JP2010206366A - カメラおよびカメラの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】単純な構成で動画モードと静止画モードを簡単に切り換えることのできるカメラおよびカメラの制御方法を提供する。
【解決手段】カメラ本体10aとスライド部10bとから構成され、両者は摺動可能となっており、カメラ本体10aに設けられた表示部8aが覆われる収納状態と、表示部8aおよび表示部8bが露呈する引出状態の2つの状態となる。収納状態では静止画モードとして機能し、引出状態になると動画モードとなり、表示部8aは動画用として機能し、表示部8bは静止画用として機能する。
【選択図】 図3
【解決手段】カメラ本体10aとスライド部10bとから構成され、両者は摺動可能となっており、カメラ本体10aに設けられた表示部8aが覆われる収納状態と、表示部8aおよび表示部8bが露呈する引出状態の2つの状態となる。収納状態では静止画モードとして機能し、引出状態になると動画モードとなり、表示部8aは動画用として機能し、表示部8bは静止画用として機能する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、カメラおよびカメラの制御方法に関し、詳しくは、静止画撮影と動画撮影を簡単に切り換えることのできるカメラおよびカメラの制御方法に関する。
近年、デジタル写真などを記録する記録装置の大容量化、小型化が進んできており、また、静止画と共に動画の記録を行うことができるようになってきた。ユーザは、動画で撮影を望む場合には、メニューモードや切り替え釦等を操作して動画モードに切り替えてから撮影を開始している。
また、撮影時の構図を決定するためにライブビュー表示を行い、また撮影したデジタル写真を確認できるように、液晶モニタ等の表示部を備えているカメラも普及している。このようなカメラでは、撮影時の観察を容易にするために、複数画面を備えたものも種々提案されている。例えば、特許文献1には、全体画像用モニタと、拡大画像用モニタを備えたカメラが開示されている。このカメラでは、拡大画像用モニタによってピント合わせを容易にすると共に、全体画像用モニタによってフレーミングを同時に行うことができる。
動画撮影と静止画撮影の切り換えにあたって、小さなスイッチを探して操作するなど、面倒であると共に注意深く操作しなければならず、また瞬時に直感的に切り換えることはできなかった。一方、複数画面を有するカメラは提案されているが、この複数画面を利用して、動画と静止画を簡単に切り換えて撮影することのできるカメラは提案されていない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、単純な構成で動画モードと静止画モードを簡単に切り換えることのできるカメラおよびカメラの制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わるカメラは、互いの位置関係を重ねた第1の状態と、並べた状態の第2の状態に変化可能な第1および第2の表示部を有する表示装置において、上記第1および第2の表示部における上記第1および第2の状態変化を検出する検出部と、上記検出部によって検出された上記状態変化に従って、静止画撮影モードから動画撮影モードに切り換える切換制御部と、を有する。
第2の発明に係わるカメラは、上記第1の発明において、上記第1の表示部に設けられたタッチパネルと、上記タッチパネルへの操作時に、上記第1の表示部に表示した動画の動きを停止させる表示制御部と、を有する。
第3の発明に係わるカメラは、上記第2の発明において、上記表示制御部は、上記停止した動画に基づいて静止画を切り出し、上記第2の表示部に表示する。
第3の発明に係わるカメラは、上記第2の発明において、上記表示制御部は、上記停止した動画に基づいて静止画を切り出し、上記第2の表示部に表示する。
第4の発明に係わるカメラは、第1の表示部と、上記第1の表示部を覆う第1の状態と、上記第1の表示部を露呈させる第2の状態とに相対的に移動可能な第2の表示部と、上記第1および第2の状態変化を検出する検出部と、上記検出部によって検出された上記状態変化に従って、静止画モードと動画モードのいずれかに切り換える切換制御部と、を有する。
第5の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、上記カメラはさらに、被写体像を光電変換し、画像データを出力する撮像部と、上記画像データを入力し、静止画用画像データおよび動画用画像データを出力する画像処理部と、上記静止画用画像データおよび動画用画像データを記録する記録部と、を有する。
第6の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、上記切換制御部によって静止画モードから動画モードに切り換えられた際に、上記第1の表示部は動画表示を、上記第2表示部は静止画表示を行う。
第6の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、上記切換制御部によって静止画モードから動画モードに切り換えられた際に、上記第1の表示部は動画表示を、上記第2表示部は静止画表示を行う。
第7の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、上記動画モードに切り換えられた後、上記第1の表示部に対して静止画撮影を指示されたことを検知する指示検知部を有し、この指示検知部によって静止画撮影の指示を検知すること、上記画像データに基づいて上記画像処理部は静止画用画像データを生成する。
