JP2010176298A - ファセットクエリを利用したサービス誘導入札装置及び方法 - Google Patents

ファセットクエリを利用したサービス誘導入札装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検索クエリに対応して行うサービスを動的に定義することができる装置又は方法を提供すること。
【解決手段】サービス誘導入札サーバ1は、対応リストに記憶されているファセット語及びトピック語に応じて誘導されるサービスを定義する権利に対する入札を受け付ける入札受付部14と、入札を受け付けたことに応じてアクション定義リストを生成するアクション定義リスト生成部15と、対応リストに基づいてファセット語リストを生成してユーザ端末2に表示させるファセット語リスト表示制御部16と、ファセット語の選択を受け付けると、ファセット語に対応するトピック語リストを対応リストに基づいて生成してユーザ端末2に表示させるトピック語リスト表示制御部17と、選択されたファセット語及びトピック語の組み合わせに対応するサービスをアクション定義リストを参照して実行するサービス誘導部18とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービス誘導入札装置及び方法に関する。特に、ファセットクエリを利用したサービス誘導入札装置及び方法に関する。
従来、ユーザ端末から入力されたキーワード、すなわち検索クエリに対応するWebサイトに当該検索クエリに関する検索を要請し、当該Webサイトから提供される検索結果を含むWebページを生成してユーザ端末に提供する検索システムが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の検索システムでは、いわゆるポータルサイトにてユーザ端末から検索クエリの入力を受け付けると、当該検索クエリに基づいて検索を行う。そして、検索結果に含まれるWebサイトであって、再度検索を要するWebサイトに対して、当該検索クエリを用いて検索を要請し、当該Webサイトから提供される検索結果を含むWebページを生成してユーザ端末に提供する。
特開2008−186452号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、ポータルサイトにて受け付けた検索クエリに対応するWebサイトに当該検索クエリに関する検索を要請し、検索結果を得てユーザ端末に提供するに過ぎない。すなわち、所定の検索クエリに対して所定のWebサイトの検索結果を提示するといった静的なサービスしか行うことができない。
本発明は、検索クエリに対応して行うサービスを動的に定義することができる装置又は方法を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリの最後列のキーワードから構成されるファセット語と、該最後列のキーワードとは異なるキーワードから構成されるトピック語との組み合わせによって誘導するサービスを定義する権利に対して入札させるサービス誘導入札装置であって、検索クエリを受け付けて検索処理を行う検索処理手段と、前記検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末から受信した選択結果及び前記検索クエリから、クリックログを抽出して記憶するクリックログ抽出手段と、全ユーザのクリックログからファセットクエリを抽出するファセットクエリ抽出手段と、前記ファセットクエリよりファセット語及びトピック語の対応リストを生成する対応リスト生成手段と、前記対応リストよりファセット語リスト及びトピック語リストを生成してユーザ端末に表示して選択を受け付ける選択受付手段と、前記対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語とが一致する場合に誘導先サイトで提供されるサービスを定義する権利について入札を受け付ける入札受付手段と、前記入札を受け付けたことに応じて、前記サービスの定義に係るアクション定義リストを作成するアクション定義リスト作成手段と、を備えるサービス誘導入札装置。
(1)記載のサービス誘導入札装置によれば、検索処理手段により、検索クエリを受け付けて検索処理を行う。そして、クリックログ抽出手段により、検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末から受信した選択結果及び検索クエリから、クリックログを抽出して記憶する。そして、ファセットクエリ抽出手段により、全ユーザのクリックログからファセットクエリを抽出し、対応リスト生成手段により、ファセットクエリよりファセット語及びトピック語の対応リストを生成する。そして、選択受付手段により、対応リストよりファセット語リスト及びトピック語リストを生成してユーザ端末に表示して選択を受け付ける。そして、入札受付手段により、対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語とが一致する場合に誘導先サイトで提供されるサービスを定義する権利について入札を受け付ける。そして、アクション定義リスト作成手段により、入札を受け付けたことに応じて、サービスの定義に係るアクション定義リストを作成する。
ここで、(1)記載のサービス誘導入札装置において、ファセットクエリとは、2以上のキーワードから構成される検索クエリである。また、ファセット語とは、ファセットクエリに含まれる複数のキーワードのうち、最後列に位置するキーワードであり、トピック語とは、ファセットクエリにおけるファセット語以外のキーワードである。
このようにすることで、選択受付手段に受け付けられたファセット語及びトピック語が対応リストに記憶されるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせに一致する場合に、アクション定義リストにより定義されたサービスに誘導させることができる。そして、アクション定義リストは、入札を受け付けることによりサービスが定義されるものであり、かつ、ファセット語及びトピック語といった検索クエリに対応するものである。よって、本発明は、検索クエリに対応して行うサービスを動的に定義することができる。
(2) 前記入札受付手段は、前記入札において、ファセット語及びトピック語が属するカテゴリであるトピックカテゴリから構成される所定の組み合わせと、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語のうち、ファセット語及びトピック語が属するトピックカテゴリとが一致する場合に前記誘導先サイトで提供される前記サービスを定義する権利について入札を受け付けることを特徴とする(1)記載のサービス誘導入札装置。
(2)記載のサービス誘導入札装置によれば、入札受付手段により、サービスを実行させるファセット語及びトピック語が属するトピックカテゴリの組み合わせを受け付ける。このため、サービス提供者は、入札時にサービスを実行させるトピック語の範囲をトピックカテゴリを用いて選択できる。よって、本発明は、サービス実行に対する入札の設定を柔軟に行うことが可能となる。
(3) 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービス及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備えることを特徴とする(1)及び(2)に記載のサービス誘導入札装置。
(3)記載のサービス誘導入札装置によれば、サービス誘導手段により、入札により受け付けられた複数の組み合わせが、選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義されたサービス及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて誘導するサービスを選択する。このように、親和性に基づいてサービスの実行を行うことで、親和性の高いサービスが実行される確率が高くなるので、本発明は、ユーザが選択したトピック語に対して違和感のないサービスを表示できる。
