JP2010204504A - 成形型を作製するためのエッチング用マスクの製造方法及び成形型の製造方法 - Google Patents

成形型を作製するためのエッチング用マスクの製造方法及び成形型の製造方法 Download PDF

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誠 菱田
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【課題】表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型をエッチングにより作製する際に使用され、複数の凹部に対応する位置に複数の開口が形成されている、レジスト材料からなるエッチング用マスクの製造方法であって、複数の開口間のピッチのムラが少ないエッチングマスクを製造可能な方法を提供する。
【解決手段】複数の開口33aのうちの一部の開口は、第1の走査領域35aと第2の走査領域35bとにまたがって位置しており、第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの第1の走査領域35a内に位置する部分を露光し、第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光する。
【選択図】図12

Description

本発明は、成形型を作製するためのエッチング用マスクの製造方法及び成形型の製造方法に関する。詳細には、本発明は、例えばマイクロレンズアレイシートを作製するための、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型を、エッチングにより作製する際に使用され、複数の凹部に対応する位置に複数の開口が形成されているレジスト材料からなるエッチング用マスクの製造方法、及びマイクロレンズアレイシートを作製するための、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型の製造方法に関する。
近年、液晶表示装置などにおいて輝度向上及び輝度むらの抑制を図るための光学シートとして、マイクロレンズアレイシートが注目されている。マイクロレンズアレイシートでは、マトリクス状に配置された多数のマイクロレンズによって集光または拡散が行われる。よって、マイクロレンズアレイシートの性能は、マイクロレンズの形状に大きく左右される。マイクロレンズアレイシートの集光性能に関しては、マイクロレンズの平面視における直径(D)に対する高さ(h)の比であるアスペクト比(h/D)が0.5に近いほど高い性能が得られることが知られている。すなわち、マイクロレンズの形状が半球に近いほど高い集光性能が得られることが知られている。このため、近年、マイクロレンズのアスペクト比が0.5に近いマイクロレンズアレイシートを安価かつ容易に製造することができる方法が強く求められている。
従来知られているマイクロレンズアレイシートの製造方法としては、例えば、機械的な研削加工によりマイクロレンズアレイシートを製造する方法(例えば、特許文献1を参照)や、エキシマレーザー光を用いたレーザーエッチング加工によりマイクロレンズアレイシートを製造する方法(例えば、特許文献2を参照)、成形型を用いてマイクロレンズアレイシートを製造する方法などが挙げられる。
これらの中でも、成形型を用いたマイクロレンズアレイシートの製造方法は、安価かつ容易にマイクロレンズアレイシートを製造可能な方法として大いに注目されている。
特開2006−289566号公報 特開2006−45029号公報
ところで、マイクロレンズアレイシートを成形するための成形型の製造方法としては、エッチャントを用いて母材をエッチングして、複数の凹部を母材に形成する方法が考えられる。この方法においては、母材のエッチングの際に、複数の凹部の位置に対応して複数の開口が形成されているエッチングマスクが必要となる。このエッチングマスクの製造方法としては、例えば、レジスト膜を露光し、現像することにより製造する方法が挙げられる。
このエッチングマスクの作製において、エッチングマスクに形成された複数の開口の位置精度を高める観点からは、レジスト膜の複数の開口に対応する部分の全てを一度に露光することが好ましい。しかしながら、その場合は、非常に大型かつ高価な露光装置が必要になる。このため、レジスト膜を複数の走査領域に区画し、走査領域毎に順次露光していくことが現実的である。
