JP2010198244A - センターゲートユニット並びにゲート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通行規制態様に応じて形態を変更できるユーザーフレンドリーなゲート装置を提供する。
【手段】ゲート装置1は、規制体(ストッパー)7を有するセンターゲートユニット3とその前後に配置されるフロントユニット4,5とに分離構成されている。フロントユニット4,5はゲート装置1にボルト(ビス)で固定されている。センターゲートユニット3のみを使用する態様、センターゲートユニット3と一方のフロントユニット4,5とを使用する態様、センターゲートユニット3と前後2つのフロントユニット4,5を使用する態様、の三態様を選択できる。例えば、一方通行専用で許可者のみ通す場合はセンターゲートユニット3+一方のフロントユニット4,5の態様を使用し、不特定人が通る一方通行順路に設ける場合はセンターゲートユニット3のみを使用する。
【選択図】図3

Description

本願発明は、人の通行を阻止したり許容したりする規制するゲート装置及びセンターゲートユニットに関するものである。ここに言うセンターゲートユニットは、それ自体で独立してゲート装置を構成し得ると共に他のユニットと組合わさることによってもゲート装置を構成し得るものである。
人の通行を規制するゲート装置は、規制体(ストッパー)で通路を遮ったり開放したりすることで人の通行を阻止したり許容したりしており、建物に組み込まれたタイプや床に固定又は載置する後付けタイプなど、外観や構造など様々である。そして、床に載置したり固定したりする後付けタイプのゲート装置は、例えば典型例としての駅の自動改札機に見られるように、一般成人の腰程度の高さで全体として前後方向に細長い本体部を有しており、本体部に規制体を水平旋回自在に取り付けている(例えば特許文献1参照)。つまり、従来のゲート装置は、多数の部材からなるものの全体としては単一構造になっている。
特開2008−234023号公報
ゲート装置の本体部が前後方向(人が通行する方向)に細長い形態になっているのは、主として、通行の許否を確認するための認識装置(カードリーダーやカードスキャナなど)と規制体との間隔寸法がある程度必要であることに起因していると言える。
すなわち、人は歩きながらカード類を認識装置にかざしたり挿通したりして本体部の横を通行するが、その場合、人が認識装置を通過した状態で規制体がまだ旋回前であっても当該記載体に人の身体が当たってはならず、そこで、認識装置と規制体の間にはある程度の前後寸法を確保せねばならず、その結果、平面視で前後に細長い形態になっている。また、いわゆる共連れ検知等のセキュリティ向上の意味合いもある。そして、ゲート装置は一般にいずれの方向からも通行できるようになっているため、本体部は前後対称の形態になっていて前後長さはより一層長くなることになる。
さて、人の通行を規制する態様はまちまちであり、一方通行の場合もあるし、認識装置がゲート装置とは別に存在する場合もある。また、ゲート装置は存在しても認識装置が存在しない場合もある。認識操作が存在しない例としては、誰でも通行できるが順路が一方通行になっている場合、特定の人だけの入場を予定していることを視覚的に認識させるためにゲート装置を設けている場合、或いは、通行者の数をカウントするためにゲート装置を設けている場合など、多岐にわたる。
このように人の通行を規制(或いは制御)する態様には様々の態様が見られ、従って、ゲート装置は必ずしも前後方向に細長い形態である必要がない場合もあるが、従来は全体として一体構造でかつ前後方向に細長い形態であったため、大きさと機能とがユーザーの希望に対して過剰である場合が有り得ると懸念される。また、ゲート装置を設置したいがスペースの余裕がないために断念しているケースも有り得ると言える。更に、従来のゲート装置は全体として一体構造であるためデザインの変更はできず、この点でもユーザーの潜在的オプションに対応できていなかったと懸念される。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたもので、ユーザーフレンドリー性の高いゲート装置を提供せんとするものである。
