JP2010174921A - 高温流体用弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の流体への使用に適した弁の提供。
【解決手段】本発明に係る弁2は、高温流体に用いられる。弁2は、流体の流路22を備えた弁箱4と、弁箱4に支持された弁棒8と、流路22に位置して弁棒8を回転軸として回動して流路22の開口の大きさを変化させる弁体6とを備えている。弁体6の表面は、対向する一対の端面61と、その一対の端面61の間に位置する側面62とを備えている。弁棒8は、弁体6の側面62を貫通している。弁体6の内部に、冷却流体が流される冷却経路31が形成されている。冷却経路31は、弁体の側面に沿った第一経路と、端面に沿った第二経路とを備えている。第一経路は、第一経路及び第二経路のうちで冷却流体の流れる断面積が最小となる最小部を備えている。第一経路の経路断面が第一経路の入口から最小部に向かって徐徐に小さくされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体の遮断及び流量の調節に用いられる弁に関する。詳細には、本発明は、高温流体に使用される弁の弁体の冷却構造に関する。
流体の遮断及び流量の調節に用いられる弁には、弁体を流路内に位置させたものがある。この弁体が流路内で回転することで、流路の開口断面積の大きさが変えられる。弁体の回転により、流体の遮断及び流量の調節がなされている。
この弁は、高温の流体に使用されることがある。この弁体は、流体の高温に晒されている。高温の流体に晒される弁体は、溶解及び損傷するおそれがある。高温の流体に使用される弁体には、一般に高温にも耐えうる金属材料が使用される。この弁体には、冷却構造が備えられることもある。この様な弁体の冷却方法として、弁体より上流の流路から冷却水を噴射する方法がある。また、弁体内部から冷却水を流路内に噴射して弁体の表面に冷却膜を形成する方法がある。
これらの方法では、流路内に大量のドレンが溜まる。この冷却水の噴射により、高温の流体の温度及び圧力が変化する。正確な温度及び圧力の管理が必要とされる流体では、その管理に支障を来すことがある。
高温流体に使用されるバタフライ弁が、特開平9−4726号公報に記載されている。このバタフライ弁の弁体は、弁体を二重構造とされている。この二重構造の弁体の間に弾性体を介在させている。この弾性体の変形により、弁体の外側の変位が吸収されて、シール性が維持されている。弁体の二重構造の空隙に冷却流体が流されて、弁体が冷却されることが記載されている。
特開平9−4726号公報
この弁体の内部の冷却経路は、外弁体と内弁体の間に形成されている。この冷却経路は、内弁体の内部にも形成されている。この冷却経路は、その途中で分岐と合流とが繰り返されている。この冷却経路では、冷却流体が互いの流れを阻害し合う。冷却流体の冷却効率が低い。このような弁は、金属が溶融する高温(1200℃から1600℃)の流体に使用されることもある。この弁体の冷却構造では、金属が溶融する高温の流体に使用されると、十分な冷却効果が得られない。弁体が損傷するおそれがある。
本発明の目的は、高温の流体への使用に適した弁の提供にある。
本発明に係る弁は、高温流体に用いられる。この弁は、流体の流路を備えた弁箱と、弁箱に支持された弁棒と、流路に位置してこの弁棒を回転軸として回動して流路の開口の大きさを変化させる弁体とを備えている。この弁体の表面は、対向する一対の端面と、その一対の端面の間に位置する側面とを備えている。この弁棒は、弁体の側面を貫通している。この弁体の内部に、冷却流体が流される冷却経路が形成されている。この冷却経路は、弁体の側面に沿った第一経路と、端面に沿った第二経路とを備えている。この第一経路は、第一経路及び第二経路のうちで冷却流体の流れる断面積が最小である最小部を備えている。この第一経路の経路断面が第一経路の入口からこの最小部に向かって徐徐に小さくされている。
