JP2010200434A - 自動電源オンオフ測定器 - Google Patents

自動電源オンオフ測定器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010200434A
JP2010200434A JP2009040595A JP2009040595A JP2010200434A JP 2010200434 A JP2010200434 A JP 2010200434A JP 2009040595 A JP2009040595 A JP 2009040595A JP 2009040595 A JP2009040595 A JP 2009040595A JP 2010200434 A JP2010200434 A JP 2010200434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
magnetic detection
magnet
detection sensor
digital multimeter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009040595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5410783B2 (ja
Inventor
Akihiko Miki
昭彦 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP2009040595A priority Critical patent/JP5410783B2/ja
Publication of JP2010200434A publication Critical patent/JP2010200434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5410783B2 publication Critical patent/JP5410783B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

【課題】使用時の電源供給の開始および不使用時の電源供給の停止が、自動的に、かつ確実になされる自動電源オンオフ測定器を提供する。
【解決手段】収納ケース2付きのディジタルマルチメータ1は、電源と本体回路との電気的接続を、磁気検出センサ3の磁気検出によってオフ、磁気非検出によってオンするスイッチ回路を有するディジタルマルチメータ1、および、磁石の付された収納ケース2の保護カバー2bを備え、保護カバー2bは、ディジタルマルチメータ1の使用時には、磁気検出センサ3の磁気検出範囲の外に磁石4が位置して、ディジタルマルチメータ1の不使用時には、磁気検出範囲の内に磁石4が位置するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用時に自動的に電源供給が開始され、不使用時に自動的に電源供給が停止される自動電源オンオフ測定器に関するものである。
電気的に作動する測定器は、その電源スイッチがオペレータによって操作されることにより、測定器内部の本体回路に電源供給(電力供給)の開始/停止がなされるものが多い。しかし、この操作は煩雑である。また、使用状態の時にのみ電源供給することが、省電力の観点から必要である。
このような機器の一例として、携帯型のディジタルマルチメータがある。例えば特許文献1には、ディジタルマルチメータに用いることのできる自動電源ターンオン回路が記載されている。
この自動電源ターンオン回路では、入力端子(テストリード)が測定対象物に接続されると、この測定対象物の電圧と電源用の電池の電圧との差によって電子スイッチがオンして電源供給が開始される。また、測定対象物が取り除かれてから数分間、電子スイッチのオン状態が保持され、その後電子スイッチがオフされることで、電源供給が停止される。
特開平11−275769号公報
しかしながら、特許文献1に記載された自動電源ターンオン回路では、測定対象物の電圧が内蔵する電池電圧とほぼ等しい直流電圧である場合には、電子スイッチがオンせず、電源供給を自動的に開始することができない。つまり条件によって自動的に電源供給を開始できない場合があるという課題がある。
また、使用を停止しても数分間は電源供給が継続されるため、この間の電力消費が無駄であるという課題がある。
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、使用時の電源供給の開始および不使用時の電源供給の停止が、自動的に、かつ確実になされる自動電源オンオフ測定器を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された自動電源オンオフ測定器は、電源と本体回路との電気的接続を、磁気検出センサの磁気検出によってオフ、磁気非検出によってオンするスイッチ回路を有している測定器の本体、および、該本体使用時に少なくとも一部が該本体から離され、該本体不使用時に該本体に近づけられて用いられる、磁石の付された本体付属品を備え、該本体付属品は、該本体の使用時には、該磁気検出センサの磁気検出範囲の外に該磁石が位置して、該本体の不使用時には、該磁気検出範囲の内に該磁石が位置することを特徴とする。
