JP2010197582A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010197582A JP2010197582A JP2009040802A JP2009040802A JP2010197582A JP 2010197582 A JP2010197582 A JP 2010197582A JP 2009040802 A JP2009040802 A JP 2009040802A JP 2009040802 A JP2009040802 A JP 2009040802A JP 2010197582 A JP2010197582 A JP 2010197582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting member
- frame
- frame body
- rib
- male screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】本発明は、表示装置に関するものであり、不要輻射の抑制を目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブ2を有する金属製の枠体3と、この枠体3内に収納した表示体4と、前記枠体3の後面側の開口を覆った金属製の後面板5と、前記枠体3の内周部で、前記表示体4の外周部分に設けた複数の取りつけ部材6とを備え、
前記取りつけ部材6は、表示体4の前面外周部に当接する第1の当接部7を有し、前記枠体3の後面開口部側に第1から第3の雌ネジ部8、9、10を有し、第1の雌ネジ部8に、前記リブ2を貫通して第1の雄ネジ部11を螺合させることで、この取りつけ部材6をリブ2に固定する。
【選択図】図6
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブ2を有する金属製の枠体3と、この枠体3内に収納した表示体4と、前記枠体3の後面側の開口を覆った金属製の後面板5と、前記枠体3の内周部で、前記表示体4の外周部分に設けた複数の取りつけ部材6とを備え、
前記取りつけ部材6は、表示体4の前面外周部に当接する第1の当接部7を有し、前記枠体3の後面開口部側に第1から第3の雌ネジ部8、9、10を有し、第1の雌ネジ部8に、前記リブ2を貫通して第1の雄ネジ部11を螺合させることで、この取りつけ部材6をリブ2に固定する。
【選択図】図6
Description
本発明は、たとえば、医療現場や電気的測定現場などに用いられる表示装置に関するものである。
従来のこの種の表示装置の構成は、以下のような構成となっていた。
すなわち、前面側と後面側が開口した枠体と、この枠体内に収納した表示体と、前記枠体の後面側の開口を覆った後面板とを備え、後面板に取りつけたアームで天井などに取りつける構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
特開2008−107751号公報
上記従来例における課題は、この表示装置からの不要輻射であった。
すなわち、前記枠体や後面板は、合成樹脂で形成されたものであって、表示体からの不要輻射が発生し、それが、上述した医療現場や電気的測定現場であった場合には、想定外の結果が発生する可能性があり、好まれぬものであった。
そこで本発明は、不要輻射の抑制を目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブを有する金属製の枠体と、この枠体内に収納した表示体と、前記枠体の後面側の開口を覆った金属製の後面板と、前記枠体の内周部で、前記表示体の外周部分に設けた複数の取りつけ部材とを備え、前記取りつけ部材は、前記枠体の前面開口部側に、前記表示体の前面外周部に当接する第1の当接部を有し、前記枠体の後面開口部側に複数の雌ネジ部を有し、この取りつけ部材を前記枠体の内面に装着した状態で、この取りつけ部材の第1の雌ネジ部に、前記リブを貫通して第1の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材をリブに固定し、この取りつけ部材の第2の雌ネジ部に、抑え部材を貫通した第2の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材に抑え部材を固定し、この取りつけ部材の第3の雌ネジ部に、前記後面板の外周部を貫通した第3の雄ネジ部を螺合させることで、この後面板をリブに固定し、前記抑え部材には、表示体の後面に当接する第2の当接部を設け、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブを有する金属製の枠体と、この枠体内に収納した表示体と、前記枠体の後面側の開口を覆った金属製の後面板と、前記枠体の内周部で、前記表示体の外周部分に設けた複数の取りつけ部材とを備え、前記取りつけ部材は、前記枠体の前面開口部側に、前記表示体の前面外周部に当接する第1の当接部を有し、前記枠体の後面開口部側に複数の雌ネジ部を有し、この取りつけ部材を前記枠体の内面に装着した状態で、この取りつけ部材の第1の雌ネジ部に、前記リブを貫通して第1の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材をリブに固定し、この取りつけ部材の第2の雌ネジ部に、抑え部材を貫通した第2の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材に抑え部材を固定し、この取りつけ部材の第3の雌ネジ部に、前記後面板の外周部を貫通した第3の雄ネジ部を螺合させることで、この後面板をリブに固定し、前記抑え部材には、表示体の後面に当接する第2の当接部を設けたものであるので、不要輻射を抑制することができる。
