JP2010206842A - 無線ネットワークにおける経路選択 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はオンデマンド型経路選択プロトコルにおける経路要求メッセージの処理に関する。
【解決手段】 無線ネットワーク内の発信元ノードと宛先ノードとの間の経路を発見する方法であって:該発信元ノードにより送信された経路要求メッセージを受信する段階;及び前記宛先ノードへの有効な経路を有する第1の中間ノードにより、該経路要求メッセージに経路応答メッセージで応答する段階;を有する方法。
【選択図】図4

Description

本発明は無線ネットワークに関し、特に無線メッシュ型ネットワークに関する。更に詳細には、本発明はオンデマンド型経路選択プロトコルにおける経路要求メッセージの処理に関する。
オンデマンド型経路選択プロトコル、例えばIETFのMANET作業部会により定められたアドホック・オンデマンド距離ベクトル(AODV、Ad Hoc On-demand Distance Vector)経路選択プロトコルは、経路要求及び経路応答の機構を用い、無線メッシュ/アドホック・ネットワーク内の2つのノード間の経路を確立する。送信元ノードがデータ・パケット/フレームを宛先ノードへ送信したいとき、送信元ノードが宛先ノードへの有効経路を有さず当該有効経路を必要とする場合、送信元ノードは、経路要求(RREQ、Route Request)メッセージをネットワークを介して流すことにより宛先への経路を発見する。送信元へ戻る逆方向経路は、ネットワーク内のノードがRREQを受信し転送する際にそれらのノードにより作成される。ノードがRREQを受信すると、(1)受信ノード自身が宛先である、又は(2)受信ノードが宛先への有効経路を有し且つRREQの「宛先のみ(destination only)」「D」フラグが偽に設定されている、の何れかの場合に、受信ノードは経路応答(RREP、Route Reply)メッセージを生成することによりこの要求に応答する。RREPは確立された逆方向経路を通じユニキャストで送信元ノードへ転送される。このようにして中間ノード、及び最終的には送信元ノードで宛先への順方向経路が作成される。確立された経路は、所与の経路寿命の範囲内で使用されない場合に有効期限が切れる。
AODVでは、RREQメッセージの「宛先のみ」フラグは送信元ノードにより設定され、中間ノードにより変更されない。RREQの「宛先のみ」フラグが送信元ノードにより設定されている場合、中間/受信ノードが宛先ノードへの有効経路を有する場合でさえ、中間ノードはRREQに対しRREPメッセージで応答しない。中間ノードはRREQを自身の近隣へ転送/再送する。宛先ノードがこのRREQに対し応答するだけである。この動作モードでは、送信元ノードと宛先ノードとの間の最新の最適経路は最終的に処理中に発見されるが、経路発見待ち時間は長くなり得る。短い待ち時間は、音声及びビデオ通信のような実時間用途にとって非常に重要である。
「宛先のみ」フラグが送信元ノードにより設定されない場合、宛先ノードへの有効経路を有する如何なる中間ノードもRREQに対しRREPメッセージで応答する。RREPメッセージは送信元ノードへユニキャストで返送され、宛先ノードへの順方向経路を確立する。RREQ内の「無償RREP」(「G」)フラグが設定されている場合、この中間ノードは無償RREPを宛先ノードへユニキャストする。従って宛先ノードは送信元ノードへの経路を学習する。しかしながら、AODVでは、(中間ノードが宛先ノードへの有効経路を有するので)中間ノードがRREPを生成する場合、中間ノードはRREQを廃棄する。この手法では、送信元ノードが宛先ノードの応答を待つ必要がないので、送信元ノードは宛先ノードへの経路をより迅速に発見し得る。しかしながら、中間ノードにキャッシュされた経路は宛先ノードへの最良経路でないかも知れないので、最良のエンド・ツー・エンド経路は発見されないかも知れない。メトリックは無線ネットワークの動態により変化され得るので、キャッシュされた経路は価値が無くなってしまう。つまり、ネットワーク・トポロジー、経路メトリック、等の変化により、中間ノードにキャッシュされた経路は劣化するか、又はより良いエンド・ツー・エンドメトリックを有する他の経路が利用可能となり他の経路をより価値あるものにし得る。
本発明により解決される問題は、RREQ及びRREP機構を用い、送信元ノードと1又は複数の宛先ノードとの間の最良経路を迅速に発見する方法である。
