JP2010171977A - 様々なonuが様々な速度で送信する受動型光学ネットワークにおける動的な帯域幅を割り当てる方法 - Google Patents

様々なonuが様々な速度で送信する受動型光学ネットワークにおける動的な帯域幅を割り当てる方法 Download PDF

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Abstract


【課題】異なる送信速度のONU間での帯域幅の公正で効果的な割当方法を提供する。
【解決手段】 各光学ネットワーク・ユニットのリクエストは、要求された被保障帯域幅と要求された最大努力帯域幅を含む。各光学ネットワーク・ユニットは、第1属性と第2属性をを有する。1個の属性に他の属性よりも優先度を与える。各属性内で、割当ランクと送信ランクが、属性の値に割り当てられる。帯域幅バジェットは、優先度と送信ランクに従って、割り当てられる。上流方向送信は、スケジューリング優先度と送信ランクに従って、スケジューリングされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PON(受動型光学ネットワーク)に関し、特に、異なる送信速度で送信するONU(光学ネットワークユニット)を有するPONに関する。
図1は、PON10のアーキテクチャを示す。OLT(光学ライン端末)12は、複数個のONU14に光学スプリッタ16を介して接続される。下流方向信号(OLTからONUへの方向の信号)は、全てのONUに送信される(broadcast)。このため、暗号化技術を用いて漏洩を防止する。上流方向信号(ONUからOLTへの方向の信号)は、MA(multiple access:多重アクセス)プロトコルを用いて多重化される。そのプロトコルでは、TDMA(time division multiple access:時分割多重アクセス)プロトコルが使用される。
本発明は、EPON(受動型光学イーサネット・ネットワーク)を例に説明する。当業者は、他の種類のPONに本発明を適用できる。EPONにおいて、ONUは、REPORTフレームをOLTに送信して、上流方向信号を送信できるよう送信許可を求める。OLTは、GATEフレームで応答する。このGATEフレームは、OLTに対し、いつ送信できるか、どの程度の量を送信できるかを通知する。OLTは、DBA(dynamic bandwidth allocation:動的帯域幅割当)アルゴリズムを利用して、各ONUの上流方向へのデータ送信を制御する。DBAをフレキシブルに実行するために、多くのOLTは、DBAアルゴリズムをソフトウェアで運用する。このアルゴリズムを実行するために必要なCPUパワーを減らすために、一部の操作は、専用のハードウェア・アクセラレータを用いて行われる。これらの操作には以下を含む。即ち、
REPORTフレームを解析すること(parsing);
GATEフレームを初期化すること(formatting);
上流方向タイムラインを構築すること;
解析されたREPORT情報に基づいて割当を行うこと(選択的事項);
要求を許可すること(選択的事項);
往復時間(round trip time)の計算をすること。
新たなIEEE802.3av(10G EPON)標準では、1G(ギガ)の送信を行うONUと、10G(ギガ)の送信を行うONUの両方の上流方向への通信の割当を取り扱うDBAアルゴリズムを設計する必要がある。その理由は、この標準では、10G上流方向送信と1G上流方向送信を、TDMAで同一の波長を使用するからである。そのため2つの問題が起こる。
1.OLTの光学トランシーバは、二重モードのトランシーバである。1G受信モードと10G受信モードとを切り替えることは、かなりのオーバーヘッドを必要とする。
2.同一期間に、10GONUは、1GONUの10倍もの情報を送信する。このことは、1GONUと10GONUとの間の割当の公平さを必要とする。
現在のDBAアルゴリズムのCPU処理時間は相当長い。この理由は、このDBAアルゴリズムは、帯域幅のリクエストとONUの送信速度を監視し、ONUのサービス・レベル・アグリーメント(SLA:サービス内容合意)を実行する必要があるからである。更にDBAアルゴリズムは、ONU間での公平性を確保しなければならない。このDBAアルゴリズムが、これを実行するためには、公平性の基準に従って、ONUを分類しなければならない。この分類作業もかなりの処理時間を要する。
EPON標準においては、ONUは待ち行列の占有のみを報告する必要がある。EPON標準は、ONUの上流方向送信の間、フレームの断片化(fragmentation)を許さない。これは利用率の損失に結びつくからである。その理由は、最大送信ユニット(MTU:maximum transmission unit)までのフレーム・サイズ(1538バイト)が、割当毎に使用されるからである。この問題を解決するために、選択的事項として、より進んだ報告モード(しきい値モード)においては、ONUは、ある構築(変更)可能なしきい値の元で、各待ち行列内に含まれる全フレームの数と、全ての待ち行列の状態を報告する。しきい値以下の値と全数は、全フレーム・サイズの倍数である。各値は、REPORTフレームで、別のセットで報告される。
しきい値モードにおいては、ONUは待ち行列凍結メカニズム(queue freezing mechanism)を有する。ONUがREPORTを生成すると、ONUは、その待ち行列を凍結する。将来の割当が与えられると、そのONUは、待ち行列凍結後に到着した新たなフレームを送信する前に、凍結した待ち行列からフレームを送信する。かくして、DBAアルゴリズムは、しきい値以下の値か又は全値のいずれかを割り当て、その結果、断片化による損失を阻止する。上記したように、そのDBAは、各ONUの送信速度(速度)をモニタして、どの程度の帯域幅をONUに割り当てるかを決定する必要があり、これにより、ONUのSLA(サービス・レベル・アグリーメント)を実行する。
本発明の本発明の光学ネットワークにおいて送信する順番を割り当てる方法は、
(A) 複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップと、
前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
(B) 前記上流方向送信をスケジューリングするために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与えるステップと、
(C) 前記属性内で、送信ランクを前記属性の値に割り当てるステップと、
(D) 前記優先度と前記送信ランクに従って、前記上流方向送信をスケジューリングするステップとを有する。
