JP2010199701A - 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視範囲を撮影するカメラ群中の第1カメラで撮影された第1画像と、前記第1カメラと撮影位置の異なる前記カメラ群中の第2カメラで時間差を設けて撮影された第2画像とから監視対象の物体の位置情報を検出する検出部と、前記位置情報に基づいて前記第1画像から検出された前記物体と前記第2画像から検出された前記物体とのうち同一と認められる前記物体を統合し、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する前記物体の数を算出する算出部と、を含む画像処理装置である。
【選択図】図1
Description
監視範囲を撮影するカメラ群中の第1カメラで撮影された第1画像と、前記第1カメラと撮影位置の異なる前記カメラ群中の第2カメラで時間差を設けて撮影された第2画像とから監視対象の物体の位置情報を検出する検出部と、
前記位置情報に基づいて前記第1画像から検出された前記物体と前記第2画像から検出された前記物体とのうち同一と認められる前記物体を統合し、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する前記物体の数を算出する算出部と、
を含む画像処理装置である。
図1は、本実施形態の監視システムの構成例を示す図である。本実施形態の監視システムXは、例えば、セキュリティルームなどの部屋の一部または全部の範囲を、監視範囲Mとして設定する。監視システムXの監視対象は監視範囲に存在する人物500であり、人物500の動きが監視される。
、入力部10D、出力部10E、通信部10Fを含む。
)パネル、プリンタ、スピーカ等の出力デバイスである。
0Cに格納する。
〈カメラ及び入力切替装置の動作例〉
図7は、入力切替装置に入力される画像、および、入力切替装置が選択する画像の例を示す図である。図7の座標平面の横軸は時間を示し、縦軸は第1カメラセット210による画像群21または第2カメラセット220による画像群22を示す。図7の座標平面の第1カメラセット210による画像群21及び第2カメラセット220による画像群22は、各時刻に入力切替装置300に入力される画像群である。
図8は、画像処理装置の動作フローを示す図である。
比較し、現在、監視範囲Mに存在する人物500を算出する。画像処理装置400は、現在、監視範囲Mに存在する人物500の3次元位置を、3次元位置格納部440に格納する(S14)。このステップS14は、人物検出統合処理部420によって実現される。人物検出統合処理部420の動作フローの例は、後に詳述する。
図9は、画像処理装置の前処理部の動作フローの例を示す図である。
図11は、画像処理装置400の人物検出統合処理部420の動作フローの例を示す図である。
秒前に撮影されて画像処理装置400に入力された画像群である。
を算出する。このとき、人物検出統合処理部420は、3次元位置のzの値を0として、計算することができる。この場合、人物検出統合処理部420は、足元の位置同士の距離を計算していることになる。人物検出統合処理部420は、zの値を0とすることにより、距離算出の計算処理量を削減することができる。人物検出統合処理部420は、算出した距離のうち最小の距離を距離W1とし、距離W1に対応する前回の3次元位置情報テーブルT200のID(例えば、「aa」)を抽出する(S208)。
影された時刻(例えば、「13:32:03」)とを対応付けて、統合処理後の3次元位置情報テーブルT300に、格納する。人物検出統合処理部420は、監視範囲に存在する人数を
示す変数Nに、値1を加算する(S214)。
像群とから、監視範囲に存在する人物500を漏れなく検出できる。
図15は、人物追跡部の動作フローの例を示す図である。
図17は、第1カメラセット210及び第2カメラセット220のカメラ201の配置の別の例を示す図である。図17は、監視範囲の部屋の天井に設置されたカメラの配置の例を示す図である。図17の例のように、正方格子の格子点の位置にカメラが設置されてもよい。図17の例では、第1カメラセット210のカメラ列と第2カメラセット220のカメラ列とが交互になる状態で、正方格子の格子点の位置にカメラ201が設置される。図17の例では、同一のカメラセットの隣接するカメラ同士の距離は、第1カメラセット210のカメラとこのカメラに隣接する第2カメラセット220のカメラとの距離の20.5倍になる。例えば、第1カメラセット210のカメラ211とカメラ212との間の
距離L3は、カメラ211と第2カメラセット220のカメラ221との間の距離L4の20.5倍になる。
本実施形態の監視システムXは、第1カメラセット210及び1つの監視対象が第1カメラセット210と異なる方向から撮影されるように設置される第2カメラセット220による画像を、交互に画像処理装置400の前処理部410に入力する。本実施形態によれば、異なる位置に設置される第1カメラセット210及び第2カメラセット220から交互に画像を取得することで同時に処理する画像の枚数を減らし、画像処理装置による画像の処理量を減少させることができる。
以上に説明した本実施形態における何れかの機能は、コード化されてコンピュータ可読媒体の記憶領域に格納されていてもよい。この場合、その機能を実現するためのプログラムが、このコンピュータ可読媒体を介して、コンピュータ、又は、機械若しくは装置に組み込まれたコンピュータに、提供され得る。コンピュータ、又は、機械若しくは装置に組み込まれたコンピュータは、コンピュータ可読媒体の記憶領域からプログラムを読み出してそのプログラムを実行することによって、その機能を実現することができる。
]ディスク、その他の光ディスク媒体、フレキシブルディスク(フロッピーディスク(フロッピーは日立製作所社の商標)を含む)、その他の磁気ディスク媒体、メモリーカード(コンパクトフラッシュ(米国サンディスク社の商標)、スマートメディア(東芝社の商標)、SDカード(米国サンディスク社、松下電器産業社、東芝社の商標)、メモリースティック(ソニー社の商標)、MMC(米国ジーメンス社、米国サンディスク社の商標)など)、磁気テープ、及び、その他のテープ媒体、並びに、これらのうちの何れかを内蔵した記憶装置が、例示できる。記憶装置には、DRAM[Dynamic Random Access Memory]又はSRAM[Static Random Access Memory]がさらに内蔵されたものもある。
