JP2010204779A - データ転送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを防止することが可能なデータ転送装置を提供すること。
【解決手段】データ転送装置100は、データ受信部101と転送先装置選択部102とデータ送信部103とを備える。データ受信部は、データを受信する。転送先装置選択部は、データ受信部により受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する。データ送信部は、転送先装置選択部により選択された転送先装置へ、データ受信部により受信されたデータを送信する。これによれば、データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを防止することができる。この結果、その外部装置がそのデータの処理を完了するまでに要する時間が過度に長くなることを防止することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、データを受信し、受信したデータを外部装置へ送信するデータ転送装置に関する。
データを受信し、受信したデータを外部装置へ送信するデータ転送装置が知られている。この種のデータ転送装置の一つとして、特許文献1に記載のデータ転送装置は、受信したデータに含まれるキーワードに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択し、選択した転送先装置へ、受信したデータを送信するように構成されている。このデータ転送装置によれば、受信したデータに含まれるキーワードに対応するデータの重要度に応じて転送先装置を変更することができる。
特開2006−260017号公報
ところで、データのサイズが大きくなるほど、外部装置がそのデータを処理する(例えば、データを他の装置へ転送する、又は、データを記憶する)ための処理負荷が大きくなる。一方、上記データ転送装置は、受信したデータのサイズと関係なく転送先装置を選択するように構成されている。従って、上記データ転送装置においては、データを処理する能力が比較的低い外部装置に、サイズが比較的大きいデータが送信されることにより、その外部装置の処理負荷が過大となってしまう虞があった。その結果、その外部装置がそのデータの処理を完了するまでに要する時間が過度に長くなってしまう虞があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「外部装置の処理負荷が過大となること」を解決することが可能なデータ転送装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるデータ転送装置は、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるデータ転送装置は、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、当該取得した機密度情報に基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるデータ転送方法は、
データを受信するデータ受信工程と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択工程と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信工程と、
を含む。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
データ転送装置に、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である情報処理装置は、
着脱可能に構成された複数の情報処理ユニットと、
上記複数の情報処理ユニットのそれぞれにより送信されたデータを外部装置へ送信するデータ転送ユニットと、を備え、
上記データ転送ユニットは、
上記情報処理ユニットにより送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる上記外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
本発明は、以上のように構成されることにより、データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを防止することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を表す図である。 図1に示した情報処理ユニットが実行するプログラムを概念的に示した説明図である。 図1に示したデータ転送ユニットの機能の概略を表すブロック図である。 図1に示したデータ転送ユニットが記憶する装置選択用情報を示したテーブルである。 図1に示したデータ転送ユニットが記憶する装置情報を示したテーブルである。 図1に示したデータ転送ユニットが記憶するポリシー情報を示したテーブルである。 図1に示したデータ転送ユニットのCPUが実行するデータ転送プログラムを示したフローチャートである。 図1に示したデータ転送ユニットのCPUが実行する装置情報更新プログラムを示したフローチャートである。 図1に示したデータ転送ユニットのCPUが実行するポリシー情報更新プログラムを示したフローチャートである。 本発明の実施形態の変形例に係るデータ転送装置の機能の概略を表すブロック図である。
本発明の一形態であるデータ転送装置は、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
これによれば、データ転送装置は、受信されたデータのサイズに基づいて選択された転送先装置へそのデータを送信する。これにより、データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを防止することができる。この結果、その外部装置がそのデータの処理を完了するまでに要する時間が過度に長くなることを防止することができる。
この場合、上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
これによれば、データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを確実に防止することができる。この結果、その外部装置がそのデータの処理を完了するまでに要する時間が過度に長くなることを確実に防止することができる。
