JP2017212707A - 通信装置、設定方法及び通信プログラム - Google Patents

通信装置、設定方法及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】汎用性を高めることによって開発コスト又は調達コストを低減すること。【解決手段】割当に係る処理の一部を実行する実行部と、実行部から得られる情報に基づいて、サービスポリシーに応じた所望の割当となる処理を実行部に指示する指示部と、を備え、実行部と、指示部とは、API(Application Programming Interface)を介して接続される通信装置。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、設定方法及び通信プログラムに関する。
通信装置を備える通信システムには、例えば、PON(Passive Optical Network)システムがある。PONシステムは、顧客の宅内等に設置されるONU(Optical Network Unit)と、局舎に設置される通信装置であるOLT(Optical Line Terminal)と、光ファイバ網とを備える(非特許文献1参照)。光ファイバ網は、複数のONUと複数のOLTとを接続する場合がある。
PONでは、準拠する標準化の規格の世代の変化により、新世代の機器を調達する際に、前世代の機器開発での資産を活用することができなかった。新世代の機器を調達する際に、前世代の機器開発での資産を活用することができない場合、初めから機器開発しなおす大規模な再開発(二重開発)となる。また、機器調達不能となるリスクを回避するため、複数ベンダから機器を調達する必要があるが、準拠する標準規格に規定されていない部分はベンダ依存性があるため、同世代の機器でも二重開発となる。
OLTのMAC(Media Access Control)チップの割当等の機能を変更するためには、MACチップ毎のソフトウェアをそれぞれ変更する必要があり、同一の機能を実現するためであっても、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダによってそれぞれ変更しなければならないという問題があった。上記事情に鑑み、本発明は、ネットワーク機器において汎用性を高めることによって開発コスト又は調達コストを低減することを目的とする。
本発明の一態様は、割当に係る処理の一部を実行する実行部と、前記実行部から得られる情報に基づいて、サービスポリシーに応じた所望の割当となる処理を前記実行部に指示する指示部と、を備え、前記実行部と、前記指示部とは、API(Application Programming Interface)を介して接続される通信装置である。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記指示部は、前記実行部の割当、割当結果、割当履歴、割当に伴うデータ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴の少なくともいずれかの情報のいずれかを検出し、検出した結果と、サービスポリシーとに基づいて所望の割当となる処理を前記実行部に指示する。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記実行部は、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して共通で利用可能な機能モジュールで構成される。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記実行部は、集積回路で構成される。
本発明の一態様は、上記の通信装置を用いた通信方法であって、前記割当に係る処理の一部を前記実行部に実行させる実行ステップと、前記実行部から得られる情報に基づいて、サービスポリシーに応じた所望の割当となる処理を前記実行部に指示させる設定方法である。
本発明の一態様は、コンピュータを、上記の通信装置に備わる各機能部として機能させるための通信プログラムである。
本発明により、入出力IFを定義し、汎用性・移植性・拡張性を高めて、開発コストや調達コストを低減することが可能になる。例えば、ネットワーク機器を構成する機能同士が密結合で、アプリケーションプログラミングインタフェース(API:Application Programming Interface)等の入出力インタフェース(IF:Interface)が不明確なアーキテクチャから脱却するために、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して依存性の低い機能モジュールと入出力IFを定義することで、少なくとも一部の機能モジュールの汎用性・移植性・拡張性を高めて、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかが異なる機器間での共用や独自機能の追加を容易とすることで、二重開発の低減、開発コストや調達コストの低減や差異化サービスのタイムリーな提供を可能とする。
本実施形態における通信装置100の基本構成を示す図である。 通信装置100が備えるDBA機能を実行する構成を示す図である。 ユースケースの例を示す図である。 MFH向け連携DBAの低速APIの概要を示す図である。 MFH向け連携DBAの高速APIの概要を示す図である。 MFH向け連携DBAのイベントドリブンAPIの概要を示す図である。 MFH向け連携DBAのシステム構成と動作シーケンス図である。 MFH向けNSR−DBAの低速APIの概要を示す図である。 MFH向けNSR−DBAの高速APIの概要を示す図である。 MFH向けNSR−DBAのイベントドリブンAPIの概要を示す図である。 MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。 MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)の低速APIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)の高速APIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)のイベントドリブンAPIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の低速APIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の高速APIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)のイベントドリブンAPIの概要を示す図である。 マス向けSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。 通信システムの構成例を示す図である。 