第8の発明に係わるカメラは、上記第7の発明において、上記指示検知部によって上記指示がなされた場合、直ちに上記生成された静止画用画像データを記録する。
第9の発明に係わるカメラは、上記第7の発明において、上記指示検知部は、上記指示に続く第2の指示を検知可能であり、上記第2の指示を検知した場合に、上記生成された静止画用画像データを記録する。
第10の発明に係わるカメラは、上記第7ないし第9の発明において、上記指示検知部は、タッチパネルである。
第9の発明に係わるカメラは、上記第7の発明において、上記指示検知部は、上記指示に続く第2の指示を検知可能であり、上記第2の指示を検知した場合に、上記生成された静止画用画像データを記録する。
第10の発明に係わるカメラは、上記第7ないし第9の発明において、上記指示検知部は、タッチパネルである。
第11の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、上記第1および第2の表示部は、互いに摺動可能、または回動可能である。
第12の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、動画用画像データを記録する際には、フレームごとに撮影日時情報を記録し、また静止画画像データを記録する際には、上記フレームごとの撮影日情報とリンクするように撮影日時情報を記録する。
第12の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、動画用画像データを記録する際には、フレームごとに撮影日時情報を記録し、また静止画画像データを記録する際には、上記フレームごとの撮影日情報とリンクするように撮影日時情報を記録する。
第13の発明に係わるカメラは、上記第4の発明において、再生モードに設定されたか否かを判定する再生モード判定部を有し、上記切換制御部によって、上記動画用モードに切り換えられた後、上記再生モード判定部によって再生モードに設定されたことを判定すると、動画を再生可能とする。
第14の発明に係わるカメラは、上記第13の発明において、上記再生モード判定部によって、再生モードが設定されたことを判定すると、上記第1の表示部または上記第2の表示部のいずれかに、動画のサムネイル及び/又はインデックス表示を選択用に表示し、選択用に表示されているとは異なる他の表示部に、選択された動画を表示する。
第15の発明に係わるカメラは、上記第13の発明において、上記再生モードが設定された後、動画の再生中に、指示がなされた場合に、静止画記録を行う。
第15の発明に係わるカメラは、上記第13の発明において、上記再生モードが設定された後、動画の再生中に、指示がなされた場合に、静止画記録を行う。
第16の発明に係わるカメラの制御方法は、互いの位置関係を第1の状態と第2の状態に変更可能な第1および第2の表示部の状態変化を検出し、上記検出された状態変化に従って、静止画モードと動画モードのいずれかに切り換える。
本発明によれば、少なくとも2つの表示部を利用して、動画モードと静止画モードを簡単に切り換えることのできるカメラおよびカメラの制御方法を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラ10の構成を示すブロック図である。このカメラ10は、カメラ本体10aとスライド部10bから構成され、カメラ本体10aは、画像処理及び制御部1、撮像部2、撮影レンズ2a、表示制御部3、記録部4、ストロボ部5、操作判定部6、タッチパネル6b、動き判定部7、第1の表示部としての表示部8a、および時計部9から構成されている。また、スライド部10bは、カメラ本体10aに対して摺動自在であり、スライド部10b内には第2の表示部としての表示部8bが配置されている。
撮像部2は撮影レンズ2aや、シャッタ等の露出制御部、撮像素子、撮像素子の駆動及び読出回路等を含み、撮影レンズによって形成された被写体像を撮像素子によって画像データに変換する。また、撮像部2は、画像データを静止画用および動画画像用のデータを出力可能である。
画像処理及び制御部1は、記憶されているプログラムに従ってカメラ10の全体のシーケンスを制御する。また、撮像部2から出力される画像信号を取り込み、間引き処理、エッジ強調、色補正、動画画像処理、画像圧縮等の種々の画像処理を行い、ライブビュー表示、記録部4への記録、再生表示等のための画像処理を行う。画像処理及び制御部1内には、表示制御部3が設けられており、後述する表示部8aおよび表示部8bにおける表示を制御する。
記録部4は、撮像部2から出力され、画像処理および制御部1で画像処理された静止画および動画の画像データの記録を行う。撮影時には、動画を撮影し、またユーザの指定するタイミングで静止画も撮影可能であり、記録部4は撮影状態に応じて動画と静止画の両方の画像データを記録できる。また、記録にあたっては、後述する時計部9から出力される日時情報に基づく撮影日時情報等も静止画および動画の両方に画像データと併せて記録する。動画の場合には、フレームごとに撮影日時情報を記録する。これによって静止画および動画について、日時情報を用いて画像検索を行うことが可能となり、特に動画の場合には、フレーム検索が簡単にできる。
操作判定部6はレリーズ釦6a(図3、図4参照)、メニュー釦、再生釦、動画再生終了釦等の操作部材の操作状態を判定し、判定結果は、画像処理及び制御部1に送信する。前述の画像処理及び制御部1は、操作判定部6による判定結果に応じてカメラ10の制御を行う。動き判定部7は、磁石および磁気センサ等の位置検出センサを含み、カメラ本体10aに対するスライド部10bの動きを検出する。なお、動き判定部7は、磁石と磁気センサの組み合わせ以外にも、例えば、機械的スイッチでも良く、また発光源と光センサの組み合わせ等、カメラ本体10aとスライド部10bの相対的位置関係を検出できるものであれば構わない。この動き判定部7による判定結果は、操作判定部6に送られ、スライド部10bの操作の判定に使用する。