この場合、上記データ転送装置は、
データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
この場合、上記データ転送装置は、
データを送信可能な外部装置を識別するための装置識別情報を取得する装置情報取得手段と、
上記取得された装置識別情報に基づいて、上記装置選択用情報を更新する装置選択用情報更新手段と、
を備えることが好適である。
これによれば、データ転送装置によってデータを送信可能な外部装置が変更された場合であっても、データ転送装置は、その変更後の外部装置の中から転送先装置を選択することができる。更に、上記構成によれば、データ転送装置のユーザ(例えば、データ転送装置を管理するユーザ)が装置選択用情報を更新しなくても、データ転送装置は、装置選択用情報を最新の情報に更新することができる。この結果、ユーザの手間を軽減することができる。
この場合、上記装置情報取得手段は、データを送信可能な外部装置を識別するための装置識別情報と、当該外部装置がデータを処理する能力を表す処理能力情報と、を対応付けて取得するように構成され、
上記装置選択用情報更新手段は、上記取得された装置識別情報及び処理能力情報に基づいて上記装置選択用情報を更新するように構成されることが好適である。
これによれば、処理能力情報に基づいて装置選択用情報を適切に更新することができる。例えば、受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置が転送先装置として選択されるように、装置選択用情報を更新することができる。
この場合、上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、当該取得した機密度情報に基づいて上記転送先装置を選択するように構成されることが好適である。
ところで、データが漏洩する可能性は、外部装置毎に異なる。従って、受信されたデータに要求される機密性の程度に関係なく転送先装置を選択するようにデータ転送装置が構成されていると、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ、要求される機密性の程度が比較的高いデータが送信される虞がある。
これに対し、上記構成によれば、データ転送装置は、受信されたデータに要求される機密性の程度に基づいて選択された転送先装置へそのデータを送信する。これにより、要求される機密性の程度が比較的高いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ送信されることを防止することができる。また、要求される機密性の程度が比較的低いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ無駄に送信されることを防止することができる。
この場合、上記データ転送装置は、
データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、上記機密度情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報のうちの、当該受信されたデータから取得された機密度情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
この場合、上記機密度情報は、上記受信されたデータに含まれる情報であって、当該データの通信プロトコルを表す情報であるプロトコル情報を含むことが好適である。
データに要求される機密性の程度と、そのデータの通信プロトコルと、は強い相関関係を有する。従って、機密度情報としてプロトコル情報を用いることにより、転送先装置をより適切に選択することができる。
この場合、上記機密度情報は、上記受信されたデータが、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を含むか否かを表すユーザ識別情報有無情報を含むことが好適である。
ところで、データにユーザ識別情報が含まれている場合、そのデータに要求される機密性の程度は高い。従って、機密度情報としてユーザ識別情報有無情報を用いることにより、転送先装置をより適切に選択することができる。
また、本発明の他の形態であるデータ転送装置は、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、当該取得した機密度情報に基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
データ転送装置は、受信されたデータに要求される機密性の程度に基づいて選択された転送先装置へそのデータを送信する。これにより、要求される機密性の程度が比較的高いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ送信されることを防止することができる。また、要求される機密性の程度が比較的低いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ無駄に送信されることを防止することができる。
また、本発明の他の形態であるデータ転送方法は、
データを受信するデータ受信工程と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択工程と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信工程と、
を含む。
この場合、上記転送先装置選択工程は、上記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
この場合、上記転送先装置選択工程は、
データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報が記憶装置に記憶されている状態において、上記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて当該記憶装置に記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
データ転送装置に、
データを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を実現させるためのプログラムである。
この場合、上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
