JP2010204422A - プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法 - Google Patents

プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010204422A
JP2010204422A JP2009050408A JP2009050408A JP2010204422A JP 2010204422 A JP2010204422 A JP 2010204422A JP 2009050408 A JP2009050408 A JP 2009050408A JP 2009050408 A JP2009050408 A JP 2009050408A JP 2010204422 A JP2010204422 A JP 2010204422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
layer
resin
plastic
ultraviolet curable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009050408A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Konuma
和也 小沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2009050408A priority Critical patent/JP2010204422A/ja
Publication of JP2010204422A publication Critical patent/JP2010204422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

【課題】破断強度の平均値が高いと共にばらつきが小さい、長手方向に安定した破断強度の信頼性の高いプラスチッククラッド光ファイバ心線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るプラスチッククラッド光ファイバ心線6は、純シリカなどの石英系ガラスからなるコアガラス1の外周に、紫外線硬化型フッ化アクリレート樹脂などのフッ素系樹脂からなるクラッド層2と、紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬化層3とを前記コアガラス1から離れる方向に順に設けてなるプラスチッククラッド光ファイバ素線4の外周に、さらに、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層5を押出被覆して形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチッククラッド光ファイバ心線に関する。
光ファイバ心線の一種に、プラスチッククラッド光ファイバ心線と呼ばれるものがある。このプラスチッククラッド光ファイバ心線は、例えば、純シリカなどの石英系ガラスからなる直径200μm程度のコアガラスと、該コアガラスを中心としてその外周上に設けられた紫外線硬化型フッ化アクリレート樹脂などのフッ素系樹脂からなる厚み15μm程度のクラッド層とからなるプラスチッククラッドファイバ素線の外周に、さらにエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層を押出被覆して設けたものであり、通常外径は0.5mm前後から0.9mm程度である。
このプラスチッククラッド光ファイバ心線は、機械的強度が高く、光コードとして、これにコネクタを装着することにより、局内光配線などの短距離伝送用として使用されている。
ところで、通常、プラスチッククラッド光ファイバ心線の作製は、線引機で石英系ガラス母材を溶融線引きして光ファイバのコアガラスを形成した後、前記コアガラスの外周に、コーティングダイス等によってクラッド層となる紫外線硬化型フッ化アクリレート樹脂などのフッ素系樹脂液を塗布し、紫外線を照射して硬化することにより、まず、プラスチッククラッド光ファイバ素線が形成される(素線化工程)。
そして、作製されたプラスチッククラッド光ファイバ素線は、押出機によりエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層を被覆することにより、プラスチッククラッド光ファイバ心線とされる(心線化工程)。
特許文献1では、クラッドの厚さが均一となるように、線引き後のコアガラスにクラッド層となる紫外線硬化型樹脂を塗布する際のコアガラス表面温度と、該紫外線硬化型樹脂の粘度および温度とを特定範囲に設定することで、スクリーニング時の光ファイバが破断する長さ(平均残存長)を改良できるとしている。
特開2002−365451号公報
しかしながら、本発明の発明者の検討の結果、線引機でコアガラスの外周上にフッ素系紫外線硬化型樹脂のクラッド層を被覆した素線を製造した後、押出被覆を連続的に行わずに、別工程の押出機でフッ素系熱可塑性樹脂(ETFE等)をオーバーコートして樹脂被覆層を形成した場合、特許文献1に記載の方法によれば光ファイバが破断する長さ(平均残存長)は改良されるものの、クラッド層の厚みが15〜25μmと薄いことが影響して、工場のダスト等の付着によって破断強度劣化が生じてしまうことが判った。即ち、ダスト等が付着したまま押出機によって樹脂被覆層を形成した場合、樹脂被覆層の押圧によってダスト等がクラッド層を突き破り、係る箇所での破断強度の絶対値が低くなることにより、形成された光ファイバ心線の破断強度の平均値が低く、また破断強度のばらつきが大きくなる。マイクロオーダーのダストの付着でも、最悪の場合にはコアガラスの破損に至る。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、破断強度の平均値が高いと共にばらつきが小さい、長手方向に安定した破断強度の信頼性の高いプラスチッククラッド光ファイバ心線およびその製造方法を提供することを課題とする。