好ましくは、この弁では、第一経路の弁体の表面に沿った幅Wは、その入口から最小部に向かって徐徐に大きくされている。この第一経路の厚みTは、その入口から最小部に向かって徐徐に小さくされている。
好ましくは、この弁は、上記第一経路と、この第一経路から分岐される一対の第二経路とを備えている。この第一経路は、一通路の経路で形成されている。それぞれの第二経路は、一通路の経路で形成されている。
好ましくは、この弁は、上記弁体の側面の一部に切り欠かれた切欠部を備えている。 この切欠部の表面に沿った冷却経路は、第一経路の最小部とされている。
本発明に係る弁では、弁体が効率的に冷却される。この弁体は、高温流体に使用される弁に適する。特に金属が溶融するような高温の流体に使用する弁では、冷却効果が大きい。また、冷却効果が大きい一方で、高温流体の温度及び圧力への影響が抑えられている。
図1は、本発明の一実施形態に係るバタフライ弁が示された部分断面正面図である。 図2は、図1のバタフライ弁が示された部分断面側面図である。 図3は、図1のバタフライ弁の弁体及び弁棒が示された部分断面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った、弁体及び弁棒の断面図である。 図5は、図4のV−V線に沿った弁体の断面図である。 図6は、図3のVI−VI線に沿った弁体の断面図である。 図7は、図3のVII−VII線に沿った弁体の断面図である。 図8は、図3のVIII−VIII線に沿った弁体の断面図である。 図9は、図3のIX−IX線に沿った弁体の断面図である。 図10は、図3のX−X線に沿った弁体の断面図である。 図11は、図3のXI−XI線に沿った弁体の断面図である。 図12(A)から(D)は、図3の断面A−Aから断面D−Dで示される冷却経路の断面が示された側面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るバタフライ弁2が示された部分断面正面図である。図2は、図1のバタフライ弁2が示された部分断面側面図である。このバタフライ弁2は、弁箱4、弁体6、弁棒8,上蓋10、下蓋12、ヨーク14、駆動装置16、回転軸18及びポジショナ20を備えている。
弁箱4は、円筒状の管である。弁箱4には、円筒状の管内に流路22が形成されている。この流路22の流路断面は、円形である。図2に示されるように、この流路22の両端にフランジ26が形成されている。弁箱4の円筒状の管には、軸孔24が形成されている。この軸孔24は、この円筒状の管の上下方向に対向する2つの壁を貫通して形成されている。この軸孔24の軸線は、円形の流路断面の中心を通っている。この軸孔24の軸線は、流路22の軸線と直交している。
図3は、図1のバタフライ弁2の弁体6及び弁棒8が示された部分断面図である。図3の紙面に垂直な方向が、流路22の軸線方向である。図4は、図3のIV−IV線に沿った、弁体6及び弁棒8の断面図である。この弁体6の材料は、銅合金である。この弁体6は、円板状に形成されている。この弁体6の表面は、略円形で対向する2つの端面61と、この2つの端面61の間の側面62とを備えている。
この弁体6には、軸孔30が形成されている。この軸孔30は、弁体6の上方の側面62から対向する下方の側面62を貫通している。この軸孔30は、弁体6の中心を通っている。この軸孔30の軸線は、一対の端面61に平行である。
この弁体6は、切欠部28を備えている。この切欠部28は、弁体6の側面の一部が切りかかれて形成されている。この切欠部28により、弁体6の端面61は、図3の正面視において軸孔30に平行に切りかかれている。この切欠部28の表面は、軸孔30を間にして両側の側面62に形成されている。この切欠部28の表面は、軸孔30の軸線に平行に形成されている。
