JP2010205132A - 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の基準を満たす利用者に対して、ポップアップウィンドウの確認操作が不要となり、利用者の操作負荷を軽減させることができる表示制御装置を提供する。
【解決手段】 表示制御装置100は、利用者ID、メッセージコード及び反応時間を対応付けて格納する反応時間格納部6と、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、反応時間格納部6に格納される反応時間が基準反応時間以内である場合に、当該利用者におけるシステムの習熟度が高いと判定するシステム習熟度判定部10と、メッセージコード及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部2と、システム習熟度判定部10による判定結果及びメッセージマスタ部2に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを表示部4に表示するか否かを判定する総合判定部19と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御する表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラムに関する。
従来のメニュー出力処理方式は、システムにメニューを表示してから次のコマンドが入力されるまでの時間を測定する入力タイミング比較部と、測定された時間に対応してユーザの習熟度を判定する習熟度判定部とを持つ。また、メニュー出力処理方式は、習熟度に応じたメニュー画面を呈示するメニュー画面制御部を持つ(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−35432号公報
従来のメニュー出力処理方式は、入力タイミングの短い利用者である熟練した利用者(専門家)であっても、メニュー画面を必ず出力するように制御している。
これに対し、医療情報システムにおいては、利用者が画面表示に従って所定の項目について入力し確定する度に、入力した内容を確認するYes/No形式のポップアップウィンドウを表示するものがある。このポップアップウィンドウに対して、表示されるメッセージを予測できる習熟度の高い利用者は、メッセージの内容をよく読まずに、先に進めている(例えば、OKボタンを押下する)のが現状である。
すなわち、システムの習熟度の高い利用者にとっては、ポップアップウィンドウを閉じるという無用な一操作が増えるため、入力業務の効率を下げるという課題がある。
この表示制御装置は、利用者の識別情報を入力する入力部と、ポップアップウィンドウを表示する表示部とを備えている。また、表示制御装置は、利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納する反応時間格納部とを備えている。また、表示制御装置は、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納部に格納される前記利用者の反応時間が所定の時間以内である場合に、当該利用者におけるシステムの習熟度が高いと判定するシステム習熟度判定部とを備えている。また、表示制御装置は、メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部とを備えている。また、表示制御装置は、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果及び前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定する総合判定部と、を備えている。
開示の表示制御装置によれば、利用者による入力業務における操作負荷を低減することができる。
第1の実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。 (a)は図1に示す反応時間計測部の処理手順を示すフローチャート、(b)は図1に示す評価値算出部の処理手順を示すフローチャートである。 (a)は図1に示す表示部に表示されるウィンドウの一例を示す説明図、(b)は図1に示す表示部に表示されるポップウィンドウの一例を示す説明図、(c)は図1に示す表示部に表示されるウィンドウの他の例を示す説明図である。 (a)は図1に示す反応時間格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、(b)は図1に示すメッセージマスタ部に格納されるデータの一例を示す説明図、(c)は図1に示す総合判定部により抽出されるメッセージ必要レベルの一例を示す説明図である。 (a)は図1に示す病名情報格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、(b)は図1に示す利用者情報格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、(c)は図1に示す患者受診暦格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、(d)は図1に示す診療科マスタ部に格納されるデータの一例を示す説明図である。 図1に示す表示制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示すシステム習熟度判定部の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す患者受診暦判定部の処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す医療知識レベル判定部の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。
ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
