JP2010202627A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘアーケアー等の粘稠液状やジェル状の化粧品の増粘剤として好適に使用できるカルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む化粧料であって、粘度が高く、透明度に優れた中和粘稠液が得られる化粧料を提供すること。
【解決手段】(メタ)アクリル酸100重量部、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステル0.5〜5重量部および、0〜0.1重量部のエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを重合させて得られるカルボキシル基含有水溶性重合体と、カチオン性ポリマーとを含む化粧料であって、前記カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液100重量部に対して、前記カチオン性ポリマー0.5重量部を添加したときの中和粘稠液の粘度が500mPa・s以上であり、透明度が90%以上となる化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、例えば、ヘアケアー等の粘稠液状やジェル状化粧品の増粘剤として好適に使用できるカルボキシル基含有重合体とカチオン性ポリマーとを含む化粧料に関する。
化粧品の増粘剤としては、例えば、キサンタンガム等の天然物系、ヒドロキシエチルセルロース等の半合成物系およびカルボキシビニルポリマーやアルキル変性カルボキシビニルポリマー等の合成物系等が幅広く使用されている。特に、カルボキシビニルポリマーやアルキル変性カルボキシビニルポリマー等のカルボキシル基含有水溶性重合体は、少量の使用量で優れた増粘性を示し、化粧品の使用感をコントロールできることから、種々の化粧品に使用されている。
カルボキシル基含有水溶性重合体としては、アクリル酸と架橋剤としてのペンタエリスリトールアリルエーテルとを特定の混合溶媒中で反応させたカルボキシビニルポリマー(特許文献1参照)や、特定量のオレフィン系不飽和カルボン酸単量体と特定量の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数が10〜30)とを反応させた共重合体(特許文献2参照)、特定量のオレフィン系不飽和カルボン酸単量体と特定量の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数が10〜30)と架橋剤とを反応させた共重合体(特許文献3参照)、オレフィン系不飽和カルボン酸単量体と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数が8〜30)とを反応させた共重合体(特許文献4参照)等のアルキル変性カルボキシビニルポリマーが知られている。これらカルボキシル基含有水溶性重合体は、通常、水等に溶解させた後、アルカリで中和して0.1〜1重量%程度の中和粘稠液とすることにより、化粧品に用いられる。
これら中和粘稠液は、化粧品を構成する種々の原料や添加物として用いられる電解質が共存する場合、それらが比較的低濃度であっても、粘度や透過率が低下したり、重合体の一部が析出するといった問題があった。特に近年、化粧料の分野においては、透明感等の見栄えの良さやべたつきのない使用感といった種々の特性に加え、ミネラル成分等を配合した化粧料が注目を浴びており、比較的高濃度の電解質の存在下であっても、高粘度で高い透過率を有する中和粘稠液を得ることができる増粘剤が望まれている。
中でも、ヘアーケアー等の化粧品には、毛髪に吸着などして様々な機能を発現することを目的として、カチオン性ポリマーが使用されるが、従来のカルボキシル基含有水溶性重合体は、カチオン性ポリマーと共存すると、白濁して透明度が低くなったり、粘度の低下を起こすといった不具合があり、改良が望まれていた。
米国特許第5342911号公報 特開昭51−6190号公報 特開昭59−232107号公報 米国特許第5004598号明細書
本発明は、例えば、ヘアーケアー等の粘稠液状やジェル状の化粧品の増粘剤として好適に使用できるカルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む化粧料であって、粘度が高く、透明度に優れた中和粘稠液が得られる化粧料を提供することを目的とする。
本発明は、以下に示すとおりの、カルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む化粧料に関する。
項1.(メタ)アクリル酸100重量部、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステル0.5〜5重量部および、0〜0.1重量部のエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを重合させて得られるカルボキシル基含有水溶性重合体と、カチオン性ポリマーとを含む化粧料であって、前記カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液100重量部に対して、前記カチオン性ポリマー0.5重量部を添加したときの前記中和粘稠液の粘度が500mPa・s以上であり、透明度が90%以上となる化粧料。