係る課題を解決する、本発明のプラスチッククラッド光ファイバ心線およびその製造方法は、以下の通りである。
(1) 石英ガラスからなるコアガラスの外周に、フッ素系紫外線硬化型樹脂からなるクラッド層と、熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層とを、前記コアガラスから離れる方向に順に設けてなるプラスチッククラッド光ファイバ心線であって、
前記クラッド層と前記樹脂被覆層との間に、紫外線硬化型樹脂から形成される紫外線硬化層を有することを特徴とするプラスチッククラッド光ファイバ心線。
(2) 前記紫外線硬化層が、前記クラッド層に隣接して設けられることを特徴とする、上記(1)記載のプラスチッククラッド光ファイバ心線。
(3) 前記紫外線硬化層の厚みが10μm以上であることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載のプラスチッククラッド光ファイバ心線。
(4) 石英ガラスからなるコアガラスを線引きし、前記コアガラスの外周にフッ素系紫外線硬化型樹脂からなるクラッド層を形成することによって光ファイバ素線を形成する素線化工程と、
前記光ファイバ素線の外周に熱可塑性樹脂を押出被覆することによって樹脂被覆層を形成する心線化工程と、を有するプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法であって、
前記素線化工程において、前記クラッド層の外周に紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬化層を形成することを特徴とするプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法。
本発明に係るプラスチッククラッド光ファイバ心線およびその製造方法によれば、素線化工程においてクラッド層の外周に保護層として機能する他の紫外線硬化層を設けることにより、心線化工程において押出機によって樹脂被覆層を設けてもダスト等による破断強度の平均値低下やばらつきを抑制することが可能となる。また、破断強度が従来品よりも平均で2kgf程度以上大きく、かつ破断強度のばらつきの小さいファイバが、1000m以上得られることが期待できる。
本発明のプラスチッククラッド光ファイバ心線の一例を示す概略断面図である。 図1に示すプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法(素線化工程)の一例を示す概略図である。 図1に示すプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法(心線化工程)の一例を示す概略図である。
以下、本発明のプラスチッククラッド光ファイバ心線およびその製造方法の実施形態の例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明に係るプラスチッククラッド光ファイバ心線6の断面概略図を示す。
プラスチッククラッド光ファイバ心線6は、純シリカなどの石英系ガラスからなるコアガラス1の外周に、紫外線硬化型フッ化アクリレート樹脂などのフッ素系樹脂からなるクラッド層2と、紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬化層3とを前記コアガラス1から離れる方向に順に設けてなるプラスチッククラッド光ファイバ素線4の外周に、さらに、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層5を押出被覆して形成される。
クラッド層2の樹脂としては、コアガラス1に対して屈折率が低く、紫外線等の活性エネルギー線で硬化することが可能であり、さらにはこの樹脂組成物を硬化することによって機械的強度があり、可撓性を有し、かつ透明性に優れた硬化物が得られる樹脂であることが必要である。このような樹脂には、フッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物、フッ素化されたポリエーテルを構造中に有する(メタ)アクリレート化合物および光重合開始剤から構成される樹脂組成物がある。
本発明で用いられるフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物は、例えば、フッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物とジイソシアネート化合物を反応させることにより得ることができる。また、ポリエーテルを分子構造中に有するフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物は、例えば、フッ素原子含有(メタ)アルコール化合物と、フッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物またはアクリル酸とを反応させることによって得ることができる。
