JP2010192145A - 放電管駆動回路、放電管点灯装置および画像表示装置 - Google Patents

放電管駆動回路、放電管点灯装置および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】出力電圧を従来よりも低い電圧にして発熱を抑制しつつ複数の放電管を効率よく駆動することができる小型の放電管駆動回路、その放電管駆動回路を備えた小型の放電管点灯装置、およびその放電管点灯装置を備えた小型の画像表示装置を提供する。
【解決手段】スイッチ152を切り替えて、第1のインバータ200Iの出力部を構成する昇圧トランス151の2次巻線の一方の端部を複数の放電管211〜21nの第1の端子211A〜21nAと導電部材112との間、第2の端子211B〜21nBと導電部材112との間に交互に接続する。さらに第2のインバータ150から第1の交流駆動電力の周波数よりも低い周波数の第2の交流駆動電力を複数の放電管211〜21nの第1の端子と第2の端子との間に供給する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の放電管を一斉に点灯させる放電管駆動回路、その放電管駆動回路を備えた放電管点灯装置、およびその放電管点灯装置を備えた画像表示装置に関するものである。ここで「放電管」とは、高圧を印加して、密封管内でイオン化した気体(プラズマ)に放電させることにより発光させる器具をいい、ネオン管、ナトリウムランプ、蛍光管、冷陰極管などがこれに該当する。
液晶表示装置などの各種表示装置のバックライトには、放電管の一種である冷陰極管(以降においてはこの冷陰極管を、Cold Cathode Flourescent Lampの頭文字をとってCCFLと記載する場合がある)が用いられる。このような放電管の点灯駆動には、従来から、インバータを用いた高周波点灯方式が採用されている(例えば特許文献1等)。
図9は、放電管駆動回路の一例であるインバータ200を含む放電管点灯装置20を示す図である。
図9に示す放電管点灯装置20は、放電管駆動回路となるインバータ200と、並列に接続された複数のCCFL211〜21nとで構成される。
インバータ200は、スイッチ202が閉じた状態になると交流電源201からの電力を受け取ってその電力をCCFL211〜21nに供給して各CCFL211〜21nを一斉に点灯させる。
このインバータ200は、発振器204と、トランジスタ205,206と、コンデンサ207,208と、昇圧トランス209とで構成されており、そのインバータ200が備える昇圧トランス209の二次巻線209Bの両端部に並列に複数のCCFL211〜21nが接続されている。これらの複数のCCFL211〜21nには、それぞれ、各CCFL211〜21nに互いに等しい電流を流すためのバラストコンデンサ221〜22nが直列に接続されている。
ここでインバータ200が交流電源201から受け取った電力を複数のCCFL211〜21nにどのようにして供給するかを簡単に説明しておく。
インバータ200の入力側には整流器203が備えられており、その整流器203で交流電源201から供給されてくる交流電力が一旦直流電力に変換される。
この直流電力が、縦続に接続された2つのトランジスタ(この例ではFETが用いられているので以降FETという)205,206の一方のドレインと他方のソースの間に伝送される。
縦続に接続された2つのFET205、206のゲートには発振器204から互いに位相が反転した信号が各々供給されていて、これらの信号により2つのFET205,206は交互にオンする。
例えば、図9に示す縦続に接続された2つのFET205,206のうちの下の方のFET206がオンすると、上の方のFET205のソース電位がグラウンドの電位にまで引き下げられて直流電流がコンデンサ207、さらにトランス209の一次巻線209Aを経由してそのグラウンドに流れ込む。この電流の流れ込みによりトランス209の2次巻線209Bには上向きの電流が流れる。
次に、図9の2つのFET205,206のうちの上方のFET205がオンすると、今度は下方のFET206のドレインの電位が整流器203で整流された直流電力の直流電圧値付近にまで引き上げられる。図9の下方のFET206は開放状態にあるので、今度は直流電流がトランス209の一次巻線209A、コンデンサ208を経由してグラウンドに電流が流れ込む。このため、昇圧トランス209の2次巻線209Bには、下向きの電流が流れる。
この動作が、発振器203からの発振周波数に応じて交互に繰り返されてCCFL211〜21nに昇圧トランス209を介して交流駆動電力が供給されてCCFL211〜21nが一斉に点灯する。
一般に、CCFL211〜21n等の放電管の駆動は、インバータ200からCCFL211〜21nに、定格電圧が例えば1000Vであって、定格周波数が例えば60kHzの高周波交流電力を供給することによって行われる。
この定格電圧は、放電管211〜21nの長さ等に応じて放電管211〜21nのメーカーが指定するものであり、定格周波数も、放電管のメーカーが指定するものである。つまり、放電管のメーカの仕様に応じてインバータの周波数や定格電圧は変化する。
特開2005―332479号公報