この場合、上記転送先装置選択手段は、
データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報が記憶装置に記憶されている状態において、上記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて当該記憶装置に記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態である情報処理装置は、
着脱可能に構成された複数の情報処理ユニットと、
上記複数の情報処理ユニットのそれぞれにより送信されたデータを外部装置へ送信するデータ転送ユニットと、を備え、
上記データ転送ユニットは、
上記情報処理ユニットにより送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
上記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる上記外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
上記選択された転送先装置へ上記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
を備える。
この場合、上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
この場合、上記データ転送ユニットは、
データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
上記転送先装置選択手段は、上記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を上記転送先装置として選択するように構成されることが好適である。
上述した構成を有する、データ転送方法、プログラム、又は、情報処理装置、の発明であっても、上記データ転送装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、データ転送装置、データ転送方法、プログラム、及び、情報処理装置、の実施形態について図1〜図10を参照しながら説明する。
<実施形態>
図1に示したように、実施形態に係る情報処理装置1は、ブレード型のサーバ装置である。情報処理装置1は、複数(本例では、3つ)の情報処理ユニット11,12,13と、データ転送ユニット(データ転送装置)14と、入出力インターフェース部15と、図示しない入力装置(本例では、キーボード及びマウス等)及び出力装置(本例では、ディスプレイ等)と、を備える。
情報処理ユニット11,12,13及びデータ転送ユニット14のそれぞれは、情報処理装置1の本体部としてのエンクロージャに着脱可能に装着されている。情報処理ユニット11,12,13及びデータ転送ユニット14のそれぞれは、ブレードとも呼ばれる。
情報処理ユニット11,12,13及びデータ転送ユニット14のそれぞれは、図示しない中央処理装置(CPU;Central Processing Unit)、及び、記憶装置(メモリ及びハードディスク駆動装置(HDD;Hard Disk Drive))を備える。情報処理ユニット11,12,13及びデータ転送ユニット14のそれぞれは、記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが実行することにより、後述する機能を実現するように構成されている。
各情報処理ユニット11,12,13は、CPUがアプリケーションプログラム(アプリケーション)を実行することにより生成されたデータをデータ転送ユニット14へ送信(出力)する。このデータは、データの送信先の外部装置を識別するための装置識別情報と、データの通信プロトコルを表す情報であるプロトコル情報と、を含む。装置識別情報は、例えば、MAC(Media Access Control)アドレス、及び、WWN(World Wide Name)等である。
本例では、情報処理ユニット12及び情報処理ユニット13のそれぞれは、図2の(A)に概念的に示したように、基盤OS(Operating System)としてのプログラム31を実行するとともに、基盤OS31により提供される機能を利用するアプリケーションプログラム32を実行する。
また、情報処理ユニット11は、図2の(B)に概念的に示したように、基盤OSとしてのプログラム33を実行するとともに、基盤OS33により提供される機能を利用する仮想OSとしての複数(本例では、2つ)のプログラム34,35を実行する。更に、情報処理ユニット11は、仮想OS34により提供される機能を利用するアプリケーションプログラム36を実行し、且つ、仮想OS35により提供される機能を利用するアプリケーションプログラム37を実行する。なお、各仮想OS34,35により提供される機能は、仮想サーバとも呼ばれる。
入出力インターフェース部15には、複数の通信装置21a,21b,…と、複数の記憶装置22a,22b,…と、が接続されている。なお、本明細書において、通信装置21a,21b,…、及び、記憶装置22a,22b,…のそれぞれは、外部装置とも呼ばれる。
通信装置21aと入出力インターフェース部15とは、第1の通信速度(本例では、1000Mbps(Mega Bits Per Second))にて通信可能に接続されている。また、各通信装置21b,…と入出力インターフェース部15とは、第1の通信速度よりも小さい第2の通信速度(本例では、10Mbps)にて通信可能に接続されている。
また、記憶装置22a及び記憶装置22bは、記憶装置22aが単位時間あたりに読み書き可能なデータのサイズ(データ転送速度)が、記憶装置22bよりも大きくなるように構成されている。
データ転送ユニット14は、各情報処理ユニット11,12,13により送信されたデータを受信し、受信したデータを入出力インターフェース部15を介して、通信装置21a,21b,…、又は、記憶装置22a,22b,…へ送信する。
ここで、データ転送ユニット14の機能についてより具体的に説明する。
図3は、上記のように構成されたデータ転送ユニット14の機能を表すブロック図である。この機能は、データ転送ユニット14のCPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。