時計部9は、日時情報を出力する。この日時情報は前述したように画像データを記録部4に記録する際に併せて記録される。ストロボ部5は、カメラ本体10aの正面側に配置されており、被写体に対して補助光を照明する内蔵の補助照明装置である。
第1の表示部としての表示部8aは、液晶モニタ等の表示パネルを有し、カメラ本体10aの背面に配置されている。後述するスライド部10bがカメラ本体10aを覆う位置にある収納状態においては、表示部8aはスライド部10bによって覆われ、露呈しない。表示部8aが露呈する状態においては、表示部8aはライブビュー表示および動画撮影時の撮影画像を表示する。また再生時には、この表示部8aは、記録部4に記録されている動画のサムネイルやインデックスを表示する。
タッチパネル6bは、表示部8aの前面側に配置されている。カメラ本体10a上の表示部8aは、スライド部10bをスライドさせた状態であっても、カメラを持ちながら操作しやすいことから、タッチパネル6bが表示部8aの前面に設けられている。タッチパネル6bは透明であり、表示部8aでの表示画像を、タッチパネル6bを通して観察することができる。ユーザが指等でタッチパネル6bの表面をタッチすると、タッチした位置を示す信号が画像処理及び制御部1に送信される。タッチパネル6bは、表示されているデータに直接触れることによって、いわゆるタンジブルな性格を有し、デジタルデータを、直感的、触感的に扱う際に、効果を奏する。後述するように、動画撮影モードに設定されている際に、タッチすることにより、その時点で静止画を固定し、また、表示部8aの表示面を指等でスライドさせることにより、静止画を記録することができる。
スライド部10bはカメラ本体10aに対して摺動可能であり、スライド部10bをカメラ本体10a上に重ねた収納状態と、スライド部10bがカメラ本体10aから離間された引出状態の2つの状態に移動可能である。第2の表示部としての表示部8bは、スライド部10bの背面に配置されており、液晶モニタ等の表示パネルを有している。
スライド部10bが収納状態の場合には、表示部8aはスライド部10bによって覆われ、表示部8bのみが露呈する。また、スライド部10bをカメラ本体10aから離間させ引出状態とすると、表示部8aおよび表示部8bの両方が露呈状態となる。
表示部8bは、収納状態においては、通常の静止画撮影用の画面として機能し、ライブビュー表示を行い、また、再生時には静止画表示を行う。また、表示部8bは、引出状態においては、静止画撮影用の画面として機能し、動画撮影が行われている際に、表示部8aの画面がタッチされ、さらに、撮影者が指等を画面上でスライドすると、表示部8bに記録静止画が表示される。
次に、カメラ本体10aとスライド部10bからなるカメラ10の構造について図2を用いて説明する。図2(a)はカメラ10の長手方向と直交する方向に沿っての要部断面図であり、図2(b)はカメラ本体10aからスライド部10bを離間した引出状態において背面側からみた一部透視図であり、図2(c)はスライド部10bをカメラ本体10a上に重ねた収納状態において背面側から見た一部透視図である。
スライド部10bのレール11は、カメラ本体10aの溝部12に嵌合しており、このためスライド部10bはカメラ本体10aに摺動自在に支持されている。スライド部10bの摺動範囲は留め金によって規制されており、スライド部10bがカメラ本体10aから外れることはない。カメラ本体10aには、撮影レンズ2aが本体の片側(正面側)に配置されており、また撮影レンズ2と反対側(背面側)には表示部8aが配置されている。
また、カメラ本体10aであって、スライド部10bの摺動通路上に、動き判定部7を構成する磁気センサ7a、7bが配置されている。また、スライド部10bであって、磁気センサ7a、7bの摺動通路上には磁石7cが固定されている。磁気センサ7a、7bによって、磁石7cの磁気を検出することにより、スライド部10bが引出状態の方向に移動しているか(開いているか)、またスライド部10bが収納状態の方向に移動しているか(閉じているか)を判定することができる。
引出状態でカメラ10を背面側から見ると、図2(b)に示すように、2つの表示部8a、8bが並んでおり、一方、収納状態では、図2(c)に示すように、スライド部10bがカメラ本体10a上に重なって、表示部8bのみが見える。また、引出状態では、表示部8a上に配置されたタッチパネル6bも露呈されることから、ユーザによるタッチ操作が可能となる。
図3は、本実施形態におけるカメラの使用状態を示す図であり、図3(a)(b)はカメラ本体10aからスライド部10bを摺動させ引出状態にした様子であり、また、(c)はカメラ本体10aにスライド部10bを重ねた収納状態にした様子を示す。通常の静止画撮影は、図3(c)に示す収納状態で行い、動画撮影は、図3(a)(b)に示す引出状態で行う。カメラ本体10aの正面には、図3(a)に示すように、撮影レンズ2aおよびストロボ部5が配置され、これらは収納状態であっても引出状態であっても使用可能である。また、カメラ本体10aの上面にはレリーズ釦6aが配置されている。
