JP2010203248A - 内燃機関の排気管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とする内燃機関の排気管構造。
【解決手段】堰14が凹状空間10の排気上流側の縁部に形成され、これに対向する管壁内面4cに凹部16が形成されていることから添加弁6の噴射口6aの配置位置周辺に排気流が入り込まない空間を確保することができる。このため排気流量が多い場合のみでなく少ない場合も、これに対応して少量噴射される尿素水溶液12は排気流が入り込まない凹状空間10内にて十分に拡散でき、尿素水溶液12が排気管2の内面に直ちに付着することがない。したがって尿素水溶液12は凹状空間10内での拡散後に排気流中に拡散して下流の触媒側へ運ばれるので、尿素水溶液12あるいはこれから派生した尿素微粒子が排気中に偏らず、均一分散が行われる。こうして課題が達成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気管内に添加弁から添加剤を噴射する内燃機関の排気管構造に関する。
ディーゼルエンジン用のNOx低減触媒として、選択還元型NOx触媒(SCR触媒)、NOx吸蔵還元型触媒、NOx直接還元型触媒等の各種触媒が知られている。例えば尿素SCR触媒を備えた排気浄化システムでは、ディーゼルエンジンの排気管に尿素水溶液を添加して排気と混合し、NOxを還元反応により浄化している(例えば特許文献1〜3参照)。
これら特許文献では添加剤を排気全体に均一に混合されるように排気流や添加剤(あるいは浄化剤)の噴射方向を考慮している。
特許文献1では浄化剤の排気管内導入位置よりも上流側にて排気流方向に対して傾斜させているが排気管内面からは垂直に立ち上がった遮蔽板を配置して排気に渦流を生じさせている。
特許文献2では排気管の曲がり部の外側に添加弁を配置する凹部を形成して、この凹部内から添加剤を対向する内壁へ向けて噴射すると共に、内壁に付着した添加剤は上流側の環状突起により排気中に導入し易くしている。
特許文献3では添加剤の噴射方向を、壁面形状によって排気流の直交方向に流れるように誘導して、排気全体との均一な混合を実行している。
特開2007−332797号公報(第7〜8頁、図2〜7) 特開2006−77691号公報(第6〜7頁、図3) 特開2008−128048号公報(第6〜8頁、図3〜6)
しかし特許文献1のごとくに排気管内壁に垂直に立ち上がった遮蔽板を形成しても、特にエンジンが低回転時などで排気流量が少ない場合には、遮蔽板にて十分に渦流状態とならない排気流が添加弁に到達して、添加弁から噴射される添加剤を排気流全体に十分に混合させることなく下流に流してしまう場合がある。
添加弁から噴射される添加剤を均一に排気中に分散させるために、特許文献2のごとく排気管内面から凹状に窪んで形成された部分(凹状空間)に添加弁を配置する場合がある。しかし、このような配置では排気流量が少ない場合には凹状空間上を排気流がそのまま通過せずに凹状空間内に入り込む。このように入り込んだ排気流が、排気流量の低下に対応して少量噴射される添加剤を直ちに排気管の管壁に付着させてしまう状態となり、噴射される添加剤を排気流全体へ分散することが困難となる。
特許文献3においては、一部分の壁面に沿って添加剤を噴射しているので、特に還元剤が少量となる低排気流量時には、排気管の一部の管壁に付着させてしまう状態となり添加剤を排気流全体へ分散することが困難である。
このように前記特許文献1〜3においては、排気流量が少ない場合の対策はなされておらず、低排気流量時に添加剤の均一分散が困難となるおそれがある。
本発明は、排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とする内燃機関の排気管構造を目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用・効果について記載する。
請求項1に記載の内燃機関の排気管構造は、排気管内に添加弁から添加剤を噴射する内燃機関の排気管構造であって、前記添加弁の噴射口配置位置の排気上流側に管壁内面から突出した堰と、前記堰が設けられた管壁内面とは対向する管壁内面に設けた凹部とを備えたことを特徴とする。
このような管壁内面から突出した堰が、添加弁の噴射口配置位置の排気上流側に設けられていることにより、管壁内面に沿って流れてきた排気は、添加弁の噴射口配置位置の直前で堰に到達する。この堰が設けられた管壁内面とは対向する管壁内面に凹部が設けられていることにより、排気流量の多少に関わらず排気は、添加弁の噴射口配置位置が存在する側の管壁内面から跳ね上げられて排気流は噴射口配置位置が存在する側の管壁内面から一旦離れる。このため、堰の下流において噴射口配置位置の周りに排気流が流れ込まない空間が形成される。したがって添加弁からの添加剤噴射は、このような排気流が入り込まない空間になされることになる。
排気流が入り込まない空間に噴射された添加剤は、いきなり排気流に運ばれることないので、この空間のほぼ全体に広がった後、この空間と排気流が流れる空間との境界面から排気流内に分散することになる。