しかしながら、本発明者らが鋭意研究した結果、走査領域毎に順次露光することにより作製したエッチングマスクを用いて成形型を作製し、その成形型を用いてマイクロレンズアレイシートを作製した場合、マイクロレンズアレイシートに露光時の走査方向に沿った筋が観察されることがわかった。また、本発明者らがさらに鋭意研究した結果、この筋は、マイクロレンズ間のピッチが他の部分におけるピッチと異なる部分があるために観察されるものであり、成形型の作製の際に用いたエッチングマスクの形状精度に起因して発生するものであることがわかった。具体的には、エッチングマスクの隣り合う走査領域間の境界部における開口間の走査方向に直交する方向におけるピッチが他の部分におけるピッチと異なることに起因して、筋が発生することがわかった。従って、筋が観察されない、光学的に均質なマイクロレンズアレイシートを得るためには、複数の開口間のピッチのムラが少ないエッチングマスクを使用し、複数の凹部間のピッチのムラの少ない成形型を作製する必要がある。
本発明の第1の目的は、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型をエッチングにより作製する際に使用され、複数の凹部に対応する位置に複数の開口が形成されている、レジスト材料からなるエッチング用マスクの製造方法であって、複数の開口間のピッチのムラが少ないエッチングマスクを製造可能な方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型の製造方法であって、複数の凹部間のピッチのムラが少ない成形型を製造可能な方法を提供することにある。
本発明に係るエッチング用マスクの製造方法は、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型をエッチングにより作製する際に使用され、複数の凹部に対応する位置に複数の開口が形成されている、レジスト材料からなるエッチング用マスクの製造方法に関する。本発明に係るエッチング用マスクの製造方法は、レジスト材料からなるレジスト膜を用意する工程と、レジスト膜の第1の方向における第1の走査領域を、第1の方向に対して垂直な第2の方向に走査しながら、第1の走査領域に含まれる開口が形成される部分を露光する第1の露光工程と、第1の方向において第1の走査領域に隣接する第2の走査領域を、第2の方向に走査しながら、第2の走査領域に含まれる開口が形成される部分を露光する第2の露光工程と、レジスト膜を現像し、レジスト膜の露光された部分を除去することにより、複数の開口を形成する現像工程とを備えている。本発明に係るエッチング用マスクの製造方法では、複数の開口のうちの一部の開口は、第1の走査領域と第2の走査領域とにまたがって位置しており、第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの第1の走査領域内に位置する部分を露光し、第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光する。
本発明に係るエッチング用マスクの製造方法のある特定の局面では、複数の開口は、第1の配列方向と、第2の配列方向とに沿ってマトリクス状に配列されており、第2の方向は、第1及び第2の配列方向のそれぞれに対して角度をなしている。この構成によれば、開口間のピッチのムラをより少なくすることができる。
本発明に係る成形型の製造方法は、表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型の製造方法に関する。本発明に係る成形型の製造方法は、成形型の母材を用意する工程と、母材の上に、レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の第1の方向における第1の走査領域を、第1の方向に対して垂直な第2の方向に走査しながら、第1の走査領域に含まれる開口が形成される部分を露光する第1の露光工程と、第1の方向において第1の走査領域に隣接する第2の走査領域を、第2の方向に走査しながら、第2の走査領域に含まれる開口が形成される部分を露光する第2の露光工程と、レジスト膜を現像し、レジスト膜の露光された部分を除去することにより、複数の開口を形成する現像工程と、現像工程の後に、レジスト膜の上から母材をエッチングすることにより複数の凹部を形成するエッチング工程と、エッチング工程の後に、母材からレジスト膜を除去する工程とを備えている。本発明に係る成形型の製造方法では、複数の開口のうちの一部の開口は、第1の走査領域と第2の走査領域とにまたがって位置しており、第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの第1の走査領域内に位置する部分を露光し、第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光する。