ところで、図9の構成では、各CCFL211〜21nに互いに等しい電流を流すために各CCFLにバラストコンデンサ221〜22nが直列に接続されている。これらのバラストコンデンサをCCFL各々に直列に設けると、CCFLに定格電圧を加えるために、インバータ200はCCFLの定格電圧よりも高い電圧をトランス209の二次巻線を通して各コンデンサ221〜22nの一端に供給しなければならない。
しかしながら、各バラストコンデンサ221〜22nの一端に加える駆動電圧が高くなると、昇圧トランスを大きくし、その耐圧も上げなければならない。このため、バラストコンデンサを設ける構成にすると、放電管駆動回路内の昇圧トランスが大型化して放電管駆動回路全体が大型化し、さらには放電管点灯装置も大型化するという問題が出てくる。また駆動電圧が高くなると、昇圧トランスを含めて全体的に発熱量が増加してその発熱がCCFLを初めとする放電管の管表面に温度差を発生させて放電管内の水銀粒子に偏りを生じさせるという問題もある。
また、CCFLと近接導体間の浮遊容量に高周波電力の一部が漏洩するため効率が低下するという問題がある。
そこで本発明は、出力電圧を従来よりも低い電圧にして発熱を抑制しつつ複数の放電管を効率よく駆動することができる小型の放電管駆動回路、その小型の放電管駆動回路を備えた小型の放電管点灯装置、およびその小型の放電管点灯装置を備えた小型の画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の放電管駆動回路は、電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、その複数の放電管の上記第1の端子どうし、および上記第2の端子どうしを接続する配線路と、その複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材とを有する放電管点灯装置を構成するその複数の放電管を点灯駆動する放電管駆動回路であって、
上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と上記導電部材との間、および上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子と上記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部と、
上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と、上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部とを有することを特徴とする。
前述した画像表示装置のバックライトとして放電管が照明用に使用されるときには、放電管に近接して反射部材が設けられその放電管から周囲に発光された光がその反射部材によって一方向に揃えられ揃えられた光で上記画像表示装置が備える画像表示板が照明される。
このような場合に相対的に高い周波数の交流駆動電力で放電管が駆動されると、放電管と反射部材との間に浮遊容量が形成されて上記第1の端子から上記第2の端子に達するはずの交流駆動電流の多くがその浮遊容量を経由して導電部材にリークすることが知られている。
そこで、上記本発明の放電管駆動回路では、その浮遊容量を積極的に活用して従来のバラストコンデンサを廃止してその浮遊容量に従来のバラストコンデンサの役目を担わせることで上記複数の放電管に安定した発光を行なわせる構成を提案している。
この構成を持つ上記本発明の放電管駆動回路にすると、従来のように第1の端子と第2の端子との間に上記第1の交流駆動電力を供給する必要がなくなって、上記放電管の上記第1の端子と上記導電部材との間、および上記放電管の上記第2の端子と上記導電部材との間に交互にその第1の交流駆動電力を供給すれば良くなるので、従来よりも低い電圧で放電管を駆動することが可能となる。こうして従来よりも低い電圧で放電管を駆動することができると、上記第1の交流駆動電力が従来に比べて低減されて昇圧トランス等の回路部品を小型にすることができ、さらに発熱を抑制することができる。
ここで上記放電管の上記第1の端子とその放電管に近接した導電部材との間、その放電管の上記第2の端子とその放電管に近接した導電部材との間に第1の交流駆動電力が供給されると、その第1の交流駆動電力が上記第1、第2の端子から上記導電部材へと斜めに供給されて上記放電管の第1の端子側と第2の端子側とに比べて放電管の中央がやや暗くなる事態が発生する。
そこで、上記本発明の放電管駆動回路では、上記第1の交流駆動電力に加えて、さらに上記第2の電力供給部を設けてその第2の電力供給部で上記第1の端子と上記第2の端子との間に上記第2の交流駆動電力を供給して放電管の中央をより明るくすることができる構成を提案している。この第2の電力供給部を追加しても従来に比べれば十分に小型化を図ることができる。
ここで上記第1の電力供給部が、上記第2の電力供給部が供給する上記第2の交流駆動電力よりも周波数の高い上記第1の交流駆動電力を供給するものであることが好ましい。
上記第1の交流駆動電力の周波数よりも第2の電力が低い周波数であると、上記第2の交流駆動電力は浮遊容量の影響を受けずに放電管内を進行して上記第1の端子と上記第2の端子との間に効率よく供給される。このため、上記第1の端子と上記第2の端子との間に効率よく上記第2の交流駆動電力が供給されその第2の交流駆動電力によって放電管の中央の明るさが補償される。