特に内燃機関の排気流量が少ない場合には、噴射される添加剤の量も少ないが、このように添加剤が少ない場合にも、排気流が入り込まない空間内にて十分に添加剤が拡散するので、添加剤が排気管の管壁に直ちに付着するということがない。添加剤の拡散後に空間の境界面から排気流に更に拡散して運ばれることになるので、低排気流量時にも排気中への添加剤の均一分散が行われる。
このように排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項2に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、排気の流動方向に対向する前面が管壁内面に対して斜めに立ち上げられていることを特徴とする。
このように堰の前面が管壁内面に対して斜めに立ち上がっていることにより、渦流発生を抑制して円滑に排気の流れを誘導できる。このため堰の下流において噴射口配置位置の周りに排気流が流れ込まない空間を十分に形成でき、前述したごとく排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項3に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1又は2に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、管壁自身が排気管内側へ窪んだ形状として形成されていることを特徴とする。
このように管壁内面に遮蔽板のような特別な部材を配置するのではなく、管壁自身の変形により堰を形成すれば、管壁以外の特別な部材を配置しなくても堰が形成できる。したがって排気管構造の簡素化が可能となり、かつ軽量化にも貢献できる。
請求項4に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹部は、管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成されていることを特徴とする。
このように凹部は管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成され、管壁以外の特別な部材を配置しなくても形成できる。したがって排気管構造の簡素化が可能となり、かつ軽量化にも貢献できる。
請求項5に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が前記噴射口配置位置の両側部分に延長されていることを特徴とする。
このように噴射口配置位置の両側部分に堰を延長した状態とすることにより、噴射口配置位置の両側からの排気流の入り込みを阻止して、排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにする作用を強めることができる。
請求項6に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が排気下流側に延長されることにより前記噴射口配置位置の周囲を囲んでいることを特徴とする。
このように堰を更に延長して噴射口配置位置の周囲を囲ませることにより、渦流なども含めて、より確実に排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにすることができる。
請求項7に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰と共に、前記噴射口配置位置の排気下流側にて管壁内面から突出した堰を設けて、排気上流側と下流側とで前記噴射口配置位置を2つの堰にて挟んでいることを特徴とする。
このように堰を排気上流側と共に下流側にも設けることにより、渦流なども含めて、より確実に排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにすることができる。
請求項8に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記噴射口配置位置は、排気管の曲がり部分における内側、又は排気管の曲がり部分の近傍における内側に配置されていることを特徴とする。
排気管の曲がり部分の内側、又はこの近傍位置の内側に噴射口配置位置を設定した場合には、排気管設計上などの制約から、噴射口配置位置へ排気流が入り込み易くなるような配置や形状となる場合がある。しかし、このような場合にも前述したごとくの堰及び凹部を設けることで、容易に噴射口配置位置へ排気流が入り込みにくくできる。したがって上述した制約が存在しても排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項9に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記噴射口配置位置は、管壁内面に形成した凹状空間内に配置されていると共に、前記堰は、前記凹状空間の排気上流側の縁部に形成されていることを特徴とする。
排気上流側の縁部に堰を形成した凹状空間内に噴射口配置位置を設定しても良い。このことにより噴射口配置位置の周辺に排気流が入り込まない空間を十分に確保することができ、排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散効果をより高めることができる。
