JP2010186252A - ワークフロー管理システム、処理方法及び処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワークのルート、内容、担当者、作業履歴を格納するワークフローDB18と、ワークの担当者の連絡先DB17と、ワークの担当者が通話するIP電話機50と、ワークの担当者間のIP電話機による電話連絡を検知する電話連絡検知手段12と、電話連絡検知手段が検知した電話連絡の通話を録音する通話録音手段13と、通話録音データを格納する録音データDB19と、通話担当者を含むワークフローを探し出し、そのワークフローと通話録音データを結びつけてワークフロー処理を進めるワークフロー制御手段11と、通話で開始した作業内容や、規定のルート外で実施したワークの内容を通話録音データとともにワークフローの作業履歴に記憶する作業履歴記憶手段14と、を備える。
【選択図】図1
Description
具体的には、従来のワークフローシステムでは、例えば[申請]→[申請内容審査]→[申請内容承認]→[作業実施]→[結果報告]→[結果審査]→[結果承認]→[申請者連絡]→[申請者受理]等の作業ルートが決められている。(以降、各ルートの作業をワークと呼ぶ。)各ワークの担当者は、自担当作業(例えば、申請内容審査)が完了すると、自担当ワークを完了する。その後、担当者はワークフローシステム上で、次ワークの担当者へメールあるいは電話等で自担当ワークの完了を通知する。このように、各ルートには決められた順を辿って連絡することが通常行われている。
この従来のワークフローシステムにあっては、各ルートには決められた順を辿って連絡していかねばならず、また各ワークの担当者が自担当ワークを完了しないことには、ワークフロー処理が滞留して次ワークには進まないことから、1つのワークフローが完了するまでに一定の時間が必要となっていた。
そこで従来例としては、ワークフローが一定時間処理されない場合に、処理が滞留していることを自動的に検知して、処理が滞っているワーク担当者に対して公衆回線網を介して自動音声による電話をかけてその電話にてワーク処理を求めるというワークフローシステムが開示されている(特許文献1参照)。
また、企業等にあっては、ワークフローを急いで廻す場合に、まずワークの担当者間の電話連絡でワーク処理を行って、その後でワークフロー端末でワーク処理を行うことも実際には行われている。しかしながら、既に電話連絡でワーク処理が済んでいるので、担当者がワークフローを後から廻すことを忘れてしまうおそれがあった。
また、システムに障害が発生した等の緊急時には、通常のワークフローシステムを利用して障害対応作業の担当者に連絡するには、障害処理の指示を出す担当者から障害対応作業の担当者までの間に多くの担当者が介在することもあり、その場合には障害対応作業の担当者に連絡が届くまでに長時間を要するおそれがあった。そのため、本来辿らなければならない途中のワークを飛ばして、電話等で障害対応作業の担当者に直接連絡し、作業を実施させて、それから、ワークフローシステムに作業内容を入力してワークフローを廻すというやり方が想定される。
この場合でも、担当者が障害対応に時間を割かれることで、担当者がワークフローを後から廻すことを忘れてしまうおそれがあったり、たとえワークフローを廻すことができたとしても、時間が経過して作業内容を記載することからその記載内容に正確さが欠けることも考えられる。
上記のように、企業活動では緊急時等に例外的な対応をすることが往々にしてあり、そのような例外の場合でも、その時に行った作業の根拠を確実に記録しておく必要があるが、従来のワークフローシステムでは、近年求められる内部統制上必要な根拠をデータとして提出することが充分にはできないでいる。
また従来のワークフローシステムにおいては、ある業務の各作業のルートが規定されていても、緊急時には規定のルートから外れたルートで担当者に電話で作業を依頼する場合等があり、内部統制では、この場合、なぜ作業ルートを飛ばしたのか、担当者に何を依頼したのか等を記録しておく必要がある。後に、業務の評価を実施する際に、そうする必要があったのかその根拠を求められた際に、記録しておいたデータを提示できるようにする必要がある。また、それら全ての根拠はワークフローシステム上に記録されていることが望ましい。
すなわち、本発明は、電話連絡でワーク処理を行って後からワークフローを廻す場合に、その担当者間の電話での通話内容を記録しておき、後から再生して確認できるようにするとともに、緊急時にワークフローシステムに規定されたルートから外れたルートで作業を進める場合でも、辿った全てのルートを記録し、且つ、そのルートを辿った根拠も同時に記録することができるワークフロー管理システムを提供するものである。