また、実施形態では、主に装置について説明するが、いわゆる当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム又は方法としても実施できる。
さらに、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。
また、プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置又は磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。また、図2(a)は図1に示す反応時間計測部の処理手順を示すフローチャート、図2(b)は図1に示す評価値算出部の処理手順を示すフローチャートである。また、図3(a)は図1に示す表示部に表示されるウィンドウの一例を示す説明図、図3(b)は図1に示す表示部に表示されるポップウィンドウの一例を示す説明図、図3(c)は図1に示す表示部に表示されるウィンドウの他の例を示す説明図である。さらに、図4(a)は図1に示す反応時間格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、図4(b)は図1に示すメッセージマスタ部に格納されるデータの一例を示す説明図、図4(c)は図1に示す総合判定部により抽出されるメッセージ必要レベルの一例を示す説明図である。また、図5(a)は図1に示す病名情報格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、図5(b)は図1に示す利用者情報格納部に格納されるデータの一例を示す説明図である。また、図5(c)は図1に示す患者受診暦格納部に格納されるデータの一例を示す説明図、図5(d)は図1に示す診療科マスタ部に格納されるデータの一例を示す説明図である。さらに、図6は図1に示す表示制御装置の処理手順を示すフローチャート、図7は図1に示すシステム習熟度判定部の処理手順を示すフローチャートである。また、図8は図1に示す患者受診暦判定部の処理手順を示すフローチャート、図9は図1に示す医療知識レベル判定部の処理手順を示すフローチャートである。
図1において、入力部1は、利用者に関する情報、患者に関する情報、又は患者に対する診断結果等を入力するための手段であり、例えば、キーボードやマウス等である。ここで、利用者とは、本実施形態に係る表示制御装置100の操作者であり、医師や看護婦等の医療業務に従事する者である。
また、利用者に関する情報としては、利用者の氏名や識別情報(ID:identification、以下、利用者IDと称す)、所属する診療科の名称や識別情報(以下、所属科コードと称す)、又は利用者の医療知識に対する評価値(以下、医療知識評価値と称す)等が挙げられる。また、患者に関する情報としては、患者の氏名や識別情報(以下、患者IDと称す)、住所、電話番号又は生年月日等が挙げられる。また、患者に対する診断結果としては、受診日、受診した診療科の名称や識別情報(以下、受診科コードと称す)、病名や識別情報(以下、病名コードと称す)、又は病名を登録(診断)した利用者の氏名や識別情報(以下、病名登録者ID)等が挙げられる。
なお、所属科コード及び受診科コードは、同一の診療科の識別情報(以下、診療科コードと称す)に対して、同一のコードを付与しており、例えば、図5(d)に示すように、内科であれば「01」のコードを付与し、外科であれば「02」のコードを付与している。また、利用者ID及び病名登録者IDは、同一の医師等に対して、同一のIDを付与しており、例えば、図5(b)に示すように、医師に対して「DR01」、「DR02」というようにIDを付与し、看護婦に対して「NS01」というようにIDを付与している。
メッセージマスタ部2は、後述する表示部4に表示されるメッセージを格納したものであり、本実施形態においては、電子カルテに特化した内容のメッセージを格納している。このメッセージは、共通的な内容として、「必須項目入力チェック」又は「伝票締切チェック」等の確認を促す内容のメッセージが挙げられる。また、薬剤に関する内容としては、「薬剤の投与量チェック」、「容量と用法の整合性チェック(内服に対する外用用法、量に対する回数)」「相互作用、アレルギー」、「投与期間チェック」又は「薬剤重複チェック」等の確認を促す内容のメッセージが挙げられる。また、病名に関する内容としては、「自科病名未登録(利用者の所属科で病名が登録されていない状態)」又は「主病名未登録(主の病名が登録されていない状態)」等の病名の未登録を通知する内容のメッセージが挙げられる。
また、メッセージマスタ部2は、例えば、図4(b)に示すように、メッセージの内容、当該メッセージの識別情報(以下、メッセージコードと称す)及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納する。なお、メッセージの重要度は、表示制御装置100の設計者や表示制御装置100を導入した医療機関(システム管理者等)が、適宜、設定するものである。例えば、前述した薬剤に関するメッセージを省略することは、医療ミスに繋がるリスクを伴うために、重要度を高く設定するものと考えられる。また、前述した共通的なメッセージは、システムの習熟度の高い利用者に対しては必ずしも必要ではなく、重要度を低く設定するものと考えられる。
制御部3は、入力部1からの入力データに基づき、対応するメッセージをメッセージマスタ部2から読出し、表示部4に表示するなどの処理を行なう。また、制御部3は、入力部1からの入力データに基づき、後述する反応時間計測部5、システム習熟度判定部10、医療知識レベル判定部15、患者受診暦判定部18及び総合判定部19を制御して、所定の処理を行なわせる。
表示部4は、メッセージマスタ部2に格納されたメッセージを、ポップアップウィンドウ等により表示する手段であり、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等の表示装置である。
