JP2010197428A - ポリゴンミラースキャナモータ - Google Patents

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Akimitsu Maetani
昭光 前谷
Koji Hiraguchi
浩司 平口
Yasutsugu Fukui
康嗣 福井
Masaki Sumi
正貴 角
Takayuki Abe
敬行 阿部
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Abstract

【課題】レーザービームプリンタや複写機等で、レーザースキャニングに利用されるポリゴンミラースキャナモータにおいて、ポリゴンミラーを固定する際にシャフトに外力が加わらず、また、常にポリゴンミラーに均等な力を作用させてポリゴンミラーをシャフトに対して高い同芯精度を確保しながら固定できる構造を有するポリゴンミラースキャナモータを提供することを目的とする。
【解決手段】ポリゴンミラー52を第1のマグネット11と第2のマグネット12との吸引力で固定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はレーザービームプリンタや複写機等で使用され、レーザースキャニングに利用される高速回転で動作するポリゴンミラースキャナモータに関するものである。
従来、この種のポリゴンミラースキャナモータは、ミラー押えバネとバネの位置決部材の2部品を用いて、ポリゴンミラーをロータボス座面に押し付け固定している(例えば特許文献1参照)。
図4は、前記特許文献1に記載された従来のポリゴンミラースキャナモータを示すものである。
図4に従来のポリゴンミラースキャナモータの構造を示す。図4において、シャフト51は基板59に固定された軸受58の内径孔に対して回転可能に支持されると共に、ロータボス55が締結されている。そしてロータボス55の上部にはポリゴンミラー52が搭載され、ポリゴンミラー52の上方にシャフト51に固定されたバネの位置決部材であるバネ用鋼63により軸方向上側の位置を規制されたミラー押えバネ62によりロータボス55側に押圧され固定されている。ポリゴンミラー52の側面には鏡面加工が施されている。そして、この鏡面加工されたミラー面は、光ビームの偏光走査を精度良く行うために、平面度が高精度に保たれている。
また、ロータボス55にはロータフレーム54が取り付けられ、ロータフレーム54の内周面にはロータマグネット53が固定されている。シャフト51のロータボス55が固定された側とは反対側の端部はR形状に加工されており、このR形状の先端部が軸受58の下端部側に固定されたスラストカバー60に保持されたスラスト板61により軸方向に支持されるピボット軸受を構成している。
そして、基板59にはロータマグネット53と対向した位置にステータコイル57が巻装されたステータコア56が配置されている。このステータコイル57に電流を流して、ロータマグネット53と前記ステータコア56との間で発生する吸引力と反発力によりポリゴンミラー52を回転させて光ビームを投射することにより偏光走査を行う。
特開2006−187970号公報
しかしながら、前記従来の構成では、バネの位置決部材をシャフトに固定する際にシャフトのR形状の先端部に応力が加わり歪みが生じ易い。シャフトのR形状の先端部に歪みが生じた場合、ピボット軸受の異常な磨耗あるいはシャフトのスリコギ運動等を生じ、寿命あるいは回転精度に重大な影響を及ぼす虞がある。又、バネの位置決部材がシャフトに精度よく直角に固定されない場合には、ミラー押えバネがシャフトに対して傾きを生じるためポリゴンミラーに対して均等な付勢力を与えられないのでポリゴンミラーがシャフトに対して特定の方向に偏って固定される。そして、ポリゴンミラーの偏芯は、ポリゴンミラースキャナモータのレーザースキャニング特性に大きな影響を及ぼすという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、ポリゴンミラーを固定する際にシャフトに外力が加わらず、また、常にポリゴンミラーに均等な力を作用させてポリゴンミラ
ーをシャフトに対して高い同芯精度を確保しながら固定できる構造を有するポリゴンミラースキャナモータを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のポリゴンミラースキャナモータは、ポリゴンミラーをマグネットの吸引力で固定するようにしたものである。