ここで、上記導電部材が接地されたものであり、
上記第1の電力供給部が、
二次巻線の一方の端部が接地された昇圧トランスと、
上記二次巻線の他方の端部を、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と、その配線路により互いに接続された第2の端子に、交互に接続するスイッチ素子とを備えた態様であることが好ましい。
そうすると、前述の浮遊容量を経由して接地面つまりグラウンドに流れ込んだ上記第1の交流駆動電力による電流が、上記昇圧トランスの二次巻線の端部を経由して還流して再び放電管に供給される。このため、上記本発明の放電管駆動回路においては、第1の交流駆動電力が、帰還作用を呈して上記放電管のインピーダンスを安定させる役目を担う。
他に、上記導電部材が接地されたものであり、
上記第1の電力供給部が、
二次巻線の一方の端部が上記配線路により互いに接続された上記第1の端子に接続されるとともに、その二次巻線の他方の端部が上記配線路により互いに接続された第2の端子に接続された昇圧トランスと、
上記2次巻線の一方の端部と他方の端部を交互に接地するスイッチ素子とを備えたものであっても良く、
また上記第1の電力供給部および上記第2の電力供給部が、互いに同一周波数の上記第1の交流駆動電力および上記第2の交流駆動電力をそれぞれ供給するものであり、
上記第2の電力供給部は、昇圧トランスの二次巻線の一方の端部がその二次巻線の他方の端部よりも大きな浮遊容量を持ち、その二次巻線のその一方の端部が、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子に接続されるとともに、その二次巻線のその他方の端部が、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子に接続されたものであって、
上記第1の電力供給部は、上記第1の交流駆動電力を、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と、上記配線路により互いに接続された第2の端子とに交互に供給し、かつ、その第1の端子からその第1の交流駆動電力を供給するにあたっては、その第2の端子から供給するその第1の交流駆動電力よりも大電力の第1の交流駆動電力を供給するように電力供給経路を切り替えるスイッチ素子を備えたものであっても良い。
また上記目的を達成する本発明の放電管点灯装置は、
電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、
上記複数の放電管の上記第1の端子どうし、および上記第2の端子どうしを接続する配線路と、
上記複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材と、
上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と上記導電部材との間、および上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子と上記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部、および、上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と、上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部を有する放電管駆動回路とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の放電管点灯装置によれば、上記本発明の放電管駆動回路を搭載することでこの放電管点灯装置の小型化を図ることができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像表示装置は、
電気的に駆動されるとともに背面から照明を受けて画像を写し出す画像表示板と、
上記画像表示板を背面から照明する照明設備とを備え、
上記照明設備が、
電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、
上記複数の放電管の上記第1の端子どうし、および上記第2の端子どうしを接続する配線路と、
上記複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材と、
上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と上記導電部材との間、および上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子と上記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部、および、上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第1の端子と、上記複数の放電管の、上記配線路により互いに接続された上記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部を有する放電管駆動回路とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の画像表示装置によれば、上記本発明の放電管駆動回路を搭載することでこの画像表示装置の小型化を図ることができる。
