JP2010174605A - 自動水栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要吐水量を得ることができ、止め忘れを防止するとともに、公共施設や営業施設等における節水に効果を果たす自動水栓装置を提供する。
【解決手段】非接触の距離検出手段と、開度調整可能なバルブ部と、該バルブを開閉駆動する駆動手段と、距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備え、距離検出手段により吐水をオンオフさせるとともに、検出された距離に応じて吐水量を可変することにより必要吐水量を得ることができる自動水栓装置。
【選択図】図2
【解決手段】非接触の距離検出手段と、開度調整可能なバルブ部と、該バルブを開閉駆動する駆動手段と、距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備え、距離検出手段により吐水をオンオフさせるとともに、検出された距離に応じて吐水量を可変することにより必要吐水量を得ることができる自動水栓装置。
【選択図】図2
Description
本発明は 自動水栓装置であり、特に自閉機構を有し、かつ吐水流量を非接触で任意に制御できる自動水栓に関するものである。
水栓を手動で開け閉めし、吐水させる方式においては、止め忘れによる流しっぱなしなどの問題があり、各種の自動水栓が実用化されてきている。従来の、蛇口下部の手をセンサで感知し吐水を制御する自動水栓としては、検知している時間のみ吐水するオンオフ式、検知後一定時間のみ吐水するタイマー式などが知られている。
これらの自動水栓装置においては、オンオフ式では必要とされる吐水流量を、例えばニードルバルブなどによりあらかじめ設定する事が必要であり、使用中に可変することができず、またタイマー式では、あらかじめ設定された流量で一定時間吐水する機能より、必要とする流量以上を消費するという問題点を有していた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、オンオフ制御を行うとともに、吐水量を任意に使用中に可変できる自動水栓を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は非接触の距離検出手段と開度調整可能なバルブ部と該バルブを開閉駆動する駆動手段と距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備え、距離センサの検出距離に応じて水量を制御するように構成している。
本発明に係わる自動水栓装置は、非接触の距離検出手段と開度調整可能なバルブ部と該バルブを開閉駆動する駆動手段と距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備え、距離検出手段により吐水をオンオフさせるとともに、検出された距離に応じて吐水量を可変することにより、止め忘れによる流しっぱなしを防止するとともに、必要吐水量を得ることができ、公共施設や営業施設等における節水に効果を果たすものである。
以下、図面に基づいて、本発明に係わる自動水栓装置の好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の基本構成を示すブロック図である。
本発明に係わる自動水栓装置は、非接触のa距離検出手段と開度調整可能なbバルブ部と該バルブを開閉駆動するc駆動手段とa距離検出手段により検出された距離信号に応じてbバルブ部の開度を制御するd制御部を備えたものである。
本発明に係わる自動水栓装置は、非接触のa距離検出手段と開度調整可能なbバルブ部と該バルブを開閉駆動するc駆動手段とa距離検出手段により検出された距離信号に応じてbバルブ部の開度を制御するd制御部を備えたものである。
図2に、一実施形態を示す。
本図においては、非接触のa距離検出手段として、1送光部と2受光部と3計測距離コントローラを備えた光学式距離センサとし、バルブを開閉駆動するc駆動手段は5パルスモータとし、かつ、d制御部は6モータコントローラとして説明する。7蛇口下部に手を近接させる、2送光部からの8光線は、9反射光として一部が2受光部に到達する。3計測距離コントローラは、2受光部が捕らえた9反射光の光量から、10距離信号を創出し、6モータコントローラへ出力する。6モータコントローラは入力された10距離信号に比例、もしくはあらかじめ設定されたモードにより設定された量のステップ数に基づき、11駆動パルスを出力する。ステップ数は、検出距離に応じてあらかじめ設定されており、これにより、5パルスモータの回転角度位置決めを行うものである。11駆動パルスにより、5パルスモータは回転し、12バルブを開閉させ、13蛇口からの吐出水量が変化することとなる。
本図においては、非接触のa距離検出手段として、1送光部と2受光部と3計測距離コントローラを備えた光学式距離センサとし、バルブを開閉駆動するc駆動手段は5パルスモータとし、かつ、d制御部は6モータコントローラとして説明する。7蛇口下部に手を近接させる、2送光部からの8光線は、9反射光として一部が2受光部に到達する。3計測距離コントローラは、2受光部が捕らえた9反射光の光量から、10距離信号を創出し、6モータコントローラへ出力する。6モータコントローラは入力された10距離信号に比例、もしくはあらかじめ設定されたモードにより設定された量のステップ数に基づき、11駆動パルスを出力する。ステップ数は、検出距離に応じてあらかじめ設定されており、これにより、5パルスモータの回転角度位置決めを行うものである。11駆動パルスにより、5パルスモータは回転し、12バルブを開閉させ、13蛇口からの吐出水量が変化することとなる。
