JP2010187974A - 新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ - Google Patents

新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ Download PDF

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Abstract

【目的】インプラント埋入の前に行われるソケットリフトにおいて、スプーンに載せた骨補填材を、上顎骨のインプラントを埋入する側から形成された穴の周囲に飛散させることなく前記穴の中に効率的に填入させることができる、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴを提供する。
【構成】骨補填材を載せたスプーンが挿入可能な平面積を有する大径口部と、前記小径口部と前記大径口部とを連続的に接続し、その内壁面が前記小径口部の中心部と前記大径口部の中心部とを結ぶ線に対して傾斜するように形成されている接続部と、上顎骨のインプラントを埋入する側から形成された穴に挿入される小径口部であって、自らが前記穴内に挿入されているとき前記大径口部及び前記接続部を介して移動してきた前記骨補填材を前記穴の中に導くことを可能とする小径口部と、により構成されるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯科においてインプラントの埋入の前段階として行われる上顎洞底挙上のための新規なソケットリフトにおいて使用される器具に関する。
従来より、歯科においてインプラント埋入の前段階として上顎洞底挙上術が行われている。この上顎洞底挙上術は、患者の上顎洞底が低位なため、インプラント埋入に必要な骨量を有していないときに、前記上顎骨の上顎洞側の骨量をインプラントの埋入が可能なように増量するためのものである。
この上顎洞底挙上術の一つとして、患者の上顎骨顎堤に、インプラントを埋入する側からドリルなどで所定の穴を形成し、この穴から骨補填材を入れて、これを上顎洞(サイナス)の方向に押し出すことにより、前記上顎洞底の上に骨補填材を移動させ、これにより前記上顎洞底を挙上し骨を増生させる、というソケットリフトが知られている。
このようなソケットリフトにおいては、従来は、前記穴に骨補填材を入れるために、スプーンに載せた骨補填材を前記穴の中に振り掛ける方法か又は骨補填材を収容したシリンジ(注射器)の先端を前記穴の中に挿入しその先端の排出口から骨補填材を注入する方法が採用されていた。
特開2006−61377号公報
しかしながら、前者のスプーンに載せた骨補填材を前記穴の中に振り掛ける方法においては、スプーンに載せた骨補填材の相当量が前記穴の中でなくその周囲に飛散してしまうため相当量の高価な骨補填材が無駄になってしまう(前記穴の周囲に飛散した骨補填材は血液などの異物が付着してしまうため、それらを充填器などで集めて前記穴の中に入れることは感染を惹起する恐れがあり望ましくない)という問題があった。また、後者の骨補填材を収容したシリンジ(注射器)の先端を前記穴の中に挿入してその先端の排出口から骨補填材を注入する方法においては、前記シリンジの内部で骨補填材が固まってしまうことなどが原因で先端部の内部が詰まってしまい骨補填材を滑らかに排出・注入できないという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたものであって、スプーンに載せた骨補填材を前記穴の周囲に飛散させることなく前記穴の中に効率的に填入させることができ、その結果ソケットリフトを良好に且つ短時間内に行うことを可能にする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴを提供することを目的とする。
このような従来技術の課題を解決するための本発明による新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴは、患者の上顎洞底が低位なため、患者の上顎骨がインプラント埋入に必要な骨量を有していないときに、骨補填材(粉末状)を使用して前記上顎骨の上顎洞底の上に骨を増生させることにより、前記上顎洞側の骨量をインプラント埋入が可能な量まで増量させるための新規なソケットリフトにおける骨補填材填入のために使用されるジョウゴであって、骨補填材を載せたスプーンが挿入可能な平面積を有する大径口部であって、患者の口腔内で、前記スプーンに載せられた「前記のインプラントを埋入する上顎洞底を挙上し骨を増生するための骨補填材」を、前記スプーンから受け入れるための大径口部と、後述の小径口部と前記大径口部とを連続的に接続し、その内壁面が前記小径口部の中心部と前記大径口部の中心部とを結ぶ線に対して傾斜するように形成されている接続部であって、患者の口腔内で、前記スプーンから前記ジョウゴの大径口部に受け入れられた前記骨補填材を、前記大径口部から前記小径口部に向かって滑らかに移動させるための接続部と、その外径が6mm以下でその内径が2mm以上の円筒状に形成されており(その長手方向の長さは例えば2〜10mmに形成されており)、患者の上顎骨にインプラントを埋入する側から形成された穴に挿入される小径口部であって、患者の口腔内で、自らが前記穴内に挿入されているとき、前記大径口部及び前記接続部を介して移動してきた前記骨補填材を、前記穴の中に導くことを可能とし、略棒状の充填器が自らの中を通過することを可能とし、前記の自らの中を通過した充填器が前記の自らが前記穴内に導いた骨補填材を押し出すことにより前記骨補填材が前記上顎洞底の上に移動することを可能とするための小径口部と、により構成される、ことを特徴とするものである。
また、本発明による骨補填材填入用ジョウゴにおいては、前記骨補填材填入用ジョウゴの前記大径口部に、前記骨補填材が載せられる前記スプーンの凹状面の略全体が当接可能な曲面を有する突起部が形成されている、ことが望ましい。
また、本発明による骨補填材填入用ジョウゴにおいては、前記大径口部に、前記充填器の棒状先端部の外周面が当接可能な曲面を有する凹部が形成されている、ことが望ましい。
また、本発明による骨補填材填入用ジョウゴにおいては、前記大径口部又は前記接続部に、前記ジョウゴの小径口部を前記穴に挿入するとき又は前記ジョウゴを支持するときに使用する略棒状の取っ手が備えられている、ことが望ましい。
さらに、本発明による骨補填材填入用ジョウゴにおいては、前記大径部、前記接続部、及び前記取っ手の中の少なくとも一つに、前記ジョウゴの誤飲を防止するための糸又は紐を取り付けるための取付部が形成されている、ことが望ましい。
本発明においては、患者の上顎洞底が低位なため患者の上顎骨がインプラント埋入に必要な骨量を有していないときに、前記上顎骨の上顎洞側の骨量を増量するために行われるソケットリフトにおいて、前記上顎骨に、インプラントを埋入する側から所定の穴を形成し、ジョウゴの下端側の小径口部を、前記穴に、前記穴の開口部から挿入する。そして、骨補填材(粉末状)を、スプーンに載せた状態から前記大径口部から移し、さらに、前記接続部の傾斜した内壁面を介して前記小径口部に移動させる。そして、充填器の棒状先端部を、前記大径口部側から前記小径口部(円筒状)及びその先の前記穴内に挿入する。そして、前記充填器の棒状先端部により、前記小径口部から前記穴の中に移動した骨補填材を、上顎洞(サイナス)の方向に押し出すことにより、前記骨補填材を前記上顎洞底の上(上顎洞底の骨面と上顎洞粘膜との間)に移動させ、前記上顎洞底の上に骨を増生させる。
このとき、前記小径口部は、その外径が6mm以下に形成されているため、前記の上顎骨にインプラントを埋入する側から形成された穴の中に、滑らかに挿入することができる(なぜなら、現状のインプラントの外径が最大で6mmであることとの関係で前記穴はその直径が必ず6mm以下に形成されているから)。また、前記小径口部は、その内径が2mm以上に形成されているため、前記大径口部及び前記接続部から移動して来た骨補填材を滑らかに(途中で詰まること無く)前記穴の中に導入・移動させることができる(なぜなら、骨補填材は内径が2mm以上の筒内であれば詰まることなく移動することができるから)。また、このとき、前記大径口部は、前記スプーンの先端部が挿入可能な広さ(前記スプーンが挿入できるだけの平面のサイズ)を有しているので、前記スプーンに載せられた骨補填材の略全部を前記穴の内部に(前記穴の周囲に飛散させることなく)導き移動させることができる。また、このとき、前記接続部は、その内壁面が前記小径口部の中心部と前記大径口部の中心部とを結ぶ線に対して傾斜するように形成されているので、前記骨補填材が前記スプーン上から前記大径口部及び前記接続部の上に移された後、前記骨補填材を前記接続部の傾斜面を介して滑らかに前記小径口部に移動させることができる。