(4) 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービスが属する専門分野に係る専門検索エンジンの検索クエリログ及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備えることを特徴とする(1)及び(2)に記載のサービス誘導入札装置。
(4)記載のサービス誘導入札装置によれば、サービスが属する専門分野に係る専門検索エンジンの検索クエリログ及びトピック語に基づいて親和性を判定する。このため、専門検索エンジンの検索クエリログとトピックとの親和性に応じて、専門分野に属するサービスを実行できるので、選択されたトピックに対して違和感のないサービスを提供できる。
(5) 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービス及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備え、前記サービス誘導手段は、前記複数の組み合わせのそれぞれで定義されたサービスに対して付与されたカテゴリであって前記トピックカテゴリとは異なるカテゴリと、前記トピックカテゴリとに基づいて前記親和性を判定することを特徴とする(2)に記載のサービス誘導入札装置。
(5)記載のサービス誘導入札装置によれば、サービスに対して付与されたカテゴリであってトピックカテゴリとは異なるカテゴリと、トピックカテゴリとに基づいて親和性を判定する。このため、トピックと調和するカテゴリがサービスに付与されることにより、トピックの選択に応じて違和感のないサービスの提供を行うことができる。
(6) 前記サービス誘導手段は、DF(Document Frequency)とICF(Inversed Collection Frequency)との積に基づくDF・ICF値を算出し、DF・ICF値に基づいて前記親和性を判定することを特徴とする(3)に記載のサービス誘導入札装置。
(6)記載のサービス誘導入札装置によれば、DF・ICF値に基づいて親和性を判定する。このため、DF・ICF値という客観的な尺度で親和性について判定することができる。
(7) 前記サービス誘導手段は、前記複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービスにおいて、該組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度を算出し、該出現頻度が高い順に前記親和性が高いサービスとして判定することを特徴とする(3)に記載のサービス誘導入札装置。
(7)記載のサービス誘導入札装置によれば、サービス誘導手段により、複数の組み合わせのそれぞれで定義されたサービスにおいて、該組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度を算出し、該出現頻度が高い順に親和性が高いサービスとして判定する。このようにすることで、客観的な尺度で親和性について判定することができる。
(8) 前記サービス誘導手段は、前記組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度を算出を一定時間ごとに予め実行することを特徴とする(7)に記載のサービス誘導入札装置。
(8)記載のサービス誘導入札装置によれば、サービス誘導手段により、組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度の算出を一定時間ごとに予め実行する。このようにすることで、ユーザ端末によるファセット語及びトピック語の選択時に親和性を判定する場合に比べて、サービス誘導入札装置に係る負荷を軽減できる。
(9) 検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリの最後列のキーワードから構成されるファセット語と、該最後列のキーワードとは異なるキーワードから構成されるトピック語との組み合わせによって誘導するサービスを定義する権利に対して入札させるサービス誘導入札方法であって、検索クエリを受け付けて検索処理を行うステップと、前記検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末から受信した選択結果及び前記検索クエリから、クリックログを抽出して記憶するステップと、全ユーザのクリックログからファセットクエリを抽出するステップと、前記ファセットクエリよりファセット語及びトピック語の対応リストを生成するステップと、前記対応リストよりファセット語リスト及びトピック語リストを生成してユーザ端末に表示して選択を受け付けるステップと、前記対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、前記選択を受け付けるステップにより受け付けられたファセット語及びトピック語とが一致する場合に誘導先サイトで提供されるサービスを定義する権利について入札を受け付けるステップと、前記入札を受け付けたことに応じて、前記サービスの定義に係るアクション定義リストを作成するステップと、を備えるサービス誘導入札方法。
このような方法によれば、当該方法を実施することにより、(1)と同様の効果が期待できる。
本発明によれば、検索クエリに対応して行うサービスを動的に定義することができる装置又は方法を提供することができる。
本実施形態に係るシステムの全体構成、及びその中核となるサービス誘導入札サーバ1の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係るクリックログDB21を示す図である。 本実施形態に係るリストDB22に格納されているファセットクエリテーブル22aを示す図である。 本実施形態に係るリストDB22に格納されている対応リストテーブル22bを示す図である。 本実施形態に係るアクション定義DB23を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供者DB24を示す図である。 本実施形態に係るサービス誘導入札サーバ1のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る入札により実行されるサービスが定義されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るサービス誘導入札サーバ1がユーザ誘導サービスを提供するときの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る入札端末3の表示部に表示されたブラウザ301に入札受付画面が表示された例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201にファセット語リストが表示されたときの表示例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末2の表示部にサービス実行結果が表示されたときの表示例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201にサービス実行結果が表示されたときの表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
[システム全体構成]
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成、及びその中核となるサービス誘導入札サーバ1の機能ブロックを示す図である。
