JP2010204706A - 画像入力装置及び画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】煩雑な操作を行うことなく、画面内に追加する画像の合成位置を容易に入力すること。
【解決手段】予め準備されているスクリーン元画像Iを表示する大画面スクリーン12に対する相対的な位置を移動させて該大画面スクリーンに表示するポインタ画像iの位置を操作するタクト14と、前記ポインタ画像の前記大画面スクリーン内への加入位置を決定して出力する画像合成ボックス13と、前記大画面スクリーン側の少なくとも3箇所以上に配設されて前記タクトとの間の位置関係をそれぞれで検出する超音波受信器21〜23とを備えており、前記画像合成ボックスは、前記超音波受信器からの検出情報に基づいて前記タクトの前記大画面スクリーンに対する相対的な位置や移動を導出して前記ポインタ画像の加入位置を決定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像入力装置及び画像表示システムに係り、詳しくは、煩雑な操作を行うことなく、画面内に表示する画像の合成位置を容易に入力することのできる画像入力装置及び画像表示システムに関する。
講演などでは、大きなスクリーン画面上に表示する静止画像や動画像における説明箇所を、例えば、レーザーポインタで指し示すことが行われている。特許文献1、2では、画面上のレーザポインタの照射位置を検出して、画面に表示する画像に矢印画像を合成して表示することを可能にしている。
特許文献3、4では、使用開始時にリストバンドやポインティングデバイスで画面の4隅などを指し示して基準登録をした後に、その画面に対するリストバンドやポインティングデバイスの相対位置を検知することで、画面内に表示するマーカやカーソル画像を移動させている。特に、特許文献3では、基準位置に向けたときのリストバンドの姿勢を基準にして画面内のいずれに向けているかを検知するようになっており、利用者が前後方向に移動したときに補正することや、マーカ線を引くことも提案されている。また、特許文献4では、ポインティングデバイスの指示方向が画面の4隅から移動させる際の加速度でカーソル画像を移動させたい移動距離や方向を得るようになっている。
特許文献5では、リモコンの使用開始時の傾きを基準にして、そのリモコンの傾きの変化を加速度として検知することで、画面内に表示するポインタ画像を移動させると共に、その軌跡画像を表示させている。この特許文献5では、パーソナルコンピュータに接続するマウスのように、クリック操作もできるようにすることが提案されている。
特開平04−371063号公報 特開2002−244813号公報 特開2003−044221号公報 特開2004−310527号公報 特開2007−248710号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のレーザポインタにあっては、リア投影型の大画面スクリーンでは、レーザ光を透過してしまい、照射位置を検出することはできず、矢印画像などを表示・移動させることができない。また、このレーザポインタでは、リア投影型の大画面スクリーン以外で使用する場合でも、その照射位置を検出するだけなので、絵や文字などを画面内に追加して表示させることができない。
また、特許文献3、4に記載のデバイスにあっては、使用開始時に基準登録をしなければならないことから、使用方法が煩雑で慣れないと快適に使用することができない。特許文献5にあっては、リモコンの傾きの変化でポインタ画像の移動を操作するので、慣れないと快適に使用することができない。このことから、これらでは、利用者の意図する画像を最適状態に表示することが難しい。
ところで、パーソナルコンピュータから出力する画像であれば、近年開発された空中で利用可能な、所謂、空間マウスを利用してポインタ画像を表示することができるが、それ以外のTV・VTR・書画カメラ等の画像上にポインタ画像などを表示することはできない。また、パーソナルコンピュータであれば、卓上タブレットを接続すれば、画面内に自由に絵や文字などの画像を追加することができるが、同様に、パーソナルコンピュータの出力する画像に限られてしまい、また、その卓上タブレットを設置して利用可能な場所に限られてしまう。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、煩雑な操作を行うことなく、画面内に追加する画像の合成位置を容易に入力することのできる画像入力装置及び画像表示システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の構成は、予め準備されている準備画像を表示する画面に対する相対的な位置を移動させて該画面に表示する加入画像の位置を操作する操作装置と、前記加入画像の前記画面内への加入位置を決定して出力する出力装置とを備えており、該出力装置は、前記画面側の少なくとも3箇所以上に配設されて前記操作装置との間の位置関係をそれぞれで検出する検出手段と、該検出手段の3箇所以上からの検出情報に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定する決定手段とを有することを特徴としている。