本発明は、オンデマンド型プロトコル、例えばAODVで経路要求(RREQ)メッセージを処理/転送し経路応答(RREP)メッセージを作成し、それにより無線メッシュ/アドホック・ネットワークで有意な経路発見遅延/待ち時間を生じることなく最良経路が発見され得る方法及びシステムを開示する。特に、送信元ノードが宛先ノードへの経路を発見したい場合、送信元ノードは、宛先リスト内に宛先ノードを指定しメトリック・フィールドを0に初期化して、ネットワークにRREQメッセージを流布する。RREQメッセージは、宛先ノード毎に新たなフラグ「中間応答(IR)」を有する。送信元ノードは、RREQの流布を開始するときに、宛先ノードへの経路を発見するために、RREQメッセージ内の宛先ノードに対応するフラグを設定する。RREQを流布する間、宛先ノードへの有効経路を有する最初の中間ノードは、RREQメッセージに対しRREPメッセージで応答する。RREPメッセージは送信元ノードへユニキャストで送信され、それにより宛先への一時的順方向経路を迅速に確立する。従って、送信元ノードはこの一時的順方向経路を用い、短い経路発見遅延/待ち時間でデータ・パケット/フレームを送信し得る。最初の中間ノードBはRREQメッセージの「IR」フラグをリセット/クリアし、更新されたRREQメッセージを宛先ノードへ向けて下流へ転送する。RREQの「IR」フラグはリセットされているので、下流の中間ノードが宛先ノードへの有効経路を有する場合でさえ、下流の中間ノードはRREQに応答せず、伝搬するだけである。RREQは最終的に宛先ノードに到着する。宛先ノードは、エンド・ツー・エンドのメトリックに基づき最良の経路/パスを選択し、新たなRREPを送信元ノードへ送信し、送信元ノードと当該宛先ノードとの間の最良経路を確立し得る。最良経路が中間ノードからのRREPを介し確立された一時的順方向経路と異なる場合、最良経路が確立されると、送信元ノードは最良経路を切り替える。
システム及び方法が記載され、前記システム及び方法は、無線ネットワーク内の送信元ノードと宛先ノードとの間の経路を発見し、前記送信元ノードにより経路要求メッセージの中間応答フラグを設定する段階;前記無線ネットワークに前記経路要求メッセージを流布する段階;前記宛先ノードへの有効経路を有する第1の中間ノードにより前記経路要求メッセージに対し経路応答メッセージで応答する段階、を有する。システム及び方法は次に、前記経路要求メッセージを更新し;及び前記無線ネットワークに前記経路要求メッセージを再び流布する。前記応答する段階は、結果として前記無線ネットワークの前記送信元ノードと前記宛先ノードとの間の一時的順方向経路を確立する。また、経路応答メッセージが第1の経路応答メッセージになる場合に最良経路を発見するシステム及び方法が記載される。前記最良経路を発見するシステム及び方法は、前記宛先ノードにより受信された経路要求メッセージ内の受信された累積メトリックに基づき、前記宛先ノードと前記送信元ノードとの間の最良経路を前記宛先ノードにより選択する段階;更なる経路応答メッセージを作成する段階;及び前記更なる経路応答メッセージを前記送信元ノードへユニキャストする段階、を更に有する。前記一時的順方向経路が前記最良経路である場合、前記更なる経路応答メッセージは確認として機能し、前記一時的順方向経路が前記最良経路でない場合、前記更なる経路応答メッセージが前記送信元ノードにより受信されると、前記更なる経路応答メッセージは前記最良経路を確立するよう機能する。
本発明は、図と関連した以下の詳細な記載を読むことにより理解される。
RREQメッセージ・フォーマットの例である。 本発明の原理による無線メッシュ・ネットワークの概略図である。 本発明の原理による無線メッシュ・ネットワークの概略図である。 本発明が用いられる場合を示すオンデマンド型経路選択プロトコルのフローチャートである。 本発明の方法のフローチャートである。 本発明の原理によるノードのブロック図である。
送信元ノード/メッシュ・ポイントは、データ・パケット/フレームを特定の宛先ノードへ送信したい場合に自身の経路選択テーブルの経路を調べる。有効な経路が存在する場合、送信元ノード/メッシュ・ポイントは、データ・パケット/フレームを当該宛先ノードに対し経路選択テーブルで指定された次のホップへ送信する。如何なる有効経路も存在しない場合、送信元ノードは、経路要求(RREQ)メッセージを無線メッシュ/アドホック・ネットワークを介し送信することにより経路発見を開始する。データ・パケット/フレームはノード内で/ノードにより、又はノードが無線アクセス・ポイントである場合にノードと関連付けられた局から生成され得る。場合によっては送信元ノードは複数の宛先ノードへの経路/パスを発見する必要がある。送信元ノードは各宛先に対しRREQを流布するか、又は経路選択オーバーヘッドを減らし、ネットワークに複数の宛先ノード・アドレスを含むリストを埋めこまれた単一のRREQメッセージを流して良い。