本願発明はセンターゲートユニットとゲート装置とに関し、第1〜第5の発明を含んでいる。第1の発明(請求項1の発明)はセンターゲートユニットに係るもので、この発明は、人の通路の脇に配置される本体部と、前記通路を横切る通行阻止姿勢と通路から後退した通行許可姿勢とに姿勢変更自在な状態で前記本体部に取り付けられた規制体とを有しており、前記本体部は、人の身長よりも低い高さで、かつ、人の通行方向である前後方向から見た正面視と通行方向を横切る左右方向から見た側面視とのいずれにおいても上下に細長い形態を成している。
第2の発明(請求項2の発明)は第1の発明又は第2の発明の展開例であり、この発明は、前記センターゲートユニットには、その手前側又は後ろ側若しくは前後両側に配置されてセンターゲートユニットよりも長い前後長さを有するフロントユニットを固定可能になっている。
第3の発明(請求項3の発明)はユニット方式のゲート装置に係るもので、この発明は、人の通路を横切る通行阻止姿勢と通路から後退した通行許可姿勢とに姿勢変更自在な規制体を本体部に取り付け成るセンターゲートユニットと、前記センターゲートユニットを挟んだ前後片側又は前後両側に配置されるフロントユニットとを有しており、前記センターゲートユニットとフロントユニットとは、一般成人の身長よりも低い高さであると共に、互いに別体に構成されていてフロントユニットはセンターゲートユニットに固定・分離可能であり、かつ、前記フロントユニットの前後長さよりもセンターゲートユニットの前後長さが短くなっている。
第4の発明(請求項4)の発明はセンターゲートユニット又はゲート装置の好適な展開例であり、この発明では、前記規制体は水平旋回によって通行阻止姿勢と通行許可姿勢とに変わるように前記本体部に取り付けられており、前記規制体は通行許可姿勢のとき本体部の外側にはみ出ている。
第5の発明(請求項5の発明)はット5の更に既述したセンターゲートユニット又はゲート装置の展開例であり、この発明では、前記センターゲートユニットの前面と後面とはそれぞれ縦フレームで構成されており、この縦フレームに前記フロントユニットを締結可能になっている。
既述のように、識別装置をゲート装置とは別の場所に設けたり識別装置が不要である場合は、ゲート装置の機能としては規制体の動きだけで足りると言える。そして第1の発明に係るセンターゲートユニットはこのような場合に好適であり、センターゲートユニットはポール状の形態を成しているため、従来に比べて設置スペースを格段に低減できると共に、コストも抑制できる(センターゲートユニットに識別装置を設けることは可能である。)。
第2の発明は第3の発明とは実質的には同じであり、このようにゲート装置を請求項とフロントユニットとに分離構成すくことにより、センターゲートユニットのみを使用したりフロントユニットを固定して従来のように前後方向に細長い形態と成したりすることができる。
つまり、センターゲートユニットをメインの部材として、これのみを使用したりフロントユニットを固定して使用したりすることができるのであり、これにより、ユーザーの要望に的確に応えることができる。また、センターゲートユニットとフロントユニットとのうちいずれか一方又は両方について、形態や色彩等が相違するものを複数種類用意しておくことにより、多彩なデザインのゲート装置を展開することが可能になる。この点も本願発明の利点の一つである。更に、センターゲートユニットとフロントユニットを連結することで従来品と同様のものを構成できるが、各ユニットを分離した状態で搬送・保管できるため、搬送や保管に際して嵩張らずに取り扱いが容易になる。この点も本願発明の利点の一つである。
センターゲートユニットを構成する本体部は、製造コストや設置スペースの点からできるだけコンパクトであるのが好ましい。この点、第4の発明を採用すると本体部はかなりスリムになるため、コスト抑制や単独設置する場合の設置スペース抑制に貢献できる。
センターゲートユニットやフロントユニットの構造や固定態様は多種多様であるが、第5の発明のようにセンターゲートユニットに縦フレームを設けてこれにフロントユニットを固定する構造を採用すると、縦フレームにセンターゲートユニットの強度メンバーとしての機能とフロントユニット固定機能とを併有させることができるため、簡単な構造でありながらフロントユニットとをセンターゲートユニットとを強固に固定することができる利点である。