請求項10に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項9に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹状空間は、管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成されていることを特徴とする。
このように凹状空間は管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成され、管壁以外の特別な部材を配置しなくても形成できる。したがって排気管構造の簡素化が可能となり、かつ軽量化にも貢献できる。
請求項11に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が排気下流側に向けて前記凹状空間の両側部分の縁部に延長されていることを特徴とする。
このように堰の両端を凹状空間の両側部分の縁部に延長した状態とすることにより、凹状空間の両側からの排気流の入り込みを阻止して、排気流が噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにする作用を強めることができる。
請求項12に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が延長されることにより環状に前記凹状空間の全周を囲んでいることを特徴とする。
このように堰の両端を更に延長して環状に前記凹状空間の全周を囲ませることにより、より確実に排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにすることができる。
請求項13に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰と共に、前記凹状空間の排気下流側の縁部に堰を設けて、排気上流側と下流側とで前記凹状空間を2つの堰にて挟んでいることを特徴とする。
このように堰を凹状空間の排気上流側の縁部と共に下流側の縁部にも設けることにより、渦流なども含めて、より確実に排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにすることができる。
請求項14に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項9〜13のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹状空間は、排気管の曲がり部分における内側、又は排気管の曲がり部分の近傍における内側に形成されていることを特徴とする。
このような排気管の曲がり部分の内側、又はこの近傍位置の内側に凹状空間を形成した場合には、排気管の設計上や凹状空間の成形上などの制約から、凹状空間が排気流の入り込み易くなるような配置や形状となる場合がある。しかし、このような場合にも前述したごとくの堰及び凹部を設けることで容易に凹状空間内へ排気流が入り込みにくくできる。したがって上述した制約が存在しても排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項15に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜14のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は排気浄化用添加剤であることを特徴とする。
上述したごとくの構成及び作用により、排気流量の多少に関わらず排気中への排気浄化用添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項16に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項15に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は水溶液の形態であることを特徴とする。
このような水溶液の形態での添加剤では水分蒸発前に排気管壁に付着し易くなり排気中への分散に時間を要するが、前述したごとく添加弁からの噴射後に排気流に運ばれるまで拡散や水分を蒸発する時間的余裕が存在するので、水溶液の形態でも排気流量の多少に関わらず排気中への排気浄化用添加剤の均一分散を可能とすることができる。
請求項17に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項16に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は尿素水溶液であることを特徴とする。
水溶液形態の添加剤としては、尿素水溶液を挙げることができ、この尿素水溶液を用いても、排気流量の多少に関わらず排気中への尿素の均一分散を可能とすることができる。
請求項18に記載の内燃機関の排気管構造では、請求項1〜17のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記内燃機関はディーゼルエンジンであることを特徴とする。
