JP2010197045A - 電子式無力化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物または人間の標的を無力化するための、エアギャップを有する回路内で電極と標的とを通過する電流を供給する機構を得る。
【解決手段】電子式無力化装置(200)は標的の動物または人間との接触用の第1および第2の電極(E1、E2)を有する。電極を通り、かつ標的を通る電流を供給することによって標的を無力化する。適切な電流の流れを確実化するために、電極の配置に起因して存在し得るエアギャップを電離させるために相対的に短い時間について相対的に高い電圧を電極にかける。短い時間的期間の後、電極を通って流れる無力化電流を維持するためにさらに低い電圧が使用される。
【選択図】図2

Description

本発明は動物または人間の標的を無力化するための装置、および電極と標的との間のエアギャップを有する回路内で電極と標的を通過する電流を供給するための方法に関する。
最初のスタンガンは1960年代にJack Coverによって考案された。そのような先行技術のスタンガンは、標的を通って流れる電流が標的の神経筋肉系に妨害を与えるように一連の高電圧パルスを標的の皮膚に供給することによって標的を無力化する。低い電力システムは衝撃効果を生じさせる。高い電力システムは不随意筋収縮を生じさせる。スタンガンのような電子式無力化装置は2つの設計で作製されてきた。第1の設計は銃に固定された電極を有する。動作時に、使用者は標的に対する電極の直接接触を達成する。第2の設計は一対のダーツを発射することによって遠隔の標的に動作する。各々のダーツは電極を含み、それが通常では棘のある先端を有する。ダーツは標的の着ている衣服に係合するか、または標的の皮膚に係合するかのどちらかである。ほとんどのケースで、電極の一方もしくは両方が標的の皮膚を貫通せずに標的の衣服に接触するので、電極の一方もしくは両方と標的の皮膚との間に高インピーダンスのエアギャップが存在する。
従来式のスタンガン100は図1の機能ブロック図に従って導入されることが可能である。スタンガン100では、安全スイッチS1を閉じる操作がバッテリー102をマイクロプロセッサ回路124へと接続し、スタンガン100を「武装状態」および発砲設定に準備の整った状態にセットする。それに続いてトリガスイッチS2を閉じる操作は、マイクロプロセッサ124が高電圧電源104を作動させる原因となる。高電圧電源104は約2,000ボルトのパルス電圧を出力し、それがコンデンサ106を2,000ボルト電源出力電圧へと充電するように連結される。スパークギャップGAP1の電圧が空気の電離電圧を超えるとき、変圧器108の一次巻き線に比較的高い電圧が現れる。変圧器108はこの電圧を、電極E1とE2にまたがる約50,000ボルトへと昇圧し、インピーダンスZ1を有する負荷としてモデル化された標的でエアギャップGAPとGAP内の空気を電離させる。それにより、比較的高い電圧が負荷Z1に印加される。コンデンサ106の出力電圧は急速に低下するのでスパークギャップGAP1を流れる電流が減少し、スパークギャップ内の空気を脱イオン化させ、開回路インピーダンスを復旧させる。スパークギャップGAP1のこの「再開放」は電極E1とE2に供給される各出力パルスの終局を規定する。図1に例示されたタイプの通常のスタンガンは毎秒5から20パルスを作り出す。

アリゾナ州ScottsdaleのTaser International社は数年間、図1に例示されたタイプでTaser(登録商標)Model M18およびModel M26スタンガンで指定されるスタンガンを製造してきた。これらのような高出力スタンガンは、通常、約0.2から約0.88マイクロファラッドのキャパシタンスを有するエネルギー貯蔵用コンデンサ106を組み入れる。
皮製または布製のジャケットのような衣服を着ている可能性の高い標的を無力化することが望まれる。衣服は、標的の皮膚と電極との間に約0.6cm(0.25インチ)から約2.5cm(1インチ)のギャップを確立するように機能する。約50,000ボルトの出力電圧はこの長さのエアギャップを電離させ、標的内で筋肉収縮を誘発させるために充分な電流を支えるであろう。M18およびM26スタンガンのような高出力スタンガンで、離れたスタンガン出力電極間に流れる電流の大きさは数多くのグループの骨格筋を堅く収縮させることが可能である。人間の標的に関すると、スタンガンは標的に直立して平衡のとれた姿勢を維持する能力を喪失させる。結果として、標的は地面に倒れ、無力化される。
約50,000ボルトで、出力電極E1、E2と標的との間のGAPとGAPのうちの一方または両方にある空気が電離し、電極E1、E2を通って電流が流れ始める。電極E1、E2が高インピーダンスのエアギャップもしくはギャップではなく比較的低インピーダンスの負荷Z1を与えられるとき、スタンガンの出力電圧は大幅に低い電圧レベルへと降下するであろう。例えば、人間の標的およびプローブからプローブまで約25cm(10インチ)の分離距離を伴なうと、モデルM26スタンガンの出力電圧は約55,000ボルトから約5,000ボルトへと降下する可能性が高い。従来式のスタンガンは極めて高く無限大に近いインピーダンスのエアギャップの電気アークを堅実に作り出すための単一のモードだけで動作するように調整されているので、そのようなスタンガンはこの急速な電圧降下を示す。標的に電極およびエアギャップもしくはギャップを通過する低インピーダンス回路が形成されるとその後に、スタンガンの実効負荷インピーダンスは標的のインピーダンスである1,000オームまたはそれ未満に向かって減少する。通常の人間被験者は約200オームの負荷インピーダンスを提示する可能性が高い。
従来式のスタンガンは、標的で1つまたは複数の極めて高いインピーダンスのエアギャップの電離を引き起こす能力を有するようにやむを得ず設計されてきた。結果として、そのようなスタンガンは約50,000から約60,000ボルトの出力を作り出すように設計されてきた。電離の後にギャップのインピーダンスは極めて低いレベルへと下げられるが、それでもまだスタンガンは同じモードで動作し続け、今では極めて低いインピーダンスである標的に電流または電荷を供給する。その結果、上記で検討した従来式の高出力で高電圧のスタンガン100は比較的非効率的に動作し、相対的に高いバッテリー電力消費で相対的に低い電気−筋肉効果を生じる。
M26スタンガンはコンデンサ106で測定されるとき、約26ワットの出力電力を供給する。高電圧電源の非効率のせいで、バッテリーは毎秒15パルスのパルス繰り返し数で約35ワットを供給する。高電圧で高電力の出力信号を発生する必要条件のせいで、M26スタンガンは相対的に大型で相対的に重い8AAセルのバッテリーパック102を必要とする。付け加えると、M26スタンガンの電力発生用ソリッドステート部品104、コンデンサ106、昇圧用変圧器108、および変圧器108の一次側にある関連部品類はは比較的大電流かつ高電圧(2,000ボルト)で動作しなければならず、変圧器108の二次側の部品類はさらに高い電圧(50,000ボルト)への繰り返し暴露で動作しなければならない。
本発明の装置および方法を伴なわないと、電子式無力化装置を製造し、動作させるコストは法的処置および個人の安全のためのこれらの武器の広範な用途を制限するであろう。
標的を無力化するための本発明の様々な態様による電子式無力化装置は標的上で第1および第2の離れた接触先端を確立するための第1および第2の電極と、標的上で第1および第2の接触先端間に供給される出力電圧を発生し、一方の電極で正の電位、他方の電極で負の電位を発生するための高電圧電源を有する。
本発明の様々な態様による標的の無力化のための方法は、標的でエアギャップを電離させるために第1の貯蔵エネルギー装置から標的へと第1の信号を供給する工程、およびギャップを通過し、標的を通過する電流を持続するために第2の貯蔵エネルギー装置から標的へと第2の信号を供給する工程を含む。
本発明の様々な態様による標的の無力化のための装置は、標的でエアギャップを電離させるために第1の貯蔵エネルギー装置から標的へと第1の信号を供給するための回路、およびギャップを通過し、標的を通過する電流を持続するために第2の貯蔵エネルギー装置から標的へと第2の信号を供給するための回路を有する。
バッテリーによって動作させられる装置のためにバッテリーの容量をモニタするための本発明の様々な態様による方法は、装置の複数のモードのうちの動作しているモードをモニタする工程、本来のバッテリー容量の目印と、複数のうちの各動作モードに付随するバッテリー容量消費の率の目印を保存する工程、および消費されるバッテリー容量を、動作モードモニタ手段、動作時間モニタ手段、およびメモリから受け取るデータに基づいて計算する工程を含む。
装置のための、本発明の様々な態様による保証情報システムは、保証の持続時間の目印を保存するための回路、保証に関して開始時間を保存するための回路、および装置を動作させるために電力を供給するための回路を有する。本システムはさらに、オペレータが取り替え可能な装置の部品として供給されることが可能であり、取り替えシステムは延長された保証を容易にする。
保証によって守られる装置のプロセッサへと保証情報を提供するための本発明の様々な態様による方法は、保証の持続時間の目印を保存する工程、保証に関して開始時間を保存する工程、および装置を動作させるために電力を供給する工程を含む。本方法はさらに、オペレータが取り替え可能な装置の部品として取り替えモジュールを供給する工程を含むことが可能であり、それが目印の保存、開始時間の保存、電力の供給、それによる延長保証の容易化を実行する。
本発明のシステムおよび方法が図面を参照しながら説明されるであろうが、ここでは類似した番号は類似した素子を示す。
