JP2010176637A - コンピュータリソース管理装置、コンピュータリソース提供システム - Google Patents

コンピュータリソース管理装置、コンピュータリソース提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータリソース提供システムのサービス提供者によって用意されたコンピュータリソースを有効に活用する。
【解決手段】第1のサービスクラスのユーザ端末から提供要求を受信した場合にはコンピュータリソースを提供し、第2のサービスクラスのユーザ端末から提供要求を受信した場合にはコンピュータリソースの利用量が定められた第1の閾値を超えない場合にコンピュータリソースを提供する。また、第1のサービスクラスのユーザ端末から提供要求を受信した場合、コンピュータリソースの利用量が定められた第2の閾値を超えていれば、第2のサービスクラスのユーザ端末に対して割当てたコンピュータリソースをサスペンドし、コンピュータリソースの利用量が低下した場合にレジュームするようにしても良い。月極で一定のコンピュータリソースを提供する第3のサービスクラスを設けても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末から送信されるコンピュータリソースの提供要求に応じて、ユーザ端末にコンピュータリソースを提供するコンピュータリソース管理装置、コンピュータリソース提供システムに関する。
近年、複数台のコンピュータ装置から構成される仮想化されたコンピュータリソースを、ネットワークを介して時間単位でユーザに利用可能に提供するコンピュータリソース提供システムが提供されている。クラウドサービスなどとも呼ばれるこのようなコンピュータリソースのホスティングサービスでは、例えばデータセンターに複数台のコンピュータ装置を有する企業により、その豊富なコンピュータリソースが時間単位で提供される。
図6は、従来のコンピュータリソース提供システム100の構成を示すブロック図である。コンピュータリソース提供システム100では、ユーザ端末10が、ウェブサービスを提供する要求受信装置120に対してコンピュータリソースの提供要求を送信する。要求受信装置120がコンピュータリソースの提供要求を受信すると、コンピュータリソース管理装置140は、複数のコンピュータ仮想化装置60−N(コンピュータ仮想化装置60−1、コンピュータ仮想化装置60−2、コンピュータ仮想化装置60−3、・・・)によって構成される仮想化されたコンピュータ群から、提供要求に応じた割当量のコンピュータリソースを割当てる。
ユーザ端末10は、自身に割当てられたコンピュータ仮想化装置60にアクセスし、コンピュータ仮想化装置60のコンピュータリソースを利用することができる。ユーザ端末10は、割当てられたコンピュータリソースの利用を停止する際には、コンピュータリソースの提供終了要求をコンピュータリソース管理装置130に送信する。コンピュータリソース管理装置130が、コンピュータリソースの提供終了要求を受信すると、コンピュータ仮想化装置60はコンピュータリソースの提供を停止する。
このようなホスティングサービスは、一般的に、利用時間に時間当たりの単価を乗じ、時間単位での従量課金により提供される。コンピュータリソース管理装置130は、利用履歴記憶部131を備えており、ユーザ毎にコンピュータリソースを割当てた割当量と、コンピュータリソースを提供した時間とが含まれる利用履歴情報が記憶される。課金装置170は、利用履歴記憶部131に記憶された利用履歴情報を読み出して、利用履歴に応じた利用料金を算出する。算出された利用料金は、コンピュータリソース提供システム100の提供者によってユーザ端末10のユーザに請求される。特許文献1には、ユーザに提供するサービスに対して課金する金額を算出する技術が記載されている。
特開平8−16271号公報
しかしながら、このようなコンピュータリソース提供システムは、ユーザからの提供要求に応じて即座にコンピュータリソースを提供するために、サービス提供者側では要求されるコンピュータリソースの量が最大となる時に合わせた規模のコンピュータリソースを予め用意しておく必要がある。例えば、図7に示されるように、1日のうちの時間帯や曜日、季節などに応じて割当が要求されるコンピュータリソースの割当量には揺らぎがあると考えられる。すなわち、t1の時点での提供要求の割当量に対応可能であるようにコンピュータリソースを用意すると、提供要求される割当量の少ない期間にはコンピュータリソースの余剰が出ることとなり、サービスの提供者にとってコンピュータリソースを有効に利用できているとはいえない。一方、このようなコンピュータリソースを維持するための電源、空調、スペース、運用管理者の人件費などの管理コストはサービスの利用料金に反映される場合もあり、ユーザにとってコンピュータリソースの利用料金が割高となっている場合があると考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、コンピュータリソース提供システムのサービス提供者によって用意されたコンピュータリソースを有効に活用できるコンピュータリソース管理装置、コンピュータリソース提供システムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末から送信されるコンピュータリソースの提供要求を受信し、受信した提供要求に応じてコンピュータリソースの提供命令を送信するコンピュータリソース管理装置と、コンピュータリソースから送信されるコンピュータリソースの提供命令に応じて、ユーザ端末にコンピュータリソースを提供するコンピュータリソース提供装置とを備えたコンピュータリソース提供システムにおけるコンピュータリソース管理装置であって、ユーザ端末に対応付けて、ユーザ端末に対してコンピュータリソースを提供する優先順位を示す第1のサービスクラスと、第1のサービスクラスに比べて優先順位が低いことを示す第2のサービスクラスとのいずれかのサービスクラスが記憶されるサービスクラス記憶部と、複数のユーザ端末に対して割当てられているコンピュータリソースの利用量が記憶されるコンピュータリソース割当情報記憶部と、第2のサービスクラスに対応付けられたユーザ端末から提供要求を受信した場合に、ユーザ端末にコンピュータリソースを割当てるか否かを判定する基準値であるコンピュータリソースの利用量を示す第1の閾値が記憶される第1の閾値記憶部と、ユーザ端末から送信される提供要求に応じて、ユーザ端末に対応付けられてサービスクラス記憶部に記憶されているサービスクラスを読み出し、読み出したサービスクラスが第1のサービスクラスであるか否かを判定するサービスクラス判定部と、サービスクラス判定部によって、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが第1のサービスクラスであると判定されると、提供要求に応じて、