本発明の複数のONUを管理するOLT用のシャフラー・モジュールは、 (A) 複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領し、
前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
(B) 前記上流方向送信をスケジューリングするために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与え、
(C) 前記属性内で、送信ランクを前記属性の値に割り当て、
(D) 前記優先度と前記送信ランクに従って、前記上流方向送信をスケジューリングする。
本発明によれば、光学ネットワークにおいて帯域幅バジェットを割り当てる方法は、
(A) 複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップと、
前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
(B) 前記帯域幅バジェットを割り当てるために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与えるステップと、
(C) 前記属性内で、割当ランクを前記属性の値に割り当てるステップと、
(D) 前記優先度と前記割当ランクに従って、前記帯域幅バジェットを割り当てるステップとを有する。
本発明の複数のONUを管理するOLT用の帯域幅割当モジュールは、
(A) 複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領し、
前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
(B) 前記帯域幅バジェットを割り当てるために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与え、
(C) 前記属性内で、割当ランクを前記属性の値に割り当て、
(D) 前記優先度と前記割当ランクに従って、前記帯域幅バジェットを割り当てる。
本発明のONUがOLTから上流方向送信の帯域幅を要求する方法は、
(A)前記OLTに、要求された被保障帯域幅を送信するステップと、
(B)前記OLTに、要求された最大努力帯域幅を送信するステップと、
を有する。
本発明のOLTから上流方向送信帯域幅を要求するよう動作するONUは、
(A)前記OLTに、要求された被保障帯域幅を送信するステップと、
(B)前記OLTに、要求された最大努力帯域幅を送信するステップと、
を実行する。
本発明の光学ネットワークにおいて送信する順番を割り当てる方法は、複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップから開始する。前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有する。例えば、以下の実施例においては、SLAの属性は、送信速度(10G対1G)と、ONUタイプである。複数の属性の内の1つの属性に、上流方向送信をスケジューリングする(即ちONUが送信できる順番を決定する)ために、他の属性よりも優先度が与えられる。第1属性に第2属性よりも優先度を与えるか、あるいはその逆で第2属性に第1属より優先度が与えるかである。一実施例においては、送信速度がONUのタイプ(種類)よりも優先度を持つ。その結果、あらゆるタイプの全ての10GのONUは、あらゆるタイプの全ての1GのONUよりも前に送信できる。各属性内に、送信ランクが属性の値に割り当てられる。この送信ランクは、例えば「構わない"don't care"(全ての属性の値は、同一のランクを有し、その結果、属性の値はスケジューリングに際に考慮されない)」と「無視"ignore"(この属性の値を有するONUは、送信を許可されない)」である。その結果、上流方向送信は、優先度とランクに従って、スケジューリングされる。
本発明は、更に、OLTシャッフラー・モジュールを有する。このOLTシャッフラー・モジュールが、送信順位の割当を実行する。本発明のOLTは、このシャッフラー・モジュールを有する。このシャッフラー・モジュールは、ハードウエア・アクセレレータで実現する。
本発明の光学ネットワークに帯域幅バジェットを割り当てる方法は、複数のONUから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップから開始する。前記各ONUは、前記ONUの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記ONUの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有する。例えば、以下の実施例においては、SLAの属性は、送信速度(10G対1G)と、ONUタイプである。複数の属性の内の1つの属性に、上流方向送信をスケジューリングする(即ちONUが送信できる順番を決定する)ために、他の属性よりも優先度が与えられる。第1属性に第2属性よりも優先度を与えるか、あるいはその逆で第2属性に第1属より優先度が与えるかである。一実施例においては、送信速度がONUのタイプ(種類)よりも優先度を持つ。その結果、あらゆるタイプの全ての10GのONUは、あらゆるタイプの全ての1GのONUよりも前に送信できる。各属性内に、送信ランクが属性の値に割り当てられる。この送信ランクは、例えば「構わない"don't care"(全ての属性の値は、同一のランクを有し、その結果、属性の値はスケジューリングに際に考慮されない)」と「無視"ignore"(この属性の値を有するONUは、送信を許可されない)」である。その結果、帯域幅バジェットの割り当ては、優先度とランクに従って、スケジューリングされる。
より好ましくは、前記リクエストは、要求された被保障帯域幅を含む。
前記(D)ステップは、上流方向送信が許されたONUを選択するステップを含み、前記選択するステップは、各ONUに、優先度と送信ランクで決定される順に従って、連続的に、前記ONUの要求された被保障帯域幅以下の帯域幅バジェットの一部を、下記の条件が満たされるまで、割り当てる。
(i) 前記帯域幅バジェットを使い尽くす(ONUが送信できないか、最後のONUが要求された被保障帯域幅以下で送信する)までか、
(ii)前記の全てのONUに、それぞれの要求された被保障帯域幅が割り当てられるまで。
より好ましくは、前記連続的に割り当てるステップは、前記ONUの予測された送信速度の要求された被保障帯域幅に対する比率の昇順で、行われる。
より好ましくは、前記割当ステップの前に、(E)前記要求された被保障帯域幅をクリップするステップを更に有する。
より好ましくは、前記リクエストは、要求された最大努力帯域幅を含む。
被保障帯域幅が割り当てられた後、帯域幅バジェットが残っている場合には、
前記(D)ステップは、各ONUに、優先度と送信ランクで決定される順に従って、連続的に、前記ONUの要求された最大努力帯域幅以下の帯域幅バジェットの一部を、下記の条件が満たされるまで、割り当てる。
(i) 前記帯域幅バジェットを使い尽くす(ONUが被保障帯域幅のみで送信するか、1つのONUが、要求された被保障帯域幅以上でかつ要求された最大努力帯域幅以下で送信する)までか、
(ii)前記の全てのONUに、それぞれの要求された最大努力帯域幅が割り当てられるまで。
より好ましくは、帯域幅バジェットが割り当てられる前に、前記要求された最大努力帯域幅をクリップする。
本発明は、帯域幅割当方法を実行するOLT帯域幅割当モジュールと、このよう帯域幅割当モジュールを有するOLTを含む。好ましくは、帯域幅割当モジュールは、ハードウエア・アクセレレーターで実現される。
ONUがOLTから上流方向送信の帯域幅を要求する方法において、前記ONUが、OLTに、要求された被保障帯域幅と要求された最大努力帯域幅を送信するステップを有する。より好ましくは、本発明の方法は、前記要求された被保障帯域幅と前記要求された最大努力帯域幅を計算するステップを更に有する。より好ましくは、本発明の方法は、前記OLTからサービス・レベル・アグリーメントを受領するステップを更に有する。前記のステップは、前記サービス・レベル・アグリーメントに従って行われる。
より好ましくは、前記要求された被保障帯域幅と前記要求された最大努力帯域幅は、トークンバケットアルゴリズムを用いて、計算される。前記トークンバケットアルゴリズムは、前記要求された被保障帯域幅と前記要求された最大努力帯域幅に対し2つの異なるトークンバケットを有する。
より好ましくは、前記要求された被保障帯域幅は、前記ONUの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された被保障帯域幅のそれぞれのトークンバケット内のトークンの数の内の少ない方で、計算され、前記要求された最大努力帯域幅は、前記ONUの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された最大努力帯域幅のそれぞれのトークンバケット内のトークンの数の少ない方で、計算される。
より好ましくは、前記要求された被保障帯域幅は、前記ONUの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された被保障帯域幅のそれぞれのトークンバケット内のトークンの数の内の少ない方で、計算されたしきい値に最大等しい全フレームの全サイズで、計算され、前記要求された最大努力帯域幅は、前記ONUの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された最大努力帯域幅のそれぞれのトークンバケット内のトークンの数の少ない方で、計算されたしきい値に最大等しい全フレームの全サイズで計算される。
より好ましくは、(A)前記OLTに、要求された被保障帯域幅を送信するステップと、(B)前記OLTに、要求された最大努力帯域幅を送信するステップと、
を有する。
本発明は、ONUからの上流方向送信帯域幅を要求する方法を使用するONUを含む。
一般的なPONのアーキテクチャを表す図。 本発明のONUの機能ブロック図。 本発明のOLTの機能ブロック図。
各ONUのSLAは、ONUの被保障帯域幅(guaranteed bandwidth)とONUの最大努力帯域幅(best effort bandwidth)とを有する。被保障帯域幅は侵してはならない(not be oversubscribed)。最大努力帯域幅は侵してもよい(can be oversubscribed)。
従来のDBA(動的帯域幅割当)アルゴリズムは、ONUが送信したREPORTフレームに基づいて、各ONUがどの程度の帯域幅を必要とするかを、決定する。このDBAアルゴリズムには、2つのフェーズがある。即ち、被保障帯域幅の割当と、最大努力帯域幅の割当である。本発明は、ONU報告メカニズムを含む。このONU報告メカニズムは、あるCPUのDBAアルゴリズムを、SLA実行のための負荷から開放する。具体的には、各ONUは、被保障帯域幅と最大努力帯域幅とを要求する。好ましくは、このリクエストは、一体となった複数のフレームである。各送信サイクルの間、関連するDBAアルゴリズムは、ONUに、要求され被保障帯域幅と要求された最大努力帯域幅の間のある帯域幅を割り当てるか、ONUの送信許可を拒絶する。ONUが送信許可を拒絶された場合には、そのONUのリクエストが増加し、そのONUには、次の送信サイクルで優先度が与えられる。時間をかけて、そのONUのSLAが強制される。
OLTは、OAM(operations administration and maintenance:保守・管理機能)メッセージを用いて、各ONUにSLAを通知する。各ONUは、ONUの被保障帯域幅リクエストとONUの最大努力リクエストを報告する報告メカニズムを有する。各リクエストは、別々のREPORTセットで報告される。OLTが、ONUに被保障帯域幅リクエストを割り当てると、このONUは、平均でSLAの被保障帯域幅以上送信することはない。OLTが、ONUにその最大努力帯域幅リクエストを割り当てると、このONUは、平均でSLAの最大努力帯域幅よりも多くを送信しない。OLT内の(ハードウエア・ベースの)OLT送信速度・エスティメータが、各ONUの実際の送信速度を見積もる。(ハードウエアの)ONUソーティング・エンジン(sorting engine)が、送信するONUを、ONUの送信速度対ONUのSLAで規定された被保障帯域幅の比率に基づいて、分類する。OLTのREPORTパーサ(parser)は、ONUの被保障帯域幅リクエストと最大努力帯域幅リクエストとを、クリップして、悪意のあるONUが、SLAによる彼らが使用できる帯域幅よりも多く要求することを、阻止する。ハードウェアベースのアロケータは、帯域幅のリクエストをクリップして、帯域幅をONUに割り当てる。DBAのソフトウェアが必要とすることは、割当フェーズで、ソートされたONUの順番を読み出し、このソートされたONUの順番をハードウェアに書き込むことである。低いCPUの要件から離れて、このスキームは、トラフィックの遅延が非常に小さいという利点がある。その理由は、REPORTを受信する時間とこのREPORTに基づいてGATEを送信する時間の差が、非常に短いからである。
別の構成として、DBAソフトウェアは、クリップされた帯域幅のリクエストを用いて、2つのループで帯域幅をONUに割り当てる。第1ループは、被保証のリクエストに基づく。第2のループは、最大努力のリクエストに基づく。割当順は、ONUのソーティング・エンジンが行うソーティングに基づく。
PONの実施例においては、ONUは、複数のフロー(flow)を含む。このような場合、送信速度の予測とソーティングは、このフローに基づいて行う。DBAのソフトウェアの修正は、このソートされたフローに基づいて、ONUの最大努力帯域幅の割当順を決定するフェーズを追加することにより、行う。OLTがハードウェアベースのアロケータを用いる場合には、この順はハードウェアベースのアロケータに割り当てられる。OLTが、DBAのソフトウェアを用いて帯域幅をONUに割り当てると、この順は、最大努力帯域幅割当フェーズ(第2ループ)で、用いられる。
フローに基づいた送信速度予測とソーティングの方法を次に説明する。各フローがどのONUに属するかは、既知とする。フローは、被保障帯域幅に対するフローの送信速度の比率(各ONUのSLAで定義される)に従って、昇順でソートされる。リスト内の最後のフローのONUは、割り当てられるべき最後のフローである。このリストを戻ると、新たなONUに遭遇する(フローが、前に遭遇していないONUに属することを意味する)毎に、そのONUは、前に割り当てられたONUに、先立って割り当てられる。
各ONUは、その帯域幅のリクエストを次のように生成する。
各ONUは、2つのトークンバケット(ONUが複数のフローをサポートする場合には、1フロー当たり2つのトークンバケット)を有する。その一つは、被保障帯域幅用であり、他方は最大努力帯域幅用である。
通常のインターバルで、例えば、0.5ミリ秒毎に、ONUは、ある数のトークンを、そのONUのSLAに基づいて、被保障帯域幅のトークンバケットに追加し、ある数のトークンを、そのONUのSLAに基づいて、最大努力帯域幅のトークンバケットに追加する。例えば、ONUの被保障帯域幅が、X Mbpsで、トークンが1個のビットを表す場合には、500X個のトークンが、0.5ミリ秒毎に、被保障帯域幅のトークンバケットに追加される。ONUの最大努力帯域幅がY Mbpsで、トークンが1個のビットを表す場合には、500Y個のトークンが、0.5ミリ秒毎に、最大努力帯域幅トークンバケットに追加される。
ONUがREPORTを生成するには、2つの方法がある。
REPORTを生成する第1の方法においては、ONUを使用した待ち行列のサイズと、被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の少ない方を、ONUが計算する(両方共にビットで計算される)。この値は、時間量子(TQ:time quanta)単位に変換され、ONUの要求された被保障帯域幅として報告される。1GのONUに対しては、1TQ=16ns(ナノ)秒=16bits(ビット)であり、10GのONUに対しては、1TQ=160bitsである。ONUは、ONUが使用した待ち行列サイズと、最大努力帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の内の小さい方を計算する。この値をTQユニットに変換して、要求された被保障帯域幅に追加し、TQユニットの数を提供し、これをONUの要求された最大努力帯域幅として、報告する。
REPORTを生成する第2の方法は複雑であるが好ましい。その理由は、部分的に使用した帯域幅の割当を回避するからである。第1の方法と同様に、ONUが使用した待ち行列のサイズと、被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の内の小さい方を計算するが、第2の方法では、この値はしきい値として使用する。ONUは、何個のフレームがこのしきい値以下にあるか、そしてこれらのフレームの全サイズ(TQユニットで)を、要求された被保障帯域幅として、報告する。ONUは、これらの帯域幅のリクエストを生成した時に、待ち行列をフリーズして、OLTがONUに2つの要求された帯域幅の一方を割当て、この割当てが完全に利用されたかを確認する。
この報告メカニズムは、ネガティブ・フィードバック・ループ(negative feedback loop)である。
ある送信サイクルにおいて、ONUに自分が必要とする(受ける資格のある)帯域幅以下の帯域幅が割り当てられると、ONUがそのREPORTを計算する次の送信サイクルでは、ONUの貸し方はより大きくなり、ONUは、より高い要求された帯域幅を報告(要求)する。
ある送信サイクルにおいて、ONUに自分が必要とする以上の帯域幅が割り当てられた場合には、ONUがそのREPORTを計算する次の送信サイクルにおいて、ONUの貸し方は小さくなり、ONUは、より低い要求された帯域幅を報告(要求)する。
以下、送信窓(transmission window)が始まった後の、ONUの挙動を説明する。
1.送信窓のエンドタイム(end time)が通過した時には、停止する。
2.あるスケジューリング・アルゴリズム(例、厳密な優先度あるいは重み付きのラウンドロビン)に従って、空でない待ち行列を選択する。
3.待ち行列が空いていない場合には、ステップ1に戻る。
4.選択された待ち行列のヘッドで。フレームを以下の条件でチェックする。
a. TQユニットのフレーム・サイズ(プラス オーバーヘッド)が、TQユニットの残りの送信時間以下である。
b. トークン・ユニットのフレーム・サイズが、関連トークンバケット(即ち、ONUがフローをサポートしない場合にはONUのトークンバケット、又はONUが複数のフローをサポートする場合には、関連するフローのトークンバケット)の一つのトークンの個数以下か。
5.フレームが両方の条件に合わない時には、ステップ1に戻る。
6.フレームを送信する。
7.ステップ1に戻る。
ONUが、ステップ6でフレームを送信すると:
フレーム・サイズが、被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数よりも小さい場合には、フレームサイズに等しい数のトークンを、被保障帯域幅のトークンバケットから取り除く。選択的事項として、同数のトークンを、最大努力のトークンバケットから取り除く。
フレーム・サイズが、被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数よりも大きいが、最大努力のトークンバケット内のトークンの数より小さい場合には、フレームサイズに等しい数のトークンを、最大努力のトークンバケットから取り除く。
各ONUに対し、OLTのハードウェアベースの送信速度・エスティメータは、ONUの送信ルート(tx_rate[ONU])を見積もる。予測値に対する入力は、ONUによるある(変更可能な)期間に渡って送信された情報量と、その直前の期間の送信速度(prev_tx_rate[ONU])である。tx_rate[ONU]は、重み付き平均値として計算される。
即ち、tx_rate[ONU]=(prev_tx_rate[ONU]*alpha)+(tx_amount[ONU]*(1-alpha))
ここでalphaは、0と1の間の値である。その結果、OLTの、ハードウェアベースのONUのソーティング・エンジンは、比率tx_rate[ONU]/ONUのSLAの被保障帯域幅に従って、昇順に、ONUを分類する。
次にOLTは、ソートされたリスト内のどのONUが、現在の送信サイクルで送信が許されるかを決定する必要がある。各ONUに対する入力は、ONUの要求された被保障帯域幅(gr_req[ONU])と、ONUの要求された最大努力帯域幅(be_req[ONU])である。これらの帯域幅リクエストはクリップされる。
gr_clipped_req[ONU]=min (gr_req[ONU], gr_req_limit[ONU])
be_clipped_req[ONU]=min (be_req[ONU], be_req_limit[ONU])
gr_req_limit[ONU]とbe_req_limit[ONU]は、ONU当たりのOLT内で設定される変更可能なリミットである。その後、ハードウェアベースのアロケータは、どのONUが現在の送信サイクルで送信するかを決定し、ハードウェアベースのシャフラーが、ONUが送信する順番を決定する。
本発明のハードウェアベースのアロケータは、2つの割当スキームしか有さない従来のハードウェアベースのアロケータ(TYPE 1とTYPE 1_TYPE 2)を改良したものである。
TYPE 1の割当においては、割当順は、TYPE 1のONUのみが含まれている場合に可能である。このことは次のことを意味する。1回の繰り返しにおいて、アロケータは、ONUのソートされたリストを下っていき、割り当てるためのTYPE 1のONUを選択する。ただし、これは、現在の送信サイクルで送信できる全ての帯域幅が使用され尽くしたか、又はTYPE 1のONUの全てが選択されるまで行われる。
TYPE 1_TYPE 2の割当においては、あらゆる割当順は、TYPE 1のONUがTYPE 2のONUより前に割り当てられた場合に、可能となる。このことはアロケータが2回の反復を使用することを意味する。
第1の反復において、アロケータは、ONUのソートされたリストを下っていき、割り当てるためのTYPE 1のONUを選択する。ただし、これは、現在の送信サイクルで送信できる全ての帯域幅が使用され尽くしたか、又はTYPE 1のONUの全てが選択されるまで行われる。
第1の反復の後、帯域幅が残っている場合には、第2の反復で、アロケータは、ONUのソートされたリストを下っていき、割り当てるためのTYPE 2のONUを選択する。ただし、これは、現在の送信サイクルで送信できる全ての帯域幅が使用され尽くしたか、又はTYPE2のONUの全てが選択されるまで行われる。
本発明においては、2つの新たな構成がハードウェアベースのアロケータに追加されて、異なる速度(1G対10G)で送信するONUの存在を受け入れることができる。この新たな構成は、割当優先とグルーピングモードである。割当優先は、2つの種類(値)を有する。すなわちGROUPING_HIGH(種類によるソーティングではなく速度によるソーティング)とGROUPING_LOW(速度によるソーティングではなく種類によるソーティング)である。グルーピングモードは、3つの値を有する:
NO_GROUPING;
10G_1G_GROUPING;
1G_10G_GROUPING.
以下の表は、様々な可能な組み合わせに対する割当の結果を示す。
割当スキーム 割当優先 グルーピングモード 割当結果
TYPE 1 GROUPING_HIGH NO_GROUPING TYPE 1
TYPE 1 GROUPING_HIGH 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
1G+TYPE 1
TYPE 1 GROUPING_HIGH 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
10G+TYPE 1
TYPE 1 GROUPING_LOW NO_GROUPING TYPE 1
TYPE 1 GROUPING_LOW 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
1G+TYPE 1
TYPE 1 GROUPING_LOW 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
10G+TYPE 1
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH NO_GROUPING TYPE 1, TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
10G+TYPE 2
1G+TYPE 1,
1G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
1G+TYPE 2
10G+TYPE 1,
10G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW NO_GROUPING TYPE 1, TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
1G+TYPE 1,
10G+TYPE 2,
1G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
10G+TYPE 1,
1G+TYPE 2,
10G+TYPE 2
以下の表は、
割当スキーム=TYPE 1_TYPE 2、
割当優先=GROUPING_HIGH、
グルーピングモード=10G_1G_GROUPING
である割当の例を示す。
8個のONUがある。以下の表は、これらのONUの属性を示す。
ONU ID タイプ 送信速度
1 TYPE 2 1G
2 TYPE 1, 1G
3 TYPE 1, TYPE 2 1G
4 TYPE 1, 10G
5 TYPE 2 10G
6 TYPE 1, TYPE 2 10G
7 TYPE 1, TYPE 2 1G
8 TYPE 1, TYPE 2 10G