第1実施形態に係るゲート装置の全体図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。 (A)は図1(A)のIIA-IIA 視正面図、(B)は図1(A)のIIB IIB 視での正面図である。 第1実施形態の分離平面図である。 第1実施形態の分離側面図である。 (A)は図4のA−A視断面図、(B)は図4のB−B視断面図、(C)は図4のC−C視断面図である。 第1フロントユニットを示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 (A)はセンターゲートユニットの概略側断面図、(B)はセンターゲートユニットの概略正面断面である。 (A)は図7(A)のA−A視断面図、(B)は図7(A)のB−B視断面図、(C)は図7(A)のC−C視断面図である。 (D)は図7(A)のD−D視断面図、(E)は図7(A)のE−E視断面図である。 第2実施形態の平面図である。 第3実施形態の平面図である。 第4実施形態の平面図である。 第5実施形態の平面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図9では第1実施形態を示している。以下の説明(及び請求項の発明)では方向を特定するための前後・左右の文言を使用するが、前後方向は人の通路の延びる方向(人が通行する方向)を言い、左右方向は平面視で通路を横切る方向を言う。正面視は前後方向から見た状態を言い、側面視は左右方向から見た状態をいう。なお、前と後ろ、左と右との区別は相対的なものであって区別する実益はない。
(1).全体の概要
まず、全体の概要を説明する。本実施形態では左右2つのゲート装置1で規制通路2が構成されており、図3及び図4から明瞭に把握できるように、各ゲート装置1は、前後中間部を構成するセンターゲートユニット3と、センターゲートユニット3を挟んで前後に配置された第1フロントユニット4及び第2フロントユニット5とで構成されている。左右ゲート装置1は床部材6で連結されている。ゲート装置1は、全体として一般成人の腰程度の高さになっている。
センターゲートユニット3の前後長さ(巾寸法)はフロントユニット4,5の前後長さの半分以下になっている。また、センターゲートユニット3と前後フロントユニット4,5とからなるゲート装置1の全体としては、高さよりも前後長さが大きくなっている。なお、1つのゲート装置1のみで通路を構成することも可能である。また、多数のゲート装置1を並列して多数の規制通路2を形成することも可能である。
床部材6は前後両端部が傾斜した床板6aと、傾斜部を除いた位置において床板6aを支持するスペーサ6bとで構成されている。敢えて述べるまでもないが、床部材6が無くてもよいことは言うまでもない。
センターゲートユニット3は平面視で略楕円形又は小判型に平面形状であり、左右厚さが前後巾寸法よりも小さく、かつ、高さは前後巾寸法の数倍はある。従って、センターゲートユニット3は全体としてポール状(柱状)の形態を成している。センターゲートユニット3のうち規制通路2に向いた側には、規制通路2を横切る通行阻止姿勢と規制通路2を開放した通行許容姿勢とに水平旋回自在な板状(フラップ状)の規制体(フラッパ)7が取り付けられている。1つのセンターゲートユニット3に2つの規制体7を設けることも可能である。また、ゲート装置1を多連に配置する場合は、各ゲート装置1のセンターゲートユニット3にそれぞれ規制体7を取り付けるけことになる。
第1フロントユニット4と第2フロントユニット5とは基本的には同一物であり、相違点は、識別ユニットが取り付けられた制御パネル8の有無だけである。ゲート装置1を多連に配置して両方から通行できる場合は、第1フロントユニット4と第2フロントユニット5とにそれぞれ制御パネル8を取り付けることになる。つまり、フロントユニットは制御パネル8を有する第1フロントパネル4だけで構成される場合もあるし、制御パネル8がない第2フロントパネル5が併用されるれる場合もある。
(2).フロントユニット
次に、フロントユニット4,5の構造を説明する。例えば図4及び図5に示すように、フロントユニット4,5は、その前部と上部とを構成する側面視逆L形のメインフレーム9と下部を構成する下フレーム10とで主たる骨組みが構成されており、メインフレーム9と下フレーム10とで囲われた空間に化粧パネル11を配置している。メインフレーム9の上部はセンターゲートユニット3に向けて高さが高くなるように緩い角度で傾斜している。このように傾斜させているののはカード類を当てやすくずくため(或いはかざし易くするため)であるが、当然ながら水平状であってもよい。