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第1のコンピュータリソース割当部と、コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶されたコンピュータリソースの利用量と第1の閾値とを比較し、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えるか否かを判定する第1の閾値判定部と、サービスクラス判定部によって、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが第2のサービスクラスであると判定され、かつ第1の閾値判定部によって、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えると判定されると、提供要求に対してユーザ端末にコンピュータリソースを割当てず、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えないと判定されると、提供要求に応じて、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第2のコンピュータリソース割当部と、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスに応じて利用料金を算出する課金部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、第2のサービスクラスに対応付けられたユーザ端末に提供されているコンピュータリソースの提供を保留するか否かを判定する基準値であるコンピュータリソースの利用量を示す第2の閾値が記憶される第2の閾値記憶部と、コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶されたコンピュータリソースの利用量と第2の閾値とを比較し、コンピュータリソースの利用量が第2の閾値を超えるか否かを判定し、コンピュータリソースの利用量が第2の閾値を超えると判定すると、コンピュータリソースの提供を保留する保留命令をコンピュータリソース提供装置に送信するコンピュータリソース監視部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータリソース監視部は、コンピュータリソースの提供を保留する保留命令をコンピュータリソース提供装置に送信した後、第1の閾値判定部によって、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えないと判定されると、保留命令を送信したコンピュータリソースの提供を再開する再開命令をコンピュータリソース提供装置に送信することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶されたコンピュータリソースの利用量に応じて、第1の閾値と第2の閾値とのいずれかまたは双方を増減させる閾値算出部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末から送信されるコンピュータリソースの提供要求を受信するコンピュータリソース管理装置と、ユーザ端末にコンピュータリソースを提供するコンピュータリソース提供装置とを備えたコンピュータリソース提供システムであって、コンピュータリソース管理装置は、ユーザ端末に対応付けて、ユーザ端末に対してコンピュータリソースを提供する優先順位を示す第1のサービスクラスと、第1のサービスクラスに比べて優先順位が低いことを示す第2のサービスクラスとのいずれかのサービスクラスが記憶されるサービスクラス記憶部と、複数のユーザ端末に対して割当てられているコンピュータリソースの利用量が記憶されるコンピュータリソース割当情報記憶部と、第2のサービスクラスに対応付けられたユーザ端末から提供要求を受信した場合に、ユーザ端末にコンピュータリソースを割当てるか否かを判定する基準値であるコンピュータリソースの利用量を示す第1の閾値が記憶される第1の閾値記憶部と、ユーザ端末から送信される提供要求に応じて、ユーザ端末に対応付けられてサービスクラス記憶部に記憶されているサービスクラスを読み出し、読み出したサービスクラスが第1のサービスクラスであるか否かを判定するサービスクラス判定部と、サービスクラス判定部によって、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが第1のサービスクラスであると判定されると、提供要求に応じて、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第1のコンピュータリソース割当部と、コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶されたコンピュータリソースの利用量と第1の閾値とを比較し、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えるか否かを判定する第1の閾値判定部と、サービスクラス判定部によって、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが第1のサービスクラスであると判定され、かつ第1の閾値判定部によって、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えると判定されると、提供要求に対してユーザ端末にコンピュータリソースを割当てず、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えないと判定されると、提供要求に応じて、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信するコンピュータリソース割当部と、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスに応じて利用料金を算出する課金部と、を備え、コンピュータリソース提供装置は、コンピュータリソース管理装置から送信されるコンピュータリソースの提供命令に応じて、ユーザ端末にコンピュータリソースを提供することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザ端末に対応付けて、ユーザ端末に対してコンピュータリソースを提供する優先順位を示す第1のサービスクラスと、第1のサービスクラスに比べて優先順位が低いことを示す第2のサービスクラスとのいずれかのサービスクラスが記憶され、複数のユーザ端末に対して割当てられているコンピュータリソースの利用量が記憶され、第2のサービスクラスに対応付けられたユーザ端末から提供要求を受信した場合に、ユーザ端末にコンピュータリソースを割当てるか否かを判定する基準値であるコンピュータリソースの利用量を示す第1の閾値が記憶され、ユーザ端末から送信される提供要