その他、クラッド層2の樹脂組成物には、例えばN−ビニルカプロラクタムなどの重合性不飽和モノマーや、下記光重合開始剤、各種添加剤など、プラスチッククラッド光ファイバ心線6のクラッド層2の形成材料として通常用いられるものを使用することができ、これらの化合物と前記記載のフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物、及び/又はフッ素化されたポリエーテルを構造中に有する(メタ)アクリレート化合物を適宜混合して紫外線硬化樹脂液となし、本樹脂液に紫外線を照射してクラッド層2を製造する形態が好ましい。樹脂液の塗布方法は、ダイスコーティング方式とすることが好ましい。
本発明のクラッド層2の紫外線硬化型樹脂で用いる光重合開始剤としては公知のどのような光重合開始剤を用いても構わないが、配合した後の貯蔵安定性のよいことが要求される。このような光重合開始剤の具体例としては、例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等を挙げることができる。
また、クラッド層2の紫外線硬化型樹脂は、コアガラス1とクラッド層2の密着性を確保するため、シランカップリング剤をクラッド層2の重量に対して0.1〜3重量%配合することが好ましい。
クラッド層2の外周に設けられる紫外線硬化層3は、クラッド層2のように屈折率を低くする必要はなく、保護層としての機能を有していればよい。破断強度を確保するためにはフッ素原子を実質的に含まないことが好ましい。
係る紫外線硬化層3を構成する紫外線硬化型樹脂は、特に限定されることなく、例えば、ウレタンアクリレート等の汎用の透明の紫外線硬化型樹脂が挙げられる。
本発明ではクラッド層2の外周に保護層として上記の他の紫外線硬化層3を設けることにより、ダスト等が付着したまま押出機によって樹脂被覆層5を形成しても、ダスト等によるクラッド層2の破損が生じることがない。したがって、ダスト等によって破断強度の平均値やばらつきの影響を受けることがないため、長手方向に安定した破断強度の信頼性の高いプラスチッククラッド光ファイバ心線6を形成することができる。
紫外線硬化層3の層厚みは、10μm以上であることが好ましい。紫外線硬化層3の層厚みを10μm以上とすることで、破断強度の平均値を向上させると共にばらつきを改善できる。一方、紫外線硬化層3の層厚みが厚すぎると樹脂被覆層5の層厚みが減るため、光伝送損失特性や耐熱特性が悪化する。従って、紫外線硬化層3の層厚みの上限は、外径の太さの規格にもよるが、500μmの外径とすると、70μm程度とすることが好ましい。本発明においては、紫外線硬化層3の層厚みは30〜60μmであることが好ましく、30μm程度であることが特に好ましい。
樹脂被覆層5は、熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物により形成される。
本発明では汎用の熱可塑性樹脂を用いることが可能であり、耐熱性の高い熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、例えばエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等が挙げられる。
プラスチッククラッド光ファイバ心線6を構成する各層の好ましい寸法を以下に示す。
コアガラス1の外径: 200μm
クラッド層2までの外径: 230μm
紫外線硬化層3までの外径:290μm
樹脂被覆層5までの外径: 500μm
次に、本実施形態に係るプラスチッククラッド光ファイバ心線6を製造する方法の一例について図面を参照しつつ説明する。
まず、図2に示すように、線引炉11内に石英系ガラス母材12を収め、常法により溶融紡糸して、石英系ガラスからなるコアガラス1を得る。このコアガラス1を引き続き冷却筒14に送り、この冷却筒14に導入される冷却ガスのヘリウムによって冷却する。次いで、冷却されたコアガラス1をコーティングダイス15に導入して、ここでクラッド層2となる紫外線硬化型フッ化アクリレート樹脂などのフッ素系樹脂液を塗布する。次いで、フッ素系樹脂液が塗布されたコアガラス1を紫外線照射装置16に導入して紫外線を照射し、このフッ素系樹脂液を硬化させた後、再度、コーティングダイス17に導入して、ここで紫外線硬化層3となる透明ウレタンアクリレート樹脂等の樹脂液を塗布する。そして、ウレタンアクリレート樹脂液が塗布されたコアガラス1を紫外線照射装置18に導入して紫外線を照射し、この樹脂液を硬化させて、プラスチッククラッド光ファイバ素線4が形成される(素線化工程)。
次いで、上記の素線化工程で得られた光ファイバ素線4に、樹脂組成物を押出被覆して樹脂被覆層5を形成する心線化工程によってプラスチッククラッド光ファイバ心線6を製造する(心線化工程)。
係る心線化工程は、図3に示すように、まず、供給リール19からプラスチッククラッド光ファイバ素線4を繰り出し、張力制御装置20を通して押し出し機21に供給する。ここで、押し出し機21は、樹脂被覆層5を形成する樹脂組成物が収容された収容部21Aと、樹脂組成物を押し出すことによってプラスチッククラッド光ファイバ素線4の外周に樹脂被覆層5を塗布できる塗布ヘッド21Bとを備えている。樹脂組成物は、溶融状態でプラスチッククラッド光ファイバ素線4の外周に塗布されるのが好ましく、通常、押し出し機21は、所定位置に加熱器(図示せず)を備える。
次いで、押し出し機21から押し出されたものを冷却水槽22に導いて冷却して樹脂被覆層5を硬化させて、プラスチッククラッド光ファイバ心線6とし、これを張力制御装置24を通して巻き取り、リール25に巻き取られる。