以上説明した様に、出力電圧を従来よりも低い電圧にして発熱を抑制しつつ複数の放電管を効率よく駆動することができる小型の放電管駆動回路、その小型の放電管駆動回路を備えた小型の放電管点灯装置、およびその小型の放電管点灯装置を備えた小型の画像表示装置が実現する。
本発明が適用された液晶表示装置を示す斜視図である。 図1の液晶表示装置が備える放電管点灯装置20Iの構成を示す回路図である。 交流駆動電流I1,I2がCCFLの位置に応じてどのように変化するかを説明する図である。 本発明の実施形態を示す放電管駆動回路の一例を示す図であり、図2の放電管回路を改良した構成を示す図である。 図3に対応する図であって、電流I1と電流I2に加えてもう一つのインバータが流す電流I3の作用を説明する図である。 放電管駆動回路の第2実施形態を示す回路図である。 放電管駆動回路の第3実施形態を示す回路図である。 図3、図5に対応する図であって、図7の放電管点灯装置が各CCFLに供給する交流駆動電流の状態を説明する図である。 放電管駆動回路の一例であるインバータ200を含む放電管点灯装置20を示す図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明が適用された液晶表示装置を示す斜視図である。
図1の液晶表示装置1は、画像表示板となる液晶パネル10とその液晶パネル10を後方から照明する照明設備11とを備える。
照明設備11は、複数の放電管(ここでは図9と同様にCCFLが用いられるので以降CCFLという)211〜21nと、それらのCCFL211〜21nを点灯させるための給電基板111と、各CCFL211〜21nに近接配置されている導電部材112と、光を液晶パネル10に導く拡散板113と、給電基板111に接続される不図示の放電管駆動回路(後述する)とを備えている。
導電部材112はCCFL211〜21nから発光された光を液晶パネル10側に反射させるための反射部材の役割を担っており、金属製であって不要輻射を低減するために接地されている。CCFL211〜21nが一斉に点灯しているときには、CCFL211〜21nからの直接の光と導電部材112で反射された光との双方が拡散板113によって液晶パネル面に対して一様な光になるように調整されて液晶パネル10の後方から照明が行なわれる。
この図1のCCFL211〜21nは、給電基板111に接続されている不図示の放電管駆動回路(後述する)に駆動され一斉に点灯する。
ところで、前述した様に、CCFL211〜21nが相対的に高い周波数の交流電力で交流駆動されると、前述した様に複数のCCFL211〜21nと反射板の機能を担う導電部材112との間には浮遊容量(又は寄生容量)が形成され、この浮遊容量により複数のCCFL211〜21nと導電部材112とは交流的につながった状態になる。
この事を考慮して本実施形態では、図9にあったバラストコンデンサ221〜22nを廃止してCCFL211〜21nと導電部材112との間の浮遊容量に図9のバラストコンデンサ221〜22nの役割を担わせることで、図1の画像表示装置1に搭載される放電管駆動回路(不図示)の小型化および図1の画像表示装置の小型化を図ることに成功している。
ここで、図1に搭載される、本発明の一実施形態となる図4の放電管駆動回路150の構成を説明する前に、まず図9の放電管点灯装置20からバラストコンデンサ221〜22nを廃止しても、CCFLを安定した状態で放電させることができる放電管駆動回路の構成を説明する。
図2は、図9のバラストコンデンサ221〜22nを廃止してもCCFL211〜21nを安定して駆動することができる放電管点灯回路200Iを備えた放電管点灯装置20Iの構成を説明する図である。この図2の例では、インバータ200Iが本発明にいう放電管駆動回路の一例を構成する。
図2には、図9のバラストコンデンサ221〜22nが廃止されて、スイッチ152が挿入され、さらに昇圧トランス151の種類が変更された放電管駆動装置20Iの構成が示されている。図9と同様の機能を果たす部品には図9と同一の符号を付して以降説明する。
まず図2の構成を図9と重複する構成の部分も含めてもう一度簡単に説明する。
図2の放電管点灯装置20Iは、上記した様に放電管駆動回路の一例であるインバータ200Iと複数の放電管211〜21nとを備えている。
図9と同様のインバータ200Iは、交流電源201に接続されたスイッチ202及び整流器203と、整流器203の直流出力に基づいて交流電力を得るための発振器204とFET205,206とコンデンサ207,208とを備えており、更に図9のものよりも小型化した昇圧トランス151とを備えている。
昇圧トランス151の2次巻線151Bの一端は、共通端子cと2つの接続端子a,bとを有する3端子のスイッチ152の共通端子cに接続されている。このスイッチ152の一方の接続端子aは、配線路W1により互いに接続された複数の放電管211〜21nの第1の端子211A〜21nAに接続され、このスイッチ152の他方の接続端子bは、配線路W2により互いに接続された複数の放電管211〜21nの第2の端子211B〜21nBに接続されている。