図3に示されるように、この端面61は、上下が弁箱4の流路22の円形断面に沿った円弧と、左右が軸孔30に平行な直線とで形成される面である。側面62は、側面63、側面64及び側面65からなる。側面63は、一方の端面61の上方の円弧と他方の端面61の上方の円弧との間に形成されている。図3の正面視において、この側面63は、流路22の内壁に沿って形成されている。この側面63は、球面の一部で形成されている。この球面の直径は、流路22の直径に略等しい。側面65は、一方の端面61の下方の円弧と他方の端面61の下方の円弧との間に形成されている。図3の正面視において、この側面65は、流路22の内壁に沿って形成されている。この側面65は、球面の一部で形成されている。この球面の直径は、流路22の直径に略等しい。
側面64は、一方の端面61の軸孔30に平行な直線と他方の端面61の軸孔30に平行な直線との間に形成されている。この側面64は、切欠部28の表面を形成する。図4に示されるように、この側面64は弁体6の外向きに凸の円弧形状である。この円弧形状が軸孔30に平行に連なっている。この実施例では、この円弧形状の半径Rは、弁体6の厚みの半分とされている。
図5は、図4のV−V線に沿った弁体6の断面図である。図6は、図3のVI−VI線に沿った弁体6の断面図である。図7は、図3のVII−VII線に沿った弁体6の断面図である。図8は、図3のVIII−VIII線に沿った弁体6の断面図である。この図6、図7及び図8は、下から見た断面図である。図9は、図3のIX−IX線に沿った弁体6の断面図である。図10は、図3のX−X線に沿った弁体6の断面図である。図11は、図3のXI−XI線に沿った弁体6の断面図である。この図9、図10及び図11は、上から見た断面図である。
この弁体6の内部には冷却流体が通される冷却経路31が形成されている。図3から図11までの弁体6の断面には、この冷却経路31が示されている。この冷却経路31は、軸孔30を対称軸にして、左右対称に形成されている。図3は左側の冷却経路31の断面図が示されている。説明の便宜上、この冷却経路31の各箇所には、冷却流体が流れる向きに101から113までの番号が付されて説明がされる。
この冷却経路31には、第一経路32及び第二経路33が形成されている。第一経路32は、弁体6の側面63、64及び65に沿った一通路の冷却経路である。この第一経路32は、一対の第二経路33に分岐している。第二経路33は、弁体6の端面61に沿った一通路の冷却経路である。この第二経路33は、第一経路32の下流に位置している。ここでの一通路とは、途中で分岐のない1本の通路を言う。
弁体6の軸孔の中央付近の全周に、冷却経路101が形成されている(図3、図9参照)。この冷却経路101の下方には、冷却経路102が形成されている。冷却経路102は、弁体6の端面61に沿って形成されている(図4、図8参照)。図4に示されるように、一対の端面61の中間に弁体6と弁棒8との回り止めのキー34が挿入されている。図3に示されるように、冷却経路102の下方には、冷却経路103が形成されている。冷却経路103は、弁体6の軸孔の下方付近の全周に形成されている(図6、図7参照)。冷却経路103から斜め下方の側面65に向かって冷却経路104が形成されている(図3,図6参照)。この冷却経路104の下流には、第一経路32が形成されている。この弁体6では、第一経路32は、冷却経路105、冷却経路106及び冷却経路107から形成されている(図3参照)。
図12(A)から(D)は、図3の断面A−Aから断面D−Dで示される冷却経路105及び冷却経路106の断面が示された側面図である。この冷却経路105は、弁体6の側面65及び側面64に沿って下方から上方に向かって形成されている(図3,図6、図7、図8参照)。図12(A)、図12(B)、図12(C)及び図12(D)は、冷却経路105及び冷却経路106に垂直な断面図である。この弁体6では、冷却経路105及び冷却経路106に垂直な断面において、第一経路32から弁体6の表面までの弁体6の肉厚は、一定の厚みで形成されている。