図1は、可能な他の形式のRREQメッセージ・フォーマットの例である。RREQメッセージは、例えば生成元/送信元ノード・アドレス、生成元シーケンス番号、宛先ノード・アドレス、及び宛先シーケンス番号(又は、宛先の数、及び宛先アドレスとそれらのシーケンス番号のリスト)、RREQ ID、メッセージID、メッセージ長、有効期間(TTL)、ホップ数、経路選択メトリック、フラグ、及び他の情報を有する。フラグ「宛先のみ」(「D」)及び「無償RREP」(「G」)に加え、本願明細書で「中間応答」(IR)フラグと称される新たなフラグがRREQメッセージに含まれる。「D」及び「G」フラグは従来のAODVのように伝達される。これら2つのフラグは送信元ノードにより設定/使用されず、中間ノード及び宛先ノードにより無視される。ある代案の実施例では、RREQメッセージは「D」及び「G」フラグを全く含まない。RREQメッセージが宛先アドレスのリストを伝達する場合、それぞれ宛先アドレスに対応する複数の「中間応答」フラグがRREQメッセージに含まれる。送信元ノードは、1又は複数の宛先アドレスへの経路を発見したい場合、当該宛先アドレスに対応する「中間応答」(IR)フラグを設定する。留意すべき点は、宛先ノード・アドレスがインターネット・プロトコル(IP)アドレス又は第2層(媒体アクセス制御、MAC)アドレスであり得ることである。ネットワーク状態の変化に適応するため、及びノード間の最良メトリックの経路を維持するために、アクティブな送信元ノードのそれぞれは、任意的に無線メッシュ/アドホック・ネットワークで周期的なRREQメッセージ(保守RREQ)を通信相手の宛先アドレスへ送信して良い。保守RREQ内の「IR」フラグは設定されない。中間ノード及び宛先ノードは、発見段階で非保守RREQを処理するために用いられた規則と同一の規則に従い保守RREQを処理する。
従って、無線メッシュ・ネットワークで非保守及び保守RREQメッセージの流布の結果として、RREQの生成元(発信元ノード)への逆方向経路が中間ノード及び宛先ノードで確立/更新されることが分かる。非保守RREQメッセージの流布はまた、宛先ノード及び恐らく中間ノードからのRREQメッセージを引き起こす。保守RREQメッセージの流布は、宛先ノードからのRREQメッセージを引き起こす。
中間ノード又は宛先ノードは、RREQメッセージを受信すると、RREQメッセージが送信元ノードへの現在の逆方向経路より良いメトリックを提供する経路/パスを通過した場合、RREQメッセージが宛先ノードへの逆方向経路を生成するか、又は自身の現在の逆方向経路を更新する。留意すべき点は、各ノードが同一のRREQメッセージ(同一の送信元ノードで発生し同一のRREQ IDを有する)の複数の複製を受信し、各RREQメッセージが送信元ノードから受信/中間/宛先ノードへの異なる経路を通過することである。逆方向経路が生成若しくは変更された場合、又はRREQメッセージの「第一複製」である場合、RREQメッセージは転送される(再送される)。「第一複製」は本願明細書では、RREQメッセージの当該複製が最初の複製である、又は当該受信/中間/宛先ノードが当該特定のRREQメッセージの生成元アドレス及びRREQ IDにより識別された当該特定のRREQメッセージを最初に受信した若しくは見たことを意味する。中間ノードがRREQメッセージを転送する場合、RREQメッセージのメトリック・フィールドは更新され、中間ノードからRREQの送信元ノードへの経路の累積メトリックを反映する。更に、受信したRREQメッセージの宛先ノードのリストに含まれる宛先ノードの宛先ノード用「IR」フラグが設定され、且つ中間ノードが宛先ノードへの有効経路を有する場合、中間ノードはRREQメッセージに対し経路応答RREPメッセージで応答する。この経路応答メッセージは送信元ノードへユニキャストで送信され、宛先ノードへの順方向経路を確立する。送信元ノードは次にこの経路を用い、データ・フレーム/パケットを宛先ノードへ直ちに送信する。中間ノードは、RREQメッセージに対しRREQ宛先ノード・リスト内の宛先ノードへのRREPメッセージで応答する場合、ネットワークに更新されたRREPメッセージを再送する前にRREPメッセージ内の当該宛先ノード用の「IR」フラグをリセット/クリアする。RREPメッセージが送信された後に「IR」フラグがリセットされる理由は、下流の中間ノードからの如何なるRREPメッセージをも抑制するためである。RREQメッセージの流布により伝送された経路に沿った宛先ノードへの有効経路を有する最初の中間ノードは、当該宛先ノードに対しRREPメッセージで応答する。RREQメッセージ内の宛先に対する「IR」フラグがリセット/クリアされた場合、中間ノードは、宛先ノードへの有効経路を有する場合でもRREPメッセージで応答すべきではない。
送信元ノードへの逆方向経路を生成/確立した後、宛先ノードはユニキャストRREPメッセージを送信元ノードへ返送する。中間ノードは、RREPメッセージを受信すると宛先ノードへの順方向経路を生成し、そしてRREPメッセージを送信元ノードへ向けて転送する。送信元ノードは、RREPメッセージを受信すると、宛先ノードへの順方向経路を生成する。宛先ノードがより良いメトリックを有する更なるRREQメッセージを受信した場合、宛先ノードは送信元ノードへの自身の経路を新たな経路に更新し、新たなRREPメッセージを更新された経路に沿って送信元ノードへ返送する。新たなRREPメッセージは、送信元ノードから宛先ノードへのより良い(更新された)順方向経路を中間ノードで、そして最終的に送信元ノードで確立する。一旦このより良い順方向経路が確立されると、送信元ノードは当該経路を用いデータを送信する。最終的に、双方向の、最良のエンド・ツー・エンドのメトリックの経路が送信元ノードと宛先ノードとの間に確立される。この手法を用いると、宛先ノードへの有効経路を有する中間ノードがRREPメッセージに対し応答し、送信元ノードは当該RREPメッセージにより確立される宛先ノードへの経路を迅速に得ることができる。当該経路が送信元ノードと宛先ノードとの間の最良のエンド・ツー・エンドのメトリックの経路でない場合、当該経路は後に最良経路に更新される。