まとめると、7蛇口下部に存在する14被検出体である手の位置を、3計測距離コントローラは10距離信号として、6モータコントローラに送り、6モータコントローラは必要数の11駆動パルスで5パルスモータを駆動し、12バルブを開閉駆動する。12バルブの開度により、13蛇口から吐出する水量は変化することとなり、結果として、検出距離と吐出水量を定められたパターンでコントロールするものである。
図3に、検出距離と吐出水量のパターン例を示す。
図示するように、検出距離と吐出水量の関係はパターン1、2、3に示すように様々の設定ができることはいうまでもない。以下、a距離検出手段 d制御部 c駆動手段 bバルブ部の詳細を説明する。
図示するように、検出距離と吐出水量の関係はパターン1、2、3に示すように様々の設定ができることはいうまでもない。以下、a距離検出手段 d制御部 c駆動手段 bバルブ部の詳細を説明する。
a距離検出手段は、好ましくは非接触検出方式であり、光学式、超音波などが使用される。光学式については、図2に示す実施形態で説明したような、反射光量で距離を計測する方式、もしくは、送光部からの発光パルスの立ち上がりから、受光パルスの立ち上がり時間を計測し、距離換算する位相検出方式が適用できる。
d制御部は距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御するものであり、図3に示すように、様々な検出距離と吐出水量のパターンを設定可能な機能を有するものとする。
c駆動手段は、バルブを開閉駆動する効果器であり、サーボモータ、パルスモータなどが適用される。bバルブ部は、その開度に応じて、通過水量を変化させられるものである。図4は一般的なセラミックバルブであり、31固定側セラミックス板と、35操作軸により回転可能に支持された32回転側セラミック板で構成される34開口部の面積により、吐出水量38Qoutを可変とするものである。
図5は、弾性チューブバルブ構造であり、50弾性チューブが5パルスモータで旋回させられる51偏芯ローラにより弾性変形させられることにより、チューブ内の断面積を変化し、吐出水量38Qoutを可変とするものである。
図6は、並列回路のバルブ構造であり、複数個の絞り弁と電磁弁で構成される直列接続回路を、並列に組み合わせたもので、本例では3系統の並列回路で説明する。絞り弁は開度を設定するものであり、電磁弁は回路の開閉機能を有する。例えば、71絞り弁1では水量77Q1に設定されており、以下、78Q2、79Q3に設定されている。この回路で、電磁弁1から3までの開閉組み合わせはすべて閉、Q1開・Q2閉・Q3閉、Q1開・Q2開・Q3閉、〜、Q1開・Q2開・Q3開の8通りが実現できる。
図7はサーボバルブであり、通常、開度調整可能なバルブ部と該バルブを開閉駆動する駆動手段とが一体化されたものである。92駆動コイルに流される電流値に応じて93マグネットが駆動され、97リターンスプリングの圧縮力に対応する位置までバルブ内部の90スプールを移動させる。98差動トランスは、90スプールの位置を検出するフィードバック用センサである。図示しないが、サーボアンプとの組み合わせで、動作させ、任意の91開度を得ることができる。
以上説明したように、本発明に係わる自動水栓装置は、非接触の距離検出手段と開度調整可能なバルブ部と該バルブを開閉駆動する駆動手段と距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備え、距離検出手段により吐水をオンオフさせるとともに、検出された距離に応じて吐水量を可変することにより、止め忘れによる流しっぱなしを防止するとともに、必要吐水量を得ることができ、公共施設や営業施設等における節水に効果を果たすものである。
また、本発明に係わる技術分野は、特に自閉機構を有し、かつ吐水流量を非接触で任意に制御できる自動水栓に関するものであるが、その応用範囲は広く、非接触で流量を制御し、かつ非接触で流路を開閉する
例えば、ソープ供給装置などに適応できることは、言うまでもない。
a 距離検出手段
b バルブ部
c 駆動手段
d 制御部
1 送光部
2 受光部
3 距離計測コントローラ
5 パルスモータ
6 モータコントローラ
7 蛇口下部
8 光線
9 反射光
10 距離信号
11 駆動パルス
12 バルブ
13 蛇口
14 被検出体
30 セラミックバルブ
31 固定側セラミックス板
32 回転側セラミックス板
33 整流部
34 開口部
35 操作軸
36 回転シール
37 Q in
38 Q out
50 弾性チューブ
51 偏芯ローラ
71 絞り弁1
72 絞り弁2
73 絞り弁3
74 電磁弁1
75 電磁弁2
76 電磁弁3
77 Q1
78 Q2
79 Q3
80 Q=Q1+Q2+Q3
90 スプール
91 開度
92 駆動コイル
93 マグネット
94 IN
95 OUT
96 サーボバルブ
97 リターンスプリング
98 差動トランス
99 検出体
b バルブ部
c 駆動手段
d 制御部
1 送光部
2 受光部
3 距離計測コントローラ
5 パルスモータ
6 モータコントローラ
7 蛇口下部
8 光線
9 反射光
10 距離信号
11 駆動パルス
12 バルブ
13 蛇口
14 被検出体
30 セラミックバルブ
31 固定側セラミックス板
32 回転側セラミックス板
33 整流部
34 開口部
35 操作軸
36 回転シール
37 Q in
38 Q out
50 弾性チューブ
51 偏芯ローラ
71 絞り弁1
72 絞り弁2
73 絞り弁3
74 電磁弁1
75 電磁弁2
76 電磁弁3
77 Q1
78 Q2
79 Q3
80 Q=Q1+Q2+Q3
90 スプール
91 開度
92 駆動コイル
93 マグネット
94 IN
95 OUT
96 サーボバルブ