これにより、電話連絡でワーク処理を済ませた担当者が後からワークフローを廻す際にその通話内容を確認して作業内容を正確に記録することができ、更に従来のワークフローシステムでは困難であった、規定されたルートから外れたルートでの緊急時の作業履歴が確実に記録されるとともに、その作業実施の根拠となる通話も記録されるので内部統制上必要な根拠としてデータを提供することができるものである。
これにより、電話連絡検知手段はネットワーク上を流れるパケットからIP電話機のIPパケットを検知して、そのIPパケットから発信元の連絡先情報及び着信先の連絡先情報を取得して、通話したIP電話機とその担当者、更に着信先のIP電話機とその担当者を特定することができる。
これにより、通話録音データは作業履歴検索手段により作業履歴記憶手段の作業履歴の中から容易に探し出すことができる。
これにより、電話連絡でワーク処理を済ませた後で、通話録音データ再生手段により通話録音データを再生させることで、ワークの担当者に実際に通話した内容を後で確認させることができる。
これにより、電話連絡でワーク処理を済ませた担当者が後からワークフローを廻す際にその通話内容を確認して作業内容を正確に記録することができ、更に従来のワークフローシステムでは困難であった規定されたルートから外れたルートでの作業履歴が確実に記録されるとともに、その作業実施の根拠となる通話も記録されるので内部統制上必要な根拠をデータとして提供することができるものである。
これにより、作業履歴検索手段により作業履歴記憶手段の作業履歴の中から通話録音データを容易に探し出すことができる。
これにより、ワークの担当者に実際に通話した内容を後で確認させることができる。
これにより、作業履歴検索手段により作業履歴記憶手段の作業履歴の中から通話録音データを容易に探し出すことができる。
これにより、ワークの担当者に実際に通話した内容を後で確認させることができる。
前記ワークフローサーバ10は、ワ−クフローサーバ10内で処理されるワークフローをコントロールするワークフロー制御手段11、前記ネットワーク25上を流れるパケットからIP電話機50のIPパケットを検知する電話連絡検知手段12、前記IP電話機50による通話を録音する通話録音手段13、ワークフロー端末30で処理されたワークの履歴を記憶する作業履歴記憶手段14、前記通話録音手段13が記憶した通話録音データを再生する通話録音データ再生手段15、ネットワーク25を介したワークフロー端末30やIP電話機50との通信を制御する通信制御手段16、ワークの担当者の電話番号等の連絡先情報を担当者テーブル171に記憶する連絡先データベース(以下、「データベース」を「DB」とする)16、ワークフロー内容を示すワークフローテーブル181と、ワークフローテーブル181に従って処理された作業履歴を全て記憶する作業履歴テーブル182と、前記通話録音データを該当する作業履歴に対応させるマッピングテーブル183と、を備えたワークフローDB18、前記通話録音手段13が記憶した通話録音データ191を通話録音データテーブル192に記憶する録音データDB19、及び前記作業履歴記憶手段14に記憶した作業履歴(通話録音データ191を含む)を検索することができる作業履歴検索手段20、とを含んで構成されている。
このワークフロー管理システム1は、ワークフローサーバ10やワークフロー端末30にこれらの機能を実現するためのプログラムをインストールすることで実現される。
ワークフローサーバ10の電話連絡検知手段12は、ネットワーク25上を流れるパケットを監視し(ステップ101)、担当者テーブル171に登録されているIPアドレスに該当するパケットを検知した場合に、パケットから発信元電話番号及び着信先電話番号を取得し、この2つの電話番号が担当者テーブル171に存在するかを確認し(ステップ102及び103)、存在しない場合には何もしないが、存在する場合は、通話録音手段13が通話録音を開始する(ステップ104)。通話録音手段13は、通話が終了したか確認し(ステップ105)、通話が終了している場合には録音を終了し(ステップ106)、その通話録音データ191(もしくはその通話録音データファイルの格納場所を示すパス)を録音データDB19内の前記通話録音データテーブル192に格納する(ステップ107)。
上記図7のフローで通話録音データ191を通話録音データテーブル192に格納したことを受けて、前記ワークフロー制御手段11は、ワークフローDB18に定義されているワークフローテーブル181から着信先担当者が関わっている全てのワークフローを検索する(ステップ201)。