本発明のポリゴンミラースキャナモータによれば、ポリゴンミラーを固定する際にシャフトに外力が加わらないので、R形状の先端部に歪みが生じない。また、常にポリゴンミラーに均等な力を作用させてポリゴンミラーをシャフトに対して高い同芯精度を確保しながら固定できるという有利な効果が得られる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるポリゴンミラースキャナモータの要部断面図である。図1に示す要部以外は、図4に示す従来の技術と同様な構成であるので、省略している。また、図1において、図4と同じ構成要素については同じ符号を用いる。
シャフト51にはロータボス55が締結されている。また、ロータボス55にはロータフレーム54が取り付けられ、このロータフレーム54の内周面にはロータマグネット53が固定されている。そしてロータボス55の軸方向上側にはポリゴンミラー52が搭載されている。また、ロータボス55にはポリゴンミラー52を搭載する座面55aとポリゴンミラー52を挿入する円筒部55bが軸方向上側に突出して形成されている。ここで、ポリゴンミラー52のロータボス55側の底面とロータボス55の座面55aの内周面と円筒部55bの外周面との間に形成された円環状の領域内において、第1のマグネット11がポリゴンミラー52のロータボス55側の底面に、そして第2のマグネット12がロータボス55に、それぞれ互いが吸引する極性で対向して取り付けられている。ポリゴンミラー52は第1のマグネット11と第2のマグネット12の間に働く磁気吸引力により吸引され、ロータボス55に固定されている。
図2(a)は、本発明の実施の形態1における第1のマグネット11の、図2(b)は第2のマグネット12の平面図である。
図2(a)、(b)において、第1のマグネット11及び第2のマグネット12はそれぞれ外径及び内径の異なる円環形状に形成されている。
以下、図2(a)、(b)に記載される第1のマグネット11及び第2のマグネット12について説明する。
ここでは、図1に示されるポリゴンミラー52の底部に取り付けられるマグネットを第1のマグネット11、図1に記載されるロータボス55の座面55aの内周面と円筒部55bの外周面との間に形成された円環状の領域内に取り付けられるマグネットを第2のマグネット12とする。
第1のマグネット11の外径D1は、ポリゴンミラー52を座面55aに搭載する際に干渉しない様に、ロータボス55の座面55aの内径D3以下に設定されている。
又、第1のマグネット11の内径D2は、ロータボス55の円筒部55bに干渉しない様に円筒部55bの外径以上に設定されている。
そして、第2のマグネット12の外径d1は、第1のマグネット11の外径D1よりも小さく設定されている。
又、第2のマグネット12の内径d2は、第1のマグネット11の内径D2よりも小さく設定されている。
以下、図1に示されるポリゴンミラーの固定構造について説明する。
ポリゴンミラー52の底部に取り付けられた第1のマグネット11の磁極と第2のマグネット12の磁極は互いに吸引する向きに対向させて取り付けられている。そして、ポリゴンミラー52をポリゴンミラー52の底部が挿入方向となるように、ロータボス55の円筒部55bに挿入し、ロータボス55の座面55aに装着させる。このとき、第1のマグネット11と第2のマグネット12との互いの磁気吸引力で、ポリゴンミラー52をロータボス55の座面55aに固定することが可能となる。
このように、本発明の実施の形態では、シャフトに外力を加えることなく、容易にポリゴンミラーを組み付けることが可能となる。
さらに、ポリゴンミラー52の内径とロータボス55の円筒部55bとのクリアランスが生じた場合においても、第1のマグネット11及び第2のマグネット12は、それぞれ外径及び内径の異なる円環形状であるために、ロータボス55の中心に対して調芯する方向に吸引力が発生するので、ポリゴンミラー52の内径とロータボス55の円筒部55bとのクリアランスが周方向に均等となる様に調芯されるという効果を奏することができる。
なお、第1のマグネット11をロータボス55側に、第2のマグネット12をポリゴンミラー52の底部に取り付けても同様の効果を得ることが出来る。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるポリゴンミラースキャナモータの断面図である。
図3において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
ポリゴンミラー52の底部には、磁性材からなる円環形状のプレート21が取り付けられており、実施の形態1と同様に、ポリゴンミラー52はロータボス55の座面55aの内周面と円筒部55bの外周面との間に形成された円環状の領域に取り付けられた第2のマグネット12により吸引され、座面55aに装着されて固定されている。
上記実施の形態1と同様に、シャフトに外力を加えることなく、容易にポリゴンミラーを組み付けることが可能となり、また、ポリゴンミラー52の内径とロータボス55の円筒部55bとのクリアランスが周方向に均等となる様に調芯されるという効果を奏することができる。
加えて、本発明の実施の形態では、部品単価の安いマグネットで容易にポリゴンミラーを固定することが出来るため、総部品コストは図4に記載される従来のミラー押えバネ62とバネ用鋼63の組み合わせと比較し、約5%削減することが出来る。
又、図4に記載される従来の構造では、ミラー押えバネ62がシャフトに対して傾いて取り付けられる可能性が有り、ポリゴンミラー52を周方向に不均等に加圧することにより、鏡面加工されたミラー面の平面度を悪化させていたが、本発明の実施の形態では、ミラー面を不均等に加圧することなく、ポリゴンミラー52を固定することが可能であるため、ミラー平面度を悪化させることがない。
なお、ポリゴンミラースキャナモータは、高速で回転するため、ポリゴンミラー52に加わる遠心力以上の吸引力でポリゴンミラー52を固定するような磁気吸引力を発生する様に第1のマグネット11及び第2のマグネット12を選定する必要がある。
本発明にかかる、ポリゴンミラースキャナモータはポリゴンミラーを固定する際にシャフトに外力を加えることなく、ポリゴンミラーを均一な力によって固定することが可能になるので、レーザービームプリンタや複写機等の用途に有用である。
本発明の実施の形態1におけるポリゴンミラースキャナモータの要部断面図 (a)本発明の実施の形態1における第1のマグネットの平面図、(b)第2のマグネットの平面図 本発明の実施の形態2におけるポリゴンミラースキャナモータの要部断面図 従来のポリゴンミラースキャナモータの断面図
11 第1のマグネット
12 第2のマグネット
21 プレート
51 シャフト
52 ポリゴンミラー
53 ロータマグネット
54 ロータフレーム
55 ロータボス
55a 座面
55b 締結部
56 ステータコア
57 ステータコイル
58 軸受
59 基板
60 スラストカバー
61 スラスト板
62 ミラー押えバネ
63 バネ用鋼
D1、d1 マグネット外径
D2、d2 マグネット内径
D3 ロータボス座面の内径

Claims (3)

  1. 基板とこの基板に固定された軸受とこの軸受に支持されたシャフトとこのシャフトに締結されたロータボスとこのロータボスに取り付けられたロータフレームとこのロータフレームの内周面に固定されたロータマグネットとこのロータマグネットと対向して前記基板に取り付けられステータコイルが巻装されたステータコアと前記軸受の下端部側に固定されたスラストカバーとこのスラストカバーに保持されたスラスト板とを備え、前記シャフトの前記ロータボスが取り付けられた側とは反対側の端部はR形状に形成され、このR形状の先端部が前記軸受スラスト板により軸方向に支持されてピボット軸受を構成し、前記ロータボスの上部にはポリゴンミラーが搭載され、前記ロータボスには前記ポリゴンミラーを搭載する座面と前記ポリゴンミラーを挿入する円筒部が軸方向上側に突出して形成され、前記ポリゴンミラーの前記ロータボス側の底面と前記座面の内周面と前記円筒部の外周面との間に形成された円環状の領域内において、吸引マグネットを互いが吸引する極性で対向させるようにそれぞれ前記ポリゴンミラーの底面と前記ロータボスに取り付けたことを特徴とするポリゴンミラースキャナモータ。
  2. 吸引マグネットは、それぞれ双方が外径及び内径の異なる円環形状に形成された請求項1に記載のポリゴンミラースキャナモータ。
  3. 吸引マグネットは、回転体に加わる遠心力以上の力でポリゴンミラーを座面に押圧するような磁気吸引力を生じるように設定された請求項1もしくは請求項2のいずれか1項に記載のポリゴンミラースキャナモータ。
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