また、本発明においては、前記骨補填材填入用ジョウゴの前記大径口部に、前記骨補填材が載せられる前記スプーンの凹状面の略全体が当接可能な曲面を有する突起部を形成するようにしたので、前記骨補填材を前記スプーンから前記大径口部及び前記接続部に移した後に、前記スプーンの凹状面を前記突起部の曲面に擦り付けることにより、前記スプーンの凹状面に付着した骨補填材を残らず前記大径口部及び前記接続部に移動させることができる(現状では骨補填材は1g当たり2万円〜数万円と極めて高価であるが、本発明によれば、そのような貴重な骨補填材を無駄にしないで済むようになる)。
また、本発明においては、前記骨補填材填入用ジョウゴの前記大径口部に、前記充填器の棒状先端部の外周面が当接可能な曲面を有する凹部を形成するようにしたので、前記の略棒状の充填器による前記穴内の骨補填材の上顎洞底上への押し込み、移動が終わった後、前記充填器の外周面を前記凹部の曲面に擦り付けることにより、前記充填器の外周面に付着した骨補填材を残らず前記大径口部及び前記接続部に移動させることができる(現状では骨補填材は1g当たり2万円〜数万円と高価であるが、本発明によれば、そのような貴重な骨補填材を無駄にしないで済むようになる)。
また、本発明においては、前記骨補填材填入用ジョウゴの前記大径口部又は前記接続部に、前記ジョウゴの小径口部を前記穴に挿入するとき又は前記ジョウゴを支持するときに使用する略棒状の取っ手を備えるようにしているので、ソケットリフトにおいて、前記ジョウゴを片方の手で持ちながら他方の手でスプーンや充填器を操作することができ、ソケットリフトを安定的に且つ滑らかに行うことができる。
さらに、本発明においては、前記骨補填材填入用ジョウゴの前記大径部、前記接続部、及び前記取っ手の少なくとも一つに備えられた取付部に、糸又は紐を取り付けることができるようにしたため、ソケットリフトの手術中に前記ジョウゴの誤飲が発生することを有効に防止することができる(なお前記糸又は紐の端部(自由端)は例えば術者の指やその他の場所に取り付けることが望ましい)。
本発明の実施例1による骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。 (a)は本実施例1による骨補填材填入用ジョウゴの平面図、(b)はその正面図、(c)はその底面図、(d)はその右側面図、及び(e)はその左側面図である。 本実施例1による骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。 本実施例1による骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。 本実施例1による骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。 本実施例1による骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。 本実施例1を使用したソケットリフトのために使用される、一方の端部をスプーンとし他方の端部を充填器とする両頭インスツルメントを示す斜視図である。 図7の両頭インスツルメントの一方の端部のスプーンを拡大して示す斜視図である。 本実施例1における大径口部の突起部の構成及び作用を説明するための図である。 本実施例1における大径口部の凹部の構成及び作用を説明するための図である。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1について述べるような形態である。
図1及び図3−6は本発明の実施例1を示す図で、例えばステンレス素材により一体に成形されて成る骨補填材填入用ジョウゴを示す斜視図である。また、図2(a)〜(e)はそれぞれ本実施例1をその平面、正面、底面、右側面、及び左側面から見たときの図、図7は本実施例1を使用するソケットリフトにおいて使用される、一方の端部をスプーンとし他方の端部を充填器とする両頭インスツルメントを示す斜視図、図8は図7のスプーンを拡大して示す斜視図である。
図1及び図3−6において、1は本実施例1によるジョウゴ、2は前記ジョウゴ1の図示上方部分を構成している大径口部、3は前記ジョウゴ1の図示下方部分を構成している小径口部、4は前記大径口部2及び小径口部3を接続する接続部、5は前記接続部4の一部から突設された棒状の取っ手、である。
また、図7−8において、6は例えばステンレス製の両頭インスツルメント、7は前記両頭インスツルメント6の一方の端部に形成された骨補填材移動用のスプーン、8は前記両頭インスツルメント6の他方の端部に形成された骨補填材填入用の充填器、9は前記スプーン7と前記充填器8を連結する連結部(その外周部分には例えばプラスチック製のカバーが備えられている)である。前記スプーン7は、前記ジョウゴ1の大径口部2及び接続部4の容量に合わせて、その角度及び大きさ(サイズ)が決められている。また、前記充填器8の外周面には、骨補填材の填入量を計測するための例えば2mmピッチのメモリがレーザー法などにより形成されている。