求に応じて、ユーザ端末に対応付けられて記憶されているサービスクラスが第1のサービスクラスである場合は、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信し、ユーザ端末に対応付けられて記憶されているサービスクラスが第1のサービスクラスでなく、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えると判定された場合は、提供要求に応じてユーザ端末にコンピュータリソースを割当てず、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えないと判定されると、コンピュータリソース提供装置に、ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信し、ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスに応じて利用料金を算出するようにしたので、コンピュータリソースの提供の優先順位を示すサービスクラスに応じた料金により、コンピュータリソースの提供を行なうことが可能となる。
本発明の一実施形態によるコンピュータリソース提供システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるコンピュータリソースの利用量の遷移を示す図である。 本発明の一実施形態によるコンピュータリソース提供システムによりコンピュータリソースの提供を開始する動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコンピュータリソース提供システムによりコンピュータリソースの提供を保留または再開する動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコンピュータリソース提供システムにより課金する料金を算出する動作例を示すフローチャートである。 従来技術によるコンピュータリソース提供システムの構成例を示すブロック図である。 従来技術によるコンピュータリソースの利用量の遷移を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるコンピュータリソース提供システム1の構成を示すブロック図である。コンピュータリソース提供システム1は、ユーザ端末10と、要求受信装置20と、コンピュータリソース管理装置30と、コンピュータリソース提供装置40−N(コンピュータリソース提供装置40−1、コンピュータリソース提供装置40−2、コンピュータリソース提供装置40−3)、課金装置50と、複数台のコンピュータ仮想化装置60−N(コンピュータ仮想化装置60−1、コンピュータ仮想化装置60−2、コンピュータ仮想化装置60−3、・・・)と、サスペンド/レジューム装置70とを備えている。
ユーザ端末10は、コンピュータリソース提供システム1により提供されるコンピュータリソースを利用するコンピュータ装置である。ユーザ端末10は、インターネットブラウザの機能を備えており、ネットワークを介して要求受信装置20と通信を行う。ユーザ端末10は、ユーザから入力される操作情報に応じて、コンピュータリソースの提供要求やコンピュータリソースの提供終了要求を、要求受信装置20に送信する。また、ユーザ端末10は、コンピュータリソースの提供要求に応じて、自身に割当てられたコンピュータ仮想化装置60のIPアドレスを要求受信装置20から受信する。ユーザ端末10は、受信したIPアドレスに基づいて、自身に割当てられたコンピュータ仮想化装置60にアクセスし、コンピュータ仮想化装置60のコンピュータリソースを利用する。例えば、ユーザ端末10は、自身に割当てられたコンピュータ仮想化装置60にウェブサーバを構築して、インターネット上にウェブサービスを提供することができる。ユーザ端末10は、自身に割当てられたコンピュータリソースを利用するための専用のアプリケーションを備えるようにしても良い。
要求受信装置20は、ユーザ端末10から送信される要求に基づいて、コンピュータリソース管理装置30にコンピュータリソースの提供要求を送信するコンピュータ装置である。また、要求受信装置20は、予めユーザ端末10から受信するユーザ情報に応じて、ユーザを識別するユーザIDを生成してユーザ端末10に送信するユーザ登録機能等を備える。要求受信装置20は、ユーザからのアクセスがあった際には、予め発行したユーザIDによりユーザ端末10を識別する。要求受信装置20は、ウェブサービス部21を備えている。ウェブサービス部21は、ユーザ端末10から送信されるサービス提供要求またはサービス提供終了要求を受信すると、コンピュータリソース管理装置30に転送する。一方、ウェブサービス部21は、ユーザ端末10に対してコンピュータリソースが提供された後、ユーザ端末10からコンピュータリソースの操作要求を受信すると、そのユーザ端末10に対応するコンピュータリソース提供装置40に対してコンピュータリソースの操作要求を転送する。
コンピュータリソース管理装置30は、ユーザ端末10に対して割当てるコンピュータリソースの配分を管理するコンピュータ装置であり、サービスクラス記憶部31と、提供要求受信部32と、コンピュータリソース割当部33と、保留提供要求記憶部34と、コンピュータリソース割当情報記憶装置35と、閾値記憶部36と、閾値算出部37と、コンピュータリソース監視部38とを備えている。
サービスクラス記憶部31は、ユーザを識別するユーザID毎に、そのユーザに対応付けられたサービスクラスを示す情報が記憶される。サービスクラスとは、対応するユーザIDによってログインされたユーザ端末10に対してコンピュータリソースを提供する優先順位を示す情報である。本実施形態では、サービスクラスとして、第1のサービスクラスと、第2のサービスクラスと、第3のサービスクラスとが存在する。第1のサービスクラスは、第2のサービスクラスと比べて優先順位の高いサービスクラスである。第1のサービスクラスに属するユーザ端末10がサービス提供要求を送信した際には、コンピュータリソースの利用状況に関わらずコンピュータリソースが割り当てられる。本実施形態では、第1のサービスクラスに属するユーザに対するコンピュータリソースは、コンピュータリソース提供装置40−1によって管理される。例えば、サービスの提供者は、第1のサービスクラスに属するユーザには第2のサービスクラスよりも高額な課金体系によって従量課金する。