図12の両矢印Tは、冷却経路の厚みを表している。両矢印Wは、弁体6の表面に沿って測られる冷却経路の幅を表している。図12(A)、図12(B)及び図12(C)の順に示されるように、冷却経路105の厚さTは、徐々に小さくされている。冷却経路105の幅Wは、弁体6の側面65及び側面64に沿って延びている。冷却経路105の幅Wは、徐々に大きくされている。この冷却経路105は、下方から上方に向かって徐徐にその経路断面が小さくされている。言い換えると、この冷却経路105は、上流から下流に向かって徐徐にその経路断面が小さくされている。
図12(D)に示されるように、冷却経路106は、側面64に沿って形成されている。この側面64は、切欠部28の表面である。この冷却経路106は、側面64の表面に沿った円弧状に形成されている。この冷却経路106は、側面64の表面に沿って下方から上方に一様の経路断面で形成されている。この冷却経路106の幅Wは、冷却経路105の最も大きい幅W以上の大きさで形成されている。この冷却経路106の厚みTは、冷却経路105の最も小さい厚みT以下の厚みで形成されている。
冷却経路106は、側面64の表面に沿って下方から上方に経路断面積Sdで形成されている。この経路断面積Sdは、冷却経路105の最も小さい経路断面積以下の大きさで形成されている。図12(A)は、冷却経路105の入口の経路断面であり、冷却経路104と冷却経路105との境界での冷却経路105の経路断面である。図12(A)に示される冷却経路105の経路断面積Saに対する図12(D)に示される冷却経路106の経路断面積Sdの比(Sd/Sa)は0.50とされている。この冷却経路106の下流には、冷却経路107が形成されている。
冷却経路107は、下方から上方向きに形成されている(図3参照)。この冷却経路107は、弁体6の上方の側面63及び側面64の表面に沿って形成されている(図10参照)。この冷却経路107の経路断面積は、下方から上方までほぼ一様である。この冷却経路107の経路断面積は、冷却経路106の経路断面積にほぼ等しい。
冷却経路107から冷却経路108に至る(図3、図11参照)。この冷却経路108は、一対の第二経路109に分岐される。(図5、図11参照)。この弁体6では、冷却経路109及び110により第二経路33が形成されている。
一方の冷却経路109は、弁体6の一方の端面61に沿って形成されている。他方の冷却経路109は、弁体6の他方の端面61に沿って形成されている。この冷却経路109は、端面61のうち、側面64に近い部分の表面に沿って形成されている。この冷却経路109は、上方から下方に向かって形成されている。この冷却経路109の経路断面積は、上方から下方までほぼ一様である。この冷却経路109の一方の経路断面積Seとすると、冷却経路105の経路断面積Saに対する一対の冷却経路109の経路断面積2Seの比(2Se/Sa)は0.80とされている。
この冷却経路109は下方で冷却経路110に至る(図5、図6参照)。この冷却経路110は、弁体6の端面61のうち、冷却経路109が沿っている表面と軸孔30周りの冷却経路が沿っている表面との間の表面に沿って形成されている。この冷却経路110は、下方から上方に向かって形成されている。この冷却経路110の経路断面積は、下方から上方までほぼ一様である。この冷却経路110の一方の経路断面積Sfとすると、冷却経路105の経路断面積Saに対する一対の冷却経路110の経路断面積2Sfの比(2Sf/Sa)は0.80とされている。
この弁体6では、冷却経路106の経路断面積Sdが、一対の冷却経路109の経路断面積の合計2Seより小さくされている。冷却経路106の経路断面積Sdが、一対の冷却経路110の経路断面積の合計2Sfより小さくされている。この弁体6の内部を流れる冷却流体にとって、経路断面積Sdが最も小さい経路断面積となる。この弁体6では、冷却経路106の経路断面積Sdが、弁体の側面に沿った冷却経路105、106、107、端面に沿った冷却経路109及び110のうちで、冷却流体の通れる最小経路断面積となっている。この弁体6では、冷却経路106が第一経路32の最小部である。