本実施例1においては、前記ジョウゴ1の大径口部2は、図2(a)及び図6に示すように、その平面が略長方形状に形成され、その略長方形状の4つの隅は丸みを持つように形成されている。また、前記大径口部2の大きさは、前記スプーン7を挿入できるような大きさに形成されている。すなわち、前記大径口部2の大きさは、例えば前記略長方形状の互いに対向する各辺の間の距離(図6の符号a1,a2参照)が前記スプーン7の長手方向(又は前記充填器6の長手方向)と直交する方向の寸法(図8の符号b参照)よりも大きな寸法となるように形成されている。なお、本実施例1では、前記スプーン7は、患者の口腔内にスムーズに移動できるような大きさに、例えばその長手方向と直交する方向の寸法(図8の符号b参照)が約15mm以下(より望ましくは約10mm以下)の大きさに形成されている。また、本実施例1では、前記スプーン7の大きさを、前記前記ジョウゴ1の大径口部2の大きさに基づいて、前記大径口部2がスムーズに受け入れできるような大きさに形成することが望ましい。
また、本実施例1においては、図2の(b)(d)(e)及び図3などに示すように、前記大径口部2の4辺の中の1辺に、他の部分よりも図示上方に突出する突起部2aが形成されている。この突起部2aの突出形状は、前記スプーン7の骨補填材を載せる凹状面7a(図7,8参照)の略全体を前記突起部2aと接触させることができるように、前記スプーン7の前記凹状面7aの丸み形状と略一致するような曲面に形成されている。
すなわち、図9に示すように、前記突起部2aの上端部2aaの曲面は、前記スプーン7の凹状面7aの曲面と略平行に形成されている(図9において、符号7は、前記スプーン7の中央断面を示している)。したがって、本実施例1では、骨補填材を前記スプーン7から前記ジョウゴ1の大径口部2及び接続部4に移した後に、前記スプーン7の凹状面7aを前記突起部2aの上端部2aaに擦り付けることにより(図9の破線で示した符号7’及び7a’参照)、前記スプーン7の凹状面7aの略全体が前記突起部2aの上端部2aaに当接して、前記スプーン7の凹状面7aに付着していた骨補填材の残部が全て前記大径口部2及び前記接続部4に落下・移動するようになる。よって、これにより、高価な骨補填材が前記スプーン7の凹状面7aに付着したまま無駄になることを防止することができる。
また、本実施例1においては、図2の(a)(b)(c)及び図3などに示すように、前記大径口部2の4辺の中の一辺(前記突起部2aが形成されている辺とは別の一辺)に、他の部分よりも図示下方(図2(b)参照)に切欠かれた凹部2bが形成されている。この凹部2bの切り欠き形状は、前記充填器8(図7参照)の外周面を略均一に接触させることができるように、前記充填器8の外周面の丸み形状と略一致するように形成されている。
すなわち、図10に示すように、前記凹部2bの下端部2baの曲面は、前記充填器8外周面8aの曲面と略平行に形成されている(図10において、符号8は、前記充填器8の断面を示している)。したがって、本実施例1では、前記充填器8で前記穴内の骨補填材を上顎洞(サイナス)の方向に押し出した後に、前記充填器8の外周面8aの図示下半分を前記凹部2bの下端部2baに擦り付けることにより(図10の破線で示した符号8’及び8a’参照)、前記充填器8の外周面8aの図示下半分が前記凹部2bの下端部2baに当接して、前記充填器8の外周面8aの図示下半分に付着していた骨補填材の残部が前記大径口部2及び前記接続部4に落下・移動するようになる。その後、さらに、前記充填器8の外周面8aの図示上半分を、(図10の前記充填器8の上側が下側になるように回転させてから)前記と同様に前記凹部2bの下端部2baに擦り付けることにより、前記充填器8の外周面8aの図示上半分が前記凹部2bの下端部2baに当接して、前記充填器8の外周面8aの図示上半分に付着していた骨補填材の残部が前記大径口部2及び前記接続部4に落下・移動するようになる。よって、これにより、高価な骨補填材が前記充填器8の外周面8aに付着したまま無駄になることを防止することができる。