本発明に係る成形型のある特定の局面製造方法では、複数の開口は、第1の配列方向と、第2の配列方向とに沿ってマトリクス状に配列されており、第2の方向は、第1及び第2の配列方向のそれぞれに対して角度をなしている。この構成によれば、凹部間のピッチのムラをより少なくすることができる。
本発明に係る成形型の他の特定の局面製造方法では、エッチング工程は、凹部の開口部が開口よりも大きくなるように母材をエッチングする工程である。この構成によれば、凹部の形状ムラが少ない成形型を製造することができる。
本発明に係る成形型のさらに他の特定の局面製造方法では、成形型は、マトリクス状に配置された略半径状の複数の凸部が形成されているマイクロレンズアレイシートをプレス成形するためのマイクロレンズシート用成形型である。
本発明に係るエッチング用マスクの製造方法では、複数の開口のうちの一部の開口は、第1の走査領域と第2の走査領域とにまたがって位置しており、第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの第1の走査領域内に位置する部分を露光し、第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光するため、複数の開口間のピッチのムラが少ないエッチングマスクを製造することができる。
また、本発明に係る成形型の製造方法においても、複数の開口のうちの一部の開口は、第1の走査領域と第2の走査領域とにまたがって位置しており、第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの第1の走査領域内に位置する部分を露光し、第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光するため、複数の開口間のピッチのムラが少ないエッチングマスクを製造することができ、その結果、複数の凹部間のピッチのムラが少ない成形型を製造することができる。
マイクロレンズアレイシートの平面図である。 マイクロレンズアレイシートの断面図である。 マイクロレンズアレイシート用成形型の斜視図である。 マイクロレンズアレイシート用成形型の一部分を拡大した断面図である。 マイクロレンズアレイシート用成形型の製造工程を表すフローチャートである。 母材の断面図である。 レジスト膜の形成工程を表す断面図である。 レジスト膜の露光工程を表す断面図である。 レジスト膜の現像工程を表す断面図である。 開口の形状及び配置を表す模式的平面図である。 エッチング工程を表す断面図である。 レジスト膜を周方向に展開した模式的展開図である。 露光領域34aの模式的平面図である。 参考例におけるレジスト膜を周方向に展開した模式的展開図である。 図14の一部を拡大した模式的展開図である。 露光ヘッドの位置が第1の露光領域側にずれた場合を説明するためのレジスト膜の一部を拡大した模式的平面図である。 露光ヘッドの位置が第3の露光領域側にずれた場合を説明するためのレジスト膜の一部を拡大した模式的平面図である。 第1の実施形態において作製したマイクロレンズアレイシートの表面の電子顕微鏡写真である。 参考例において作製したマイクロレンズアレイシートの表面の電子顕微鏡写真である。 第2の実施形態におけるレジスト膜を周方向に展開した模式的展開図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
本実施形態では、本発明を実施した好ましい形態の一例として、マイクロレンズアレイシートを成形するための成形型の製造方法について説明する。まず、成形型の製造方法の説明に先立って、本実施形態の成形型を用いて製造されるマイクロレンズアレイシートについて説明する。
(1)マイクロレンズアレイシート1の構成
図1は、マイクロレンズアレイシートの平面図である。図2は、マイクロレンズアレイシートの断面図である。
マイクロレンズアレイシート1は、透光性材料により形成されている。透光性材料の具体例としては、例えば、ポリカーボネート、アクリル系樹脂、シクロオレフィン、ポリエステル樹脂などの樹脂及びガラスなどが挙げられる。
図2に示すように、マイクロレンズアレイシート1は、第1及び第2の主面1a、1bを備えている。マイクロレンズアレイシート1の第1の主面1aには、マイクロレンズアレイ10が形成されている。
図1に示すように、マイクロレンズアレイ10は、複数のマイクロレンズ11を備えている。複数のマイクロレンズ11は、等間隔にマトリクス状に配置されている。具体的に、本実施形態では、複数のマイクロレンズ11は、互いに傾斜する第1及び第2の配列方向に沿って所謂三角格子状に配列されている。すなわち、隣接するマイクロレンズ11の平面視における中心を結んでなる図形が三角形、好ましくは正三角形を構成するように、複数のマイクロレンズ11が配置されている。このようにマイクロレンズ11を配置することにより、単位面積あたりに占めるマイクロレンズ11の割合を高くすることができる。