内燃機関としてはディーゼルエンジンを挙げることができ、ディーゼルエンジンが発生するNOxなどを排気流量の多少に関わらず十分に浄化できる。
実施の形態1の排気管の平面図。 図1におけるA−A線断面図。 実施の形態1の排気管の要部斜視図。 実施の形態1の作用・効果を説明する縦断面図。 実施の形態2の排気管の要部斜視図。 実施の形態3の排気管の要部斜視図。 実施の形態4とその変形例の排気管の縦断面図。
[実施の形態1]
図1〜3はディーゼルエンジンの排気管2における添加剤噴射領域4を示している。図1は平面図、図2はそのA−A線断面図、図3は要部斜視図である。
ディーゼルエンジンの排気ポートから排出された排気はエキゾーストマニホールドを介して実線の矢線のごとく図示左側から添加剤噴射領域4に導入されて図示右側に流れ出る。本実施の形態では添加剤噴射領域4は排気管2の曲がり部分4aを含んでいるので、図2では左斜め上から排気が導入されて右側水平方向に排気が流れ出ている。したがって、この添加剤噴射領域4では図2において上側が曲がり部分4aの内側に相当する。
この曲がり部分4aの内側に添加弁6の噴射口配置位置8が設定されているが、更にここでは噴射口配置位置8は曲がり部分4aにおける内側の管壁内面4bに形成した凹状空間10内に配置されている。この凹状空間10は、ほぼ曲がり部分4aの中央あるいは近傍(ここではわずかに排気流下流側)に配置されているが、添加剤噴射領域4において更に下流の排気管2が直線状となっている位置に設けても良い。凹状空間10は排気管2の管壁自身が排気管2の外側へ膨らんだ形状として形成されている。
上述した構成であることから、噴射口配置位置8に配置された添加弁6の噴射口6aから噴射される排気浄化用添加剤、ここでは尿素水溶液12は、二点鎖線に示すごとく凹状空間10内に噴射されることになる。
凹状空間10の排気上流側の縁部には、前面14aが管壁内面4bから斜めに立ち上がることにより管壁内面4bに突出している堰14が形成されている。本実施の形態では凹状空間10の上流側の縁部は全て堰14が存在している。この堰14は排気管2の管壁自身が排気管2の内側へ窪んだ形状として形成されている。尚、堰14を形成しない形状では破線で示すごとくの位置が管壁の位置となる。
更にこの堰14が存在する管壁内面4bに対向する管壁内面4cには凹部16が形成されている。この凹部16は排気管2の管壁自身が排気管2の外側へ膨らんだ形状として形成されている。尚、凹部16を形成しない形状では破線で示すごとくの位置が管壁の位置となる。本実施の形態では凹部16の窪み量は、堰14の突出程度に対応させている。
このような添加剤噴射領域4にて、ディーゼルエンジンの高回転時などで排気流が高速に流れると、図4の(a)に示すごとく、堰14の直前まで管路方向に沿って流れ込んだ排気流は、堰14の前面14aに衝突する。このことにより排気流は曲がり部分4aの内側から、斜めに離れるように誘導されて、曲がり部分4aの外側に進路を変える。
曲がり部分4aの外側、すなわち堰14とは反対側の管壁内面4c側には凹部16が存在するので、排気流全体が凹状空間10の位置に到達する直前に堰14の前面14aに誘導されて円滑に外側に曲がる。このことにより排気は渦流発生を抑制した状態で実線の矢線で示すごとく凹状空間10を飛び越えて、添加剤噴射領域4の下流側に流れる。したがって排気は凹状空間10内に直接流れ込むことはなく、添加弁6から凹状空間10内に噴射される尿素水溶液12が、凹状空間10の内面10aやその下流側の管壁内面4dに付着することが防止される。
ディーゼルエンジンの低回転時などで排気流が低速である場合も、図4の(b)に示すごとく、上述したごとくの堰14と凹部16との作用により、排気流は凹状空間10を飛び越えて、凹状空間10内に直接流れ込むことなく、添加剤噴射領域4の下流側に流れる。このため排気の流速が低速であっても添加弁6から凹状空間10内に噴射される尿素水溶液12は凹状空間10の内面10aやその下流側の管壁内面4dに付着しない。
しかし比較例として堰14と凹部16とが存在しない場合には、特に排気の流速が低速である場合に、図4の(b)に破線の矢線で示すごとく、排気流が凹状空間10内に入り込んで、排気流が直接的に尿素水溶液12に衝突して、尿素水溶液12を凹状空間10の内面10aやその下流側の管壁内面4dに付着させる。排気流量が少ない場合は、これに対応して尿素水溶液12の噴射量も少ないので、この付着が顕著となる。
このように尿素水溶液12が付着した状態は排気管2においては凹状空間10側に尿素水溶液12が偏った状態であり、付着した尿素水溶液12あるいは水が蒸発した後の尿素微粒子が排気中に偏った状態で混合して下流の触媒まで流れることになる。しかし本実施の形態ではこのような偏りは防止される。
