JP2010189882A - 排水口フィルターの製造方法および排水口フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に製造することのできる排水口用フィルターの製造方法および排水口フィルターを提供する。
【解決手段】少なくとも一面が熱接着性を有する合成樹脂で形成されている環状シート板2と、この環状シート板2の熱接着性を有する合成樹脂で形成した面に一端開口部を固定した筒状ネット体5とからなる。前記筒状ネツト体5の開口端縁部を環状シート板2に同一円周上での複数箇所に仮止め固定し、この仮止め固定された部分を含む筒状ネット体5の開口端縁部分を熱接着することにより、環状シート板2と筒状ネット体5とを一体に接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に浴室での排水口に設置される排水口フィルターに関する。
台所や浴室あるいは洗面所の排水口に、髪の毛、野菜屑、ゴミ等が流れ込むと、詰まりの原因となり、環境汚染にもつながる。そこで、通常、排水口には、金属製や樹脂製の円筒状フィルターが配されているが、フィルターにぬめりが生じやすく、このフィルターを洗う作業は煩雑で不衛生な作業となる。また、汚れるたびにこの円筒状フィルターを廃棄することは不経済である。
そこで、台所や浴室の排水口部分に装着して、髪の毛や石鹸カスを捕捉するフィルターとして、中央に穴を設けた台シートに良通水性で柔軟性を有する水切り袋を取り付けた毛ゴミ取りシートが提案されている。
登録実用新案3131529号公報 登録実用新案3144108号公報
従来の毛ゴミ取リシートは、いわゆるリング型台紙シートに筒状ネット体の一端開口部を取り付け固定したものである。この場合、筒状ネット体の一端開口部を固定したリング型台紙シートの厚みは、排水口とその排水口に嵌着される蓋板との間の間隙寸法に制限されることから、薄い物となる。このため、筒状ネット体を広げた状態でリング型台紙シートに固定することが困難であるという問題を有していた。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、容易に製造することのできる排水口用フィルターの製造方法および排水口フィルターを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために請求項1に記載の本発明は、浴室等の排水口に装着される排水口フィルターを製造する方法であって、少なくとも一面が熱接着性を有する合成樹脂で形成されている環状シート板と、この環状シート板の熱接着性を有する合成樹脂で形成した面に一端開口部を固定した筒状ネット体とからなり、筒状ネツト体の開口端縁部を環状シート板に同一円周上での複数箇所に仮止固定し、この仮止め固定された部分を含む筒状ネット体の開口端縁部分を熱接着することにより、環状シート板と筒状ネット体とを一体に接合するようにしたことを特徴としている。
また、請求項5に記載の本発明は、少なくとも一面が熱接着性を有する合成樹脂で形成されている環状シート板と、この環状シート板の熱接着性を有する合成樹脂で形成した面に一端開口部を固定した筒状ネット体とからなり、環状シート板に同一円周上での複数箇所に形成されている仮止固定部に筒状ネツト体の開口端縁部が仮止め固定された状態でこの仮止め固定部分を含む筒状ネット体の開口端縁部分を所定の幅で環状シート板に熱接着により固着されていることを特徴としている。
本発明では、少なくとも一面を熱接着性を有する合成樹脂で形成した環状シート板での、同一円周所での復数個所に形成されている仮止め固定部に、熱接着性を有する合成樹脂で形成した筒状ネット体の開口端縁部を仮止め固定した後、その仮止め固定されている部分を含む筒状ネット体の開口端縁部分を一定の幅で熱接着するようにしていることから、環状シート板への筒状ネット体のセットが容易である上、環状シート板への筒状ネット体の固着を簡単、確実に行うことができる、