この冷却経路110は、弁体6の上方で冷却経路111に至る(図3、図11参照)。一対の冷却経路110は、この冷却経路111で合流している。この冷却経路111から斜め下方に軸孔30に向かって冷却経路112が形成されている(図3、図11参照)。冷却経路112は、冷却経路113に至る。冷却経路113は、弁体6の軸孔30の上部の全周に亘って形成されている。
弁棒8は、丸棒である。弁棒8には、図1に示された上方の一端から弁棒8の軸線方向中央近傍まで冷却経路36が形成されている。弁棒8の一端の冷却経路36の開口には、軸連結部38が形成されている。この軸連結部38の内壁には、スプライン穴が形成されている。このスプラインは、弁棒8の軸線に沿って形成された溝である。この軸連結部38には、回転軸18に形成されたスプライン軸が挿入されている。回転軸18のスプライン軸と軸連結部38のスプライン穴が噛み合う。弁棒8と回転軸18とは一体として回転しうる。この軸連結部38の近傍の下方の冷却経路36には、冷却経路40が形成されている。この冷却経路40は、弁棒8の径方向に形成されている。この冷却経路40は、弁棒8の軸線に直交して弁棒8を貫通している。この弁棒8では、放射状に4つの冷却経路40が形成されている。この冷却経路36の底近傍には冷却経路42が形成されている。この冷却経路42は、弁棒8の径方向に形成されている。この冷却経路42は、弁棒8の軸線に直交して貫通している。この弁棒8では、放射状に4つの冷却経路42が形成されている(図10参照)。
弁棒8には、図1に示された下方の他端から弁棒8の軸線方向中央近傍まで冷却経路44が形成されている。この冷却経路44と冷却経路36とは弁棒8の軸線上に同軸である。冷却経路44の上方の底と冷却経路36の下方の底とは貫通していない。この冷却経路44の下方には、下蓋12に後述される冷却経路46が形成されている。この冷却経路44は、冷却経路46に接続されている。この冷却経路44の上方の底近傍には冷却経路48が形成されている。この冷却経路48は、弁棒8の径方向に形成されている。この冷却経路48は、弁棒8の軸線に直交して貫通している。この弁棒8では、放射状に4つの冷却経路48が形成されている(図9参照)。
図1に示されるように、弁箱4の軸孔24には弁棒8が回転可能に通されている。弁棒8の一端は、弁箱4の上方に突き出ており、この一端は上蓋10に通されている。弁棒8の他端は、弁箱4の下方に突き出ており、この他端は下蓋12に通されている。この弁棒8は、弁箱4、上蓋10及び下蓋12により弁棒8の軸線を回転軸として回転可能に支持されている。この弁棒8は弁箱4の流路22の軸線と直交している。
この弁棒8は、この流路22内で弁体6の軸孔30に通されている。この弁体6は、弁棒8にキー34で回止めされている(図3参照)。図4に示されるように、このキー34は、弁体6と弁棒8との間で弁体6の両側端面61の中間に位置させられている。図3に示されるように、弁棒8の冷却経路48は、弁体6の冷却経路101に接続されている。弁棒8の冷却経路42は、弁体6の冷却経路113に接続されている。
図1に示されるように、下蓋12には冷却経路46が形成されている。冷却経路46は、弁棒8と同軸にある中心の冷却経路と弁棒8の径方向に形成された冷却経路とからなる。この径方向に形成された冷却経路は、弁棒8の軸線に直交して、中心の冷却通路から放射状に4つ配置されている。この下蓋12では、放射状に4つの冷却経路46が形成されている。下蓋12には、図示されない供給配管に接続される接続口50が形成されている。下蓋12には、この接続口50から冷却経路46に至る冷却経路52が形成されている。上蓋10には、図示されない排出配管に接続される接続口54が形成されている。上蓋10には、弁棒8の冷却経路40からこの接続口54に至る冷却経路56が形成されている。
図1に示されるように、この上蓋10の上には、ヨーク14が固定されている。このヨーク14の上には、駆動装置16が固定されている。この駆動装置16の駆動軸58には、回転軸18の一端が固定されている。この回転軸18は、駆動軸58と一体に回転可能とされている。回転軸18の他端は弁棒8の軸連結部38に挿入されている。この回転軸18及び弁棒8は、駆動軸58の回転により、一体で回転可能とされている。駆動装置16にはポジショナ20が取り付けられている。
