JP2010201419A5

JP2010201419A5 -

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Publication number: JP2010201419A5
Application number: JP2010038053A
Authority: JP
Filing date: 2010-02-24
Publication date: 2013-04-04

Claims

スパンボンド法を用いて複数の二成分合成繊維（３０）から形成された不織布基材を含むベース基材（１２）と、
エレクトロブロースピニング法によってベース基材（１２）の一面上に設けられたナノ繊維層（２０）と
を含む複合濾過媒体構造体（１０）であって、
前記ベース基材（１２）及びナノ繊維層（２０）が、ＡＳＨＲＡＥ５２．２−１９９９試験法に従って測定して８５％以上の濾過効率を与えるように構成されており、
前記不織布基材が１５０〜２６０ｇ／ｍ ² の坪量を有しており、
前記複合濾過媒体構造体（１０）が４．４〜６．０ｍｍＨ ₂ Ｏの圧力低下で８５％以上の分別効率を与える、複合濾過媒体構造体（１０）。
前記ナノ繊維層（２０）が２．０〜３．０ｇ／ｍ²の坪量を有する、請求項１記載の複合濾過媒体構造体（１０）。
前記ナノ繊維層（２０）の厚さが１０μｍである、請求項１又は請求項２記載の複合濾過媒体構造体（１０）。
前記複合濾過媒体構造体（１０）が０．３〜０．５μｍの透過性の粒度を捕捉する、請求項１乃至請求項３のいずれか１項記載の複合濾過媒体構造体（１０）。
前記複合濾過媒体構造体（１０）がさらに複数の波形（１８）を含む、請求項１乃至請求項４のいずれか１項記載の複合濾過媒体構造体（１０）。
複合濾過媒体構造体（１０）の製造方法であって、当該方法が、
スパンボンド法を用いて複数の二成分合成繊維（３０）から形成された不織布基材を形成する段階と、
ポリマー溶液のエレクトロブロースピニングによって前記不織布基材の少なくとも一面上に複数のナノ繊維を形成してナノ繊維層（２０）を設け、もってＡＳＨＲＡＥ５２．２−１９９９試験法に従って測定して８５％以上の濾過効率を与える複合濾過媒体（１０）を形成する段階と
を含んでいて、
前記不織布基材を形成する段階が、１５０〜２６０ｇ／ｍ ² の坪量を有する不織布基材を形成することを含んでおり、
前記複合濾過媒体構造体（１０）が４．４〜６．０ｍｍＨ ₂ Ｏの圧力低下で８５％以上の分別効率を与える、方法。
前記ナノ繊維層（２０）を設ける段階が、２．０〜３．０ｇ／ｍ ² の坪量を有するナノ繊維層を設けることを含む、請求項６記載の方法。
前記ナノ繊維層（２０）を設ける段階が、厚さ１０μｍのナノ繊維層を設けることを含む、請求項６又は請求項７記載の方法。
前記複合濾過媒体構造体（１０）が０．３〜０．５μｍの透過性の粒度を捕捉する、請求項６乃至請求項８のいずれか１項記載の方法。
複合濾過媒体構造体（１０）を波形成形する段階をさらに含む、請求項６乃至請求項９のいずれか１項記載の方法。