JP2010189976A - ヒンジのストッパ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジ部分で扉の開閉が規制できる、開き戸形式の扉を回転可能に支持するヒンジにおける、扉の開閉を規制するストッパ構造を提供する。
【解決手段】ヒンジ片とヒンジピンからなるヒンジに取り付けられ、ヒンジの回動を規制するヒンジのストッパ構造であって、第1ヒンジ片2に固定され、第1ヒンジ片2とともに、ヒンジピン4を中心として回動するストッパ本体部55と、第2ヒンジ片3に固定され、ストッパ本体部55の回動を案内する溝部36,46を有するストッパガイド7とからなり、ストッパ本体部55は、固定状態と解除状態とに切替可能であり、ストッパガイド7と協働してヒンジの回動を固定したり、解除したりすることができる。ストッパガイド2は、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6とからなり、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6の相対位置関係を変更することでヒンジの開度を調整することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、開き戸形式の扉を回転可能に支持するヒンジにおける、扉の開閉を規制するストッパ構造に関する。
扉を開閉させるために、開き戸形式の扉では、ヒンジピンと2つのヒンジ片からなるヒンジを用い、扉側に一方のヒンジ片を、扉の枠体側にもう一方のヒンジ片を固定している。そして扉の開閉を固定するために、さまざまなヒンジのストッパ構造が提案されている。
特開2004−76500号公報 実開昭61−176376
しかし、建物内のドアなどでは、ヒンジ部分に設けたストッパ機構により、扉の開閉を規制することができるが、柵などに設けられる出入り口用の扉では、扉自身の重量が重たいため、扉の下端部に設けられた上げ下げ自在の落とし棒と、地盤面に設けられた落とし棒挿入用の受け部とにより、扉の開閉の規制が行われている。
しかし、扉の設置と地盤面への受け部との施工時期の違いなどから、工事の工程に影響を与えることが多かった。また、扉の開度を調節することが難しかった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み、ヒンジ部分で扉の開閉が規制できる、開き戸形式の扉を回転可能に支持するヒンジにおける、扉の開閉を規制するストッパ構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、ヒンジ片とヒンジピンからなるヒンジに取り付けられ、ヒンジの回動を規制するヒンジのストッパ構造であって、
一方のヒンジ片に固定され、該ヒンジ片とともに、ヒンジピンを中心として回動するストッパ本体部と、
もう一方のヒンジ片に固定され、該ストッパ本体部の回動を案内する溝部を有するストッパガイドとからなり、
ストッパ本体部は、固定状態と解除状態とに切替可能であり、ストッパガイドと協働してヒンジの回動を規制することを特徴とするヒンジのストッパ構造により解決される。
このヒンジのストッパ構造では、それぞれのヒンジ片に固定されたストッパ本体部とストッパガイドとにより、ヒンジの回動を規制することができるので、扉のヒンジ取付け部以外や扉以外の床面などに別の支持部材などを設けることなく、ヒンジ部分だけで完結しており、ヒンジの回動を規制することができる。
また、ストッパ本体部の切り替えにより、ヒンジの固定状態と解除状態を切り替えることができるので、扉の開閉の切り替えが容易に実現することができる。
上記のヒンジのストッパ構造において、ストッパガイドに、ストッパ本体部の回動する範囲を調整するストッパ回動量調節機構が設けられているとよい。
ストッパ本体部の回動する範囲を調整するストッパ回動量調節機構を有することで、このヒンジを取り付けた扉の開度を任意に調節することができる。
本発明は以上のとおりであるから、ヒンジ部分で扉の開閉が規制できる、開き戸形式の扉を回転可能に支持するヒンジにおける、扉の開閉を規制するストッパ構造を提供することができる。