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).上述したごとく、堰14と凹部16とにより、内燃機関の排気流量が多い場合のみでなく少ない場合にも、これに対応して少量噴射される尿素水溶液12は排気流が入り込まない凹状空間10内にて十分に拡散できる。特に堰14の前面14aが管壁内面4bに対して斜めに立ち上げられていることにより、渦流発生を抑制して凹状空間10内への排気流入り込み阻止をより確実なものとしているので、尿素水溶液12が排気管2の内面(10a,4d)に直ちに付着するということがない。
したがって尿素水溶液12は凹状空間10内での拡散後に、凹状空間10と排気流との境界面から排気流中に拡散して下流の触媒(SCR触媒)側へ運ばれることになるので、排気流量が少ない時にも尿素水溶液12あるいはこれから派生した尿素微粒子が排気中に偏らず、均一分散が行われる。このように排気流量の多少に関わらず排気中への、排気浄化用添加剤としての尿素の均一分散を可能とすることができる。
特に尿素が水溶液の形態であり、排気管2の内面(10a,4d)に付着し易い。このため水分の蒸発時間が必要であるが、前述したごとく添加弁6の噴射後に排気流に運ばれるまでに、拡散と共に蒸発する時間的余裕が存在する。したがって水溶液の形態でも排気流量の多少に関わらず排気中への排気浄化用添加剤の均一分散を可能とすることができる。
このことにより排気流量の多少に関わらず、ディーゼルエンジンが発生するNOxなどを十分に浄化できる。
(ロ).特に堰14が凹状空間10の排気上流側の縁部に形成されていることから、添加弁6の噴射口6aの配置位置周辺に排気流が入り込まない空間を十分に確保することができる。したがって排気流量の多少に関わらず排気中への排気浄化用添加剤の均一分散効果をより高めることができる。
(ハ).凹状空間10は、排気管2の曲がり部分4aにおける内側、又は曲がり部分4aの近傍における内側に形成されている。このように凹状空間10が配置されていると、排気管2の設計上や凹状空間10の成形上などの制約から、凹状空間10が排気流の入り込み易くなるような配置や形状となる場合がある。しかし、このような場合にも前述したごとくの堰14及び凹部16を設けることで、容易に凹状空間10への排気流の入り込みをしにくくできる。したがって、上述した制約を受けても、排気流量の多少に関わらず排気中への排気浄化用添加剤の均一分散を可能とすることができる。
(ニ).堰14は排気管2の管壁自身が排気管2の内側へ窪んだ形状として形成され 、凹部16及び凹状空間10は排気管2の管壁自身が排気管2の外側へ膨らんだ形状として形成されている。したがって管壁以外の特別な部材を配置しなくてもこれらを形成でき、排気管構造の簡素化が可能となり、かつ軽量化にも貢献できる。
[実施の形態2]
図5の要部斜視図に本実施の形態の排気管102における添加剤噴射領域104の構成を示す。本実施の形態では、堰114の両端が噴射口配置位置108の両側部分に延長されている。すなわち凹状空間110の排気上流側の縁部に形成した前方堰114aと、凹状空間110の両側に形成した側方堰114bとからなる。図5では噴射口配置位置108に隠れているが、噴射口配置位置108の反対側にも側方堰114bが存在する。
凹部116等の他の構成は前記実施の形態1と同じである。
以上説明した本実施の形態2によれば、以下の効果が得られる。
(イ).前記実施の形態1の効果を生じると共に、側方堰114bが前方堰114aの両側に連続して形成されているため、凹状空間110の両側からの排気流の入り込みを阻止して、排気流を噴射口配置位置108の周辺に入り込まないようにする作用を強めることができる。
[実施の形態3]
図6の要部斜視図に本実施の形態の排気管202における添加剤噴射領域204の構成を示す。本実施の形態では、堰214は前記実施の形態2の場合よりも更に延長されて凹状空間210の全周の縁部に形成されている。図6では噴射口配置位置208に隠れているが、噴射口配置位置208の反対側にも堰214が存在する。
凹部216等の他の構成は前記実施の形態1と同じである。
以上説明した本実施の形態3によれば、以下の効果が得られる。
(イ).前記実施の形態2の効果を生じると共に、堰214が凹状空間210の全周を囲んでいるため、噴射口配置位置208周辺への排気流の入り込み阻止をより確実なものにできる。
[実施の形態4]
図7の(a)に示す縦断面図に、本実施の形態の排気管302における添加剤噴射領域304の構成を示す。本実施の形態では、噴射口配置位置308には、凹状空間は設けられておらず、添加弁306は図示するごとく噴射口306aから排気管2内部に排気浄化用添加剤水溶液(ここでは尿素水溶液)312を噴射するように配置されている。この噴射口配置位置308の排気上流側には堰314が設けられている。他の構成は前記実施の形態1と同じである。
すなわち添加剤噴射領域304の曲がり部分304aの内側に、添加弁306の噴射口配置位置308が設けられている。この噴射口配置位置308は、ほぼ曲がり部分304aの中央あるいはわずかに排気流下流側であるが、更に下流の排気管302が直線状となっている位置に設けても良い。
ここで噴射口配置位置308に設けられた添加弁306の噴射口306aから噴射される排気浄化用添加剤水溶液312は二点鎖線に示すごとく噴射口配置位置308における排気管302内の空間310に噴射される。