このバタフライ弁2の流路22には、高温の流体が流される。駆動装置16により駆動軸58が回転させられる。駆動軸58の回転により、回転軸18がその軸線を回転軸として回転する。この回転軸18の回転により、弁棒8がその軸線を回転軸として回転する。この弁棒8の回転により、弁体6が流路22内で回動する。この弁体6の回動により、流路22の開口断面積が変えられる。この開口断面積の変化により、流路22を流れる流体の流量が調整される。ポジショナ20は、駆動軸58の回転角度を正確に制御する。これにより、流路22を流れる流体の流量が正確に制御されている。
この弁体6の側面62には、切欠部28が形成されている。このバタフライ弁2では、流路22は完全に閉塞されない。このバタフライ弁2は、流量調整弁として機能する。この切欠部28と流路22の内壁とにより形成される左右一対の開口が、この流路22の最小の流路断面積として確保されている。
この接続口50から供給された冷却水は、冷却経路52を通って冷却経路46から弁棒8に入る。冷却水は、弁棒8の内部の冷却経路44から冷却経路48を通って弁体6の冷却経路101に供給される。冷却水が弁棒8の内部を通ることで、弁棒8が冷却される。
冷却水は、冷却経路101から冷却経路102、103へ通される(図3、図4参照)。この弁体6では、キー34が弁体6の両側端面61の中間に位置している。これにより、一対の冷却経路102は、それぞれ弁体6の端面61と弁棒8の間を通っている(図4参照)。冷却水がこの冷却経路101、102及び103を通ることで弁体6の一対の端面61の弁棒8近傍の部分が冷却されている。冷却水は、冷却経路103から冷却経路104へ送られる。
冷却経路104から冷却経路112までは軸孔30を対称軸に弁体6の左右両側に形成されている。冷却水は、左右に設けられた冷却経路104から左右それぞれの冷却経路105に送られる。ここでは、図3に示される弁体6の左側の冷却経路104から112までの冷却水の流れが説明される。弁体6の右側の冷却経路の流れも同様であり、その説明は省略される。
図3において、冷却水は、冷却経路104から冷却経路105に送られる。冷却水が冷却経路105を通ることで、下方の側面65及び側面64が冷却される。冷却水は、冷却経路105から冷却経路106に送られる。冷却水が冷却経路106を通ることで、中間の側面64が冷却される。冷却水は、冷却経路106から冷却経路107に送られる。冷却水が冷却経路107を通ることで、上方の側面63及び64が冷却される。冷却水は、冷却経路107から冷却経路108に送られる。
冷却水は、冷却経路108から一対の冷却経路109に分岐して送られる(図5、図11参照)。冷却水が冷却経路109を通ることで、弁体6の両側端面61の切欠部28に近い部分が冷却される。更に冷却水は、一対の冷却経路109からそれぞれ下流の冷却経路110に送られる(図5参照)。冷却水が冷却経路110を通ることで、冷却経路109が沿っている表面と軸孔30周りの冷却経路が沿っている表面との間の表面が冷却される。この冷却経路109及び110により、弁体6の端面61のうちで弁棒8から離れた部分が冷却されている。冷却水は、一対の冷却経路110から冷却経路111に送られ合流する(図11参照)。冷却水が冷却経路111を通ることで、上方の側面63の弁棒8の近傍が冷却されている(図3参照)。
冷却水は、冷却経路111から冷却経路112を通って冷却経路113に送られる。冷却水が冷却経路113を通ることで、一対の端面61の弁棒8の近傍の上部分が冷却される。冷却水は冷却経路113から弁棒8の冷却経路42、36及び40を通って上蓋10へ送られる。冷却水が弁棒8の内部を通ることで、弁棒8が冷却される。上蓋10の冷却経路56を通って図示しない排出配管に接続された接続口54に送られる。この接続口54から図示されない排出配管へと冷却水が排出される。