項2.カルボキシル基含有水溶性重合体において、該カルボキシル基含有水溶性重合体の1重量%中和粘稠液の粘度が1500mPa・s以下であり透過率が90%以上、かつ、当該中和粘稠液100重量部に対して0.25〜5重量部の塩化ナトリウムを添加したときの最高粘度が15000〜40000mPa・sであり、そのときの透過率が90%以上である、項1に記載の化粧料。
項3.エチレン性不飽和基を2個以上有する化合物が、ペンタエリトリトールアリルエーテル、ジエチレングリコールアリルエーテル、ポリエチレングリコールジアリルエーテルおよびポリアリルサッカロースからなる群より選ばれた少なくとも1種である、項1または2に記載の化粧料。
項4.カチオン性ポリマーがカチオン化セルロースまたはビニルピロリドン−N,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体である項1〜3のいずれかに記載の化粧料。
以下、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明において、アクリル酸およびメタクリル酸を総称して(メタ)アクリル酸という。
また、本発明において、中和粘稠液とは、当該液のpHが6.5〜7.5であることを意味する。中和粘稠液を調製する方法としては、例えば、カルボキシ基含有水溶性重合体を水に溶解させた後、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン等のアミン類等のアルカリで中和すればよい。
本発明のカルボキシル基含有水溶性重合体は、(メタ)アクリル酸とアルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルと必要に応じてエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを重合させて得られるものである。
本発明に用いられる、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとは、(メタ)アクリル酸と、アルキル基の炭素数が18〜24である高級アルコールとのエステルをいい、例えば、(メタ)アクリル酸とステアリルアルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸とエイコサノールとのエステル、(メタ)アクリル酸とベヘニルアルコールとのエステルおよび(メタ)アクリル酸とテトラコサノールとのエステル等を挙げることができる。これらの中でも、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体の中和粘稠液と、カチオン性ポリマーとの共存下における当該液の粘度や透明度が優れていることから、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸エイコサニル、メタクリル酸ベヘニルおよびメタクリル酸テトラコサニルが好適に用いられる。なお、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとして、例えば日本油脂株式会社製の商品名ブレンマーVMA70等の市販品を用いてもよい。
本発明に用いられる(メタ)アクリル酸と、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの組み合わせは、それぞれ単独のものを組み合わせてもよいし、どちらか一方、または両者について2種以上のものを併用して組み合わせてもよい。
本発明におけるアルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルの使用量は、(メタ)アクリル酸100重量部に対して0.5〜5重量部であり、より好ましくは1〜3重量部である。アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルの使用量が、0.5重量部未満である場合には、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体を使用した化粧品の増粘性が不十分になるおそれがあり、一方、5重量部を超える場合には、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体を使用した化粧品にべとつき感が現れ、使用感を損ない、カチオン性ポリマーとの共存下において透明度が低くなるおそれがある。
本発明において必要に応じて用いられるエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物としては、特に限定されるものではないが、例えば、ペンタエリトリトールジアリルエーテル、ペンタエリトリトールトリアリルエーテルおよびペンタエリトリトールテトラアリルエーテル等のペンタエリトリトールアリルエーテルや、ジエチレングリコールジアリルエーテル、ポリエチレングリコールジアリルエーテル並びにポリアリルサッカロースが好ましい。なお、これらエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物は、それぞれ単独で使用してもよいし、あるいは2種以上を併用してもよい。