先行技術のスタンガンを示す機能ブロック図である。 本発明の様々な態様による電子式無力化装置を示す機能ブロック図である。 図2の回路部分201の一般化した出力電圧波形を例示するグラフである。 図2の回路部分203の一般化した出力電圧波形を例示するグラフである。 電子式無力化装置の出力電極のうちの一方E1と標的上でそれから間隔を置いた場所E3との間に存在し得る高インピーダンスのエアギャップを例示する図である。 電離後の図5のエアギャップを例示する図である。 図3および4の時間的期間中の図5及び6のエアギャップGAPAのインピーダンスを例示する図である。 図2の装置に関して電圧vs.時間を示す図である。 図2の装置に関して電圧vs.時間を示す図である。 図9の2つの出力パルスの配列に関して時間を示す図である。 本発明の様々な態様による別の電子式無力化装置を示す機能ブロック図である。 本発明の様々な態様によるさらに別の電子式無力化装置を示す機能ブロック図である。 時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 時時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 時間T0〜T3の間の図12のコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)間の電圧を例示するタイミング図である。 図13〜18の時間的期間中のGAP1およびGAP2の実効インピーダンスを示す表である。 図2の回路部分201および203の別の代替選択肢の導入例を示す機能ブロック図である。 図12の制御器1214を示す概略図である。 図12の電源1201を示す概略図である。 図12の装置の回路の他の部分を示す概略図である。 図12の装置の回路の他の部分を示す概略図である。 図23Bの回路に関して代替選択肢となる回路を示す概略図である。 バッター電力消費を示す表である。
本発明の様々な態様による電子式無力化装置は動物または人(例えば標的)を一時的に無力化し、装置からの電流が標的を通り抜けている間はある程度標的を動けなくし、および/または無力化することが可能である。例えば、図2の電子式無力化装置200は電源202、第1および第2のエネルギー貯蔵用コンデンサ204および210、および各々がSPSTスイッチとして動作し、かつ2つのエネルギー貯蔵用コンデンサを下流の回路素子へと選択的に接続することに役立つスイッチS1およびS2を有する。本明細書で検討されるようなコンデンサを導入するためにいずれかの数の並列もしくは直列接続の物理的コンデンサが使用されることが可能である。スイッチは、スパークギャップおよび/または電子スイッチ(例えばトランジスタ)といったいずれかの従来式の方式で導入されることが可能である。コンデンサ204はスイッチS1によって選択的に電圧増倍器208へと接続され、電圧増倍器208が第1および第2の電極E1およびE2へと連結される。電極は固定されることが可能であり、あるいは上記で検討したようにダーツの中に導入されることが可能である。コンデンサ204および210もやはり共通の導体(回路接地)を通して電極E2へと連結される。
トリガ216(例えば銃の引き金に類似したスイッチ)は、スイッチS1 206およびS2 212のタイミングおよび閉操作を制御するスイッチ制御器214を制御する。

装置200の動作によって供給され、電極E1とE2間の出力電圧VOUTは2つの回路部分201および203の各々によって供給される電圧の重ね合わせである。動作では、時間T0に電源202が作動させられる。時間間隔T0〜T1の間にコンデンサ204および210が充電される。図3の時間T1に、スイッチ制御器214がスイッチS1を閉じることでコンデンサ204を電圧増倍器208へと連結する。図3はVOUTを期間T1からT2までの間の相対的に高い電圧として示している。
図5に例示された仮定の状況では、電極E1と標的の接触点E3との間に高インピーダンスのエアギャップが存在し、電極E2と標的の接触点E4との間に皮膚接触が存在する。皮膚接触は低い(例えばゼロに近い)インピーダンスを与える。接触点E3およびE4は上記で検討したように標的上で間隔を置かれている。抵抗器とZLOADの記号は標的内部の抵抗を表し、通常では1,000オーム未満であり、通常の人間の標的では約200オームである可能性が高い。
E1からE3に渡ってギャップGAPにVHIGH電圧を印加する操作はギャップ内の空気を電離させてアークを形成する。その結果、GAPのインピーダンスは図7のように無限大近い量からゼロに近い量へと降下し、図6のような回路構成を作り出す。E1からE3へのこの低インピーダンスの電離した経路がVHIGH出力信号の短い持続時間の印加によって確立された後、図4の期間T2からT3への間にスイッチ制御器214がスイッチS1を開き、スイッチS2を閉じることで例示されるようにコンデンサ210を電極E1およびE2へと連結する。コンデンサ210は電離を持続させ、有意の追加的時間間隔に関してGAPのアークを維持する。これが続くと、間隔T2からT3の間のコンデンサ210の低電圧の放電が標的を通過させて多量の電荷を移動させることで標的を無力化する。標的を通過するコンデンサ210の継続した放電はコンデンサ210に貯蔵された電荷を結局は使い果たし、最終的に出力電圧をGAP内で電離がもはや支えられない電圧へと降下させるであろう。その後、GAPは非イオン化状態の高インピーダンス状態に戻り、標的を通過して流れる電流を停止させるであろう。図8および9は時間T0〜T3に関して電極間の電圧を例示している。
スイッチ制御器214は予め決められた時間的期間についてスイッチS1を閉じ、その後、予め決められた時間的期間についてスイッチS2を閉じるようにプログラムされることが可能である。
間隔T3からT4の間では、工場で設定したパルス繰り返し数を維持するために電源202は無効にされる。図9および10のタイミング図に例示されるように、この工場設定のパルス繰り返し数はT0からT4の時間的間隔全体、および時間T0からT4にそれぞれ対応する時間T4からT8のようなその繰り返しを規定する。マイクロプロセッサによって実行されるタイミング制御回路はT3からT4の時間的期間の間でスイッチS1およびS2を開状態に維持し、所望のT0からT4の時間的期間が完了するときまで電源を無効にする。時間T4で、コンデンサ204および210を電源出力電圧に再充電するために電源が再び作動させられるであろう。
別の代替選択肢の実施例では、間隔T2からT3への持続時間が延長されることが可能である。例えば、図11の電子式無力化装置1100は上述の部品類を有し、さらに第3のコンデンサ1118およびダイオードD1を有する。高電圧電源1102が並列のコンデンサ1110および1118を充電する。コンデンサ1102の第2の端子が接地電位に接続される一方で、コンデンサ1118の第2の端子はダイオードD1を通して接地電位へと戻される。
図12の他の電子式無力化装置1200は、図11の機能ブロック図を参照して上記で検討された装置1100の機能の実施例である。装置1200では、高電圧電源1202は等しい出力電圧性能の2つの出力を供給する。各々の出力は、コンデンサ1204と1218(機能で上述の第1と第3のコンデンサに相当する)に電流I1を、コンデンサ1210(機能で上述の第2のコンデンサに相当する)に電流I2を供給する。高電圧電源1202の第1の電圧出力はまた、2,000ボルトのスパークギャップであるGAP1、および一次対二次巻き線の昇圧比1から25を有する出力変圧器1208の一次巻き線へも接続される。コンデンサ1210の第2の端子は接地電位へと接続され、その一方でコンデンサ1218の第2の端子は抵抗器R1を通して接地電位へと戻される。高電圧電源1202の第2の電圧出力もやはり3,000ボルトのスパークギャップであるGAP2へと接続される。
スパークギャップGAP1およびGAP2は1から25の昇圧比を有する変圧器1208の一次巻き線および二次巻き線にそれぞれ直列である。
装置1200では、安全スイッチS1を閉じる操作が高電圧電源1202の動作を有効化し、機器構成を動作させるための待ち受け/準備完了状態に装置1200を設定する。トリガスイッチS2を閉じる操作は、マイクロプロセッサ1224が高電圧電源1202に作動信号を行使する状態を生じさせる。それに応答して、電源1202はコンデンサ1204と1218を充電する電流I1およびコンデンサ1210を充電する電流I2を流し始める。このコンデンサ充電時間間隔がここで、図13から18の電圧vs.時間のグラフを参照しながらさらに述べられるであろう。
T0からT1の間隔の中で、高電圧電源1202からの出力に応答してコンデンサ1204(C1)、1210(C2)、および1218(C3)は電圧ゼロから約2,000ボルトへと充電される。スパークギャップGAP1およびGAP2は無限大に近いインピーダンスで開いた状態を保っている。時間T1に、コンデンサC1およびC3の電圧はGAP1の破壊定格である2,000ボルトに近くなる。スパークギャップGAP1の破壊電圧で、GAP1にアークが形成され、GAP1のインピーダンスはゼロに近い量へと降下するであろう。この降下は図13〜16の時間T1に始まる。時間T1の開始時に、コンデンサC1が変圧器1208の一次巻き線を通じて放電を開始するであろう。変圧器1208の動作によって電極E1とE2間の電圧は図16に示されるように−50,000ボルトへと急速に低下する。コンデンサC1の電圧(図15)は約2,000ボルトから相対的に緩やかに低下し、その一方でスパークギャップGAP2の電圧はGAP2の破壊電圧に向かって相対的に緩やかに上昇する(図16)。
装置1200は出力電極E1とE2間の出力信号VOUTを供給する2つのモードを示す。第1の動作モードでは、GAP内の空気を電離させるためにT1からT2の時間的間隔の間にコンデンサC1によって供給されるエネルギーを伴なって相対的に高い電圧が供給される。第2の動作モードでは、T2からT3の時間的間隔の間にコンデンサC2およびC3によって供給されるエネルギーを伴なって相対的に低い電圧が供給される。T1からT2への間隔の終わりに、スパークギャップGAP2とGAPが低い(ゼロに近い)インピーダンスで導通するので、装置1200は動作の第2のモードでの動作を開始する。スパークギャップGAP2とGAP内の空気は時間T2に電離させられ、電極E1とE2、および相対的に低いインピーダンスの標的の負荷を通してコンデンサC2とC3が放電することを可能にする。図17に例示されるように、コンデンサC1は時間がT2に近づくにつれてゼロに近い量へと放電している。スパークギャップGAP2が開いているのでコンデンサC1がT2の前に放電することはない。T2からT3への時間的間隔の間に、コンデンサC2とC3間の電圧はゼロへと低下するが、なぜならばこれらのコンデンサは出力端子E1とE2間に見られる低いインピーダンス(標的のみ)の負荷を通じて放電するからである。
図18はT2からT3への時間間隔中にGAP2の電圧、および電極E1およびE2間の電圧を提示している。T2からT3への間隔の間のうちの大部分で、電極E1およびE2間の電圧は約2,000ボルトよりも小さい絶対値を有する。
