7に示す。図7に示す等価回路は、図5に示す機械スイッチS1〜S3をオン、S4〜S6をオフ、S7〜S9をオン、電力変換スイッチ装置11の三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21bの端子D〜Fとの間を接続する双方向スイッチ(図3のS11ではSAD)すべてを常にオフにすることにより求められる。
このとき、双方向スイッチ(図3のS11ではSAG) のオン・オフにより、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21cの端子G〜Iとの接続関係を制御できる。風力発電機32cと商用電源32aとに着目すると、直接電力変換回路を構成でき、風力発電機32cから商用電源32aへエネルギーを回生することができる。さらに、双方向スイッチ(図3のS11ではSGD)のオン・オフにより、三相接続部21cの端子G〜Iと三相接続部21bの端子D〜Fとの接続関係も制御できる。これにより、風力発電機32cと負荷モータ32bとの直接電力変換回路を構成でき、風力発電機32cのエネルギーを負荷モータ32bへ直接電力変換して供給できる。この第2の動作モードでも、それぞれの電力変換は、電流通過素子3つで実現できる。
第3の動作モードにおける等価回路を、図8に示す。図8に示す等価回路は、図5に示す機械スイッチS1〜S3をオフ、S4〜S6をオン、S7〜S9をオフ、電力変換スイッチ装置11の双方向スイッチを図9に示す状態にすることにより求められる。すなわち、図9に示すように、例えば、スイッチモジュールSM1については、端子A、G、D〜Fと接続関係をもつ多方向性スイッチS11,S14,S17の、双方向スイッチSAGを常にオン、SDAを常にオフ、SDGをオン、オフ制御する。そして、スイッチモジュールSM1を構成する残りの多方向性スイッチは全てオフにする。また、スイッチモジュールSM1と同様の考え方で、スイッチモジュールSM2を構成する多方向性スイッチについては、端子B、H、D〜Fと接続関係をもつ多方向性スイッチを、スイッチモジュールSM3を構成する多方向性スイッチについては、端子C、I、D〜Fと接続関係をもつ多方向性スイッチを、それぞれ図9のように行い、残りのスイッチは全てオフにする。
風力発電機32cと負荷モータ32bとに着目すると、風力発電機32cからのエネルギーは、コンデンサC4〜C6、9つの多方向性スイッチを介して負荷モータ32bへ供給できる。この第3の動作モードでは、双方向スイッチのオン・オフ制御により、直接電力変換を電流通過素子数3で実現できる。
図5に示す電力変換システム30では、図6〜8に示す3つの動作モードに対応した電力変換スイッチ装置11および機械スイッチS1〜S9の接続の切り替えは、各系統間の電圧、電流またはモータ速度情報を用いて電子的に自動判断することにより行われる。
図5に示す電力変換システム30は、商用電源32aと風力発電機32cとのハイブリッドをもつ負荷モータ駆動システムに応用できる。例えば、風力が弱い時に、第1の動作モードを用いれば、商用電源32aから負荷モータ32bへエネルギーを供給するとともに、風力発電機32cのプロペラ回転数も維持できる。風力が強い時には、第2の動作モードを用いれば、風力発電機32cから負荷モータ32bへエネルギーを供給でき、さらに風力発電機32cから商用電源32aへのエネルギーの回生も可能になる。商用電源32aの停電時には、第3の動作モードを用いて、風力発電機32cから負荷モータ32bへ電力を供給して負荷モータ32bの運転を維持できる。このように、3つの系統(電源、負荷)の状況に応じて、それぞれの系統間を低損失で直接電力変換できる電力変換システム30が実現できる。
図10に示すように、実施例2の電力変換システム50は、電力変換スイッチ装置11と、3つの三相装置と、2つのフィルタ回路とを有している。三相装置は、電力変換スイッチ装置11の3つの三相接続部21a,21b,21cにそれぞれ接続された商用電源52aと、抵抗、インダクタ、キャパシタなどの線形素子およびダイオード、トランジスタなどの非線形素子からなる電気回路で構成された負荷(LOAD)52bと、フライホイール(FW)付き誘導電動機(IM)52cとから成っている。なお、誘導電動機52cは、同期電動機、永久磁石付き同期電動機でも実現できる。また、ここではモータの慣性エネルギーを大きくするために慣性モーメントの大きな慣性体を想定してフライホイールを用いているが、同様な慣性体でも実現できる。