昇圧トランス151の一次巻線151A側のFET205,206とコンデンサ207,208はブリッジ回路を構成していて、FET205,206の各ゲートには2つの互いに逆位相のパルス電圧を供給するための発振器204が接続されている。この発振器204の周波数は、複数のCCFL211〜21nを起動し起動後も点灯を続けるための周波数であり、例えば数十kHz〜数百kHzの範囲の中から選ばれる。
また、昇圧トランス151は、所定の巻数と巻数比を持つことによって、一次側の交流電圧を所定の昇圧比で昇圧して二次側から出力する。これによって、各CCFL211〜213の点灯に必要な交流電圧(使用するCCFLの長さに応じて決まる、通常1000V〜2000V程度)を得ることができる。なお本実施形態の昇圧トランス151は、一次巻線151Aの巻数や二次巻線151Bの巻き数、さらに一次巻線151Aと二次巻線151Bの巻き数比などが変更されて図9の昇圧トランス209よりも外形が小さくされている。
ここで図9のバラストコンデンサ221〜22nを廃止した場合に、どのようにして各CCFLに安定した放電を行なわせるかを説明する。
図9のバラストコンデンサ221〜22nはインピーダンス安定器であってこの図9のバラストコンデンサ221〜22nを廃止すると、CCFLのインピーダンスは不安定な状態になる。つまりバラストコンデンサを廃止したままの図9の構成ではとても複数のCCFLを一斉に駆動することはできない。
そこで、本実施形態では、前述した様にCCFL211〜21nと導電部材112との間に形成される浮遊容量を積極的に活用して、従来のように第1の端子211A〜21nAと、第2の端子211B〜21nBとの間に交流駆動電力を供給せずに、スイッチ152を設けてそのスイッチ152を切り替えて交互に第1の端子211A〜21nAと導電部材112との間、第2の端子211B〜21nBと導電部材112との間に第1の駆動電力を供給する構成にして各CCFLに安定した放電を行なわせている。こうしてCCFLの双方の端子から導電部材112に向かって交流駆動電力を供給する構成にすると、CCFLの管全体に亘って対称な放電を行なわせることができる。
また、図2の構成であると、CCFL211〜21nの放電中に第1の交流駆動電力による交流駆動電流I1,I2が上記浮遊容量を経由して導電部材に流れ、さらに昇圧トランス151の一端(接地面)に還流して再びCCFLに供給されるため、CCFLに帰還作用が働らいてCCFLの放電が非常に安定する。
まず、CCFLの放電に対称性を持たせるためのスイッチ152の動作を説明する。
このスイッチ152は、前述した様に、3つの端子を有しているのでそれらを区別するために3つの端子のうちの共通端子を符号cとし,その他の2つの接続端子各々の符号をそれぞれ符号a,符号bとして説明する。
このスイッチ152は、昇圧トランス151の二次巻線151Bの端部のうちの接地されていない方の端部を、配線路W1により互いに接続された放電管の第1の端子211A〜21nAと、配線路W2により互いに接続された第2の端子211B〜21nBとに交互に接続する。
例えばスイッチ152が接続端子a側に倒されると、CCFL211〜21nの第1の端子211A〜21nAに昇圧トランス151の2次巻線151Bの一端が接続される。このときCCFL211〜21nの第2の端子211B〜21nBには昇圧トランス151の端部が接続されずに電力が供給されない状態になるので、第1の端子211Aに加えられた第1の交流駆動電力は第1の端子211A〜21nAと導電部材112との間に供給され、交流駆動電流がCCFL211〜21nの管表面と導電部材112との間に形成された浮遊容量を介して導電部材112に流れ込む。この第1の端子211A〜21nAから浮遊容量を介して導電部材112に流れ込む交流駆動電流を符号I1で示す。
またスイッチ152が端子b側に倒されると、同様に、CCFL211〜21nの第2の端子211B〜21nBから浮遊容量を介して導電部材112に交流電流が流れ込む。その交流駆動電流を符号I2で示す。
交流駆動電流I1,I2は各端子から導電部材に流れ距離が短くなるため、駆動電圧が従来より低くなる。
このスイッチ152が周期的に切り替えられると、各CCFL211〜21nに供給される交流駆動電力が放電管211〜21nの第1の端子211A〜21nAと導電部材112との間と、第2の端子211B〜21nBと導電部材112との間とに交互に供給されて、交流駆動電流I1と交流駆動電流I2とが各CCFL内を交互に流れることになる。
図3は、それらの交流駆動電流I1,I2がCCFL211〜21nの位置に応じてどのように変化するかを説明する図である。
図3の横軸は、各CCFL211〜21nの第1の端子211A〜21nAから第2の端子211B〜21nBまでの間の管の位置を示す位置座標であり、縦軸は交流駆動電流である。
図3には、スイッチ152の周期的な切替により各CCFL211〜21nに交互に流れる第1の交流駆動電流I1と第2の交流駆動電流I2とが示されている。図3の左側がCCFLの第1の端子側であり、図の右側がCCFLの第2の端子側である。