図2を参照する。図2は無線メッシュ/アドホック・ネットワークの経路要求(RREQ)メッセージの流布を示す。宛先ノードEへの有効経路を有する中間ノードBはRREPメッセージにRREPメッセージで応答する。例として、送信元ノードAが宛先ノードEへの経路を発見しようとする場合を検討する。送信元ノードAは、無線メッシュ/アドホック・ネットワークで設定された「IR」フラグを有する経路要求(RREQ)メッセージを流布する。中間ノードBは既に宛先ノードEへの有効経路B−C−D−Eを有する。中間ノードBは、RREQを受信すると、送信元ノードへの逆方向経路を生成する。当該送信元ノードから、中間ノードBはRREQを逆方向経路/パスの次のホップ(送信元ノードA)として受信する。中間ノードBは宛先ノードEへの有効経路を有し且つRREQの「IR」フラグが設定されているので、中間ノードBはRREQに対しユニキャストRREPで応答する。RREPは宛先ノードEへの順方向経路を送信元ノードA内に確立する。送信元ノードAが中間ノードBからのRREPにより宛先ノードEへの経路/パスを生成すると直ぐに、送信元ノードAは宛先ノードEへ経路A−B−C−D−Eを介しデータ・パケット/フレームを送信し始めることができる。中間ノードBはRREQメッセージの「IR」フラグをリセットし、当該メッセージを更に転送する。「IR」フラグをリセットする理由は、宛先ノードへの有効経路を有する最初の中間ノードのみへ流布されたRREQへの応答を制限するためである。下流の他の中間ノード、例えばC及びDは、「IR」フラグが設定されていないので、RREPによりこのRREQに応答する必要がない。中間ノードF、G、及びHは宛先ノードEへの有効経路を有さないと仮定する。中間ノードF、G、及びHは、流布されたRREQメッセージを受信すると、送信元ノードAへの逆方向経路を生成する。送信元ノードAから、中間ノードF、G、及びHのそれぞれはRREQを逆方向経路の次のホップとして受信する。中間ノードF、G、及びHのそれぞれは、次にRREQメッセージを更に転送する。
この例では、宛先ノードEは、それぞれ異なる経路A−B−C−D−E、A−F−G−H−Eを伝達するこのRREQの2つの複製を受信する。2つのRREQがA−B−C−D−E、及びA−F−F−G−Eの順に宛先ノードEに到達すると仮定すると、宛先ノードEは先ず、中間ノードEがRREQを経路/パスA−B−C−D−Eで受信すると直ぐに、中間ノードDを通る送信元ノードAへの経路を作成する。この時、送信元ノードAへの逆方向経路が中間ノードB、C、及びDで確立されている。宛先ノードEは経路E−D−C−B−Aに沿ってRREPを送信する。RREPは経路A−B−C−D−Eをリフレッシュするだけである。RREQ宛先リストに何らかの他の宛先ノード、例えばノードIが存在する場合、宛先ノードEは自身を宛先リストから削除し、RREQを(例えばノードIへ)更に転送する。RREQ宛先リストに他の如何なる宛先ノードも存在しない場合、RREQは転送されない。
図3を参照すると、無線ローカル・エリア・メッシュ・ネットワークが示され、宛先ノードEは、(1)RREQをA−B−C−D−Eを通じて受信するとRREPを返送し、(2)新たなRREPを送信し、A−F−G−H−Eを通じてRREQを受信した後により良い順方向経路/パスを確立する。宛先ノードEがA−F−G−H−Eに沿って到来するRREQを受信すると、宛先ノードEは当該RREQが現在の順方向経路/パスA−B−C−D−Eより良いメトリックを有するAへの経路に沿って到来したと決定する。従って、宛先ノードEは中間ノードDから中間ノードHへの次のホップを変更/更新し、メトリックを更新する。宛先ノードEは次に、ユニキャストRREPを、中間ノードHを通じて送信元ノードAへ返送し、RREQ宛先リストに1又は複数の他の宛先ノードが存在する場合はRREQを更新し転送する。RREPは中間ノードH、G、及びFを介し送信元ノードAへの経路を確立する。送信元ノードAは当該RREPを受信すると、中間ノードBから中間ノードFへの次のホップを変更/更新する。宛先ノードEへの経路はA−F−G−H−Eに変更される。