但し、本発明において、複数のマイクロレンズ11の配列はこれに限定されない。例えば、複数のマイクロレンズ11は、直交する第1及び第2の配列方向に沿って四角格子状に配列されていてもよい。
図2に示すように、各マイクロレンズ11は、略半球状に形成されている。ここで、本明細書において、「略半球状」とは、マイクロレンズ11の平面視における径(D3)に対するマイクロレンズ11の高さ(h1)の比(h1/D3)が0.45〜0.55の範囲内にあることをいう。
マイクロレンズ11の平面視における径(D3)は、特に限定されない。マイクロレンズ11の平面視における径(D3)は、例えば、1〜100μm程度であることが好ましく、10〜80μm程度であることがより好ましい。マイクロレンズ11の平面視における径(D3)を1μm以上にすることにより、輝度をより高くすることができる。より高い輝度を得る観点からは、マイクロレンズ11の平面視における径(D3)は、10μm以上であることがより好ましい。また、マイクロレンズ11の平面視における径(D3)を100μm以下にすることにより、モアレの発生を抑制することができる。モアレをより効果的に抑制する観点からは、マイクロレンズ11の平面視における径(D3)は80μm以下であることが好ましい。
マイクロレンズ11のピッチ(P3)は、マイクロレンズ11の平面視における径(D3)の1倍以上1.1倍以下であり、1.05倍以下であることが好ましい。なお、本明細書において、「マイクロレンズ11のピッチ」とは、最も近接するマイクロレンズの中心間距離をいう。
(2)マイクロレンズアレイシート1成形用の成形型2の構成
次に、主として図3及び図4を参照しながらマイクロレンズアレイシート1の製造に用いられるマイクロレンズアレイシート用の成形型2の構成について説明する。図3に示すように、本実施形態の成形型2は、略円柱状のロール型である。この成形型2により樹脂フィルムをプレス成形することによりマイクロレンズアレイシート1を成形することができる。
図4に示すように、成形型2は、略円柱状の成形型本体20を備えている。成形型本体20の外周面には、第1のめっき膜21が形成されている。第1のめっき膜21の材質は特に限定されない。第1のめっき膜21は、例えば、実質的にCuからなるCu膜であってもよい。なお、第1のめっき膜21の径方向における厚さ(h3)は特に限定されない。第1のめっき膜21の径方向における厚さ(h3)は、典型的には、50〜200μm程度に設定される。
第1のめっき膜21には、マイクロレンズアレイシート1のマイクロレンズ11に対応して、複数の凹部21aがマトリクス状に等間隔に形成されている。凹部21aは、マイクロレンズ11と同様に略半球状に形成されている。具体的には、凹部21aの直径D1に対する深さh2の比であるアスペクト比(h2/D1)が0.45〜0.55となるように凹部21aが形成されている。凹部21aの直径D1、深さh2及び凹部21aのピッチP1は、特に限定されない。凹部21aの直径D1は、好ましくは、1〜100μm程度であり、10〜80μm程度であることがより好ましい。凹部21aの深さh2は、アスペクト比で0.45〜0.55程度であり、0.5〜0.55程度であることがより好ましい。凹部21aのピッチP1は、1〜1.1倍程度であり、1〜1.05倍程度であることがより好ましい。
なお、本明細書において、凹部21aのピッチとは、成形型2の外周面上において、隣接する凹部21aの中心間距離である。また、凹部21aの直径とは、成形型2の外周面上における直径をいう。
第1のめっき膜21の上には、凹部21aを覆うように、第2のめっき膜22が形成されている。第2のめっき膜22は、成形型2の外周面の粗さを低減するための膜である。第2のめっき膜22の径方向における厚さは、特に限定されない。第2のめっき膜22の径方向における厚さは、通常、第1のめっき膜21の径方向における厚さよりも小さく設定されている。第2のめっき膜22の径方向における厚さは、典型的には、0.5〜2.0μm程度に設定される。
第2のめっき膜22の材質は、特に限定されない。第2のめっき膜22は、例えば、クロムやニッケルにより形成される。
(3)マイクロレンズアレイシート用の成形型2の製造方法
次に、成形型2の製造方法について、図5〜図11を参照しながら詳細に説明する。