第2のサービスクラスは、第1のサービスクラスと比べて優先順位の低いサービスクラスである。第2のサービスクラスに属するユーザ端末10がサービス提供要求を送信した際には、コンピュータリソースの利用状況に応じてコンピュータリソースが割り当てられる。例えば、図2は、時間(t)に応じたコンピュータリソースの利用量の変化を示す図である。コンピュータリソースの利用量とは、コンピュータリソース提供システム1によって予め用意された複数のコンピュータ仮想化装置60によるコンピュータリソースのうち、複数のユーザ端末10からの要求に応じて割当てたコンピュータリソースの総量を示す。ここでは、符号aに示される第1の閾値と、符号bに示される第2の閾値とが定められている。符号t1以前の期間、符号t2から符号t3までの期間、符号t6以降の期間のように、コンピュータリソースの利用量が、符号aに示される予め定められた第1の閾値より低い場合には、第2のサービスクラスに属するユーザ端末10からのサービス提供要求に応じて、コンピュータリソースが割当てられる。
一方、符号t1から符号t2までの期間、符号t3から符号t6までの期間のように、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超える場合には、コンピュータリソースが割り当てられずサービス提供要求は保留される。保留されたサービス提供要求は、コンピュータリソースの利用量が予め定められた第1の閾値を下回ることとなったとき(例えば、符号t2から符号t3までの期間、符号t6以降の期間)に実行され、コンピュータリソースが提供される。また、第2のサービスクラスに属するユーザ端末10にコンピュータリソースが割当てられた場合でも、コンピュータリソースの提供中にコンピュータリソースの利用量が予め定められた第2の閾値を超えた場合(符号t4から符号Pt5までの期間)、第1のサービスクラスに属するユーザ端末10にコンピュータリソースを提供するために、第2のサービスクラスに属するユーザ端末10に提供中のコンピュータリソースはサスペンド(保留)され、サスペンド/レジューム装置70に記憶されて退避される。サスペンドされたコンピュータリソースは、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を下回った場合にレジューム(再開)される。本実施形態では、第2のサービスクラスに属するユーザに対するコンピュータリソースは、コンピュータリソース提供装置40−2によって管理される。
第3のサービスクラスは、従量課金ではなく、一定期間内(例えば、月極)に一定の閾値以内のコンピュータリソースが提供されることが保証されるサービスクラスである。このような閾値は、例えば、予め契約によって定められたコンピュータリソースの割当量を示す契約閾値であり、サービスクラスとともにユーザIDに対応付けられてサービスクラス記憶部31に記憶される。コンピュータリソース提供システム1は、第3のサービスクラスに属するユーザ端末10からサービス提供要求を受信した場合には、他のユーザ端末10に割当てられているコンピュータリソースの割当量に関わらず、予め定められた契約閾値以内のコンピュータリソースを、コンピュータリソースの要求元に割り当てる。本実施形態では、第3のサービスクラスに属するユーザに対するコンピュータリソースは、コンピュータリソース提供装置40−3によって管理される。
提供要求受信部32は、ユーザ端末10から送信されるサービス提供要求またはサービス終了要求を受信する。ここで、サービス提供要求には、送信元のユーザ端末10を識別するユーザIDや、割当を要求するコンピュータリソースの割当量、コンピュータリソースの割当てを希望する希望利用期間などの情報が含まれるようにしても良い。
コンピュータリソース割当部33は、提供要求受信部32が受信したサービス提供要求またはサービス終了要求に応じて、送信元のユーザ端末10に対するコンピュータリソースの割当処理または停止処理を行う。コンピュータリソース割当部33は、提供要求受信部32がサービス提供要求を受信すると、サービス提供要求の送信元のユーザ端末10のユーザIDに対応するサービスクラスを、サービスクラス記憶部31から読み出す。コンピュータリソース割当部33は、読み出したサービスクラスに対応するコンピュータリソースの割当処理を行う。
ここで、サービス開始要求の送信元のユーザ端末10に対応付けられたサービスクラスが、第1のサービスクラスである場合には、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−1に、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供命令を送信する。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−1がユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始すると、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に、コンピュータリソース提供装置40−1がユーザ端末10に提供したコンピュータリソースの割当量を示す情報を記憶させる。コンピュータリソースの割当量は、例えば、CPU、メモリなどの量や、その他の予め定められた単位によって表される。ここで、コンピュータリソースの割当量を示す単位には、例えば仮想マシンなどコンピュータの仮想的な台数により表されるようにしても良い。
あるいは、サービス開始要求の送信元のユーザ端末10に対応付けられたサービスクラスが、第2のサービスクラスである場合には、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に記憶されたコンピュータリソースの利用量と、閾値記憶部36に記憶された第1の閾値とを読み出し、読み出したコンピュータリソースの利用量と、第1の閾値とを比較する。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超える場合には、受信したサービス開始要求を保留提供要求記憶部34に記憶させて、コンピュータリソースの提供の開始を保留する。一方、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソースの利用量が、第1の閾値以下である場合には、コンピュータリソース提供装置40−2に、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供命令を送信する。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−2がユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始すると、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に、コンピュータリソース提供装置40−2がユーザ端末10に提供したコンピュータリソースの割当量を示す情報を記憶させる。