請求項2に記載された自動電源オンオフ測定器は、請求項1に記載されたもので、前記本体付属品は、前記本体に設けられた操作部および/または表示部を保護する保護カバーであること特徴とする。
請求項3に記載された自動電源オンオフ測定器は、請求項1に記載されたもので、前記本体付属品は、前記本体に配線で接続されるテストリードであって、該本体には、該テストリードを着脱可能に保持する収納ホルダが備えられていることを特徴とする。
請求項4に記載された自動電源オンオフ測定器は、請求項2または3に記載されたもので、前記測定器は、内蔵する電池を前記電源とする携帯型のディジタルマルチメータであることを特徴とする。
本発明による自動電源オンオフ測定器によれば、電源と本体回路との電気的接続を、磁気検出センサの検出時にオフ、非検出時にオンするスイッチ回路を有する本体、および、磁石の付された本体付属品を備え、本体付属品は、本体の使用時には、磁気検出センサの磁気検出範囲外に磁石が位置して、磁気検出センサが磁気非検出となることにより、スイッチ回路がオンして電源と本体回路とが電気的に接続されるため、自動的かつ確実に電源供給を開始させることができる。また、本体の不使用時には、磁気検出範囲内に磁石が位置して、磁気検出センサが磁気検出となることにより、スイッチ回路がオフして電源と本体回路とが電気的に直ちに遮断されるため、自動的かつ確実に電源供給を停止させることができる。
本発明による自動電源オンオフ測定器によれば、前記本体付属品が測定器の操作部および/または表示部を保護する保護カバーであることにより、測定器使用時には保護カバーを開けたり取り外したりして、また測定器不使用時には保護カバーを閉じたり装着したりするため、この保護カバーの動きに連動させて、電源供給を開始/停止させることができる。
本発明による自動電源オンオフ測定器によれば、前記本体付属品は本体に配線で接続されるテストリードであって、測定器には、テストリードを着脱可能に保持する収納ホルダが備えられていることにより、測定器使用時にはテストリードを本体の収納ホルダから外し、測定器不使用時にはテストリードを本体の収納ホルダに収納するため、このテストリードの動きに連動させて、電源供給を開始/停止させることができる。
本発明による自動電源オンオフ測定器によれば、前記測定器は、内蔵する電池を前記電源とする携帯型のディジタルマルチメータであることにより、測定現場で携帯して使用する際に、オペレータによる電源スイッチの操作の手間が省けるため、操作性に優れた測定器とすることができる。また、不使用時には自動的に電源供給の停止がなされるため、電池の使用可能な時間を延ばすことができる。
本発明を適用する自動電源オンオフ測定器の一実施形態である収納ケース付きのディジタルマルチメータの斜視図である。 上記ディジタルマルチメータの本発明の要部を示す電気回路図である。 上記電気回路図の作動状態を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用する自動電源オンオフ測定器の他の実施形態であるディジタルマルチメータの斜視図および一部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1には、本発明の自動電源オンオフ測定器の一実施形態である収納ケース付きのディジタルマルチメータが、収納ケースの上蓋を開いている途中の状態で図示されている。ディジタルマルチメータ1は、本発明における本体の一例であって、電圧、電流や抵抗などの電気的パラメータを測定する携帯型の測定器である。このディジタルマルチメータ1は、内蔵する電池(非図示)を電源として作動する。
ディジタルマルチメータ1は、全体が薄型の箱体で、測定を行う電気的パラメータの種類や測定レンジを選択するための回転ダイヤル式の操作部9、および、一例として液晶パネルで構成されている測定結果を表示するための表示部10を上面側(図の観察面側)に備えている。またディジタルマルチメータ1には、測定対象物に接触される2本のテストリード11が、配線で接続されている。
またディジタルマルチメータ1には、その上面の内側に磁気検出センサ3が配置されている。磁気検出センサ3は、一例として、磁気検出感度値(例えば3.6mT)以上の磁束密度を検出したときに磁気検出信号(例えばオープンドレイン出力によるオン信号)を出力し、非検出感度値(例えば3mT)未満の磁束密度を検出したときに磁気非検出信号(例えばオープンドレイン出力によるオフ信号)を出力するものである。このように磁気検出感度値と磁気非検出感度値との間にヒステリシス幅を設けた方が安定した出力を得られるため好ましいが、同じ値であってもよい。磁気検出センサ3は、ホール素子や磁気抵抗効果素子などの磁界を電気信号に変換して出力する素子と、この出力を増幅する増幅回路や比較回路、ヒステリシス回路などを組み合わせて構成することができる。このような磁気検出センサ3は、集積回路化されて電子部品メーカーから発売されているので、それを用いることができる。また、磁気検出センサ3として、リードスイッチを用いることもできる。リードスイッチとは、2本の強磁性体リードが適当な接点距離で相対した状態でガラス管などに封入されたものであり、外部から磁界を加えた状態では2本のリードが接触してショート状態になるものである。