すなわち、本発明においては、枠体と後面板が金属製であり、しかも、それらを取りつけ部材を利用した雄ネジと雌ネジの螺合で取りつけるので、電気的なシールド効果が高まり、その結果として、不要輻射を抑制することができるものである。
また、この取りつけ部材の第1の当接部と、抑え部材の第2の当接部で、表示体の前後面を挟み込んで保持することで、枠体に不用意な荷重がかかり、前面側から見た時の枠体の変形を防止することもできる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における表示装置を、たとえば医療現場の壁に、図2に示す取りつけアーム1で装着した状態を示すものである。この表示装置は、図3に示すごとく前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブ2(拡大図は図7)を有する金属製で四角形の枠体3と、この枠体3内に収納した四角形の表示体4と、前記枠体3の後面側の開口を覆った金属製の後面板5と、前記枠体3の内周部で、前記表示体4の外周部分に設けた金属製の、複数の取りつけ部材6とを備えている。
前記各取りつけ部材6は、それぞれ図4、図5に示すごとく、その枠体3の前面開口部側に、前記表示体4の前面外周部に当接する第1の当接部7を有し、また、その枠体3の後面開口部側に第1から第3の雌ネジ部8、9、10を有している。
そして、図6のごとく、この取りつけ部材6を前記枠体3の内面に装着した状態で、この取りつけ部材6の第1の雌ネジ部8に、前記リブ2を貫通して第1の雄ネジ部11を螺合させることで、この取りつけ部材6をリブ2に固定している。なお、この取りつけ部材6のリブ2への取り付けは、図3からも理解されるように、表示体4の上下辺の左右2ヶ所および左右辺の上下2ヶ所の合計8ヶ所には最低限設けられているが、もちろん、上下辺の中央部や左右辺の中央部に、さらに追加される場合もある。
このように、枠体3内の複数箇所に取りつけ部材6を、第1の雄ネジ部11で固定した状態で、図7のごとく、枠体3内に表示体4を装着し、その状態で、この取りつけ部材6の第2の雌ネジ部9に、図8、図9に示す金属製の抑え部材12を貫通した第2の雄ネジ部13を螺合させることで、この取りつけ部材6に抑え部材12を固定する。
前記抑え部材12には、表示体4の後面に当接する第2の当接部14を設けているので、上述のごとく、この取りつけ部材6の第2の雌ネジ部9に、金属製の抑え部材12を貫通した第2の雄ネジ部13を螺合させることで、この取りつけ部材6に抑え部材12を固定すると、表示体4の前面外周部は、取りつけ部材6の第1の当接部7に当接し、また、表示体4の後面外周部は、抑え部材12の第2の当接部14が当接し、つまり、これら第1第2の当接部7、14で表示体4の外周が複数箇所で保持されることとなる。
さて、次に図10、図11に示すごとく、取りつけ部材6の第3の雌ネジ部10に前記後面板5の外周部を貫通した第3の雄ネジ部15を螺合させることで、この後面板5をリブ2に固定する。
以上のごとく、本実施形態においては、枠体3は、表示体4の大きさに合わせ、リブ2を含めて金属製板体を、打ち抜きと折り曲げで形成したものであり、よって、第1から第3の雄ネジ部11、13、15を螺合させる雌ネジ部を一体形成することはできない。
そこで、本実施形態では、第1から第3の雄ネジ部11、13、15を螺合させるための第1から第3の雌ネジ部8、9、10を、取りつけ部材6に形成したものであり、これによれば、金属製の枠体3と金属製の後面板5とが、金属製の第1から第3の雄ネジ部11、13、15を介して電気的に導通状態となるので、表示体4からの不要輻射を抑制することができる。
また、取りつけ部材6と抑え部材12を用いることで、枠体3を表示体4の大きさに適宜合致する大きさ形状に簡単に加工し、しかも金属製の後面板5と電気的なシールド効果を発揮させることも簡単に行えるものとなる。
さらに、取りつけ部材6およびそれ自身が有する第1の当接部7と、抑え部材12自身が有する第2の当接部14により、表示体4の外周を複数箇所で保持しているので、表示体4の外周が直接枠体3に当接することはなく、よって、取りつけ現場への搬送時などにおける衝撃で、枠体3が変形するのも抑制することができる。
以上のように本発明は、前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブを有する金属製の枠体と、この枠体内に収納した表示体と、前記枠体の後面側の開口を覆った金属製の後面板と、前記枠体の内周部で、前記表示体の外周部分に設けた複数の取りつけ部材とを備え、前記取りつけ部材は、前記枠体の前面開口部側に、前記表示体の前面外周部に当接する第1の当接部を有し、前記枠体の後面開口部側に複数の雌ネジ部を有し、この取りつけ部材を前記枠体の内面に装着した状態で、この取りつけ部材の第1の雌ネジ部に、前記リブを貫通して第1の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材をリブに固定し、この取りつけ部材の第2の雌ネジ部に、抑え部材を貫通した第2の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材に抑え部材を固定し、この取りつけ部材の第3の雌ネジ部に、前記後面板の外周部を貫通した第3の雄ネジ部を螺合させることで、この後面板をリブに固定し、前記抑え部材には、表示体の後面に当接する第2の当接部を設けたものであるので、不要輻射を抑制することができる。
すなわち、本発明においては、枠体と後面板が金属製であり、しかも、それらを取りつけ部材を利用した雄ネジと雌ネジの螺合で取りつけるので、電気的なシールド効果が高まり、その結果として、不要輻射を抑制することができるものである。