噴射口配置位置308の排気上流側には、前面314aが管壁内面304bから斜めに立ち上がることにより管壁内面304bに突出している堰314が形成されている。この堰314は排気管302の管壁自身が排気管302の内側へ窪んだ形状として形成されている。尚、堰314を形成しない形状では破線で示すごとくの位置に管壁が形成される。
更にこの堰314が存在する管壁内面304bに対向する管壁内面304cには凹部316が形成されている。この凹部316は排気管302の管壁自身が排気管302の外側へ膨らんだ形状として形成されている。尚、凹部316を形成しない形状では破線で示すごとくの位置に管壁が形成される。本実施の形態では凹部316の窪み量は、堰314の突出程度に対応させている。
このような添加剤噴射領域304にて、ディーゼルエンジンの高回転時などで排気流が高速に流れると、実線の矢線にて示すごとく、堰314の直前まで管路方向に沿って流れ込んだ排気流は、堰314の前面314aに衝突する。このことにより排気流は曲がり部分304aの内側から、斜めに離れるように誘導されて、曲がり部分304aの外側に進路を変える。
曲がり部分304aの外側、すなわち堰314とは反対側の管壁内面304c側には凹部316が存在するので、排気流全体が噴射口配置位置308における空間310の位置に到達する直前に堰314の前面314aに誘導されて円滑に外側に曲がる。このことにより排気は渦流発生を抑制した状態で実線の矢線で示すごとく空間310を飛び越えて、添加剤噴射領域304の下流側に流れる。したがって排気は噴射口配置位置308に直接流れ込むことはなく、添加弁306から空間310内に噴射される排気浄化用添加剤水溶液312が、噴射口配置位置308の管壁内面308aやその下流側の管壁内面304dに付着することが防止される。このことはディーゼルエンジンの排気流が低速でも同じである。
しかし比較例として破線で示したごとく堰314と凹部316とが存在しない場合には、特に排気流が低速である場合には排気流が直接的に排気浄化用添加剤水溶液312に衝突して噴射口配置位置308の管壁内面308aやその下流側の管壁内面304dに排気浄化用添加剤水溶液312を付着させる。この付着された状態は排気管302においては噴射口配置位置308側に偏っており、付着された排気浄化用添加剤水溶液312あるいは水が蒸発した後の排気浄化用添加剤微粒子が排気中に偏った状態で混合して、下流の触媒まで流れることになる。しかし本実施の形態ではこのような偏りは防止される。したがって凹状空間は存在しないが、他の部分については前記実施の形態1の効果を生じる。
図7の(b)の縦断面図に示す排気管402は、添加剤噴射領域404において噴射口配置位置408の排気上流側に堰414を設けると共に、その堰414の両端が噴射口配置位置408の両側部分に延長されている。したがって、図7の(a)に比較して、噴射口配置位置408での排気管402内の空間410に対する両側からの排気流の入り込みを阻止して、排気流を噴射口配置位置408の周辺に入り込まないようにする作用を強めることができる。
図7の(c)の縦断面図に示す排気管502は、添加剤噴射領域504において噴射口配置位置508の全周を囲んで堰514を設けている。このことにより図7の(a),(b)に比較して噴射口配置位置508の周辺への排気流の入り込み阻止をより確実なものとできる。
[その他の実施の形態]
(a).前記実施の形態においてはディーゼルエンジンの排気管での例を示したが、ガソリンエンジンにおいても排気浄化処理するために排気管で添加剤を噴射する場合にも適用でき、同様な効果を生じさせることができる。
(b).更に添加剤の均一拡散性を高めるために、添加剤噴射領域の直下に、格子状、網状などの分散板を設けても良い。
(c).添加剤としては尿素水溶液を挙げたが、NOx吸蔵還元型触媒の場合は炭化水素などの還元剤を添加剤として用いるが、この場合にも本発明を適用することにより排気流量の多少に関わらず排気中への添加剤の均一分散が可能となる。これ以外の他の添加剤の場合も同様な効果を生じさせることができる。
(d).図6及び図7の(c)の実施例では、堰は噴射口配置位置の周囲を囲んで全周形成したが、噴射口配置位置の排気上流側と排気下流側との2ヶ所として、排気流と平行な部分の堰は設けない構成でも良い。このように堰を排気上流側と共に下流側にも設けることにより、渦流なども含めて、より確実に排気流を噴射口配置位置の周辺に入り込まないようにすることができる。
2…排気管、4…添加剤噴射領域、4a…曲がり部分、4b,4c,4d…管壁内面、6…添加弁、6a…噴射口、8…噴射口配置位置、10…凹状空間、10a…内面、12…尿素水溶液、14…堰、14a…前面、16…凹部、102…排気管、104…添加剤噴射領域、108…噴射口配置位置、110…凹状空間、114…堰、114a…前方堰、114b…側方堰、116…凹部、202…排気管、204…添加剤噴射領域、208…噴射口配置位置、210…凹状空間、214…堰、216…凹部、302…排気管、304…添加剤噴射領域、304a…曲がり部分、304b,304c,304d…管壁内面、306…添加弁、306a…噴射口、308…噴射口配置位置、308a…管壁内面、310…空間、312…排気浄化用添加剤水溶液、314…堰、314a…前面、316…凹部、402…排気管、404…添加剤噴射領域、408…噴射口配置位置、410…空間、414…堰、502…排気管、504…添加剤噴射領域、508…噴射口配置位置、514…堰。