収納ケース2は、本発明における本体付属品の一例であって、ディジタルマルチメータ1およびテストリード11を収納すると共に保護するものであり、収納部2aおよび保護カバー2bによって構成されている。収納部2aには、ディジタルマルチメータ1が丁度嵌って納まる本体用開口部、および、2本のテストリード11を収納するテストリード用開口部の2つの開口部が並んで上部側(図の観察面側)に開口するように形成されている。ディジタルマルチメータ1は、その使用時および不使用時の区別なく、同図に示されるように、収納部2aの本体開口部に嵌め込まれたまま用いられる。
保護カバー2bは、収納部2aの上部側の全面を覆う上蓋であり、同図に示されるように、その一辺部分が収納部2aの縁に蝶番状の部材で回転可能に取り付けられて、収納部2aを開閉可能になっている。その回転角度は、ほぼ360度であり、収納部2aの上面側を閉じて蓋をする位置(回転角度0度の位置)から、収納部2aの裏面(図の非観察面側)に密着する位置(回転角度ほぼ360度の位置)まで可動する。保護カバー2bが閉じられたときは、ディジタルマルチメータ1の操作部9および表示部10が覆われて保護される。
また保護カバー2bには、磁石4が埋め込まれて取り付けられている。この磁石4は、保護カバー2bを閉じて蓋をしたときに、ディジタルメータ1の磁気検出センサ3にちょうど対向して近接し、磁気検出センサ3の磁気検出範囲の内に位置するように取り付けられている。また磁石4は、保護カバー2bを開いてディジタルマルチメータ1の操作部9および表示部10が表出した状態のときに、磁気検出センサ3から離れて磁気検出範囲の外に位置するように取り付けられている。
ここで、磁気検出センサ3の磁気検出範囲は、磁気検出センサ3の磁気検出感度値、および磁石4の磁束密度の大きさや磁石4の磁極の向きによって相対的に変化する。例えば、磁石4の磁束密度が大きいほど、磁気検出センサ3の磁気検出範囲は広くなる。この例では、保護カバー2bを約180度開いたときに磁気検出センサ3と磁石4との距離が大きくなり、保護カバー2bを約360度開いたときに磁気検出センサ3と磁石4の距離が小さくなる。このどちらの回転角度のときにも、磁石4が磁気検出センサ3の磁気検出範囲の外に位置するように、磁気検出センサ3の検出感度値、磁石4の磁束密度の大きさ、および磁石4の向きを適宜選択する。
また磁気検出センサ3は、その検出する磁性方向(N極、S極)が、両極を検出するものであっても、N極またはS極のいずれか一方を検出するものであっても用いることができる。磁気検出センサ3が両極を検出する場合、必要に応じて、収納ケース2aの底面側(図の下側)、または、保護カバー2bの上面側(図の非観察面側)に磁気シールドを設けることで、保護カバー2bをほぼ360度開いたときに磁石4が磁気検出範囲の外に位置するようにしてもよい。磁気検出センサ3の検出磁性方向が、N極またはS極のいずれか一方である場合、それと一致するように磁石4の極性を合わせて保護カバー2bに取り付ける。この場合には、保護カバー2bを360度開いた状態では、磁気検出センサ3の検出磁性方向と磁石4の極性が異なるようになる。
磁石4は、永久磁石が用いられ、例えば、フェライト磁石、アルニコ磁石、鉄・クロム・コバルト磁石、鉄・マンガン系磁石、または希土類磁石などが挙げられる。また、原料磁石粉末を合成樹脂やゴムの中に混合したボンド磁石であってもよい。磁石4は、直方体状やシート状、粒状、円盤状など任意の形状を用いることができ、その硬さは硬質なものであっても柔軟なものであってもよい。
次に、図2に示される、ディジタルマルチメータ1の電気回路図について説明する。ディジタルマルチメータ1は、電池21、スイッチ回路22、本体回路23、および磁気検出センサ3を備えている。電池21は、本体回路23の電源であり、負極が接地されている。
本体回路23は、測定により入力されるアナログ値をディジタル値に変換する変換回路、演算回路、信号発生回路、および表示回路などの、測定器としての動作に必要な全ての回路を含むものであり、同図では、1つのブロックで示されている。本体回路23のグランド部は、接地されている。
スイッチ回路22は、電池21と本体回路23との間に接続されて、それらの電気的接続を、磁気検出センサ3の磁気検出によってオフ、磁気非検出によってオンする回路である。具体的には、スイッチ回路22は、Pチャネル・エンハンスメント型MOSFET(金属酸化膜形電界効果トランジスタ)であるFET25、そのバイアス抵抗26、NPN型のトランジスタ27、そのバイアス抵抗28,29、およびプルアップ抵抗30を備えている。