すなわちワークフロー制御手段11は、着信先担当者の担当者IDと同じIDがあるか、ワークフローテーブル181の担当者ID列の値を検索し、検知すると合致する行のワークフローIDを記憶する。
このワークフローテーブル181の検索が終了した後、前記ワークフロー制御手段11は、ワークフローDB18に記憶されている作業履歴テーブル182の中から、前記ワークフローテーブル181の検索で記憶した着信先担当者のワークフローIDについて、そのワークフローIDの中で完了していない作業履歴を検索する(ステップ202)。
すなわち、ワークフロー制御手段11は、前記ステップ201の検索処理で記憶したワークフローIDと作業履歴テーブル182のワークフローIDが同一で、かつ全てのワークを完了していない作業履歴IDを記憶し、一方、作業履歴テーブル182の一意な作業履歴IDの中で、前記ワークフローテーブル181の該当ワークフローに定義されている全てのワークIDが実施されている作業履歴については、完了しているものと判断し、この作業履歴は記憶しない。
そして、作業履歴テーブル182の検索が終了した後、前記ワークフロー制御手段11は、ワークフローDB18に定義されているマッピングテーブル183に対し、前記通話録音データテーブル192に記憶されている通話録音データ191と、これに対応させて前記ステップ202の検索処理で記憶したワークフローIDと作業履歴IDを格納する(ステップ203)。
図9は前記ワークフロー端末30上で動作するワークフロー管理システム1のGUIである。ユーザが通話を終え、このGUIにログインすると、通話記録のデータがあることを示すメッセージ表示域301と、前記マッピングテーブル183に関連付けたワークフローと、現在ワークが進行中で且つ完了していない作業履歴情報との関連を示すワークフロー候補一覧表302が表示される。
ユーザは、前記メッセージ表示域301の内容(本実施例では「通話記録が2件あります。」)を見て、ワークフローに関連付けられていない通話録音データがあることが分かり、そしてこの通話録音データを関連付けるワークフロー候補一覧表302のワークフローあるいは作業履歴を選択する。
この登録列に配置された新規登録ボタン3021の行のワーク列の値は"−"となっており、これはワークフローをこれから新規作成するので、まだ現時点でのワークがないということを示している。新規登録ボタン3021をクリックしてワークフローを新規登録すると、前記作業履歴記憶手段14により「通話による作業」という名称で最初の履歴として作業履歴に通話録音データとともに記録される。追加登録ボタン3022の行のワーク列の値は、作業履歴に記録されているワークフロー上の最後のワークが表示されている。この追加登録ボタン3022をクリックして追加登録すると、同じく前記作業履歴記憶手段14により「通話による作業」という名称でワーク列に示されているワークの次の履歴として通話録音データとともに記録される。そして、登録列のいずれかのボタンをクリックすることにより、通話録音データは作業履歴記憶手段14に記録されるとともに、ワークフロー候補一覧表302からその通話録音データの情報は削除される。
図11は、前記ワークフロー端末30上で動作するワークフロー管理システム1のGUI上で作業履歴を検索した結果を示す作業履歴検索結果一覧であり、左から順に作業履歴を識別するための作業履歴ID列、いつ実施された作業であるかを示す日時の列、どのワークフローの作業であるかを示す「発注」、「受注」等のワークフロー列、ワークフローの中のどの作業かを示す「発注依頼受付」、「通話による作業」等のワーク列、通話録音データファイルへのリンクを示す通話録音データ列、各ワークをワークフロー管理システム1に登録した担当者ID列から構成されている。例えばこの図では、前記作業履歴検索手段20により、担当者IDが"A001"である作業履歴を検索した結果を表示している。
ワーク列の項目が「通話による作業」となっている場合、その通話録音データ列には、通話録音データを識別するための通話録音データIDが記されている。このIDをクリックすると、音声データ再生ソフトである通話録音データ再生手段15が起動し、その通話録音データを再生して、電話連絡時の通話内容を確認することができる。
また、ワークフローに関連付けられていない通話音声データについても一覧を用意し、この一覧にワークフローに関連付けられていない通話録音データを表示し、こちらでも通話録音データを再生することができ、かつそこからワークフローや現在進行中の作業履歴に通話録音データを関連付けることができる。ワークフローおよび作業履歴に関連付けられていない通話録音データは全てこの一覧に表示される。