なお、図中の符号ILは、CCFLが負性抵抗領域に達する管電流の限界値を示す。CCFLの第1端子から第2端子に達する管電流がこの値よりも小さければCCFL211〜21nは負性抵抗を示さない。つまり、本実施形態では、その管電流に相当する交流駆動電流I1A,I2B(図3の交流駆動電流I1と交流駆動電流I2を示す線の端部)をその符号ILで示す交流駆動電流の値よりも小さくして、CCFL211〜21nを、CCFLが定電圧特性を呈する定電圧特性領域で動作させている。この定電圧特性領域で各CCFL211〜21nを動作させると、各CCFLの放電状態におけるインピーダンスが安定する。さらにCCFL211〜21nと導電部材112との間の浮遊容量に図9のバラストコンデンサの役目を担わせて昇圧トランスの一端(接地側)に交流駆動電流I1,I2を還流することにより帰還作用を働かせると、放電時のCCFLのインピーダンスはさらに安定し、CCFLの放電中の定電圧特性領域での動作が保証される。
図3に示す様に、交流駆動電流I1は放電管211の第1の端子211A〜21nAからCCFL211〜21nと導電部材112との間に一様に分布する浮遊容量を経由して導電部材12に流れる交流駆動電流であるので、第1の端子211A〜21nAから第2の端子211B〜21nB側に進行するにつれて徐々に減少して符号I1Aの値になる。同様に交流駆動電流I2は、放電管211の第2の端子211B〜21nBから浮遊容量を経由して導電部材112に流れる交流駆動電流であって第2の端子211A〜21nAから第1の端子211B〜21nB側に進行するにつれて徐々に減少して符号I2Bの値になる。上記した様にこれらの符号I1A,I2Bで示される端子側に近いところの値が符号ILで示される電流より小さければ各CCFLは定電圧特性領域で動作する。
これらの第1の交流駆動電力による交流駆動電流I1と、第2の交流駆動電力による交流駆動電流I2とが合成されると、発光に必要な合成電流ITが得られる。
すなわち、スイッチ152を周期的に切り替えてCCFL内の放電に対称性が得られるようにして、さらにCCFLを定電圧特性領域で動作させると、各CCFLに安定した発光を行なわせることができる。
なお、上記スイッチ152の切替周波数は、 0Hzを超え発振器204の発振周波数未満であれば、いかなる周波数であっても良く、好ましくはスイッチ152の切替周波数の逆数で示される周期が、目の残像時間(約0.3秒)よりも短くなるような周波数に設定すると、各CCFL211〜21nはほぼ輝度ムラが発生することなく良好に発光する。
ここで図2に示す様にスイッチ152を周期的に切り替えるだけの構成であると、図3に示す様に、合成電流ITの中央部に窪みが生じる。こうして合成電流ITの中央に窪みはが生じると、CCFL211〜21n各々の中央部が端部側に比べて多少暗くなる。
そこで、各CCFL211〜21nの中央部が暗くなることを改善するために、図4に示す放電管点灯装置115には、図2のインバータ200Iの他に、本発明にいう第2の電力供給部の一例を構成するもう一つのインバータ150が配備されている。そのもう一つのインバータ150でCCFLの第1の端子と第2の端子との間に上記第1の交流駆動電力よりも低い周波数の第2の交流駆動電力を供給してその中央にある程度の明るさを持たせている。
図4は、本発明の実施形態を示す放電管点灯装置115を示す図である。また図5は、図2に対応するものであって、図4に示すインバータ150がCCFLの第1の端子と第2の端子との間に流す交流駆動電流I3の作用を説明する図である。
図4に示す様に、第2のインバータ150も、図9と同様に、発振器155、FET156,157とコンデンサ158A,158Bと昇圧トランス159とで構成されている。この第2のインバータ150は、周波数の高い第1の駆動交流電力とは別に、その第1の交流駆動電力よりも低い周波数の第2の交流駆動電力を各CCFL211〜21nの各第1の端子211A〜21nAと各第2の端子211B〜21nBとの間に供給してそれぞれの第1の端子からそれぞれの第2の端子へ向けて交流駆動電流I3を流し続ける。
この例では、この交流駆動電流I3の周波数が第1、第2の交流駆動電流の周波数よりも低いためにCCFL211〜21nと導電部材112との間の浮遊容量の影響を受けず、また昇圧トランス159の2次巻線159Bの構造に起因する浮遊容量Cs(図4参照)の影響もほとんど受けずに損失無く管内を進行する。
このため、図4に示す2つのインバータ200Iとインバータ150は、図5に示す様に合成電流ITの中央部のくぼみが小さくなくなった合成電流ITを各CCFL211〜21nに流すことができる。
以上説明した様に、出力電圧を従来よりも低い電圧にして発熱を抑制しつつ複数の放電管を効率よく駆動することができる小型の放電管駆動回路、その小型の放電管駆動回路を備えた小型の放電管点灯装置、およびその小型の放電管点灯装置を備えた小型の画像表示装置が実現する。
図6は、放電管点灯装置の第2実施形態を示す図である。
図6に示す放電管点灯装置115Iは、図4の放電管点灯装置115とはスイッチ152Iの配置が違うだけであり、この図6の放電管点灯装置の動作は図4と同様である。
図4とは異なる構成のスイッチ152Iの動作を説明する。