本発明の実施形態のヒンジのストッパ構造を適用したストッパ構造付きヒンジを示す斜視図である。 実施形態のヒンジのストッパ構造を適用したストッパ構造付きヒンジの構成部品を分離状態にして示す斜視図である。 図(イ)は、第1ストッパガイドを示す正面図、図(ロ)は、第2ストッパガイドを示す正面図である。 スットパ本体部を示すもので、図(イ)は、ストッパ本体支持体部とストッパ本体切替部を分離状態に示す斜視図、図(ロ)は、固定状態のスリット本体部を示す斜視図、図(ハ)は、解除状態のスリット本体部を示す斜視図である。 第1ストッパガイドと第2ストッパガイドの接合状況を示すもので、図(イ)、(ロ)は、それぞれ扉の開度が180度の場合の接合状況を示す、分解斜視図と一部断面平面図、図(ハ)、(ニ)は、それぞれ扉の開度が90度の場合の接合状況を示す、分解斜視図と一部断面平面図である。 ストッパガイドとストッパ本体部の先端部の関係を示すものであって、図(イ)は、扉の開度が180度の場合を示す一部断面正面図、図(ロ)は、扉の開度が90度の場合を示す一部断面正面図である。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す本発明の実施形態であるヒンジのストッパ構造を適用したストッパ構造付きヒンジ1であり、第1ヒンジ片2と第2ヒンジ片3は、開き戸が取り付けられる枠体を構成する柱40と開き戸を構成する柱体41にそれぞれ固定される。
第1ヒンジ片2は、第1ヒンジ片本体部8とストッパ構造付きヒンジ1を固定する外部と係合する第1ヒンジ片係合部9からなる。鋼板を折り曲げで成形される第1ヒンジ片本体部8の一方の側には、第2ヒンジ片と一体化されたヒンジピン4が枢着するヒンジピン係合部10が形成され、もう一方の側には、第1ヒンジ片係合部9と接合するためのボルト孔12を有する取付部11が形成されている。
第1ヒンジ片係合部9は、鋼板を折り曲げて成形され、本ストッパ構造付きヒンジが固定される柱体40の外形にあわせて成形された係合部14と第1ヒンジ片本体部8と接合するためのボルト孔15を有する取付け部13を有し、取付け部13を介して、第1ヒンジ片本体部8とボルト28、ナット29、ワッシャ30により一体化される。
本実施例では、ストッパ構造付きヒンジ1を取り付ける柱体40の外形にあわせて、第1ヒンジ片係合部の係合部14の形状が変更できるように第1ヒンジ片本体部8と第2ヒンジ片係合部9を別体とし、ボルトで接合しているが、第1ヒンジ片本体部8と第1ヒンジ片係合部9を一体として成形してもよい。
第2ヒンジ片3は、第2ヒンジ片本体部16とストッパ構造付きヒンジ1を固定する外部と係合する第2ヒンジ片係合部21からなる。鋼板を折り曲げで成形される第2ヒンジ片本体部16の一方の側18には、軸状のヒンジピン4が固定されて、ヒンジピン4と第2ヒンジ片本体部16が一体化され、第2ヒンジ片本体部16のもう一方の側19には、後述するストッパ本体部の回動する範囲を調整するストッパ回動量調節機構を構成する固定軸27が固定され、固定軸27と第2ヒンジ片本体部16が一体化されている。また、第2ヒンジ片本体部16の中央には、第2ヒンジ片21と接合するためのボルト孔20を有する取付部17が形成されている。
第2ヒンジ片係合部21は、鋼板を折り曲げて成形され、本ストッパ構造付きヒンジが固定される柱体41の外形にあわせて成形された係合部22と第2ヒンジ片本体部16と接合するためのボルト孔24を有する取付け部23を有し、取付け部23を介して、第2ヒンジ片本体部16とボルト25、ナット26、ワッシャ26aにより一体化される。
本実施例では、ストッパ構造付きヒンジ1を取り付ける柱体41の外形にあわせて、第2ヒンジ片係合部の係合部22の形状が変更できるように第2ヒンジ片本体部16と第2ヒンジ片係合部21を別体とし、ボルトで接合しているが、第2ヒンジ片本体部16と第2ヒンジ片係合部21を一体として成形してもよい。
図2に示すように、第1ストッパガイド5及び第2ストッパガイド6を介して、第2ヒンジ片3に一体化されたヒンジピン4に、第1ヒンジ片2のヒンジピン係合部10が、ヒンジピン4を軸に回動可能に枢着される。
ストッパガイド7は、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6より、構成され、後述するストッパガイド55と協働して、ヒンジの回動を規制する。
図3(イ)に示すように、第1ストッパガイド5は、断面視円型のプレートで、円型プレートの中央にヒンジピン4が挿通可能な孔35が設けられ、孔35を中心とした同心円状に、ストッパ本体部の回動を案内する溝36が、プレート状の第1ストッパガイド5を貫通して設けられている。
溝36は、孔35を中心として同心円状に、それぞれ90度ずつ角度を異ならせて同径の孔37,38,39があけられ、それぞれの孔を、孔35を中心として同心円状につなぐように溝36が設けられている。孔37から孔38に至る溝36aの幅は、孔37、38の径と同じであり、孔38から孔39に至る溝36bの幅は、孔38、39の径より狭くなっている。
また、第1ストッパガイド5には、溝36と同心円状に、第2ヒンジ片と一体化された固定軸27との協働によりストッパ回動量を調節するための孔42があけられている。
図3(ロ)に示すように、第2ストッパガイド6は、断面視円型のプレートで、円型プレートの中央にヒンジピン4が挿通可能な孔45が設けられ、孔45を中心とした同心円状に、ストッパ本体部の回動を案内する溝46が、プレート状の第2ストッパガイド6を貫通して設けられている。
溝46は、孔45を中心として同心円状に、それぞれ90度ずつ角度を異ならせて同径の孔47,48,49があけられ、それぞれの孔を、孔45を中心として同心円状につなぐように溝46が設けられている。孔47から孔48に至る溝46aの幅は、孔47、48の径より狭く、孔48から孔49に至る溝46bの幅は、孔48、49の径と同じとなっている。
また、第2ストッパガイド6には、溝46と同心円状に、第2ヒンジ片と一体化された固定軸27との協働によりストッパ回動量を調節するための溝52があけられている。溝52は、孔45を中心として同心円状に、それぞれ90度ずつ角度を異ならせて同径の孔53,54があけられ、孔53と54を、孔45を中心として同心円状につなぐように溝が設けられている。第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6を、それぞれの溝部36,46がそれぞれの端部どうしで一致するように重ね合わせたときに、第1ストッパガイド5の孔42が、第2ストッパガイド6の溝部52を構成する孔47側の孔53と一致するように配置されている。
なお、第1ストッパガイド5の孔37,38,39及び溝部36aの幅と、第2ストッパガイド6の孔47,48,49及び溝部46bの幅は等しく、第1ストッパガイド5の溝36bと第2ストッパガイド6の溝46aの幅は等しく設定されている。
図2に示すように、第2ヒンジ片3に固定されたヒンジピン4を、第1ストッパガイド5の孔35及び第2ストッパガイド6の孔45に挿通し、第2ヒンジ片3に固定された固定軸27を、第1ストッパガイド5の孔42及び第2ストッパガイド6の溝52に挿通する。
第1ストッパガイド5の孔42及び第2ストッパガイド6の溝52に挿通した固定軸27の端部には、ネジが切られており、ナット65、ワッシャ66で固定する。固定軸27の端部を固定することで、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6が一体化され、ヒンジピン4を中心とした相対的な回転が規制される。
第1ストッパガイド5の孔35及び第2ストッパガイド6の孔45に挿通したガイドピン4には、第1ヒンジ片2のヒンジピン係合部10が枢着され、第1ヒンジ片に固定されるストッパ本体部55の先端部61が、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6のそれぞれの溝36,46を挿通し、先端部61にストッパ本体部55の抜け止め材67が固定される。68は、先端部61に抜け止め材67を固定するビスである。抜け止め材67によりストッパ本体部55の抜けが防止されることにより、第1ヒンジ片2と第2ヒンジ片3とは、分離することなく一体化される。