本システムの全体構成としては、ユーザ誘導サービスを行うサービス誘導入札サーバ1が、複数のユーザ端末2及び複数の入札端末3と通信ネットワーク4を介して接続される。通信ネットワーク4は、任意の通信ネットワークであってよく、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、又は、インターネットであってよい。ユーザは、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話等のユーザ端末2から、サービス誘導入札サーバ1にアクセスしてユーザ誘導サービスの提供を受けたり、検索エンジン30に直接アクセスして検索クエリを用いて検索結果を取得したりする。
サービス誘導入札サーバ1は、ユーザ端末2からユーザ誘導サービスの要求がされると、予め記憶されている対応リストからファセット語リストを生成し、ユーザ端末2のWebブラウザ上にファセット語リストを表示させる。そして、ユーザが表示されたファセット語リストから所望するファセット語を選択したことに応じて、予め記憶されている対応リストから当該ファセット語に対応するトピック語リストを生成し、当該トピック語リストをユーザ端末2のWebブラウザ上に表示させる。ファセット語及びトピック語については後述で説明する。続いて、表示されたトピック語リストからユーザが所望するトピック語を選択したことに応じて、サービス誘導入札サーバ1は、選択したファセット語及びトピック語を組み合わせに応じたサービスがある場合には、当該組み合わせに応じたサービスを実行し、組み合わせに応じたサービスがない場合には、組み合わせに応じた検索結果を検索エンジン30より取得する。そして、この結果をユーザ端末2のWebブラウザ上に表示させる。
また、サービス誘導入札サーバ1は、ユーザ誘導サービスを行うために、検索エンジン30よりクリックログを取得する。そして、クリックログより、検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリを抽出する。そして、ファセットクエリより、トピック語とファセット語の対応関係を示す対応リストを生成する。更に、対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、ユーザ端末2から送信された検索クエリとが一致する場合に、ユーザ端末2が誘導されるサービスを定義する権利を入札により受け付ける。そして、入札を受け付けたことに応じて、サービスを定義する権利に係るアクション定義リストを生成する。
[機能構成]
サービス誘導入札サーバ1は、制御部10と、記憶部20と、検索エンジン30と、を備える。そして、制御部10は、クリックログ抽出部11と、ファセットクエリ抽出部12と、対応リスト生成部13と、入札受付部14と、アクション定義リスト生成部15と、ファセット語リスト表示制御部16と、トピック語リスト表示制御部17と、サービス誘導部18と、検索結果取得部19とを備える。また、記憶部20は、クリックログDB21と、リストDB22と、アクション定義DB23と、サービス提供者DB24とを備える。なお、図1において、説明の便宜上、検索エンジン30を制御部10と記憶部20とに含まれないように表記しているが、実際には、制御部10と記憶部20とにより構成されるものである。また、本実施形態において、検索エンジン30は、サービス誘導入札サーバ1に備えられることとしたが、これに限らない。例えば、サービス誘導入札サーバ1と通信ネットワーク4を介して接続する検索エンジンを設け、当該検索エンジンを利用することとしてもよい。
クリックログ抽出部11は、検索クエリと、当該検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末2による選択結果と、によりクリックログを抽出して記憶する。すなわち、複数のユーザ端末2から受信した検索クエリと、該検索クエリに応じて検索エンジン30より出力され、該ユーザ端末2に表示される検索結果に含まれる1以上のリンク先のURLのうち、該ユーザ端末2の操作により選択されたURL、すなわちクリックされたリンク先のURLと、を対応付けてクリックログとして記憶する。
より具体的には、ユーザ端末2が検索エンジン30に直接アクセスして検索クエリを用いて検索結果を取得するときに、検索エンジン30より出力される検索結果について、リダイレクタを組み込む。そうすると、ユーザ端末2のユーザが、検索結果に含まれる1以上のリンク先のURLのうち、ユーザが所望するリンク先のURLをクリックしたときに、ユーザ端末2は、サービス誘導入札サーバ1にアクセスして、所望するリンク先のURLを取得し、取得したURLに対応したWebサーバ等にアクセスする。クリックログ抽出部11は、ユーザ端末2が検索クエリを送信したときに当該検索クエリを取得し、リダイレクタによりユーザ端末2がサービス誘導入札サーバ1にアクセスしたときにURLを取得することでクリックログを抽出する。また、クリックログ抽出部11は、クリックログとして検索クエリ及びクリックされたリンク先のURLを取得する他に、ユーザ端末2のセッションID、ユーザ端末2のIPアドレス、クリックした際のアクセス日時、及びクリックされたリンク先のURLに対応するWebページのページランクもクリックログとして収集する。そして、クリックログ抽出部11は、抽出したクリックログをクリックログDB21(後述の図2参照)に記憶する。
なお、本実施形態では、検索結果に対してリダイレクタを組み込むことによりクリックログを収集することとしたが、これに限らない。例えば、ユーザのクリックログをユーザ端末2に蓄積させておき、定期的に蓄積させたクリックログを収集するといった方法によりクリックログを収集することとしてもよい。
ファセットクエリ抽出部12は、クリックログDB21に記憶されているクリックログに含まれる検索クエリより、2以上のキーワードからなる検索クエリであるファセットクエリを抽出して、リストDB22のファセットクエリテーブル22a(後述の図3参照)に記憶する。ファセットクエリとは、複数のキーワードが空白やカンマにより区切られた状態で構成されているもの、すなわち、2以上のキーワードからなるものである。例えば、「AB△CDE」(△は空白)や、「AB△CDE△F」といった複数のキーワードからなる検索クエリは、ファセットクエリに該当し、「AB」や「CD」といった1つのキーワードからなる検索クエリは、ファセットクエリに該当しない。
対応リスト生成部13は、ファセットクエリテーブル22aに記憶されているファセットクエリを参照して、トピック語とファセット語との対応関係を示す対応リストを生成し、リストDB22の対応リストテーブル22b(後述の図4参照)に記憶する。ファセット語とは、ファセットクエリに含まれる複数のキーワードのうち、最後列に位置するキーワードであり、トピック語とは、ファセットクエリにおけるファセット語以外のキーワードである。また、対応リスト生成部13は、通信ネットワーク4を介して辞書サーバ(図示省略)に接続し、トピック語が所属するカテゴリであるトピックカテゴリを抽出し、対応リスト生成部13を更新する。すなわち、辞書サーバでは、用語がどのカテゴリに属するものかを定義する辞書を備えており、対応リスト生成部13は、当該辞書を参照することによりトピック語が所属するトピックカテゴリを生成する。なお、本実施形態では、対応リスト生成部13は、辞書サーバに接続してトピックカテゴリを生成することとしたが、これに限らない。例えば、記憶部20にトピック語が所属するカテゴリを定義する辞書DBを記憶させて、当該辞書DBを参照してトピックカテゴリを抽出することとしてもよい。