まず、図5に示すように、ステップS1において、成形型2の母材30を準備する。図6に示すように、母材30は、略円柱状に形成されている。母材30は、略円柱状の母材本体31と、めっき膜32とを備えている。母材本体31は、図4に示す成形型本体20となる部分である。図5に示すように、めっき膜32は、母材本体31の外周面に形成されている。このめっき膜32は、図4に示す第1のめっき膜21となる部分である。めっき膜32は、例えば、Cu膜により構成されている。
次に、図5及び図7に示すように、ステップS2において、めっき膜32の上に、レジスト膜33cを形成する(レジスト膜形成工程)。レジスト膜33cの形成方法は特に限定されない。レジスト膜33cの形成方法としては、例えば、スプレーコート法などが挙げられる。レジスト膜33cの材質は、特に限定されるものではない。レジスト膜33cの材質としては、例えば、ノボラック樹脂、ジアゾ系樹脂、ポリビニルシンナマレート樹脂などが挙げあれる。レジスト膜33cの膜厚は、形成しようとする凹部21aの大きさなどにより適宜設定することができる。レジスト膜33cの膜厚は、乾燥状態において、例えば、1〜5μm程度に設定される。
次に、図5及び図8,9に示すように、ステップS3及びステップS4において、レジスト膜33cの露光・現像工程を行うことにより、レジスト膜33cからエッチング用マスク33を形成する。
具体的には、まず、図5及び図8に示すように、ステップS3において、レジスト膜33cの露光が行われる。レジスト膜33cの露光方法は、レジスト膜33cの組成などに応じて適宜選択される。レジスト膜33cの露光方法としては、例えば、レーザー露光などが挙げられる。レーザー露光の具体例としては、例えば、レーザーアブレーション露光やレーザーセミアブレーション露光などが挙げられる。レーザーアブレーション露光を用いる場合、現像工程が不要となるため、レジスト膜33cの露光方法としては、レーザーアブレーション露光を用いることがより好ましい。
次に、図5及び図9に示すように、ステップS4において、露光されたレジスト膜33cを現像することにより、レジスト膜33cの露光された部分を除去し、レジスト膜33cに開口33aを形成する。これにより、エッチング用マスク33を得る。
なお、開口33aの平面視における形状は、凹部21aの平面視における形状と相似形であってもよいし、相似形でなくてもよい。本実施形態では、開口33aの平面視形状は、図10に示すように、略「+」字状とされている。このように、開口33aを略「+」字状とした場合であっても、後述のエッチング工程(ステップS5)において、エッチング液が開口33aの内部に回り込むため、略半球状の凹部21aを形成することができる。
但し、凹部21aの形状をより厳密に半球状とするためには、開口33aの平面視形状は、凹部21aの平面視形状と近似していることが好ましい。具体的には、開口33aの平面視形状は略円形であることが好ましい。しかしながら、平面視略円形状の開口33aの形成は、比較的難しいため、製造容易性の観点からは、例えば本実施形態のように、開口33aを略「+」字状とすることが好ましい。
次に、図5及び図11に示すように、ステップS5のエッチング工程において、エッチング用マスク33の上からめっき膜32をエッチングすることにより、所定の直径D1の凹部21aを形成し、めっき膜32から図4に示す第1のめっき膜21を形成する。このステップS5では、図10及び図11に示すように、凹部21aの開口部の直径(D1)が、エッチング用マスク33の開口33aの直径(D2)よりも大きくなるようにエッチングが行われる。
なお、めっき膜32のエッチングに用いられるエッチャントは、めっき膜32の材質などにより適宜決定される。めっき膜32がCu膜である場合は、エッチャントとしては、例えば、塩化第二銅溶液、塩化第二鉄溶液、硫酸/過酸化水素系エッチング液及びペルオキソ二硫酸アンモニウム系エッチング液からなる群から選ばれた液体または上記群から選ばれた2種以上の液体の混合液などが好適に用いられる。
次に、図5に示すように、ステップS6の除去工程において、エッチング用マスク33を母材30から除去する。エッチング用マスクの母材30からの除去は、例えば、水酸化ナトリウム溶液を用いることにより行われる。
その後、ステップS7において、図4に示す第2のめっき膜22を、凹部21aを覆うように形成する。第2のめっき膜22の形成方法は特に限定されない。第2のめっき膜22の形成方法は、第1のめっき膜21及び第2のめっき膜22の材質などに応じて適宜選択される。第2のめっき膜22の形成方法としては、例えば、電解メッキ法、無電解メッキ法などが挙げられる。
(露光工程)