本発明の様々な態様による電子式無力化装置では、コンデンサC1は約0.14マイクロファラッドを供給し、T1からT2への時間間隔約1.5マイクロ秒の間に放電することが可能である。コンデンサC2およびC3はそれぞれ約0.02マイクロファラッドを供給し、T2からT3への時間間隔約50マイクロ秒の間に放電することが可能である。
他の実施例では、T1からT2への間隔の持続時間について他の持続時間が使用される。この持続時間は約1.5から約0.5マイクロ秒の範囲にあることが可能である。
他の実施例では、T2からT3への間隔の持続時間について他の持続時間が使用される。この持続時間は約20から約200マイクロ秒の範囲にあることが可能である。
T0からT1への間隔の持続時間は、装置1200を動作させるために充分な電流を供給しながらその一方でコンデンサC1、C2、およびC3を充電する電源1201の能力に応じて決まる。例えば、一部放電したバッテリーによる回路動作と比較すると、新品のバッテリー1201はT0からT1への時間間隔を短縮することが可能である。低温の周囲環境温度での装置1200の動作はバッテリー容量を低下させる可能性が高く、T0からT1への間隔を増加させる可能性もやはり高い。
図9および10を参照しながら検討したように予め決められたパルス繰り返し数で、上記で検討したように電子式無力化装置を操作することは大いに望ましい。1つの実施例では、制御器1214は本発明の様々な態様による方法を実行するようにプログラムされた従来式のマイクロプロセッサ回路を有する。本発明の様々な態様によると、制御器1214はデジタルパルス制御間隔の持続時間(図10)を制御し、その結果、サイクルの持続時間(図10のTAおよびTB)を制御するためにフィードバック信号に従って作動信号を高電圧電源1202に供給する。デジタルパルス制御間隔は上記で検討したT3からT4への間隔に相当する。
例えば、図12の制御器1214はマイクロプロセッサ1224、およびフィードバック信号調整回路1222を有する。マイクロプロセッサ1224は高電圧電源1202からフィードバック信号調整回路1222を経由してフィードバック信号を受け取る。フィードバック信号調整回路はフィードバック信号に応答して状態信号をマイクロプロセッサ1224に供給する。マイクロプロセッサ1224は図4、7、8、9、10、17、および18に例示されるように時間T3に到達したときを検出する。動作サイクルの開始時間T0は知られているので、時間T3から予め設定されたパルス繰り返し数が実行されるために充分な時間(例えばT3からT4)までマイクロプロセッサは高電圧電源を遮断状態または無効化された動作モードに維持するであろう。T3からT4への間隔の持続時間は他の間隔を補償するために変わることが可能であるが、マイクロプロセッサは予め設定されたパルス繰り返し数を達成するようにT0からT4への時間間隔を維持する。
「Gap On/Off Timing」という表題の図19の表は4つの関連する動作時間間隔の中でのGAP1およびGAP2の構造の単純化された要約を表している。「off」構造は高インピーダンスの非電離のスパークギャップの状態を表し、「on」構造は電離した状態を表し、スパークギャップ破壊電圧が達成されている。
変更例の装置の行例では、従来式の絶縁材料を使用する小型の電子式無力化装置の設計を容易にするために装置内の電圧が下げられる。例えば、ある実施例は各々が出力電圧の半分を供給する二重の出力を有する電圧増倍器を使用することが可能である。その後、電極E1およびE2間の電圧が二重出力電圧の合計にされることが可能である。例えば、図20の電圧増倍回路2000は1つの一次巻き線、およびセンタータップ引き出し型または2つの分離型の二次巻き線を有する変圧器2008を有する。一次巻き線から二次巻き線への昇圧比は1対12.5である。それでも変圧器2008は約2,000ボルトの電源から約50,000ボルトの出力信号を発生させるために25対1の昇圧比を達成するという目標を成し遂げる。この二重二次型変圧器構造の1つの利点は、各々の二次巻き線に加えられる最大電圧が1つの二次巻き線を使用する設計と比べて50%削減されることである。そのような削減された二次巻き線動作電位は所定量の変圧器の絶縁でさらに高い出力電圧を達成するため、または出力変圧器の素子にさらに小さい高電圧ストレスを設定するために要求される可能性が高い。
上記で検討したようなTaser M26スタンガンによって代表される従来式のスタンガンと比較して、本発明の様々な態様による電子式無力化装置を使用することによって大幅で目覚しい恩典が達成されることが可能である。例えば、M26スタンガンは約0.88マイクロファラッドの単一のエネルギー貯蔵用コンデンサを利用する。2,000ボルトに充電されたとき、そのコンデンサは約1.76ジュールのエネルギーを貯蔵し、その後、各々の出力パルスの中で放電する。毎秒15パルスの標準的なパルス繰り返し数および1パルス当たり1.76ジュールに関すると、M26スタンガンは約35ワットの入力電力を必要とし、それは前に説明されたように、8連接続のAAアルカリ電池セルを利用する大型で比較的重いバッテリー電源によって供給されなければならない。
本発明の様々な態様による電子式無力化装置は次のようなキャパシタンス、すなわちC1で約0.07マイクロファラッドおよびC2で約0.01マイクロファラッドを有するコンデンサを使用することが可能である。C1とC2のキャパシタンスの合計は約0.08マイクロファラッドである。C1とC2に関してこれらの値を使用する電子式無力化装置200はこれらのコンデンサに貯蔵されるエネルギー約0.16ジュールから各々の出力パルスを供給する。毎秒約15パルスのパルス繰り返し数で、これら2つのコンデンサは約2.4ワットのバッテリー電力をコンデンサで消費し、バッテリーではおよそ3.5から4ワットである。結果として、バッテリーは単一のAAサイズのバッテリーであることが可能である。この電子式無力化装置は上記で検討されたM26スタンガンと比較して電力消費で90%の削減を達成する。
本発明の様々な態様による電子式無力化装置は図3および4に例示されるように時系列的に並べられ、整形された出力波形を発生する。この出力波形は2つの異なる負荷構造に対応し、T1からT2への第1の動作間隔の高インピーダンスの間の相対的に高い電圧出力の動作モード、およびT2からT3への第2の動作間隔の低インピーダンスの間の相対的に低い電圧出力の動作モードを与えられる。
追加的な恩典として、回路素子は一層低い電力レベルおよび一層低い電圧レベルで動作し、その結果、さらに信頼性のある回路動作につながる。さらに、そのような電子式無力化装置は物理的にはるかに小型の設計で梱包されることが可能である。本発明の様々な態様によるスタンガンの実験用プロトタイプの実施形態では、M26スタンガンのサイズと比べてプロトタイプのサイズは約50%小さくされ、重量は約60%削減される。
本発明の他の態様によると、バッテリー容量が制御器によって推測される。さらに、バッテリー容量の読み出し値がユーザへと提供されることが可能である。ほとんどの電子装置では、残りのバッテリー容量は動作中のバッテリー電圧を測定するか、またはバッテリーの放電電流を経時的に積算するかのどちらかによって推測されることが可能である。上記で検討したいくつかの動作モードに起因して、先行技術のバッテリー管理は信頼性のない結果を生じる。周囲環境温度がバッテリー容量に強く影響を及ぼし、かつ電子式無力化装置が広範な周囲環境温度で必要とされるので、温度補償されていない先行技術のバッテリー容量推測方法はさらに信頼性のない結果を生じる。
本発明の様々な態様による電子式無力化装置(例えば図12、21〜24)のバッテリー電力消費(例えば、図25)は次のように動作モードで変わる。1つの実施例では、本装置は上記で検討した素子に加えてリアルタイムクロック、レーザ、および投光器具を有する。リアルタイムクロックは約3.5マイクロアンペアの電流を消費する可能性が高い。システムの安全スイッチS1が武装状態にされれば、ここで作動するマイクロプロセッサとそのクロックは約4ミリアンペアの電流を消費する可能性が高い。有効化され、かつ安全スイッチが武装状態にされれば、レーザ目標照射器は約11ミリアンペアの電流を消費する可能性がある。有効化され、かつ安全スイッチが武装状態にされれば、前方を向いた低強度の2連白色LED投光器具は約63ミリアンペアの電流を消費する可能性が高い。安全スイッチが武装状態にされ、かつ引き金スイッチS2が引かれると、本装置は約3から約4アンペア電流を消費するであろう。したがって、最小から最大の電流消費は約1,000,000対1の比で変わるであろう。
さらに事態を複雑にするが、システムのバッテリーモジュール内に詰められたリチウム電池の容量は動作温度範囲全体にわたって大幅に変化し得る。−20℃で、このバッテリーモジュールは約100回の5秒放電サイクルを供給することが可能である。+30℃では、このバッテリーモジュールは約350回の5秒放電サイクルを供給することが可能である。
最も温暖から最も寒冷の動作温度範囲、および最小から最大のバッテリー電流消費機能で、バッテリーの寿命は約5,000,000から1で変化する。
本発明の様々な態様によるバッテリー容量査定システムは、様々な負荷の下でかつ様々な温度条件下での臨界バッテリーパラメータの実験室測定に基づいて残りのバッテリー容量を推測する。これらの測定されたバッテリー容量パラメータは各々のバッテリーモジュールと共に含まれる電子式不揮発性メモリ装置内に一覧表として電子式に保存される(図22)。図21および22に例示されるように、適切なデータインターフェースの接触はマイクロプロセッサがバッテリーモジュール2200内に電子式に保存された一覧表と通信することを可能にし、それにより、バッテリー(2202および2204)の残りの容量を推測する。内蔵型電子式不揮発性メモリを備えたバッテリーモジュール2200はDigital Power Magazine(DPM)または単純にシステム・バッテリーモジュールと称されることが可能である。
バッテリーモジュールに関してデータ表を作成するために必要とされるデータは、各々の温度区間でバッテリー性能と寿命を記録しながらその一方で、選択された温度で電子式無力化装置を動作させることによって収集された。