FET25は、そのソースが電池21の正極に接続され、ドレインが本体回路23の電源入力部に接続されている。また、FET25のソース・ゲート間には、バイアス抵抗26が接続されている。また、FET25のゲートには、トランジスタ27のコレクタが接続されている。トランジスタ27は、エミッタが接地され、ベース・エミッタ間には、バイアス抵抗29が接続されている。また、トランジスタ27のベースには、バイアス抵抗28の一端が接続されている。バイアス抵抗28の他端は、プルアップ抵抗30を介して電池21の正極に接続されている。さらにバイアス抵抗28の他端は、磁気検出センサ23の出力端子となるFET33のドレインに接続されている。
磁気検出センサ3は、すでに述べた機能を有するものであり、一例として、ホール素子31、駆動回路32、およびFET33を備えている。駆動回路32は、その入力側にホール素子31が接続され、その出力側にFET33のゲートが接続されている。駆動回路32は、ホール素子31の出力を増幅して、前記した検出感度値以上の磁気検出でFET33のソース−ドレイン間をオン(導通)、非検出感度以下の磁気検出でオフ(非導通)とするようにFET33を駆動する。FET33は、Nチャネル・エンハンスメント型のMOSFETであり、ソースが接地されている。また磁気検出センサ3は、その電源端子が電池21に接続され、そのグランド端子が接地されている。
次に、この収納ケース2付きのディジタルマルチメータ1の動作について説明する。図2に示されるディジタルマルチメータ1の電気回路は、図3に示されるタイミングチャートのように動作する。
ディジタルマルチメータ1の不使用時の場合には、図1に示される収納ケース2の保護カバー2bは閉じられる。このため、保護カバー2bの磁石4は、ディジタルマルチメータ1に近づいて、磁気検出センサ3の磁気検出範囲内に位置する。
このため、磁気検出センサ3が磁気検出し、図3に示されるように、FET33はオン(導通)となる。これにより、FET33のドレイン側も接地され、これに接続されるバイアス抵抗28の端も接地される。したがってトランジスタ27のコレクタ−エミッタ間は、オフ(非導通)となる。これにより、FET25のソース−ドレイン間はオフとなるため、電池21と本体回路23との電気接続がオフになって、本体回路23に電源が供給されない。
ディジタルマルチメータ1を使用する場合には、図1に示される収納ケース2の保護カバー2bが開かれる。このため、保護カバー2bの磁石4は、ディジタルマルチメータ1から遠ざかり、磁気検出センサ3の磁気検出範囲の外に位置するようになる。
このため、磁気検出センサ3が磁気非検出となって、図3に示されるように、FET33はオフとなる。これにより、プルアップ抵抗30およびバイアス抵抗28,29によってトランジスタ27が駆動されて、トランジスタ27のコレクタ−エミッタ間がオンとなる。このため、FET25が駆動されてそのソース−ドレイン間がオンとなるため、電池21と本体回路23との電気接続がオンになり、本体回路23に電源が供給される。
このように保護カバー2bの開閉に連動させて、自動的かつ確実に、電池21から本体回路23への電源供給の開始/停止をさせることができる。
次に、本発明の別の実施形態であるディジタルマルチメータについて説明する。なお、すでに説明した構成と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図4に示されるディジタルマルチメータ1aは、ディジタルマルチメータ1と同様に、電池を内蔵して電気的パラメータを測定する携帯型の測定器である。このディジタルマルチメータ1aは、その本体の側面に、本体付属品である2本のテストリード5を着脱可能に保持する収納ホルダ12を備えている。
同図中の斜視図の破線囲み部のA−A拡大断面図に示されるように、収納ホルダ12は、ディジタルマルチメータ1aの側面の上側(図の上側)および下側(図の下側)に対向するように設けられた、一対の断面略円弧状のものであり、可撓性を有している。
この収納ホルダ12に嵌って保持されるテストリード5は、測定対象物に接触されるものであり、樹脂で円柱形に形成された把持部14の内部に、テストリード先端の金属棒に繋がる導線15、および、磁石4が配されて構成されている。テストリード5は、導線15に繋がる配線で本体に接続されている。
ディジタルマルチメータ1aの電気回路は、ディジタルマルチメータ1と同様のものである。このディジタルマルチメータ1aでは、磁気検出センサ3は、同図に示されるように、収納ホルダ12の設けられた側面の内側に配置されている。磁気検出センサ3の磁気検出範囲は、テストリード5を収納ホルダ12に嵌め込んだときに、磁石4を磁気検出して、テストリード5を収納ホルダ12から取り外したときに、磁石4を磁気検出しない範囲とする。また、テストリード5が円柱形であるので、磁石4がどの向きで収納ホルダ12に嵌めこまれるかその都度変化するため、磁気検出センサ3は、検出磁性方向が両極を検出するものであることが好ましい。
このディジタルマルチメータ1aは、次のように動作する。
ディジタルマルチメータ1aの不使用時の場合には、テストリード5を使用しないため、収納ホルダ12に嵌め込まれる。このため、磁気検出センサ3が磁気検出して、電源供給が停止される。また、ディジタルマルチメータ1aの使用時の場合には、テストリード5が収納ホルダ12から取り外される。このため、磁気検出センサ3が磁気非検出になって、電源供給が開始される。