図5に示すように、メインフレーム9は外向きに開口した略C字状の断面形状であり、その外面に、主として化粧を目的としてフロントパネル12がビス止め等で取り付けられている。フロントパネル12にはその上部と鉛直部とに跨がって延びる大きな穴が空いており、この穴に制御パネル8を嵌め込み装着している。制御パネルのうち鉛直部には通過方向を示す表示部13を設けており、傾斜した上部にはカード類のデータを検知する読み取り部14を設けている。
フロントパネル12は化粧(美粧)を主目的としたものであり、陶板状のものや樹脂板、ステンレス板、木製板など各種のものを使用できる。フロントパネルはタッチパネル方式になっているので一般に樹脂製が多いが、金属板などの他の素材を使用することも可能である。制御パネル8を使用せずに、フロントパネル12に表示部13や読取部14を直接に取り付けることも可能である。但し、本実施形態のように制御パネル8を使用すると、制御パネル8はユニット方式になっているため、組み立てやメンテナンスが楽になる利点がある。
フロントパネル12の上部先端は平面視で半円状に形態を成している。他方、図1や図3に明示するように、下フレーム10の先端はフロントユニット4,5に嵌まるように平面視凹状に凹んでいる。メインフレーム12と下フレーム10との左右巾寸法は、センターゲートユニット3の左右巾寸法より僅かに小さい寸法に設定している。
化粧パネル11は、例えばポリカーボネート樹脂のような樹脂板を使用できる。透明、半透明、不透明のいずれも採用できる。樹脂板の他に金属板やガラス板、木製板などの各種の素材のものを使用できる。化粧パネル11の取り付けには図5(B)に示すコ字形のホルダー15が使用されている。ホルダー15はフロントパネル12と下フレーム10とにビスで固定されている。本実施形態のようにホルダー15を使用すると、化粧パネル11はホルダー15の群に差し込むだけでよいため、取り付けが楽になる利点である。
化粧パネル11の取り付け手段としては、ブラケットを介して固定したり、メインフレーム9及び下フレーム10に形成した溝に差し込むなど、様々の手段を採用できる。図5(B)に二点鎖線で示すように、表裏の化粧パネル11を設けてこれらがメインフレーム9及び下フレーム10の側面と略同じ面を成すように設定することも可能である。この場合は、例えば人が提げた鞄類がセンターゲートユニット3に衝突することをより的確に防止できる。なお、センターゲートユニット3は平面視で楕円形に形成されているため、人の通行によって鞄のような物品が当たっても鞄類は規制通路2に戻されるようにガイドされる。このため、センターゲートユニット3が大きなダメージを受けたり、人がつんのめったりすることを防止又は抑制できると言える。
メインフレーム9の上部と下フレーム10とには、前後方向に延びる上下の連結部材17,18が溶接やねじ止めで固定されている。上下の連結部材17,18は断面下向き開口コ字形でかつメインフレーム9及び下フレーム10よりも小さい左右横巾になっている。上下連結部材17,18の前端にはエンドプレート19を溶接で固着しており、エントプレート19をセンターゲートユニット3に固定している。
例えば図1,3に示すように、上連結部材17はメインフレーム9の前端から突出しており、従って、上連結部材17は部分的に露出している。他方、下フレーム10の先端はセンターゲートユニット3に嵌まるように凹部10aが形成されており、下連結部材10の先端は下フレーム10における凹部10aの底に位置している。
(3).センターゲートユニット
次に、主として図7〜9に基づいてセンターゲートユニット3を説明する。図8,図9に示すように、センターゲートユニット3は前後一対の縦フレーム(支柱)20を有している。前後縦フレーム20は内側に向いてコ字形の形態であり、図8(A)及び図9(E)に示すように、両フロントユニット4,5における連結部材17,18のエンドプレート19がボルト(ビス)21で縦フレーム20に締結(固定)されている。センターゲートユニット3の上端には、化粧のためのアッパープレート22を取り付けている。アッパープレート22はフロントプレート12と同様にステンレス板や大理石調の石質系の、樹脂板など各種のせのを使用できる。