反応時間計測部5は、利用者が入力部1を操作して、メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間(以下、反応時間と称す)を計測し、後述する反応時間格納部6に格納する。この場合に、反応時間計測部5は、利用者の識別情報(利用者ID)、ポップアップウィンドウに表示されたメッセージの識別情報(メッセージコード)、当該メッセージを表示するポップアップウィンドウに対する当該利用者の反応時間を対応付ける。そして、反応時間計測部5は、これらの情報に対して、現在の日時(当該反応時間の更新日時)を対応付けて、後述する反応時間格納部6に格納する。
反応時間格納部6は、反応時間計測部5により計測されたデータとして、例えば、図4(a)に示すように、利用者ID、メッセージコード、反応時間及び更新日時を対応付けて格納する。
ここで、反応時間計測部5による反応時間の計測から反応時間格納部6への格納までの処理(以下、反応時間集計処理と称す)について、図2(a)を用いて説明する。
まず、反応時間計測部5は、表示部4に表示された、例えば、図3(a)に示すウィンドウにおいて、利用者が入力部1を用いて「確定」ボタンを押下した時点を計測の開始とする(ステップS101)。
そして、反応時間計測部5は、図3(b)に示すポップアップウィンドウが表示部4に表示され(ステップS102)、利用者が入力部1を用いて「OK」ボタンを押下した時点を計測の終了とする(ステップS103)。なお、図3(b)に示すポップアップウィンドウは、メッセージ内容が「検査目的は必須入力項目です。」であり、例えば、図4(b)に示すように、対応するメッセージコードが「MSG001」である。
反応時間計測部5は、計測開始時点から計測終了時点までの経過時間を反応時間として、利用者ID、メッセージコード及び更新日時を対応付けて、反応時間格納部6に格納して(ステップS104)、反応時間集計処理を終了する。ここでは、例えば、図4(a)に示すように、利用者ID「DR01」、メッセージコード「MSG001」、反応時間(ms)「500」、及び更新日時「2008/12/09 12:00」を対応付けて、反応時間格納部6に格納する。
なお、反応時間集計処理は、後述するシステム習熟度判定部10による判定処理にあたり、判定材料を蓄積するための準備工程であり、表示制御装置100は、各利用者におけるメッセージの種別毎の反応時間を所定の時期に収集する。この所定の時期としては、例えば、表示制御装置100を導入して1ヶ月の期間や、毎朝、表示制御装置100を起動して1時間の入力操作に対して、反応時間を収集することが考えられる。
基準反応時間算出部7は、反応時間格納部6に格納されたデータに基づき、統計処理し、メッセージ種別毎の反応時間の長短を判定するうえで基準となる時間(以下、基準反応時間と称す)を算出し、メッセージ種別毎の基準反応時間を基準反応時間格納部8に格納する。
基準更新期間格納部9は、表示制御装置100の使用頻度を判定するうえで基準となる値(以下、基準更新期間と称す)を格納する。なお、基準更新期間は、表示制御装置100の設計者や表示制御装置100を導入した医療機関が、適宜、設定するものである。
システム習熟度判定部10は、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、反応時間格納部6に格納される利用者の反応時間が所定の時間(基準反応時間)以内である場合に、当該利用者におけるシステムの習熟度が高いと判定する。また、システム習熟度判定部10は、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、反応時間格納部6に格納される反応時間の更新日時から現在の日時までの経過時間が所定の期間(基準更新期間)を超えている場合に、当該利用者におけるシステムの習熟度が低いと判定する。すなわち、反応時間の更新日時からの経過時間が長い(更新日が古い)ということは、システムの使用頻度が低いことであり、システム習熟度が低い判定になる。
病名情報格納部11は、例えば、図5(a)に示すように、患者の識別情報(患者ID)、当該患者における病名、当該病名の識別情報(病名コード)、及び当該病名を登録した利用者の識別情報(病名登録者ID)を対応付けて格納する。
利用者情報格納部12は、例えば、図5(b)に示すように、利用者の識別情報(利用者ID)、当該利用者の所属する診療科の識別情報(所属科コード)及び当該利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を対応付けて格納する。
なお、利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)は、表示制御装置100に対するユーザ登録時に、表示制御装置100を導入した医療機関において利用者に対して評価された情報を、入力部1を用いて入力することが考えられる。また、利用者の医療知識が向上した場合には、利用者情報格納部12に登録された評価値を、入力部1を用いて修正することが考えられる。
しかしながら、利用者の医療知識を客観的に評価することは困難であると考えられるうえ、利用者の医療知識が向上する度に、手動で評価値を修正することは煩雑である。このため、病名情報格納部11に格納された情報を利用して、後述する評価値算出部13により、利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を算出することが考えられる。
評価値算出部13は、利用者情報格納部12に格納される利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を、病名情報格納部11に格納される当該利用者による病名の登録件数に基づき、評価して、利用者情報格納部12に格納する。
ここで、評価値算出部13による各利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)の算出から利用者情報格納部12への格納までの処理(以下、医療知識評価値集計処理と称す)について、図2(b)を用いて説明する。