図3(c)に示す収納状態では、通常のカメラと同様に、カメラ10の背面側に配置された表示部8bに、ライブビュー表示が行われる。撮影者はライブビュー表示に基づいて構図の設定を行い、構図が決まると、レリーズ釦6aを操作することにより、静止画撮影を行うことができる。レリーズ操作後、所定時間の間、表示部8bには、静止画が表示される。
図3(b)に示す引出状態では、カメラ10の背面側に2つの表示部8a、8bが並んで露呈している。この状態では、表示部8aを動画用の画面とし、表示部8bを静止画用の画面とする。すなわち、動画モードにおいては、図4に示すように、表示部8aにライブビュー表示を行い、撮影者がレリーズ釦6aを操作すると動画の撮影を開始し、このときの動画は表示部8aに表示される。
動画表示中に、撮影者が指等で表示部8aをタッチすると画像が固定され、表示部8aに静止画が表示される。静止画が表示されている状態で、図4に示すように、指等をそのまま表示部8aの表面でスライドさせると、静止画の画像データが記録される。また同時に第2の表示部としての表示部8bに、撮影画像を縮小したインデックス8baが表示される。表示部8bにインデックス表示がなされ指等が表示部8aから離れると、表示部8aに動画が表示される。動画撮影中に、再び、レリーズ釦6aが操作されると、動画撮影を終了する。タッチすることにより、動画の一瞬が押さえられたという直感的なインターフェースになり、さらに、この静止画を指等で表示部8bの方向に移動させることによって、記録するという直感的なインターフェースにもなる。このとき、記録された静止画は表示部8bにインデックス表示されることから、ユーザに記録されたという安心感を与えることができる。なお、指以外にもタッチペン等、表示画面をタッチできるものであれば良い。この場合、必ずしも表示面を押圧していなくても良く、表示面に接近したことを検知するものでも良い。また、ここでスライドは、指等でタッチした状態のままで移動することを言う。
このように、本実施形態においては、スライド部10bをカメラ本体10aに重ね収納状態とすると、静止画モードとなり、第2の表示部としての表示部8bが静止画撮影用として機能する。また、スライド部10bをカメラ本体10aからスライドし引出状態とすると、動画モードとなり、第1の表示部としての表示部8aは動画表示用、第2の表示部としての表示部8bは静止画表示用として機能する。
言い換えると、本実施形態においては、スライド部10bの開閉機能を利用して、静止画撮影モードと動画撮影モードの切り換えを行っている。このため、静止画はスライド部10bを収納状態のまま、つまり、通常のカメラ10の携帯時の形態のままで撮影できることから、直ちに静止画撮影を行うことができ、決定的瞬間を逃すことがない。一方、動画撮影も、スライド部10bを引き出すだけであるので、とっさの撮影も可能であるが、静止画撮影の場合と比較し、被写体の動きを楽しむのが主であり、また速写性もそれほど要請されていないので、引出状態での撮影で十分といえる。
なお、本実施形態は、カメラ本体10aの長手方向と直交する方向にスライドしているが、これに限らず、図5に示すように、長手方向に沿ってスライドするようにしても、勿論かまわない。
次に、本実施形態の動作について、図6および図7を用いて説明する。図6は、カメラ制御の動作を示すフローチャートであり、カメラ本体10aに電源電池が装填されると動作を開始する。
カメラ制御の動作が開始すると、まず、スライド部10bが開いているか否かの判定を行う(S100)。ここでは、磁気センサ7a、7bからの信号に基づいて、カメラ本体10aに対してスライド部10bが引き出されているか否かの判定を行う。この判定の結果、開いていなかった場合、すなわち、スライド部10bがカメラ本体10aから引き出されていない場合、すなわち収納状態であった場合には、静止画モードに入る。静止画モードでは、図3(c)を用いて前述したように、レリーズ釦6aが操作されると、撮影が行われ静止画の画像データが記録される。また、静止画の再生も行うことができる。静止画モードの処理を行うと、ステップS100に戻る。
ステップS100における判定の結果、スライド部10bが開いていた場合には、次に、撮影モードか否かの判定を行う(S101)。この判定の結果、撮影モードであれば、スライド部10bが引出状態であることから動画撮影モードとなる。動画撮影モードとなると、第1の表示部としての表示部8aにライブビュー表示を行う(S102)。ここでは、撮像部2からの画像データに基づいて、表示部8aに被写体像をライブビュー表示するので、撮影者はこの表示を観察して構図を決めることができる。
続いて、第2の表示部としての表示部8bにモード表示を行う(S103)。ここでは、表示部8bに、撮影モード、露出制御値、画角等が表示されるので、撮影者はこれらの情報を見ながら、適宜、設定を行う。モード表示を行うと、次に、第1の表示部(第1画面)としての表示部8aがタッチされたか否かの判定を行う(S104)。ここでは、タッチパネル6bからの信号に基づいて、表示部8aの表示面がタッチされたか否かを判定する。
ステップS104における判定の結果、タッチされていた場合には、次に、静止画取得を行う(S107)。ここでは、タッチされた瞬間の画像の画像データを取得する。続いて、撮影日時情報と共に静止画の画像データを記録部4に記録する(S108)。なお、静止画像取得時には所定時間の間、記録静止画像を表示部8bに表示する。このため、撮影者は、撮影されたか否かをすぐに確認することができる。