この実施例において、ハードウェアベースのONUソーティング・エンジンからのソートされたリストは、(6, 7, 2, 5, 8, 4, 1, 3)である。帯域幅バジェットは、TQで測定されるが、ONUに割り当てる必要がある。この割当は4回の反復で行われる。各反復において、DBAアクセラレータが、各REPORTフレーム当たりに生成する4個の値の内の1個の値(例、gr_clipped_reqとbe_clipped_req)を用いて、各ONUが割り当てられる利用可能な帯域幅の大きさを決定する。
反復1:ソートされたリストから、ONUがソートリスト内で現れる順番で、10G送信速度を有するTYPE 1のONUを選択する。これらのONUは6,8,4である。各ONUが選択されると、帯域幅バジェットから反復1の値まで減算される。ONUが割り当てられないと、より多くの帯域幅が、帯域幅バジェット内に残る。例えば、初期の帯域幅バジェットが100TQであり、ONU6,8,4の反復1の値が、それぞれ30TQであるとすると、各ONUには30TQが割り当てられる。最初の帯域幅バジェットが100TQであり、ONU6,8,4の反復1の値が、40TQ, 30TQ, 50TQであるとすると、ONU6には40TQ、ONU8には30TQ、ONU4には30TQが割り当てられる。
反復1の終了時に、帯域幅バジェットが残されている場合には、反復2に進む。
反復2:ソートされたリストから、ONUがソートリスト内で現れる順番で、10G送信速度を有するTYPE2のONUを選択する。これらのONUは6, 5、8である。各ONUが選択されると、帯域幅バジェットから反復2の値まで減算される。帯域幅バジェットから減算されたものがONUの帯域幅の割当に加えられる。十分な帯域幅バジェットがある場合には、各ONU6, 8には、反復1の値と反復2の値の和が、割り当てられる。
反復2の終了時に、帯域幅バジェットが残されている場合には、反復3に進む。
反復3:ソートされたリストから、ONUがソートリスト内で現れる順番で、1G送信速度を有するTYPE1のONUを選択する。これらのONUは7,2,3である。各ONUが選択されると、帯域幅バジェットから反復3の値まで減算される。帯域幅バジェットから減算されたものがONUの帯域幅の割当に加えられる。
反復3の終了時に、帯域幅バジェットが残されている場合には、反復4に進む。
反復4:ソートされたリストから、ONUがソートリスト内で現れる順番で、1G送信速度を有するTYPE2のONUを選択する。これらのONUは7,1,3である。各ONUが選択されると、帯域幅バジェットから反復4の値まで減算される。帯域幅バジェットから減算されたものがONUの帯域幅の割当に加えられる。十分な帯域幅バジェットがある場合には、各ONU3,7には、反復3の値と反復4の値の和が、割り当てられる。
この実施例は、本発明のハーでウェアベースのアロケータの一般的な機能を説明する。本発明の目的(異なる送信速度のONU間での帯域幅の公正で効果的な割当)に関して、割当フェーズは、被保障帯域幅の割当と、最大努力帯域幅の割当(可能な場合)を行う。
好ましい割当は、
割当スキーム=TYPE 1_TYPE 2と、
割当優先=GROUPING_LOWと、
10G_1G_GROUPING と1G_10G_GROUPING間のトグル・グルーピング
である。
10G_1G GROUPINGは、1G_10G_GROUPINGの1回のサイクルの後、10回の送信サイクルで用いられる。
TYPE 1とTYPE 2の値は、ALLであり、その結果TYPEは無視される。
グルーピング・モードは、10G_1G_GROUPINGであると、割当は、4回の反復で行われる。
第1回の反復において、反復値はgr_clipped_reqであり、10G ONUsにはそのクリップされ要求された被保障帯域幅が与えられる。
第2の反復においては、反復値はgr_clippled_reqであり、1G ONUsには、そのクリップされ要求された被保障帯域幅が与えられる。
被保障帯域幅は、保障されていると仮定する。このことは、クリッピングは、全てのgr_clipped_reqの和は、現在の送信サイクルの最初の帯域幅バジェットを超えないように行われることを意味している。
第3の反復において、反復値はbe_clipped_reqであり、10G ONUsには、10G ONUsがソートされたリスト内に表れる順番で、そのクリップされ要求された最大努力帯域幅が与えられる。ただし、帯域幅バジェット内にそれらに与える帯域幅が残っている場合に限る。
第4の反復において、反復値はbe_clipped_reqであり、1G ONUsには、1G ONUsがソートされたリスト内に表れる順番で、そのクリップされ要求された最大努力帯域幅が与えられる。ただし、帯域幅バジェット内にそれらに与える帯域幅が残っている場合に限る。
グルーピング・モードは、1G_10G_ONUsであると、割当は、4回の反復で同様に行われる。ただし1G ONUsと10G ONUsの役割は切り替わる。
第1の反復において1G ONUsには、クリップされ要求された被保障帯域幅が与えられる。第2の反復において10G ONUsには、クリップされ要求された被保障帯域幅が与えられる。第3の反復において1GONUsには、クリップされ要求された最大努力帯域幅が与えられる。
第4の反復において10G ONUsには、クリップされた要求された最大努力帯域幅が与えられる。
本発明のハードウェアベースのシャフラーは、本発明のハードウェアベースのアロケータに類似し、「ALL」と「TYPE1_TYPE2」の2つのスキームを有する従来のハードウェアベースのシャフラーを改良したものである。
ALLシャフリングにおいては、あらゆるシャフリングの順番が可能である(一回の繰り返し)。
TYPE1_TYPE2のシャフリングにおいては、あらゆるシャフリングの順番が可能であるが、TYPE1のONUが、TYPE2のONUより前に現れる場合に限る。
本発明においては、2つの新たな構成がハードウェアベースのシャフラーに追加されて、異なる速度(1G対10G)で送信するONUの存在を受け入れることができる。これにより、光学トラシーバーの切替時間オーバヘッドを最小にする。これは、上流方向タイムラインで1Gの割当を一緒にグルーピングすることにより、かつ、上流方向タイムラインで10Gの割当を一緒にグルーピングすることにより、行う。
この2つの新たな構成は、シャフリング優先とグルーピングモードである。シャフリング優先は、2つの種類(値)を有する。すなわちGROUPING_HIGH(タイプによるソーティングではなく速度によるソーティング)とGROUPING_LOW(速度によるソーティングではなくタイプによるソーティング)である。グルーピングモードは、3つの値を有する:
NO_GROUPING;
10G_1G_GROUPING;
1G_10G_GROUPING.