結果として得られたバッテリー容量測定値が集められ、図25に例示されるタイプの集計表へと体系化された。各システム特徴に関するバッテリー放電量のパラメータが計算され、その特徴の実用に合った動作条件に基づいてマイクロアンペア・アワー(μAH)で標準の放電量値へと変換された。例えば、クロックを活動させ続けるために必要とされるバッテリー放電量は、クロックを約24時間活動させ続けるために必要とされる電流を合計してμAHの数字で表される。マイクロプロセッサ、前向き投光器具、およびレーザ目標照射器に1秒間電源を入れるためのバッテリー放電量は別々の表記入事項によってμAHの値で表される。発砲モードで銃を動作させるために必要とされるバッテリー放電量は単一の電力出力パルスを発射するために必要なバッテリー放電量のμAHの数字によって表される。
要求されるすべての温度での動作を可能にするために、バッテリー放電および残りのバッテリー容量の追跡をし続けながら各々の温度増分で合計の利用可能なバッテリー容量が測定された。正規化された100%のバッテリー容量値を表すために25℃(周囲環境)でのμAHによるバッテリー容量が表の中にプログラムされた。25℃での総計(100%)のバッテリー容量の数字と調和するように他の温度でのバッテリー表放電量の数字が調節された。例えば、−20℃での合計のバッテリー容量は25℃でのバッテリー容量の約35%と測定されたので−20℃でのμAHの数字は1/0.35で増倍された。
使用されたバッテリー容量の追跡を続けるために上記で検討された表のためのメモリ内の追加的な場所(図25に示されていない)がマイクロプロセッサによって使用される。安全選択器が「武装状態」の位置に留まっている場合、この数字(すなわち使用されたバッテリー容量)は約1秒毎に更新され、安全選択器が「安全状態」の位置に留まっている場合、約24時間毎に更新される。残りのバッテリー容量のパーセンテージはこの数字を合計バッテリー容量で除算することによって算出される。本装置は残りのバッテリー容量のこのパーセントを、装置が武装状態にされる度に2桁のCentral Information Display(CID)に2秒間表示する。
以下に続く検討の中で、装置2300はモデルX26と称される。
図22はX26のバッテリーモジュールの内側に配置された電子回路を例示している。図22の概略図に例示されるように、取り外し可能なバッテリーモジュールは2連接続された3ボルトのCR123リチウム電池および不揮発性メモリ装置を有する。この不揮発性メモリ装置は128Kビットのデータストレージを有する24AA128フラッシュメモリの形をとることが可能である。図21および22に示されるように、X26システムのマイクロプロセッサとバッテリーモジュールの間の電気的なデータインターフェースは6ピンのジャックJP1によって確立され、データ伝送目的のための2線のICシリアルバスを提供する。
スタンガン用のバッテリー励起電源の残りの容量をモニタする工程に関連付けてバッテリー容量のモニタリング装置および方法論が述べられてきたが、この考案の特徴は携帯電話器、ビデオカメラ、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、およびPDAといった、マイクロプロセッサを有するバッテリー電源式のどのような電子装置にも容易に応用されることが可能である。これらの部類の電子装置の各々は様々な異なる動作モードの中で頻繁にモード変更を行い、各々の動作モードが異なるレベルのバッテリー電力を消費する。例えば、携帯電話器は次の異なる電力消費モード、すなわち(1)電源オフ/マイクロプロセッサのクロックオンのモード、(2)電源オン、スタンバイ/待ち受けモード、(3)電話着呼を受信し、かつ受信音声入力信号を増幅するモード、(4)約600ミリワットのRFパワー出力を発生させる送信モード、(5)着呼に応答して作動する呼び出し信号モード、(6)バックライト点灯モードで選択的に動作する。
携帯電話器の実施形態で本発明を実行するために、図22の電気的概略図に例示されるそれと同様のバッテリーモジュールが設けられるであろう。そのモジュールは図25を参照して上記で検討されたタイプのバッテリー消耗の表を受け取って保存するために図22の参照記号U1で指定される素子のような記憶装置を有するであろう。そのとき携帯電話器のマイクロプロセッサは電源投入時またはユーザが選択可能な要求に応答したときのどちらかでバッテリーモジュール内の残りのバッテリー容量もしくは使用された容量のパーセントを読み出して表示するようにプログラムされることが可能である。
同様の分析法と恩典が他の用途への本発明のバッテリー容量モニタの応用法に当てはまり、例えばラップトップコンピュータであってそれは次の異なるバッテリー電力消費モード、すなわち(1)CPUはオンであるがスタンバイの電力節約で動作するモード、(2)CPUが通常モードで動作しており、ハードドライブが「オン」の構造にあるモード、(3)CPUが通常モードで動作しており、ハードドライブが「オフ」の構造にあるモード、(4)CPUが「オン」であり、LCD画面もやはり「オン」の完全に照明されるモード、(5)CPUが通常通り動作しており、LCD画面が「オフ」の電力節約構造へと切り換えられるモード、(6)モデムオン/モデムオフのモード、(7)DVDまたはCD ROMドライブといった光ドライブが再生で動作するモード、(8)DVDまたはCD ROMドライブといった光ドライブが記録または書き込みを行うモード、および(9)オーディオ出力信号を伴なわない動作とは反対にラップトップのオーディオシステムが可聴出力を発生するモードの間で選択的に切り換わる。
上記で扱ったケースの各々で、各々の個別動作素子の電力消費量に基づいて、各々の異なる電力消費モードに関してバッテリー容量の表が較正されるであろう。バッテリー容量はまた、特定の数の異なる周囲温度動作範囲についても定量化されるであろう。
製造業者の保証の残りの時間を追跡する方法、ならびに満了日付けを更新し、延長する方法が本発明の様々な態様に従って導入されることが可能である。本発明のX26システムの実施形態は10年よりもはるかに長い間、内部のクロックに電力供給するために充分なバッテリー容量を有する内蔵バッテリーモジュール(DPM)を備えて工場から出荷される。内部クロックは工場でグリニッジ標準時(GMT)に設定される。X26システムが出荷のために工場で梱包された後の約24時間以上経過して生じる最初の引き金操作で始まって、内蔵のX26システム保証追跡装置が工場で設定された保証の期間もしくは持続時間をカウントダウンし始める。
バッテリーモジュールがX26システムから取り外され、1秒以上の後に入れ換えられるときはいつでも、X26システムは初期化手順を実行するであろう。その手順の間、2桁のLEDのCentral Information Display(CID)が次のデータ、すなわち(1)書式YY/MM/DDで保証満了日付けを表す2桁の数の第1の3セット、(2)YY/MM/DDで表示される現在の日付け、(3)XXで表示される摂氏での内部温度(負の数字は数字を点滅させることによって表される)、および(4)XXで表示されるソフトウェアの改訂を表す一連の2桁の数字を順々に読み出す。
システムの保証はインターネットを経由した通信、または交換用バッテリーモジュールの購入によって延長されることが可能である。X26システムはUSBデータインターフェースモジュール付属品を含み、これはX26システムのバッテリーモジュール12用のレセプタクルの形状に物理的に適合している。このUSBデータモジュールはX26システムのバッテリーモジュールのレセプタクルに挿入されることが可能であり、X26システムのバッテリーモジュールのハウジングの内側に配置されたジャックJP1に適合した電気接点のセットを有する。このUSBインターフェースモジュールはコンピュータのUSBポートへと電気的に接続されることが可能であり、それがジャックJP1を介してX26システムに電力を供給する。普通ではUSBインターフェースはX26システムから発砲データをダウンロードするために使用されるが、保証期間を延長するため、または新たなソフトウェアをX26のマイクロプロセッサシステムにダウンロードするために使用されることもやはり可能である。保証を更新するために、ユーザはX26のバッテリーモジュールを取り外し、USBモジュールを挿入し、インターネットを有効化されたコンピュータにUSBケーブルを接続し、www.Taser.comのウェブサイトに行き、ダウンロードX26システム保証延長の命令に従い、望まれる延長保証期間についてクレジットカードによって料金を支払う。
場合によっては、システムの保証はX26マイクロプロセッサに保存された保証満了データを再プログラムするために必要なソフトウェアとデータを有する特別にプログラムされたバッテリーモジュールを工場から購入することによって延長されることもやはり可能である。この保証延長バッテリーモジュールがX26システムのバッテリーレセプタクルに挿入される。もしもX26システムの保証期間がまだ満了していなかった場合、X26のマイクロプロセッサに移されるデータは延長保証バッテリーモジュールに予めプログラムされた期間で現在の保証満了日付けを引き延ばすであろう。いったん延長保証満了日付けがX26システム内に保存されたならば、マイクロプロセッサはバッテリー挿入初期化手順を開始し、それから新たな保証満了日付けを表示するであろう。1つのX26システムだけの保証を延長するため、または警察署全体で使用されるX26システムに関して保証を延長するために必要とされ得るように多数のシステムについて保証の延長を供給するためのどちらかで様々な異なる保証延長モジュールが提供されることが可能である。保証延長モジュールが1つの保証延長だけを含む場合、X26のマイクロプロセッサはモジュール内の保証更新データをゼロにリセットするであろう。保証延長操作の前または後のどちらかで、このモジュールは標準のバッテリーモジュールとして機能することが可能である。X26システムは保証延長モジュールが武器の中に挿入される度に1つの保証延長、例えば1年の延長を受けるようにプログラムされることが可能である。
本発明の保証の構成/保証延長の特徴はまた、取り外し可能なバッテリーを有するいずれのマイクロプロセッサベースの電子装置もしくはシステムにも使用されるように容易に構成されることが可能である。例えば、取り外し可能なバッテリーモジュールを有する携帯電話器に応用されるとき、携帯電話器のマイクロプロセッサシステムとのインターフェースをとるために図22の電気的概略図に例示されたそれに類似した回路が携帯電話器のバッテリーモジュール内に設けられることが可能である。本発明のX26システムのケースと同様に、携帯電話器は本来、最終ユーザ/顧客によって携帯電話器が電源投入された初期の時間に予め決められた持続時間の装置保証を反映するように工場でプログラムされるであろう。携帯電話器のマイクロプロセッサ内の保証満了日付けを再プログラムするために適したデータを含む、特別に構成された携帯電話器用交換バッテリーを購入することによって、顧客は容易に携帯電話器のバッテリーを交換しながら同時にシステムの保証を更新することが可能である。