この発明の構成によれば、操作装置を画面に向けて移動させるだけで、その操作装置の画面に対する相対的位置の変化を画面側の3箇所から検出して、その画面に対する位置や移動を導出することができ、画面に表示する準備画像内への加入画像の加入位置を決定することができる。したがって、操作装置を任意に動かすだけで、基準を登録するなどの作業を行うことなく、画面に対する相対位置をその画面側の3箇所からそのまま決定することができる。この結果、画面の種別に関係なく、また、画面に表示する画像や場所が限定されることなく、画面に表示する準備画像内の所望の位置に加入画像を入力・合成して表示することを実現することができる。
この発明の一実施形態である空間タブレットを利用する画像表示システムの概略構成を示す概念斜視図である。 同画像表示システムの機能系統を示すブロック図である。 同空間タブレットの要部装置を示す平面図である。 同空間タブレットの要部装置の使用を説明する斜視図である。
予め準備されている準備画像を表示する画面に対する相対的な位置を移動させて該画面に表示する加入画像の位置を操作する操作装置と、前記加入画像の前記画面内への加入位置を決定して出力する出力装置とを備えており、前記操作装置は、超音波発信器を搭載する一方、前記出力装置は、前記画面側の少なくとも3箇所以上に配設されて前記操作装置の前記超音波発信器からの超音波をそれぞれの配設箇所で受信して該操作装置との間の位置関係を該超音波の到達時間遅れで検出する検出手段と、該検出手段の3箇所以上からの検出情報(超音波の到達時間遅れ情報)に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定する決定手段とを有している。
実施形態
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である空間タブレットを利用する画像表示システムの概略構成を示す概念斜視図、図2は、同画像表示システムの機能系統を示すブロック図、図3は、同空間タブレットの要部装置を示す平面図、図4は、同空間タブレットの要部装置の使用を説明する斜視図である。
この実施形態の画像表示システムは、図1及び図2に示すように、予め準備されているスクリーン元画像Iの信号を外部装置からケーブルCを介して受け取って映像化して投影するプロジェクタ11と、プロジェクタ11から光映像を背面側に投影されて正面側に正常な映像として表示するリア投影用の大画面スクリーン12と、プロジェクタ11の上流側に位置するようにケーブルCに接続して大画面スクリーン12に表示する矢印形状のポインタ画像iをスクリーン元画像Iに合成してプロジェクタ11に出力する画像合成ボックス13と、画像合成ボックス13に受け渡すポインタ画像iの大画面スクリーン12内での表示位置を操作するタクト(指揮棒)14とを備えて構築されている。このため、画像表示システムは、例えば、プロジェクタ11からプレゼンテーション用のスクリーン元画像Iを大画面スクリーン12に表示しつつ、そのスクリーン元画像Iに合成するポインタ画像iの位置をタクト14で操作することのできるプレゼンテーションシステムとしても利用することができる。
大画面スクリーン12には、4隅のうちの3隅に、所定の超音波信号を受信するように設定されている超音波受信器21〜23が配設される一方、タクト14には、その超音波受信器21〜23に受信させる超音波信号を放出(出力)して位置センサ31を構成する超音波発信器が内蔵されている。大画面スクリーン12の超音波受信器21〜23は、タクト14の位置センサ31から放出される超音波信号をそれぞれで受信して画像合成ボックス13に出力する。
画像合成ボックス13は、画像処理用プロセッサを備えて、予めメモリ内に格納されているプログラムに従う各種画像処理部として機能するようになっており、外部装置からのスクリーン元画像Iの画像信号をプロジェクタ11に中継すると共に、タクト14の利用時には、予めメモリ内に準備されているポインタ画像iをそのスクリーン元画像Iに合成してプロジェクタ11に出力する。