図4を参照すると、RREQメッセージを処理するフローチャートが示される。ノードはRREQメッセージを受信すると、先ず必要に応じて410で、当該ノードがRREQメッセージを受信した前のホップへの逆方向経路を生成/確立、又は更新する。中間/受信ノードは次に、RREQの生成元への逆方向経路を次のように生成又は更新して良い。415及び420で、RREQメッセージの生成元への逆方向経路が経路選択テーブルに存在しない又は無効である場合、当該逆方向経路は生成又は更新される。RREQ生成元への逆方向経路のための経路選択テーブル内の次のホップは、前のホップ(このノードからRREQメッセージが受信された)になる。RREQ発生元への有効な逆方向経路が存在する場合、425で、RREQメッセージ内の送信元シーケンス番号は、逆方向経路の経路選択テーブル内の経路エントリのシーケンス番号と比較される。RREQメッセージ内のシーケンス番号が古い場合、445で、当該シーケンス番号は外され、更なる処理が行われる。そうでなければ、430で、新たなメトリックが経路選択テーブル内の生成元への現在の経路のメトリックより良い場合、生成元への現在の逆方向経路は変更される。新たなメトリックはRREQメッセージ内のメトリックにRREQメッセージを送信したノードと当該RREQメッセージを受信したノードとの間のリンク・メトリックを加算して定められる。新たなメトリックが経路選択テーブル内の現在の逆方向経路のメトリックより良いが、435で、RREQ内の送信元シーケンス番号が逆方向経路の経路選択テーブル内のシーケンス番号より大きい(新しい)場合、450で、中間ノードは、メッシュ・ネットワークが任意の履歴処理及び最良の経路候補キャッシュ機能に対応しているか否かを検査する。これらの任意の処理機能に対応していない場合、455で、RREQ生成元への逆方向経路は更新される。逆方向経路が生成又は変更されると、逆方向経路の経路選択テーブル内のシーケンス番号は、RREQメッセージ内の送信元シーケンス番号に設定され、次のホップはRREQメッセージを送信したノードになり、メトリックは新たなメトリックに設定され、そしてホップ数はRREQメッセージ内のホップ数より1多く設定される。
420及び440で、送信元ノードへの逆方向経路が生成又は変更された場合、或いはRREQメッセージが新たなRREQメッセージの最初の複製である(以前に送信元からのRREQ IDがない)場合、475で、本願明細書に記載されたRREQ転送及びRREP生成ルーチンが実行される。他の場合には、本願明細書に記載されたRREQ転送及びRREP生成ルーチンがノードにより実行されて良い。例えば、特定の最良経路候補キャッシュ方法では、RREQメッセージは、経路候補をキャッシュする間、タイマーを有する待ち行列に格納されて良い。待ち行列のタイマーが満了すると、RREQ転送及びRREP生成ルーチンが実行される。
送信元ノードは定期保守RREQメッセージを送信し、自身のアクティブな順方向経路及び逆方向経路をリフレッシュして良い。送信元が保守RREQメッセージを送信する度に、経路リフレッシュ期間が呼び出される。場合によっては、既に送信元ノードへの最良逆方向経路を有するノードは、RREQメッセージを現在の最良メトリック経路を通じて受信する前に、新たなシーケンス番号を有するが送信元ノードへの最悪のメトリックの経路を有するRREQメッセージを受信する。更に、現在の最良メトリック経路に沿って伝搬されたRREQメッセージの複製は、流布の間に失われ得る。これらの事象はルート・フラッピングを生じ得る。各経路リフレッシュ期間の間にルート・フラッピングを低減し最良経路を選択するために、ある種の履歴及び最良経路候補キャッシュ機構が用いられて良い。460で履歴及び最良経路候補キャッシュのオプションがメッシュ・ネットワークに実装されていると決定された場合、中間ノードは経路選択テーブルを更新し、RREQメッセージ内の送信元シーケンス番号が経路選択テーブル内のシーケンス番号より大きい(新しい)場合、閾値より大きい値だけ逆方向経路を変更する。そうでなければ、465で逆方向経路は見込み代替経路候補としてキャッシュされる。
ノードは次に、現在の逆方向経路が劣化し逆方向経路候補より悪化したことを学習した場合、同一のリフレッシュ期間内により早く学習された経路候補に変更することができる。本発明は、RREQメッセージを転送しRREPメッセージを生成して、無線メッシュ・ネットワークで長い経路発見遅延/待ち時間を有さずに最良経路を発見する方法及びシステムを記載した。本発明の方法は、履歴及び候補/代替経路キャッシュを有し又はそれらを有さず動作する。