場合によっては、本発明の保証延長特徴を組み入れる電子装置の購入者はBest BuyまたはCircuit Cityのような小売店に返送し、保証延長を購入し、その小売業者で代理人によって延長されたオンボードのシステム保証を得ることが可能である。この保証延長は、小売業者によってOEM業者から購入された特定の数の保証延長を組み入れたマスターバッテリーモジュールを一時的に挿入することによって実行されることが可能である。場合によっては、小売業者は顧客の携帯電話器にUSBインターフェースモジュールを取り付けることが可能であり、業者のコンピュータシステムから直接保証延長を提供するかまたはOEM業者のウェブサイトで供給されるデータによって提供するかのどちらかが可能である。
携帯電話器およびビデオカメラのケースのような再充電可能なバッテリー電源を利用する電子装置については、再充電不可能なバッテリーモジュールを通常利用する上述のシステムよりもバッテリーの電流枯渇が生じる頻度が少ない。そのような再充電可能なバッテリー用途については、末端ユーザ/顧客は保証更新データを有する交換用再充電可能バッテリーモジュールを購入すると同時に顧客の元々の再充電可能バッテリーと引き換えることが可能である。
本発明の保証延長特徴のさらに広範な用途に関すると、その特徴はデスクトップコンピュータシステム、コンピュータモニタ、または自動車のような他の装置の保証へと拡大するように提供されることが可能である。そのような用途については、適切な料金と引き換えにOEM業者または小売業者のどちらかが顧客のデスクトップコンピュータ、モニタ、または自動車に適切な保証延長データを供給することが可能である。そのようなデータは赤外線データ通信ポート、配線接続型USBデータリンク、IEEE 1394データインターフェースポート、Bluetoothのような無線プロトコル、または製品と保証延長供給源との間で保証延長データをやりとりするいずれかの他の手段によって顧客の製品との直接インターフェースを介して保証対象製品に供給されることが可能である。
「知能型」バッテリーモジュールを提供することの別の恩典は、X26システムがバッテリーモジュールによってファームウェアの更新を供給されることが可能であるということである。新たなファームウェアを備えたバッテリーモジュールがX26システムに挿入されると、X26システムのマイクロコントローラがバッテリーモジュールからデータのうちのいくつかの識別バイトを読み取るであろう。ハードウェア/ソフトウェアの互換性およびソフトウェアのバージョンの数字を評価するためにバッテリーモジュール内の不揮発性メモリに保存された新たなプログラムのソフトウェア構成およびハードウェアの互換表バイトを読み取った後、適切なときにシステムのソフトウェアの更新が生じるであろう。システムのファームウェアの更新処理は、バッテリーモジュールのメモリプログラム部分内のバイトを読み取るマイクロプロセッサ(図21参照)をX26システム内に有し、適切なソフトウェアをX26システムの不揮発性メモリの中にプログラムすることによって実行される。
X26システムはまた、USBモジュールの中に設けられた不揮発性メモリに新たなプログラムをダウンロードするためにUSBモジュールをコンピュータに接続することによってUSBインターフェースモジュールを介してプログラムの更新を受けることも可能である。このUSBモジュールが次にX26システムのバッテリー用レセプタクルに挿入される。USB再プログラム機能を与えるとX26システムはUSBモジュールを識別し、バッテリーモジュールを介して再プログラムするX26システムに結び付けて上記で述べられたそれと同じ順序を実行するであろう。
図23および24に概略で例示される高電圧組み立て品(HVA)は約3から約6ボルトの入力から約50,000ボルトの出力を供給する。最大の安全性を提供し、引き金操作の不具合を回避し、かつもしもマイクロプロセッサが故障するかまたは動かなくなる場合にX26システムが作動するかまたは作動状態に留まり得る危険性を最小限にするために、マイクロプロセッサ(図22)からHVA(図23Aおよび23B(または24))へのENABLE信号が特別にコード化された。
HVAを有効化するために、マイクロプロセッサは約2.5から約6ボルトの振幅と約50%のデューティサイクルを備えた500Hzの方形波を出力しなければならない。HVA電源の中のD6直列ダイオードはENABLE信号を「整流」し、コンデンサC6を充電するためにそれを使用する。コンデンサC6の電圧はHVA内のパルス幅変調(PWM)制御器を作動させるために使用される。
もしもENABLE信号が約1ミリ秒間以上低くなれば、PWM制御器をオフに切り換えるようにいくつかの機能が動作する。コンデンサC6の電圧はPWMがもはやHVAをオフに切り換えさせるように作動することが不可能となるレベルへと降下するであろう。U1「作動」ピンへの入力は閾値よりも上になるはずである。その時点の電圧レベルは(R1とC7に起因する)ENABLE波形の時間平均を表す。ENABLE信号が低くなれば、コンデンサC7が放電し、約1ミリ秒後に制御器を無力化するであろう。
ENABLE信号が高くなると、抵抗器R3がコンデンサC8を充電する。C8の充電レベルが約1.23ボルトよりも上になれば、PWMが電源を切られ、50,000ボルトの出力パルスの供給を停止するであろう。ENABLE信号が低くなる度にコンデンサC8が放電させられ、ENABLE信号が高電位に戻ってC8を再び充電し始めるとPWMが「オン」に留まり得ることを確実化する。ENABLE信号が約1ミリ秒間以上高く留まるときはいつでも、PWM制御器は電源を切られるであろう。
コード化されたENABLE信号の必要性は、ENABLE信号が約500Hzの周波数でパルス化されてHVAを作動させなければならないことを決定付ける。もしもENABLE信号が高レベルまたは低レベルに長く留まると、PWM制御器が電源を切られ、50,000ボルトの出力パルスの供給を停止するであろう。
X26システムの高電圧出力回路の構成はX26システムと従来式の先行技術によるスタンガンとの間の重要な差異を表す。ここで図23AおよびBを参照すると、X26システムの高電圧「整形パルス」組み立て品の構造と機能が説明されるであろう。スイッチングモードの電源がダイオードD1、D2、およびD3を通じてコンデンサC1、C2、およびC3を充電するであろう。出力波形を変えるためにダイオードD1およびD2が2301(T1)の同じもしくは異なる巻き線に接続されることが可能であることに留意すべきである。T1の一次と二次の巻き線の比、およびGAP1、GAP2、およびGAP3のスパークギャップ電圧は、最初に常にGAP1が破壊状態になって火花発火するように構成される。GAP1が火花発火すると、スパークコイル変圧器2305(T2)の一次巻き線に2,000ボルトが印加される。スパークコイル変圧器T2上の二次電圧は、2つの出力電極E1とE2の間を隔てるエアギャップに応じて決まるが、約25,000ボルトであろう。このエアギャップが小さくなるにつれて、出力端子E1からE2間のエアギャップが破壊状態になる前の出力電圧が小さくなり、効果的に出力電圧レベルを制限する。
GAP1およびT2を通るC1の放電によって二次電流経路に誘導される電圧がC2、GAP2、E1からE2、GAP3、C3、およびC1の電圧を作り出す。エアギャップ(GAP2、E1からE2、およびGAP3)の累積電圧が充分に高いためにそれらを破壊状態にするとき、C2からGAP2を通る電流、出力電極E1からE2へと通る電流、GAP3を通る電流、およびC1と直列のC3を通って接地電位へと戻る電流が回路に流れ始める。C1がGAP1とT2を通して出力電流を駆動している限り、述べられたような出力電流は極性で負であり続けるであろう。結果として、C2とC3の両方に蓄えられる電荷のレベルは上昇するであろう。いったんC1がある程度の放電状態になると、T2は第2の巻き線間の出力電圧を維持することが不可能になるであろう。そのとき、出力電流が逆転して正の方向に流れ始め、C2とC3の電荷を消耗させ始める。C1の放電は「アーク」段階として知られている。C2とC3の放電は筋肉「刺激」段階として知られている。
図24に例示されるような高電圧出力コイルが2つの別々の二次巻き線で構成され、それらがE1上の負極性のスパーク電圧とそれに続くE2上の正極性のスパーク電圧を作り出すので、E1またはE2のどちらかの電極から一次側の武器の接地電位へと測定されるピーク電圧は電源出力端子E1とE2の間で測定されるピーク電圧が約50,000ボルトに到達してもまだ約25,000ボルトを超えないであろう。すべての先行技術によるスタンガンおよび本発明の他の実施形態のケースのように出力コイルT2が単一の二次巻き線だけを使用したならば、一次側の武器の接地電位に関連した一方の出力電極(E1またはE2)の最大電圧は約50,000ボルトに達するであろう。25,000ボルトの出力は50,000ボルトでアークを達成し得るギャップの大きさの半分以下のギャップを横切るアークを達成することが可能であるので、ピークの出力端子対接地電圧を約50,000ボルトから約25,000ボルトへと50%削減することはX26のこのバージョンのユーザが高電圧出力パルスによって電撃を受ける危険性を2対1以上の比で削減する。これは携帯型スタンガン武器に関する大幅な安全性の向上を表す。
ここで図23および24の概略図を参照すると、HVAの(T1の)一次側から入るフィードバック信号は、図21のマイクロプロセッサがコンデンサC1の電圧を間接的に判定するメカニズムを供給し、それゆえに、X26システムの電源はそのパルス発火順序の範囲内で動作している。このフィードバック信号は出力パルス繰り返し数を制御するためにマイクロプロセッサによって使用される。