通信システムの別例を示す図である。 図1の構成を具体化した例を示す図である。 図1の構成を具体化した例を示す図である。 図1の構成を具体化した例を示す図である。 図1の構成を具体化した例を示す図である。 図1を、FASAアプリケーションを用いて書き換えた例を示す図である。 FASA基盤を構成する各機能の一例を示す図である。 FASA基盤を汎用ハードウェアと外付ハードウェア部品に分割した例を示す図である。 ミドルB事業者入替に伴うFASAアプリケーション(プロテクションアプリ)入替による事業者毎の独自仕様のプロテクション方法の入替イメージを示す図である。 通信装置100が備えるDBA機能を実行する構成の別例を示す図である。 別例におけるユースケースの例を示す図である。 DBAの各ユースケースにおけるAPIの概要を示す図である。 DBAの各ユースケースにおけるAPIの概要を示す図である。 MFH向け光モバイル連携DBAのシステム構成と動作シーケンス図である。 MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。 MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。 図1の構成を具体化した別例を示す図である。 図1の構成を具体化した別例を示す図である。 図1の構成を具体化した別例を示す図である。 図1の構成を具体化した別例を示す図である。 図1を、FASAアプリケーションを用いて書き換えた例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態では、TWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing Passive Optical Network)システムのようなITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告準拠のPONの通信装置であるOLTを前提に例示する。ここで、通信装置の一例としてOLTを示すが、通信装置はONUであってもよい。また、通信装置は、TWDM−PON以外のITU−T勧告準拠のPONのOLT又はONUのいずれかであってもよい。例えば、通信装置は、GE−PON、10GE−PON等のIEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)規格準拠のPONのOLT又はONUのいずれかであってもよい。TC(Transmission Convergence:伝送コンバージェンス)レイヤやPMD(Physical Medium Dependent)レイヤは対応する機能を備える層に読み替えれば同様である。
なお、TWDM−PONは時分割多重と波長分割多重をするが、それに加えて、複数ファイバを用いて心線分割多重してもよいし、マルチコアファイバ等を用いてコア分割多重(空間分割多重)していてもよいし、数モードファイバやマルチモードファイバ等を用いてモード分割多重していてもよいし、光符号や電気符号を用いて符号分割多重していてもよいし、直交周波数分割多重や周波数分割多重やその他の分割多重をしていてもよいし、時分割多重や波長分割多重以外の分割多重のみをしてもよい。
本実施形態は、ONUに対するリソース割当に係る。即ち、本実施形態におけるリソース割当とは、帯域をONUに割当するDBA(Dynamic Bandwidth Assignment)機能や、ONUに波長を割当するDWA(Dynamic Wavelength Assignment)機能、ONUの波長と帯域を割当するDWBA(Dynamic Wavelength and Bandwidth Assignment)、心線分割多重の心線割当、コア分割多重のコア割当、モード分割多重のモード割当、符号分割多重の符号割当、直交周波数分割多重や周波数分割多重の周波数割当のいずれかに係る。
以下の説明では、リソース割当として、帯域割当を例示するが、帯域、波長、コア、モード、符号及び周波数の内で割当する対象に拡張可能である。割当には、例えば、帯域要求受信、トラフィック測定、履歴保持、割当計算、割当処理、設定切替計算、設定切替処理、設定切替状況、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴の少なくともいずれかの把握が含まれる。処理の順番は適宜入れ替わっていてもよい。外部装置からの情報とは、API(Application Programming Interface)の授受する情報である。
実施形態に係るOLTは、割当処理の一部を分割することによって、OLTの入手性を向上する。以下、OLTの具体的な構成について説明する。本発明における分割とは、割当処理の一部の処理を実行する機能部を第1の機能部に実装し、割当処理のその他の処理を実行する機能部を第1の機能部と異なる機能部で実行することを意味する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態における通信装置100の基本構成を示す図である。通信装置100は、DBA機能を備えるOLTである。通信装置100は、実行部3と、指示部5とを備える。実行部3と指示部5がAPI(図1では図示せず)を介して接続される。実行部3は、指示部5からの指示に従ってgrant情報を生成して、生成したgrant情報をリソースの割当対象に送信する。すなわち、実行部3は、割当処理の一部を実行する。指示部5は、実行部3の応答、即ち実行部3による割当結果や割当履歴等の統計処理結果が通信事業者やサービス等に応じた所望の応答となるように実行部3に指示する。具体的には、指示部5は、実行部3の割当、割当結果、割当履歴、割当に伴うデータ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴の少なくともいずれかを検出し、検出結果と、通信事業者やサービスに等に応じたサービスポリシーに応じた所望の割当となるように処理を変更するように実行部3に指示する。なお、実行部3は、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して依存性の低い機能モジュールに相当する。ここで、依存性の低い機能モジュールとは、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して共通で利用可能な機能モジュールである。
なお、割当処理を例示しているが本実施例の効果は割当処理に依らない。割当処理にかかわらず本実施例により以下の効果がある。
1.これまでのように、機能やサービスに特化した専用装置として開発するのではなく、アクセスネットワーク装置を構成する機能を部品化する。
2.サービス毎及び通信事業者毎に異なる機能は、入出力インタフェースを汎用化したソフトウェア部品で実現する。