図5を参照すると、本発明のRREQ転送及びRREP生成方法のフローチャートが示される。505で、ノードは、当該ノードが宛先ノードかどうか、つまり当該ノードの1又は複数のアドレス(self_addr)がRREQメッセージの宛先リスト内の要求された宛先アドレスrreq.destと一致するかどうかを決定する。留意すべき点は、ノード自身が複数のアドレスを有して良く、又はノードが他のノードのプロキシーであって良いことである。例えば、ノードはアクセス・ポイントであり、当該ノードに関連付けられた従来の局の代わりに(当該局のプロキシー)経路選択メッセージを生成/管理して良い。この場合の機能は、ノードが複数のアドレスを有する状況と似ている。関連付けられた局の宛先アドレスは、アクセス・ポイントのエイリアス・アドレスとして扱われて良い。RREQメッセージの宛先リスト内に指定された1又は複数のアドレスが当該ノードに属するか、又はノードの1つが当該ノードをプロキシーとして用いる場合、当該ノードは宛先ノードである。RREQメッセージ内で宛先ノードはあるノードによりプロキシーされたノードであり、当該ノードが当該RREQメッセージを受信すると、当該ノードは、宛先ノード・アドレスが当該ノード自身のアドレスであるかのようにRREQメッセージを処理して良い。更に、ノードはRREQメッセージの宛先リスト内の要求アドレスに対する宛先ノードであって良いが、RREQメッセージの宛先リスト内の別の要求アドレスに対する中間ノードでも良い。ノードの1又は複数のアドレスがRREQメッセージの宛先リスト内の要求宛先アドレスと一致する場合、510で、ノードはユニキャストRREPメッセージを生成し、これらの一致した宛先アドレスに対しRREQメッセージの生成元へ送信する。515で、宛先ノードはRREQメッセージの宛先リストから自身のアドレス/プロキシー・アドレスを削除する。その後、520で、如何なる要求アドレスもRREQメッセージの宛先リスト内に残っていない場合、525で、RREQメッセージは廃棄される。ノードがRREQメッセージの宛先リスト内の如何なる要求アドレスに対しても宛先ノードでない場合、又は当該ノードのアドレス以外にRREQメッセージの宛先リスト内に他の要求アドレスが存在しない場合、つまり当該ノードがRREQメッセージの宛先リスト内の1又は複数のアドレスに対し中間ノードである場合、当該ノードはRREQメッセージの宛先リスト内の残りのアドレスを次のように調べる。rreq.dest[i]はRREQメッセージの宛先リスト内の(i+1)番目のアドレスを表すと仮定する。545で、ノードはインデックス(例えば、i)を初期化し、そして550でrreq.dest[i]、つまりRREQメッセージの宛先リスト内の最初のアドレスを検査し、rreq.dest[i]により表される宛先ノードへのアクティブな順方向経路が存在するかどうかを決定する。中間ノードが宛先へのアクティブ経路を有する場合、宛先ノードへの経路は有効であり(555)、元のRREQメッセージ内に示されるシーケンス番号と少なくとも同じ大きさを有し(560)、「中間応答(IR)」フラグが設定され(570)、575で中間ノードはこの要求宛先アドレスへのRREPメッセージを生成し、生成したRREPメッセージをユニキャストでRREQメッセージの生成元へ現在の逆方向経路に沿って送信する。580で、RREQメッセージ内のこの要求宛先のための「IR」フラグはリセットされる。590で、ノードはインデックスを(例えば、1だけ)増加し、RREQメッセージの宛先リスト内に更なるアドレスがあるかどうかを調べる。RREQメッセージの宛先リスト内に更なるアドレスが存在する場合、550から開始する上述のループが繰り返し実行される。つまり、RREPメッセージが次の要求宛先へ送信される必要がある場合、ループが繰り返される。ループは、RREPメッセージの宛先リスト内の全てのアドレスが検査されるまで繰り返される。
530で、元の入来するRREQメッセージが調べられ、有効期間(TTL)値が1より大きいかどうか判定する。535で、TTL値が1より大きい場合、元のRREQメッセージ内の情報は更新され、出て行くRREQメッセージ内のTTL値を例えば1だけ減少する。535で、送信元シーケンス番号、メトリック及びホップ数は、送信元のための更新された経路エントリ内の対応する情報に設定される。540で、更新されたRREQメッセージは転送される。
留意すべき点は、宛先ノードが1又は複数のアドレスを処理/プロキシーして良く、中間ノードが1又は複数の宛先アドレスへの有効経路を有して良いことである。RREQメッセージは、1又は複数の宛先アドレスを自身の宛先アドレス・リストで伝達して良い。処理/中間/宛先ノードは、上述の条件を満足し、RREPメッセージをRREQメッセージの宛先リスト内の複数の要求アドレスに対し送信して良い。ノードは、RREPメッセージを複数の宛先に対し送信する場合、複数のRREPメッセージ、宛先毎に1つのメッセージを送信して良い。或いは当該ノードは、アドレス・リスト内の複数のアドレスを有する単一の集約されたRREPメッセージを送信して良い。