ステップS108において静止画の記録を行うと、またはステップS104における判定の結果、第1画面(表示部8a)をタッチしていなかった場合には、次に、撮影を行うか否かの判定を行う(S105)。ここでは動画撮影モードに設定されていると判定された場合であり、ステップS105において、レリーズ釦6aが操作された場合には、動画撮影開始と判定され、再度、レリーズ釦6aが操作された場合には、動画撮影終了と判定される。撮影開始と判定されると、以後、撮影終了と判定されるまで、ステップS105ではYesとして進む。
ステップS105における判定の結果、撮影であった場合には、動画撮影を行い、先頭静止画を第2画面(表示部8b)に表示する(S121)。ここでは、撮像部2からの画像データを画像処理及び制御部1において画像処理して表示部8aに動画で表示し、同時に、記録部4に記録する。以後、ステップS105において撮影終了と判定されるまで、動画の画像データを記録部4に記録し続ける。また、動画撮影開始時の先頭静止画を表示部8bに表示すると共に記録部4に記録する。これによって、動画再生時に検索が容易になる。
動画撮影を開始すると、次に、第1画面(表示部8a)がタッチされたか否かの判定を行う(S122)。撮影者は、動画撮影時に動画に加えて静止画の記録を行いたい場合には、図3(a)(b)および図4を用いて説明したように、表示部8aの画面をタッチする。このステップでは、タッチパネル6bからの信号に基づいて、撮影者がタッチしたか否かを判定する。この判定の結果、第1画面(表示部8a)がタッチされていなかった場合には、ステップS100に戻る。
ステップS122における判定の結果、第1画面(表示部8a)がタッチされていた場合には、第1画面(表示部8a)の画像を停止する(S123)。表示部8aには、動画撮影されている画像が表示されているが、撮影者が表示部8aをタッチした瞬間の画像データを固定する。このときの静止画は表示部8aに表示されるので、撮影者は意図するタイミングで静止画を撮影することができたか否かを判定することができる。なお、このときも動画の画像データの記録は並行して行われている。
画像を停止すると、次に、撮影者の指等がスライドしたか否かを判定する(S124)。撮影者が静止画を見て意図通りの静止画が得られ、これを記録部4に記録することを望む場合には、タッチした指等を、図4において説明したように、スライドさせる。このステップでは、タッチパネル6bからの信号に基づいて、指等がスライド等の動きをしたか否かの判定を行う。
ステップS124における判定の結果、指等をスライドさせていなかった場合には、動画表示の再開を行う(S125)。ステップS123において停止した画像が、撮影者の意図したタイミングや構図でなかった場合には、指等をスライドすることなく、画面から離すので、その場合には、ステップS125において、動画表示を再開させ、ステップS105に戻る。また、後述するステップS127において静止画を記録した場合には、記録後に再度ステップS124の判定を行い、ステップS125に進み、動画表示の再開を行う。
ステップS124における判定の結果、指等がスライドしていた場合には、次に、静止画像を取得し、第2画面(表示部8b)に表示する(S126)。前述したように、撮影者がタッチした際には表示部8aに表示するが、指等をスライドすることにより、静止画は表示部8aから表示部8bに移る。
静止画像の取得を行うと、次に、動画と関連付けて、撮影日時情報と共に記録する(S127)。ここでは、取得した静止画像を記録部4に記録するが、記録の際に、時計部9によって取得した撮影日時情報を記録する。また、動画も記録の際には、フレーム単位で撮影日時情報が記録されることから、静止画と動画が関連付けて記録されることになる。動画と関連付けて静止画を記録すると、ステップS100に戻る。
動画撮影中にレリーズ釦6aが再度操作され、ステップS105において、撮影終了と判定されると、撮影終了処理を行い(S106)、終了操作が終わると、ステップS100に戻る。
ステップS101における判定の結果、撮影モードでなかった場合には、次に、再生モードか否かの判定を行う(S111)。この判定の結果、再生モードでなかった場合には、ステップS100に戻る。一方、再生モードであった場合には、動画再生を行う(S112)。この動画再生においては、記録部4に記録されている動画の再生を行う。この動画再生の詳しい動作については、図7を用いて後述する。動画再生を行うと、ステップS100に戻る。
このように、カメラ制御のフローにおいては、第1画面(表示部8a)および第2画面(表示部8b)を露呈させると、動画撮影モードに切り替えることができるので、簡単に、静止画モードと動画モードに切り替えることができる。また、動画モードで動画撮影開始前でも、開始後でも、第1画面(表示部8a)をタッチすることにより、静止画を記録することができる。単にタッチするだけで良いことから、瞬時に静止画撮影を行うことができ、撮影タイミングを逃すことがない。
さらに、表示部8aをタッチすることにより、動画を固定して静止画を生成し、この静止画を表示部8aで確認した後、スライドすることにより、静止画を記録するようにしている。このため、シャッタタイミングや構図を確認した後、記録することができる。さらに、表示部8aに表示されていた静止画が、指等でスライドすることにより、静止画表示用の表示部8bに移動し、ここに静止画が表示されることから、撮影者は記録されたことを確認することができ、安心感を得ることができる。さらに、静止画を記録するにあたって、動画のフレームの撮影日時情報とリンクさせるようにしている。このため、動画の再生にあたって、検索を容易にすることができる。