このようにテストリード5の収納ホルダ12への着脱に連動させて、自動的かつ確実に、電源供給の開始/停止をさせることができる。
なお、上記のディジタルマルチメータ1,1aの説明では、本体が、ディジタルマルチメータである例について説明したが、これに限られず、例えば照度計、騒音計、温度計、電力計などの様々な測定器に本発明を適用することができる。これらの測定器の本体に磁気検出センサを配し、本体使用時には少なくとも本体の一部から離れて使用され、本体不使用時には本体の近づけられて用いられるものを本発明における本体付属品として磁石を付すことで、本発明を適用できる。
また、ディジタルマルチメータ1で説明した保護カバー2bは、操作部9および表示部10の両方を保護するものであったが、操作部9だけ、または表示部10だけを覆って保護するものでもよい。また、保護カバー2bが回転して収納部2aを開閉する例について説明したが、収納部2aから取り外すことで収納部2aを開閉するものであってもよい。また、保護カバー2bで開閉可能に本体に直接取り付けられているものであってもよい。
また、ディジタルマルチメータ1aで説明したテストリード5は、非接触型のクランププローブであってもよい。また、収納ホルダ12は、ディジタルマルチメータ1aの背面や側面に、テストリード5を収納する蓋つきの小部屋を設け、その小部屋の壁面の本体内部側に磁気検出センサ3を配してもよい。このように、収納ホルダ12は、テストリード5を本体に着脱可能に保持するものであれば、その形状は本例に限定されない。また2本のテストリード5の両方に磁石4を配した例について説明したが、2本のうちの1本だけに磁石4を配してもよい。
また、電源が内蔵された電池である例について説明したが、例えば商用交流100Vを直流に変換して出力するACアダプターを測定器の電源としてもよいし、このACアダプターの構成を測定器本体に内蔵するものであってもよい。
1,1aはディジタルマルチメータ、2は収納ケース、2aは収納部、2bは保護カバー、3は磁気検出センサ、4は磁石、5,11はテストリード、9は操作部、10は表示部、12は収納ホルダ、14は把持部、15は導線、21は電池、22はスイッチ回路、23は本体回路、25,33はFET、26,28,29はバイアス抵抗、27はトランジスタ、30はプルアップ抵抗、31はホール素子、32は駆動回路である。

Claims (4)

  1. 電源と本体回路との電気的接続を、磁気検出センサの磁気検出によってオフ、磁気非検出によってオンするスイッチ回路を有している測定器の本体、および、該本体使用時に少なくとも一部が該本体から離され、該本体不使用時に該本体に近づけられて用いられる、磁石の付された本体付属品を備え、
    該本体付属品は、該本体の使用時には、該磁気検出センサの磁気検出範囲の外に該磁石が位置して、該本体の不使用時には、該磁気検出範囲の内に該磁石が位置することを特徴とする自動電源オンオフ測定器。
  2. 前記本体付属品は、前記本体に設けられた操作部および/または表示部を保護する保護カバーであること特徴とする請求項1に記載の自動電源オンオフ測定器。
  3. 前記本体付属品は、前記本体に配線で接続されるテストリードであって、該本体には、該テストリードを着脱可能に保持する収納ホルダが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の自動電源オンオフ測定器。
  4. 前記測定器は、内蔵する電池を前記電源とする携帯型のディジタルマルチメータであることを特徴とする請求項2または3に記載の自動電源オンオフ測定器。
JP2009040595A 2009-02-24 2009-02-24 自動電源オンオフ測定器 Expired - Fee Related JP5410783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009040595A JP5410783B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 自動電源オンオフ測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009040595A JP5410783B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 自動電源オンオフ測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010200434A true JP2010200434A (ja) 2010-09-09
JP5410783B2 JP5410783B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=42824558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009040595A Expired - Fee Related JP5410783B2 (ja) 2009-02-24 2009-02-24 自動電源オンオフ測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5410783B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108802464A (zh) * 2018-05-08 2018-11-13 佛山鑫达智汇科技有限公司 一种便于新能源汽车电路检测用万用表