まず、評価値算出部13は、病名情報格納部11に格納された病名登録者ID及び病名(病名コード)に基づき、病名登録者毎の登録した病名の件数を集計する(ステップS201)。
そして、評価値算出部13は、集計した病名登録者毎の登録件数に基づき、統計処理し、医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を算出して、利用者(病名登録者)毎の医療知識に対する評価値を利用者情報格納部12に格納する(ステップS202)。なお、医療知識に対する評価値(医療知識評価値)は、利用者(病名登録者)による病名の登録件数が多いほど、診療を行なった件数(医療行為の量)が多いものであり、値が高く設定されることになる。
なお、医療知識評価値集計処理は、後述する医療知識レベル判定部15による判定処理にあたり、判定材料を蓄積するための準備工程であり、表示制御装置100は、各利用者における医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を所定の時期に収集する。この所定の時期としては、例えば、表示制御装置100を導入して四半期毎に評価値を収集することが考えられる。
基準評価値格納部14は、利用者の医療知識の高低を判定するうえで基準となる値(以下、基準評価値と称す)を格納する。なお、基準評価値は、表示制御装置100の設計者や表示制御装置100を導入した医療機関が、適宜、設定するものである。
医療知識レベル判定部15は、利用者情報格納部12に格納される利用者の医療知識の評価値が所定の値(基準評価値)以上の場合に、当該利用者における医療知識のレベルが高いと判定する。
患者受診暦格納部16は、図5(c)に示すように、患者の識別情報(患者ID)、当該患者を診断した利用者の識別情報(利用者ID)、当該患者が受診した診療科の識別情報(受診科コード)、及び当該患者が受診した日(受診日)を対応付けて格納する。
診療科マスタ部17は、図5(d)に示すように、診療科の識別情報(診療科コード)及び診療科の名称を対応付けて格納する。
患者受診暦判定部18は、患者受診暦格納部16に格納される、患者の識別情報(患者ID)、利用者の識別情報(利用者ID)、受診科の識別情報(受診科コード)及び受信日に基づき、当該患者の受診暦を判定する。
総合判定部19は、ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、システム習熟度判定部10による判定結果、医療知識レベル判定部15による判定結果、及び患者受診暦判定部18による判定結果に基づき、利用者における当該メッセージの必要なレベル(以下、メッセージ必要レベルと称す)を算出する。また、総合判定部19は、算出したメッセージ必要レベルと、メッセージマスタ部2に格納される当該メッセージの重要度とを比較して、ポップアップウィンドウを表示部4に表示するか否かを判定する。
なお、メッセージ必要レベルは、図4(c)に示すマトリクスにおいて、利用者における医療知識レベル、システム習熟度、及び患者の受診暦に基づき、該当するセルの値を抽出することが考えられる。また、図4(c)は一例であり、医療知識レベル及び/又はシステム習熟度は、三段階以上の多段階に区分してもよく、セルの値は、表示制御装置100の設計者や表示制御装置100を導入した医療機関が、適宜、設定するものである。
つぎに、本実施形態に係る表示制御装置100による、ポップアップウィンドウの表示方式の変更処理(以下、出力メッセージ処理と称す)について、図6〜図9を用いて説明する。
まず、利用者は、表示制御装置100の表示部4に表示された任意のウィンドウにおいて、入力部1を用いて、所定の項目に対して入力又は選択して、確定等のボタンを押下する(例えば、図3(a))。
制御部3は、ボタンの押下に伴うポップアップウィンドウに表示されるべきメッセージのメッセージコードを、システム習熟度判定部10に出力する。また、制御部3は、利用者IDをシステム習熟度判定部10に出力し、システム習熟度判定処理(図7)を開始するように、システム習熟度判定部10に指令を出す(ステップS1)。
システム習熟度判定部10は、入力されたメッセージコード及び利用者IDに基づき、対応する利用者の反応時間及び更新日時を、反応時間格納部6から取得する(ステップS11)。
また、システム習熟度判定部10は、入力されたメッセージコードに基づき、対応するメッセージの基準更新期間を、基準更新期間格納部9から取得する(ステップS12)。
そして、システム習熟度判定部10は、更新日時からの現在の日時までの経過時間が、基準更新期間以内であるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13において、更新日時からの現在の日時までの経過時間が、基準更新期間以内でない場合に、システム習熟度判定部10は、利用者のシステム習熟度は低いと判定し(ステップS14)、システム習熟度判定処理を終了する。
また、ステップS13において、更新日時からの現在の日時までの経過時間が、基準更新期間以内である場合に、システム習熟度判定部10は、入力されたメッセージコードに基づき、対応するメッセージの基準反応時間を、基準反応時間格納部8から取得する(ステップS15)。
そして、システム習熟度判定部10は、反応時間が基準反応時間以内であるか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS13において、反応時間が基準反応時間以内でない場合に、システム習熟度判定部10は、利用者のシステム習熟度は低いと判定し(ステップS14)、システム習熟度判定処理を終了する。
また、ステップS13において、反応時間が基準反応時間以内である場合に、システム習熟度判定部10は、利用者のシステム習熟度は高いと判定し(ステップS17)、システム習熟度判定処理を終了する。