このデータ転送ユニット14の機能は、データ受信部(データ受信手段)41と、装置選択用情報記憶部(装置選択用情報記憶手段)42と、データ解析部(転送先装置選択手段)43と、データ送信部(データ送信手段)44と、装置情報記憶部45と、ポリシー情報記憶部46と、外部装置監視部(装置情報取得手段)47と、装置選択用情報管理部(装置選択用情報更新手段)48と、管理インターフェース部49と、ポリシー情報管理部50と、を含む。
データ受信部41は、各情報処理ユニット11,12,13により送信されたデータを受信する。データ受信部41は、受信したデータに含まれる誤り検出符号に基づいて、受信したデータの誤り検出を行う。
データ受信部41は、受信したデータに誤りが検出されなかった場合、受信したデータをデータ解析部43へ出力する。一方、データ受信部41は、受信したデータに誤りが検出された場合、受信したデータを、データ解析部43へ出力することなく破棄する。更に、この場合、データ受信部41は、受信したデータを送信してきた情報処理ユニット11,12,13へ、誤りが検出された旨を表すエラー応答を送信する。
装置選択用情報記憶部42は、データ転送ユニット14が備える記憶装置に装置選択用情報を記憶させている。装置選択用情報は、サイズ範囲情報と機密度情報と装置識別情報とが対応付けられた情報である。
サイズ範囲情報は、データのサイズの範囲を表す情報である。装置識別情報は、外部装置(通信装置21a,21b,…、及び、記憶装置22a,22b,…)を識別するための情報である。機密度情報は、データに要求される機密性の程度を表す情報である。
本例では、機密度情報は、プロトコル情報とユーザ識別情報有無情報とを含む。プロトコル情報は、データ受信部41により受信されたデータに含まれる情報であって、データの通信プロトコルを表す情報である。ユーザ識別情報有無情報は、データ受信部41により受信されたデータが、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を含むか否かを表す情報である。
本例では、装置選択用情報記憶部42は、図4に示したように、通信装置21a,21b,…用の装置選択用情報(図4の(A)を参照)と、記憶装置22a,22b,…用の装置選択用情報(図4の(B)を参照)と、を記憶装置に記憶させている。
図4の(A)に示した通信装置21a,21b,…用の装置選択用情報のうちの、サイズ範囲情報としての「>1000」は、データのサイズが1000バイトよりも大きいという範囲を表している。また、ユーザ識別情報有無情報としての「有」は、データがユーザ識別情報を含むことを表している。
また、装置識別情報としての「aa−aa−aa−aa−aa−aa」は、通信装置21aのMACアドレスを表している。同様に、「bb−bb−bb−bb−bb−bb」は、通信装置21bのMACアドレスを表している。なお、「cc−cc−cc−cc−cc−cc」及び「dd−dd−dd−dd−dd−dd」も同様である。なお、装置選択用情報における空の情報(図4における空欄)は、任意の情報であることを表す。
また、図4の(B)に示した記憶装置22a,22b,…用の装置選択用情報のうちの、装置識別情報としての「oo:oo:oo:oo:oo:oo:oo:oo」は、記憶装置22aのWWNを表している。同様に、「ss:ss:ss:ss:ss:ss:ss:ss」は、記憶装置22bのWWNを表している。なお、「pp:pp:pp:pp:pp:pp:pp:pp」も同様である。
データ解析部43は、装置選択用情報記憶部42に記憶されている装置選択用情報と、データ受信部41により出力されたデータと、に基づいて、データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する。
具体的には、データ解析部43は、データ受信部41により受信されたデータに含まれる装置識別情報を取得する。データ解析部43は、取得した装置識別情報と、装置選択用情報記憶部42に記憶されている装置選択用情報と、に基づいて、データ受信部41により受信されたデータの送信先の外部装置が通信装置及び記憶装置のいずれであるかを特定する。
また、データ解析部43は、データ受信部41により受信されたデータのサイズを取得する。更に、データ解析部43は、データ受信部41により受信されたデータに含まれるプロトコル情報を取得する。加えて、データ解析部43は、データ受信部41により受信されたデータにユーザ識別情報が含まれているか否かを判定する。
そして、データ解析部43は、データの送信先の外部装置が通信装置であると特定した場合、図4の(A)に示した通信装置21a,21b,…用の装置選択用情報と、取得されたデータのサイズと、取得されたプロトコル情報と、データにユーザ識別情報が含まれているか否かを表す判定結果と、に基づいて転送先装置を選択する。
即ち、データ解析部43は、取得されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と、取得されたプロトコル情報と、判定結果に応じたユーザ識別情報有無情報と、を含む装置選択用情報を抽出する。そして、データ解析部43は、抽出した装置選択用情報に含まれる装置識別情報を、転送先装置を識別するための装置識別情報として取得する。
例えば、プロトコル情報として「DNS」を含むデータが受信された場合、データ解析部43は、転送先装置として、「bb−bb−bb−bb−bb−bb」により識別される外部装置を選択する。また、プロトコル情報として「FTP」を含み且つユーザ識別情報を含まないデータが受信された場合、データ解析部43は、転送先装置として、「dd−dd−dd−dd−dd−dd」により識別される外部装置を選択する。
同様に、データ解析部43は、データの送信先の外部装置が記憶装置であると特定した場合、図4の(B)に示した記憶装置22a,22b,…用の装置選択用情報と、取得されたデータのサイズと、取得されたプロトコル情報と、データにユーザ識別情報が含まれているか否かを表す判定結果と、に基づいて転送先装置を選択する。
このように、データ解析部43は、データ受信部41により出力されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、取得した機密度情報と、当該データのサイズと、に基づいて転送先装置を選択する。
そして、データ解析部43は、データ受信部41により出力されたデータに含まれる装置識別情報を、上記選択した転送先装置を識別するための装置識別情報に置換する。その後、データ解析部43は、装置識別情報を置換後のデータをデータ送信部44へ出力する。