次に、本実施形態におけるステップS3の露光工程について、さらに詳細に説明する。本実施形態では、レジスト膜33cの露光を複数回に分けて行う。詳細には、図12に示すように、レジスト膜33cの表面33bを母材30の軸方向と平行な第1の方向d1に沿って複数の走査領域35a、35b、35c・・・に分け、走査領域35a、35b、35c・・・毎に順番に露光を行う。
なお、本実施形態では、第1の方向d1は、開口33aの第1の配列方向d3と平行である。また、第1の方向d1は、開口33aの第2の配列方向d4に対して傾斜している。第1の方向d1と直交する第2の方向d2(走査方向)は、第1及び第2の配列方向d3,d4と角度をなしている。詳細には、第2の方向d2は、第1の配列方向d3と垂直である。第2の方向d2は、第2の配列方向d4に対して傾斜している。
まず、図示しない複数のレーザー光源を有する露光ヘッド36を第1の方向d1と垂直な第2の方向d2(走査方向)に走査しながら、第1の走査領域35aに含まれる、開口33aが形成される部分である露光領域34を露光する。
第1の走査領域35aの露光が完了したら、露光ヘッド36を第1の方向d1にずらして第2の走査領域35bの位置に合わせる。そして、露光ヘッド36を第2の方向d2に走査しながら、第2の走査領域35bに含まれる露光領域34を露光する。
第2の走査領域35bの露光が完了したら、再び露光ヘッド36を第1の方向d1にずらし、次の第3の走査領域35cの露光を行う。このように、本実施形態では、第1の方向d1に沿って配列されている複数の走査領域を、第1の走査領域35aから順に走査領域毎に露光していくことにより、レジスト膜33cの全体の露光を行う。
なお、本実施形態では、母材30の周方向と平行な第2の方向d2に走査を行う例について説明するが、第2の方向d2は、特に限定されず、母材30の周方向と平行でなくてもよい。
ここで、本実施形態では、複数の開口33aのうちの一部の開口は、隣り合う走査領域にまたがって位置するように、走査領域が決定されている。このため、図12に示すように、複数の露光領域34のうちの少なくとも一部は、隣り合う走査領域にまたがって位置している。例えば、複数の露光領域34のうちの露光領域34aは、第1の走査領域35aと第2の走査領域35bとにまたがって位置している。そして、第1の走査領域35aを走査する第1の露光工程において、図13に示す、露光領域34a中の第1の走査領域35a内に位置する第1の部分34a1が露光される。露光領域34a中の第2の走査領域35b内に位置する第2の部分34a2は、第2の走査領域35bを走査する第2の露光工程において露光される。
このように、本実施形態では、隣り合う走査領域にまたがって位置する露光領域34が設けられており、それら隣り合う走査領域にまたがって位置している露光領域34は、2回の露光領域に分けて露光される。このため、下記のように、露光領域34間のピッチを均一にすることができる。よって、ピッチが均一な複数の凹部21aを形成することができる。その結果、マイクロレンズ11のピッチが均一なマイクロレンズアレイシート1の形成が可能となる。
まず、参考例として、図14及び図15に示すように、隣り合う走査領域にまたがる露光領域34が存在しないように走査領域が定められている場合について説明する。この場合、第1の走査領域35aの走査が完了した後に、第2の走査領域35bに露光ヘッド36を移動させるときに、露光ヘッド36の第1の方向d1における位置ずれが生じると、図15に示すように、第1の走査領域35aの最も第2の走査領域35b側に位置する露光領域34の列34bと、第2の走査領域35bの最も第1の走査領域35a側に位置する露光領域34の列34cとの間の距離Lが、他の部分における距離Lと異なることとなる。よって、形成される開口33aについても、走査領域の隣接部における開口33aの第1の方向d1に沿ったピッチと、その他の部分における開口33aの第1の方向d1に沿ったピッチとが異なることとなる。従って、作製された成形型2に、第1の方向d1に沿った凹部21aのピッチが異なる部分が生じる。その結果、得られた成形型を用いてマイクロレンズアレイシートを作製すると、マイクロレンズのピッチが異なる部分が発生し、筋が視認されることとなる。すなわち、光学的に均質なマイクロレンズアレイシート1得ることができない。
それに対して、本実施形態の場合は、露光ヘッド36の第1の方向d1における位置ずれが生じても、露光領域34間のピッチに変化が生じない。隣り合う露光領域にまたがって位置する露光領域34の形状が変化するのみである。
具体的には、例えば、第2の走査領域35bに露光ヘッド36を移動させたときに、露光ヘッド36の位置が第1の方向d1の第1の走査領域35a側に位置ずれした場合は、図16に示すように、第1及び第2の走査領域35a、35bにまたがって位置する露光領域34aの形状が変化するのみである。隣り合う露光領域34間の距離Lは、変化しない。