Claims (18)

  1. 排気管内に添加弁から添加剤を噴射する内燃機関の排気管構造であって、
    前記添加弁の噴射口配置位置の排気上流側に管壁内面から突出した堰と、
    前記堰が設けられた管壁内面とは対向する管壁内面に設けた凹部と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、排気の流動方向に対向する前面が管壁内面に対して斜めに立ち上げられていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、管壁自身が排気管内側へ窪んだ形状として形成されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹部は、管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が前記噴射口配置位置の両側部分に延長されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が排気下流側に延長されることにより前記噴射口配置位置の周囲を囲んでいることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰と共に、前記噴射口配置位置の排気下流側にて管壁内面から突出した堰を設けて、排気上流側と下流側とで前記噴射口配置位置を2つの堰にて挟んでいることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記噴射口配置位置は、排気管の曲がり部分における内側、又は排気管の曲がり部分の近傍における内側に配置されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  9. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記噴射口配置位置は、管壁内面に形成した凹状空間内に配置されていると共に、前記堰は、前記凹状空間の排気上流側の縁部に形成されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  10. 請求項9に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹状空間は、管壁自身が排気管外側へ膨らんだ形状として形成されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  11. 請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が排気下流側に向けて前記凹状空間の両側部分の縁部に延長されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  12. 請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰は、両端が延長されることにより環状に前記凹状空間の全周を囲んでいることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  13. 請求項9又は10に記載の内燃機関の排気管構造において、前記堰と共に、前記凹状空間の排気下流側の縁部に堰を設けて、排気上流側と下流側とで前記凹状空間を2つの堰にて挟んでいることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  14. 請求項9〜13のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記凹状空間は、排気管の曲がり部分における内側、又は排気管の曲がり部分の近傍における内側に形成されていることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は排気浄化用添加剤であることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  16. 請求項15に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は水溶液の形態であることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  17. 請求項16に記載の内燃機関の排気管構造において、前記添加剤は尿素水溶液であることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の内燃機関の排気管構造において、前記内燃機関はディーゼルエンジンであることを特徴とする内燃機関の排気管構造。
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