なお、トピック語が2以上のキーワードで構成されている場合には、更に、当該トピック語よりファセット語とトピック語とが生成される。すなわち、対応リスト生成部13によるリスト生成処理は、トピック語が2以上のキーワードで構成されなくなるまで繰り返し行われ、リスト生成処理が行われる都度、トピック語とファセット語とが生成される。例えば、ファセットクエリが「AB△CDE」の場合では、「CDE」がファセット語であり、「AB」がトピック語である。また、ファセットクエリが、「AB△CDE△F」である場合には、「F」がファセット語であり、「AB△CDE」がトピック語である。そして、トピック語「AB△CDE」が2つのキーワードから構成されているので、更にファセット語として「CDE」が生成され、トピック語として「AB」が生成される。
図2は、本実施形態に係るクリックログDB21を示す図である。クリックログDB21には、クリックログの収集元のユーザ端末2のIPアドレスを示す「IPアドレス」フィールドと、クリックログを収集した日時、すなわち、ユーザ端末2のユーザが検索結果に含まれるリンク先のURLをクリックした日時を示す「アクセス日時」フィールドと、クリックログを収集したときのセッションIDを示す「セッションID」フィールドと、クリックされたリンク先のURLに対応するWebページのページランクを示す「ランク」フィールドと、ユーザ端末2から送信された検索クエリを示す「検索クエリ」フィールドと、クリックされたリンク先のURLを示す「URL」フィールドとが含まれている。クリックログDB21には、クリックログ抽出部11により抽出されたクリックログが記憶される。また、クリックログDB21は、ファセットクエリ抽出部12によりファセットクエリを抽出するときに参照される。
図3は、本実施形態に係るリストDB22に格納されているファセットクエリテーブル22aを示す図である。ファセットクエリテーブル22aには、ファセットクエリを特定する「ファセットクエリID」フィールドと、ファセットクエリの内容を示す「ファセットクエリ」フィールドとが含まれている。ファセットクエリテーブル22aには、ファセットクエリ抽出部12により抽出されたファセットクエリが記憶される。また、ファセットクエリテーブル22aは、対応リスト生成部13により対応リストを生成するときに参照される。
図4は、本実施形態に係るリストDB22に格納されている対応リストテーブル22bを示す図である。対応リストテーブル22bには、対応するトピック語とファセット語とを関連づけるための「対応ID」フィールドと、トピック語を示す「トピック語」フィールドと、ファセット語を示す「ファセット語」フィールドと、トピック語が所属するカテゴリであるトピックカテゴリを示す「トピックカテゴリ」フィールドが含まれている。対応リストテーブル22bは、対応リスト生成部13により生成されたトピック語とファセット語とが「対応ID」により対応付けられて記憶される。また、対応リストテーブル22bは、入札受付部14により、サービス提供者より入札を受け付けるときと、後述のファセット語リスト表示制御部16によりファセット語リストをユーザ端末2に表示させるときと、後述のトピック語リスト表示制御部17によりトピック語リストをユーザ端末2に表示させるときとに参照される。
図1に戻り、入札受付部14は、入札端末3より、対応リストテーブル22bに記憶されているファセット語、トピック語、及びトピックカテゴリに応じて誘導されるサービスを定義する権利に対する入札を受け付ける。より具体的には、認証テーブル24a(後述の図6参照)を参照して、入札端末3からのアクセスがサービス提供者であるか否かの認証を行う。そして、アクセスがサービス提供者であると判定した場合に、入札端末3に入札受付画面を表示させて、入札端末3から入札を受け付ける。
図10は、本実施形態に係る入札端末3の表示部に表示されたブラウザ301に入札受付画面が表示された例を示す図である。図10を用いて、入札端末3における入札の受け付けについて説明する。
図10に表示されるブラウザ301から確認できるように、入札端末3のサービス提供者は、入力欄3001にサービス実行の対象とするファセット語を入力する。そして、選択ボタン3002を選択したことに応じて、入力欄3001に入力したファセット語に対応する全てのトピック語について、サービス実行の対象とすることが可能となる。また、選択ボタン3003を選択したことに応じて、入力欄3001に入力したファセット語に対応する特定のトピック語を入力欄3005により指定することが可能となり、指定したトピック語をサービス実行の対象とすることが可能となる。更には、選択ボタン3004を選択したことに応じて、入力欄3001に入力したファセット語に応じたトピックカテゴリに属するトピック語を入力欄3006により指定することが可能となり、指定したトピックカテゴリに属するトピック語をサービス実行の対象とすることが可能となる。このように、入札時にサービスを実行させるトピック語の範囲をトピックカテゴリを用いて選択的に指定できるので、サービス提供者は、サービス実行に対する入札の設定を柔軟に行うことが可能となる。
また、入札端末3のサービス提供者は、入力欄3007にサービスを提供するWebサイトのアドレスを入力し、入力欄3008にサービス実行時のアクションパラメータを入力する。そして、入力欄3009に入札金額を入力し、最後にOKボタン3010を押下して入札を確定させる。ここで、OKボタン3010を押下されたことに応じて、直接入力したファセット語及びトピック語が対応リストテーブル22bに記憶されているか否かが判定され、記憶されている場合に、入札が確定する。入札が確定すると、それぞれの入力欄に入力された項目、すなわち、入札情報がサービス誘導入札サーバ1に送信される。そして、入札受付部14にて入札情報を受信して入札を受け付け、後述のアクション定義リスト生成部15に入札情報を受け渡す。なお、入札額は、サービスを実行させることができる回数に関係するものであり、サービス誘導入札サーバ1には、入札額に応じてサービスを実行する回数を制御するために、サービスを1回実行させるために必要な単価が予め設定されている(図示省略)。そして、サービス誘導入札サーバ1では、サービスを実行した回数に単価を乗じて得た金額が入札額を超えると、サービスの提供を終了するように制御を行う。
なお、本実施形態では、入札受付部14が受け付ける入札について、ファセット語及びトピック語の組み合わせが同一である入札、又は、ある組み合わせに別の組み合わせが含まれる入札に対して、入札を認めないといった制約を特に行わないこととしているが、これに限らない。例えば、ある組み合わせに対して独占的にサービスを定義する権利について入札できるようにしてもよい。より具体的には、ある組み合わせに対して独占的にサービスを定義する権利について入札を受け付けて、最も入札金額が高いサービス提供者に対して権利を付与するようにしてもよい。このようにすることで、独占的にサービスを定義する権利を得たサービス提供者は、特定の組み合わせに対してサービスを独占的に実行させることができるので、非独占的にサービスを実行させることができる場合に比べて、より確実にユーザをサービスに誘導させることができる。
また、非独占的にサービスを実行させることができる権利を、複数のサービス提供者が入札した場合には、入札額の高い順から所定数だけ権利を付与することとしてもよい。また、この場合に、権利が付与されたサービス提供者の入札額について、上限を設けたり、下限を設けたりしてもよい。例えば、非独占的にサービスを実行させることができる権利に対して高額で入札した場合でも、後述の親和性の判定により広告が表示されない場合がある。この場合には、高額で入札したサービス提供者は、高額で入札したにもかかわらず所望するサービス提供を行えない可能性があり不満を感じてしまう。このように不満を感じさせないために、入札後に入札額の調整を行うこととしてもよい。
図1に戻り、アクション定義リスト生成部15は、入札端末3において確定した入札を入札受付部14が受け付けたことに応じて、アクション定義リストを生成する。より具体的には、入札受付部14が、図10に示される入力受付画面においてそれぞれの入力欄に入力された入札情報を受信して、アクション定義リスト生成部15に対して入札情報を受け渡す。そうすると、アクション定義リスト生成部15は、入札情報に基づいてアクション定義リストを生成し、アクション定義DB23(後述の図5参照)に記憶する。