3.ソフトウェア部品間の独立性を高めることで、ソフトウェア部品を入替可能な基盤上で動作させることによって、サービス品質を維持しながら、必要な機能をサービス要件に応じて柔軟かつ経済的に実現する。
図1の構成を具体化した例を図22〜図25に示す。図22において、符号201は外付けハードウェア部品(例えば、NG−PON2 BOX)を表し、符号202は汎用ハードウェア(例えば、White Box Switch)を表す。また、図23において、符号203は外付けハードウェア部品(例えば、NG−PON2モジュール)を表す。また、図24において、符号204は専用筺体を表す。図1の指示部5がDBAアルゴリズム、DWAアルゴリズム、設定管理アプリ等のFASA(Flexible Access System Architecture)アプリケーションに該当し、実行部3がFASA高速APIやFASA低速API以下の部分、又は、ハードウェアを駆動するドライバ等以下に該当する。APIは、FASA高速APIやFASA低速APIで例示しているがそれらに限らないし、構成も異なっていてよい。なお、図22〜図25では、HW(ハードウェア)依存ドライバおよびアダプテーション層(FASA API用アダプテーション層)を含んでいるが、これはFASA高速APIやFASA低速APIで直接ドライバを駆動できれば不要である。また、図1を、FASAアプリケーションを用いて書き換えた例が図26である。図26では、FASAアプリケーション、FASA高速APIやFASA低速API等のFASA−API、及び図22〜図25のFASA高速APIやFASA低速API等のFASA−API以下の部分に相当するFASA基盤とで示している。
また、図1の構成を具体化した別例を図36〜図39に示す。図36において、符号201aは外付けハードウェア部品(例えば、NG−PON2 BOX)を表し、符号202aは汎用ハードウェア(例えば、White Box Switch)を表す。図36は、FASA基盤を複数のハードウェア(NG−PON2 BOX、White Box Switch)で構成した例を示している。NG−PON2 BOXとWhite Box Switchとは、Ethernet(登録商標)等の標準的なプロトコルで接続されている。機能の追加や入替は、FASA基盤のFASAアプリケーションAPI上へのFASAアプリケーションの追加や入替により行う。FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアは、ベンダや方式の差異によるハードウェア及びソフトウェアの違いを吸収し、FASAアプリケーションAPIを提供するためのソフトウェアである。
また、図37において、符号203aは外付けハードウェア部品(例えば、NG−PON2モジュール)を表す。また、図38において、符号204aは専用筺体を表す。図1の指示部5がDBAアルゴリズム、DWAアルゴリズム、設定管理アプリ等のFASA(Flexible Access System Architecture)アプリケーションに該当し、実行部3がFASAアプリケーションAPI以下の部分、又は、ハードウェアを駆動するドライバ等以下に該当する。APIは、FASAアプリケーションAPIで例示しているがそれらに限らないし、構成も異なっていてもよい。なお、図36〜図39では、HW(ハードウェア)依存ドライバ、チップ依存SDK(Software Development Kit)およびFASAアプリケーション用ミドルウェアにおよびアダプテーション層(FASAアプリケーションAPI用アダプテーション層)を含んでいるが、これはFASAアプリケーションAPIで直接ドライバ等を駆動できればアダプテーション層は不要である。
また、図1を、FASAアプリケーションを用いて書き換えた例が図40である。図40では、FASAアプリケーション、FASAアプリケーションAPI、及び図36〜図39のFASAアプリケーションAPI以下の部分に相当するFASA基盤とで示している。図40に示すように、FASAに基づくアクセスネットワーク装置はFASAアプリケーションとFASA基盤とから構成される。
「FASAアプリケーション」は、サービス毎あるいは通信事業者毎に異なる機能を、汎用化した入出力インタフェース(FASAアプリケーションAPI)を備えたソフトウェア部品で実現し、それらを入替可能としたものである。サービスに応じて、追加や入替することで、様々な要件のサービスを迅速かつ簡単に提供する。
「FASA基盤」は、FASAアプリケーションにFASAアプリケーションAPIを提供するとともに、標準化されているなどの理由で、サービスや要求に応じた変更を行う必要のない機能を提供するアクセス装置の基盤的構成要素である。FASA基盤では、処理性能等の要件に応じて、FASA基盤を構成する各機能を、ハードウェア又はソフトウェアで実現する。具体的には、図27に示す構成1と構成2を想定する。図27における現在の構成では、機能の追加/入替のためには装置全体の再開発が必要である。
構成1は、FASAアプリケーションAPIの上部(FASAアプリケーション)をソフトウェア部品化の検討対象としたものであり、FASA基盤の構成については検討対象外としている。例えば本構成によるNG−PON2システムの場合、FASA基盤にて標準化されたNG−PON2プロトコルの提供を行い、EPONなど他のPONプロトコルへの変更については考慮しない。構成1では、汎用化した入出力インタフェースを用いて拡張性を担保したFASAアプリケーションにより、柔軟かつ迅速な機能の追加/入替を可能とする。構成2は、FASA基盤を構成する機能についても部品化を行い、ソフトウェア部品化の対象としている。構成2では、FASAアプリケーション以外の機能もソフトウェア部品で構成することにより、特別な専用ハードウェアが不要なアーキテクチャを可能とする。いずれの構成でも、FASAアプリケーションAPIは同一である。
FASA基盤を汎用ハードウェアと外付ハードウェア部品に分割した例を図28に示す。図28に示すアクセスネットワーク装置(OLT)は、3つの部品カテゴリ、「(1)FASAアプリケーション」、「(2)汎用ハードウェア」、「(3)外付ハードウェア部品」で構成される。これらを自由自在に組み合わせることにより必要な機能を迅速かつ簡単に提供する。図28において、「(1)FASAアプリケーション」は、波長制御、帯域制御、OAM及びマルチキャストなどのソフトウェア部品である。
「(2)汎用ハードウェア」は、アクセスネットワーク装置に限らず汎用的な通信機能を共通部品として実装したものである。汎用ハードウェアによる共通部品化を図ることで、サービス要件に応じて装置を部材レベルから新規に開発する頻度を低減できる。また、共通部品を用いることにより、装置コスト削減や、保守物品種等の削減による保守運用のシンプル化が進むことが期待できる。「(2)汎用ハードウェア」は、例えば、汎用的なサーバやWhite Box Switch等のアクセスシステム専用装置ではないハードウェアであり、当該ハードウェアに必要なファームウェア、OS等のソフトウェア、「(1)FASAアプリケーション」のためのFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを搭載している。「(3)外付ハードウェア部品」は、「(1)FASAアプリケーション」化や「(2)汎用ハードウェア」上への実装が困難な、光送受信部等の機能を、「(2)汎用ハードウェア」と分離して実装したものである。
「(3)外付ハードウェア部品」は、例えば光送受信部等の「(2)汎用ハードウェア」以外のハードウェアである。「(3)外付ハードウェア部品」として単純な光モジュールを用いて、メディアコンバータを実現する場合等においては、「(2)汎用ハードウェア」に搭載されるOS等のソフトウェア、「(1)FASAアプリケーション」のためのFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを用いて動作することとなる。一方、「(3)外付ハードウェア」にPONのMACチップを搭載する場合等、当該ハードウェアの動作に必要なファームウェア、OS等のソフトウェア、「(1)FASAアプリケーション」のためのFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを直接搭載する場合がある。いずれにせよ、サービス要件に応じて例えば伝送容量や伝送方式の異なる外付ハードウェア部品を入替し、それに応じたソフトウェア部品をFASA基盤に具備即ちFASA基盤を構成するソフトウェア部品の入替を行うことで、同一汎用ハードウェアを用いながら状況に応じた最適な伝送容量等や伝送方式のアクセスネットワークの実現が可能である。
以下に、上記段落で説明した各用語の意味を示す。
・FASAアプリケーションAPI(FASAアプリAPI):FASAアプリケーションとFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを接続するAPI。
・FASAアプリケーション(FASAアプリ):FASAアプリケーションAPIを使って実現された入替可能なソフトウェア部品。
・FASA基盤:FASAアプリケーションを実装可能なFASAアプリケーションAPIを提供するとともに、標準化されているなどの理由で、サービスや要求に応じた変更を行う必要のない機能を提供するアクセス装置の基盤的構成要素である。
・ソフトウェア部品:必要な機能を交換可能な単位でソフトウェア化したもの。
・FASAアプリケーションAPI用ミドルウェア:FASA基盤のうち、FASAアプリケーションに対してFASAアプリケーションAPIを提供するソフトウェア。FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアは、FASAアプリケーション間及びその他のFASA基盤の機能との通信のための手段を提供するとともに、FASAアプリケーションよりも下位層等の差異を吸収する。
・外付ハードウェア部品:汎用ハードウェア上への実装が困難な機能を、汎用ハードウェアと分離して実装したもの。
・汎用ハードウェア:汎用的なサーバやWhite Box Switchのように、アクセスネットワークサービスに限らず汎用的に使えるハードウェア。
通信事業者毎に使い方の異なる機能に対応するために、全ての組み合わせを予め実装しておくのではなく、必要に応じて、FASAアプリケーション入替によって所望の機能を備えたアクセスネットワーク装置を提供する。通信事業者要件として、アクセスシステムに対しても高い可用性が必要となる。装置故障時の対応のみならず、アクセスネットワーク装置のソフトウェア更新や処理性能が向上した後継ハードウェアへ移行する際も、サービス停止なく移行する必要があるため、プロテクション機能が重要となる。
通信事業者毎に、アクセスネットワーク装置と接続するネットワークの構成が異なることから、異なる方式や異なるポリシーでプロテクションを行うことが想定される。そのため、FASAではプロテクション用APIを規定する。図29は、ミドルB事業者入替に伴うFASAアプリケーション(プロテクションアプリ)入替による事業者毎の独自仕様のプロテクション方法の入替イメージを示す。FASAアプリケーションを入替することで、事業者毎の独自仕様のプロテクションとする。
図2は、通信装置100が備えるDBA機能を実行する構成を示す図である。DBA機能を実行する構成として、通信装置100は、状態取得部101、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104を備える。なお、DBA機能を実行する構成はこれに限定しない。
状態取得部101は、割当対象の上り帯域に関する情報を取得する。状態取得部101は、取得した情報を状態情報として割当計算部102に出力する。状態取得部101は、連携制御部1011、トラフィックモニタ1012及びリクエスト処理部1013のいずれか又は全てを備える。なお、状態取得部101は、割当対象の上り帯域に関する情報を取得可能なその他の構成を備えるように構成されてもよい。また、状態取得部101の機能の一部、例えば連携制御部1011の一部、例えば情報を上り帯域に換算する計算等の処理をする機能を割当計算部102、方針決定部103、grant処理部104のいずれか、又はそれ以外に配置してもよい。
連携制御部1011は、例えば、モバイルシステムからスケジューリング情報を取得し、ONUに到達する上りデータ量、到着時刻を算出する。なお、モバイルシステムからのスケジューリング情報としたが、連携制御部1011が取得する情報はBBU(Base Band Unit)等からOLT向けに誂えた専用の情報であってもよいし、BBUとRRH(Remote Radio Head)、ネットワーク側とUE(User Equipment)、アンテナ間等でそれぞれでやり取りする通信許可や帯域等に関する情報等であってもよい。トラフィックモニタ1012は、所定の期間又は継続する所定の期間・所定の又は所定以外のフローのトラフィック量を計測又は計測結果を統計処理する。計測場所とモニタの位置は同一でも別でもよく、例えば、他の箇所で計測した結果をモニタとして積算してもよい。
モニタ位置として例えば、PON ASICのハード、多重(分離)部、OLT内のスイッチ、DWA関連のハードウェア、集線スイッチ等の上位側の装置、vHGW等を含む少なくとも仮想的に下位側の装置や、仮想化機能を搭載するサーバ等いずれであってもよい。但し、DBA処理に係る機能部に近い方が、モニタ機能の更新頻度の高さや伝送路の占有率の低さや伝搬遅延の少なさ等の効果がある。DBA処理に係る機能部に遠い場合、複数装置の処理の集約し易さや他装置との共有のし易さやメモリ量はレジスタ量の制限の少なさ等の効果がある。リクエスト処理部1013は、割当対象からrequestを受信し、requestに含まれるリソースの割当に関する要求量を抽出する。例えば、状態取得部101は、NG−PON2においては上りフレームからBufOccを取得する機能部に相当する。