本発明において、エチレン性不飽和基を2個以上有する化合物を使用する場合の使用量は、(メタ)アクリル酸100重量部に対して0.1重量部以下であり、好ましくは0.0001〜0.05重量部、より好ましくは0.001〜0.044重量部である。エチレン性不飽和基を2個以上有する化合物の使用量が0.1重量部を超える場合、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む化粧料において中和粘稠液の透明度が損なわれ、当該化粧料を用いた化粧品の見栄えが劣るおそれがある。
本発明において、(メタ)アクリル酸と、(メタ)アクリル酸100重量部に対して0.5〜5重量部の、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、(メタ)アクリル酸100重量部に対して0〜0.1重量部の、エチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを重合させてカルボキシル基含有水溶性重合体を得る方法は、特に限定されず、これらの原料を不活性ガス雰囲気下、溶媒中で攪拌し、重合開始剤を用いて重合させる方法等の通常の方法を用いることができる。
不活性ガス雰囲気を得るための不活性ガスとしては、例えば、窒素ガスやアルゴンガス等を挙げることができる。
前記溶媒は、(メタ)アクリル酸、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルやエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物を溶解するが、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体を溶解しないものであって、当該反応を阻害しないものであれば特に限定されるものではない。溶媒の具体例としては、ノルマルペンタン、ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタン、シクロペンタンおよびシクロヘキサン等の炭化水素溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルおよび酢酸ブチル等のエステル系溶媒が挙げられ、これらの中でもノルマルヘキサン、ノルマルペプタンおよび酢酸エチルの単独、あるいは2種以上の混合溶媒が好適に用いられる。
溶媒の使用量は、攪拌操作性を向上させる観点および経済性の観点から、(メタ)アクリル酸100重量部に対して、300〜5000重量部であることが好ましい。
前記重合開始剤は、例えば、ラジカル重合開始剤が好ましく、具体例としては、α,α’−アゾイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリルおよび2,2’−アゾビスメチルイソブチレート等を挙げることができる。これらの中でも、高分子量のカルボキシル基含有水溶性重合体が得られやすい観点から、2,2’−アゾビスメチルイソブチレートが好適に用いられる。
重合開始剤の使用量は、(メタ)アクリル酸1モルに対して0.00003〜0.002モルであることが好ましい。重合開始剤の使用量が0.00003モル未満の場合、反応速度が遅くなるため経済的でなくなるおそれがある。また、重合開始剤の使用量が0.002モルを超える場合、重合が急激に進行し、反応の制御が困難になるおそれがある。
反応温度は、50〜90℃であるのが好ましく、55℃〜75℃であるのがより好ましい。反応温度が50℃未満の場合、反応溶液の粘度が上昇し、均一に攪拌することが困難になるおそれがある。また、反応温度が90℃を超える場合、反応が急激に進行し、反応の制御が困難になるおそれがある。反応時間は、反応温度によって異なるので一概にはいえないが、通常、0.5〜5時間である。
反応終了後、反応溶液を例えば80〜130℃に加熱して前記溶媒を揮散除去することにより、カルボキシル基含有水溶性重合体を得ることができる。加熱温度が80℃未満の場合、乾燥に長時間を要するおそれがあり、130℃を超える場合、得られるカルボキシル基含有水溶性重合体の水への溶解性を損なうおそれがある。
かくして得られるカルボキシル基含有水溶性重合体は、該カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液100重量部に対して、カチオン性ポリマー0.5重量部を添加したときの中和粘稠液の粘度が500mPa・s以上であり、好ましくは1000mPa・s以上、さらに好ましくは3000mPa・s以上である。当該中和液粘度の上限値としては、用途や目的によって異なるため、特に限定されないが、化粧料としての実用上の観点から、例えば、200000mPa・s以下、好ましくは100000mPa・s以下、さらに好ましくは50000mPa・s以下である。また、前記カルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む中和粘稠液は、透明度が90%以上である。
また、本発明に用いられるカルボキシル基含有水溶性重合体は、1重量%中和粘稠液の粘度が1500mPa・s以下であり透過率が90%以上、かつ、当該中和粘稠液100重量部に対して0.25〜5重量部の塩化ナトリウムを添加したときの最高粘度が15000〜40000mPa・sであり、そのときの透過率が90%以上であることが好ましい。