図5は、本実施形態に係るアクション定義DB23を示す図である。アクション定義DB23には、所定のファセット語と所定のトピック語が選択されたときに実行されるサービスが格納されている。アクション定義DB23には、対応するトピック語とファセット語とを関連づけるための「対応ID」フィールドと、トピック語を示す「トピック語」フィールドと、ファセット語を示す「ファセット語」フィールドと、トピックカテゴリを示す「トピックカテゴリ」フィールドと、サービスを実行する権利に対して入札を行った提供者のIDを示す「提供者ID」フィールドと、入札額を示す「入札額」フィールドと、ファセット語と、トピック語又はトピックカテゴリに属するトピック語とが選択されたときに行うサービスを提供するWebサイトのアドレスを示す「サービス提供アドレス」フィールドと、当該サービスを実行するときに用いるアクションパラメータを示す「アクションパラメータ」フィールドとが含まれている。サービス提供アドレスに応じたサーバは、アクションパラメータを受け取ることで、アクションパラメータを引数としてサービスを実行し、ユーザ端末2に実行結果を提供する。アクション定義DB23には、アクション定義リスト生成部15によりアクション定義リストが生成されることにより、当該リストが記憶される。また、アクション定義DB23は、サービス誘導部18によりトピック語の選択を受け付けたことに応じて参照される。
図6は、本実施形態に係るサービス提供者DB24を示す図である。サービス提供者DB24には、サービス提供者が入札端末3から入札を行うときに、予め登録されているサービス提供者であるか否かを確認するためのデータが記憶されており、入札受付部14により参照される。サービス提供者DB24には、サービス提供者のIDを示す「提供者ID」フィールドと、提供者IDに対応するパスワードを示す「パスワード」フィールドとが含まれている。
図1に戻り、ファセット語リスト表示制御部16は、ユーザ端末2からユーザ誘導サービスの要求がなされると、要求を受け付ける。そして、対応リストテーブル22bに記憶されているファセット語に基づいてファセット語リストを生成し、ユーザ端末2に生成したリストを表示させる。ファセット語リストの生成では、生成時にファセット語が重複する場合には、重複を排除して1つのファセット語のみ表示させる。
なお、本実施形態では、ファセット語リスト表示制御部16により、ファセット語リストをユーザ端末2に表示させることとしたが、これに限らない。例えば、ファセット語がどのようなグループに属するかを定義するファセット語所属グループ記憶手段としてファセット語テーブルを設けて、対応リストテーブル22b及びファセット語テーブルに基づいて、ファセット語を所定のグループ別に分類したファセット語リストを生成し、当該ファセット語リストをユーザ端末2に表示させてもよい。このようにすることで、ユーザ端末2に所定のグループ別に分類されたファセット語リストが表示されるので、グループ別に分類して表示しない場合に比べて、ユーザが所望するファセット語をユーザに選択させやすくすることができる。
トピック語リスト表示制御部17は、ユーザ端末2の操作により、ユーザ端末2に表示されたファセット語リストからのファセット語の選択を受け付ける。そして、ファセット語の選択を受け付けると、対応リストテーブル22bを参照して、選択されたファセット語に対応するトピック語を抽出してトピック語リストを生成し、生成したトピック語リストをユーザ端末2に表示させる。ここで、ファセット語の選択を受け付けてからトピック語リストを表示するのは、クリックログに含まれるファセット語の種類がトピック語の種類に比べて少なく、種類が少ないファセット語からユーザに選択させたほうが、検索効率を向上できるからである。すなわち、ファセット語リストを最初に表示すると、トピック語リストが最初に表示される場合と比べて、ユーザの選択肢が少なくなるので選択作業が効率的になる。なお、実際に利用されている検索エンジンにおける1日分のクリックログより、検索された頻度が10回以上の386,000のトピック語ファセット語対応リストについて調査したところ、異なるファセット語が14,000件であったのに対して、異なるトピック語が177,000であった。このことからも、上述の有用性が確認できる。
なお、本実施形態では、トピック語リスト表示制御部17により、トピック語リストをユーザ端末2に表示させることとしたが、これに限らない。例えば、予め対応リストテーブル22b及びアクション定義リストテーブル23aに対してトピックに応じたトピックカテゴリを付加して、この対応リストテーブル22bに基づいて、トピックカテゴリ別に分類したトピック語リストを生成し、当該トピック語リストをユーザ端末2に表示させてもよい。このようにすることで、ユーザ端末2に所定のカテゴリ別に分類されたトピック語リストが表示されるので、カテゴリ別に分類して表示しない場合に比べてユーザが所望するトピック語をユーザに選択させやすくすることができる。
また、トピック語リストの表示において、トピックをタグクラウドのように表示させてもよい。タグクラウドとは、Webサイト上でメタデータとして付与されたタグを集計して表示する方法であって、タグの人気度に応じて強調表示する方法である。タグの人気度は、タグに対するアクセス頻度や、使用頻度に応じて決定されるものであり、人気度が高いタグほど、重要性又は関連性等が強いと判断できる。また、強調表示の方法としては、人気度の高いタグの表示フォントを大きくしたり、視認しやすい色にするといった方法がある。すなわち、タグクラウドの仕組みと同じようにトピック語の人気度を測定し、人気度の高いトピック語を強調表示させる。このようにすることで、ユーザ端末2のユーザは、重要性又は関連性等が強いと判断できるトピック語を容易に確認することができる。
また、トピック語リストの表示において、選択されたファセット語に類似するファセット語に対応するトピックも表示させることとしてもよい。より具体的には、サービス誘導入札サーバ1に対して、関連するクエリをグループ化するクエリ・クラスタリング技術に基づいて、選択されたファセット語に類似するファセット語を、選択されたファセット語に置換するクエリ置換部を設ける。このようにすることで、選択されたファセット語に類似するファセット語に対応するトピック語も、選択されたファセット語のトピック語リストに含むことができ、結果として、ユーザの選択肢を多様なものにすることができる。なお、クエリ・クラスタリング技術は、例えば、特願2008−195379号で述べられている検索クエリに対する検索要求属性を自動推定する方法に示されるものである。
サービス誘導部18は、ユーザ端末2の操作により、ユーザ端末2に表示されたトピック語リストからのトピック語の選択を受け付ける。そして、トピック語の選択を受け付けたことに応じて、選択されたファセット語と、選択されたトピック語との組み合わせに対応するサービスがアクション定義DB23に含まれているか否かを参照する。対応するサービスがアクション定義DB23に含まれている場合には、アクション定義DB23に記憶されているパラメータにより当該サービスを実行し、実行結果をユーザ端末2に表示させる。このようにすることで、ユーザが所望するトピック語及びファセット語の組み合わせに応じて、ユーザが所望すると判断されるサービスを自動的に実行することができ、結果として、ユーザの作業を軽減することができる。なお、対応するサービスがアクション定義DB23に含まれていない場合には、後述の検索結果取得部19により、検索結果を表示させる。
選択されたファセット語と選択されたトピック語との組み合わせに対応するサービスがアクション定義DB23に複数含まれている場合には、当該組み合わせと、サービスとの親和性を判定することにより、実行するサービスを選択する。より具体的には、組み合わせに含まれるトピック語でサービスを予め実行しておき、サービスの実行結果における当該トピック語の出現頻度を比較する。そして、出現頻度のより高いサービスを、親和性の高いサービスとして、親和性の低いサービスに比べて実行される可能性を高く設定しておく。親和性の判定は、例えば、1日や1週間といった一定時間ごとに予め実行しておく。このようにすることで、ユーザ端末2によるファセット語及びトピック語の選択時に親和性を判定する場合に比べて、サービス誘導入札サーバ1に係る負荷を軽減できる。
また、親和性を判定する別の方法として、専門分野に係る専門検索エンジンに対して、所定期間内に検索クエリとしてトピック語が用いられた比率に応じて専門分野とトピック語との親和性を決定し、当該専門分野のうち、親和性が高い専門分野に属するサービスを優先的に実行するようにしてもよい。すなわち、所定サイトにおいて、所定期間内に全ての専門検索エンジンにおいてトピックqが検索クエリとして用いられた回数をSとし、ある専門検索エンジンにおいてトピックqが検索クエリとして用いられた回数をnとするときに、nをSで除算した値が高い専門分野を親和性が高い専門分野とする。一方で、入札されたサービスが、どの専門分野に属するかを予め決定しておく。そして、サービス誘導部18がトピックqを受け付けたことに応じて、親和性が高い専門分野に属するサービスを優先的に実行する。このようにすることで、専門検索エンジンの検索クエリログとトピックとの親和性に応じて、専門分野に属するサービスを実行できるので、選択されたトピックに対して違和感のないサービスを提供できる。
また、親和性を判定する別の方法として、例えば、各サービスにおいて、DF(Document Frequency)とICF(Inversed Collection Frequency)との積に基づくDF・ICF値を算出し、この値が高いサービスを親和性の高いサービスとしてもよい。DF・ICFについては、例えば、特開2003−271648号で述べられている、n個のグループがある場合、各タームtに対するグループcのグループスコアscore(t,c)の計算手法に示されるものである。
このように親和性を判定することで、客観的な尺度で親和性について判定することができる。また、親和性に基づいてサービスの実行を行うことで、親和性の高いサービスが選択されて、当該サービスの実行される確率が高くなるので、ユーザが選択したトピック語と親和性が高いサービスが表示され、ユーザは違和感を感じることなく、サービスの提供を受けられる。
また、親和性を判定する別の方法として、各サービスに対して、サービス誘導入札サーバ1の管理者がトピックカテゴリとは異なるカテゴリであって、各サービスに適したカテゴリを付与し、トピックカテゴリとは異なるカテゴリとトピックカテゴリとに基づいて親和性を判定することとしてもよい。より具体的には、実行されるサービスが複数存在する場合に、ユーザにより選択されたトピック語のトピックカテゴリが、サービス誘導入札サーバ1の管理者により付与されたカテゴリと同一又は類似のカテゴリを有するサービスを親和性が高いサービスとする。サービス誘導部18は、サービス誘導入札サーバ1の管理者がトピックカテゴリと調和するカテゴリをサービスに与えることにより、トピックの選択に応じて違和感のないサービスの提供を行うことができる。ここで、トピックカテゴリとは異なるカテゴリとは、ディレクトリ型検索サービスを行う所定のポータルサイトにおいてディレクトリ構造を構成するカテゴリを意味する。
検索結果取得部19は、サービス誘導部18において、選択されたファセット語と、選択されたトピック語とを組み合わせたクエリに対応するサービスが含まれていない場合に行われる機能であり、選択されたファセット語と、選択されたトピック語とを組み合わせた検索クエリを作成して、検索エンジン30から当該検索クエリの検索結果を取得する。そして、取得した検索結果をユーザ端末2に表示させる。
[サービス誘導入札サーバのハードウェア構成]
図7は、本実施形態に係るサービス誘導入札サーバ1のハードウェア構成を示す図である。本発明が実施されるサービス誘導入札サーバ1は標準的なものでよく、以下に構成の一例を示す。
サービス誘導入札サーバ1は、制御部10を構成するCPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU1012等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F(I/F:インターフェイス)1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、表示装置1022、I/Oコントローラ1070、キーボード及びマウス等の入力装置1100、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、並びに半導体メモリ1078を備える。なお、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、及び半導体メモリ1078をまとめて記憶部20と呼ぶ。
制御部10は、サービス誘導入札サーバ1に係る各種機能を統括的に制御する部分であり、ハードディスク1074に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F1040は、サービス誘導入札サーバ1が、通信ネットワーク4を介してユーザ端末2や入札端末3等と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
BIOS1060は、サービス誘導入札サーバ1の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、サービス誘導入札サーバ1のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置1022は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ1070には、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、及び半導体メモリ1078等の記憶装置である記憶部20を接続することができる。
入力装置1100は、サービス誘導入札サーバ1の管理者による入力の受け付けを行うものである。
ハードディスク1074は、本ハードウェアをサービス誘導入札サーバ1として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び上述のDBを記憶する。なお、サービス誘導入札サーバ1は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc:登録商標)ドライブを使用することができる。光ディスクドライブ1076を使用する場合は、光ディスクドライブ1076に対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050又はハードディスク1074に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、サービス誘導入札サーバ1は、上述のように、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
また、サービス誘導入札サーバ1は、ハードウェアの数に制限はなく、必要に応じて1又は複数のハードウェアで構成してよい。また、複数のハードウェアで構成する場合には、通信ネットワーク4を介して各ハードウェアを接続してもよい。例えば、各機能ごとに別サーバ(装置)とし、各サーバ間での信号の送受信により、各サーバを連携させることで、本実施形態の機能を実現してもよい。