尚、本発明は上記の一実施形態に示した製造方法に限定されることはなく、例えば、素線化工程において、クラッド層2を形成する紫外線硬化型樹脂と、クラッド層2の外周に設けられる紫外線硬化層3を形成する紫外線硬化型樹脂とをコーティングダイスで同時に塗布した後、紫外線硬化装置で硬化してもよい。
また、クラッド層2と紫外線硬化層3とは密着性の確保から隣接して形成されることが好ましいが、素線化工程において、クラッド層2と紫外線硬化層3との間に、別の紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬化層を更に設けてもよい。
以下に本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、勿論本発明の範囲は、これらによって限定されるものではない。
上述した製造方法に基づき、図1に示すプラスチッククラッド光ファイバ心線6を作成した(条件1〜6のサンプル)。クラッド層2を形成する樹脂はフッ素系樹脂ウレタンアクリレートを用い、クラッド層2の外周に設けられる紫外線硬化層3はフッ素原子を含まないウレタンアクリレート樹脂を用いて作製した。また、最外層にはフッ素系熱可塑性樹脂の押出被覆層(樹脂被覆層5)を設けた。得られるプラスチッククラッド光ファイバ心線6における各層の外径を表1に示す。
〔破断強度の測定〕
破断強度は下記の測定方法により行った。
汎用の引張り試験機(縦型)を使用した。引張り条件としては、標点間距離500mm、引張速度50mm/分で引張り、破断時の値を読み取った。
各サンプルの破断強度(kgf)を表1に示す。
〔強度評価〕
上記測定方法により測定した破断強度に基づき、条件1〜6の各サンプルの強度を下記の基準で評価した。
○・・・破断強度が15kgf以上、且つ、標準偏差が0.35kgf以下
×・・・破断強度が13kgf以下、標準偏差が0.4kgf以上のいずれに該当
△・・・○と×の間に該当
〔耐熱性評価〕
温度特性(低温でのロス増)、湿熱特性(湿熱下でのロス増)を測定し、これらの結果から○、△、×を総合的に判断した。
Figure 2010204422
〔評価結果〕
通常条件(条件1)により作製したプラスチッククラッド光ファイバ心線は、紫外線硬化層3を設けていないため、平均破断強度が低く、また破断強度のバラツキも大きかった。
条件2〜6により作製したプラスチッククラッド光ファイバ心線は、素線化工程の際に紫外線硬化層3を設けたため、心線化工程における樹脂組成物の押出被覆の際にもダスト等の影響を受けず、平均破断強度が高く、また破断強度のバラツキも小さかった。
一方、条件5,6により作製したプラスチッククラッド光ファイバ心線は、条件2〜4に比べて更に平均破断強度が上がっているが、樹脂被覆層5の厚みが薄くなるため、条件2〜4に比べて耐熱性の低下が見られた。但し、紫外線硬化層3の厚みが70μm程度であれば、耐熱性については実用上問題ない。
1…コアガラス、 2…クラッド層、 3…紫外線硬化層、 4…プラスチッククラッド光ファイバ素線、 5…樹脂被覆層、 6…プラスチッククラッド光ファイバ心線

Claims (4)

  1. 石英ガラスからなるコアガラスの外周に、フッ素系紫外線硬化型樹脂からなるクラッド層と、熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層とを、前記コアガラスから離れる方向に順に設けてなるプラスチッククラッド光ファイバ心線であって、
    前記クラッド層と前記樹脂被覆層との間に、紫外線硬化型樹脂から形成される紫外線硬化層を有することを特徴とするプラスチッククラッド光ファイバ心線。
  2. 前記紫外線硬化層が、前記クラッド層に隣接して設けられることを特徴とする、請求項1記載のプラスチッククラッド光ファイバ心線。
  3. 前記紫外線硬化層の厚みが10μm以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載のプラスチッククラッド光ファイバ心線。
  4. 石英ガラスからなるコアガラスを線引きし、前記コアガラスの外周にフッ素系紫外線硬化型樹脂からなるクラッド層を形成することによって光ファイバ素線を形成する素線化工程と、
    前記光ファイバ素線の外周に熱可塑性樹脂を押出被覆することによって樹脂被覆層を形成する心線化工程と、を有するプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法であって、
    前記素線化工程において、前記クラッド層の外周に紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬化層を形成することを特徴とするプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法。