マイクロコントローラがENABLE信号を短い時間的期間について切り換え、それにより、パルス繰り返し数を引きとめて予め設定した低い値へと至らせることによって、一定であるかまたは経時変化するかのどちらかのパルス繰り返し数を作り出すようにシステムのパルス繰り返し数は制御されることが可能である。この予め設定した値はパルス列の長さに基づいて変えられることが可能である。例えば警察をモデルにすると、本システムは1回の引き金操作が5秒の長さの電源の作動期間を作り出すように予めプログラムされることが可能である。その5秒の期間のうちの最初の2秒では、パルス繰り返し数を秒当たりのパルス数(PPS)で約19に制御する(引き戻す)ようにマイクロプロセッサがプログラムされることが可能であり、その一方で5秒の期間のうちの最後の3秒で、パルス繰り返し数は約15PPSに削減されるようにプログラムされることが可能である。操作者が引き金を下げて保ち続けると、この5秒の期間が経過した後、X26システムは引き金が下げ続けられる限り15PPSで放電し続けるようにプログラムされることが可能である。場合によってはX26システムは、例えば
0〜2秒:17PPS
2〜5秒:12PPS
5〜6秒:0.1PPS
6〜12秒:11PPS
12〜13秒:0.1PPS
13〜18秒:10PPS
18〜19秒:0.1PPS
18〜23秒:9PPS
のような様々な異なるパルス繰り返し数構成を作り出すようにプログラムされることも可能である。
そのような入れ替わるパルス繰り返し数構成はX26システムの民生用バージョンに適用されることが可能であり、そこではさらに長い作動時間が望ましい。付け加えると、パルス繰り返し数を下げる処理はバッテリー電力の消費を下げ、バッテリー寿命を延ばし、かつおそらく医学的安全性の要因を高めるであろう。
図21〜24に例示されるようなX26システムの動作をさらに詳しく説明するために、HVAの動作サイクルは以下の4つの時間的期間に分割されることが可能である。T0からT1への第1の期間では、1つ、2つ、または3つの電源によってコンデンサC1、C2、およびC3がスパークギャップGAP1の破壊電圧へと充電される。T1からT2への第2の期間では、GAP1がオンに切り換わり、高電圧スパーク変圧器T2の一次巻き線を通してC1が電流を送ることを可能にし、それが(E1からE2間の)二次電圧を急速に上昇させる。ある時点で、変圧器一次巻き線を通じたC1の放電によって生じる高い出力電圧がGAP2、E1からE2、およびGAP3の破壊電圧を生じさせるであろう。この電圧による破壊現象が二次回路電流経路を完成させ、出力電流が流れることを可能にする。T1からT2への時間的間隔の中で、コンデンサC1はまだスパーク変圧器T2の一次巻き線を通して電流を送っている。C1が放電しているとき、それは充電電流をC2とC3の両方の中に押し進める。T2からT3の第3の期間では、コンデンサC1がここで大部分を放電させられる。C2およびC3によって負過電流が供給される。T2からT3への時間間隔での出力電流の大きさは、初期のT1からT2への電流出力時間間隔の中でスパーク変圧器T2を通じたC1の放電によって作り出されるはるかに高い出力電流よりもはるかに下であろう。T2からT3への時間間隔中のこの大幅に低下した大きさの出力電流の持続時間は標的の被験体からの所望の筋肉応答を達成するための適切な構成要素パラメータの調節によって容易に調整されることが可能である。T0からT3を通じた時間的期間中に、単一の整形波形出力パルスを発生させるために必要とされる時間をマイクロプロセッサが測定した。望ましいパルス繰り返し数がマイクロプロセッサの中に予めプログラムされた。T3からT4への時間的期間中に、予め設定されたパルス繰り返し数を達成するために必要とされる時間についてマイクロプロセッサが一時的に電源を遮断するであろう。マイクロプロセッサが可変長さのT3からT4への遮断期間を挿入しているので、システムのパルス繰り返し数はバッテリーの電圧および回路構成成分のばらつき(許容誤差)に関係なく一定であり続けるであろう。マイクロプロセッサで制御されるパルス繰り返し数の方法論は異なる顧客の要求に合致させるためにパルス繰り返し数がソフトウェアで制御されることを可能にする。
図10のタイミング図は初期の固定のタイミングサイクルTAとそれに続くさらに長い持続時間のTBを示している。さらに長いタイミングサイクルによって引き継がれる短いタイミングサイクルはパルス繰り返し数の減少を反映している。それゆえに、固定の持続時間の動作サイクル中にX26システムがデジタル式に変わり得ることが理解される。例を挙げると、初期の動作の約2秒間については約19PPSのパルス繰り返し数が達成され、その後の約3秒間について約15PPSへと減少し、約1秒間について約0.1PPSへとさらに減少し、その後、約5秒間について約14PPSへと増加することが可能である。
図23Aおよび23Bに例示された実施例は3つのスパークギャップを使用する。GAP1だけが正確な破壊電圧定格を必要とし、このケースでは約2,000ボルトである。GAP2およびGAP3はGAP1の破壊現象の前の時間的間隔の中でそれらに誘導される電圧ストレスよりも有意に高い破壊電圧定格を必要とするだけである。標的への初期の電流放出時に大幅な標的皮膚抵抗に直面すればGAP1の破壊現象よりも前に筋肉活性化コンデンサC2およびC3が放電しないことを確実化するためにGAP2およびGAP3は単独で設けられた。場合によって採用されるこの高められた機能を遂行するために、これら二次的スパークギャップのうちの一方(GAP2またはGAP3のどちらか)だけが設けられる必要がある。
図24は大幅に向上した効率を備えた高電圧部分を例示している。図23Bのケースのようにダイオードを通して高電圧変圧器T1の出力を直接的に極めて高い電圧へと整流するのではなく、変圧器T1は3つの直列接続された二次巻き線を与えるように再構成され、各々の巻き線の設計出力電圧は約1,000ボルトに制限された。
図23Bの回路では、コンデンサC1は変圧器の巻き線とダイオードD1によって約2,000ボルトに充電される。図24の回路では、C1はC5およびC6間の電圧を組み合わせることで充電される。C5およびC6を充電するように結合した変圧器T1の巻き線の各々は図23Bの回路のような2,000ボルトではなく、約1,000ボルトに各々のコンデンサを充電するように設計される。
図24の実施形態では、C2を充電するために必要とされる電流は部分的にコンデンサC6から引き出され、その正の側は約2,000ボルトに充電される。それゆえに、C2を約3,000ボルトに充電するために、変圧器の巻き線間の電圧はそれに相当する図23Bの回路の変圧器T1の巻き線間に作り出される3,000ボルトと比べて約1,000ボルトへと下げられる。
新規性のある図23Bおよび図24の回路設計の他の恩典はC3に対するC1の相互作用に関連する。GAP1の破壊現象の直前で、C1の帯電は約2,000ボルトであり、その一方でC3の帯電は約3,000ボルトである。C1が放電し終えた後に出力電流がC2およびC3によって支えられているとき、C3の電圧は約3,000ボルトに留まる。しかしながら、C3の正の側はここで接地電位であるので、C3の負の端子が約−3,000ボルトであろう。それゆえに、C2の正の端子とC3の負の端子との間に約6,000ボルトの電位差が作り出された。C1が放電し終えた後でC2およびC3が放電する時間的間隔の中では、T2の出力巻き線は単に導体としてはたらく。
X26システムの引き金の位置は、追加的な引き金操作に応答して動作サイクルの持続時間を引き延ばすようにプログラムされることが可能なマイクロプロセッサによって読み取られる。引き金が引かれる度に、マイクロプロセッサはその事象を感知し、固定の時間的間隔の動作サイクルを作動させる。銃が作動させられた後に、X26のハンドルの背面上のCentral Information Display(CID)が、どの程度長くX26システムが作動状態を持続するかを表示する。X26の作動期間は固定の動作時間、例えば約5秒間を生じるように予め設定されることが可能である。場合によっては、この作動期間は追加的に続いて引かれる引き金に応答して段階的に延長されるように設計されることが可能である。引き金が引かれる度に、CIDの読み出しがカウントダウンタイマを新たなさらに長いタイムアウトに更新する。増分を加える引き金の特徴は、攻撃してくる襲撃者にX26システムを使用する一般市民が多数回の引き金操作を開始して引き延ばされた期間について銃を作動させることを可能にし、ユーザが銃を地面に落として逃げることを可能にする。
スタンガンの乱用の申し立てに対して警官を守るために、X26システムはこの武器が発砲される度に時刻、放電の持続時間、内部温度、およびバッテリーのレベルを記録するために引き当てられる内蔵の不揮発性メモリを供給する。
スタンガンのクロックの時刻は常にGMTに設定され続ける。USBインターフェースモジュールを使用してシステムのデータをコンピュータにダウンロードすると、GMTから地域の時刻への翻訳が提供されることが可能である。表示されるデータ記録上で、GMTと地域時刻の両方が示されることが可能である。システムのクロックがリセットまたは再プログラムされるときはいつでも、そのような変更を記録するために別個の記入がシステムに為されることが可能である。
開示された電子式無力化装置が数多くの方式で改造され得ること、および上記で特に設定されて説明された好ましい形以外に多くの実施形態が想定され得ることは当業者に明らかであろう。したがって、本発明の真の精神と範囲内に入る本発明のそのような改造例すべてを添付の特許請求項によって網羅することが意図される。

Claims (76)

  1. 標的を無力化する方法であって、
    第1の電圧の電力を得て前記標的のエアギャップを電離させて、前記標的内で電流を通電し、且つ
    前記第1の電圧より低い第2の電圧の電力を得て、前記電流を前記標的内で通電し続けることから成ることを特徴とする方法。
  2. 標的を無力化する方法であって、
    第1のエネルギー貯蔵用装置から第1の信号を前記標的に送って前記標的のエアギャップを電離させ、且つ
    第2のエネルギー貯蔵用装置から第2の信号を前記標的に送って前記ギャップを通じて前記標的内で電流を通電し続けることから成り、前記第2のエネルギー貯蔵用装置は前記エアギャップを電離させるエネルギーを付与しないことを特徴とする方法。
  3. 標的を無力化する装置であって、
    第1のエネルギー貯蔵用装置から第1の信号を前記標的に送って前記標的のエアギャップを電離させる手段と、
    第2のエネルギー貯蔵用装置から第2の信号を前記標的に送って前記ギャップを通じて前記標的内で電流を通電し続ける手段とから成り、前記第2のエネルギー貯蔵用装置は前記エアギャップを電離させるエネルギーを付与しないことを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    第1の電圧の電力を得ることが、第1の閉じた電流経路内で電流を通電させることから成り、且つ