このスイッチ152Iも図4と同様に3つの端子を備えているので、それらの3つの端子のうちの共通端子に符号dを付し、他の2つの接続端子のうちの一方に符号eを付し、他方に符号fを付して説明する。
このスイッチ152Iは、昇圧トランス151の二次巻線151Bの一方の端部と二次巻線151Bの他方の端部とを交互に接地する。
つまり、第1実施形態では、昇圧トランスの一方の端部と他方の端部とを、スイッチ152Iを切り替えてCCFLの第1の端子と第2の端子とに接続する構成を示したが、第2実施形態では、スイッチ152Iを切り替えて昇圧トランス151の一方の端部と他方の端部とを交互に接地する構成に変更している。このような構成にしても第1実施形態と同様の効果が得られる。
図7は放電管点灯装置115Rの第3実施形態を示す図である。図8は、図3、図5に対応する図であって、図7の放電管点灯装置115Rが各CCFLに供給する交流駆動電流を示す図である。
図4と図6の放電管駆動回路200I,150では2個のインバータ200I,150Iを使ってそれらを互いに異なる周波数で動作させて第1の交流駆動電力と第2の駆動電力とを複数のCCFL211〜21nに供給する構成にしたが、本実施形態ではインバータ150Rを1個とし、同じ周波数の第1の交流駆動電力と第2の交流駆動電力とを複数のCCFL211〜21nに供給する構成に変更している。この構成にするとインバータ150Rが一つで済むために更なる小型化を図ることができる。
この図7の構成では、昇圧トランス151Rの2次巻線151B,151Cが2つになり2次巻線側の巻数が多くなって、2つの2次巻線のうちの一方の2次巻線151Cの巻き始めが昇圧トランス151Rのコアに近くなって巻き終りがコアからより離れた構造になるために2次巻線151Cの巻き始めの部分とコアとの間に浮遊容量Cstが形成されその浮遊容量Cstがコアを介して接地される。
この浮遊容量Cstは、CCFL211〜21nと導電部材112との間の浮遊容量に対して直列に接続された格好になってCCFL211〜21nと導電部材112との間に形成される浮遊容量を小さくするように働き、第3の交流駆動電流については他の交流駆動電流I1,I2に比べて低損失で管内を進行させることができる。しかし図8に示す様に第2端子側に近づくにつれてどうしてもやや減少してしまう。
そこで、第3実施形態では、これを補うために昇圧トランス151Rにタップ151Tを設けるとともにスイッチ素子を例えばリレー152Rで構成して、リレー152Rの接点を交互に接続して、リレーの2つの接点のうちの一方の接点i,jを配線路W2で互いに接続されている第2の接点に接続し、リレーの他方の接点g,hを配線路W1で互いに接続されている第1の端子211A〜21nAに接続する構成にしている。
この構成にすると、第2の端子211B〜21nBには、タップの巻線比に応じて、第1の端子211A〜21nAよりも大電力の第1の交流駆動電力が供給される。このため、前述の浮遊容量Cstにより交流駆動電流I3が第2の端子側で減少してもその減少分がその大電力の第1の交流駆動電力による第2の交流電流I2によって補正されて第1の端子211A〜21nAと第2の端子211B〜21nBとの間に図8に示すように第1の端子と第2の端子との間にほぼ一定の合成電流ITが流れる。これにより各CCFLは良好に発光する。
この様な構成にしても第1実施形態、第2実施形態と同様の効果が得られる。
なお、CCFLの例で記載してきたが、類似の外部電極蛍光灯のEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)にも応用は十分可能である。
また、経時変化などによる全体光量の変化を検出する光センサーとその光センサーの出力をフィードバックする回路とを放電管点灯装置に組み入れることは容易である為、本発明では説明を省略した。
1 画像表示装置
10 液晶パネル
11 照明設備
111 給電部材
112 導電部材
113 拡散板
115 115I 115R 放電管点灯装置
150 150R インバータ
151 151R 昇圧トランス
159 昇圧トランス
20 放電管点灯装置
200 200I インバータ
201 交流電源
202 スイッチ
203 整流器
204 発振器
205 206 トランジスタ
207 208 コンデンサ
209 昇圧トランス
211〜21n 放電管
221〜22n バラストコンデンサ

Claims (7)

  1. 電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、該複数の放電管の前記第1の端子どうし、および前記第2の端子どうしを接続する配線路と、該複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材とを有する放電管点灯装置を構成する該複数の放電管を点灯駆動する放電管駆動回路であって、
    前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と前記導電部材との間、および前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子と前記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部と、