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01276072A (ja) * 1988-04-27 1989-11-06 Hioki Ee Corp テスタ
JPH10206461A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Hioki Ee Corp ケース入り回路計が備えるテストリードの収納構造
JPH10214384A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Matsushita Electric Works Ltd 携帯用ドアガード

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01276072A (ja) * 1988-04-27 1989-11-06 Hioki Ee Corp テスタ
JPH10206461A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Hioki Ee Corp ケース入り回路計が備えるテストリードの収納構造
JPH10214384A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Matsushita Electric Works Ltd 携帯用ドアガード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108802464A (zh) * 2018-05-08 2018-11-13 佛山鑫达智汇科技有限公司 一种便于新能源汽车电路检测用万用表
CN108802464B (zh) * 2018-05-08 2021-06-08 浙江天翔环保设备有限公司 一种便于新能源汽车电路检测用万用表

Also Published As

Publication number Publication date
JP5410783B2 (ja) 2014-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8222888B2 (en) Micro-power magnetic switch
CN105403113B (zh) 用于卡尺的卡爪安装磁体配件
CN101072022A (zh) 用于定向和转换的磁场感测设备
TW200607208A (en) Motor
US7342395B2 (en) Fuel level sensor using rotating angel sensor attached to float on totating arm
EP1950574A3 (de) Vorrichtung zur Messung eines durch einen elektrischen Leiter fliessenden elektrischen Stroms
ES2286986T3 (es) Sensor magnetico rotatorio.
JP5410783B2 (ja) 自動電源オンオフ測定器
RU2004123205A (ru) Выключатель со встроенным датчиком тока и/или напряжения
CN113137913B (zh) 一种电子设备和应用于电子设备的夹角检测方法
KR101325941B1 (ko) 자성감지에 의해서 진동되는 화장품
TW201043928A (en) Tilt detection sensor
JP2013148473A (ja) 電流センサ
JP2002174532A (ja) 無接触可変電圧器
JP5595150B2 (ja) 電子機器
JP2008151534A (ja) 磁束測定法及び磁気センサー
JP2009092538A (ja) クランプテスタ
GB2093591A (en) Electronic magnetic compass using hall effect sensor
KR101551468B1 (ko) 홀 센서가 구비된 브러시 홀더 장치
JPH049836Y2 (ja)
CN211187209U (zh) 警报血压计
CN219475737U (zh) 一种压电陶瓷片电学性能检测装置
CN205458617U (zh) 电子体温计
WO2008099662A1 (ja) 磁気検出装置
JP4898359B2 (ja) テスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131107

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees