JP2010191594A - データ検証装置、データの正当性検証方法、及びプログラム - Google Patents

データ検証装置、データの正当性検証方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションプログラムやユーザファイルのデータ形式を変更することなく、かつチェックサムを付加したディスク装置へデータを移行することなく、データの正当性を検証することができるデータ検証装置を提供する。
【解決手段】ユーザファイルへのデータの書き出し時において、チェックサム作成手段が、OSの階層で、書出しデータに基づいてファイルブロックごとにチェックサムを作成し、そのチェックサムをチェックサム格納ファイルに書き出す。ユーザファイルからのデータ読み出し時は、チェックサム検証手段が、入力データを含むファイルブロックごとのチェックサムをチェックサム格納ファイルから読み出し、読み出したチェックサムと読出しデータとの整合性を比較照合して、ファイルブロックごとのデータの正当性を検証する。なお、ファイルブロックは、ファイル管理表のファイル物理アドレスや入力データ長に基づいて決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザファイルやデータ記憶装置等へ書込むデータの正当性を検証するデータ検証装置、データの正当性検証方法、及びプログラムに関する。
従来より、ユーザファイルのデータ検証方法に関する技術については種々報告されている。例えば、データ記憶装置へのデータ書込み時において、そのデータ記憶装置への書込みデータと不揮発性メモリからの読出しデータとの排他的論理和をとり、その結果を再度不揮発性メモリへ書込む動作を全書込みデータについて繰り返し行わせることにより、不揮発性メモリにパリティを貯蔵してデータ検証を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これによって、パリティによりデータの信頼性を上げながら高速にデータの書込み処理を行うことができる。
また、あらかじめ計算しておいたチェックサムデータとROMに格納されているチェックサムデータとをシステム動作中において随時比較し、両者が等しくなければ直ちにシステム異常を報知すると共にシステム動作を停止させる技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。この技術によれば、プログラムエリアの消去又は破壊等によるシステム異常を、システム動作中においてオペレータに直ちに知らせることができる。
特開平4−351764号公報 特開平8−289060号公報
しかしながら、ディスク上にファイルとして格納されたデータの正当性を検証するためには、ファイルを使用する個々のアプリケーションプログラムが、チェックサムの生成、チェックサムのファイルブロックへの格納、および読出し時のチェックサムを利用した正当性のチェックなどを実施する機能を有している必要がある。すなわち、データの正当性を検証できるか否かは、個々のアプリケーションプログラムが持つ機能に依存しているため、アプリケーションプログラムによってはデータの正当性を検証することができない場合もある。
また、アプリケーションプログラムがデータの正当性を検証する機能を有している場合でも、当該機能の利用の有無でファイルブロックの形式が異なるケースがある。このようなケースでは、システム運用開始後に検証機能を有効化させる場合は、ファイル内の全ブロックを、利用するファイルブロックの形式に変換しなくてはならない。そのため、ファイルブロックの形式を変換するたびにシステムの運用を停止しなければ、データの正当性を検証する機能を有効化することができないので、ユーザの使い勝手が著しく低下する。
また、前記特許文献1の技術においては、ディスク装置内にデータ検証機能を設けてユーザファイルのデータ検証を行っているので高速にデータ検証を行うことができるが、このデータ検証方法は既存のディスク装置では実現することができない。言い換えると、特許文献1の技術によるデータ検証方法を実現させるためには、チェックサム機構を付加したディスク装置を新規に導入してファイルの再構築を行わなければならない。さらに、チェックサム付加対象となるデータを、チェックサム機能を備えたディスク装置へ転送しなければならない。
また、前記特許文献2の技術においては、チェックサム付加対象となるデータがROMに格納されているため、新規にチェックサム付加対象となるデータを追加することができない。言い換えると、ROMに格納されているデータのみはデータ検証を行うことができるが、新たに追加されたデータについてはデータ検証を行うことができない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムやユーザファイルのデータ形式を変更することなく、かつチェックサムを付加したディスク装置へデータを移行することなく、データの正当性を検証することができるデータ検証装置、データの正当性検証方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るデータ検証装置は、ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータ検証装置であって、OS階層による入出力制御処理おいて、ユーザファイルへ書き出す書出しデータに基づいて作成されたチェックサムとユーザファイルから読み出す読出しデータとの整合性に基づいてデータの正当性を検証するように構成されている。