例えば、IP電話機を使用する代わりに、IPプロトコル以外のプロトコルを用いる電話機を適用したり、記憶する通話録音データにおける音声データの代わりに、音声データをテキストに変換したデータを記憶させたりすることも可能である。
10 ワークフローサーバ
11 ワークフロー制御手段
12 電話連絡検知手段
13 通話録音手段
14 作業履歴記憶手段
15 通話録音データ再生手段
16 通信制御手段
17 連絡先DB
171 担当者テーブル
18 ワークフローDB
181 ワークフローテーブル
182 作業履歴テーブル
183 マッピングテーブル
19 録音データDB
191 通話録音データ
192 通話録音データテーブル
20 作業履歴検索手段
25 ネットワーク
30 ワークフロー端末
50 IP電話機
301 ワークフロー管理システムGUIのメッセージ表示域
302 ワークフロー管理システムGUIのワークフロー候補一覧表
3021 ワークフロー管理システムGUIのワークフロー候補一覧表の新規登録ボタン
3022 ワークフロー管理システムGUIのワークフロー候補一覧表の追加登録ボタン
Claims (10)
- 複数のワークを規定のルートに従って電子的に回覧して各ワーク担当者が作業の実施、審査又は承認のワークフロー処理を行うワークフロー管理システムにおいて、
ワークフローのルート、各ワークの内容と担当者、及び作業履歴に関する情報を格納しておくワークフロー記憶手段と、
ワークの担当者の連絡先情報を格納しておく連絡先記憶手段と、
ワークの担当者が通話に使用する電話手段と、
前記連絡先記憶手段に記憶されている担当者の電話手段から前記連絡先記憶手段に記憶されている別担当者の電話手段への電話連絡を検知する電話連絡検知手段と、
前記電話連絡検知手段により検知した電話連絡の通話の開始から終了までを録音する通話録音手段と、
前記通話録音手段が録音したデータを格納しておく通話録音データ格納手段と、
前記ワークフロー記憶手段から発信元と着信先の担当者が含まれているワークフローを探し出し、当該ワークフローと前記通話録音データを結びつけ、且つ前記通話録音データと結びつけられた複数のワークフローのうち最適なものを選択するユーザの選択入力を受け付け、次ワークへとワークフロー処理を進めるワークフロー制御手段と、
前記通話により開始された作業内容あるいは通話により実施したワークの内容を前記通話録音データとともにワークフローの作業履歴として記憶する作業履歴記憶手段と、
を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 電話手段はIPアドレスを有するIP電話機とすることを特徴とする請求項1に記載のワークフロー管理システム。
- 前記作業履歴記憶手段が記憶した作業履歴を検索し前記通話録音データを探し出す作業履歴検索手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワークフロー管理システム。
- 通話録音データを再生する通話録音データ再生手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワークフロー管理システム。
- 複数のワークを規定のルートに従って電子的に回覧して各ワーク担当者が作業の実施、審査又は承認を実行するワークフロー処理方法であって、
ワークフローのルート、各ワークの内容と担当者、及び作業履歴に関する情報を格納しておくワークフロー記憶手段と、ワークの担当者の連絡先情報を格納しておく連絡先記憶手段と、ワークの担当者が通話に使用する電話手段と、前記連絡先記憶手段に記憶されている担当者の電話手段から前記連絡先記憶手段に記憶されている別担当者の電話手段への電話連絡を検知する電話連絡検知手段と、前記電話連絡検知手段により検知した電話連絡の通話の開始から終了までを録音する通話録音手段と、前記通話録音手段が録音したデータを格納しておく通話録音データ格納手段と、前記ワークフロー記憶手段から発信元と着信先の担当者が含まれているワークフローを探し出し、当該ワークフローと前記通話録音データを結びつけ、且つ前記通話録音データと結びつけられた複数のワークフローのうち最適なものを選択するユーザの選択入力を受け付け、次ワークへとワークフロー処理を進めるワークフロー制御手段と、前記通話により開始された作業内容あるいは通話により実施したワークの内容を前記通話録音データとともにワークフローの作業履歴として記憶する作業履歴記憶手段とを有するワークフロー管理システムにおいて、