本発明の一実施形態を示す斜め下からの斜視図である 環状シート板と筒状ネット体とを分離した状態での分解斜視図である。 環状シート板の下面側を示す底面図である。 組み付け状態での中央縦断面図である。 図4のV部拡大図である。
図は本発明の一実施形態を示し、図1は排水口フィルターの斜め下からの斜視図、図2はその分解斜視図である。
この排水口フィルター(1)は浴室や洗面所の排水口(図示略)に装着される合成樹脂製環状シート板(2)と、この環状シート板(2)の裏面(下面)に接合固定される筒状ネット体(3)とで構成してある。
環状シート板(2)は、ポリプロピレン(PP)樹脂シート(3)の一面にポリエチレン(PE)樹脂シート(4)をラミネートすることで構成した積層体であり、PP樹脂シート(3)の肉厚は30〜35μm、PE樹脂シート(4)の肉厚は15〜10μm程度が好ましく、環状シート板(1)の全体としての肉厚は40〜50μm程度の厚さに構成してある。
環状シート板(2)の下面に接合固定される筒状ネット体(5)はポリエチレン樹脂(PE)で形成されたネット状の筒体の一端部(下端部)を熱封着するとともに、他端部(上端部)を開口端(6)としたものである。
図3に示すように、前記環状シート板(2)には、筒状ネット体(5)の係止用突片(7)が環状シート板(2)の中央孔(8)と同心円をなす仮想円の同一円周上に所定の間隔(図では90°間隔)で刻設してある。この係止用突片(7)は環状シート板(2)を外周縁側に尖鋭部が位置する状態で一端部が切離されていないダイヤ形に切り込むことで構成してある。
この係止用突片(7)に筒状ネット体(5)の上端開口端部でのネット構成糸を係止することで、環状シート板(2)の下面部分に筒状ネット体(5)を仮止め固定し、この仮止め固定した部分を含む筒状ネット体(5)の開口端縁部分を、図3に仮想線で示したように、環状シート板(2)の中央孔(8)と同心円をなす一定幅(例えば5mm幅)(t)で全周にわたって円環状に熱接着することにより、環状シート板(2)と筒状ネット体(5)とを一体固定している。
このように構成した排水口フィルター(1)では、環状シート板(2)への筒状ネット体(5)のセットおよびその一体固定化を簡単な作業で効率よく行うことができるから、作業性を向上させることができることになる。
上述の実施形態では、環状シート板(2)として、PP樹脂シート(3)の一面にPE樹脂シート(4)をラミネートした積層体を使用したが、PP樹脂とPE樹脂とを共押しにより形成した積層体を使用してもよい。また、PP樹脂単体やPE樹脂単体で環状シート板(2)を構成してもよい。
また、上記の実施形態では、係止用突片(7)として、環状シート板(2)を一端部が切離されていないダイヤ形に切り込んで形成したものについて説明したが、この係止用突片(7)としては山形に切り込んだ形状や、Ω形に切り込んだ形状であってよい。
更に、上記実施形態では、仮止め固定した筒状ネット体(5)の開口端縁部分と環状シート板(2)とを、全周にわたって熱接着することで環状シート板(2)と筒状ネット体(5)とを一体固定しているが、所定のピッチで熱接着して環状シート板(2)と筒状ネット体(5)とを一体固定するようにしてもよい。
更にまた、上記実施形態では、環状シート板(2)に係止用突片(7)を形成したものについて説明したが、仮止めの形式としては、ステープル止めや接着剤による接着であってもよい。
上述の実施形態では、環状シート板(2)として円環形状のものについて説明したが、これは、角環形状のシート板であってもよい。
上述の実施形態で説明したように、環状シート板(2)を一面に熱接着性を有する合成樹脂を位置させた積層体で構成した場合には、適度な剛性(平面性)と、ゴミ捕捉体となる筒状ネツト体(5)と環状シート板(2)との一体性とを高めることができる利点を有することになる。
このような構成の排水口フィルター(1)は、浴室あるいは洗面所の排水口に筒状ネット体(5)が排水管(図示略)側に位置する状態で装着する。この状態で使用すると、流水とともに流れてきた髪の毛や石鹸カスあるいは野菜屑などのゴミは、環状シート板(2)の中央孔(8)から流入して環状板(2)の裏面側に配設されている筒状ネット体(5)で捕捉される。このとき、流水は筒状ネット体(5)の網目部分を透過して排水管に円滑に流出する。