なお、本例では、通信装置21aと入出力インターフェース部15との間の通信速度は、他の通信装置21b,…と入出力インターフェース部15との間の通信速度よりも大きい。即ち、通信装置21aがデータを処理する能力は、通信装置21a,21b,…の中で最も高い。従って、図4の(A)に示したように装置選択用情報が設定されることにより、データ解析部43は、受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を転送先装置として選択する、と言うことができる。
データ送信部44は、データ解析部43により出力されたデータに含まれる装置識別情報により識別される外部装置へ、入出力インターフェース部15を介して当該データを送信する。
装置情報記憶部45は、データ転送ユニット14が備える記憶装置に装置情報を記憶させている。装置情報は、属性情報と装置識別情報とが対応付けられた情報である。属性情報は、外部装置の属性を表す情報である。
本例では、装置情報記憶部45は、図5に示したように、通信装置21a,21b,…用の装置情報(図5の(A)を参照)と、記憶装置22a,22b,…用の装置情報(図5の(B)を参照)と、を記憶装置に記憶させている。
図5の(A)に示したように、通信装置21a,21b,…用の属性情報は、通信速度を表す情報と、セキュリティレベルを表す情報と、を含む。セキュリティレベルは、外部装置からデータが漏洩する可能性が低くなるほど高くなる値である。なお、通信速度を表す情報は、外部装置がデータを処理する能力を表す処理能力情報である。
また、図5の(B)に示したように、記憶装置22a,22b,…用の属性情報は、データ転送速度を表す情報と、残余記憶容量を表す情報と、を含む。残余記憶容量は、外部装置が新たに記憶可能なデータのサイズを表す。データ転送速度を表す情報、及び、残余記憶容量を表す情報、のそれぞれは、外部装置がデータを処理する能力を表す処理能力情報である。
ポリシー情報記憶部46は、データ転送ユニット14が備える記憶装置にポリシー情報を記憶させている。ポリシー情報は、サイズ範囲情報と機密度情報と装置識別情報と適合要件情報とが対応付けられた情報である。
本例では、機密度情報は、プロトコル情報とユーザ識別情報有無情報とを含む。また、適合要件情報は、サイズ範囲情報及び機密度情報に対応するデータの転送先の外部装置に要求される条件を表す情報である。本例では、適合要件情報は、対象項目を表す情報と、要件を表す情報と、を含む。
本例では、ポリシー情報記憶部46は、図6に示したように、通信装置21a,21b,…用のポリシー情報(図6の(A)を参照)と、記憶装置22a,22b,…用のポリシー情報(図6の(B)を参照)と、を記憶装置に記憶させている。
図6の(A)に示した通信装置21a,21b,…用のポリシー情報のうちの、対象項目を表す情報としての「通信速度」及び要件を表す情報としての「≧1000Mbps」は、通信速度が1000Mbps以上である外部装置を転送先装置として設定することを表している。同様に、対象項目を表す情報としての「セキュリティ」及び要件を表す情報としての「=高」は、セキュリティレベルを表す情報が「高」である外部装置を転送先装置として設定することを表している。
外部装置監視部47は、入出力インターフェース部15に接続される外部装置の状態を、所定の監視周期が経過する毎に監視する。具体的には、外部装置監視部47は、入出力インターフェース部15へ外部装置との間の接続状態を表す接続状態情報を要求する旨を表す要求信号を送信する。
接続状態情報は、入出力インターフェース部15に通信可能に接続されている(即ち、データ転送ユニット14がデータを送信可能な)外部装置を識別するための装置識別情報を含む。更に、接続状態情報は、外部装置の属性情報を含む。
入出力インターフェース部15は、外部装置監視部47からの要求信号に応じて接続状態情報を取得し、取得した接続状態情報を外部装置監視部47へ送信する。本例では、入出力インターフェース部15は、ICMP(Internet Control Message Protocol)に従って、接続状態情報を取得するように構成されている。なお、入出力インターフェース部15は、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従って、接続状態情報を取得するように構成されていてもよい。
外部装置監視部47は、入出力インターフェース部15から接続状態情報を受信する。外部装置監視部47は、受信した接続状態情報が、装置情報記憶部45により記憶されている装置情報と対応(本例では、一致)しているか否かを判定する。
外部装置監視部47は、接続状態情報が装置情報と対応していないと判定した場合、装置情報記憶部45により記憶されている装置情報のうちの、その対応していない部分を、受信した接続状態情報に基づいて更新する。
このような構成により、データ転送ユニット14によってデータを送信可能な外部装置が変更された場合(例えば、外部装置が新たに入出力インターフェース部15に接続された場合、外部装置に障害が発生した場合、又は、外部装置と入出力インターフェース部15との接続が解除された場合等)、その最新の状態を、装置情報記憶部45により記憶されている装置情報に反映することができる。
更に、外部装置監視部47は、装置情報を更新した場合、その旨を表す更新通知情報を装置選択用情報管理部48へ送信する。
管理インターフェース部49は、情報処理装置1のユーザ(例えば、情報処理装置1を管理するユーザ)により入力された変更指示情報を受け付ける。変更指示情報は、ポリシー情報を変更する旨を指示する情報である。管理インターフェース部49は、変更指示情報を受け付けると、ポリシー情報を変更するためのポリシー変更情報をユーザに入力させるための画像を図示しないディスプレイに表示させる。これにより、ユーザは、ポリシー変更情報を入力する。
ポリシー情報管理部50は、ユーザにより入力されたポリシー変更情報を受け付ける。ポリシー情報管理部50は、受け付けたポリシー変更情報が、ポリシー情報記憶部46により記憶されているポリシー情報と対応(本例では、一致)しているか否かを判定する。
ポリシー情報管理部50は、ポリシー変更情報がポリシー情報と対応していないと判定した場合、ポリシー情報記憶部46により記憶されているポリシー情報のうちの、その対応していない部分を、受け付けたポリシー変更情報に基づいて更新する。
更に、ポリシー情報管理部50は、ポリシー情報を更新した場合、その旨を表す更新通知情報を装置選択用情報管理部48へ送信する。