この冷却経路105は、冷却経路106に向かって徐徐にその経路断面積が小さくされている。この冷却経路105は、段差の無い滑らかな曲面又はテーパ面からなる壁面である。冷却経路106から冷却経路107はほぼ一様な経路断面積で形成されている。このバタフライ弁2では、図12(A)に示される冷却経路105の経路断面積Saに対する図12(D)に示される冷却経路106の経路断面積Sdの比(Sd/Sa)は0.50とされている。これにより、冷却水の流速が徐々に速くなっている。流速が速くなることで、熱交換効率が向上する。この観点から、この比(Sd/Sa)は0.7以下とされる。更に好ましくは0.5以下である。
一方で、この比(Sd/Sa)が小さくなると、絞り効果により圧力損失が大きくなる。この観点から、この比(Sd/Sa)は0.3以上とされる。更に好ましくは0.5以上である。
この弁体6は流路内で、常に高温の流体に晒されている。この弁体6では、特に切欠部28の側面64が最も高温である。次に、側面62の上方及び下方に位置する側面63及び側面65が高温である。その次に、弁体6の両側の端面61が、高温である。弁体6の端面61では弁棒8近傍の表面から側面64に近くなるほど高温である。この弁体6では、端面61のうち、弁棒8から離れた部分は、冷却経路109及び110を流れる冷却流体により冷却されている。側面62のうち、弁棒8から離れた部分は、冷却経路105、106及び107を流れる冷却流体により冷却されている。
この弁体6では、冷却経路105の幅Wは、上流から下流に徐々に大きくされている。この冷却経路105は、上流から下流に向かって徐徐にその経路断面が小さくされている。この冷却経路105から最も高温となる側面64の冷却経路106へ冷却流体が供給される。この冷却経路106の手前で冷却水の速度が速くされている。その流速が速くされた冷却水がこの冷却経路106を通される。これにより、この弁体6は、切欠部28の表面である側面64で最も効率的に冷却されている。
この弁体6では、その流速を上げた冷却水により、最初に側面65、側面64及び側面63が冷却される。その後に、弁体6の端面61のうち側面64に近い部分が冷却される。その後に、弁体6の端面61のうち側面64から離れた部分が冷却される。この弁体6の冷却経路31では、側面62を冷却する冷却経路105,106及び107が上流に位置している。端面61のうち側面64に近い部分を冷却する冷却経路109が冷却経路107の下流に位置している。端面61のうち側面64から離れた部分を冷却する冷却経路110が冷却経路109の下流に位置している。このように、この弁体6は、端面61より側面62を先に冷却水で冷却される。より高温となる部分が、高速の冷却水で冷却される。これにより、この弁体6は、効率的に冷却されている。
この弁体6では、冷却経路105、106及び107は弁棒8から離れた側面62のほぼ全体を冷却している。この冷却経路105、106及び107は、途中に合流及び分岐のない一通路の冷却経路で構成されている。一方の冷却経路109及び110は一方の端面61の弁棒8から離れた部分のほぼ全体を冷却している。他方の冷却経路109及び110は他方の端面61の弁棒8から離れた部分のほぼ全体を冷却している。この冷却経路109及び110は、途中に合流及び分岐のない一通路の冷却経路で構成されている。
この冷却経路105、106、107と一方の冷却経路109、110とにより、弁棒8から離れた側面62及び一方の端面61に沿って冷却水が流される。この冷却水は、冷却経路105、106、107と一方の冷却経路109、110とにより、図5に示されるように蛇行して流される。この冷却水は、この冷却経路の途中で流速を損なうことが抑制されている。この冷却経路105、106、107と他方の冷却経路109、110とにより、弁棒8から離れた側面62及び他方の端面61に沿って冷却水が流される。この冷却水は、冷却経路105、106、107と他方の冷却経路109、110とにより、蛇行して流される。この冷却水は、この冷却経路の途中で流速を損なうことが抑制されている。この弁体6は、その端面61及び側面62を効率的に冷却することができる。