なお、システム習熟度判定部10は、ステップS14又はステップS17で得られた判定結果を、総合判定部19に出力する。
また、制御部3は、ボタンの押下に基づき、患者ID、利用者ID及び所属科コードを、患者受診暦判定部18に出力し、患者受診暦判定処理(図8)を開始するように、患者受診暦判定部18に指令を出す(ステップS2)。
患者受診暦判定部18は、入力された患者IDに基づき、対応する利用者ID、受診科コード及び受診日を、患者受診暦格納部16から取得する(ステップS21)。
そして、患者受診暦判定部18は、制御部3から入力された利用者IDが、患者受診暦格納部16から取得した利用者IDに存在するか(利用者により診療されたことがあるか)否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22において、利用者による受診暦がある場合に、患者受診暦判定部18は、患者が利用者に対する再診であると判定し(ステップS23)、患者受診暦判定処理を終了する。
また、ステップS22において、利用者による受診暦がない場合に、患者受診暦判定部18は、制御部3から入力された所属科コードが、患者受診暦格納部16から取得した受診科コードに存在するか(所属科により診療されたことがあるか)否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24において、所属科による受診暦がある場合に、患者受診暦判定部18は、患者が所属科に対する再診であると判定し(ステップS25)、患者受診暦判定処理を終了する。
また、ステップS24において、所属科による受診暦がない場合に、患者受診暦判定部18は、患者受診暦格納部16から受診日が取得できたか(当病院により診療されたことがあるか)否かを判断する(ステップS26)。
ステップS26において、当病院で受診暦がある場合に、患者受診暦判定部18は、患者が当病院の再診であると判定し(ステップS27)、患者受診暦判定処理を終了する。
また、ステップS24において、当病院で受診暦がない場合に、患者受診暦判定部18は、患者が当病院の初診であると判定し(ステップS28)、患者受診暦判定処理を終了する。
なお、患者受診暦判定部18は、ステップS23、ステップS25、ステップS27又はステップS28で得られた判定結果を、総合判定部19に出力する。
また、制御部3は、ボタンの押下に基づき、利用者IDを医療知識レベル判定部15に出力し、医療知識レベル判定処理(図9)を開始するように、医療知識レベル判定部15に指令を出す(ステップS3)。
医療知識レベル判定部15は、入力された利用者IDに基づき、対応する利用者の医療知識に対する評価値(医療知識評価値)を、利用者情報格納部12から取得する(ステップS31)。
また、医療知識レベル判定部15は、基準評価値格納部14から基準評価値を取得する(ステップS32)。
そして、医療知識レベル判定部15は、利用者情報格納部12から取得した医療知識評価値が、基準評価値格納部14から取得した基準評価値以上であるか否かを判断する(ステップS33)。
ステップS33において、基準評価値以上である場合に、医療知識レベル判定部15は、利用者における医療知識のレベルが高いと判定し(ステップS34)、医療知識レベル判定処理を終了する。
また、ステップS33において、基準評価値未満である場合に、医療知識レベル判定部15は、利用者における医療知識のレベルが低いと判定し(ステップS35)、医療知識レベル判定処理を終了する。
なお、医療知識レベル判定部15は、ステップS34及びステップS35で得られた判定結果を、総合判定部19に出力する。
そして、総合判定部19は、システム習熟度判定部10、患者受診暦判定部18及び医療知識レベル判定部15にからそれぞれ入力された判定結果に基づき、例えば、図4(c)に示すマトリクスを検索し、該当するメッセージ必要レベルを抽出する(ステップS4)。
また、総合判定部19は、入力されたメッセージコードに基づき、対応するメッセージ重要度をメッセージマスタ部2から取得する(ステップS5)。
そして、総合判定部19は、抽出したメッセージ必要レベルが、メッセージマスタ部2から取得したメッセージ重要度より高いか否かを判断し、ポップアップウィンドウを表示するか否かを判定して(ステップS6)、判定結果を制御部3に出力する。
ステップS6において、メッセージ必要レベルがメッセージ重要度より高い場合に、総合判定部19は、ポップアップウィンドウを表示すると判定し、制御部3は、対応するメッセージをポップアップウィンドウにより表示部4に表示する(ステップS7、例えば、図3(b))。
また、ステップS6において、メッセージ必要レベルがメッセージ重要度より低い場合に、総合判定部19は、ポップアップウィンドウを表示しないと判定し、制御部3は、対応するメッセージの表示形式を変更して、表示部4に表示又は非表示する(ステップS8)。なお、表示形式の変更は、メッセージボックス等のように、利用者の操作を必要とするメッセージ形式ではなく、例えば、図3(c)に示すステータスバー等の画面領域に表示するような、利用者の確認操作を省略して、次操作に進める表示形式への変更である。
以上のように、本実施形態に係る表示制御装置100は、利用者のシステム習熟度、医療知識レベル及び患者の受診暦並びにメッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウの表示又は非表示を総合的に判定することができる。延いては、所定の基準を満たす利用者に対して、ポップアップウィンドウの確認操作が不要となり、ポップアップウィンドウを閉じるという無用な一操作を削減することができ、利用者による入力業務における操作負荷を軽減させることができるという作用効果を奏する。特に、医療現場で使用する電子カルテのように、利用者が長時間使用するシステムにおいては、利用者の操作負荷を大幅に低減するという作用効果を奏する。は、利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御することができ、システムの習熟度の高い利用者にとっては、ポップアップウィンドウを閉じるという無用な一操作を削減することができるという効果を奏する。延いては、利用者による入力業務における操作負荷を低減することができるという効果を奏する。