装置選択用情報管理部48は、装置情報記憶部45に記憶されている装置情報と、ポリシー情報記憶部46に記憶されているポリシー情報と、に基づいて、装置選択用情報記憶部42に記憶されている装置選択用情報を更新する。装置選択用情報管理部48は、外部装置監視部47又はポリシー情報管理部50から更新通知情報を受信する毎に、装置選択用情報を更新するための処理を行う。
具体的には、装置選択用情報管理部48は、記憶されているポリシー情報のそれぞれに対して、そのポリシー情報に含まれる適合要件情報が表す条件を満足する装置情報を特定する。そして、装置選択用情報管理部48は、記憶されているポリシー情報のそれぞれに対して、そのポリシー情報に含まれる機密度情報及びサイズ範囲情報と、そのポリシー情報に対して特定した装置情報に含まれる装置識別情報と、を対応付けた装置選択用情報を生成する。
次いで、装置選択用情報管理部48は、生成した装置選択用情報が、装置選択用情報記憶部42により記憶されている装置選択用情報と対応(本例では、一致)しているか否かを判定する。
装置選択用情報管理部48は、生成した装置選択用情報が、装置選択用情報記憶部42により記憶されている装置選択用情報と対応していないと判定した場合、装置選択用情報記憶部42により記憶されている装置選択用情報のうちの、その対応していない部分を、生成した装置選択用情報に基づいて更新する。
なお、装置選択用情報管理部48は、適合要件情報が表す条件を満足する装置情報を特定できなかった場合、管理インターフェース部49へエラー応答を送信することにより、管理インターフェース部49にその旨を表す画像を出力させるように構成されていてもよい。
次に、上述したデータ転送ユニット14の作動について具体的に述べる。
データ転送ユニット14のCPUは、図7にフローチャートにより示したデータ転送プログラムを、データ転送ユニット14の起動時に実行するようになっている。
具体的に述べると、CPUは、データ転送プログラムの処理を開始すると、情報処理ユニット11,12,13からデータを受信するまで待機する(ステップ705)。
そして、データ転送ユニット14が情報処理ユニット11,12,13の1つからデータを受信する(データ受信工程)と、CPUは、「Yes」と判定してステップ710へ進み、受信したデータに含まれる誤り検出符号に基づいて、受信したデータの誤り検出を行う(ステップ710)。
次いで、CPUは、受信したデータに誤りが検出されたか否かを判定する(ステップ715)。
受信したデータに誤りが検出されなかった場合、CPUは、ステップ715にて「No」と判定してステップ720へ進み、記憶装置に記憶されている装置選択用情報と、受信されたデータと、に基づいて、データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する(転送先装置選択工程)。次いで、CPUは、選択した転送先装置へ、受信したデータを送信する(ステップ725、データ送信工程)。そして、CPUは、ステップ705へ戻り、ステップ705〜ステップ725の処理を繰り返し実行する。
一方、受信したデータに誤りが検出された場合、CPUは、ステップ715にて「Yes」と判定してステップ730へ進み、受信したデータを送信してきた情報処理ユニット11,12,13へ、誤りが検出された旨を表すエラー応答を送信する。そして、CPUは、ステップ705へ戻り、ステップ705〜ステップ730の処理を繰り返し実行する。
また、データ転送ユニット14のCPUは、図8にフローチャートにより示した装置情報更新プログラムを、データ転送ユニット14の起動時に実行するようになっている。
具体的に述べると、CPUは、装置情報更新プログラムの処理を開始すると、予め設定された監視周期が経過するまで待機する(ステップ805)。そして、監視周期が経過すると、CPUは、「Yes」と判定してステップ810へ進み、入出力インターフェース部15へ接続状態情報を要求する旨を表す要求信号を送信する。
そして、CPUは、入出力インターフェース部15から接続状態情報を受信するまで待機する(ステップ815)。その後、データ転送ユニット14が入出力インターフェース部15から接続状態情報を受信すると、CPUは、「Yes」と判定してステップ820へ進む。
CPUは、受信した接続状態情報が、記憶装置に記憶されている装置情報と対応(本例では、一致)していない場合、記憶装置に記憶されている装置情報のうちの、その対応していない部分を、受信した接続状態情報に基づいて更新する(ステップ820)。
次いで、CPUは、記憶装置に記憶されているポリシー情報のそれぞれに対して、そのポリシー情報に含まれる適合要件情報が表す条件を満足する装置情報を特定する。そして、CPUは、記憶装置に記憶されているポリシー情報のそれぞれに対して、そのポリシー情報に含まれる機密度情報及びサイズ範囲情報と、そのポリシー情報に対して特定した装置情報に含まれる装置識別情報と、を対応付けた装置選択用情報を生成する(ステップ825)。
次いで、CPUは、生成した装置選択用情報が、記憶装置に記憶されている装置選択用情報と対応(本例では、一致)していない場合、記憶装置に記憶されている装置選択用情報のうちの、その対応していない部分を、生成した装置選択用情報に基づいて更新する(ステップ830)。
その後、CPUは、ステップ805へ戻り、ステップ805〜ステップ830の処理を繰り返し実行する。
また、データ転送ユニット14のCPUは、図9にフローチャートにより示したポリシー情報更新プログラムを、データ転送ユニット14の起動時に実行するようになっている。
具体的に述べると、CPUは、ポリシー情報更新プログラムの処理を開始すると、ユーザにより入力された変更指示情報を受け付けるまで待機する(ステップ905)。そして、変更指示情報を受け付けると、CPUは、「Yes」と判定してステップ910へ進み、ポリシー変更情報をユーザに入力させるための画像を出力する。
次いで、CPUは、ユーザにより入力されたポリシー変更情報を受け付けるまで待機する(ステップ915)。そして、ポリシー変更情報を受け付けると、CPUは、「Yes」と判定してステップ920へ進む。
次いで、CPUは、受け付けたポリシー変更情報が、記憶装置に記憶されているポリシー情報と対応(本例では、一致)していない場合、記憶装置に記憶されているポリシー情報のうちの、その対応していない部分を、受け付けたポリシー変更情報に基づいて更新する(ステップ920)。