縦フレーム20には、センターゲートユニット3の外観を構成する外面カバー23が左右両側から重なっている。外面カバー23は左右半割り状になっていてその端部が縦フレーム20の左右側面に重なっている。従って、外面カバー23の群・と縦フレーム20とで楕円状の外観が構成されている。規制体7を設けている部分は凹んだ凹所24になっている。例えば図1(B)に明示するように、規制体7を設けた箇所では、外面カバー23は、凹所24の上に位置したものと凹所24の下に位置したものとに2分割されており、規制体7と反対側の部分では上下に一連に延びている。凹所24はインナーカバー25で囲われている。
図1(B)や図2(B)に示すように、外面カバー23は、規制体7の上方の箇所では上下3つに模様分けしており、また、規制体7の下方では上下2つに模様分けしている。模様分けは塗装によって行っているが、外面カバー23を異種素材で構成することによっても実現できる。もちろん、模様分けせずに一連の外観と成すことも可能である。
図7に示すように、凹所24を挟んだ上下に第1ブラケット26と第2ブラケット27とが配置されている。両ブラケット26,27は縦フレーム20に固定されており、両ブラケット26,27で規制軸28を回転可能に支持し、規制軸28に規制体7を固定している。第2ブラケット27には主軸を下向きにした状態でモータ29が固定されており、モータ29の回転はギア30を介して規制軸28に伝えられる。モータ29はインナーカバー25と一方の外面カバー23との間の空間に配置されており、また、ギア30はインナーカバー25の下方に配置されている。
第1ブラケット26の上面には、規制体7が回動するにおいてその終端部において動きを緩衝すると共に正確に位置決めするためのカム式アブソーバ装置31が配置されている。第1ブラケット26の上方には第3ブラケット32が配置されている。第3ブラケット32は強度メンバー(骨組み)の役割を果たしており、縦フレーム20にビスで固定されている。第2ブラケット27の下方には第4ブラケット33が配置されている。第4ブラケット33は上下に長く延びる形態を成しており、左右両端部でかつ上下の部分が縦フレーム20に固定されている。
そして、この第4ブラケット33に、変圧器やリレー、制御装置などの電気・電子装置類34が取り付けられている。このように、センターゲートユニット3の内部空間に制御のための電気・電子装置類34が配置されていることにより、センターゲートユニット3はそれ自体としてして完結した機能を有している。縦フレーム20の下端にはL形の受け部材35が溶接等で固定されており、受け部材35に下フレーム10の連結部材18がボルト36で締結されている。図7(A)に示すように、受け部材35にはセンターゲートユニット3の内部と下フレーム10の内部とに連通する配線穴37か空いており、制御パネル8に設けた部材のケーブルは配線穴37を介して電気・電子部品類・に接続されている。
(3).まとめ
本実施形態のゲート装置1の機能は従来と同様であり、通行する人はカードを識別装置に接触させるか又はかざす。カードが適正である場合は、モータ29が駆動されて規制体7は通行阻止姿勢から通行許可姿勢に回動し、人が通過すると規制体7は通行阻止姿勢に戻る。このため、ゲート装置1には通行する人を検知するセンサ(図示せず)を設けている。
カードが不正であったり接触状態が悪くて読取できなっかった場合は、制御パネルに赤等の注意表示が点滅したり、音声で注意が発せられたりする。2人の人が前後に重なった状態で通行する「共連れ」の不正通行があるが、ゲート装置1には共連れを検知するためのセンサも設けている。
本実施形態では、フロントユニット4,5はセンターゲートユニット3とは別のユニットになっているため、化粧パネル11をホルダー15への差し込みによって取り付けできるのであり、しかも、フロントユニット4,5をセンターゲートユニット3に固定すると、化粧パネル11はホルダー15の群から抜き外しできないため、ビス止め等の固定手段を講じる必要もない。この点は本実施形態の利点である。
(4).他の実施形態
図10以下では他の実施形態(使用態様)を示している。このうち図10に示す第2実施形態では、規制体7を有する2つのゲート装置1が、規制体7が相対抗するようにして配置している。従って、この実施形態では規制通路は第1実施形態よりは広くなっている。車椅子の人が通る通路や荷物台車が通る通路の場合に好適である。この図10に示すように、1つのゲート装置1に2つの規制体7を設けることも可能である。