本発明に用いられるカチオン性ポリマーとしては、例えば、ポリクオタニウム−10(カチオン化セルロース)、ポリクオタニウム−11(ビニルピロリドン−N,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体)、ポリクオタニウム−7(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−アクリルアミド共重合体)、ポリクオタニウム−22(アクリル酸−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体)、ポリクオタニウム−39(アクリル酸−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−アクリルアミド共重合体)、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−51、ポリクオタニウム−53、ポリクオタニウム−61、ポリクオタニウム−64、およびポリクオタニウム−65等のINCI名でポリクオタニウムとして表示されるものやカチオン化グアーガムに代表されるカチオン化多糖類等が挙げられる。中でも、高い透明度を有するジェルを得やすく、化粧料として優れた効果が得られる観点から、ポリクオタニウム−10(カチオン化セルロース)、ポリクオタニウム−11(ビニルピロリドン−N,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体)を用いることが好ましい。これらカチオン性ポリマーは、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明にかかる化粧料において前記カルボキシル基含有水溶性重合体の含有率は、用途や目的等によって異なるため、特に限定されないが、例えば、0.01〜5.0重量%であることが好ましく、0.1〜2.0重量%であることがより好ましい。また、前記カチオン性ポリマーの含有率は、用途や目的等によって異なるため、特に限定されないが、例えば、0.01〜10.0重量%であることが好ましく、0.1〜2.0重量%であることがより好ましい。
本発明にかかる、カルボキシル基含有水溶性重合体とカチオン性ポリマーとを含む中和粘稠液が高い透明度を有する理由は詳らかではないが、(メタ)アクリル酸と特定比率で共重合されたアルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルを特定量使用することによりカルボキシル基含有水溶性重合体に導入された互いの炭素数18〜24のアルキル基が、水溶液中で疎水性相互作用により会合体を形成して増粘することに加え、当該カルボキシル基とカチオン性ポリマーとの相互作用にかかわる過度な凝集を抑制するため、透明度の高い中和粘稠液が得られるものと推察される。従って、本発明にかかる化粧料は、例えば、ヘアーケアーやスキンケアー等の粘稠液状やジェル状の化粧品に好適に用いることができる。
このようなヘアーケアー化粧品には、例えば、ヘアジェル、シャンプー等が挙げられる。
本発明にかかる、化粧料は、その目的を損なわない範囲で、他の増粘剤、アルコール類、pH調整剤、保湿剤、油剤、塩類、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色素および香料等を配合して化粧品とすることができる。
本発明にかかるカルボキシル基含有水溶性重合体と、カチオン性ポリマーとを含む化粧料は、粘度が高く、透明度に優れた中和粘稠液が得られるため、例えば、ヘアーケアー等の粘稠液状やジェル状の化粧品に好適に用いることができる。
以下に実施例、比較例を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明は、これら実施例によってなんら限定されるものではない。
[カルボキシル基含有水溶性重合体の合成]
製造例1
攪拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を備えた500mL容の四つ口フラスコに、アクリル酸45g(0.625モル)、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしてのブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製:
メタクリル酸ステアリルが10〜20重量部、メタクリル酸エイコサニルが10〜20重量部、メタクリル酸ベヘニルが59〜80重量部およびメタクリル酸テトラコサニルの含有量が1重量部以下の混合物)0.45g、ノルマルヘキサン150gおよび2,2’−アゾビスメチルイソブチレート0.081g(0.00035モル)を仕込んだ。引き続き、均一に攪拌、混合した後、反応容器の上部空間、原料および溶媒中に存在している酸素を除去するために、溶液中に窒素ガスを吹き込んだ。次いで、窒素雰囲気下、60〜65℃に保持して4時間反応させた。反応終了後、生成したスラリーを90℃に加熱して、ノルマルヘキサンを留去し、さらに、110℃、10mmHgにて8時間減圧乾燥することにより、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体1)43gを得た。
製造例2
製造例1において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)の使用量を1.35gに変更した以外は、製造例1と同様にして、白色微粉末状の(カルボキシル基含有水溶性重合体(重合体2)44gを得た。