割当計算部102は、状態取得部101から出力された状態情報と、方針決定部103から出力される割当計算パラメータとを入力とする。割当計算部102は、入力された状態情報と、割当計算パラメータとに基づいて、DBA周期毎に帯域割当計算を行う。割当計算部102は、割当結果をgrant処理部104に設定する。なお、ここでDBA周期毎に帯域計算を行うとしたが、何らかの割当機会が到着することを意味する。これは以降の説明でも同様である。所定の割当機会の到着とは、DBA周期等と称する所定の時間の経過であってもよいし、その時間は固定であってもよいし、可変であってもよいし、更に時間到着以外の特定の条件、例えば要求やモニタ量や推定された要求量や外部等からの所定の情報量が所定の量以上集まった、又は、所定の量以下集まった、要求やモニタ量や推定された要求量や外部等からの所定の情報量が所定の回数以上または以下又は所定の頻度以上または以下で到着した、いずれかの機能部の処理量が所定の値以上または以下となった、上位側又は下位側の装置の輻輳状態が所定の値以上または以下になった、処理の順番がまわってきたなどのいずれか、又は、その組み合わせであってもよい。
割当計算パラメータとは、最大帯域設定値、保証帯域設定値、固定帯域設定値、最大帯域設定値割当優先、保証帯域設定値割当優先、固定帯域設定値割当優先、割当比率、未所要割当量(割当帯域)、割当順番、割当制限量、使用するアルゴリズムの切替指示、過剰分や欠損分の値、公平性の指標値、複数又は単数のBWmapや所定期間における割当対象毎の送信量(割当帯域)又は所定の基準時間でみた送信開始時間又は所定の基準時間でみた送信開始時間と送信量(割当帯域)、複数の「複数又は単数のBWmapや所定期間における割当対象毎の送信量(割当帯域)又は所定の基準時間でみた送信開始時間又は所定の基準時間でみた送信開始時間と送信量(割当帯域)」の組から使用する組、波長設定、複数の波長、符号、キャリア周波数、心線、コア毎、モード毎、符号毎及び(直交)周波数毎、又は、それらの少なくとも一部の組み合わせの設定等である。
また、割当計算部102は、方針決定パラメータを方針決定部103に出力する。方針決定パラメータとは、実行部3(割当計算部102を含むハードウェア)での割当又はその統計値を理想的な割当に修正するための割当計算パラメータを指示部5(例えば、方針決定部103)で計算するのに要する情報を表す。方針決定パラメータは、例えば、過去の要求量、割当量、利用量、利用率、未所要割当の利用率、外部装置からの情報及び割当計算のいずれかの段階の結果の少なくともいずれか一つの履歴又は統計量等である。
方針決定部103は、割当計算部102から出力された方針決定パラメータを入力とする。方針決定部103は、任意のタイミングで、入力された方針決定パラメータに基づいて割当計算パラメータを計算し、計算した割当計算パラメータを割当計算部102に出力する。
grant処理部104は、割当計算部102によって設定された割当結果に基づいてgrantを生成し、生成したgrantを送信する。例えば、grant処理部104は、NG−PON2においては、BWmapを作成し、作成したBWmapを送信する機能部に相当する。
各機能部(状態取得部101、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104)の実行部3と指示部5への帰属はユースケース毎に異なる。すなわち、各機能部が、実行部3と指示部5のいずれに属するかはユースケース毎に異なる。ユースケースの例を図3に示す。
図3には、ユースケース毎に、機能ブロック、DBA−API Get及びDBA−API Setの各項目が示されている。本実施形態では、3つのユースケース(ユースケース1、ユースケース2及びユースケース3)を例に説明する。ユースケース1はMFH(Mobile FrontHaul)向け連携DBAであり、ユースケース2はMFH向けNSR−DBA(Non Status Reporting DBA)であり、ユースケース3はマス向けSR−DBA(Status Reporting DBA)である。なお、ユースケース3においては、(a)(DBA機能の)フルソフト化の場合と、(b)(DBA機能の)一部ソフト化の場合とがある。DBA−API Getの項目は、DBA−APIのGetコマンドにより取得される情報を表す。DBA−API Setの項目は、DBA−APIのSetコマンドにより割当対象に設定する内容を表す。ここで、機能のハードウェア上への配置は例であり、性能上処理が可能であればソフトウェア処理で実装してもよい。
なお、本実施形態では、ユースケース毎に用いられるAPIとして、3種類のAPI(低速API、高速(帯域割当の機会、例えば帯域割当に関する固定または可変の周期での処理用)API及びイベントドリブンAPI)を想定する。低速APIは、初期化関数や高速アクセスを必要としない設定変更関数を提供するAPIである。高速APIは、帯域割当契機の度に、例えば帯域割当が周期的に行われその固定または可変の周期をDBA周期と呼ぶ場合に、単一又は複数又は分割した一つのDBA周期毎に呼び出される高速処理関数を提供するAPIである。イベントドリブンAPIは、初期化、タイマー完了等の特定の条件を満たした際、ONU登録削除時の自動処理関数などを提供するAPIである。なお、ONU登録削除をトリガに設定情報を変更するAPIは初期設定等を行う低速APIと同様とする。
APIは、FASAアプリケーションからFASA基盤に対する設定(get)と読出(set)の形で示す。例えば、DBA周期を設定する場合、外部のコントローラから設定・管理アプリに入力し、DBAアプリ(指示部5)がFASA API「get_DbaConfig」でDBA周期を読出し、「set_DbaConfig」を使って、FASA基盤(実行部3)にDBA周期を設定する。
APIは、入替・追加するFASAアプリケーションに依らずに共通的なAPIセットとし、共通的なAPIセットから各FASAアプリケーションで利用するAPIを選択する。従って、各DBAのAPIは同一のインタフェースである。例えば、低速API「get_AllocationDbaConfig」は複数DBAで共通に使用し、応答データから、それぞれのDBAで必要な情報を利用する。なお、割当対象IDは、NG−PON2ではAllocIDである。なお、APIで用いるコンフィグ番号は、設定パラメータのインデックスであり、インデックスと設定パラメータの対応は例えばひとまとまり等のプロファイルにしてもよいし、プロファイルにしなくてもよい。
なお、上記例では明記していないが、アプリ入替やアプリの一部或いは全機能のON/OFFのためのAPIを例えばイベントドリブンAPIや低速APIに備えることが望ましい。また、アプリにイベントを通知するon_ConfigUpdated等のAPIで、イベントドリブンAPIの対象とするイベントの種類の定義やイベント自体を登録するAPIを備えることが望ましい。また、イベントドリブンAPI等の例として、設定情報を変更する等のgetのAPIしか例示していないが、setのAPIも備えることが望ましい。また、エラー応答のためのAPIも備えることが望ましい。
図3に基づいて各ユースケースについて簡単に説明する。
(ユースケース1)
ユースケース1では、状態取得部101としての連携制御部1011、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、連携制御部1011及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、grant処理部104の機能のみを格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例が連携情報などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻等であることが表されている。MACチップは、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路で構成される。
(ユースケース2)
ユースケース2では、状態取得部101としてのトラフィックモニタ1012、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、トラフィックモニタ1012及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、トラフィックモニタ1012及びgrant処理部104の機能を格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例がトラフィック量などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻等であることが表されている。
(ユースケース3:(DBA機能の)フルソフト化)
ユースケース3の(DBA機能の)フルソフト化の場合には、状態取得部101としてのリクエスト処理部1013、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、リクエスト処理部1013及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、リクエスト処理部1013及びgrant処理部104の機能を格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例が要求量などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻などであることが表されている。
(ユースケース3:(DBA機能の)一部ソフト化)
ユースケース3の(DBA機能の)一部ソフト化の場合には、状態取得部101としてのリクエスト処理部1013、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、割当計算部102と、方針決定部103との間にDBA−APIが設けられる。また、リクエスト処理部1013、割当計算部102及びgrant処理部104の機能を格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例が割当計算パラメータなどであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が方針決定パラメータであることが表されている。
次に、各ユースケースについてより詳細に説明する。
(ユースケース1)
ユースケース1では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3又は外部装置から、連携情報を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振りして、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
ここで、SetとGetは指示部5が主導のやり取りを例に説明したが、実行部3が主導のやり取りであれば、SetとGetは逆転する。この場合、例えば、タイマー等を用いて一定周期で実行部3から指示部5にGetしに行ってもよいし、ONUとのやり取り等のイベントに応じて、実行部3から指示部5にGetしに行ってもよい。これは、他のユースケースやAPIや実施形態でも同様である。
更に、指示部5は方針決定部103と割当計算部102とで構成される例を示したが、指示部5は方針決定部103のみで、実行部3に割当計算部102が更に含まれるように構成されてもよい。この場合、DBA-API Set/Getは、後述するユースケース3(b)のマス向けSR-DBA((DBA機能の)一部ソフト化)と同様に、割当計算パラメータと方針決定パラメータであってもよい。また、連携制御部1011が指示部5であってもよい。なお、図3では、連携制御部1011が、DBA−APIの下側に配置されているが、連携制御部1011は実行部3の一部であってもよいし、実行部3以外の機能部であってもよいし、APIと異なるIFを介した得た情報を処理する指示部5の一部であってもよい。また、連携制御部1011の入力を直接grant処理部104に出力してもよい。なお、帰属は上記の例に限定されない。
MFH向け連携DBAのAPIの例を図4〜6に示す。
図4は、MFH向け連携DBAの低速APIの概要を示す図である。図4に示すように、低速API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。ここで、コンフィグ番号は、設定パラメータのインデックスである。コンフィグ情報としては、例えばDBA周期などが挙げられる。ここで、DBA周期で例示したが所定の割当契機の選択とその契機となる条件であってよい。また、図4に示すように、低速API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
指示部5から実行部3に対する設定(get)と読出(set)の形で説明すると、例えば、DBA周期を設定する場合、指示部5がFASAAPI「get_DbaConfig」でDBA周期を読み出し、「set_DbaConfig」を使って、実行部3にDBA周期を設定する。また、低速API「get_cooperationIfConfig」は、例えば連携制御部1011の動作周期や動作モード・連携先のシステム名・バージョン等を取得するためのコマンドである。
図5は、MFH向け連携DBAの高速APIの概要を示す図である。図5に示すように、高速API“get_DataSize”は、入力が“時刻、割当対象ID”であり、出力が“要求量”であり、“get_DataSize”の概要が“当該割当対象の要求量を取得”することであることが示されている。ここで、割当対象IDとは、割当対象を識別するための識別情報である。また、図5に示すように、高速API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