なお、本実施形態に係る表示制御装置100は、利用者のシステム習熟度、医療知識レベル及び患者の受診暦のいずれか1つ又は2つの判定結果と、メッセージの重要度とを比較して、ポップアップウィンドウの表示又は非表示を判定してもよい。この1つの判定結果を使用する場合には、図4(c)に示すマトリクスを、医療知識レベル、システム習熟度又は受診暦を単独の値として新たに設定する必要がある。また、この2つの判定結果を使用する場合には、図4(c)に示すマトリクスを、医療知識レベルと受診暦との組み合わせ、システム習熟度と受診暦との組み合わせ、又は医療知識レベルと受診暦との組み合わせのマトリクスを新たに設定する必要がある。
(第2の実施形態)
図10は第2の実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。図10において、図1〜図9と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
基準使用時間算出部20は、反応時間格納部6に格納されたデータに基づき、統計処理し、ポップアップウィンドウの強制表示の適否を判定するうえで基準となる連続使用時間(以下、基準使用時間と称す)を算出し、利用者毎の基準使用時間を基準使用時間格納部21に格納する。
強制表示判定部22は、利用者によるシステムの使用開始からの連続使用時間が所定の時間(基準使用時間)以上である場合に、当該利用者に対してポップアップウィンドウを強制的に表示するように判定する。
総合判定部19は、システム習熟度判定部10、医療知識レベル判定部15及び患者受診暦判定部18による判定結果に関わらず、強制表示判定部22による判定結果に基づき、ポップアップウィンドウを強制的に表示する。
なお、この第2の実施形態に係る表示制御装置100においては、基準使用時間算出部20、基準使用時間格納部21及び強制表示判定部22を新たに備えているところのみが第1の実施形態と異なるところである。この基準使用時間算出部20、基準使用時間格納部21及び強制表示判定部22による作用効果以外は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
第2の実施形態においては、システムの使用開始からの連続使用時間が長くなるほど、反応時間が遅くなる利用者に対して、連続使用時間が基準使用時間を超過した場合に、ポップアップウィンドウを省略することなく、強制的に表示する。これにより、集中力を欠いた利用者が、入力ミスをした場合であっても、ポップアップウィンドウにより入力ミスに気付き、医療ミスに繋がることを未然に防止することができるという作用効果を奏する。
[付記] 上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御する表示制御装置であって、前記利用者の識別情報を入力する入力部と、前記ポップアップウィンドウを表示する表示部と、前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納する反応時間格納部と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納部に格納される前記利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定部と、前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果及び前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定する総合判定部と、を備えていることを特徴とする表示制御装置。
(付記2) 前記利用者の識別情報及び当該利用者の医療知識に対する評価値を対応付けて格納する利用者情報格納部と、前記利用者情報格納部に格納される前記利用者の医療知識の評価値が所定の値より高いか否かを判定する医療知識レベル判定部と、前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部と、を備え、前記総合判定部が、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果及び前記医療知識レベル判定部による判定結果、並びに前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定することを特徴とする表示制御装置。
(付記3) 患者の識別情報、当該患者を診断した利用者の識別情報、当該患者が受診した診療科の識別情報、及び当該患者が受診した受診日を対応付けて格納する患者受診暦格納部と、前記患者受診暦格納部に格納される、前記患者の識別情報、利用者の識別情報、診療科の識別情報及び受診日に基づき、当該患者の受診暦を判定する患者受診暦判定部と、を備え、前記総合判定部が、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果、前記医療知識レベル判定部による判定結果及び前記患者受診暦判定部による判定結果、並びに前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定することを特徴とする表示制御装置。
(付記4) 前記総合判定部が、前記前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果、前記医療知識レベル判定部による判定結果及び前記患者受診暦判定部による判定結果に基づく値が、前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度よりも高い場合に、ポップアップウィンドウを表示することを特徴とする表示制御装置。