[アクション定義がされるまでの処理フロー]
図8は、本実施形態に係る入札により実行されるサービスが定義されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS110では、制御部10(クリックログ抽出部11)は、クリックログを抽出する。より具体的には、リダイレクタを利用して、複数のユーザ端末2から受信した検索クエリと、該検索クエリに応じて検索エンジン30より出力され、該ユーザ端末2に表示される検索結果に含まれる1以上のリンク先のURLのうち、クリックされたリンク先のURLと、を対応付けてクリックログとして抽出し、クリックログDB21に記憶する。
ステップS120では、制御部10(ファセットクエリ抽出部12)は、クリックログDB21に記憶されているクリックログから検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリを抽出してファセットクエリテーブル22aに記憶する。
ステップS130では、制御部10(対応リスト生成部13)は、ファセットクエリテーブル22aに記憶されているファセットクエリを参照して、トピック語とファセット語の対応関係を示す対応リストを生成する。より具体的には、ファセットクエリテーブル22aに記憶されているファセットクエリを、最後列に位置するキーワードであるファセット語と、ファセット語以外のキーワードから構成されるトピック語とに分割し、分割したファセット語及びトピック語を対応リストテーブル22bに記憶する。分割したトピック語が2以上のキーワードで構成されている場合には、当該トピック語を更にファセット語とトピック語に分割し、分割したファセット語及びトピック語を対応リストテーブル22bに記憶する。このようにして、トピック語が2以上のキーワードで構成されなくなるまで処理を繰り返す。
ステップS140では、制御部10(入札受付部14)は、入札端末3よりアクション定義DB23のファセット及びトピックに応じて誘導されるサービスを定義する権利に対する入札を受け付ける。より具体的には、サービス提供者DB24を参照して、入札端末3からのアクセスがサービス提供者であるか否かが認証される。入札端末3であると認証された場合には、入札端末3に対して入札受付画面が表示され、それぞれの入力欄に対してサービス提供者が入札情報を入力することが可能となる。そして、入札情報が確定されると、入札受付部14は、入札情報を受信することで入札を受け付ける。
ステップS160では、制御部10(入札受付部14)は、ステップS150にて入札端末3から入札を受け付けると、アクション定義リストを生成して、アクション定義DB23に記憶する。その後、制御部10は、処理を終了する。
[ユーザ誘導サービスの処理フロー]
図9は、本実施形態に係るサービス誘導入札サーバ1がユーザ誘導サービスを提供するときの処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、対応リストテーブル22bに対応リストが予め記憶されているものとする。
ステップS210では、制御部10(ファセット語リスト表示制御部16)は、ユーザ端末2よりユーザ誘導サービスの要求を受け付ける。
ステップS220では、制御部10(ファセット語リスト表示制御部16)は、対応リストテーブル22bに記憶されているファセット語に基づいてファセット語リストを生成して、生成したファセット語リストをユーザ端末2に送信する。より具体的には、制御部10(ファセット語リスト表示制御部16)は、対応リストテーブル22bに記憶されている対応リストを参照して、ファセット語のみ抽出する。そして、抽出したファセット語の重複を排除したファセット語リストを生成し、生成したファセット語リストをユーザ端末2に送信する。
ステップS230では、制御部10(トピック語リスト表示制御部17)は、ステップS220にて送信したファセット語リストに対するユーザ端末2によるファセット語の選択を受け付ける。続いて、ステップS240では、制御部10(トピック語リスト表示制御部17)は、対応リストテーブル22bを参照して、選択されたファセット語に対応するトピック語を抽出してトピック語リストを生成する。そして、生成したトピック語リストをユーザ端末2に送信する。
ステップS250では、制御部10(サービス誘導部18)は、ステップS240にて送信したトピック語リストに対するユーザ端末2によるトピック語の選択を受け付ける。
ステップS260では、制御部10(サービス誘導部18)は、ステップ230にて受け付けたファセット語と、ステップS250にて受け付けたトピック語との組み合わせに対応するサービスがあるか否かについて、アクション定義DB23を参照して判別する。この判別がYESのときは、ステップS270に移り、NOのときは、ステップS280に移る。
ステップS270では、制御部10(サービス誘導部18)は、ステップ230にて受け付けたファセット語と、ステップS250にて受け付けたトピック語との組み合わせに対応したサービスをアクション定義DB23に記憶されているサービス提供アドレス及びアクションパラメータを参照して実行し、当該サービスの実行結果をユーザ端末2に対して送信して表示させる。その後、制御部10は、処理を終了する。
ステップS280では、制御部10(検索結果取得部19)は、選択されたファセット語と、選択されたトピック語とを組み合わせて検索クエリを作成する。そして、検索エンジン30に検索クエリを入力して検索を実行させて、検索結果を取得する。そして、取得した検索結果をユーザ端末2に送信して表示させる。その後、制御部10は、処理を終了する。
[表示例]
図11は、本実施形態に係るユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201にファセット語リストが表示されたときの表示例を示す図である。
図11には、ファセット語リストが、ファセット語の属するグループ別に表示されていることが確認できる。ファセット語リストがグループ別に表示されているので、ユーザ端末2のユーザは、所望するファセット語を選択するときに、グループを特定し、特定したグループの中から所望するファセット語を選択することとなるので、選択する作業を簡易的に行うことができる。
図12は、本実施形態に係るユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201にトピック語リストが表示されたときの表示例を示す図である。
図11において、ユーザ端末2のユーザにより、表示されたファセット語リストから所望するファセット語として「ライフスタイル」グループに属する「求人」が選択されたとすると、トピック語リスト表示制御部17は、「求人」が選択されたことを受け付けて、対応リストテーブル22bに記憶されている対応リストの中から、ファセット語「求人」に対応するトピック語を抽出し、トピック語リストを生成する。そして、生成したトピック語をユーザ端末2に表示させる。図12に示されるように、生成されたトピック語リストが、ユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201に表示される。
図12では、トピック語のフォントの大きさがそれぞれ異なって表示されており、検索クエリとして用いられた頻度の高いトピック語のフォントが大きく表示されている。このように表示することで、ユーザ端末2のユーザは、どのトピック語が検索クエリとしてよく使用されているのかを確認することができ、トピック語を選択するときの参考とすることができる。
図13は、本実施形態に係るユーザ端末2の表示部に表示されているWebブラウザ201にサービス実行結果が表示されたときの表示例を示す図である。