97 リターンスプリング
98 差動トランス
99 検出体
Claims (7)
- 非接触の距離検出手段と、開度調整可能なバルブ部と、該バルブを開閉駆動する駆動手段と、距離検出手段により検出された距離信号に応じてバルブの開度を制御する制御部を備えたことを特徴とする自動水栓装置
- 非接触の距離検出手段が送光部と受光部を備えた光学式距離センサであることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置
- 非接触の距離検出手段が、送光部からの発光パルスの立ち上がりから、受光パルスの立ち上がり時間を計測し、距離換算する位相検出方式による光学式距離センサであることを特徴とする請求項1、2に記載の自動水栓装置
- 非接触の距離検出手段が超音波式距離センサであることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置
- バルブの開閉駆動する駆動手段がパルスモータであることを特徴とする請求項1、2、3、4に記載の自動水栓装置
- 開度調整可能なバルブ部と該バルブを開閉駆動する駆動手段とがサーボバルブであることを特徴とする請求項1、2、3、4に記載の自動水栓装置
- 請求項1,2,3、4の距離検出手段を用いたソープ供給装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009037133A JP2010174605A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 自動水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009037133A JP2010174605A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 自動水栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010174605A true JP2010174605A (ja) | 2010-08-12 |
Family
ID=42705828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009037133A Pending JP2010174605A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 自動水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010174605A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8438672B2 (en) | 2005-11-11 | 2013-05-14 | Masco Corporation Of Indiana | Integrated electronic shower system |
CN104267648A (zh) * | 2014-09-27 | 2015-01-07 | 咸阳西北医疗器械(集团)有限公司 | 超声波探测取水控制装置 |
JP2017066729A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 自動水栓 |
KR20200002175A (ko) * | 2018-06-29 | 2020-01-08 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 제스처와 조도 센서를 활용한 자동화 수도시스템 |
-
2009
- 2009-01-28 JP JP2009037133A patent/JP2010174605A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9032564B2 (en) | 2005-11-11 | 2015-05-19 | Delta Faucet Company | Integrated electronic shower system |
US9988797B2 (en) | 2005-11-11 | 2018-06-05 | Delta Faucet Company | Integrated electronic shower system |
US10480165B2 (en) | 2005-11-11 | 2019-11-19 | Delta Faucet Company | Integrated bathroom electronic system |
US11566405B2 (en) | 2005-11-11 | 2023-01-31 | Delta Faucet Company | Integrated bathroom electronic system |
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KR20200002175A (ko) * | 2018-06-29 | 2020-01-08 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 제스처와 조도 센서를 활용한 자동화 수도시스템 |
KR102109470B1 (ko) * | 2018-06-29 | 2020-05-28 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 제스처와 조도 센서를 활용한 자동화 수도시스템 |
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