具体的には、画像合成ボックス13は、位置センサ31からの超音波信号の放出から超音波受信器21〜23毎の受信までの到達時間遅れに基づいて大画面スクリーン12に対する相対位置を算出(検出)してタクト14の位置や動作を検出する検出機能部41と、検出機能部41の検出情報に基づいて大画面スクリーン12内にポインタ画像iを追加する位置を決定しそのポインタ画像iを2次元展開(マッピング)するマッピング機能部42と、マッピング機能部42が2次元展開したポインタ画像iを外部装置からのスクリーン元画像Iに合成する画面合成機能部43とを備えている。そして、マッピング機能部42は、タクト14の電源投入時における大画面スクリーン12に対する相対位置に基づいて、利用者がその大画面スクリーン12に向いてタクト14でセンタを指し示しているものとして、大画面スクリーン12内に追加するポインタ画像iを2次元展開する。要するに、マッピング機能部42は、タクト14が電源投入時にセンタを指し示す移動範囲を仮想画面12aとして設定するようになっており、その仮想画面12a内におけるタクト14の位置を大画面スクリーン12内のスクリーン元画像Iに対応させてポインタ画像iを追加する位置を決定して2次元展開する。
したがって、利用者が把持するタクト14の大画面スクリーン12に対する相対的な位置を画像合成ボックス13で検出して、スクリーン元画像I内の検出位置にポインタ画像iを合成することができ、そのタクト14の移動に追随してポインタ画像iも移動させることができる。このとき、利用者は、大画面スクリーン12に正対することなく、また、その大画面スクリーン12の前面に立つ場合と同様にタクト14を大きく移動させることなく、仮想画面12a内でタクト14を移動させるだけで、スクリーン元画像I内のタクト14で指し示す箇所にポインタ画像iを合成表示することができる。すなわち、そのタクト14は、所謂、ポインタとして利用することができる。また、利用者は、タクト14の操作(移動)に応じて大画面スクリーン12内で移動するポインタ画像iの移動量をフィードバックしてそのタクト14を操作することで、所望の位置にポインタ画像iを容易に表示させることができる。
タクト14は、超音波発信器の位置センサ31の他に、変位速度を検出する加速度センサ32も内蔵しており、送信部35が、例えば、検出した加速度情報を赤外線信号として放出する。一方、大画面スクリーン12側には、右下の超音波受信器23に不図示の赤外線受信器(受信手段)が併設されており、その赤外線受信器がタクト14からの加速度情報を受信して画像合成ボックス13に出力する。
画像合成ボックス13は、検出機能部41がタクト14を操作(移動)する際の加速度に応じてその移動量を調整するようになっており、例えば、予め複数の閾値を設定しておき、超える閾値に応じて移動量を調整する。その検出機能部41は、例えば、最小の閾値よりも小さな加速度での移動の場合には、タクト14の相対位置(検出位置)のままとしてポインタ画像iを移動させる一方、閾値よりも大きな加速度での移動の場合には、超えた閾値に応じてタクト14の相対位置の移動量をn倍にする。
したがって、利用者は把持するタクト14の大画面スクリーン12に対する相対的な位置を変位させる際の移動速度(加速度)に応じて迅速にポインタ画像iを移動させてスクリーン元画像Iに合成することができ、小さな動きでポインタ画像iを大きく移動させることができる。ここで、加速度センサ32の加速度情報は、赤外線信号として送受信する場合を一例に説明するが、これに限らず、送信部35が加速度センサ32の加速度情報などの各種情報と超音波信号とを重畳して送出するようにしてもよい。
また、タクト14は、図3に示すように、太目のペンシル型(棒状)に外形を形成されており、先端側に信号を大きく減衰させることなく透過するカバー51が取り付けられる一方、後端側にオン・オフする電源スイッチ52が配設されている。このことから、タクト14は、電源スイッチ52でオンされた後に、カバー51側から超音波信号や赤外線信号を放出するようになっており、把持した状態でそのカバー51を大画面スクリーン12側に向けて相対的位置を変位させるなどの操作をするようになっている。
このタクト14は、操作部33として、後端側に選択リング53が周方向に回転自在に取り付けられており、選択リング53を周方向に正逆回転させることで、上述のように、所謂、ポインタとして使用するか、あるいは、後述する文字画像の入力をするか、利用方法を選択することができるようになっている。選択リング53は、タクト14をポインタとして使用する場合には、選択マーク53mを本体側のポインタ利用マーク14pに合わせる一方、文字画像の入力を行なう場合には、その選択マーク53mを本体側の文字入力マーク14cに合わせることで利用方法を選択することができる。