通常の流水量の場合には、上述のように作用するが、例えば溜まり水を一挙に流した場合などの大量水が一時的に流入する場合や、捕捉したゴミで筒状ネット体(5)の網目部分の一部が閉塞されている場合には、網目での通水抵抗により、円滑な流出が行えなくなり、筒状ネット体(5)に水圧が作用することになる。この場合には、筒状ネット体(5)が伸縮性を有するネットで構成してあることから、全体的に膨出変形することになる。この膨出変形により、筒状ネット体(5)が伸びて網目部分での網目間隔が大きくなることから、その通水抵抗が減少して、流水は円滑に筒状ネット体(5)の網目部分を透過して、筒状ネット体(5)の上側に滞留することなく円滑に排水管に流出することになる。このとき、筒状ネット体(5)で捕捉されている髪の毛や石鹸カスなどのゴミは筒状ネット体(5)に絡まっていることから流出することはない。
このように、本発明に係る排水口フィルター(1)では、浴室あるいは洗面所での排水口の上側で排出水が溜まることがなくなるので、筒状ネット体(5)で捕捉した髪の毛や石鹸カスが編地体から離脱することがなくなることになるから、一旦捕捉した髪の毛や石鹸カスなどが再び散乱することはなくなる。
本発明に係る排水口フィルターは、浴室の洗い場などのように一時に大量の水が流れ込む排水口に使用することができる。
1…排水口フィルター、2…環状シート板、5…筒状ネット体、6…、7…係止用突片、8…中央孔、

Claims (5)

  1. 浴室等の排水口に装着される排水口フィルターを製造する方法であって、少なくとも一面が熱接着性を有する合成樹脂で形成されている環状シート板(2)と、この環状シート板(1)の熱接着性を有する合成樹脂で形成した面に一端開口部を固定した筒状ネット体(5)とからなり、筒状ネツト体(5)の開口端縁部を環状シート板(2)に同一円周上での複数箇所に仮止め固定し、この仮止め固定された部分を含む筒状ネット体(5)の開口端縁部分を熱接着することにより、環状シート板(2)と筒状ネット体(5)とを一体に接合するようにしたことを特徴とする排水口フィルターの製造方法。
  2. 環状シート板(2)をポリプロピレン樹脂シート(3)にポリエチレン樹脂シート(4)をラミネートした積層体で構成した請求項1に記載した排水口フィルターの製造方法。
  3. 環状シート板(2)をポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の共押しにより形成した積層体で構成した請求項1に記載した排水口フィルターの製造方法。
  4. 環状シート板(2)に係止用突片(7)を形成し、この係止用突片(7)に筒状ネット体(5)の開口端縁部を掛け止め固定した請求項1〜3のいずれか1項に記載した排水口フィルターの製造方法。
  5. 浴室等の排水口に装着される排水口フィルターであって、少なくとも一面が熱接着性を有する合成樹脂で形成されている環状シート板(2)と、この環状シート板(2)の熱接着性を有する合成樹脂で形成した面に一端開口部を固定した筒状ネット体(5)とからなり、環状シート板(2)に同一円周上での複数箇所に形成されている係止用突片(7)に筒状ネツト体(5)の開口端縁部の一部が仮止め固定されており、この仮止め固定部分を含む筒状ネット体(5)の開口端縁部分が所定の幅(t)で環状シート板(2)に熱接着されていることを特徴とする排水口フィルター。
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JPH0624076U (ja) * 1992-08-13 1994-03-29 株式会社イクヨ 洗い場排水口置き蓋
JP2006016135A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Kazunori Yamagata

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