JP2009050408A 2009-03-04 2009-03-04 プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法 Pending JP2010204422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050408A JP2010204422A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050408A JP2010204422A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010204422A true JP2010204422A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42965969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009050408A Pending JP2010204422A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010204422A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021153103A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 光デバイス、光検出システム、および光ファイバ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63287908A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Asahi Glass Co Ltd プラスチッククラッド光ファイバ
JPH0343608U (ja) * 1989-09-06 1991-04-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63287908A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Asahi Glass Co Ltd プラスチッククラッド光ファイバ
JPH0343608U (ja) * 1989-09-06 1991-04-24

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021153103A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 光デバイス、光検出システム、および光ファイバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7384827B2 (ja) 小径の低減衰光ファイバ
KR102211772B1 (ko) 작은 직경 광 섬유
US11448842B2 (en) Small diameter fiber optic cables having low-friction cable jackets and optical fibers with reduced cladding and coating diameters
EP2385027B1 (en) Method for making tight-buffered optical fiber having improved fiber access

US7460756B2 (en) Plastic optical fiber and method for manufacturing the same
CN109642980B (zh) 直径减小的光纤和制造方法
US11782207B2 (en) Single-mode optical fiber with thin coating for high density cables and interconnects
US20160313529A1 (en) Filler tubes for optical communication cable construction
US20070259107A1 (en) Method and Apparatus for Coating Plastic Optical Fiber with Resin
JP2012042795A (ja) ハードプラスチッククラッド光ファイバ素線
JP5521480B2 (ja) プラスチッククラッド光ファイバ心線および光ファイバケーブル
US8634687B2 (en) Coated plastic cladding optical fiber and optical fiber cable
JP2000111767A (ja) 光ファイバ
US20080277810A1 (en) Method and Apparatus for Manufacturing Plastic Optical Fiber
JP2009198706A (ja) ポリマークラッド光ファイバ心線
JP2010204422A (ja) プラスチッククラッド光ファイバ心線、およびプラスチッククラッド光ファイバ心線の製造方法
CN112654908A (zh) 光纤芯线和光纤线缆
WO2012036031A1 (ja) プラスチック光ファイバユニット、およびそれを用いたプラスチック光ファイバケーブル
WO2023043625A1 (en) Intermittently bonded optical fiber ribbon with reduced diameter fibers
JP2006058774A (ja) 光ファイバケーブル及びその製造方法
JP2010128069A (ja) 光ファイバテープ心線の製造方法
JP2006178086A (ja) 光ファイバコード及びその製造方法
JP3303460B2 (ja) 光伝送用ガラスファイバおよびその製造方法
JP2001240433A (ja) 被覆光ファイバ
JP4947617B2 (ja) 光ファイバ心線および光ファイバテープ心線

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120926

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130219