なお、高速API「get_DataSize」は、AllocID毎に個別に定義する場合、帯域要求時に設定するAllocID分のAPIをgetし、指定範囲で定義する場合、指定したAllocID分をまとめてgetする。送信開始時刻を指定しない高速API「set_GrantSize」は実行部3にて、送信開始時刻を指定する高速API「set_GrantSizeAndStartTime」と送信開始時刻を指定する高速API「set_StartTime」は実行部3にて、それぞれ送信開始時刻を決定する。
図6は、MFH向け連携DBAのイベントドリブンAPIの概要を示す図である。図6に示すように、イベントドリブンAPI“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のMFH向け連携DBAのAPIを用いて、例えば図7の処理が行なわれる。図7は、MFH向け連携DBAのシステム構成と動作シーケンス図である。図7に示すように、MFH向け連携DBAでは、外部装置(BBU)とOLTとの連携によって、厳しい遅延規定を満たす帯域割当を実現する。具体的には、外部装置が生成する各UEの上り送信制御情報に相当する無線リソース情報をOLTに通知することによって、OLTはSR−DBAにて必要であったONUからの送信要求情報を持つことなく、DBAを行うことを可能とする。無線リソース情報を通知する方法として、モバイルシステムのパラメータとして通知した後にOLTが各ONUに到着する上りデータ量と到着時刻の少なくともいずれか一方を算出する方法と、BBUから上りデータ量と到着時刻を直接通知する方法が考えられる。本DBAでは、外部装置との連携のため、従来のSR/NSR−DBAとは異なるDBAを実装可能なAPIが必要となる。以上の動作は例であり、これに限定されない。
なお、本ユースケースでは、MFH向け連携DBAとしたが、同様のAPIをMFH向け以外の他のビジネス向け、マス向けのDBAとして用いてもよい。
APIは、アルゴリズム等を入替・追加する指示部によらずに共通的なAPIセットとし、共通的なAPIセットから指示部5で利用するAPIを選択する。例えば、低速API「get_AllocationDbaConfig」は複数DBAで共通に使用し、応答データからそれぞれのDBAで必要な情報を利用する。なお、割当対象IDは、NG−PON2ではAllocIDである。
(ユースケース2)
ユースケース2では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3から、トラッフィク量を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振して、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
ここで、指示部5は方針決定部103と割当計算部102とで構成される例を示したが、指示部5は方針決定部103のみで、実行部3に割当計算部102が更に含まれるように構成されてもよい。DBA-API Set/Getは、後述するユースケース3(b)のマス向けSR-DBA((DBA機能の)一部ソフト化)と同様に、割当計算パラメータと方針決定パラメータであってもよい。更に、トラフィックモニタ1012が実行部3に備えられる構成を示したが、トラフィックモニタ1012は外部のスイッチ等の装置に備えられてもよい。
MFH向けNSR−DBAのAPIの例を図8〜10に示す。
図8は、MFH向けNSR−DBAの低速APIの概要を示す図である。図8に示すように、低速API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、図8に示すように、低速API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
図9は、MFH向けNSR−DBAの高速APIの概要を示す図である。図9に示すように、高速API“get_Traffic”は、入力が“モニタ番号”であり、出力が“モニタ結果”であり、“get_Traffic”の概要が“当該モニタ番号のモニタ結果を取得”することであることが示されている。ここで、モニタ番号とは、モニタしている対象を識別するための識別情報である。また、図9に示すように、高速API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
また、高速APIは、MFH向けNSR−DBAで他システムを同時収容し、DBA周期毎に関数を呼び出す際に用いる。高速API「get_Traffic」、「get_AllocIdTraffic」の計測単位は、AllocIDの特定のフローから複数ONUの合算値までの粒度で任意に設定する。主に、高速API「get_Traffic」、例えばOLT全体やOSU(Optical Subscriber Unit)全体やCT( Channel Termination)全体などAllocID毎でない単位、「get_AllocIdTraffic」はAllocID以下の単位である。「get_Traffic」、「get_AllocIdTraffic」の入力パラメータ(モニター単位)の粒度を設定するAPIとして、「set_TrafficMonitorConfig」等を設定すればよい。get_Request、get_AllocIdRequestTraffic、get_TimeDataSize、get_DataSize等でも同様である。
図10は、MFH向けNSR−DBAのイベントドリブンAPIの概要を示す図である。図10に示すように、イベントドリブンAPI“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のMFH向けNSR−DBAのAPIを用いて、例えば図11及び12の処理が行なわれる。図11及び12は、MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。図11及び12には、2種類のMFH向けNSR−DBAの概要を示す。これらは、固定帯域割当(FBA)をベースとしたNSR−DBAにより、SR−DBAで生じる制御信号の往復遅延を削減し、MFHの遅延要求を満足する低遅延な帯域割当を実現する。具体的には、トラフィックの統計データに基づくNSR−DBAを適用することによって、FBAで生じる過剰な割当帯域を削減しつつ、マス向けシステムとの共用等のシステム全体の効率化が可能になる。
一つ目のNSR−DBA(図11)は、TDD方式のモバイルシステムと、マス向け等の他のシステムを同時に収容する。本DBAでは、TDDの周期が推定可能なサンプリング速度でのトラフィック統計情報を利用するAPIが必要となる。