その後、CPUは、図8のステップ825及びステップ830の処理と同様に、ステップ925及びステップ930の処理を実行した後、ステップ905へ戻り、ステップ905〜ステップ930の処理を繰り返し実行する。
以上、説明したように、本発明による情報処理装置の実施形態によれば、データ転送ユニット14は、受信されたデータのサイズに基づいて選択された転送先装置へそのデータを送信する。これにより、データの転送先となる外部装置の処理負荷が過大となることを防止することができる。この結果、その外部装置がそのデータの処理を完了するまでに要する時間が過度に長くなることを防止することができる。
更に、上記実施形態によれば、データ転送ユニット14は、データを送信可能な外部装置を識別するための装置識別情報を取得し、取得した装置識別情報に基づいて、記憶装置に記憶されている装置選択用情報を更新するように構成されている。これによれば、データ転送ユニット14によってデータを送信可能な外部装置が変更された場合であっても、データ転送ユニット14は、その変更後の外部装置の中から転送先装置を選択することができる。
更に、上記構成によれば、データ転送ユニット14のユーザ(例えば、情報処理装置1を管理するユーザ)が装置選択用情報を更新しなくても、データ転送ユニット14は、装置選択用情報を最新の情報に更新することができる。この結果、ユーザの手間を軽減することができる。
加えて、上記実施形態によれば、データ転送ユニット14は、装置識別情報に加えて処理能力情報を取得し、取得した装置識別情報及び処理能力情報に基づいて、記憶装置に記憶されている装置選択用情報を更新するように構成されている。これによれば、処理能力情報に基づいて装置選択用情報を適切に更新することができる。例えば、受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置が転送先装置として選択されるように、装置選択用情報を更新することができる。
更に、上記実施形態によれば、データ転送ユニット14は、受信されたデータに要求される機密性の程度に基づいて選択された転送先装置へそのデータを送信する。これにより、要求される機密性の程度が比較的高いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ送信されることを防止することができる。また、要求される機密性の程度が比較的低いデータが、データが漏洩する可能性が比較的高い外部装置へ無駄に送信されることを防止することができる。
加えて、上記実施形態によれば、データ転送ユニット14は、機密度情報としてプロトコル情報を用いる。これにより、転送先装置をより適切に選択することができる。同様に、データ転送ユニット14は、機密度情報としてユーザ識別情報有無情報を用いる。これにより、転送先装置をより適切に選択することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記実施形態においては、データ転送ユニット14は、受信したデータのサイズと、データに含まれる機密度情報と、の両方に基づいて転送先装置を選択するように構成されていたが、いずれか一方に基づいて転送先装置を選択するように構成されていてもよい。
また、図10に示したように、上記実施形態の変形例に係るデータ転送装置100は、データ受信部(データ受信手段)101と、転送先装置選択部(転送先装置選択手段)102と、データ送信部(データ送信手段)103と、を備える。
データ受信部101は、データを受信する。転送先装置選択部102は、データ受信部101により受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する。データ送信部103は、転送先装置選択部102により選択された転送先装置へ、データ受信部101により受信されたデータを送信する。
この変形例に係るデータ転送装置100によっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上記実施形態においてデータ転送ユニット14の各機能は、CPUが記憶装置に記憶されているプログラムを実行すること(ソフトウェア)により実現されていた。ところで、データ転送ユニット14の各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていてもよい。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
本発明は、データを受信し、受信したデータを外部装置へ送信するデータ転送装置等に適用可能である。
1 情報処理装置
11,12,13 情報処理ユニット
14 データ転送ユニット
15 入出力インターフェース部
21a,21b,… 通信装置
22a,22b,… 記憶装置
41 データ受信部
42 装置選択用情報記憶部
43 データ解析部
44 データ送信部
45 装置情報記憶部
46 ポリシー情報記憶部
47 外部装置監視部
48 装置選択用情報管理部
49 管理インターフェース部
50 ポリシー情報管理部
100 データ転送装置
101 データ受信部
102 転送先装置選択部
103 データ送信部

Claims (19)

  1. データを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
    前記選択された転送先装置へ前記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
    を備えるデータ転送装置。
  2. 請求項1に記載のデータ転送装置であって、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたデータ転送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデータ転送装置であって、
    データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたデータ転送装置。
  4. 請求項3に記載のデータ転送装置であって、
    データを送信可能な外部装置を識別するための装置識別情報を取得する装置情報取得手段と、
    前記取得された装置識別情報に基づいて、前記装置選択用情報を更新する装置選択用情報更新手段と、
    を備えるデータ転送装置。
  5. 請求項4に記載のデータ転送装置であって、