また、本実施例1においては、前記ジョウゴ1の小径口部3は、図2(c)及び図5などに示すように、略円筒状に形成されている。また、前記小径口部3の外径(図2(c)及び図5の符号d参照)は、患者の上顎骨のインプラントを埋入する側から形成された骨補填材填入用の穴の中に挿入できるようなサイズに形成されている。すなわち、現状では、前記骨補填材填入用の穴の直径は、現状のインプラントの最大外径寸法(=前記骨補填材填入用の穴の直径の最大寸法)である約6mm以下のサイズに形成されている。よって、本実施例1の前記小径口部3の外径は、前記骨補填材填入用の穴の直径の最大寸法である約6mm以下、例えば3mmに形成されている。また、前記小径口部3の長手方向の長さ(図2(b)の符号f参照)は、例えば約2〜10mmに形成されている。
また、本実施例1においては、前記小径口部3の内径(図2(c)及び図5の符号c参照)は、骨補填材が管(又は円筒)内でスムーズに移動することが可能な直径の最小寸法以上に形成されている。すなわち、本実施例1の前記小径口部3の内径は、骨補填材が筒内でスムーズに移動することが可能な直径の最小寸法である約2mm以上のサイズ、例えば2mmに形成されている(従来のシリンジにおいてはその先端部の内径が約2mm以下であるため、内部で骨補填材が固まって詰まってしまいスムーズに排出されないことが多い)。なお、本実施例1において、図7の充填器8の外径は、前記充填器8が前記小径口部3の中をスムーズで通過・移動できるように、前記小径口部3の内径よりも小さいサイズに形成されている。
また、本実施例1においては、前記接続部4は、図2(b)(d)(e)、図3及び図5などに示すように、前記の平面が略長方形状の大径口部2と前記の平面が略円形状の小径口部3とを連続的に接続している。また、前記接続部4の内壁面4a及び外壁面4bは、前記大径口部2の中心部と前記小径口部3の中心部とを結ぶ直線(図2(b)の符号e参照)に対して所定の角度で傾斜するように(前記大径口部2から前記小径口部3に行くに従って徐々にその平面の面積が狭くなっていく略テーパー状となるように)、形成されている。
また、本実施例1においては、前記棒状の取っ手5は、図2(b)に示すように、前記接続部4の一部から、前記小径口部3の中心部と前記大径口部2の中心部とを結ぶ線(図2(b)の符号e参照)と直交する方向に延びるように形成されている。また、図2(b)などに示すように、前記取っ手5の途中部分には、他の部分より細い括れ部5aが形成されている。この括れ部5aは、所定のフロス(糸。図示せず)又は紐を、撒き付けや括り付ける方法などにより、取り付けるためのものである。
次に、本実施例1によるジョウゴの使用方法を説明する。患者の上顎洞底が低位なため、インプラント埋入に必要な骨量(厚み)を有していないときに、インプラントの埋入に先立って、前記上顎骨の上顎洞側の骨の厚みを増量する必要がある。本実施例1は、このために行われる新規なソケットリフトの中で使用される。
ソケットリフトにおいては、まず、患者の上顎骨顎堤に、インプラントを埋入する側から、ドリル(例えば直径2.8mm)を使用して所定の穴(直径約3mm)を形成する。そして、この穴の中に人工の骨補填材を詰める必要があるのだが、本発明者による新規なソケットリフトの術式においては、このために、まず前記穴の中に本実施例1によるジョウゴ1の小径口部3(外径3mm以下)を挿入する。その後、前記両頭インスツルメント6を取り出して、前記スプーン7の上に骨補填材を載せて、この骨補填材を前記スプーン7上から前記ジョウゴ1の大径口部2及びそれと連続する接続部4の上に移す(その際、前記大径口部2により、前記スプーン7上の骨補填材が前記穴の周囲に飛散することが防止される)。また、その直後、前記スプーン7上に骨補填材が残らないように、前記スプーン7の凹状面7aの略全体を前記大径口部2の突起部2aの上端部2aa(図9参照)に当接させながら(擦り付けながら)移動させる。これにより、前記スプーン7の凹状面7aに付着していた骨補填材が前記の大径口部2及び接続部4内に落とされるので、高価な骨補填材が前記スプーン7上に残存してしまうことが防止される。
前記スプーン7から前記大径口部2及び前記接続部4に移された骨補填材は、前記接続部4の傾斜した内壁面4aを滑らかに下降して前記小径口部3へ、さらに前記小径口部3が挿入されている前記穴内に移動する。そこで、次に、前記両頭インスツルメント6の他端の充填器8を前記円筒状の小径口部3の中に挿入する。そして、前記穴内に移動した骨補填材を、前記充填器8で、上顎洞底(サイナス)方向に少しずつ押し付けて上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を押し上げることにより、前記骨補填材を上顎洞底の骨面と上顎洞粘膜(シュナイダー膜)との間に詰め込む。これにより、上顎洞底の骨面と上顎洞粘膜(シュナイダー膜)との間に詰め込まれた骨補填材の分だけ上顎洞底上に骨が増生される。前記骨の増生のためには前記骨補填材が十分に固化して骨と一体化するための時間が必要になるが、その時間はケースにより異なる。このようにして、上顎洞底上に骨が増生されてインプラントの埋入が可能なだけの骨の厚みが得られたら、インプラントの埋入を行うことになる。このインプラントの埋入の方法に関しては、従来より公知であるので説明を省略する。