フィルタ回路は、商用電源52aと電力変換スイッチ装置11との間に接続された第1LC回路53aと、負荷52bと電力変換スイッチ装置11との間に接続された第2LC回路53bとから成っている。第1LC回路53aは、コンデンサC1〜C3、リアクトルL1〜L3から成り、第2LC回路53bは、コンデンサC4〜C6、リアクトルL4〜L6から成っている。このように、フィルタ回路はスイッチを有しておらず、スイッチ切り替えによる等価回路の変更はできないが、システムを簡素化することができる。また、図11に示すように、電力変換スイッチ装置11も、実施例1の回路と比較して簡素化することができる。
図10に示す電力変換システム50は、電力変換スイッチ装置11の接続状態を任意に変えることにより、エネルギーの流れに関して大きく2つの動作モードに分けることができる。
第1の動作モードにおける電力変換スイッチ装置11の等価回路(スイッチモジュールSM1の場合)を、図12(a)に示す。図12(a)に示す等価回路は、スイッチモジュールSM1については、図10の三相接続部21cの端子Gと三相接続部21bの端子D〜Fとの間の双方向スイッチをオフにし、スイッチモジュールSM2については、三相接続部21cの端子Hと三相接続部21bの端子D〜Fとの間をオフにし、 スイッチモジュールSM3については、三相接続部21cの端子Iと三相接続部21bの端子D〜Fとの間のスイッチをオフにすることで得られる。
商用電源52aと負荷52bとに着目すると、図14に示す直接電力変換回路と等価な構成と見ることができる。したがって、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21bの端子D〜Fとの間の双方向スイッチ(S11ではSDA)により入出力波形の制御が可能になり、商用電源52aを直接電力変換して負荷52bへエネルギーを供給できる。また、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21cの端子G〜Iとは、互いに双方向スイッチ(S11ではSAG)を介して接続されている。商用電源52aとフライホイール付き誘導電動機52cとに着目すると、こちらも図14に示す直接電力変換回路と等価な構成と見ることができる。したがって、三相接続部21aの端子A〜Cと三相接続部21cの端子G〜Iとの間の双方向スイッチ(S11ではSAG)により入出力波形の制御が可能になり、商用電源52aから直接電力変換してフライホイール付き誘導電動機52cへエネルギーを供給できる。商用電源52aから負荷52bへの電力変換は、電流通過素子3つで実現でき、商用電源52aから誘導電動機52cへの電力変換も電流通過素子3つで実現できる。
第2の動作モードにおける電力変換スイッチ装置11の等価回路(スイッチモジュールSM1のS11,S14,S17の場合)を図12(b)に示す。図12(b)に示す等価回路は、スイッチモジュールSM1については、図9(b)に示すように、端子A、G、D〜Fと接続関係をもつ双方向スイッチS11,S14,S17の、SAGを常にオン、SDAを常にオフ、SDGをオン、オフ制御する。図9(b)はS11について示しているが、S14,S17もS11と同様の状態にする。また、スイッチモジュールSM1を構成する残りの多方向性スイッチは、全てオフにする。さらに、スイッチモジュールSM1同様の考え方で、スイッチモジュールSM2を構成する多方向性スイッチについては、端子B、H、D〜Fと接続関係をもつ双方向スイッチを、スイッチモジュールSM3を構成する多方向性スイッチについては端子C、I、D〜Fと接続関係をもつ双方向スイッチを、図9(b)のように行い、残りの多方向性スイッチは全てオフにする。
誘導電動機52cと負荷52bとに着目すると、慣性エネルギーの大きな誘導電動機52cからのエネルギーは、商用電源52a側のC1〜C3、電力変換スイッチ装置11を介して負荷52bへ直接電力変換により供給される。このとき、図14と同様に、直接電力変換を電流通過素子数3で実現できる。
図10に示す電力変換システム50では、図12に示す2つの動作モードに対応した電力変換スイッチ装置11の接続の切り替えは、各系統間の電圧、電流またはモータ速度情報を用いて電子的に自動判断することにより行われる。