以下の表は、様々な可能な組み合わせに対する割当の結果を示す。
シャフリングスキーム シャフリング優先 シャフリングモード シャフリング結果
ALL GROUPING_HIGH NO_GROUPING 順番なし
ALL GROUPING_HIGH 10G_1G_GROUPING 10G, 1G
ALL GROUPING_HIGH 1G_10G_GROUPING 1G, 10G
ALL GROUPING_LOW NO_GROUPING 順番なし
ALL GROUPING_LOW 10G_1G_GROUPING 10G, 1G
ALL GROUPING_LOW 1G_10G_GROUPING 1G, 10G
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH NO_GROUPING TYPE 1, TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
10G+TYPE 2
1G+TYPE 1,
1G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_HIGH 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
1G+TYPE 2
10G+TYPE 1,
10G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW NO_GROUPING TYPE 1, TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW 10G_1G_GROUPING 10G+TYPE 1,
1G+TYPE 1,
10G+TYPE 2,
1G+TYPE 2
TYPE 1_TYPE 2 GROUPING_LOW 1G_10G_GROUPING 1G+TYPE 1,
10G+TYPE 1,
1G+TYPE 2,
10G+TYPE 2
以下の表は、
シャフリングスキーム=TYPE 1_TYPE 2、
シャフリング優先=GROUPING_HIGH、
グルーピングモード=10G_1G_GROUPING
である割当の例を示す。
8個のONUがある。以下の表は、これらのONUの属性を示す。
ONU ID タイプ 送信速度
1 TYPE 1 1G
2 TYPE 1 1G
3 TYPE 1 1G
4 TYPE 1 10G
5 TYPE 1 10G
6 TYPE 1 10G
7 TYPE 2 1G
8 TYPE 2 10G
ONUの割当順番が(6, 3, 2, 4, 7, 8, 1, 5)とすると、ONUは4回の反復でシャッフルされる。第1の反復には、10Gの送信速度を有するTYPE 1の全てのONUを選択し、その順番は割当リスト内に表れる順番であり、6, 4, 5である。
第2の反復には、10Gの送信速度を有するTYPE 2の全てのONUを選択し、その順番は割当リスト内に表れる順番であり、8である。
第3の反復には、1Gの送信速度を有するTYPE 1の全てのONUを選択し、その順番は割当リスト内に表れる順番であり、3,2,1である。
第4の反復には、1Gの送信速度を有するTYPE 2の全てのONUを選択し、その順番は割当リスト内に表れる順番であり、7である。
従って、送信順は、6,4,5,8,3,2,1,7である。
図2は本発明のONU20の機能ブロック図で、図3は本発明のOLT40の機能ブロック図である。本発明に直接関連する機能モジュールのみを示す。
図2において、ONU20の機能ブロックは、SLA記憶装置22と、ONU20と、被保障帯域幅トークン・バケット24と、最大努力帯域幅トークン・バケット26と、レポート生成装置28を有する。SLA記憶装置22はONUのSLAを記憶する。レポート生成装置28は、SLA記憶装置22内に記憶されたSLAと共に、被保障帯域幅トークン・バケット24と最大努力帯域幅トークン・バケット26を用いて、上記した被保障帯域幅リクエストと最大努力帯域幅リクエストとを有するREPORTを生成する。図面を簡単にするために、図2は、1個の被保障帯域幅トークン・バケット24と1個の最大努力帯域幅トークン・バケット26のみを具備するONU20を示す。複数のフローをサポートするONUは、1個の被保障帯域幅トークン・バケット24と、フロー当たり1個の最大努力帯域幅トークン・バケット26を有する。
図3において、OLT40は、ONUから受領したREPORTをパーシング(解析)するレポート・パーサ42と、ONUに送信すべきGATEフレームをフォーマッティングするゲートフレームフォーマットモジュールであるゲート・フォーマッタ44と、上流方向タイムラインを構築する上流方向タイムライン・ビルダ46と、往復時間を計算する往復時間計算モジュールであるRTTカルキュレータ48と、ONUの送信速度を予測するONU送信速度計算モジュールであるONU 送信速度・エスティメータ50と、ONUと送信速度とONUのそれぞれのSLAに規定された被保障帯域幅に対する比率の昇順でONUを記憶するONUソータ52と、帯域幅をONUに割り当てる帯域幅割当モジュール54と、ONUが送信する順番を決定するシャフリング・モジュール56と、選択的事項(ONUが複数のフローを含む場合)として、フロー当たりの送信速度を予測するフロー送信速度・エスティメータ58と、フローのONUのSLAで定義された被保障帯域幅に対する比率の昇順でフローをソーティングするフロー・ソータ60とを有する。
ONU20のモジュール22、24、26、28は、ハードウェア、フォームウェア、ソフトウェアあるいはそれらの組み合わせで実現できる。OLT40のモジュール42、44、46、48、50は、ファームウェア又はソフトウェアで実現できるが、OLT40のモジュール42、44、46、48、50は、ハードウェアのアクセラレータで実現するのが好ましい。
ONU20が図1のONU14で置換され、OLT40が図1のOLT12で置換される場合には、図1は、本発明のPONとして機能する。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
12 OLT
14 ONU
16 光学スプリッタ
20 ONU
22 SLA記憶装置
24 被保障帯域幅トークン・バケット
26 最大努力帯域幅トークン・バケット
28 レポート生成装置
40 OLT
42 レポート・パーサ
44 ゲート・フォーマッタ
46 上流方向タイムライン・ビルダー
48 RTTカルキュレータ
50 ONU送信速度・エスティメータ
58 フロー送信速度・エスティメータ
52 ONUソータ
60 フロー・ソータ
54 帯域幅アロケータ
56 シャフラ

Claims (25)

  1. 光学ネットワークにおいて送信する順番を割り当てる方法において、
    (A) 複数の光学ネットワーク・ユニットから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップと、
    前記各光学ネットワーク・ユニットは、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
    (B) 前記上流方向送信をスケジューリングするために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与えるステップと、
    (C) 前記属性内で、送信ランクを前記属性の値に割り当てるステップと、
    (D) 前記優先度と前記送信ランクに従って、前記上流方向送信をスケジューリングするステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする光学ネットワークにおいて送信する順番を割り当てる方法。
  2. 前記第1属性は、前記光学ネットワーク・ユニットの送信速度であり、
    前記第2属性は、前記光学ネットワーク・ユニットのタイプである
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記速度の属性に、前記タイプの属性よりも優先度が与えられる
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 複数の光学ネットワーク・ユニットを管理する光学ライン端末用のシャフラー・モジュールにおいて、前記シャフラー・モジュールは、
    (A) 複数の光学ネットワーク・ユニットから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領し、
    前記各光学ネットワーク・ユニットは、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
    (B) 前記上流方向送信をスケジューリングするために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与え、
    (C) 前記属性内で、送信ランクを前記属性の値に割り当て、
    (D) 前記優先度と前記送信ランクに従って、前記上流方向送信をスケジューリングする