同様に、例えば、第2の走査領域35bに露光ヘッド36を移動させたときに、露光ヘッド36の位置が第1の方向d1の第3の走査領域35c側に位置ずれした場合も、図17に示すように、露光領域34aの形状が変化するのみである。隣り合う露光領域34間の距離Lは、変化しない。
従って、作製された成形型2においても、凹部21aのピッチにムラが生じない。その結果、得られた成形型2を用いてマイクロレンズアレイシート1を作製した場合は、筋が視認されない。すなわち、光学的に均質なマイクロレンズアレイシート1を得ることができる。
実際に本実施形態の技術を適用して作製したマイクロレンズアレイシートの表面の電子顕微鏡写真を図18に示す。また、上記の参考例のように露光したこと以外は、同様にして作製したマイクロレンズアレイシートの表面の電子顕微鏡写真を図19に示す。図19に示すように、参考例の場合は、マイクロレンズのピッチが他の部分と比較して大きくなっている部分(A)や、小さくなっている部分(B)が観察され、光学的に均質なマイクロレンズアレイシートは得られなかった。それに対して、本実施形態の場合は、図18に示すように、マイクロレンズのピッチの乱れは、ほぼ観察されず、光学的に均質なマイクロレンズアレイシートが得られた。
なお、本実施形態の場合、露光ヘッド36の位置ずれが生じると、露光領域34aの形状が変化することとなる。このため、露光領域34aに形成される開口33aの形状も変化することになる。しかしながら、本実施形態では、凹部21aの開口部が開口33aよりも大きくなるようにエッチングされる。このため、凹部21aの形状の変化は、開口33aの形状の変化よりも小さくなる。従って、露光ヘッド36の位置ずれが生じても、大きく変形した凹部21aが形成されにくくなっている。その結果、得られた成形型2を用いてマイクロレンズアレイシート1を成形した場合、マイクロレンズ11の形状のばらつきが抑制され、高い光学的均一性が実現される。すなわち、凹部21aの開口部が開口33aよりも大きくなるようにエッチングすることにより、凹部21aの形状ばらつきを抑制することができ、その結果、マイクロレンズ11の形状のばらつきが抑制されており、光学的均一性の高いマイクロレンズアレイシート1を成形することが可能となる。
(第2の実施形態)
図12に示すように、上記の第1の実施形態では、露光ヘッド36の走査方向である第2の方向d2に対して、開口33aの第1の配列方向d3が垂直であり、第2の配列方向d4が角度をなしている例について説明した。
但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、図20に示すように、開口33aの第1及び第2の配列方向d3,d4のそれぞれが第2の方向d2に対して傾斜していてもよい。また、第1及び第2の配列方向d3,d4のうちの一方が第2の方向d2に対して平行であってもよい。
第1及び第2の配列方向d3,d4のそれぞれが第2の方向d2に対して傾斜している場合、複数の走査領域にまたがって位置している開口の数をより多くすることができる。また、ある走査領域に含まれる開口の部分の面積と、そのある走査領域に隣接する走査領域に含まれる開口の部分の面積との比が異なる複数種類の開口が隣接する走査領域の境界上に形成される。このため、隣接する走査領域の境界上に形状が相互に大きさが異なる複数種類の凹部が形成される。従って、製造された成形型によりマイクロレンズアレイシートを成形した場合、隣接する走査領域の境界に対応する部分に相互に大きさが異なる複数種類のマイクロレンズが形成されることとなる。その結果、隣接する走査領域の境界に対応する部分が視認されにくくなる。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、マイクロレンズアレイシートを形成する場合について説明した。但し、本発明の成形型は、マイクロレンズアレイシート以外の部材を製造するための成形型であってもよい。
また、上記実施形態では、成形型2が、円柱状のロール型である場合について説明した。但し、本発明において、成形型の形状は特に限定されず、円柱状以外の形状であってもよい。成形型は、例えば平板状であってもよい。
1…マイクロレンズアレイシート
1a…第1の主面
1b…第2の主面
2…成形型
10…マイクロレンズアレイ
11…マイクロレンズ
20…成形型本体
21…第1のめっき膜
21a…凹部
22…第2のめっき膜
30…母材
31…母材本体
32…めっき膜
33…エッチング用マスク
33a…開口
33b…表面
33c…レジスト膜
34…露光領域
34a…第1及び第2の走査領域35a、35bにまたがっている露光領域