あるいは、サービス開始要求の送信元のユーザ端末10に対応付けられたサービスクラスが、第3のサービスクラスである場合には、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−3に、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供命令を送信する。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−3がユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始すると、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に、コンピュータリソース提供装置40−3がユーザ端末10に提供したコンピュータリソースの割当量を示す情報を記憶させる。
一方、コンピュータリソース割当部33は、提供要求受信部32がサービス終了要求を受信すると、サービス終了要求の送信元のコンピュータリソース提供装置40に割当てられていたコンピュータリソースを解放し、コンピュータリソースの提供を停止する命令をユーザ端末10に対応するコンピュータリソース提供装置40に送信する。
保留提供要求記憶部34には、第2のサービスクラスに属するユーザ端末10から送信されるサービス提供要求のうち、コンピュータリソース割当部33によって保留すると判定されたサービス提供要求が記憶される。
コンピュータリソース割当情報記憶装置35には、コンピュータリソースを提供しているユーザ端末10を識別するユーザID毎に、そのユーザ端末10に割当てたコンピュータリソースの割当量と、割当てたコンピュータリソース提供装置40を識別する情報(例えば、IPアドレス)とが対応付けられて記憶される。また、コンピュータリソース割当情報記憶装置35には、ユーザ毎のコンピュータリソースの割当量の合計を示すコンピュータリソースの利用量が記憶される。
閾値記憶部36には、コンピュータリソースの利用量に対する第1の閾値と第2の閾値とが記憶される。第1の閾値は、第2のサービスクラスのユーザ端末10からサービス提供要求を受信した場合に、そのサービス提供要求を保留するか否かを判定する基準値を示す情報である。第2の閾値は、第2のサービスクラスのユーザ端末10に対して提供されているコンピュータリソースをサスペンドするか否かを判定する基準値を示す情報である。第1の閾値と第2の閾値とは、予め記憶されているようにしても良いし、コンピュータリソースの利用状況に応じて閾値算出部37によって変動され記憶されるようにしても良い。
閾値算出部37は、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に記憶されたコンピュータ利用量に基づいて、第1の閾値と第2の閾値とを算出して閾値記憶部36に記憶させ、利用状況に応じた閾値のチューニング処理を行う。例えば、閾値算出部37の記憶領域には、変動する第2の閾値の上限値と下限値とが、コンピュータリソースの利用状況に基づいて管理者により予め調査され、算出されて記憶される。さらに、閾値算出部37の記憶領域には、第2の閾値に対する第1の閾値との差を表す情報が記憶される。第1の閾値は、第2の閾値から差の情報を差し引くことによって算出される。
閾値算出部37は、初期状態では、閾値記憶部36に記憶された第2の閾値を下限値に設定する。閾値算出部37は、一定時間毎に第2の閾値を徐々に増加させて閾値記憶部36に記憶させる。この際、閾値算出部37は、第2の閾値が上限値に近づくに従って第2の閾値の増加量を徐々に小さくし、上限値に達した後には第2の閾値の増加を行なわない。またこの際、閾値算出部37は、差の情報を一定時間毎に減少させて第1の閾値を算出する。すなわち、この状態では第2の閾値は徐々に増加し、差の情報も減少させるため第1の閾値も同様に増加する。閾値算出部37は、このような閾値の増加処理を継続して行う。
また、閾値算出部37は、コンピュータリソースの利用状況が定められた状況になったと判定した場合に、閾値を減少させる制御処理を行う。例えば、閾値算出部37は、コンピュータリソースの利用量が、複数台のコンピュータ仮想化装置60によって提供可能なコンピュータリソースの総量の95%を超えた場合、第2の閾値を一定量減少させる。あるいは、閾値算出部37は、一定時間内にコンピュータリソースのサスペンドとレジュームとが一定回数以上起こった場合に、差の情報を増加させて、第1の閾値を低下させる。
コンピュータリソース監視部38は、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に記憶されたコンピュータリソースの利用量を一定時間毎に読み出して、定められた条件を満たすと判定した場合に、第2のサービスクラスのユーザ端末10に対するコンピュータリソースのサスペンド命令やレジューム命令をサスペンド/レジューム装置70に送信する。例えば、コンピュータリソース監視部38は、コンピュータリソースの利用量が第2の閾値を超えた場合には、サスペンド/レジューム装置70に、第2のサービスクラスのユーザ端末10に提供中のコンピュータリソースのサスペンド命令を送信する。また、コンピュータリソース監視部38は、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を下回った場合には、サスペンド/レジューム装置70に、サスペンドしたコンピュータリソースのレジューム命令を送信する。
コンピュータリソース提供装置40−1は、第1のサービスクラスのユーザ端末10に、コンピュータリソースを提供する。コンピュータリソース提供装置40−1は、コンピュータリソース割当部33から送信されるコンピュータリソースの割当命令に応じて、符号aに示されるコンピュータ仮想化装置60の群から、ユーザ端末10に割当てるコンピュータリソースを検出して、ユーザ端末10に割当てる。また、コンピュータリソース提供装置40−1は、要求受信装置20を介してユーザ端末10から送信される操作情報に応じて、ユーザ端末10に割当てたコンピュータリソースに対する操作を行なう。コンピュータリソース提供装置40−1は、利用履歴記憶部41−1を備えており、ユーザ端末10を識別するユーザID毎に、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始した時刻と、停止した時刻と、提供したコンピュータリソースの量とを示す利用履歴情報が記憶される。同様に、コンピュータリソース提供装置40−2は、第2のサービスクラスのユーザ端末10に、コンピュータリソースを提供する。コンピュータリソース提供装置40−3は、第3のサービスクラスのユーザ端末10に、コンピュータリソースを提供する。
課金装置50は、コンピュータリソース提供装置40の利用履歴記憶部41に記憶された利用履歴情報に基づいて、コンピュータリソースを利用したユーザ端末10の利用料金を算出する。例えば、課金装置50には、サービスクラス毎に時間当たりのコンピュータリソースの割当量に応じた単価が記憶されている。課金装置50は、利用履歴情報に含まれる利用時間と割当量に応じた単価を乗算することにより、利用料金を算出する。本実施形態では、第3のサービスクラスについての料金は月極であるので、利用履歴情報に関わらず定められた一定額の利用料金を算出する。