    第2の電圧の電力を得ることが、第2の閉じた電流経路内で電流を通電させることから成ることを特徴とする方法。
  5. 請求項2に記載の方法であって、
    前記第1のエネルギー貯蔵用装置が、前記第1の信号を送る直前に第1の電圧を有し、
    前記第2のエネルギー貯蔵用装置が、前記第2の信号を送る直前に第2の電圧を有し、
    且つ
    前記第1の電圧が、前記第2の電圧より大きいことを特徴とする方法。
  6. 請求項2に記載の方法であって、
    前記第1のエネルギー貯蔵用装置が、前記第1の信号を送る直前に第1の貯蔵エネルギーを有し、
    前記第2のエネルギー貯蔵用装置が、前記第2の信号を送る直前に第2の貯蔵エネルギーを有し、且つ
    前記第2の貯蔵エネルギーが、前記第1の貯蔵エネルギーより小さいことを特徴とする方法。
  7. 請求項3に記載の方法であって、
    前記第1のエネルギー貯蔵用装置が、前記第1の信号を送る直前に第1の電圧を有し、
    前記第2のエネルギー貯蔵用装置が、前記第2の信号を送る直前に第2の電圧を有し、
    且つ
    前記第1の電圧が、前記第2の電圧より大きいことを特徴とする方法。
  8. 請求項3に記載の方法であって、
    前記第1のエネルギー貯蔵用装置が、前記第1の信号を送る直前に第1の貯蔵エネルギーを有し、
    前記第2のエネルギー貯蔵用装置が、前記第2の信号を送る直前に第2の貯蔵エネルギーを有し、且つ
    前記第2の貯蔵エネルギーが、前記第1の貯蔵エネルギーより小さいことを特徴とする方法。
  9. 少なくとも1つの電極が設けられて、該電極と共に使用されて標的中に電流を通電させて該標的の骨格筋肉を収縮させて前記標的の歩行を妨害する電子無力化装置であって、
    1次巻線及び2次巻線を有する昇圧変圧器と、
    前記1次巻線及び第1のコンデンサを備える第1の回路であって、前記第1のコンデンサが該第1のコンデンサを通じて第1の電圧を有する第1の回路と、
    第2のコンデンサ及び前記変圧器の前記2次巻線を備える直列回路であって、前記第2のコンデンサが該第2のコンデンサを通じて第2の電圧を有する直列回路とを備え、
    前記電極と共に作動すると、前記変圧器が最初に前記第1の電圧よりも大きく且つ前記第2の電圧より大きい電圧を前記電極へ印加し、前記電極が前記直列回路と直列にされ、
    且つ、前記電流が最初に前記第1のコンデンサの放電に応答すると共に、前記第1のコンデンサ及び前記第2のコンデンサの放電に応答し続けることを特徴とする電子無力化装置。
  10. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1のコンデンサが前記第2のコンデンサより大きな容量を有することを特徴とする装置。
  11. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1のコンデンサが約0.07マイクロファラッドの容量を有することを特徴とする装置。
  12. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第2のコンデンサが約0.01マイクロファラッドの容量を有することを特徴とする装置。
  13. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの容量比が約7であることを特徴とする装置。
  14. 請求項9に記載の装置であって、
    前記電流がパルスより成り、且つ
    該パルスの間に放電により放出される前記第1のコンデンサの貯蔵エネルギーと前記第2のコンデンサの貯蔵エネルギーとの合計は0.16ジュールであることを特徴とする装置。
  15. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1のコンデンサを放電する第1の継続期間は前記第2のコンデンサを放電する第2の継続期間より短いことを特徴とする装置。
  16. 請求項15に記載の装置であって、
    前記第1の継続期間が約1.5マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  17. 請求項15に記載の装置であって、
    前記第2の継続期間が約50マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  18. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1の回路が、更に、第1の期間に開くと共に第2の期間に閉じるスイッチを備えており、前記第1のコンデンサが前記第1の期間に充電し、前記第2の期間に放電することを特徴する装置。
  19. 請求項18に記載の装置であって、
    前記第1の期間が前記第1の電圧が所定の大きさに到達するのに応答して終了することを特徴とする装置。
  20. 請求項18に記載の装置であって、
    前記スイッチがスパークギャップを備えることを特徴とする装置。
  21. 請求項9に記載の装置であって、
    前記直列回路が、更に、第1の期間に開くと共に第2の期間に閉じるスイッチを備えており、前記第2のコンデンサが前記第1の期間に充電し、前記第2の期間に放電することを特徴する装置。
  22. 請求項21に記載の装置であって、
    前記第1の期間が前記第1の電圧が所定の大きさに到達するのに応答して終了することを特徴とする装置。
  23. 請求項21に記載の装置であって、
    前記スイッチがスパークギャップを備えることを特徴とする装置。
  24. 請求項9に記載の装置であって、
    前記第1の回路が、更に、第1のブレークオーバー電圧を有する第1のスパークギャップを備え、
    前記直列回路が、更に、第2のブレークオーバー電圧を有する第2のスパークギャップを備え、且つ
    前記第2のブレークオーバー電圧が前記第1のブレークオーバー電圧より大きいことを特徴とする装置。
  25. 第2の電極が設けられ、該第2の電極と共に使用される請求項9(120)に記載の装置であって、前記変圧器が、更に、作動すると前記第2の電極に結合される第2の2次巻線を備えることを特徴とする装置。
  26. 標的の骨格筋肉を収縮させて該標的の歩行を妨害する装置であって、少なくとも1つの電極が設けられ、前記装置が前記電極と共に使用されて前記標的に電流を通電させる装置において、
    エネルギー源と、
    該エネルギー源を前記電極へ結合して前記標的内で電流の通電を開始すると共に、第1の出力インピーダンスを有する第1の回路と、
    前記エネルギー源を前記電極へ結合して前記標的内で電流の通電を継続すると共に、第1の出力インピーダンスとは異なる第2の出力インピーダンスを有する第2の回路とを備
    えることを特徴とする装置。
  27. 請求項26に記載の装置であって、
    前記第1の回路がスイッチを備えることを特徴とする装置。
  28. 請求項27に記載の装置であって、
    前記スイッが通電して前記電流の通電を開始することを特徴とする装置。
  29. 請求項28に記載の装置であって、
    前記エネルギー源がキャパシタンスを備え、前記スイッチが該キャパシタンスの充電に応答して通電することを特徴とする装置。
  30. 請求項26に記載の装置であって、
    前記装置が、更に、前記エネルギー源を前記電極に結合すると共に、1次巻線及び2次巻線を備える変圧器を備え、
    前記第1の回路が前記1次巻線を備え、且つ
    前記第2の回路が前記2次巻線を備えることを特徴とする装置。
  31. 請求項30に記載の装置であって、
    前記変圧器が電圧昇圧用巻線を有することを特徴とする装置。
  32. 請求項26に記載の装置であって、
    前記エネルギー源がキャパシタンスを備え、前記電流が該キャパシタンスの放電に応答することを特徴とする装置。
  33. 請求項26に記載の装置であって、
    前記エネルギー源が第1のキャパシタンス及び第2のキャパシタンスを備え、
    前記電流の通電が始まると、前記第1のキャパシタンスが該第1のキャパシタンスを通じて第1の電圧大きさを有し、
    前記電流の通電が始まると、前記第2のキャパシタンスが該第2のキャパシタンスを通じて第2の電圧大きさを有し、且つ
    前記第1の電圧大きさが大きさにおいて前記第2の電圧大きさと略異なることを特徴とする装置。
  34. 請求項33に記載の装置であって、
    前記第1の電圧大きさが前記第2の電圧大きさより大きいことを特徴とする装置。
  35. 請求項26に記載の装置であって、
    前記エネルギー源が第1のキャパシタンス及び第2のキャパシタンスを素備え、
    前記第1の回路が少なくとも前記第1のキャパシタンスを前記標的へ結合させ、前記第2の回路が前記第2のキャパシタンスを前記標的に結合することを特徴とする装置。
  36. 請求項26に記載の装置であって、
    前記電極と前記標的間のギャップが電流を通電し始めた後で、前記第2の回路が前記エネルギー源からのエネルギーを前記標的へ結合することを特徴とする装置。
  37. 請求項36に記載の装置であって、
    前記第1の回路が作動すると、前記ギャップが前記電流の通電を開始することを特徴とする装置。
  38. 請求項26に記載の装置であって、
    前記第2の出力インピーダンスが前記第1の出力インピーダンスより小さいことを特徴とする装置。
  39. 請求項26に記載の装置であって、
    更に、前記電極及び第2の電極を備え、前記電極及び前記第2の電極が前記標的に前記電流を通電させるものであることを特徴とする装置。
  40. 請求項26に記載の装置であって、
    前記第1の回路が前記エネルギー源の第1のキャパシタンスを前記標的へ結合して第1の期間中に該第1のキャパシタンスを放電し、
    前記第2の回路が前記エネルギー源の第2のキャパシタンスを前記標的へ結合して第2の期間中に該第2のキャパシタンスを放電し、且つ
    前記第2の期間が前記第1の期間と重なって前記標的内で前記電流の通電を継続することを特徴とする装置。
  41. 標的の歩行を妨害する装置であって、電極が設けられて、該電極と共に使用されて前記標的内で電流を通電する装置において、