また、このタクト14は、操作部33として、選択リング53に隣接する後端側に、調整リング54が同様に周方向に回転自在に取り付けられており、中間部の外周面には、楕円形に突出する書込(ドロー)ボタン55と、方形に突出する消去(クリア)ボタン56とが長さ方向に並列されている。このタクト14の送信部35は、選択リング53、調整リング54、書込ボタン55、消去ボタン56の操作情報を赤外線信号として放出して、上記の加速度情報と同様に、不図示の赤外線受信器が画像合成ボックス13に出力する。ここで、調整リング54は、周方向に正逆回転させることで、後述するように、ポインタとしての使用時に実線を書き込む、所謂、マーカとして利用する際に、本体側のラインマーク14mを太マーク54bと細マーク54nの間のいずれに位置させるかでその実線の太さをボリューム調整するようになっている。
一方、画像合成ボックス13は、検出機能部41と、マッピング機能部42と、画面合成機能部43との他に、操作部33から入力操作された操作情報を受け取る情報受信部44と、その操作情報を電源スイッチ52のオン時や操作部33の操作時に受信して選択リング53の選択情報に応じてポインタ又は文字入力のいずれの使用であるかを判別する判別情報と共に操作部33の書込ボタン55や消去ボタン56の入力情報をマッピング機能部42に受け渡す使用判別部45とを備えている。
使用判別部45は、タクト14がポインタとしての使用と判別したときには、上述のようにスクリーン元画像I内にポインタ画像iを2次元展開するようにマッピング機能部42に受け渡す。また、使用判別部45は、同時に、そのポインタでの使用時に書込ボタン55が押下入力される際には、その入力期間中にも書込情報をマッピング機能部42に受け渡す一方、消去ボタン56が押下入力される際にも、その消去情報をマッピング機能部42に受け渡す。
マッピング機能部42は、タクト14のポインタでの使用時には、書込ボタン55を押下する書込情報を受け取る期間中に移動するポインタ画像iの先端箇所の移動軌跡を、調整リング54で指定されている太さの実線(線画像)としてスクリーン元画像I内に2次元展開する。一方、マッピング機能部42は、消去ボタン56を押下する消去情報を受け取った際には、2次展開した実線を直近のものから、その押下回数だけ順次に消去したスクリーン元画像Iを2次元展開して画面合成機能部43に受け渡す。
したがって、利用者は、ポインタ以外にも、タクト14の書込ボタン55と消去ボタン56を適宜操作することで、そのスクリーン元画像I内に所望の太さの実線を任意に書き込む、所謂、マーカとしても利用することができ、例えば、特定箇所を繋げる実線や簡単な文字などの画像を追加することができる。
また、使用判別部45は、タクト14の利用が文字入力としての使用と判別したときにも、その判別情報と共に書込ボタン55の押下や消去ボタン56の押下の入力情報をマッピング機能部42に受け渡す。
マッピング機能部42は、文字入力の選択の際には、書込ボタン55を押下しながらの移動軌跡を一時的に保持して、同一位置で書込ボタン55が2回入力(ダブルクリック)されたときに、その移動軌跡から文字認識する文字認識機能部42aを搭載している。すなわち、マッピング機能部42は、その認識した文字を調整リング54で指定されている太さでスクリーン元画像I内の書込ボタン55の押下開始箇所に2次元展開する一方、消去ボタン56を押下する消去情報を受け取った際には、直近の文字から消去したスクリーン元画像Iを2次元展開して画面合成機能部43に受け渡す。
したがって、利用者は、タクト14をポインタやマーカとしてだけでなく、そのタクト14の移動軌跡で、予め準備されているフォントの文字を任意の箇所に書き込むことができる。このため、利用者は、タクト14を空中で操作するために、判別し辛い文字のままスクリーン元画像I内に文字を書き込まれてしまうことなく、後で利用可能な高品質な資料として利用可能な画像を作成することができ、あたかも、空間タブレットが存在するように利用することができる。
さらに、このタクト14は、操作部33として、不図示のジャイロ(姿勢決定手段)を搭載して姿勢を自動検知するようになっている。具体的には、タクト14は、図4に示すように、先端のカバー51を大画面スクリーン12側に向けてポインタとして把持して操作するか、あるいは、そのカバー51を下方に向けてペンとして把持して操作するかを検知して、送信部35がその姿勢情報を赤外線信号として放出して、不図示の赤外線受信器が画像合成ボックス13に出力する。
画像合成ボックス13は、図4(a)に示すポインタ把持姿勢の場合には、仮想画面12a内でのタクト14の移動に基づいて上述の処理を実行する一方、図4(b)に示すペン把持姿勢と同時に選択リング53で文字入力が選択されている場合には、検出機能部41が水平面内におけるタクト14の相対移動を検出する。マッピング機能部42は、その水平面内での書込ボタン55を押下しながらのタクト14の移動軌跡から文字認識機能部42aで文字認識してスクリーン元画像I内に2次元展開する。
したがって、利用者は、タクト14をペンとして把持して文字入力することができ、タクト14を空中の鉛直方向に移動させる操作よりも、容易に文字を書き込むことのできる姿勢で文字入力することができ、より確実な認識確率で所望の文字をスクリーン元画像I内に容易に書き込むことができる。
このように、この実施形態によれば、タクト14を大画面スクリーン12に向けて移動させるだけで、その相対的移動を3箇所の超音波受信器21〜23で受信して検出決定することができ、使用開始前に基準登録などの煩雑な操作を行なうことなく、そのまま使用を開始することができる。したがって、リア投影型の大画面スクリーン12でも、パーソナルコンピュータなどで作成した画像や映像に限定されることなく、また、離れた位置からの容易な操作で、スクリーン元画像I内にポインタ画像iや実線画像や文字画像などを直接書き込む感覚で、任意に追加・合成して表示させることができる。この結果、大画面スクリーン12を使用する戦略会議などでその大画面スクリーン12内にポインタ画像iを表示しつつ説明することができると共に、適宜、画像を直接追加するなどして、快適にプレゼンテーション等を行なうことができる。
以上、この発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明は、超音波信号を利用する位置センサに限るものではなく、磁気センサを利用するシステムにも適用することができる。
この発明は、画像表示システムに限らず、画像表示装置に接続する画像入力装置にも広く適用することができる。また、プレゼンテーションに限らず、学校や公会堂などでの講義や講演等でもポインタやマーカなどとして利用することができ、警察署や消防署等での災害対策会議などでも地図情報を表示した上で現況被災範囲を手書きで書き込む感覚で利用することができ、迅速に協議することができる。
11 プロジェクタ(画像表示装置の一部)
12 大画面スクリーン(画面)
12a 仮想画面
13 画像合成ボックス(出力装置の一部、画像表示装置の出力部)
14 タクト(操作装置)
21〜23 超音波受信器(検出手段)
31 位置センサ(超音波発信器)
32 加速度センサ
41 検出機能部(決定手段)
42 マッピング機能部
43 画面合成機能部(画像表示装置の合成部)
44 情報受信部(受信手段)
45 使用判別部
53 選択リング(選択操作手段)
55 書込ボタン(指示操作手段)
56 消去ボタン
I スクリーン元画像(準備画像)
i ポインタ画像(加入画像)

Claims (14)

  1. 予め準備されている準備画像を表示する画面に対する相対的な位置を移動させて該画面に表示する加入画像の位置を操作する操作装置と、前記加入画像の前記画面内への加入位置を決定して出力する出力装置とを備えており、
    該出力装置は、前記画面側の少なくとも3箇所以上に配設されて前記操作装置との間の位置関係をそれぞれで検出する検出手段と、該検出手段の3箇所以上からの検出情報に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定する決定手段とを有することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記操作装置は、超音波発信器を搭載する一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記超音波発信器からの超音波をそれぞれの配設箇所で受信して該操作装置との間の位置関係を該超音波の到達時間遅れで検出する前記検出手段を備えて、前記決定手段が当該超音波の到達時間遅れに基づいて前記画面に対する前記操作装置の相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定することを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
  3. 前記操作装置は、前記画面に対する相対的な位置を移動させる際の加速度を検出する加速度センサを搭載する一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記加速度センサからの該操作装置の加速度情報を受け取る受信手段を備えて、前記決定手段が当該加速度情報に基づいて前記画面に対する前記操作装置の相対的な所望の移動量を導出して前記加入画像の加入位置を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像入力装置。
  4. 前記操作装置は、利用者が把持して前記画面に対する相対的な位置を指示しつつ移動可能に棒状に外形が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像入力装置。
  5. 前記操作装置は、前記加入画像の種別を選択する選択操作手段を備える一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記選択操作手段の選択情報を受け取る受信手段を備えて、該選択情報に基づいて前記加入位置に加入する前記加入画像を出力することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1に記載の画像入力装置。
  6. 前記操作装置は、前記加入画像として線画像の連続加入を指示する指示操作手段を備える一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記指示操作手段の指示情報を受け取る受信手段を備えて、該指示情報に基づいて前記線画像を加入するか否かを判別して出力することを特徴とする請求項5記載の画像入力装置。
  7. 前記操作装置は、前記画面に対する姿勢を決定する姿勢決定手段を備える一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記姿勢決定手段の姿勢情報を受け取る受信手段を備えて、該姿勢情報に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的移動面を判別して該操作装置の相対的な位置や移動を導出することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1に記載の画像入力装置。
  8. 予め準備されている準備画像を画面に表示する画像表示装置と、前記画面に対する相対的な位置を移動させて該画面に表示する加入画像の位置を操作する操作装置とを備えており、
    前記画像表示装置は、前記加入画像の前記画面内への加入位置を決定して出力する出力部と、前記加入画像を前記準備画像に合成する合成部とを有して、
    前記出力部は、前記画面側の少なくとも3箇所以上に配設されて前記操作装置との間の位置関係をそれぞれで検出する検出手段と、該検出手段の3箇所以上からの検出情報に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定する決定手段とを有することを特徴とする画像表示システム。
  9. 前記操作装置は、超音波発信器を搭載する一方、
    前記画像表示装置の前記出力部は、前記操作装置の前記超音波発信器からの超音波をそれぞれの配設箇所で受信して該操作装置との間の位置関係を該超音波の到達時間遅れで検出する前記検出手段を備えて、前記決定手段が当該超音波の到達時間遅れに基づいて前記画面に対する前記操作装置の相対的な位置や移動を導出して前記加入画像の加入位置を決定することを特徴とする請求項8記載の画像表示システム。
  10. 前記操作装置は、前記画面に対する相対的な位置を移動させる際の加速度を検出する加速度センサを搭載する一方、
    前記画像表示装置の前記出力部は、前記操作装置の前記加速度センサからの該操作装置の加速度情報を受け取る受信手段を備えて、前記決定手段が該加速度情報に基づいて前記画面に対する前記操作装置の相対的な所望の移動量を導出して前記加入画像の加入位置を決定することを特徴とする請求項8又は9記載の画像表示システム。
  11. 前記操作装置は、利用者が把持して前記画面に対する相対的な位置を指示しつつ移動可能に棒状に外形が形成されていることを特徴とする請求項8、9又は10記載の画像表示システム。
  12. 前記操作装置は、前記加入画像の種別を選択する選択操作手段を備える一方、
    前記画像表示装置の前記出力部は、前記操作装置の前記選択操作手段の選択情報を受け取る受信手段を備えて、該選択情報に基づいて前記加入位置に加入する前記加入画像を出力することを特徴とする請求項8乃至11の何れか1に記載の画像表示システム。
  13. 前記操作装置は、前記加入画像として線画像の連続加入を指示する指示操作手段を備える一方、
    前記画像表示装置の前記出力部は、前記操作装置の前記指示操作手段の指示情報を受け取る受信手段を備えて、該指示情報に基づいて前記線画像を加入するか否かを判別して出力することを特徴とする請求項12記載の画像表示システム。
  14. 前記操作装置は、前記画面に対する姿勢を決定する姿勢決定手段を備える一方、
    前記出力装置は、前記操作装置の前記姿勢決定手段の姿勢情報を受け取る受信手段を備えて、該姿勢情報に基づいて前記操作装置の前記画面に対する相対的移動面を判別して該操作装置の相対的な位置や移動を導出することを特徴とする請求項8乃至13の何れか1に記載の画像表示システム。
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