    前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と、前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部とを有することを特徴とする放電管駆動回路。
  2. 前記第1の電力供給部が、前記第2の電力供給部が供給する前記第2の交流駆動電力よりも周波数の高い前記第1の交流駆動電力を供給するものであることを特徴とする請求項1記載の放電管駆動回路。
  3. 前記導電部材が接地されたものであり、
    前記第1の電力供給部が、
    二次巻線の一方の端部が接地された昇圧トランスと、
    前記二次巻線の他方の端部を、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と、該配線路により互いに接続された第2の端子に、交互に接続するスイッチ素子とを備えた事を特徴とする請求項1又は2記載の放電管駆動回路。
  4. 前記導電部材が接地されたものであり、
    前記第1の電力供給部が、
    二次巻線の一方の端部が前記配線路により互いに接続された前記第1の端子に接続されるとともに、該二次巻線の他方の端部が前記配線路により互いに接続された第2の端子に接続された昇圧トランスと、
    前記2次巻線の一方の端部と他方の端部を交互に接地するスイッチ素子とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の放電管駆動回路。
  5. 前記第1の電力供給部および前記第2の電力供給部が、互いに同一周波数の前記第1の交流駆動電力および前記第2の交流駆動電力をそれぞれ供給するものであり、
    前記第2の電力供給部は、昇圧トランスの二次巻線の一方の端部が該二次巻線の他方の端部よりも大きな浮遊容量を持ち、該二次巻線の該一方の端部が、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子に接続されるとともに、該二次巻線の該他方の端部が、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子に接続されたものであって、
    前記第1の電力供給部は、前記第1の交流駆動電力を、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と、前記配線路により互いに接続された第2の端子とに交互に供給し、かつ、該第1の端子から該第1の交流駆動電力を供給するにあたっては、該第2の端子から供給する該第1の交流駆動電力よりも大電力の第1の交流駆動電力を供給するように電力供給経路を切り替えるスイッチ素子を備えたことを特徴とする請求項1記載の放電管駆動回路。
  6. 電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、
    前記複数の放電管の前記第1の端子どうし、および前記第2の端子どうしを接続する配線路と、
    前記該複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材と、
    前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と前記導電部材との間、および前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子と前記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部、および、前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と、前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部を有する放電管駆動回路とを備えたことを特徴とする放電管点灯装置。
  7. 電気的に駆動されるとともに背面から照明を受けて画像を写し出す画像表示板と、
    前記画像表示板を背面から照明する照明設備とを備え、
    前記照明設備が、
    電力の供給を受ける第1の端子と第2の端子がそれぞれに形成された複数の放電管と、
    前記複数の放電管の前記第1の端子どうし、および前記第2の端子どうしを接続する配線路と、
    前記複数の放電管それぞれに近接して配置された導電部材と、
    前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と前記導電部材との間、および前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子と前記導電部材との間に、第1の交流駆動電力を交互に供給する第1の電力供給部、および、前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第1の端子と、前記複数の放電管の、前記配線路により互いに接続された前記第2の端子との間に、第2の交流駆動電力を供給する第2の電力供給部を有する放電管駆動回路とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
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