コンピュータ仮想化装置60−N(コンピュータ仮想化装置60−1、コンピュータ仮想化装置60−2、コンピュータ仮想化装置60−3、・・・)は、仮想マシンソフトウェアを備えており、自身が備えるハードウェアのコンピュータリソースを複数のOS(Operating System)に割当て、複数のOSを並列実行、制御するコンピュータ装置である。このようなコンピュータ仮想化装置60は、動作中の仮想マシンの状態を別ハードウェアに移動させたり、同一のハードウェア上で動作する複数の仮想マシンに割当てるコンピュータリソースを配分させたりすることができる。
サスペンド/レジューム装置70は、コンピュータリソース監視部38から送信されるサスペンド命令に応じて、第2のサービスクラスのユーザ端末10に提供しているコンピュータリソースの状態を、コンピュータ仮想化装置60から取得して自身が備える状態記憶部71に記憶させる。ここで、第2のサービスクラスに属する複数のユーザ端末10にコンピュータリソースを割当てている場合には、例えば、提供要求に含まれる希望利用期間の終期が遅いものからサスペンドする。あるいは、第2のサービスクラスをさらに優先順位をつけた複数のサービスクラスで区切り、優先順位の低いサービスクラスに属するユーザ端末10からサスペンドするようにしても良い。
また、サスペンド/レジューム装置70は、コンピュータリソース監視部38から送信されるレジューム命令に応じて、状態記憶部71に記憶させたコンピュータリソースの状態を読み出してコンピュータ仮想化装置60に送信する。ここで、第2のサービスクラスに属する複数のユーザ端末10にコンピュータリソースを割当てている場合には、例えば、提供要求に含まれる希望利用期間の終期が早いものからレジュームする。あるいは、状態記憶部71に記憶された順番ごとに、キュー方式で記憶された順番が早いものからレジュームするようにしても良い。このように、第2のサービスクラスのユーザ端末10に割当てたコンピュータリソースを、一時的にコンピュータ仮想化装置60から退避させることで、コンピュータリソースの利用量を下げて、第1のサービスクラスのユーザ端末10からの提供要求に応じてコンピュータリソースを確保することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態によるコンピュータリソース提供システム1が、ユーザ端末10にコンピュータリソースを割当てる動作例を説明する。まず、コンピュータリソース管理装置30の提供要求受信部32は、ユーザ端末10から送信されたサービス提供要求を受信する(ステップS1)。コンピュータリソース割当部33は、ユーザ端末10のユーザIDに対応付けられたサービスクラスをサービスクラス記憶部31から読み出す。コンピュータリソース割当部33は、読み出したサービスクラスが第3のサービスクラスであると判定すると(ステップS2:YES)、ユーザ端末10に既に割当てられているコンピュータリソースの割当量をコンピュータリソース割当情報記憶装置35から読み出す。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース割当情報記憶装置35から読み出したコンピュータリソースの割当量と、ユーザ端末10の契約閾値とを比較し、コンピュータリソースの割当量が契約閾値以内であるか否かを判定する(ステップS3)。
コンピュータリソース割当部33が、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの割当量が、契約閾値以内ではなく、契約閾値を超えると判定すると(ステップS3:NO)、ユーザ端末10にコンピュータリソースを割当てずに処理を終了する。一方、ステップS3において、コンピュータリソース割当部33が、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの割当量が契約閾値以内であると判定すると(ステップS3:YES)、コンピュータリソース提供装置40−3にコンピュータリソース割当命令を送信する(ステップS4)。コンピュータリソース提供装置40−3は、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始し(ステップS5)、処理を終了する。
一方、ユーザ端末10に対応するサービスクラスが第3のサービスクラスではなく(ステップS2:NO)、第1のサービスクラスであると判定すると(ステップS6:YES)、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−1にコンピュータリソース割当命令を送信する(ステップS7)。コンピュータリソース提供装置40−1は、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始し(ステップS8)、処理を終了する。
一方、ユーザ端末10に対応するサービスクラスが第1のサービスクラスではなかった場合は(ステップS6:NO)、ユーザ端末10に対応するサービスクラスは第2のサービスクラスである。この場合、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS9)。コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えていると判定した場合は(ステップS9:YES)、サービス提供要求を保留提供要求記憶部34に記憶させ、サービスの提供を保留する(ステップS10)。
一方、コンピュータリソース割当部33が、コンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えていないと判定した場合は(ステップS9:NO)、コンピュータリソース割当部33は、コンピュータリソース提供装置40−2にコンピュータリソース割当命令を送信する(ステップS11)。コンピュータリソース提供装置40−2は、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供を開始し(ステップS12)、処理を終了する。
次に、図4を参照して、本実施形態によるコンピュータリソース提供システム1が、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供をサスペンドまたはレジュームする動作例を説明する。コンピュータリソース管理装置30のコンピュータリソース監視部38は、一定時間毎に、コンピュータリソース割当情報記憶装置35に記憶されたコンピュータリソースの利用量と、閾値記憶部36に記憶された第1の閾値とを読み出し、比較する(ステップS20)。コンピュータリソース監視部38は、読み出したコンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えていると判定した場合は(ステップS20:YES)、第2のサービスクラスのユーザ端末10に提供しているコンピュータリソースのサスペンド命令を、サスペンド/レジューム装置70に送信し(ステップS21)、処理を終了する。