図6は、本発明のノード600を詳細に示すブロック図である。ノードは、接続品質及び負荷測定モジュール605、経路メトリック計算モジュール610、経路選択モジュール615、及び通信モジュール620を有する。接続品質及び負荷測定モジュール605は、自身の近隣のそれぞれへの接続/チャンネルの品質及び負荷を測定する。接続品質及び負荷測定モジュール605は、測定結果を経路メトリック計算モジュール610へ提供する。それにより、経路メトリック計算モジュール610は自身の近隣のそれぞれへの接続コスト/メトリックを決定し得る。留意すべき点は、ノードが複数の近隣、複数の無線インターフェース、及び複数の物理/論理チャンネル/接続を有して良いことである。それら全ては測定される必要がある。各ノードの経路メトリック計算モジュール615は、接続品質及び負荷測定モジュールにより生成された測定結果及び他の情報を用い、当該ノードが通信する各ノードの経路メトリックを計算する。経路メトリックは周期的に更新される。経路選択モジュール615は、経路/パスを決定し、計算された経路メトリックに基づきデータを宛先ノードへ転送/通信する。経路選択モジュール615は、経路選択制御メッセージ及びデータを、メッシュ・ネットワーク内の他のノードと通信モジュール620を介し交換する。留意すべき点は、ノードが1又は複数の無線通信インターフェース及び他の通信インターフェースを有して良いことである。理解されるべき点は、経路選択モジュールが実際にはいくつかのより小さい単位を有するか、又は本願明細書に記載された他のモジュールと結合されて良いことである。更に理解されるべき点は、(特に図3及び4に関連して)本願明細書に記載された処理が、経路選択モジュール内で若しくは経路選択モジュールにより実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの如何なる組合せであっても良いことである。
理解されるべき点は、本発明はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特定用途プロセッサー、又はそれらの組合せの種々の形式で、例えば携帯端末、アクセス・ポイント、又は携帯電話網内に実施され得ることである。好ましくは、本発明はハードウェア及びソフトウェアの組合せとして実施される。更に、ソフトウェアは、望ましくは、プログラム格納装置に明白に組み込まれたアプリケーションプログラムとして実施される。アプリケーションプログラムは、如何なる適切なアーキテクチャを有する機械にアップロードされ、そして実行されて良い。望ましくは、機械は、1つ以上の中央演算処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリー(RAM)、及び入力/出力(I/O)インターフェースのようなハードウェアを有するコンピューター・プラットフォームに実施される。コンピューター・プラットフォームはまた、オペレーティング・システム及びマイクロ命令コードを有する。本願明細書に記載された種々の処理及び機能は、オペレーティング・システムを介し実行され得るマイクロ命令コードの一部又はアプリケーションプログラムの一部(又はそれらの如何なる組合せ)の何れであって良い。更に、追加データ格納装置及び印刷装置のような種々の他の周辺装置は、コンピューター・プラットフォームに接続されて良い。
更に理解されるべき点は、システムを構成する構成要素のいくつか及び図面に示された方法の段階は、望ましくは、ソフトウェアで実施され、システム構成要素間(又は処理段階間)の実際の接続は、本発明がプログラムされる方法に依存して異なり得ることである。本願明細書の教示により、当業者は、本発明のこれら及び同様の実施又は設定を実施可能である。

Claims (24)

  1. 無線ネットワーク内の発信元ノードと宛先ノードとの間の経路を発見する方法であって:
    該発信元ノードにより送信された経路要求メッセージを受信する段階;及び
    前記宛先ノードへの有効な経路を有する第1の中間ノードにより、該経路要求メッセージに経路応答メッセージで応答する段階;
    を有する方法。
  2. 前記経路要求メッセージを更新する段階;及び
    前記無線ネットワークに前記更新された経路要求メッセージを再び流布する段階;
    を更に有する請求項1記載の方法。
  3. 前記応答する段階により、前記無線ネットワークの前記発信元ノードと前記宛先ノードとの間の一時的な転送経路を確立する、
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記更新する段階は、
    フラグをクリアする段階;及び
    前記経路要求メッセージ内のメトリックを、前記無線ネットワークの前記発信元ノードと前記宛先ノードとの間の前記経路の累積メトリックで更新する段階;
    を更に有する、
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 前記無線ネットワークは、無線メッシュ型ネットワークである、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記応答する段階の前記経路応答メッセージは、前記発信元ノードへユニキャストされる、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記宛先ノードのアドレスは、インターネット・プロトコル・アドレス及び媒体アクセス制御アドレスのうちの1つである、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記宛先ノードは、プロキシ及びアクセス・ポイントの一方と関連付けられた複数の宛先ノードを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記発信元ノードが前記経路応答メッセージを受信すると、前記一時的な転送経路はデータの送信に利用可能である、