図10に示す電力変換システム50は、フライホイール式エネルギー貯蔵を持つ無停電電源に応用できる。例えば、商用電源52aの正常時に第1の動作モードを用いれば、商用電源52aから負荷52bへエネルギーを供給するとともに、誘導電動機52cの回転数も維持して慣性エネルギー充電もできる。商用電源52aの停電時には、第2の動作モードを用い、誘導電動機52cから負荷52bへ電力を供給できる。なお、第1の動作モードで商用電源52aから誘導電動機52cへのエネルギーの充放電動作を利用すれば、商用電源52aに流れる電流波形も制御できる。例えば、負荷52bに低力率、非線形電流が流れても、商用電源52a側を高力率、正弦波電流波形に制御することも可能である。このように、3つの系統(電源、負荷)の状況に応じて、それぞれの系統間を低損失で直接電力変換できる電力変換システム50が実現できる。
以上では、三相、3つの装置の入出力について述べているが、本発明に係る電力変換スイッチ装置および電力変換システムは、単相にも多相にも応用可能であり、4つ以上の装置の入出力にも応用可能である。
10 電力変換システム
11 電力変換スイッチ装置
12a,12b,12c 三相装置
13a,13b,13c フィルタ回路
21a,21b,21c 三相接続部
22 スイッチ回路
A,B,C,D,E,F,G,H,I 端子
SM1、SM2、SM3 スイッチモジュール
S11〜S19 多方向性スイッチ
SAG、SDA、SGD 双方向スイッチ

Claims (6)

  1. 三相電源または三相負荷に接続可能な3つの三相接続部と、
    各三相接続部の3つの端子から1つずつ選ぶときの、全ての端子の組合せについて、各組合せの3つの端子を互いに接続可能に構成されたスイッチ回路とを、
    有することを特徴とする電力変換スイッチ装置。
  2. 前記スイッチ回路は、前記各組合せの3つの端子を互いに双方向スイッチで接続して成ることを、特徴とする請求項1記載の電力変換スイッチ装置。
  3. 請求項1または2記載の電力変換スイッチ装置と、
    三相電源または三相負荷から成り、前記電力変換スイッチ装置の各三相接続部にそれぞれ接続された3つの三相装置とを、
    有することを特徴とする電力変換システム。
  4. 各三相装置のうち少なくとも1つの三相装置とその三相装置が接続された三相接続部との間に接続されたフィルタ回路を、有することを特徴とする請求項3記載の電力変換システム。
  5. 請求項1または2記載の電力変換スイッチ装置と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、一つの三相接続部に接続された三相電源と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、他の一つの三相接続部に接続された三相負荷と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、残りの一つの三相接続部に接続された三相発電機と、
    前記三相電源とその三相電源が接続された前記一つの三相接続部との間に接続された第1フィルタ回路と、
    前記三相発電機とその三相発電機が接続された前記残りの一つの三相接続部との間に接続された第2フィルタ回路とを、
    有することを特徴とする電力変換システム。
  6. 請求項1または2記載の電力変換スイッチ装置と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、一つの三相接続部に接続された三相電源と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、他の一つの三相接続部に接続された三相負荷と、
    前記電力変換スイッチ装置の3つの三相接続部のうち、残りの一つの三相接続部に接続された三相発電機と、
    前記三相電源とその三相電源が接続された前記一つの三相接続部との間に接続された第1フィルタ回路と、
    前記三相負荷とその三相負荷が接続された前記残りの一つの三相接続部との間に接続された第2フィルタ回路とを、
    有することを特徴とする電力変換システム。

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RU2535951C1 (ru) * 2010-12-01 2014-12-20 Тойота Дзидося Кабусики Кайся Аппаратура беспроводной подачи энергии, транспортное средство и способ управления системой беспроводной подачи энергии

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