図12において、ユーザ端末2のユーザにより、表示されたトピック語リストから所望するトピック語として「東京都」が選択されたとすると、サービス誘導部18は、「東京都」が選択されたことを受け付け、選択されたファセット語である「求人」と、選択されたトピック語である「東京都」とを組み合わせに対応するサービスが、アクション定義DB23に登録されているか否かを参照する。ここで、トピック語「東京都」とファセット語「求人」に対応するサービスが、予め入札受付部14により入札されているものとすると、サービス誘導部18により、トピック語「東京都」とファセット語「求人」に対応するサービスがあるものと判定される。そして、サービスを提供するアドレスに対してアクションパラメータを引数としてサービスを実行させて、実行結果を取得する。そして、サービスの実行結果をユーザ端末2に送信する。図13では、「東京」に係るアクションパラメータを引数として実行されたサービスである東京版の求人情報サービスが表示されていることが確認できる。
このように、ユーザ端末2のユーザは、表示されたファセット語リストより、所望するファセット語を選択することとなるので、ファセット語やトピック語といったクエリを入力することなくサービスの提供を受けることができる。更に、ファセット語及びトピック語、すなわち検索クエリに対応するサービスは入札に定義されたものにより実行されるものである。よって、サービス誘導入札サーバ1では、検索クエリに対応して行うサービスを動的に定義され、このサービスがユーザに提供されることとなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
1 サービス誘導入札サーバ
2 ユーザ端末
3 入札端末
4 通信ネットワーク
10 制御部
11 クリックログ抽出部
12 ファセットクエリ抽出部
13 対応リスト生成部
14 入札受付部
15 アクション定義リスト生成部
16 ファセット語リスト表示制御部
17 トピック語リスト表示制御部
18 サービス誘導部
19 検索結果取得部
20 記憶部
21 クリックログDB
22 リストDB
23 アクション定義DB
24 サービス提供者DB
30 検索エンジン

Claims (9)

  1. 検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリの最後列のキーワードから構成されるファセット語と、該最後列のキーワードとは異なるキーワードから構成されるトピック語との組み合わせによって誘導するサービスを定義する権利に対して入札させるサービス誘導入札装置であって、
    検索クエリを受け付けて検索処理を行う検索処理手段と、
    前記検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末から受信した選択結果及び前記検索クエリから、クリックログを抽出して記憶するクリックログ抽出手段と、
    全ユーザのクリックログからファセットクエリを抽出するファセットクエリ抽出手段と、
    前記ファセットクエリよりファセット語及びトピック語の対応リストを生成する対応リスト生成手段と、
    前記対応リストよりファセット語リスト及びトピック語リストを生成してユーザ端末に表示して選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語とが一致する場合に誘導先サイトで提供されるサービスを定義する権利について入札を受け付ける入札受付手段と、
    前記入札を受け付けたことに応じて、前記サービスの定義に係るアクション定義リストを作成するアクション定義リスト作成手段と、
    を備えるサービス誘導入札装置。
  2. 前記入札受付手段は、前記入札において、ファセット語及びトピック語が属するカテゴリであるトピックカテゴリから構成される所定の組み合わせと、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語のうち、ファセット語及びトピック語が属するトピックカテゴリとが一致する場合に前記誘導先サイトで提供される前記サービスを定義する権利について入札を受け付けることを特徴とする請求項1記載のサービス誘導入札装置。
  3. 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービス及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備えることを特徴とする請求項1及び2に記載のサービス誘導入札装置。
  4. 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービスが属する専門分野に係る専門検索エンジンの検索クエリログ及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備えることを特徴とする請求項1及び2に記載のサービス誘導入札装置。
  5. 前記入札により受け付けられた複数の組み合わせが、前記選択受付手段により受け付けられたファセット語及びトピック語と一致する場合に、該複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービス及び該トピック語の親和性を判定し、該親和性に基づいて前記サービスを選択するサービス誘導手段を更に備え、
    前記サービス誘導手段は、前記複数の組み合わせのそれぞれで定義されたサービスに対して付与されたカテゴリであって前記トピックカテゴリとは異なるカテゴリと、前記トピックカテゴリとに基づいて前記親和性を判定することを特徴とする請求項2に記載のサービス誘導入札装置。
  6. 前記サービス誘導手段は、DF(Document Frequency)とICF(Inversed Collection Frequency)との積に基づくDF・ICF値を算出し、DF・ICF値に基づいて前記親和性を判定することを特徴とする請求項3に記載のサービス誘導入札装置。
  7. 前記サービス誘導手段は、前記複数の組み合わせのそれぞれで定義された前記サービスにおいて、該組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度を算出し、該出現頻度が高い順に前記親和性が高いサービスとして判定することを特徴とする請求項3に記載のサービス誘導入札装置。
  8. 前記サービス誘導手段は、前記組み合わせに含まれるトピック語の出現頻度を算出を一定時間ごとに予め実行することを特徴とする請求項7に記載のサービス誘導入札装置。
  9. 検索クエリで使用された2以上のキーワードからなるクエリであるファセットクエリの最後列のキーワードから構成されるファセット語と、該最後列のキーワードとは異なるキーワードから構成されるトピック語との組み合わせによって誘導するサービスを定義する権利に対して入札させるサービス誘導入札方法であって、
    検索クエリを受け付けて検索処理を行うステップと、
    前記検索クエリに応じた検索結果に対するユーザ端末から受信した選択結果及び前記検索クエリから、クリックログを抽出して記憶するステップと、
    全ユーザのクリックログからファセットクエリを抽出するステップと、
    前記ファセットクエリよりファセット語及びトピック語の対応リストを生成するステップと、
    前記対応リストよりファセット語リスト及びトピック語リストを生成してユーザ端末に表示して選択を受け付けるステップと、
    前記対応リストに含まれるファセット語及びトピック語から構成される所定の組み合わせと、前記選択を受け付けるステップにより受け付けられたファセット語及びトピック語とが一致する場合に誘導先サイトで提供されるサービスを定義する権利について入札を受け付けるステップと、
    前記入札を受け付けたことに応じて、前記サービスの定義に係るアクション定義リストを作成するステップと、
    を備えるサービス誘導入札方法。
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