JP2010200144A - 誘電体充填ツイスト導波管およびこれを有するアレーアンテナならびにこれらの製造方法 - Google Patents

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【課題】射出成形を可能としかつ良好な反射特性が得られる誘電体充填ツイスト導波管およびこれを有するアレーアンテナならびにこれらの製造方法を得る。
【解決手段】異なる第1および第2の角度の偏波面を有する矩形の第1および第2の誘電体充填導波管と、第1および第2の誘電体充填導波管の間に電波の伝搬方向に沿って並べて挿入され、第1の誘電体充填導波管側から第2の誘電体充填導波管側に向かって第1の角度から第2の角度に向かって順に変化するそれぞれの角度の偏波面を有する少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管とを備え、各ツイスト用誘電体充填導波管が、第1および第2の誘電体充填導波管の一方と同じ金型で同時に成形可能なように、金型で形成される部分の各辺の法線方向が金型の開く方向に対して90度以下0度以上をなす形状を有し、かつ電波の伝搬方向の長さを管内波長の約1/4とした誘電体充填ツイスト導波管。
【選択図】図1

Description

この発明は、主としてマイクロ波帯およびミリ波帯で用いられる誘電体充填ツイスト導波管およびこれを有するアレーアンテナならびにこれらの製造方法に関するものである。
矩形導波管を伝搬する電波の偏波の方向を変える手段としてツイスト導波管が用いられている。従来の一般的なツイスト導波管として、図6に示す両端に入出力端子P1,P2を有する矩形導波管をねじった構造のツイスト導波管がある(例えば下記特許文献1参照)。また、図6のねじり部分13をある程度長くすることにより、入射された電波の反射を小さくすることができる。
また、図7に示すように偏波方向(偏波面の角度)の異なる2つの矩形導波管21、22の間に矩形導波管23を一定のひねり角をもって配置し、その長さを管内波長の約1/4とすることにより所望の周波数帯域において入射された電波の反射を小さくすることができる。
特開2005−269589号公報
この種の装置のうち、空洞を有することなく、誘電体コア(芯まで誘電体)の外周を金属膜で覆ってなる誘電体充填導波管の場合、射出成形により製造することにより誘電体充填導波管の低コスト化が実現できる。ここで図7に示す偏波面の角度が徐々に変わるように複数の矩形導波管を並べた構造の導波管ツイスト構造を誘電体充填ツイスト導波管に適用し、これを射出成形により製造した場合を考える。すると図7の矩形導波管22と矩形導波管23を矩形誘電体充填導波管とし、これらを同一金型で製造する場合を例に挙げると、図8に示すように、矩形誘電体充填導波管(22)の電波の伝搬方向と直行する横断面内の短辺方向に沿った対称面を分割面22aとして1対の金型25a,25bを用いて製造する場合には、矩形誘電体充填導波管(23)に対してアンダーカット部24が生じることととなり、射出成形での製造が困難となるという課題があった。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、射出成形を可能としかつ良好な反射特性が得られる誘電体充填ツイスト導波管およびこれを有するアレーアンテナならびにこれらの製造方法を得ることを目的とする。
この発明は、異なる第1および第2の角度の偏波面を有する矩形の第1および第2の誘電体充填導波管と、前記第1および第2の誘電体充填導波管の間に電波の伝搬方向に沿って並べて挿入され、前記第1の誘電体充填導波管側から第2の誘電体充填導波管側に向かって前記第1の角度から第2の角度に向かって順に変化するそれぞれの角度の偏波面を有する少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管と、を備え、前記各ツイスト用誘電体充填導波管が、前記第1および第2の誘電体充填導波管の一方と同じ金型で同時に成形可能なように、前記金型で形成される部分の各辺の法線方向が前記金型の開く方向に対して90度以下0度以上をなす形状を有し、各ツイスト用誘電体充填導波管の電波の伝搬方向の長さが管内波長の約1/4であることを特徴とする誘電体充填ツイスト導波管等にある。
この発明では、射出成形を可能としかつ良好な反射特性が得られる誘電体充填ツイスト導波管およびこれを有するアレーアンテナならびにこれらの製造方法を提供できる。
この発明の実施の形態1による誘電体充填ツイスト導波管の構成を示す斜視図である。 図1の最上部の誘電体充填導波管を取り除いて示した透過上面図である。 図1のツイスト用誘電体充填導波管とこれと対応する部分の開閉する一対の金型との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2による誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの構成を示す斜視図である。 図4の誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの製造方法を説明するための図である。 従来のツイスト導波管の一例を示す斜視図である。 従来のツイスト導波管の別の例を示す斜視図である。 従来のアンダーカット部が生じることを説明するための図である。
実施の形態1.