以上のように、本実施例1においては、ソケットリフトにおいて、患者の上顎骨のインプラントを埋入する側から形成された穴に骨補填材を填入するとき、前記スプーンに載せられた骨補填材をいったん前記スプーンから前記ジョウゴの大径口部2及びそれと連続する接続部4に移して、そこから前記接続部4及び前記小径口部3を介して前記穴内に移動させるようにしているので、高価な骨補填材を、前記穴の周辺に飛散させて無駄にすることなく、前記穴内に入れることができる。なお、このとき、前記大径口部2(平面が略長方形状)はその互いに対向する各辺の間の距離(前記大径口部2の平面が円形の場合は直径)が前記スプーン7の幅より大きくなるように形成されているので、前記スプーン7を前記大径口部2に入れて前記骨補填材を前記スプーン7から前記大径口部2及び接続部4に移すことを、容易に行うことができる。
また、このとき、本実施例1では、前述のように前記大径口部2の一部に前記スプーン7の凹状面7aと適合する前記突起部2aを形成している。よって、本実施例1によれば、前記骨補填材を前記スプーン7から前記大径口部2及び接続部4に移した後に、前記スプーン7の凹状面7aを前記突起部2aの上端部2aa(図9参照)に擦り付ることにより、前記スプーン7の凹状面7aに付着した高価な骨補填材(1g当たり2万円〜数万円程度)を残らず前記大径口部2及び接続部4に移動させることができる。
また、本実施例1においては、前記ジョウゴ1の大径口部2に、前記充填器8の先端部の外周面の約半分が当接可能な凹部2bを形成するようにしている。よって、本実施例1によれば、前記の棒状の充填器8を前記小径口部3を介して前記穴内に挿入させて、前記充填器8で前記骨補填材の上顎洞底上への押し込み移動を行った後に、前記充填器8の外周面を前記凹部2bに擦り付けることにより、前記充填器8の外周面に付着した高価な骨補填材(1g当たり2万円〜数万円程度)を残らず前記大径口部2及び接続部4に移動させることができる。
また、本実施例1においては、前記ジョウゴ1の接続部4に、前記ジョウゴ1の小径口部3を前記穴に挿入するとき又は前記ジョウゴ1を支持するときに使用する略棒状の取っ手5を備えるようにしている。よって、本実施例1によれば、ソケットリフトにおいて、前記ジョウゴ1を片方の手で持ちながら他方の手でスプーン7や充填器8を操作することなどが可能になり、ソケットリフトの手術を安定的に且つ滑らかに行えるようになる。
さらに、本実施例1においては、前記ジョウゴ1の取っ手5の端部近傍部分に、糸又は紐を取り付けるための括れ部5aを形成するようにしている。よって、本実施例1によれば、前記ジョウゴ1を使用して骨補填材の填入を行うとき、所定のフロス(糸。図示せず)を前記取っ手5の括れ部5aに撒き付けるか括りつけることにより取り付け、さらに前記フロス(糸)の他端(自由端)を術者の指などに取り付けることなどにより、ソケットリフトの手術中に前記ジョウゴの誤飲が発生することを有効に防止することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は前記の実施例として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施例1においては、前記大径口部2はその平面が略長方形状に形成されているが、本発明はこれに限られるものではなく、前記大径口部の平面の形状は、例えば、略長方形状以外の多角形状、円形状、又は楕円形状などであってもよい。また、前記実施例1においては、前記接続部4の図2(b)における水平断面形状は、前記大径口部2の形状に対応して略長方形状となっているが、本発明はこれに限られるものではなく、前記接続部の水平断面形状を、例えば、略長方形状以外の多角形状、円形状、又は楕円形状などとしてもよい。