    前記装置情報取得手段は、データを送信可能な外部装置を識別するための装置識別情報と、当該外部装置がデータを処理する能力を表す処理能力情報と、を対応付けて取得するように構成され、
    前記装置選択用情報更新手段は、前記取得された装置識別情報及び処理能力情報に基づいて前記装置選択用情報を更新するように構成されたデータ転送装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のデータ転送装置であって、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、当該取得した機密度情報に基づいて前記転送先装置を選択するように構成されたデータ転送装置。
  7. 請求項6に記載のデータ転送装置であって、
    データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、前記機密度情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報のうちの、当該受信されたデータから取得された機密度情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたデータ転送装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のデータ転送装置であって、
    前記機密度情報は、前記受信されたデータに含まれる情報であって、当該データの通信プロトコルを表す情報であるプロトコル情報を含むデータ転送装置。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載のデータ転送装置であって、
    前記機密度情報は、前記受信されたデータが、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を含むか否かを表すユーザ識別情報有無情報を含むデータ転送装置。
  10. データを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータから、当該データに要求される機密性の程度を表す機密度情報を取得し、当該取得した機密度情報に基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
    前記選択された転送先装置へ前記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
    を備えるデータ転送装置。
  11. データを受信するデータ受信工程と、
    前記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択工程と、
    前記選択された転送先装置へ前記受信されたデータを送信するデータ送信工程と、
    を含むデータ転送方法。
  12. 請求項11に記載のデータ転送方法であって、
    前記転送先装置選択工程は、前記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたデータ転送方法。
  13. 請求項11又は請求項12に記載のデータ転送方法であって、
    前記転送先装置選択工程は、
    データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報が記憶装置に記憶されている状態において、前記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて当該記憶装置に記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたデータ転送方法。
  14. データ転送装置に、
    データを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
    前記選択された転送先装置へ前記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムであって、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたプログラム。
  16. 請求項14又は請求項15に記載のプログラムであって、
    前記転送先装置選択手段は、
    データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報が記憶装置に記憶されている状態において、前記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて当該記憶装置に記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を前記転送先装置として選択するように構成されたプログラム。
  17. 着脱可能に構成された複数の情報処理ユニットと、
    前記複数の情報処理ユニットのそれぞれにより送信されたデータを外部装置へ送信するデータ転送ユニットと、を備え、
    前記データ転送ユニットは、
    前記情報処理ユニットにより送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータのサイズに基づいて、当該データの転送先となる前記外部装置である転送先装置を選択する転送先装置選択手段と、
    前記選択された転送先装置へ前記受信されたデータを送信するデータ送信手段と、
    を備える情報処理装置。
  18. 請求項17に記載の情報処理装置であって、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズが大きくなるほど、データを処理する能力が高い外部装置を前記転送先装置として選択するように構成された情報処理装置。
  19. 請求項17又は請求項18に記載の情報処理装置であって、
    前記データ転送ユニットは、
    データのサイズの範囲を表すサイズ範囲情報と、外部装置を識別するための装置識別情報と、が対応付けられた装置選択用情報を記憶する装置選択用情報記憶手段を備え、
    前記転送先装置選択手段は、前記受信されたデータのサイズを含む範囲を表すサイズ範囲情報と対応付けて記憶されている装置識別情報により識別される外部装置を前記転送先装置として選択するように構成された情報処理装置。
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