きる。
10A CPU
10B メモリ
10C 記憶部
10D 入力部
10E 出力部
10F 通信部
200 カメラセット
201 カメラ
210 第1カメラセット
211−216 第1カメラセットのカメラ
21 第1カメラセットのカメラによる画像群
220 第2カメラセット
221−226 第2カメラセットのカメラ
22 第2カメラセットのカメラによる画像群
30 入力切替装置が選択する画像群
300 入力切替装置
400 画像処理装置
410 前処理部
420 人物検出統合処理部
430 人物追跡部
440 3次元位置格納部
450 画像格納部
500 人物(監視対象)
M 監視範囲
X 監視システム
Claims (6)
- 監視範囲を撮影するカメラ群中の第1カメラで撮影された第1画像と、前記第1カメラと撮影位置の異なる前記カメラ群中の第2カメラで時間差を設けて撮影された第2画像とから監視対象の物体の位置情報を検出する検出部と、
前記位置情報に基づいて前記第1画像から検出された前記物体と前記第2画像から検出された前記物体とのうち同一と認められる前記物体を統合し、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する前記物体の数を算出する算出部と、
を含む画像処理装置。 - 前記算出部は、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離が、同一の物体であることを示す所定距離未満である場合、当該第1画像から検出される1つの物体と当該第2画像から検出される1つの物体とは同一の物体であると判断し、かつ、当該物体は前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出されるすべての物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第2画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出されるすべての物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第1画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - コンピュータが、
監視範囲を撮影するカメラ群中の第1カメラで撮影された第1画像と、前記第1カメラと撮影位置の異なる前記カメラ群中の第2カメラで時間差を設けて撮影された第2画像とから監視対象の物体の位置情報を検出し、
前記位置情報に基づいて前記第1画像から検出された前記物体と前記第2画像から検出された前記物体とのうち同一と認められる前記物体を統合し、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する前記物体の数を算出する、
ことを実行する画像処理方法。 - コンピュータが、さらに、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離が、同一の物体であることを示す所定距離未満である場合、当該第1画像から検出される1つの物体と当該第2画像から検出される1つの物体とは同一の物体であると判断し、かつ、当該物体は前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出されるすべての物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第2画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出されるすべての物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第1画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断する、
ことを実行する請求項3に記載の画像処理方法。 - コンピュータが、
監視範囲を撮影するカメラ群中の第1カメラで撮影された第1画像と、前記第1カメラと撮影位置の異なる前記カメラ群中の第2カメラで時間差を設けて撮影された第2画像と
から監視対象の物体の位置情報を検出し、
前記位置情報に基づいて前記第1画像から検出された前記物体と前記第2画像から検出された前記物体とのうち同一と認められる前記物体を統合し、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する前記物体の数を算出する、
ことを実行するための画像処理プログラム。 - コンピュータが、さらに、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離が、同一の物体であることを示す所定距離未満である場合、当該第1画像から検出される1つの物体と当該第2画像から検出される1つの物体とは同一の物体であると判断し、かつ、当該物体は前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出されるすべての物体と前記第2画像から検出される1つの物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第2画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断し、
前記第1画像から検出される1つの物体と前記第2画像から検出されるすべての物体との間の距離がすべて前記所定距離以上である場合、当該第1画像から検出される1つの物体は、前記第2画像の撮影時刻に前記監視範囲に存在する物体であると判断する、
ことを実行するための請求項5に記載の画像処理プログラム。
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2009
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