また、この取りつけ部材の第1の当接部と、抑え部材の第2の当接部で、表示体の前後面を挟み込んで保持することで、枠体に不用意な荷重がかかり、前面側から見た時の枠体の変形を防止することもできる。
したがって、本発明は、医療現場や電気的測定現場等における表示装置として、広く活用が期待されるものである。
1 アーム
2 リブ
3 枠体
4 表示体
5 後面板
6 取りつけ部材
7 当接部
8、9、10 雌ネジ部
11 雄ネジ部
12 抑え部材
13 雄ネジ部
14 当接部
15 雄ネジ部
2 リブ
3 枠体
4 表示体
5 後面板
6 取りつけ部材
7 当接部
8、9、10 雌ネジ部
11 雄ネジ部
12 抑え部材
13 雄ネジ部
14 当接部
15 雄ネジ部
Claims (1)
- 前面側と後面側が開口し、後面側開口部には、内周方向への取りつけリブを有する金属製の枠体と、この枠体内に収納した表示体と、前記枠体の後面側の開口を覆った金属製の後面板と、前記枠体の内周部で、前記表示体の外周部分に設けた複数の取りつけ部材とを備え、
前記取りつけ部材は、前記枠体の前面開口部側に、前記表示体の前面外周部に当接する第1の当接部を有し、前記枠体の後面開口部側に複数の雌ネジ部を有し、この取りつけ部材を前記枠体の内面に装着した状態で、この取りつけ部材の第1の雌ネジ部に、前記リブを貫通して第1の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材をリブに固定し、
この取りつけ部材の第2の雌ネジ部に、抑え部材を貫通した第2の雄ネジ部を螺合させることで、この取りつけ部材に抑え部材を固定し、
この取りつけ部材の第3の雌ネジ部に、前記後面板の外周部を貫通した第3の雄ネジ部を螺合させることで、この後面板をリブに固定し、
前記抑え部材には、表示体の後面に当接する第2の当接部を設けた表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009040802A JP2010197582A (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009040802A JP2010197582A (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010197582A true JP2010197582A (ja) | 2010-09-09 |
Family
ID=42822379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009040802A Pending JP2010197582A (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010197582A (ja) |
-
2009
- 2009-02-24 JP JP2009040802A patent/JP2010197582A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5330173B2 (ja) | 機器接続用コネクタ | |
WO2015194666A1 (ja) | 電気接続箱及びコネクタハウジング | |
JP5811986B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2012191082A (ja) | 壁掛け金具取付け部材の装着部構造 | |
WO2018138924A1 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP5973261B2 (ja) | カバー | |
US10141148B2 (en) | Affixed object, fusible link, and affixing structure for fusible link | |
JP2010197582A (ja) | 表示装置 | |
JP5162222B2 (ja) | 電子機器のシールド構造 | |
JP2015230780A (ja) | コネクタ | |
JP2015084372A (ja) | パワーコンディショナ | |
JP6855924B2 (ja) | バッテリーターミナル | |
US10045454B2 (en) | Casing of electronic device | |
JP2014165168A (ja) | アース端子の取付構造 | |
JP2006244764A (ja) | アース端子の取付け構造 | |
JP5012297B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JP5311419B2 (ja) | 電子機器及び電子機器の取付装置 | |
US20140063699A1 (en) | Display device | |
JP6295603B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
JP2008211871A (ja) | プラグイン器具内感電防止カバーの固定構造及びバスダクト用プラグイン器具 | |
JP2016063632A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2015122241A (ja) | アース構造 | |
JP2013024328A (ja) | 結合装置 | |
US7626833B1 (en) | Switch assembling structure | |
JP6667715B2 (ja) | 車両用制御装置 |