製造例3
製造例1において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)の使用量を2.25gに変更した以外は、製造例1と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体3)45gを得た。
製造例4
製造例1において、アクリル酸45g(0.625モル)、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)0.45g、ノルマルヘキサン150g、2,2’−アゾビスメチルイソブチレート0.081g(0.00035モル)に加えて、ペンタエリトリトールアリルエーテル0.02gを用いた以外は製造例1と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体4)43gを得た。
製造例5
製造例4において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)の使用量を1.35gに変更した以外は、製造例4と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体5)44gを得た。
製造例6
製造例4において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)の使用量を2.25gに変更した以外は、製造例4と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体6)45gを得た。
製造例7
攪拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を備えた500mL容の四つ口フラスコに、アクリル酸45g(0.625モル)、ペンタエリトリトールアリルエーテル0.02g、ノルマルヘキサン150gおよび2,2’−アゾビスメチルイソブチレート0.081g(0.00035モル)を仕込んだ。引き続き、均一に攪拌、混合した後、反応容器の上部空間、原料および溶媒中に存在している酸素を除去するために、溶液中に窒素ガスを吹き込んだ。次いで、窒素雰囲気下、60〜65℃に保持して4時間反応させた。反応終了後、生成したスラリーを90℃に加熱して、ノルマルヘキサンを留去し、さらに、110℃、10mmHgにて8時間減圧乾燥することにより、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体7)42gを得た。
製造例8
製造例7において、ペンタエリトリトールアリルエーテルの使用量を0.135gに変更した以外は製造例7と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体8)42gを得た。
製造例9
製造例7において、ペンタエリトリトールアリルエーテルの使用量を0.27gに変更した以外は製造例7と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体9)42gを得た。
製造例10
製造例1において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)の使用量を1.125gに変更し、ペンタエリトリトールアリルエーテル0.135gを加えた以外は製造例1と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体10)44gを得た。
製造例11
製造例7において、ペンタエリトリトールアリルエーテル0.02gを0.09gに変更し、アクリル酸45g(0.625モル)、ノルマルヘキサン150g、2,2’−アゾビスメチルイソブチレート0.081g(0.00035モル)に加えて、メタクリル酸ステアリル0.9gを用いた以外は製造例7と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体11)43gを得た。
製造例12
製造例1において、ブレンマーVMA70(日本油脂株式会社製)0.45gに代えてメタクリル酸ステアリル0.42g、メタクリル酸エイコサニル0.42gおよびメタクリル酸ベヘニル1.86gを用いた以外は製造例1と同様にして、白色微粉末状のカルボキシル基含有水溶性重合体(重合体12)46gを得た。
[カルボキシル基含有水溶性重合体の評価]
製造例1〜12で得られた重合体1〜12の増粘剤としての特性を評価するため、それぞれの1重量%中和粘稠液、およびそれらに塩化ナトリウムを添加し攪拌して調製した電解質添加溶液について、粘度および透過率を測定した。
(1)評価試料の調製
評価試料としての重合体について3g毎の所定個数を量りとり、それぞれ脱イオン水280gに攪拌下、徐々に投入して溶解させた後、さらに攪拌しながら6重量%水酸化ナトリウム17gを加えて均一溶液として重合体の1重量%中和粘稠液とした。これら中和粘稠液はpH6.5〜7.5であった。また、前記中和粘稠液の各300gに、塩化ナトリウム0.75〜15gを添加し、攪拌、溶解して、塩化ナトリウム濃度として0.25、0.5、0.75、1、2、3、4および5重量%の電解質添加溶液を調製した。なお、下記評価では、前記1重量%中和粘稠液および各塩化ナトリウム濃度の電解質添加溶液を1時間静置したものを評価試料として用いた。
(2)粘度測定
