JP2010190725A - 導水管水位計室用の水面安定化装置 - Google Patents

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Kazuhiko Ujie
一彦 氏江
Masahiro Yamane
正裕 山根
Toru Yoshida
透 吉田
Katsuya Saito
克矢 齋藤
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Abstract

【課題】過大な設計をすることなしに、流量の正確な計測を可能とする、導水管水位計室用の水面安定化装置を提供する。
【解決手段】水位計室の下半部に位置するインバートと協働して、上流側導水管および下流側導水管の横断面と実質的に同一の横断面を形成する鋼材インバート12が、水位計室の開水路部の上半部に配置される。好ましくは、鋼材インバート12が、上方に湾曲した弧状板14と、鋼材インバート12を水位計室内の適所に取り付けるための取付板16とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、導水管水位計室に設置される水面安定化装置に関する。
地中に埋設される導水管の横断面は、円形である。一方、導水管の途中に設置される流量観測用の水位計室は、目視観測をする必要性のため、上方に開口した開水路形状を有している。
しかしながら、導水管を流れる流量が多くなると、導水管の部分と水位計の部分とで横断面形状が相違するため、流況が悪化して計測精度が低下するという不都合がある。図5を参照してより詳細に説明すると、水位計室内は、一定の水位までは、下半部に配置されたインバートにより導水管との横断面の変化が生じないように(すなわち、上流側の導水管の横断面と水位計室内の横断面が実質的に同じになるように)なっているが、水位が上昇するにつれて、横断面が変化する部分xの影響により、水流の抵抗が大きくなり、取水流と跳ね返り流が互いに相殺し合って、水面の乱れが生じ、これにより流量の正確な計測が困難になるという不都合がある。
このような不都合を解消するため、水位計室の横断面を大きくして上半部まで水位が上昇しないように設計したり、開水路の部分を長くしたりする等の対策がとられているが、このような対策をとると、流下能力に比較して過大な設計となるため、コスト高を招くという課題がある。
本発明は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、過大な設計をすることなしに、流量の正確な計測を可能とする、導水管水位計室用の水面安定化装置を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載された導水管水位計室用の水面安定化装置は、前記水位計室の下半部に位置するインバートと協働して、上流側導水管および下流側導水管の横断面と実質的に同一の横断面を形成する鋼材インバートが、前記水位計室の開水路部の上半部に配置されることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載された導水管水位計室用の水面安定化装置は、前記請求項1の装置において、前記鋼材インバートが、上方に湾曲した弧状板と、鋼材インバートを水位計室内の適所に取り付けるための取付板とを有することを特徴とするものである。
本願請求項3に記載された導水管水位計室用の水面安定化装置は、前記請求項2の装置前記弧状板に開閉式の蓋が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の装置によれば、水位計室の開水路部の横断面を導水管の横断面と実質的に同一にすることができるので、過大な設計をすることなしに、流量の正確な計測を行うことが可能になる。本発明の装置は、構造が簡単であるので、製造コストおよび維持管理コストを廉価に抑えることができる。また、前記弧状板に開閉式の蓋を設けることにより、本装置を設置したとしても、水位計室内を目視で観測することができる。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る導水管水位計室用の水面安定化装置について詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る導水管水位計室用の水面安定化装置を模式的に示した図である。
図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る導水管水位計室用の水面安定化装置は、鋼材インバート12を備えている。
鋼材インバート12は、上方に湾曲した弧状板14と、弧状板14の両縁に配置され、鋼材インバート12を水位計室の適所に取り付けるための取付板16とを有している。なお、取付板16は、弧状板14を補強する役目も果たす。また、弧状板14と取付板16は、所定厚さの鋼板で形成されている。
鋼材インバート12は、水位計室内の開水路部の上半部に設置される。すなわち、鋼材インバート12を水位計室内の上半部に設置することにより、鋼材インバート12は、水位計室の下半部に位置するインバートと協働して、上流側導水管および下流側導水管の横断面と実質的に同一の横断面を形成するようになっている。
これにより、水位計室内の水位が上昇したとしても、水位計室内の横断面が導水管の横断面と実質的に同じであるため、水面の乱れの発生を回避することができ、水位計室内の流量の正確な計測をすることが可能になる。
好ましくは、鋼製インバート12の弧状板14には、水位計室の内部を観測することができるように、開閉式の蓋14aが設けられている。図3に示される蓋14aは、蝶番14bを中心として蓋14aを回転させることにより開閉するようになっているが、スライド式等の他の形態の蓋にしてもよい。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図1および図3に示した鋼材インバート12は単なる例示的なものにすぎず、導水管の横断面と同じ横断面にすることができるものであれば、図4(a)に示されるような、他の形態の鋼材インバート12′を使用してもよい。また、図示した取付板の形態も一例にすぎず、鋼材インバートを堅固に取り付けることができるものであれば、他の形態を採用してもよい。さらに、図4(b)のように、複数(図4(b)では3基)の鋼材インバート12をボルト/ナット等の締結具や溶接等で連結することによって大型の鋼材インバートを形成し、水位計室内に取り付けるようにしてもよい。このようにすることにより、マンホールが小さくて大型の鋼材インバートを設置することが難しい場合であっても容易に設置することができ、或いは、既存の水位計室に後付けで鋼材インバートを設置することも可能になる。
本発明の好ましい実施の形態に係る導水管水位計室用の水面安定化装置を模式的に示した図である。 水面安定化装置が設置された水位計室の横断面図である。 図3(a)は、鋼材インバートの正面図、図3(b)は、図3(a)の線3b−3bに沿って見た図、図3(c)は、図3(a)の線3c−3cに沿って見た図、図3(d)は、鋼材インバートに設けられた蓋を開けた状態を示した図である。 鋼材インバートの変形形態を示した斜視図である。 従来の導水管水位計室を示した横断面図である。
10 導水管水位計室用の水面安定化装置
12、12′ 鋼材インバート
14 弧状板
14a 蓋
14b 蝶番
16 取付板

Claims (3)

  1. 導水管水位計室に設置される水面安定化装置であって、
    前記水位計室の下半部に位置するインバートと協働して、上流側導水管および下流側導水管の横断面と実質的に同一の横断面を形成する鋼材インバートが、前記水位計室の開水路部の上半部に配置されることを特徴とする装置。
  2. 前記鋼材インバートが、上方に湾曲した弧状板と、鋼材インバートを水位計室内の適所に取り付けるための取付板とを有することを特徴とする請求項1に記載された装置。
  3. 前記弧状板に開閉式の蓋が設けられていることを特徴とする請求項2に記載された装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612496Y2 (ja) * 1988-10-27 1994-03-30 株式会社日水コン 流量測定装置
JP2003064710A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Haitekkusu:Kk 密閉式インバートのマンホール

Patent Citations (2)

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