本発明に係るデータ検証装置の好適な実施形態は、ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータ検証装置であって、ユーザファイルへのデータの書き出し時に、OS階層で、書出しデータに基づいてファイルブロックごとにチェックサムを作成するチェックサム作成手段と、チェックサム作成手段が作成したチェックサムをファイルブロックごとに格納するチェックサム格納ファイルと、データの読の出し時に、チェックサム格納ファイルから読み出したファイルブロックごとのチェックサムと読出しデータとの整合性をファイルブロックごとに比較検証するチェックサム検証手段とを備える構成を採っている。
また、本発明はデータの正当性検証方法を提供することもできる。すなわち、ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータの正当性検証方法であって、OS階層による入出力制御処理おいて、ユーザファイルへ書き出す書出しデータに基づいて作成されたチェックサムとユーザファイルから読み出す読出しデータとの整合性に基づいてデータの正当性を検証するデータの正当性検証方法を提供することもできる。
本発明によるデータの正当性検証方法の具体的な手順は、ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータの正当性検証方法であって、ユーザファイルへのデータの書き出し時に、OS階層で、書出しデータに基づいてファイルブロックごとにチェックサムを生成する第1のステップと、第1のステップで生成された前記チェックサムを、ファイルブロックごとにチェックサム格納ファイルへ格納する第2のステップと、データの読み出し時に、チェックサム格納ファイルからファイルブロックごとのチェックサムを読み出す第3のステップと、読出しデータとチェックサム格納用ファイルから読み出したチェックサムとの整合性をファイルブロックごとに比較検証する第4のステップとを含むデータの正当性検証方法を提供することもできる。
また、本発明は、前記各発明のデータの正当性検証方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することもできる。
本発明のデータ検証装置によれば、データを検証するための処理がOS階層の入出力制御によって行われ、かつ、検証に必要なデータは、ユーザファイルとは別のチェックサム格納ファイルに格納されている。そのため、アプリケーションプログラムおよびユーザファイルの形式を変更することなく、ユーザファイルのデータを検証することができる。
本発明の実施形態に係るデータ検証装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すデータ検証装置によるデータの読み出し処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示すデータ検証装置によるデータの書き出し処理の流れを示すフローチャートである。
本発明のデータ検証装置は、ユーザファイルへのデータの書き出し時に、OSの階層で、書出しデータを元にファイルブロックごとにチェックサムを作成し、そのチェックサムをチェックサム格納用ファイルに書き出す。また、ユーザファイルからのデータ読み出し時は、入力データを含むファイルブロックごとのチェックサムをチェックサム格納用ファイルから読み出し、このチェックサムと読出しデータとの整合性を比較照合して、ファイルブロックごとのデータの正当性を検証している。このようにすることにより、アプリケーションプログラムおよびユーザファイルのデータ形式を変更することなく、データの正当性を検証することができる。
すなわち、OS階層において、ユーザファイルのデータに対するチェックサムを生成する。そして、ユーザファイルとは別に存在する、ユーザファイルのデータに対するチェックサムを格納するチェックサム格納用ファイルへ、先に生成したチェックサムを入力する。次に、ユーザファイルのデータとチェックサム格納用ファイルに存在するチェックサムとを比較して両者の整合性を検証する。このようにすることにより、アプリケーションプログラムやユーザファイルのデータ形式を変更することなくデータの正当性を検証することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るデータ検証装置の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデータ検証装置の構成を示すブロック図である。この図は、データ検証機構を備えるホストコンピュータ1とユーザファイル30とチェックサム格納ファイル40とによって構成されるデータ検証装置を示している。