なお、本実施形態においては、動画の撮影前には、タッチした際に直ちに記録を行っているが、これに限らず、ステップS124〜S127と同様に、指等でスライドした場合に記録を行うようにしても良い。また、動画の撮影後には、タッチしてから指等でスライドした場合に、記録を行うようにしていたが、これに限らず、ステップS104〜S108と同様に、タッチした際に直ちに記録を行うようにしても良い。
次に、ステップS112の動画再生について、図7を用いて説明する。この動画再生のフローに入ると、まず、第1画面(表示部8a)にサムネイルとインデックス表示を行う(S151)。動画撮影を行う際には、ステップS121において先頭静止画が記録されており、また、ステップS127において動画撮影中に撮影された静止画が記録されているので、このステップS151においては、これらの先頭静止画をサムネイル表示し、また、静止画をインデックス表示する。動画再生は、スライド部10bを引き出した引出状態で行うことから、表示部8aは露呈されており、サムネイル表示とインデックス表示を、この表示部8aに行う。
次に、選択されたか否かの判定を行う(S152)。サムネイル表示とインデックス表示を表示部8aに行っており、これらの画像の中でユーザが見たい画像がある場合には、その画像をタッチする。そこで、このステップでは、タッチパネル6bからの信号に基づいて、いずれかの画像がタッチされたか否かの判定を行う。なお、タッチに限らず、カメラ10に設けられている十字釦等によって画像を選択するようにしても良い。
ステップS152における判定の結果、何も選択されていなかった場合には、動画再生のフローを終了して、元のフローに戻る。一方、選択された場合には、次に、第2画面(表示部8b)に選択サムネイルまたはインデックスの動画を再生する(S153)。ここでは、選択されたのがサムネイルの場合には、その動画を最初から再生し、また選択されたのがインデックスの場合には、その静止画を撮影した時点から動画を再生する。
動画再生すると、次に、終了か否かの判定を行う(S154)。ここでは、選択された動画が最後まで再生されたか、または、動画再生中にユーザによって動画再生終了釦等の操作部材を操作したか否かを判定する。この判定の結果、終了でなかった場合には、次に、スライド部10bが閉じたか否かの判定を行う(S155)。ここでは、磁気センサ7a、7bからの信号に基づいて、カメラ本体10aに対してスライド部10bが重なるように移動されて収納状態となったか否かの判定を行う。
ステップS155における判定の結果、閉じられた場合には、第2画面(表示部8b)に選択動画を再生継続する(S156)。ステップS153において、表示部8bにおける動作再生を開始しており、スライド部10bが閉じられて収納状態となっても、そのまま動画再生を続行する。したがって、スライド部10bを閉じて、コンパクトなスタイルになった状態でも再生は継続される。動画の再生を継続すると、ステップS152に戻る。
一方、ステップS155における判定の結果、閉じていなかった場合には、次に、タッチされたか否かの判定を行う(S157)。動画再生中に動画の一部を静止画に残したいシーンがある場合には、ユーザは表示部8aの表示部をタッチするので、このステップにおいては、タッチパネル6bによって表示部8aがタッチされたか否かの判定を行う。
ステップS157における判定の結果、タッチされていなかった場合には、ステップS152に戻る。一方、判定の結果、タッチされていた場合には、静止画の記録を行う(S158)。ここでは、タッチされた瞬間の動画の画像データから、静止画用の画像データを生成し、この静止画画像データを記録部4に記録する。なお、静止画の記録にあたっては、ステップS122〜S127と同様に、タッチで動画を停止し、指等のスライドにより画像記録をおこなうようにしても勿論かまわない。この場合には、一旦、静止画像を確認してから記録を行うことができる。静止画記録を行うと、ステップS152に戻る。
ステップS152において画像が選択されると、動画の再生が始まり、ステップS153〜S158を実行する間、動画が再生される。この間、ステップS154において、動画再生が終了と判定されると、再生終了処理を行う(S159)。再生終了処理を行うと、動画再生の動作を終了して、元のフローに戻る。
このように、本実施形態における動画再生においては、第1の表示部(表示部8a)および第2の表示部(表示部8b)を露呈させると、動画再生モードに切り替えることができるので、簡単に、静止画モードと動画モードに切り替えることができる。また、第1の表示部(表示部8a)に、サムネイルやインデックス表示を行い、第2の表示部(表示部8b)に動画を再生表示するようにしている。このため、多数の動画が記録されている場合に、容易に目的とする画像を探すことができると共に、画面が整理されているので見やすい。
さらに、動画撮影中に撮影された静止画もインデックス表示で動画選択できるようにしている。このため、動画中の画像を探しやすく、また、その箇所から動画の再生を開始させることができる。さらに、動画の再生中に、静止画として記録することができる。このため、静止画として楽しむことができ、また、動画再生の際のインデックスとしても利用することができる。
なお、本実施形態においては、第1および第2の表示部(表示部8a、8b)が露呈している引出状態において、動画再生中に静止画記録を行うことができたが、これに限らず、第2の表示部(表示部8b)の前面にタッチパネルを配置し、収納状態においてもタッチすることにより、静止画の記録を行うようにしても良い。
本実施形態においては、第1および第2画面(表示部8a、8b)を、スライド可能に構成し、これらの画面に動画用と静止画用の機能を分担させていた。しかし、本発明は、第1および第2画面をスライドさせるものに限られるものではない。例えば、図8に示すように、カメラ本体10aと第2表示体10cを回動自在に構成するようにしても良い。
図8は、本発明の一実施形態の変形例を示し、図8(a)は第2表示体10cがカメラ本体10aの背面側に重なっている収納状態を示し、図8(b)は第2表示体10cをカメラ本体10aから開いた状態を示し、図8(c)は開いた状態において第2表示体10cのみを回動させ、図8(d)は2つの表示部8a、8bが並ぶようにした引出状態を示す。
本変形例において、カメラ本体10aと第2表示体10cは、一実施形態においてスライド機構の部分を除けば略同様の構成である。カメラ本体10aと第2表示体10cは、ヒンジ14によって連結されている。ヒンジ14は、図8(b)に示すように、矢印Aの方向に回動自在であり、また、図4(c)に示すように矢印Bの方向にも回動自在である。
図8(a)は、通常の携帯時の形態であると共に、静止画撮影時の形態である。この状態から、図8(b)(c)に示すように、第2表示体10cを矢印Aの方向に回動させた後、矢印Bの方向に回動させることにより、図8(d)に示すように、表示部8a、8bを並べて露呈させることができる。この状態で、表示部8aを動画用に、表示部8bを静止画用に、本発明の一実施形態と同様に機能を分担させることができる。
また、本発明の一実施形態やその変形例では、第1および第2表示面(表示部8a、8b)を同じ面に並べて表示するようにしていたが、これに限らず、表示面自体が同じ方向を向かなくても構わない。図9は表示面が同じ方向を向いていない他の変形例を示す。
本発明の一実施形態の他の変形例の構成は、一実施形態と略同様であるが、レリーズ6aが第2表示体10cに設けられており、また、カメラ本体10aの表示部8aと同じ面に第2撮像部16が設けられている点で相違する。また、変形例と同じく、カメラ本体10aと第2表示体10cの間はヒンジ15によって連結されている。ただし、変形例においては、ヒンジ14は2軸周りに回動自在であったが、ヒンジ15は矢印Aの方向にのみ回動自在である。
本変形例においても、収納状態では、図9(a)に示すように、第2表示体10cはカメラ本体10aの背面側を覆っており、この状態では表示部8aは露呈していない。ヒンジ15によって矢印Aの方向に回動させると、図9(b)の状態を経て、図9(c)に示すように引出状態となる。この引出状態では、カメラ本体10aの撮影レンズ2a側を正面とすると、第2表示体10cの表示部8bは正面を向いている。また、カメラ本体10aの表示部8aは背面側を向き、また第2撮像部16も背面側を向いている。
本変形例では、図9(a)に示す収納状態は、静止画モードであり、表示部8bにおいてライブビュー表示や撮影時の画像の確認、および静止画の再生表示を行うことができる。また、図9(c)に示す引出状態は、動画モードであり、第2撮像部16によって撮像を行う。表示部8aは、本発明の一実施形態と同様、静止画用として機能し、表示部8bは動画用として機能する。
以上説明したように、本発明の一実施形態および変形例においては、少なくとも第1および第2の表示部を有し、第1および第2の表示の位置関係に応じて、静止画モードから動画モードに切り換えるようにしている。このため、動画と静止画を簡単に切り換えて撮影することができる。また、再生表示する際にも、簡単に切り換えを行うことができる。
また、本発明の一実施形態および変形例においては、動画撮影モードに切り換え後、表示部をタッチすることにより、静止画の記録を可能としている。このため、撮影のタイミングを逃すことがない。さらに、静止画の記録を行う前に、静止画を確認することができる。このため、撮影者の意図に沿わない画像であった場合には、撮り直すことができる。
なお、本発明の一実施形態および変形例においては、動画撮影モードで静止画を撮影する場合にはタッチすることによって行っていた。しかし、これに限らず、表示画面やカメラをタップ(叩く)したことを検知して、このタイミングで静止画を撮影するようにしても良い。
また、本発明の一実施形態および変形例においては、静止画を記録する前に、事前に確認した後に、指等をスライドさせることによって、静止画を記録部に記録していた。しかし、この指示はスライド以外にも、例えば、操作釦等の操作部材を操作することによって行うようにしても良い。
さらに、本発明の一実施形態および変形例においては、表示部8aを動画用とし、表示部8bを静止画用としたが、逆にしても勿論かまわない。
さらに、本発明の一実施形態および変形例においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、動画と静止画の切り換えができ、表示部として2画面を設けることが可能な機器であれば、本発明を適用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・画像処理及び制御部、2・・・撮像部、2a・・・撮影レンズ、3・・・表示制御部、4・・・記録部、5・・・ストロボ部、6・・・操作判定部、6a・・・レリーズ釦、6b・・・タッチパネル、7・・・動き判定部、7a・・・磁気センサ、7b・・・磁気センサ、7c・・・磁石、8a・・・表示部、8b・・・表示部、8ba・・・インデックス、9・・・時計部、10・・・カメラ、10a・・・カメラ本体、10b・・・スライド部、10c・・・第2表示体、11・・・レール、12・・・溝部、14・・・ヒンジ、15・・・ヒンジ、16・・・第2撮像部
Claims (16)
- 互いの位置関係を重ねた第1の状態と、並べた状態の第2の状態に変化可能な第1および第2の表示部を有する表示装置において、
上記第1および第2の表示部における上記第1および第2の状態変化を検出する検出部と、
上記検出部によって検出された上記状態変化に従って、静止画撮影モードから動画撮影モードに切り換える切換制御部と、
を有することを特徴とするカメラ。 - 上記第1の表示部に設けられたタッチパネルと、
上記タッチパネルへの操作時に、上記第1の表示部に表示した動画の動きを停止させる表示制御部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 上記表示制御部は、上記停止した動画に基づいて静止画を切り出し、上記第2の表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 第1の表示部と、
上記第1の表示部を覆う第1の状態と、上記第1の表示部を露呈させる第2の状態とに相対的に移動可能な第2の表示部と、
上記第1および第2の状態変化を検出する検出部と、
上記検出部によって検出された上記状態変化に従って、静止画モードと動画モードのいずれかに切り換える切換制御部と、
を有することを特徴とするカメラ。 - 上記カメラはさらに、
被写体像を光電変換し、画像データを出力する撮像部と、
上記画像データを入力し、静止画用画像データおよび動画用画像データを出力する画像処理部と、
上記静止画用画像データおよび動画用画像データを記録する記録部と、
を有することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - 上記切換制御部によって静止画モードから動画モードに切り換えられた際に、上記第1の表示部は動画表示を、上記第2表示部は静止画表示を行うことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 上記動画モードに切り換えられた後、上記第1の表示部に対して静止画撮影を指示されたことを検知する指示検知部を有し、この指示検知部によって静止画撮影の指示を検知すること、上記画像データに基づいて上記画像処理部は静止画用画像データを生成することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 上記指示検知部によって上記指示がなされた場合、直ちに上記生成された静止画用画像データを記録することを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
- 上記指示検知部は、上記指示に続く第2の指示を検知可能であり、上記第2の指示を検知した場合に、上記生成された静止画用画像データを記録することを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
- 上記指示検知部は、タッチパネルであること特徴とする請求項7ないし請求項9に記載のカメラ。
- 上記第1および第2の表示部は、互いに摺動可能、または回動可能であることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 動画用画像データを記録する際には、フレームごとに撮影日時情報を記録し、また静止画画像データを記録する際には、上記フレームごとの撮影日情報とリンクするように撮影日時情報を記録することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 再生モードに設定されたか否かを判定する再生モード判定部を有し、
上記切換制御部によって、上記動画用モードに切り換えられた後、上記再生モード判定部によって再生モードに設定されたことを判定すると、動画を再生可能とする、
ことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - 上記再生モード判定部によって、再生モードが設定されたことを判定すると、上記第1の表示部または上記第2の表示部のいずれかに、動画のサムネイル及び/又はインデックス表示を選択用に表示し、選択用に表示されているとは異なる他の表示部に、選択された動画を表示することを特徴とする請求項13に記載のカメラ。
- 上記再生モードが設定された後、動画の再生中に、指示がなされた場合に、静止画記録を行うことを特徴とする請求項13に記載のカメラ。
- 互いの位置関係を第1の状態と第2の状態に変更可能な第1および第2の表示部の状態変化を検出し、
上記検出された状態変化に従って、静止画モードと動画モードのいずれかに切り換える、
ことを特徴とするカメラの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009047885A JP2010206366A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | カメラおよびカメラの制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013165348A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Olympus Imaging Corp | 画像合成方法及びその装置、撮像装置 |
JP2014512586A (ja) * | 2011-02-25 | 2014-05-22 | アマゾン・テクノロジーズ、インコーポレイテッド | マルチディスプレイ型機器の対話処理 |
-
2009
- 2009-03-02 JP JP2009047885A patent/JP2010206366A/ja active Pending
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