また、本実施例1においては、前記取っ手5は前記接続部4から突設するように構成されているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば前記取っ手5を前記大径口部2から突設するように構成してもよい。また、前記実施例1においては、前記大径口部2、前記接続部4、前記小径口部3、及び前記取っ手5をステンレス素材などにより一体に成形するようにしているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば前記取っ手5を前記大径口部2、前記接続部4、及び前記小径口部3とは別個に成形し、その後に前記取っ手5を前記大径口部2又は前記接続部4に溶接などで固定するようにしてもよい。
さらに、前記実施例1においては、前記取っ手5の端部又はその近傍部分に所定のフロス(糸)を取り付けるための括れ部5aを形成するようにしているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、前記取っ手5又は前記大径口部や前記接続部に、前記フロス(糸)や紐を挿通又は固定するための穴を形成する、ようにしてもよい。
1 ジョウゴ
2 大径口部
2a 突起部
2b 凹部
3 小径口部
4 接続部
4a 接続部4の内壁面
4b 接続部4の外壁面
5 取っ手
5a 括れ部
6 両頭インスツルメント
7 スプーン
7a 凹状面
8 充填器

Claims (5)

  1. 患者の上顎側の歯槽骨(歯槽突起)が洞底が低位なため、インプラント埋入のために必要な骨量を有していないときに、患者の上顎側の歯槽骨にインプラントを埋入する側から穴を形成し、この穴から骨補填材を填入し、前記骨補填材を前記歯槽上顎骨の上顎洞底の上に移動させて、前記上顎洞底の上に骨を増生させることにより、前記上顎側の歯槽骨の骨量をインプラント埋入が可能な量まで増量させるためのソケットリフトに使用される骨補填材填入用ジョウゴであって、
    骨補填材を載せたスプーンが挿入可能な平面積を有する大径口部であって、患者の口腔内で、前記スプーンに載せられた前記のインプラントを埋入する上顎側歯槽骨洞底の骨を増生するための骨補填材を、前記スプーンから受け入れるための大径口部と、
    前記小径口部と前記大径口部とを連続的に接続し、その内壁面が前記小径口部の中心部と前記大径口部の中心部とを結ぶ線に対して傾斜するように形成されている接続部であって、患者の口腔内で、前記スプーンから前記ジョウゴの大径口部に受け入れられた前記のインプラントを埋入する上顎側歯槽骨洞底の骨を増生するための骨補填材を、前記大径口部から前記小径口部に向かって滑らかに移動させるための接続部と、
    その外径が約6mm以下で内径が約2mm以上の円筒状に形成されており、その長手方向の長さが約2〜10mmに形成されており、患者の上顎側の歯槽骨にインプラントを埋入する側から形成された穴に挿入される小径口部であって、患者の口腔内で、自らが前記穴内に挿入されているとき、前記大径口部及び前記接続部を介して移動してきた前記のインプラントを埋入する上顎側歯槽骨洞底の骨を増生するための骨補填材を、前記穴の中に導くことを可能とし、略棒状の充填器が自らの中を通過することを可能とし、前記の自らの中を通過した充填器が前記の自らが前記穴内に導いた骨補填材を押し出すことにより前記骨補填材が前記上顎洞底の上に移動することを可能とするための小径口部と、
    により構成される、ことを特徴とする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ。
  2. 請求項1において、前記大径口部には、前記骨補填材が載せられる前記スプーンの凹状面の略全体が当接可能な曲面を有する突起部が形成されている、ことを特徴とする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ。
  3. 請求項1において、前記大径口部には、前記充填器の棒状先端部の外周面が当接可能な曲面を有する凹部が形成されている、ことを特徴とする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ。
  4. 請求項1において、前記大径口部又は前記接続部には、前記ジョウゴの小径口部を前記穴に挿入するとき又は前記ジョウゴを支持するときに使用する略棒状の取っ手が備えられている、ことを特徴とする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ。
  5. 請求項1において、前記大径部、前記接続部、及び前記取っ手の中の少なくとも一つには、前記ジョウゴの誤飲を防止するための糸又は紐を取り付けるための取付部が形成されている、ことを特徴とする、新規なソケットリフトにおける骨補填材填入用ジョウゴ。
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