図11に示す第3実施形態では、2つのセンターゲートユニット3の手前側のみにフロントユニット4,5を固定している。規制通路2が一方通行である場合にはこのようにセンターゲートユニット3の手前側だけにフロントユニット4,5を設けたらよい。
図12に示す第4実施形態では、センターゲートユニット3のみを配置してゲート装置と成している。この実施形態では、建物の壁39にカードリーダ等の認識装置40を配置しており、認識装置40が通行許可を検知すると規制体7は回動する。
ゲート装置1が誰でも通行できる一方通行路に配置するものである場合は、ゲート装置1を挟んだ前後手前に人を検知するセンサ41を配置しておいたらよい。この場合は、人が適正な方向に通行している場合はセンサ41の検知によって規制体7が回動し、人が逆行していてこれをセンサが検知したら、規制体7は回動せず、センターゲートユニット3又は壁に設けた警告手段で順路を誤っている旨が通知される。
センターゲートユニット3のみを配置する場合においても、センターゲートユニット3と一方のフロントユニット4,5のみの組み合わせから成るゲート装置1を配置する場合も、図10のように一対のセンターゲートユニット3にそれぞれ規制体7を設けることが可能である。
図13に示す実施形態では、上連結部材17を金属厚板よりなるスペーサ状の形態となして、これにセンターゲートユニット4の縦フレーム20とフロントユニット4,5におけるメインフレーム9の端板9aとをビス43で共締めしている。この形態では上連結部材17はスリムな形態になるため、外観がスッキリする。
(5).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば各ユニットの外観はデザイン等の要請によって様々に変更できる。例えば、センターゲートユニットは、平面視長方形で細長い形態と成したり、円柱形(或いは円筒形)となすることができる。センターゲートユニットの前後にフロントユニットを配置する場合、前後のフロントユニットの前後長さを異ならせることも可能である。
1 ゲート装置
2 規制通路
3 センターゲートユニット
4,5 フロントユニット
7 規制体
8 制御パネル
9 メインフレーム
10 下フレーム
11 化粧パネル
13 表示部
14 読取部
20 縦フレーム
29 モータ
17,18 連結部材
23 外面カバー

Claims (5)

  1. 人の通路の脇に配置される本体部と、前記通路を横切る通行阻止姿勢と通路から後退した通行許可姿勢とに姿勢変更自在な状態で前記本体部に取り付けられた規制体とを有しており、前記本体部は、一般成人の身長よりも低い高さで、かつ、人の通行方向である前後方向から見た正面視と通行方向を横切る左右方向から見た側面視とのいずれにおいても上下に細長い形態を成している、
    センターゲートユニット。
  2. 前記センターゲートユニットには、その手前側又は後ろ側若しくは前後両側に配置されてセンターゲートユニットよりも長い前後長さを有するフロントユニットを固定可能になっている、
    請求項1又は2に記載したセンターゲートユニット。
  3. 人の通行を規制するゲート装置であって、
    人の通路を横切る通行阻止姿勢と通路から後退した通行許可姿勢とに姿勢変更自在な規制体を本体部に取り付け成るセンターゲートユニットと、前記センターゲートユニットを挟んだ前後片側又は前後両側に配置されるフロントユニットとを有しており、
    前記センターゲートユニットとフロントユニットとは、一般成人の身長よりも低い高さであると共に、互いに別体に構成されていてフロントユニットはセンターゲートユニットに固定・分離可能であり、かつ、前記フロントユニットの前後長さよりもセンターゲートユニットの前後長さが短くなっている、
    ゲート装置。
  4. 前記規制体は水平旋回によって通行阻止姿勢と通行許可姿勢とに変わるように前記本体部に取り付けられており、前記規制体は通行許可姿勢のとき本体部の外側にはみ出ている、
    請求項1又は2に記載したセンターゲートユニット若しくは請求項3に記載したゲート装置。
  5. 前記センターゲートユニットの前面と後面とはそれぞれ縦フレームで構成されており、この縦フレームに前記フロントユニットを締結可能になっている、
    請求項1〜4のうちのいずれかに記載したセンターゲートユニット又はゲート装置。
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