前記電話連絡検知手段により、ネットワーク上にある特定の電話着信を起点とし、その発信元連絡先情報と着信先連絡先情報とが予め記録している連絡先情報に存在するかを確認する連絡先検索工程を実行し、
前記通話録音手段により、通話録音の開始と終了を行う通話録音工程を実行し、
前記通話録音手段により、通話録音が終了したことを受けて前記通話録音データ格納手段に通話録音データを記憶する工程を実行し、
前記ワークフロー制御手段により、前記電話連絡の発信元担当者と着信先担当者が含まれているワークフローを予め記録している記憶装置から検索する工程を実行し、
前記ワークフロー制御手段により、当該検索工程で検出した複数ワークフローと前記通話録音データとを結びつける工程を実行し、
前記ワークフロー制御手段により、ユーザの選択入力により選択されたワークフローと前記通話録音データとを関連付けてワークフロー作業を進める工程を実行し、
前記ワークフロー制御手段により、通話により開始された作業内容あるいは通話により実施したワークの内容を前記通話録音データとともにワークフローの作業履歴として前記記憶装置に記憶する工程を実行するワークフロー処理方法。 - 前記作業履歴検索手段により、ユーザからの入力を受けて指定された条件から作業履歴を前記通話録音データとともに前記記憶装置から検索する工程を実行することを特徴とする請求項5に記載のワークフロー処理方法。
- 前記通話録音データ再生手段により、前記記憶装置から読込んだ前記通話録音データを再生する工程を実行することを特徴とする請求項5又は6に記載のワークフロー処理方法。
- 複数のワークを規定のルートに従って電子的に回覧して各ワーク担当者が作業の実施、審査又は承認を実行させるワークフロー処理プログラムであって、
ワークフローのルート、各ワークの内容と担当者、及び作業履歴に関する情報を格納しておくワークフロー記憶手段と、ワークの担当者の連絡先情報を格納しておく連絡先記憶手段と、ワークの担当者が通話に使用する電話手段と、前記連絡先記憶手段に記憶されている担当者の電話手段から前記連絡先記憶手段に記憶されている別担当者の電話手段への電話連絡を検知する電話連絡検知手段と、前記電話連絡検知手段により検知した電話連絡の通話の開始から終了までを録音する通話録音手段と、前記通話録音手段が録音したデータを格納しておく通話録音データ格納手段と、前記ワークフロー記憶手段から発信元と着信先の担当者が含まれているワークフローを探し出し、当該ワークフローと前記通話録音データを結びつけ、且つ前記通話録音データと結びつけられた複数のワークフローのうち最適なものを選択するユーザの選択入力を受け付け、次ワークへとワークフロー処理を進めるワークフロー制御手段と、前記通話により開始された作業内容あるいは通話により実施したワークの内容を前記通話録音データとともにワークフローの作業履歴として記憶する作業履歴記憶手段とを有するワークフロー管理システムにおいて、
記憶装置に記憶された各担当者の連絡先情報を有する電話手段に着信があった際、その発信元が同じく記憶装置に記憶された別担当者の連絡先情報であった場合にネットワーク網を介して前記通話録音手段により通話録音の開始と終了を行うステップと、
録音終了したことを受けて前記通話録音手段により通話録音データを記憶装置に格納するステップと、
前記ワークフロー制御手段により、前記電話連絡の発信元担当者と着信先担当者が含まれているワークフローを記憶装置から検索するステップと、
前記ワークフロー制御手段により、当該検索で検出した複数ワークフローと前記通話録音データとを結びつけるステップと、
前記ワークフロー制御手段により、ユーザの選択入力により選択されたワークフローと通話録音データとを関連付けてワークフロー作業を進めるステップと、
前記ワークフロー制御手段により、通話により開始された作業内容あるいは通話により実施したワークの内容を前記通話録音データとともにワークフローの作業履歴として記憶装置に記憶するステップと、
を実行させることを特徴とするワークフロー処理プログラム。 - 前記作業履歴検索手段により、ユーザからの入力を受けて指定された条件から前記作業履歴を通話録音データとともに前記記憶装置から検索するステップを実行させることを特徴とする請求項8に記載のワークフロー処理プログラム。
- 前記通話録音データ再生手段により、前記記憶装置から読込んだ通話録音データを再生するステップを実行させることを特徴とする請求項8又は9に記載のワークフロー処理プログラム。
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