図1〜3はこの発明の実施の形態1による誘電体充填ツイスト導波管およびその製造方法を説明するための図であり、図1は誘電体充填ツイスト導波管の構成を示す斜視図、図2は図1の誘電体充填導波管32を取り除いて示した透過上面図、図3は図1のツイスト用誘電体充填導波管31とこれと対応する部分の開閉する一対の金型33a,33bとの関係を示す図である。
図1および図2において、芯まで誘電体の誘電体充填導波管(以下同様)内を伝搬する電波の偏波面の向きが45度異なる2つの(入出力)誘電体充填導波管30、32の間にツイスト部に当たるツイスト用誘電体充填導波管31が設けられている。ツイスト用誘電体充填導波管31は電波の伝搬方向と直行する横断面内の短辺方向に沿った対称面31cが(図2参照)、誘電体充填導波管30の偏波面30b(すなわち対称面)に対して22.5度傾いている。ツイスト用誘電体充填導波管31の電波の伝搬方向と直行する断面形状または後述する金型の開く方向に沿った断面形状は八角形となっている。また、矩形の誘電体充填導波管30、32の外側端に入出力端子P1、P2が設けられており、誘電体充填導波管30、32およびツイスト用誘電体充填導波管31の電波の伝搬方向に沿った周面には(すなわち入出力端子P1、P2を除いた外周)、金属めっき(金属膜)が施されている(図示省略)。
図3に示すように、この実施の形態1に係る誘電体充填ツイスト導波管における例えば誘電体充填導波管30および断面形状が八角形であるツイスト用誘電体充填導波管31は、誘電体充填導波管30の対称面30aで分割された一対の金型33a、33bを用いた射出成形により製造される。ツイスト用誘電体充填導波管31の半分を形成する金型33aは、ツイスト用誘電体充填導波管31のこれにより成形される部分の各辺34a〜34dの法線方向が、金型33aの開く方向35aの角度に対して90度以下0度以上となるように設計されている。また、ツイスト用誘電体充填導波管31の残り半分を形成する金型33bは、ツイスト用誘電体充填導波管31のこれにより成形される部分の各辺34e〜34hの法線方向が金型33bの開く方向35bの角度に対して90度以下0度以上となるように設計されている。なお金型の開く方向は一般には、導波管の電波の伝搬方向と直行するいずれかの方向となる。
このようにして一対の金型33a、33bで一体に形成された誘電体充填導波管30とツイスト用誘電体充填導波管31は、ツイスト用誘電体充填導波管31の先に別の金型で形成された誘電体充填導波管32が結合され、その後、誘電体充填導波管30、ツイスト用誘電体充填導波管31および誘電体充填導波管32の電波の伝搬方向に沿った周面がめっき等で金属膜で覆われて導波路が形成される。
ツイスト用誘電体充填導波管31をこのような形状とすることにより、誘電体充填ツイスト導波管を射出成形で製造する際のツイスト用誘電体充填導波管31部分のアンダーカットがなくなり、特別な金型等を増やすことなく製造することができ、誘電体充填ツイスト導波管の低コスト化を行うことができる。
次にこの実施の形態1に係る誘電体充填ツイスト導波管の動作について説明する。入出力端子P1から入力された電波は、誘電体充填導波管30を伝搬し、ツイスト用誘電体充填導波管31により偏波の方向(偏波面)が変えられ、誘電体充填導波管32に伝搬されることとなる。ここで、誘電体充電導波管30、32とツイスト用誘電体充填導波管31との不連続部において反射が生じることとなるが、誘電体充電導波管30とツイスト用誘電体充填導波管31および誘電体充電導波管32とツイスト用誘電体充填導波管31との不連続部における反射はほぼ同等となり、また、ツイスト用誘電体充填導波管31の電波の伝搬方向の長さを管内波長の約1/4とすることによりそれぞれの反射を打ち消すことができ、所望の周波数において反射を小さくすることができる。
また、ツイスト用誘電体充填導波管31の断面形状を適切に選び特性インピーダンスを最適化することにより、誘電体充填導波管30および32とツイスト用誘電体充填導波管31との不連続部における反射を小さくすることができ、広帯域な周波数帯域に渡って良好な反射特性を有する誘電体充填ツイスト導波管が得られる。
これらのことから、この実施の形態1では、低コストで良好な反射特性を有する誘電体充填ツイスト導波管を得ることができる。