ホストコンピュータ1は、各種のアプリケーションを実行するアプリケーションプログラム11、アプリケーションプログラムからのレコード単位のデータ入出力要求をユーザファイルのブロック単位の入出力要求に変換するアクセスメソッド12、アクセスメソッド12からのブロック単位の入出力要求を物理的な単位の入出力処理として実施する入出力制御手段13、入出力制御手段13から呼び出されてデータのチェックサムを作成するチェックサム作成手段14、入出力制御手段13から呼び出されてデータとチェックサムの整合性を検証するチェックサム検証手段15、入出力制御手段13から呼び出されてチェックサム格納ファイルの制御情報を作成・参照・更新するチェックサム格納ファイル制御手段16、ユーザファイルの管理情報を格納するファイル管理表21、チェックサム格納ファイル制御手段16の制御情報を格納するチェックサム格納ファイル管理表22を備えて構成される。
さらに、詳しく説明すると、ファイル管理表21は、ユーザファイルごとにファイル管理エントリ210を持ち、このユーザファイル管理エントリ210には、ユーザファイル名211、ファイルブロック長212、ユーザファイルの物理的な開始位置であるファイル物理アドレス213を含んでいる。
チェックサム格納ファイル管理表22は、チェックサム格納ファイルごとにチェックサム格納ファイル管理エントリ220を持ち、このチェックサム格納ファイル管理エントリ220には、ユーザファイル名221、チェックサム格納ファイル名222、チェックサム格納ファイルの物理的な開始位置であるチェックサム格納ファイル物理アドレス223、ユーザファイルの各ブロックがチェックサム格納ファイル中にチェックサムを保有しているかを表すチェックサム管理フラグ224を含んでいる。
また、チェックサム格納ファイル40の各ブロックは、当該ブロック自身のチェックサムであるチェックサム401と、ユーザファイルの各ブロックに対応するチェックサムCS402を含んでいる。なお、ユーザファイル30は、ブロック1〜ブロックnのn個のブロックによって構成されている。
次に、フローチャートの流れにしたがって、図1に示すデータ検証装置の動作の流れを説明する。図2は、図1に示すデータ検証装置によるデータの読み出し処理の流れを示すフローチャートである。また、図3は、図1に示すデータ検証装置によるデータの書き出し処理の流れを示すフローチャートである。したがって、図1を参照しながら、図2及び図3のフローチャートを説明する。
まず、図1において、アプリケーションプログラム11の要求にしたがって、アクセスメソッド12が入出力制御手段13に対して入力(READ)要求を行った時に、入出力制御手段13が読出し処理(READ処理)を行う場合の処理の流れについて、図2のフローチャートを用いて説明する。
図2において、入出力制御手段13は、READ処理を開始すると(ステップF200)、アクセス対象のファイルブロック番号を元に、ファイル管理表21に存在する処理対象ユーザファイルのファイル管理エントリ210のファイル物理アドレス213を参照して、ユーザファイルブロック番号に対応する物理アドレス(つまり、読み込み開始物理アドレス)を取得する(ステップF201)。次に、入出力制御手段13は、処理ブロック数とファイル管理エントリ210のファイルブロック長212から入力データ長を取得する(ステップF202)。
次に、入出力制御手段13は、取得されたユーザファイルブロックの物理アドレスから、入力データ長分のデータをユーザファイル30から読み出す(ステップF203)。そして、入出力制御手段13が、チェックサム格納ファイル制御手段16にチェックサム格納ファイルの有無を問い合わせると、チェックサム格納ファイル制御手段16は、チェックサム格納ファイル管理表22に該当するユーザファイル名221を持つチェックサム格納ファイル管理エントリ220を検索して(ステップF204)、該当するエントリがあれば、チェックサム格納ファイル有りとして入出力制御手段13へ回答する(ステップF204で有)。
すなわち、チェックサム格納ファイル管理エントリ220にチェックサム格納ファイルが有る場合には(ステップF204で有)、入出力制御手段13は、ファイルブロック番号からチェックサムブロック番号を取得し(ステップF205)、チェックサムがチェックサム格納ファイル40中に存在するか否かをチェックサム管理フラグ224から確認する(ステップF206)。ここで、チェックサム格納ファイル40中にチェックサムが存在する場合には(ステップF206で有)、入出力制御手段13は、チェックサム格納ファイルアドレス223を元にチェックサム格納ファイル40から該当するブロックを読み出す(ステップF207)。
そして、入出力制御手段13は、ユーザファイル30から読み出したユーザファイルデータとチェックサム格納ファイル40から読み出したチェックサム402(例えば、CS1)について、ユーザファイルデータのブロックごとにチェックサム検証手段15を用いて整合性の確認を行い(ステップF208)、両者の整合性がOKであれば(ステップF208でOK)、ユーザファイルデータをアクセスメソッド12に返却する(ステップF209)。一方、整合性確認の結果がNGであれば(ステップF208でNG)、アクセスメソッド12にエラー情報を返却する(ステップF211)。