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  10. 前記経路は、最良の経路であり、
    前記経路応答メッセージは、第1の経路応答メッセージである、
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  11. 前記宛先ノードから更なる経路応答メッセージを受信する段階;
    を更に有し、
    該更なる経路応答メッセージは、前記宛先ノードにより受信された経路応答メッセージ内の累積メトリックに基づき、前記宛先ノードと前記発信元ノードとの間の前記最良の経路を有する、
    ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記一時的な転送経路が前記最良の経路である場合に、前記更なる経路応答メッセージは、確認として機能し、
    前記一時的な転送経路が前記最良の経路でない場合に、前記送信元ノードにより前記更なる経路応答メッセージが受信されると、前記更なる経路応答メッセージは、前記最良の経路を確立するよう機能する、
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 無線ネットワーク内の発信元ノードと宛先ノードとの間の経路を発見するシステムであって:
    該発信元ノードにより送信された経路要求メッセージを受信する手段;及び
    前記宛先ノードへの有効な経路を有する第1の中間ノードにより、該経路要求メッセージに経路応答メッセージで応答する手段;
    を有するシステム。
  14. 前記経路要求メッセージを更新する手段;及び
    前記無線ネットワークに前記更新された経路要求メッセージを再び流布する手段;
    を更に有する請求項13記載のシステム。
  15. 前記応答する手段により、前記無線ネットワークの前記発信元ノードと前記宛先ノードとの間の一時的な転送経路を確立する、
    ことを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 前記更新する手段は、
    フラグをクリアする手段;及び
    前記経路要求メッセージ内のメトリックを、前記無線ネットワークの前記発信元ノードと前記宛先ノードとの間の前記経路の累積メトリックで更新する手段;
    を更に有する、
    ことを特徴とする請求項14記載のシステム。
  17. 前記無線ネットワークは、無線メッシュ型ネットワークである、
    ことを特徴とする請求項13記載のシステム。
  18. 前記応答する手段の前記経路応答メッセージは、前記発信元ノードへユニキャストされる、
    ことを特徴とする請求項13記載のシステム。
  19. 前記宛先ノードのアドレスは、インターネット・プロトコル・アドレス及び媒体アクセス制御アドレスのうちの1つである、
    ことを特徴とする請求項13記載のシステム。
  20. 前記宛先ノードは、プロキシ及びアクセス・ポイントの一方と関連付けられた複数の宛先ノードを有する、
    ことを特徴とする請求項13記載のシステム。
  21. 前記発信元ノードが前記経路応答メッセージを受信すると、前記一時的な転送経路はデータの送信に利用可能である、
    ことを特徴とする請求項15記載のシステム。
  22. 前記経路は、最良の経路であり、
    前記経路応答メッセージは、第1の経路応答メッセージである、
    ことを特徴とする請求項15記載のシステム。
  23. 前記宛先ノードから更なる経路応答メッセージを受信する手段;
    を更に有し、
    該更なる経路応答メッセージは、前記宛先ノードにより受信された経路応答メッセージ内の累積メトリックに基づき、前記宛先ノードと前記発信元ノードとの間の前記最良の経路を有する、
    ことを特徴とする請求項22記載のシステム。
  24. 前記一時的な転送経路が前記最良の経路である場合に、前記更なる経路応答メッセージは、確認として機能し、
    前記一時的な転送経路が前記最良の経路でない場合に、前記送信元ノードにより前記更なる経路応答メッセージが受信されると、前記更なる経路応答メッセージは、前記最良の経路を確立するよう機能する、
    ことを特徴とする請求項23記載のシステム。
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