    ことを特徴とする複数の光学ネットワーク・ユニットを管理する光学ライン端末用のシャフラ・モジュール。
  5. 前記シャフラ・モジュールは、ハードウエア・アクセレーターで実現される
    ことを特徴とする請求項4記載のシャフラ・モジュール。
  6. 請求項4記載のシャフラ・モジュールを有する光学ライン端末。
  7. 光学ネットワークにおいて帯域幅バジェットを割り当てる方法において、
    (A) 複数の光学ネットワーク・ユニットから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領するステップと、
    前記各光学ネットワーク・ユニットは、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
    (B) 前記帯域幅バジェットを割り当てるために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与えるステップと、
    (C) 前記属性内で、割当ランクを前記属性の値に割り当てるステップと、
    (D) 前記優先度と前記割当ランクに従って、前記帯域幅バジェットを割り当てるステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする光学ネットワークにおいて帯域幅バジェットを割り当てる方法。
  8. 前記第1属性は、前記光学ネットワーク・ユニットの送信速度であり、
    前記第2属性は、前記光学ネットワーク・ユニットのタイプである
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記速度の属性に、前記タイプの属性よりも優先度が与えられる
    ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記タイプの属性に、前記速度の属性よりも優先度が与えられる
    ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 前記リクエストは、要求された被保障帯域幅を含み、
    前記(D)ステップは、上流方向送信を行うことが許される光学ネットワーク・ユニットを選択する選択ステップを含み、
    前記選択ステップは、前記光学ネットワーク・ユニットに、優先度と送信ランクで決定される順に従って、連続的に前記光学ネットワーク・ユニットの要求された被保障帯域幅までの帯域幅バジェットの部分を、下記の条件が満たされるまで、割り当てるステップにより、行われる
    (i) 前記帯域幅バジェットを使い尽くすまでか、
    (ii)前記の全ての光学ネットワーク・ユニットに、それぞれの要求された被保障帯域幅が、割り当てられるまで
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  12. 前記連続的に割り当てるステップは、前記光学ネットワーク・ユニットの予測された送信速度の要求された被保障帯域幅に対する比率の昇順で、行われる
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記割当ステップの前に、
    (E)前記要求された被保障帯域幅をクリップするステップ
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. 前記リクエストは、要求された最大努力帯域幅を含み、
    前記(D)ステップで、前記全ての光学ネットワーク・ユニットに、要求された被保証帯域幅を割り当てる場合には、
    前記(D)ステップは、優先度と送信ランクで決定される順に従って、連続的に、前記光学ネットワーク・ユニットの要求された最大努力帯域幅まで、前記光学ネットワーク・ユニットへ割り当てられた帯域幅バジェットの部分を、下記の条件が満たされるまで、増加させる
    (i) 前記帯域幅バジェットを使い尽くすまでか、
    (ii)前記の全ての光学ネットワーク・ユニットに、それぞれの要求された最大努力帯域幅が割り当てられるまで
    ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  15. 前記割当ステップの前に、
    (E)前記要求された最大努力帯域幅をクリップするステップ
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 複数の光学ネットワーク・ユニットを管理する光学ライン端末用の帯域幅割当モジュールにおいて、前記帯域幅割当モジュールは、
    (A) 複数の光学ネットワーク・ユニットから、上流方向送信を実行するための許可を求めるリクエストを受領し、
    前記各光学ネットワーク・ユニットは、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第1属性の値から選択された第1属性と、前記光学ネットワーク・ユニットの複数の第2属性の値から選択された第2属性を有し、
    (B) 前記帯域幅バジェットを割り当てるために、1個の属性に他の属性よりも優先度を与え、
    (C) 前記属性内で、割当ランクを前記属性の値に割り当て、
    (D) 前記優先度と前記割当ランクに従って、前記帯域幅バジェットを割り当てる
    ことを特徴とする複数の光学ネットワーク・ユニットを管理する光学ライン端末用の帯域幅割当モジュール。
  17. 前記帯域幅割当モジュールは、ハードウエア・アクセレーターで実行される
    ことを特徴とする請求項16記載の帯域幅割当モジュール。
  18. 請求項16記載の帯域幅割当モジュールを有する光学ライン端末。
  19. 光学ネットワーク・ユニットが光学ライン端末から上流方向送信の帯域幅を要求する方法において、
    (A)前記光学ライン端末に、要求された被保障帯域幅を送信するステップと、
    (B)前記光学ライン端末に、要求された最大努力帯域幅を送信するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする光学ネットワーク・ユニットが光学ライン端末から上流方向送信の帯域幅を要求する方法。
  20. (C) 前記要求された被保障帯域幅を計算するステップと、
    (D) 前記要求された最大努力帯域幅を計算するステップと、
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. (E) 前記光学ライン端末からサービス・レベル・アグリーメントを受領するステップ
    を更に有し
    前記(C),(D)ステップは、前記サービス・レベル・アグリーメントに従って行われる
    ことを特徴とする請求項20記載の方法。
  22. 前記要求された被保障帯域幅と前記要求された最大努力帯域幅は、トークンバケットアルゴリズムを用いて、計算され、
    前記トークンバケットアルゴリズムは、前記要求された被保障帯域幅用と前記要求された最大努力帯域幅用の2つの異なるトークンバケットを有する
    ことを特徴とする請求項20記載の方法。
  23. 前記要求された被保障帯域幅は、前記光学ネットワーク・ユニットの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の内の少ない方で、計算され、
    前記要求された最大努力帯域幅は、前記光学ネットワーク・ユニットの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された最大努力帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の少ない方で、計算される
    ことを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記要求された被保障帯域幅は、前記光学ネットワーク・ユニットの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された被保障帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の内の少ない方で、計算されたしきい値に最大等しい全フレームの全サイズで、計算され、
    前記要求された最大努力帯域幅は、前記光学ネットワーク・ユニットの使用された待ち行列のサイズと、前記要求された最大努力帯域幅のトークンバケット内のトークンの数の少ない方で、計算されたしきい値に最大等しい全フレームの全サイズで、計算される
    ことを特徴とする請求項22記載の方法。
  25. (A)前記光学ライン端末に、要求された被保障帯域幅を送信するステップと、
    (B)前記光学ライン端末に、要求された最大努力帯域幅を送信するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする光学ライン端末から上流方向送信帯域幅を要求する光学ネットワーク・ユニット。
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