また、ステップF206でチェックサムがチェックサム格納ファイル40に存在しない場合には(ステップF206で無)、入出力制御手段13は、ユーザファイルデータをアクセスメソッド12に返却した後(ステップF221)、チェックサム作成手段14を用いてユーザファイルデータのチェックサムを作成する(ステップF222)。
次に、入出力制御手段13は、チェックサム格納管理表21のチェックサム格納ファイルアドレス223を元にチェックサム格納ファイル40から該当するブロックを読み出した後、先に作成したチェックサムで当該ブロックを更新し、チェックサム格納ファイル40へ書き戻す(ステップF223)。そして、入出力制御手段13は、チェックサム格納ファイル40に当該ユーザファイルブロックに対応するチェックサムが存在するように、チェックサム管理フラグ224を更新する(ステップF224)。
また、ステップF204で、チェックサム格納ファイル管理エントリ220にチェックサム格納ファイル40が存在しない場合には(ステップF204で無)、入出力制御手段13は、ユーザファイルデータをアクセスメソッド12に返却した後(ステップF231)、当該ユーザファイルに対応するチェックサム格納ファイル管理エントリを作成し(ステップF232)、前述のステップF222以降の処理を行う。
次に、図1において、アプリケーションプログラム11の要求にしたがって、アクセスメソッド12が入出力制御手段13に対して出力(WRITE)要求を行った時に、入出力制御手段13が書き出し処理(WRITE処理)を行う場合の処理の流れについて、図3のフローチャートを用いて説明する。
図3において、入出力制御手段13は、WRITE処理を開始すると(ステップF300)、アクセス対象のファイルブロック番号を元に、ファイル管理表21に存在する処理対象ユーザファイルのファイル管理エントリ210のファイル物理アドレス212を参照して、ユーザファイルブロックの物理アドレス(つまり、書込み開始物理アドレス)を取得する(ステップF301)。次に、入出力制御手段13は、処理ブロック数とファイル管理エントリ210のファイルブロック長212から出力データ長を取得する(ステップF302)。
そして、入出力制御手段13が、チェックサム格納ファイル制御手段16にチェックサム格納ファイルの有無を問い合わせると、チェックサム格納ファイル制御手段16は、チェックサム格納ファイル管理表22に該当するユーザファイル名221を持つチェックサム格納ファイル管理エントリ220を検索して、該当するチェックサム格納ファイルがあるか否かを判定する(ステップS303)。
ここで、チェックサム格納ファイル管理エントリ220に該当するチェックサム格納ファイルがあれば(ステップF303で有)、チェックサム格納ファイル制御手段16から入出力制御手段13へ、チェックサム格納ファイル有りとして回答する。一方、チェックサム格納ファイル管理エントリ220に該当するチェックサム格納ファイルが無い場合には(ステップF303で無)、チェックサム格納ファイル管理エントリ220を作成する(ステップF304)。次に、入出力制御手段13は、ユーザファイルブロック番号を元に、対応するチェックサムを含むチェックサムブロック番号を求める(ステップF305)。
さらに、入出力制御手段13は、チェックサム作成手段14を用いて、ユーザファイルデータのチェックサムを作成する(ステップF306)。そして、既に取得済みのユーザファイルブロックの物理アドレスから、出力データ長分のデータをユーザファイルへ書き出す(ステップF307)。さらに、入出力制御手段13は、チェックサム格納ファイル40からチェックサムブロック402を読み出し、ステップF306で作成したチェックサムで更新した後に、チェックサムブロック402をチェックサム格納ファイル40に書き戻す(ステップS308)。そして、チェックサム管理フラグ224を該当チェックサムが存在するように更新して(ステップF309)、WRITE処理を終了する(ステップ310)。
以上、本発明のデータ検証装置について、READ処理とWRITE処理の2つの処理の実施形態について具体的に説明したが、本発明は前記実施形態の処理内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明によれば、データ検証機能を独自に持たないアプリケーションプログラム、または、データ検証機能を有効にするためには、既存のユーザデータファイルを、アプリケーションプログラムが定義する形式に変換することが必要なアプリケーションプログラムを実行するホストコンピュータにおいて、ユーザファイルデータの正当性を検証する場合に有効に利用することができる。
1 ホストコンピュータ
11アプリケーションプログラム
12 アクセスメソッド
13 入出力制御手段
14 チェックサム作成手段
15 チェックサム検証手段
16 チェックサム格納ファイル制御手段
21 ファイル管理表
22 チェックサム格納ファイル管理表
30 ユーザファイル
40 チェックサム格納ファイル
210 ファイル管理エントリ
211 ユーザファイル名
212 ファイルブロック長
213 ファイル物理アドレス