一方、ステップS20において、コンピュータリソース監視部38が、読み出したコンピュータリソースの利用量が第1の閾値を超えていないと判定した場合は(ステップS20:NO)、コンピュータリソース監視部38は、閾値記憶部36に記憶された第2の閾値を読み出し、コンピュータリソースの利用量と比較する(ステップS22)。コンピュータリソース監視部38が、コンピュータリソースの利用量は第2の閾値を超えていると判定した場合は、処理を終了する(ステップS22:YES)。一方、ステップS22において、コンピュータリソース監視部38が、コンピュータリソースの利用量は第2の閾値を超えていないと判定した場合は(ステップS22:NO)、サスペンドしているコンピュータリソースのレジューム命令を、サスペンド/レジューム装置70に送信し(ステップS23)、処理を終了する。
次に、図5を参照して、本実施形態によるコンピュータリソース提供システム1が、ユーザ端末10へのコンピュータリソースの提供についての従量課金を行なう動作例を説明する。ユーザ端末10が、要求受信装置20を介してコンピュータリソース提供装置40−1に対してサービス提供要求を送信すると(ステップS30)、コンピュータリソース提供装置40−1は、コンピュータリソースの提供を開始する(ステップS31)。ここで、コンピュータリソース提供装置40−1は、ユーザ端末10に割当てたコンピュータリソースの利用状況を、定期的に利用履歴記憶部41−1に記憶させる(ステップS32)。
ユーザ端末10が、コンピュータリソース提供装置40−1にサービス終了要求を送信すると(ステップS33)、コンピュータリソース提供装置40−1は、ユーザ端末10へのサービス提供を終了する(ステップS34)。そして、ユーザ端末10が、要求受信装置20を介してコンピュータリソース提供装置40−2にサービス提供要求を送信すると(ステップS35)、コンピュータリソース提供装置40−2は、コンピュータリソースの提供を開始する(ステップS36)。ここで、コンピュータリソース提供装置40−2は、ユーザ端末10に割当てたコンピュータリソースの利用状況を、定期的に利用履歴記憶部41−2に記憶させる(ステップS32)。
ユーザ端末10が、コンピュータリソース提供装置40−2にサービス終了要求を送信すると(ステップS38)、コンピュータリソース提供装置40−2は、ユーザ端末10へのサービス提供を終了する(ステップS39)。コンピュータリソース提供装置40−1と、コンピュータリソース提供装置40−2とは、例えば月に一度、それぞれ利用履歴記憶部41−1または利用履歴記憶部41−2に記憶された利用履歴情報を、課金装置50に送信する(ステップS40)。課金装置50は、コンピュータリソース提供装置40−1またはコンピュータリソース提供装置40−2から送信された利用履歴情報を受信して、受信した利用履歴情報に基づいて利用料金を算出する。コンピュータリソース提供システム1の提供者は、ユーザ端末10のユーザに、課金装置50が算出した利用料金の請求を行なう。
このように、本実施形態によれば、要求受信装置20がコンピュータリソースの提供要求を受信した際に拒否することなくコンピュータリソースの割当てを行なう以外にも、複数のサービスクラスに応じた優先順位に応じて割当てを行なうことで、余剰となるコンピュータリソースを有効に活用することが可能となる。これにより、サービス提供者にとっての利益増大を図ることができる。一方、コンピュータリソースを維持するための電源、空調、スペース、運用管理者の人件費などの管理コストは従来と同程度であるから、より低廉な利用料金でコンピュータリソースの提供を行なうことが可能となる、
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりコンピュータリソースの提供を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1 コンピュータリソース提供システム
10 ユーザ端末
20 要求受信装置
21 ウェブサービス部
30 コンピュータリソース管理装置
31 サービスクラス記憶部
32 提供要求受信部
33 コンピュータリソース割当部
34 保留提供要求記憶部
35 コンピュータリソース割当情報記憶装置
36 閾値記憶部
37 閾値算出部
38 コンピュータリソース監視部
39 サスペンド/レジューム命令部
40 コンピュータリソース提供装置
41 利用履歴記憶部
50 課金装置
60 コンピュータ仮想化装置
70 サスペンド/レジューム装置
71 状態記憶部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末から送信されるコンピュータリソースの提供要求を受信し、受信した提供要求に応じてコンピュータリソースの提供命令を送信するコンピュータリソース管理装置と、当該コンピュータリソースから送信される前記コンピュータリソースの提供命令に応じて、前記ユーザ端末にコンピュータリソースを提供するコンピュータリソース提供装置とを備えたコンピュータリソース提供システムにおける前記コンピュータリソース管理装置であって、
    前記ユーザ端末に対応付けて、当該ユーザ端末に対して前記コンピュータリソースを提供する優先順位を示す第1のサービスクラスと、当該第1のサービスクラスに比べて前記優先順位が低いことを示す第2のサービスクラスとのいずれかのサービスクラスが記憶されるサービスクラス記憶部と、
    前記複数のユーザ端末に対して割当てられている前記コンピュータリソースの利用量が記憶されるコンピュータリソース割当情報記憶部と、
    前記第2のサービスクラスに対応付けられた前記ユーザ端末から前記提供要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に前記コンピュータリソースを割当てるか否かを判定する基準値である前記コンピュータリソースの利用量を示す第1の閾値が記憶される第1の閾値記憶部と、
    前記ユーザ端末から送信される前記提供要求に応じて、当該ユーザ端末に対応付けられて前記サービスクラス記憶部に記憶されている前記サービスクラスを読み出し、読み出したサービスクラスが前記第1のサービスクラスであるか否かを判定するサービスクラス判定部と、
    前記サービスクラス判定部によって、前記ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが前記第1のサービスクラスであると判定されると、前記提供要求に応じて、前記コンピュータリソース提供装置に、前記ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第1のコンピュータリソース割当部と、