図4(イ)に示すように、ストッパ本体部55は、管状のストッパ本体支持体部56と、ストッパ本体切替部59からなる。ストッパ本体支持体部56は中空の管からなり、上端部にスリット57,57が相対して2箇所設けられている。
ストッパ本体切替部59は、断面視円形の軸体60からなり、軸体60の先端部61がプレート状となっている。先端部の厚みは、第1ストッパガイド5の溝36bと第2ストッパガイド6の溝46aを通る幅になっている。軸体の中間部には、係合体62,62が2本突出しており、ストッパ本体支持体部56のスリット57,57と係合する。63は、ストッパ本体切替部59を軸芯方向に回転させるための掴み手である。
図4(ロ)、(ハ)に示すように、ストッパ本体部55は、ストッパ本体切替部59の係合体62,62を、ストッパ本体支持体部56のスリット57,57に係合させる固定状態と、ストッパ本体切替部59の係合体62を、ストッパ本体支持体部56の上端面58に載置させる解除状態とに切替可能である。このストッパ本体部55は、図1,2に示すように、第1ヒンジ片2に固定され、ストッパ本体部55の先端部61が、第1ストッパガイド5の溝36及び第2ストッパガイド6の溝46を挿通し、先端部61にストッパ本体部55の抜け止め材67が固定される。抜け止め材67によりストッパ本体部55の抜けが防止されることにより、第1ヒンジ片2と第2ヒンジ片3とは、分離することなく一体化される。
ここでは、ストッパ本体部55はボルト28に固定され、ボルト28を介して第1ヒンジ片2に固定されている。
ストッパガイドによるストッパ構造付きヒンジ1の回動規制は次のようにして行われる。
第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6との相対的な回動を規制する固定軸27の端部の固定を解除することで、第1ストッパガイド5と第2ストッパガイド6は自在にヒンジピン4廻りを回動する。
図5(イ)に示すように、第2ストッパガイド6の溝52に挿通される固定軸27の位置を孔53の位置に合わせることで、第1ストッパガイド5の溝36と第2ストッパガイド6の溝46が重なりあう部分は、図5(ロ)に示すように、第1ストッパガイド5の溝36のうち、孔37から孔38を経て孔39に至る、孔35を中心とした同心円上の半周に渡る範囲となり、半周に渡るこの範囲をストッパ本体部55の先端部61が移動することにより、ヒンジピン4の廻りに、第1ヒンジ片2と第2ヒンジ片3とは180度の開度で開閉することができる。
この溝36の範囲のうち、両端部及び中央部の孔37,38,39では、溝幅はストッパ本体部55の軸体60の軸径にあっているのに対し、孔37,38及び孔38,39を繋ぐ溝では、第1ストッパガイド及び第2ストッパガイドの溝46a及び36bに規制され、ストッパ本体部55のプレート状の先端部61の幅寸法となっている。
本体ストッパ切替部59の係合体62,62をストッパ本体支持体部56の上端面58に載置させ、解除状態とすることで、ストッパ本体部55のプレート状の先端部61は溝方向と平行に向くので、先端部61は、図6(イ)に示すように、溝内を自由に移動可能となり、ヒンジ片はヒンジピン4廻りに、拘束されることなく自由に回動することができる。
一方、本体ストッパ切替部59の係合体62,62をストッパ本体支持体部56のスリット57,57に係合させ、固定状態とすることで、ストッパ本体部55の先端部61は溝方向と直行方向に向くので、先端部61は、図6(イ)に示すように、溝内の孔37,38,39のいずれかで固定され、ヒンジ片は、ヒンジピン4に対して完全開き状態、半開き状態、閉じ状態のいずれかの状態で拘束される。
図5(ハ)に示すように、第2ストッパガイド6の溝52に挿通される固定軸27の位置を孔54の位置に合わせることで、第1ストッパガイド5の溝36と第2ストッパガイド6の溝46が重なりあう部分は、図5(ニ)に示すように、第1ストッパガイド6の溝36のうち、孔38から孔39に至る、孔35を中心とした同心円上の四半周に渡る範囲となり、四半周に渡るこの範囲をストッパ本体部55の先端部61が移動することにより、ヒンジピン4の廻りに、第1ヒンジ片2と第2ヒンジ片3とは90度の開度で開閉することができる。