220 チェックサム格納ファイル管理エントリ
221 ユーザファイル名
222 チェックサム格納ファイル名
223 チェックサム格納ファイル物理アドレス
224 チェックサム管理フラグ
401 チェックサム
402 チェックサムCS

Claims (10)

  1. ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータ検証装置であって、
    OS階層による入出力制御処理おいて、前記ユーザファイルへ書き出す書出しデータに基づいて作成されたチェックサムと前記ユーザファイルから読み出す読出しデータとの整合性に基づいて前記データの正当性を検証することを特徴とするデータ検証装置。
  2. ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータ検証装置であって、
    前記ユーザファイルへのデータの書き出し時に、OS階層で、書出しデータに基づいてファイルブロックごとにチェックサムを作成するチェックサム作成手段と、
    前記チェックサム作成手段が作成したチェックサムをファイルブロックごとに格納するチェックサム格納ファイルと、
    前記データの読の出し時に、前記チェックサム格納ファイルから読み出したファイルブロックごとのチェックサムと読出しデータとの整合性をファイルブロックごとに比較検証するチェックサム検証手段と
    を備えることを特徴とするデータ検証装置。
  3. アプリケーションプログラムからのレコード単位のデータ入出力要求を前記ユーザファイルのブロック単位の入出力要求に変換するアクセスメソッドと、
    前記アクセスメソッドからのブロック単位の入出力要求を物理的な単位の入出力処理として実施する入出力制御手段と、
    前記チェックサム格納ファイルの制御情報を作成・参照・更新するチェックサム格納ファイル制御手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項2に記載のデータ検証装置。
  4. 前記ユーザファイルの管理情報を格納するファイル管理表と、
    前記チェックサム格納ファイル制御手段の制御情報を格納するチェックサム格納ファイル管理表とを
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載のデータ検証装置。
  5. 前記ファイル管理表は、前記ユーザファイルごとにファイル管理エントリを備え、このユーザファイル管理エントリは、ユーザファイル名、ファイルブロック長、および、前記ユーザファイルの物理的な開始位置であるファイル物理アドレスを含んでいることを特徴とする請求項4に記載のデータ検証装置。
  6. チェックサム格納ファイル管理表は、前記チェックサム格納ファイルごとにチェックサム格納ファイル管理エントリを備え、このチェックサム格納ファイル管理エントリは、ユーザファイル名、チェックサム格納ファイル名、前記チェックサム格納ファイルの物理歴な開始位置であるチェックサム格納ファイル物理アドレス、および、前記ユーザファイルの各ブロックがチェックサム格納ファイル中にチェックサムを保有しているかを表すチェックサム管理フラグを含んでいることを特徴とする請求項4に記載のデータ検証装置。
  7. ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータの正当性検証方法であって、
    OS階層による入出力制御処理おいて、前記ユーザファイルへ書き出す書出しデータに基づいて作成されたチェックサムと前記ユーザファイルから読み出す読出しデータとの整合性に基づいて前記データの正当性を検証することを特徴とするデータの正当性検証方法。
  8. ユーザファイルに記録されているデータの正当性を検証するデータの正当性検証方法であって、
    前記ユーザファイルへのデータの書き出し時に、OS階層で、書出しデータに基づいてファイルブロックごとにチェックサムを生成する第1のステップと、
    前記第1のステップで生成された前記チェックサムを、ファイルブロックごとにチェックサム格納ファイルへ格納する第2のステップと、
    前記データの読み出し時に、前記チェックサム格納ファイルからファイルブロックごとのチェックサムを読み出す第3のステップと、
    読出しデータと前記チェックサム格納用ファイルから読み出したチェックサムとの整合性を前記ファイルブロックごとに比較検証する第4のステップと
    を含むことを特徴とするデータの正当性検証方法。
  9. 前記ファイルブロックは、前記ユーザファイルの物理的な開始位置であるファイル物理アドレス、チェックサム格納ファイルの物理的な開始位置であるチェックサム格納ファイル物理アドレス、および入力データ長に基づいて決定されることを特徴とする請求項8に記載のデータの正当性検証方法。
  10. 請求項7乃至9の何れか1項に記載のデータの正当性検証方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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