    1次巻線及び2次巻線を備え、前記電極が結合されて前記2次巻線からの前記電流用のエネルギーを受領する昇圧変圧器と、
    前記1次巻線を通して放電して前記電流用エネルギーを付与して、前記電流が前記電極及び前記標的間で直列に円弧形成する第1のキャパシタンスと、
    前記第2次巻線を通して放電して、前記形成された円弧を通して前記電流用エネルギーを付与する第2のキャパシタンスと、
    前記第1のキャパシタンス及び前記1次巻線との間で直列にされた第1のスパークギャップと、
    前記第2のキャパシタンスと通電して前記第2のキャパシタンスを放電する前記2次巻線との間で直列にされた第2のスパークギャップとを備え、
    前記第2のスパークギャップが前記第1のスパークギャップのブレークダウン電圧より大きなブレークダウン電圧を有すると共に、
    前記電流が標的の骨格筋肉の収縮を生じさせて標的の歩行を妨害することを特徴とする装置。
  42. 請求項37に記載の装置であって、前記第1のブレークダウン電圧が約2000ボルトであることを特徴とする装置。
  43. 請求項37に記載の装置であって、前記第2のブレークダウン電圧が約3000ボルトであることを特徴とする装置。
  44. 第1の電極が設けられると共に第2の電極が設けられ、該第1の電極及び該第2の電極と共に使用され、前記第1及び第2の電極が標的内で通電することで該標的の歩行を妨害する装置であって、
    1次巻線、第1の2次巻線及び第2の2次巻線を備え、前記第1の電極が結合されて前記第1の2次巻線からの前記電流用のエネルギーを受領すると共に、前記第2の電極が結合されて前記第2の2次巻線からの前記電流用のエネルギーを受領する昇圧変圧器と、
    前記1次巻線を通して放電して前記電流用エネルギーを付与して、前記電流が前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも1つと前記標的間で直列に円弧形成する第1のキャパシタンスと、
    前記第1の2次巻線を通して放電して、前記形成された円弧を通して前記電流用エネルギーを付与する第2のキャパシタンスとを備え、
    前記第1のキャパシタンスが第1の期間中放電し、
    前記第2のキャパシタンスが前記第1の期間より長い第2の期間中放電し、且つ、
    前記電流が前記標的の骨格筋肉の収縮を生じさせて該標的の歩行を妨害することを特徴とする装置。
  45. 請求項44に記載の装置であって、前記第1の期間が約1.5マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  46. 請求項44に記載の装置であって、前記第2の期間が約50マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  47. 請求項44に記載の装置であって、前記第2の期間と前記第1の期間の比が約33であることを特徴とする装置。
  48. 請求項44に記載の装置であって、
    前記第1のキャパシタンスが前記1次巻線を通して第1の量のエネルギーを放電し、
    前記第2のキャパシタンスが前記第1の量より少ない第2の量のエネルギーを前記第1の2次巻線から放電することを特徴とする装置。
  49. 請求項48に記載の装置であって、前記第1の量が0.28ジュール未満もしくは約0.28ジュールであることを特徴とする装置。
  50. 請求項48に記載の装置であって、前記第2の量が0.04ジュール未満もしくは約0.28ジュールであることを特徴とする装置。
  51. 請求項48に記載の装置であって、前記第1の量と前記第2の量の比が約7であることを特徴とする装置。
  52. 請求項44に記載の装置であって、前記第1のキャパシタンスが0.14マイクロファラッド未満もしくは約0.14マイクロファラッドを備えることを特徴とする装置。
  53. 請求項44に記載の装置であって、前記第2のキャパシタンスが0.02マイクロファラッド未満もしくは約0.02マイクロファラッドを備えることを特徴とする装置。
  54. それぞれ標的内または近傍に位置する第1の電極及び第2の電極を介して前記標的を不可動にする電子式無力化装置が実行する方法であって、
    第1の電圧を有する第1のキャパシタンスを充電すると共に第2のキャパシタンスを充電し、
    前記第1の電圧を感知すると共に、前記1の電圧が閾値を超えた場合に前記第1のキャパシタンスを電圧倍率器へ結合し、
    前記第1のキャパシタンスを前記電圧倍率器を介して放電して前記第1の電極及び前記第2の電極を横断して逓倍された電圧を発生し、
    少なくとも前記電極の一方と前記標的との間に存在するエアギャップを横断する低減インピーダンス電離経路を創造して前記第1及び第2の電極間及び前記標的内に電流を通電させ、
    前記低減インピーダンスに応答して、前記第2のキャパシタンスを少なくとも前記第1の電極及び前記第2の電極の一方へ結合して前記第2のキャパシタンスを前記低減インピーダンス電離経路を介して放電して前記標的内の前記電流の流れを維持することから成る方法。
  55. 請求項54に記載の方法であって、感知がスパークギャップにより達成されることを特徴とする方法。
  56. 請求項54に記載の方法であって、前記第1のキャパシタンス及び前記第2のキャパシタンスが充電されて電圧の大きさが略等しくなると充電が完了することを特徴とする方法。
  57. 請求項54に記載の方法であって、
    前記第1のキャパシタンスが第1の大きさのキャパシタンスを有し、
    前記第2のキャパシタンスが第2の大きさのキャパシタンスを有し、且つ
    前記第1の大きさが前記第2の大きさより略大きいことを特徴とする方法。
  58. 請求項54に記載の方法であって、前記電圧倍率器が1次巻線及び2次巻線を有する昇圧変圧器を備え、前記第1のキャパシタンスからの放電電流が前記1次巻線を通過することを特徴とする方法。
  59. 請求項54に記載の方法であって、前記逓倍電圧が前記電圧閾値を略超えることを特徴とする方法。
  60. 請求項54に記載の方法であって、
    前記第1のキャパシタンスが第1の期間放電し、
    前記第2のキャパシタンスが第2の期間放電し、且つ
    前記第1の期間が前記第2の期間より略短いことを特徴とする方法。
  61. 請求項54に記載の方法であって、前記第1のキャパシタンスが前記電圧閾値と略等しい第1の破壊電圧を有する第1のスパークギャップを使用することから成る方法。
  62. 第1の電極が設けられると共に第2の電極が設けられ、該第1の電極及び該第2の電極と共に使用され、前記第1及び第2の電極が標的内で通電することで該標的の歩行を妨害する装置であって、
    1次巻線、第1の2次巻線及び第2の2次巻線を備え、前記第1の電極が結合されて前記第1の2次巻線からの前記電流用のエネルギーを受領すると共に、前記第2の電極が結合されて前記第2の2次巻線からの前記電流用のエネルギーを受領する昇圧変圧器と、
    前記1次巻線を通して放電して前記電流用エネルギーを付与して、前記電流が前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも1つと前記標的間で直列に円弧形成する第1のキャパシタンスと、
    前記第1の2次巻線を通して放電して、前記形成された円弧を通して前記電流用エネルギーを付与する第2のキャパシタンスとを備え、
    前記第1のキャパシタンスが第1の期間中放電し、
    前記第2のキャパシタンスが前記第1の期間より長い第2の期間中放電し、且つ、
    前記電流が前記標的の骨格筋肉の収縮を生じさせて該標的の歩行を妨害することを特徴とする装置。
  63. 請求項62に記載の装置であって、前記第1の期間が約1.5マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  64. 請求項62に記載の装置であって、前記第2の期間が約50マイクロ秒であることを特徴とする装置。
  65. 請求項62に記載の装置であって、前記第2の期間と前記第1の期間の比が約33であることを特徴とする装置。
  66. 請求項62に記載の装置であって、更に、前記第2のキャパシタンス及び通電して前記第2のキャパシタンスを放電する前記第1の2次巻線の間で直列にされたスイッチを備えることを特徴とする装置。
  67. 請求項66に記載の装置であって、前記スイッチが前記第1のキャパシタンスが前記1次巻線を介して放電されるのに応答して閉じることを特徴とする装置。
  68. 請求項66に記載の装置であって、前記スイッチが前記第2の巻線の電圧に応答して閉じることを特徴とする装置。
  69. 請求項62に記載の装置であって、更に、前記第2のキャパシタンス及び通電して前記第2のキャパシタンスを放電する前記2次巻線の間で直列にされた第1のスパークギャップを備えることを特徴とする装置。
  70. 請求項62に記載の装置であって、更に、前記第2のキャパシタンス及び前記第2の巻線との間で直列にされて、作動すると前記第2のキャパシタンスを放電する電圧起動スイッチを備え、前記起動電圧が前記第2のキャパシタンスの電圧より大きいことを特徴とする装置。
  71. 請求項62に記載の装置であって、
    前記第1のキャパシタンスが前記1次巻線を介して第1の量のエネルギーを放電すると共に、
    前記第2のキャパシタンスが前記第1の2次巻線を介して前記第1の量より少ない第2の量のエネルギーを放電することを特徴とする装置。
  72. 請求項71に記載の装置であって、前記第1の量が0.28ジュール未満もしくは約0.28ジュールであることを特徴とする装置。
  73. 請求項71に記載の装置であって、前記第2の量が0.04ジュール未満もしくは約0.04ジュールであることを特徴とする装置。
  74. 請求項71に記載の装置であって、前記第1の量と前記第2の量の比が約7であることを特徴とする装置。
  75. 請求項62に記載の装置であって、前記第1のキャパシタンスが0.14マイクロファラッド未満もしくは約0.14マイクロファラッドを備えることを特徴とする装置。
  76. 請求項62に記載の装置であって、前記第2のキャパシタンスが0.02マイクロファラッド未満もしくは約0.02マイクロファラッドを備えることを特徴とする装置。
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