なお上記説明では、ツイスト用誘電体充填導波管を1段とし入出力側の誘電体充填導波管の偏波面に対し、偏波面をそれぞれ22.5度(45/2度)傾けた構造について示したが、ツイスト用誘電体充填導波管を複数、電波の伝搬方向に沿って並べて挿入して多段にすることにより、より広帯域な反射特性を有する誘電体充填ツイスト導波管を得ることができる。例えば、ツイスト用誘電体充填導波管を2段として、それぞれのツイスト用誘電体充填導波管の偏波面を15度および30度(45/n(nは段数)を各段での偏波面の角度差)とする。そして各ツイスト用誘電体充填導波管の電波の伝搬方向の長さを管内波長の約1/4とする。この場合、上記の条件で形成された金型を準備することで、1つの入出力誘電体充填導波管と段数分のツイスト用誘電体充填導波管を上記と同様に1つの(1対の)金型で同時に射出成形可能となる。
また、反対側の誘電体充填導波管32用の別の(1対の)金型を準備すれば、2つの(2対の)金型で入出力側の誘電体充填導波管30および32と段数分のツイスト用誘電体充填導波管31を同時に射出成形可能となる。誘電体充填導波管32用の別の金型は、後述する図5の43cのような開閉方向が金型33a、33bの開閉方向と直行するものを使用してもよい。さらに、反対側の誘電体充填導波管32と段数分のツイスト用誘電体充填導波管を上記と同様に1つの(1対の)金型で同時に射出成形してもよい。
また、ここでは誘電体充填ツイスト導波管での入出力誘電体充填導波管の偏波面の角度差(傾き)を45度としたが、入出力誘電体充填導波管の偏波面の角度差をその他の角度(例えば90度)とした場合にも同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図4,5はこの発明の実施の形態2による誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナおよびその製造方法を説明するための図であり、図4は誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの構成を示す斜視図、図5は図4の誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの製造方法を示した図である。
図4において、この発明の実施の形態2に係るアレーアンテナ400は、入力端子P3と、分配合成回路410と、8つの放射素子50a〜50hとが設けられている。
また、分配合成回路410は、E面T分岐回路40a〜40gと、E面ベンド(例えばマイターベンド)41a〜41nで構成され、さらにE面T分岐回路40a〜40gには、それぞれ整合素子として動作する切り欠きが設けられている。
分配合成回路410は、入力端子P3から入力された電波が各E面T分岐回路40a〜40gで2倍ずつ段階的に分岐されて出力端が増え、さらにE面ベンド41a〜41nで分岐された電波の方向が同じ(平行)になるように構成されている。
分配合成回路410は、誘電体の電波の伝搬方向に沿った周面に金属めっき(金属膜)を施した(図示省略)矩形の誘電体充填導波管で構成されており、8分岐導波管側(各出力端)にはそれぞれ実施の形態1に示したツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hが接続されている。また、放射素子50a〜50hは、分配合成回路410の8分岐導波管の出力端の偏波面に対して偏波面が45度傾いてツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hに接続されている。
すなわち、分配合成回路410の各出力端部の矩形の誘電体充填導波管、ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31h、矩形の誘電体充填導波管からなる放射素子50a〜50hが、実施の形態1の誘電体充填ツイスト導波管の、矩形の入出力誘電体充填導波管30、ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31h、矩形の入出力誘電体充填導波管32に相当し、それぞれ対応する形状を有する。従ってこれらはそれぞれ22.5度ずつ偏波面の角度がずれており、ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hの各面は実施の形態1と同様な条件にある。
ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hをこのような形状とすることにより、誘電体充填ツイスト導波管を射出成形で製造するツイスト部分のアンダーカットがなくなり、特別な金型等を増やすことなくアレーアンテナをツイスト構造および放射素子を含めて一体製造することができ、誘電体充電導波管を用いたアレーアンテナの低コスト化を行うことができる。
図5に従ってアレーアンテナの製造方法を説明する。分配合成回路410の誘電体充填導波管の電波の伝搬方向と直行する横断面内の短辺方向に沿った対称面で2つに分割される1つの(一対の)金型43a、43bにより分配合成回路410と各ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hが、および金型43a、43bの開閉方向にその開閉方向が直行する1つの金型43cにより各放射素子50a〜50hが同時に射出成形により製造される。
このようにして一体に形成された分配合成回路410と各ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hは、各ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hの先に各放射素子50a〜50hが結合された状態にして、分配合成回路410、各ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31h、各放射素子50a〜50hの電波の伝搬方向に沿った周面がめっき等で金属膜で覆われて導波路が形成される。
つぎに、この実施の形態2に係るアレーアンテナの動作について説明する。入力端子P3から入力された電波は、E面T分岐回路40aで2分配され、E面ベンド41a及び41bで伝搬方向が変えられた後、再びE面T分岐回路40b及び40cによりそれぞれ2分配される。これを繰り返すことにより、入力端子P3から入射された電波は、8分配されることとなる。
分配合成回路410により8分配された電波は、各出力端部の矩形の誘電体充填導波管、ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31h、矩形の誘電体充填導波管からなる放射素子50a〜50hからなる誘電体充填ツイスト導波管により偏波の向きが45度傾き、45度偏波となって放射素子50a〜50hにより空中に放射される。
以上のようにして形成することにより、小形、軽量の給電回路を含めた45度偏波の電波を放射するアレーアンテナを一体で構成することができ、また、対称面で2つに分割した金型43a、43bおよび金型43a、43bの開閉方向にその開閉方向が直行する金型43cを用いて射出成形を行うことが容易であり、量産性の向上が可能となる。
なお、上記説明では8素子アレーアンテナについて説明したが、分岐する数を変えて素子数を変えた場合にも同様に実施可能であり、相当の効果を奏する。
また、実施の形態1と同様に各ツイスト用誘電体充填導波管31a〜31hの段数、偏波面の角度を変更してもよい。
また、矩形の誘電体充填導波管の電波の伝搬方向と直行する横断面は一般的には長方形であり、上記各実施の形態では、矩形の誘電体充填導波管の電波の伝搬方向と直行する横断面内の短辺方向に沿った対称面を分割面としているが、長辺方向に沿った対称面を分割面としてもよい。また、横断面が正方形の場合は当然ながら縦横どちらの方向に沿った対称面を分割面としてもよい。
また、この発明の製造方法は、射出成形に限定されることなく、金型を使った成形手法であればどのような成形方法にでも適用可能であり同様な効果を奏する。
なお、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせを含むことは云うまでもない。
30,32 (入出力)誘電体充填導波管、30a,31c 対称面、30b 偏波面、31,31a〜31h ツイスト用誘電体充填導波管、33a,33b,43a〜43c 金型、40a〜40g E面T分岐回路、41a〜41n E面ベンド、50a〜50h 放射素子、400 アレーアンテナ、410 分配合成回路、P1,P2 入出力端子、P3 入力端子。

Claims (8)

  1. 異なる第1および第2の角度の偏波面を有する矩形の第1および第2の誘電体充填導波管と、