(付記5) 患者の識別情報、当該患者における病名の識別情報、及び当該病名を登録した前記利用者の識別情報を対応付けて格納する病名情報格納部と、前記利用者情報格納部に格納される前記利用者の医療知識に対する評価値を、前記病名情報格納部に格納される当該利用者による病名の登録件数に基づき、評価する評価値算出部と、を備えていることを特徴とする表示制御装置。
(付記6) 前記利用者によるシステムの使用開始からの連続使用時間が所定の時間以上である場合に、当該利用者に対してポップアップウィンドウを表示するように判定する強制表示判定部を備え、前記総合判定部が、前記強制表示判定部による判定結果に基づき、ポップアップウィンドウを表示することを特徴とする表示制御装置。
(付記7) 前記反応時間格納部が、前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間、及び当該反応時間の更新日時を対応付けて格納し、前記システム習熟度判定部が、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納部に格納される前記反応時間の更新日時からの経過時間が所定の期間を超えている場合に、当該利用者におけるシステムの習熟度が低いと判定することを特徴とする表示制御装置。
(付記8) 前記ポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である前記利用者の反応時間を計測する反応時間計測部を備え、前記反応時間格納部が、前記反応時間計測部による反応時間を格納することを特徴とする表示制御装置。
(付記9) 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御する表示制御方法であって、前記利用者の識別情報を入力する入力ステップと、前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納するデータベースから、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記利用者の反応時間を抽出し、当該利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定ステップと、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定ステップによる判定結果及び当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示ステップに表示するか否かを判定する総合判定ステップと、前記総合判定ステップによる判定結果に基づき、前記ポップアップウィンドウを表示する表示ステップと、を有することを特徴とする表示制御方法。
(付記10) 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御するように、コンピュータを機能させる表示制御プログラムであって、コンピュータを、前記利用者の識別情報を入力する入力手段と、前記ポップアップウィンドウを表示する表示手段と、前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納する反応時間格納手段と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納手段に格納される前記利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定手段と、前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ手段と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定手段による判定結果及び前記メッセージマスタ手段に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示手段に表示するか否かを判定する総合判定手段として機能させる表示制御プログラム。
1 入力部
2 メッセージマスタ部
3 制御部
4 表示部
5 反応時間計測部
6 反応時間格納部
7 基準反応時間算出部
8 基準反応時間格納部
9 基準更新期間格納部
10 システム習熟度判定部
11 病名情報格納部
12 利用者情報格納部
13 評価値算出部
14 基準評価値格納部
15 医療知識レベル判定部
16 患者受診暦格納部
17 診療科マスタ部
18 患者受診暦判定部
19 総合判定部
20 基準使用時間算出部
21 基準使用時間格納部
22 強制表示判定部
100 表示制御装置

Claims (7)

  1. 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御する表示制御装置であって、
    前記利用者の識別情報を入力する入力部と、
    前記ポップアップウィンドウを表示する表示部と、
    前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納する反応時間格納部と、
    前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納部に格納される前記利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定部と、
    前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部と、
    前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果及び前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定する総合判定部と、
    を備えていることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記利用者の識別情報及び当該利用者の医療知識に対する評価値を対応付けて格納する利用者情報格納部と、
    前記利用者情報格納部に格納される前記利用者の医療知識の評価値が所定の値より高いか否かを判定する医療知識レベル判定部と、
    前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ部と、
    を備え、
    前記総合判定部が、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果及び前記医療知識レベル判定部による判定結果、並びに前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定することを特徴とする表示制御装置。
  3. 前記請求項2に記載の表示制御装置において、
    患者の識別情報、当該患者を診断した利用者の識別情報、当該患者が受診した診療科の識別情報、及び当該患者が受診した受診日を対応付けて格納する患者受診暦格納部と、
    前記患者受診暦格納部に格納される、前記患者の識別情報、利用者の識別情報、診療科の識別情報及び受診日に基づき、当該患者の受診暦を判定する患者受診暦判定部と、
    を備え、
    前記総合判定部が、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果、前記医療知識レベル判定部による判定結果及び前記患者受診暦判定部による判定結果、並びに前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示部に表示するか否かを判定することを特徴とする表示制御装置。
  4. 前記請求項3に記載の表示制御装置において、
    前記総合判定部が、前記前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定部による判定結果、前記医療知識レベル判定部による判定結果及び前記患者受診暦判定部による判定結果に基づく値が、前記メッセージマスタ部に格納される当該メッセージの重要度よりも高い場合に、ポップアップウィンドウを表示することを特徴とする表示制御装置。
  5. 前記請求項2乃至4のいずれかに記載の表示制御装置において、
    患者の識別情報、当該患者における病名の識別情報、及び当該病名を登録した前記利用者の識別情報を対応付けて格納する病名情報格納部と、
    前記利用者情報格納部に格納される前記利用者の医療知識に対する評価値を、前記病名情報格納部に格納される当該利用者による病名の登録件数に基づき、評価する評価値算出部と、
    を備えていることを特徴とする表示制御装置。
  6. 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御する表示制御方法であって、
    前記利用者の識別情報を入力する入力ステップと、
    前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納するデータベースから、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記利用者の反応時間を抽出し、当該利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定ステップと、
    前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定ステップによる判定結果及び当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示ステップに表示するか否かを判定する総合判定ステップと、
    前記総合判定ステップによる判定結果に基づき、前記ポップアップウィンドウを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  7. 利用者におけるシステムの習熟度に応じて、ポップアップウィンドウの表示を制御するように、コンピュータを機能させる表示制御プログラムであって、
    コンピュータを、前記利用者の識別情報を入力する入力手段と、前記ポップアップウィンドウを表示する表示手段と、前記利用者の識別情報、前記ポップアップウィンドウに表示されるメッセージの識別情報、及び当該メッセージを表示するポップアップウィンドウが開いてから閉じるまでの経過時間である当該利用者の反応時間を対応付けて格納する反応時間格納手段と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記反応時間格納手段に格納される前記利用者の反応時間が所定の時間以内であるか否かを判定するシステム習熟度判定手段と、前記メッセージの識別情報及び当該メッセージの重要度を対応付けて格納するメッセージマスタ手段と、前記ポップアップウィンドウにより表示しようとするメッセージに対応する、前記システム習熟度判定手段による判定結果及び前記メッセージマスタ手段に格納される当該メッセージの重要度に基づき、ポップアップウィンドウを前記表示手段に表示するか否かを判定する総合判定手段として機能させる表示制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015041286A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 東芝テック株式会社 薬剤登録装置およびプログラム
JP2016009282A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 株式会社東芝 医用画像診断装置
JP2016537627A (ja) * 2013-11-15 2016-12-01 ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス 医療分析器ユーザインターフェースのオペレータ固有の適合

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