この溝36の範囲のうち、両端部の孔38,39では、溝幅はストッパ本体部55の軸体60の軸径にあっているのに対し、孔38,39を繋ぐ溝では、第1ストッパガイド及び第2ストッパガイドの溝36b及び46aに規制され、ストッパ本体部55のプレート状の先端部61の幅寸法となっている。
本体ストッパ切替部59の係合体62,62をストッパ本体支持体部56の上端面58に載置させ、解除状態とすることで、ストッパ本体部55のプレート状の先端部61は溝方向と平行に向くので、先端部61は、図6(ロ)に示すように、溝内を自由に移動可能となり、ヒンジ片はヒンジピン4廻りに、拘束されることなく自由に回動することができる。
一方、本体ストッパ切替部59の係合体62,62をストッパ本体支持体部56のスリット57,57に係合させ、固定状態とすることで、ストッパ本体部55の先端部61は溝方向と直行方向に向くので、先端部61は、図6(ロ)に示すように、溝内の孔38,39のいずれかで固定され、ヒンジ片は、ヒンジピン4に対して完全開き状態、閉じ状態のいずれかの状態で拘束される。
このヒンジのストッパ構造では、それぞれのヒンジ片に固定されたストッパ本体部とストッパガイドとにより、ヒンジの回動を規制することができるので、扉のヒンジ取付け部以外や扉以外の床面などに別の支持部材などを設けることなく、ヒンジ部分だけで完結しており、ヒンジの回動を規制することができる。
また、ストッパ本体部の切り替えにより、ヒンジの固定状態と解除状態を切り替えることができるので、扉の開閉の切り替えが容易に実現することができる。
ストッパ本体部の回動する範囲を調整するストッパ回動量調節機構を有することで、このヒンジを取り付けた扉の開度を任意に調節することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、扉の開度を90度から180度の範囲で任意に調節することができ、また、扉の開度が、0度、90度、180度の3段階において、扉の開閉を規制することができるようになっているが、第1ストッパガイド及び第2ストッパガイドの溝形状を変更することで、扉の開度可能範囲を任意に変更してもよく、また、扉の開閉の規制段階を他段階で行うようにしてもよい。
また、ストッパ本体部の取付箇所は、上記実施形態のように、ボルト部に固定されている必要はなく、ヒンジ片の任意の箇所に固定されていてもよい。さらに、ストッパ本体部の固定状態と解除状態の切替を、本体ストッパ切替部の係合体とストッパ本体支持体部のスリットとの係合により実現しているが、他の方法で実現されてもよいのはいういまでもない。
1・・・ストッパ構造付きヒンジ
2・・・第1ヒンジ片
3・・・第2ヒンジ片
4・・・ヒンジピン
5・・・第1ストッパガイド
6・・・第2ストッパガイド
7・・・ストッパガイド
10・・・ヒンジピン係合部
27・・・固定軸
36,46・・・溝
37,38,39,47,48,48・・・孔
52・・・溝
55・・・ストッパ本体部
56・・・ストッパ本体支持体部
57・・・スリット
59・・・ストッパ本体切替部
60・・・軸体
61・・・先端部
62・・・係合体

Claims (2)

  1. ヒンジ片とヒンジピンからなるヒンジに取り付けられ、ヒンジの回動を規制するヒンジのストッパ構造であって、
    一方のヒンジ片に固定され、該ヒンジ片とともに、ヒンジピンを中心として回動するストッパ本体部と、
    もう一方のヒンジ片に固定され、該ストッパ本体部の回動を案内する溝部を有するストッパガイドとからなり、
    ストッパ本体部は、固定状態と解除状態とに切替可能であり、ストッパガイドと協働してヒンジの回動を規制することを特徴とするヒンジのストッパ構造。
  2. 前記ストッパガイドに、前記ストッパ本体部の回動する範囲を調整するストッパ回動量調節機構が設けられている請求項1に記載のヒンジのストッパ構造。
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