    前記コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶された前記コンピュータリソースの利用量と前記第1の閾値とを比較し、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えるか否かを判定する第1の閾値判定部と、
    前記サービスクラス判定部によって、前記ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが前記第2のサービスクラスであると判定され、かつ前記第1の閾値判定部によって、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えると判定されると、前記提供要求に対して前記ユーザ端末に前記コンピュータリソースを割当てず、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えないと判定されると、前記提供要求に応じて、前記コンピュータリソース提供装置に、前記ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第2のコンピュータリソース割当部と、
    前記ユーザ端末に対応付けられた前記サービスクラスに応じて利用料金を算出する課金部と、
    を備えることを特徴とするコンピュータリソース管理装置。
  2. 前記第2のサービスクラスに対応付けられた当該ユーザ端末に提供されている前記コンピュータリソースの提供を保留するか否かを判定する基準値である前記コンピュータリソースの利用量を示す第2の閾値が記憶される第2の閾値記憶部と、
    前記コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶された前記コンピュータリソースの利用量と前記第2の閾値とを比較し、前記コンピュータリソースの利用量が前記第2の閾値を超えるか否かを判定し、当該コンピュータリソースの利用量が前記第2の閾値を超えると判定すると、前記コンピュータリソースの提供を保留する保留命令を前記コンピュータリソース提供装置に送信するコンピュータリソース監視部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータリソース管理装置。
  3. 前記コンピュータリソース監視部は、前記コンピュータリソースの提供を保留する保留命令を前記コンピュータリソース提供装置に送信した後、前記第1の閾値判定部によって、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えないと判定されると、前記保留命令を送信した前記コンピュータリソースの提供を再開する再開命令を前記コンピュータリソース提供装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータリソース管理装置。
  4. 前記コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶された前記コンピュータリソースの利用量に応じて、前記第1の閾値と前記第2の閾値とのいずれかまたは双方を増減させる閾値算出部
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンピュータリソース管理装置。
  5. ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末から送信されるコンピュータリソースの提供要求を受信するコンピュータリソース管理装置と、前記ユーザ端末にコンピュータリソースを提供するコンピュータリソース提供装置とを備えたコンピュータリソース提供システムであって、
    前記コンピュータリソース管理装置は、
    前記ユーザ端末に対応付けて、当該ユーザ端末に対して前記コンピュータリソースを提供する優先順位を示す第1のサービスクラスと、当該第1のサービスクラスに比べて前記優先順位が低いことを示す第2のサービスクラスとのいずれかのサービスクラスが記憶されるサービスクラス記憶部と、
    前記複数のユーザ端末に対して割当てられている前記コンピュータリソースの利用量が記憶されるコンピュータリソース割当情報記憶部と、
    前記第2のサービスクラスに対応付けられた前記ユーザ端末から前記提供要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に前記コンピュータリソースを割当てるか否かを判定する基準値である前記コンピュータリソースの利用量を示す第1の閾値が記憶される第1の閾値記憶部と、
    前記ユーザ端末から送信される前記提供要求に応じて、当該ユーザ端末に対応付けられて前記サービスクラス記憶部に記憶されている前記サービスクラスを読み出し、読み出したサービスクラスが前記第1のサービスクラスであるか否かを判定するサービスクラス判定部と、
    前記サービスクラス判定部によって、前記ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが前記第1のサービスクラスであると判定されると、前記提供要求に応じて、前記コンピュータリソース提供装置に、前記ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信する第1のコンピュータリソース割当部と、
    前記コンピュータリソース割当情報記憶部に記憶された前記コンピュータリソースの利用量と前記第1の閾値とを比較し、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えるか否かを判定する第1の閾値判定部と、
    前記サービスクラス判定部によって、前記ユーザ端末に対応付けられたサービスクラスが前記第1のサービスクラスであると判定され、かつ前記第1の閾値判定部によって、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えると判定されると、前記提供要求に対して前記ユーザ端末に前記コンピュータリソースを割当てず、前記コンピュータリソースの利用量が前記第1の閾値を超えないと判定されると、前記提供要求に応じて、前記コンピュータリソース提供装置に、前記ユーザ端末に対するコンピュータリソースの提供命令を送信するコンピュータリソース割当部と、
    前記ユーザ端末に対応付けられた前記サービスクラスに応じて利用料金を算出する課金部と、を備え、
    前記コンピュータリソース提供装置は、
    当該コンピュータリソース管理装置から送信される前記コンピュータリソースの提供命令に応じて、前記ユーザ端末にコンピュータリソースを提供する
    ことを特徴とするコンピュータリソース提供システム。
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