    前記第1および第2の誘電体充填導波管の間に電波の伝搬方向に沿って並べて挿入され、前記第1の誘電体充填導波管側から第2の誘電体充填導波管側に向かって前記第1の角度から第2の角度に向かって順に変化するそれぞれの角度の偏波面を有する少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管と、
    を備え、
    前記各ツイスト用誘電体充填導波管が、前記第1および第2の誘電体充填導波管の一方と同じ金型で同時に成形可能なように、前記金型で形成される部分の各辺の法線方向が前記金型の開く方向に対して90度以下0度以上をなす形状を有し、各ツイスト用誘電体充填導波管の電波の伝搬方向の長さが管内波長の約1/4であることを特徴とする誘電体充填ツイスト導波管。
  2. 前記少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管の前記金型の開く方向に沿った断面形状が八角形であることを特徴とする請求項1に記載の誘電体充填ツイスト導波管。
  3. 前記第1および第2の誘電体充填導波管および前記少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管が電波の伝搬方向に沿った周面が金属膜で覆われて導波路が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の誘電体充填ツイスト導波管。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の誘電体充填ツイスト導波管の製造方法であって、前記第1および第2の誘電体充填導波管の一方と前記少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管を同じ金型で同時に成形することを特徴とする誘電体充填ツイスト導波管の製造方法。
  5. 前記第1および第2の誘電体充填導波管の他方を別の金型でさらに同時に成形することを特徴とする請求項4に記載の誘電体充填ツイスト導波管の製造方法。
  6. 入力端子から入力した電波を分配する矩形の誘電体充填導波管で構成された分配合成回路と、前記分配合成回路の分岐された複数の出力端のそれぞれに形成された誘電体充填ツイスト導波管と、からなる誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナであって、
    前記誘電体充填ツイスト導波管が、前記分配合成回路の各出力端の矩形の誘電体充填導波管からなる第1の角度の偏波面を有する第1の誘電体充填導波管と、矩形の放射素子からなる第2の角度の偏波面を有する第2の誘電体充填導波管と、前記第1および第2の誘電体充填導波管の間に電波の伝搬方向に沿って並べて挿入され、前記第1の誘電体充填導波管側から第2の誘電体充填導波管側に向かって前記第1の角度から第2の角度に向かって順に変化するそれぞれの角度の偏波面を有する少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管からなり、
    前記各ツイスト用誘電体充填導波管が、前記第1の誘電体充填導波管を含む前記分配合成回路と同じ金型で同時に成形可能なように、前記金型で形成される部分の各辺の法線方向が前記金型の開く方向に対して90度以下0度以上をなす形状を有し、各ツイスト用誘電体充填導波管の電波の伝搬方向の長さが管内波長の約1/4であることを特徴とする誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナ。
  7. 前記分配合成回路の誘電体充填導波管および各誘電体充填ツイスト導波管が電波の伝搬方向に沿った周面が金属膜で覆われて導波路が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナ。
  8. 請求項6または7記載の誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの製造方法であって、前記第1の誘電体充填導波管を含む前記分配合成回路および前記少なくとも1つのツイスト用誘電体充填導波管を第1の金型で、前記第2の誘電体充填導波管を第2の金型でそれぞれ同時に成形したことを特徴とする誘電体充填ツイスト導波管を有するアレーアンテナの製造方法。
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