34a1…露光領域34aの第1の部分
34a2…露光領域34aの第2の部分
35a…第1の走査領域
35b…第2の走査領域
35c…第3の走査領域
36…露光ヘッド
d1…第1の方向
d2…第2の方向(走査方向)
d3…第1の配列方向
d4…第2の配列方向

Claims (6)

  1. 表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型をエッチングにより作製する際に使用され、前記複数の凹部に対応する位置に複数の開口が形成されている、レジスト材料からなるエッチング用マスクの製造方法であって、
    前記レジスト材料からなるレジスト膜を用意する工程と、
    前記レジスト膜の第1の方向における第1の走査領域を、前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に走査しながら、前記第1の走査領域に含まれる前記開口が形成される部分を露光する第1の露光工程と、
    前記第1の方向において前記第1の走査領域に隣接する第2の走査領域を、前記第2の方向に走査しながら、前記第2の走査領域に含まれる前記開口が形成される部分を露光する第2の露光工程と、
    前記レジスト膜を現像し、前記レジスト膜の露光された部分を除去することにより、前記複数の開口を形成する現像工程と、
    を備え、
    前記複数の開口のうちの一部の開口は、前記第1の走査領域と前記第2の走査領域とにまたがって位置しており、前記第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの前記第1の走査領域内に位置する部分を露光し、前記第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光する、エッチング用マスクの製造方法。
  2. 前記複数の開口は、第1の配列方向と、第2の配列方向とに沿ってマトリクス状に配列されており、
    前記第2の方向は、前記第1及び前記第2の配列方向のそれぞれに対して角度をなしている、請求項1に記載のエッチング用マスクの製造方法。
  3. 表面に複数の凹部がマトリクス状に形成されている成形型の製造方法であって、
    前記成形型の母材を用意する工程と、
    前記母材の上に、レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の第1の方向における第1の走査領域を、前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に走査しながら、前記第1の走査領域に含まれる前記開口が形成される部分を露光する第1の露光工程と、
    前記第1の方向において前記第1の走査領域に隣接する第2の走査領域を、前記第2の方向に走査しながら、前記第2の走査領域に含まれる前記開口が形成される部分を露光する第2の露光工程と、
    前記レジスト膜を現像し、前記レジスト膜の露光された部分を除去することにより、前記複数の開口を形成する現像工程と、
    前記現像工程の後に、前記レジスト膜の上から前記母材をエッチングすることにより前記複数の凹部を形成するエッチング工程と、
    前記エッチング工程の後に、前記母材から前記レジスト膜を除去する工程と、
    を備え、
    前記複数の開口のうちの一部の開口は、前記第1の走査領域と前記第2の走査領域とにまたがって位置しており、前記第1の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの前記第1の走査領域内に位置する部分を露光し、前記第2の露光工程において、当該開口が形成される部分のうちの残りの部分を露光する、成形型の製造方法。
  4. 前記複数の開口は、第1の配列方向と、第2の配列方向とに沿ってマトリクス状に配列されており、
    前記第2の方向は、前記第1及び前記第2の配列方向のそれぞれに対して角度をなしている、請求項3に記載の成形型の製造方法。
  5. 前記エッチング工程は、前記凹部の開口部が前記開口よりも大きくなるように前記母材をエッチングする工程である、請求項3または4に記載の成形型の製造方法。
  6. 前記成形型は、マトリクス状に配置された略半径状の複数の凸部が形成されているマイクロレンズアレイシートをプレス成形するためのマイクロレンズシート用成形型である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の成形型の製造方法。
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