各評価試料について、BH型回転粘度計を用いて、25℃でスピンドルローターNo.6の回転速度を毎分20回転として1分後の粘度を測定した。測定結果を表1〜6に示す。
(3)透過率測定
各評価試料について、遠心分離器にて毎分2000回転で5分間の操作により脱泡した後、光路長1cmのセルを用いて、測定波長を425nmとして透過率を測定した。通常、透過率が90%以上であれば目視において透明であるといえる。測定結果を表1〜6に示す。
Figure 2010202627
Figure 2010202627
Figure 2010202627
Figure 2010202627
Figure 2010202627
Figure 2010202627
実施例1〜6
カルボキシル基含有水溶性重合体として製造例1〜6で得られた重合体1〜6の各1gをそれぞれ純水(脱イオン水)99gに攪拌下、徐々に投入して均一に分散させて、1重量%水溶液とし、これらの水溶液100gに純水94gをそれぞれ加え均一にした後、6重量%水酸化ナトリウム水溶液6gを、それぞれ加えて、カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液を調製した。
これらの各中和粘稠液にカチオン性ポリマーとしてポリクオタニウム−11(ビニルピロリドン−N,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体液:純分20重量%)5g(前記カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液100重量部に対して、前記カチオン性ポリマー0.5重量部に相当)を攪拌しながら混合して、本発明の化粧料を含むジェル状の中和粘稠液を得た。
得られた中和粘稠液の粘度および透明度を、それぞれカルボキシル基含有水溶性重合体の評価における粘度測定および透過率測定と同様の方法により測定した。各評価結果を表7に示す。
実施例7〜12
実施例1〜6において、カチオン性ポリマーをそれぞれポリクオタニウム−10(カチオン化セルロース)1gに変更した以外は、実施例1〜6と同様にして、本発明の化粧料を含むジェル状の中和粘稠液を得た。
得られた中和粘稠液の粘度および透明度を、それぞれカルボキシル基含有水溶性重合体の評価における粘度測定および透過率測定と同様の方法により測定した。各評価結果を表7に示す。
比較例1〜6
実施例1〜6において、カルボキシル基含有水溶性重合体として、製造例1〜6で得られた重合体1〜6に代えて、それぞれ製造例7〜12で得られた重合体7〜12を用いた以外は、実施例1〜6と同様にして、ジェル状の中和粘稠液を得た。
得られた中和粘稠液の粘度および透明度を、それぞれカルボキシル基含有水溶性重合体の評価における粘度測定および透過率測定と同様の方法により測定した。各評価結果を表8に示す。
比較例7〜12
実施例7〜12において、カルボキシル基含有水溶性重合体として、製造例1〜6で得られた重合体1〜6に代えて、それぞれ製造例7〜12で得られた重合体7〜12を用いた以外は、実施例7〜12と同様にして、ジェル状の中和粘稠液を得た。
得られた中和粘稠液の粘度および透明度を、それぞれカルボキシル基含有水溶性重合体の評価における粘度測定および透過率測定と同様の方法により測定した。各評価結果を表8に示す。
Figure 2010202627
Figure 2010202627

Claims (4)

  1. (メタ)アクリル酸100重量部、アルキル基の炭素数が18〜24である(メタ)アクリル酸アルキルエステル0.5〜5重量部および、0〜0.1重量部のエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物とを重合させて得られるカルボキシル基含有水溶性重合体と、カチオン性ポリマーとを含む化粧料であって、
    前記カルボキシル基含有水溶性重合体の0.5重量%中和粘稠液100重量部に対して、前記カチオン性ポリマー0.5重量部を添加したときの中和粘稠液の粘度が500mPa・s以上であり、透明度が90%以上となる化粧料。
  2. カルボキシル基含有水溶性重合体において、該カルボキシル基含有水溶性重合体の1重量%中和粘稠液の粘度が1500mPa・s以下であり透過率が90%以上、かつ、当該中和粘稠液100重量部に対して0.25〜5重量部の塩化ナトリウムを添加したときの最高粘度が15000〜40000mPa・sであり、そのときの透過率が90%以上である、請求項1に記載の化粧料。
  3. カルボキシル基含有水溶性重合体に用いられるエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物が、ペンタエリトリトールアリルエーテル、ジエチレングリコールアリルエーテル、ポリエチレングリコールジアリルエーテルおよびポリアリルサッカロースからなる群より選ばれた少なくとも1種である、請求項1または2に記載の化粧料。
  4. カチオン性ポリマーがカチオン化セルロースまたはビニルピロリドン−N,Nジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体である、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料。
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