このバタフライ弁2では、接続口50から冷却流体として冷却水が供給されている。この冷却水の冷却経路106での流体圧は2.5MPaとされている。流体圧が低いと弁体6の冷却経路の内部で沸騰して気泡が発生することがある。気泡が発生すると冷却効率が損なわれる。この観点から、冷却水の流体圧は1MPa以上3MPa以下とされている。気泡の発生による冷却効率低下を抑制する観点から、好ましくは、冷却水の流体圧は2MPa以上である。また、冷却水を加圧することにより、このバタフライ弁2では、流路22を流れる高温流体が冷却経路に流入することが抑制されている。この冷却水の流体圧力は、従来より大きく設定されている。
この冷却水の冷却経路106での流速は、8m/sとされている。これにより、より効率的に冷却できる。この観点から冷却水の流速は、6m/s以上10m/s以下とされている。効率的な冷却の観点から、好ましくは、冷却水の流速は8m/s以上である。一般に、冷却水の流速は、3m/s程度である。この冷却水の流速は、従来より大きく設定されている。
この弁体6の材質は、熱伝導率の高い銅合金を用いている。銅合金を用いることで、この弁体6は効率的に冷却されている。
この冷却経路105、106、107、109及び110は、端面61及び側面62の表面からこの冷却流路までの弁体6の肉厚を一定にして形成されている。この肉厚は、強度及び耐久性に問題ない範囲で薄くされている。具体的には、この肉厚は、4mm以上6mm以下とされている。これにより、弁体6の表面の温度勾配が小さくされている。弁体6の表面近傍の熱応力の発生が緩和されている。
ここでは、バタフライ弁を用いて説明がされた。この発明はバタフライ弁に限らず、その効果を奏する。この発明は、高温流体に使用される弁の弁体に広く適用し得る。
2・・・バタフライ弁
4・・・弁箱
6・・・弁体
8・・・弁棒
10・・・上蓋
12・・・下蓋
14・・・ヨーク
16・・・駆動装置
18・・・回転軸
20・・・ポジショナ
22・・・流路
24・・・軸孔
26・・・フランジ
28・・・切欠部
30・・・軸孔
31、36、40、42、44、46、48、52、56・・・冷却経路
32・・・第一経路
33・・・第二経路
34・・・キー
38・・・軸連結部
50、54・・・接続口
58・・・駆動軸
61・・・端面
62〜65・・・側面
101〜113・・・冷却経路

Claims (4)

  1. 流体の流路を備えた弁箱と、弁箱に支持された弁棒と、流路に位置してこの弁棒を回転軸として回動して流路の開口の大きさを変化させる弁体とを備えており、
    この弁体の表面が対向する一対の端面と、その一対の端面の間に位置する側面とを備えており、
    この弁棒が弁体の側面を貫通しており、
    この弁体の内部に冷却流体が流される冷却経路が形成されており、
    この冷却経路が弁体の側面に沿った第一経路と、端面に沿った第二経路とを備えており、
    この第一経路が第一経路及び第二経路のうちで冷却流体の流れる断面積が最小である最小部を備えており、
    この第一経路の経路断面が第一経路の入口からこの最小部に向かって徐徐に小さくされている高温流体に用いられる弁。
  2. 上記第一経路の弁体の表面に沿った幅Wがその入口から最小部に向かって徐徐に大きくされており、
    この第一経路の厚みTがその入口から最小部に向かって徐徐に小さくされている請求項1に記載の弁。
  3. 上記第一経路と、この第一経路から分岐される一対の第二経路とを備えており、
    この第一経路が一通路の経路で形成されており、
    それぞれの第二経路が一通路の経路で形成されている請求項1又は2に記載の弁。
  4. 上記弁体の側面の一部に切り欠かれた切欠部を備えており、
    この切欠部の表面に沿った冷却経路が第一経路の最小部とされている請求項1から3に記載の弁。
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