二つ目のNSR−DBA(図12)は、トラフィックの変動が1日〜1週間程度の時間軸で観測すると周期的になっていることに着目し、固定帯域割当でのトラフィック統計情報を元に次のトラフィック周期で必要な帯域を推定し、割当する。本DBAでは、長期にわたるトラフィック統計情報を利用するAPIが必要となる。
以上の動作は例であり、これに限定されない。
なお、本ユースケースでは、MFH向けNSR-DBAとしたが、同様のAPIをMFH向け以外の他のビジネス向け、マス向けのDBAとして用いてもよい。
(ユースケース3)
ユースケース3では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3から、要求量を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振して、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)の例を図13〜15に示し、マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の例を図16〜18に示す。図13は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)の低速APIの概要を示す図である。図13に示すように、低速API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、図13に示すように、低速API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。なお、低速APIの「get_CalcConfig」の「割当計算部のコンフィグ情報」は、例えば、割当対象毎の最大帯域、保証帯域等の設定情報を表す。
図14は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)の高速APIの概要を示す図である。図14に示すように、高速API“get_AllocIdRequest”は、入力が“割当対象ID”であり、出力が“uint32_t要求量”であり、“get_AllocIdRequest”の概要が“当該割当対象の要求量を取得”することであることが示されている。また、図14に示すように、高速API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
図15は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)のイベントドリブンAPIの概要を示す図である。図15に示すように、イベントドリブンAPI“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
図16は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の低速APIの概要を示す図である。図16に示すように、低速API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、図16に示すように、低速API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
図17は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の高速APIの概要を示す図である。図17に示すように、高速API“get_ParameterForPolicyMaking”は、入力が“方針決定用パラメータ番号”であり、出力が“方針決定用パラメータ値”であり、“get_ParameterForPolicyMaking”の概要が“当該パラメータ番号の値を取得”することであることが示されている。また、図17に示すように、高速API“set_ParameterForCalc”は、入力が“方針決定用パラメータ番号、割当計算用パラメータ”であり、出力が“なし”であり、“set_ParameterForCalc”の概要が“当該パラメータ番号の値を設定”することであることが示されている。高速API「方針決定用パラメータ」は、要求量や割当量の履歴等である。
図18は、マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)のイベントドリブンAPIの概要を示す図である。図18に示すように、イベントドリブンAPI“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のマス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化及び(DBA機能の)一部ソフト化)のAPIを用いて、例えば図19の処理が行なわれる。図19は、マス向けSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。図19において、OLT装置レベルの要求条件を下記に示す。帯域利用効率として、PON区間を伝送可能なビットレート(PON区間のオーバーヘッド分を除外したSDUのフルビットレート)に対するSNIからの出力レートの比が第1の値以上であること。UNI−SNI遅延(最優先クラス)として、最優先クラスフローレートの全ONU和<PON区間を伝送可能なビットレートとする(例えば、1500μ秒以内)。帯域公平性として、1周期内で割当帯域が理想的な割当に対して第2の値以内であること。遅延公平性として、DBAの周期内の割当順序の格差がないこと。優先制御として、上りで低優先フレームと高優先フレームが混在し、輻輳する場合に低優先フレームのみDropされること。具体的な処理としては後述するような処理であってもよい。
以上の動作は例であり、これに限定されない。
なお、本ユースケースでは、マス向けSR-DBAとしたが、同様のAPIをマス向け以外の他のビジネス向け、MFH向けのDBAとして用いてもよい。
上記のユースケースでは、MFH向けとマス向けでそれぞれ別に例示したが、割当対象、例えばONUやOLTやAlloc-IDやLLID毎のMFH向けやマス向けを混在してもよいし、同一割当対象に、連携とNSRとSRを混在してもよい。混在は、共存でも併用でも時間等での切替であってもよい。APIは少なくとも利用するAPIを揃えればよい。例えばAlloc-ID1−5は、MFH向け連携DBAを、Alloc−ID 6-10は、マス向けNSR-DBAを、Alloc-ID10−15は時間に応じてマス向け連携DBAとマス向けNSR-DBAを切替し、Alloc-ID15−20はマス向けNSR-DBAとSR-DBAの併用としてもよい。この場合、いずれかのAlloc-IDで使用する全APIを全Alloc-ID向けに備えてもよいし、各Alloc-IDで必要なAPIをそれぞれのAPI毎に備えていてもよい。
上記のユースケースで示したように、実行部3は、例えば、grant処理部104を備え、grant処理部104は、BWmap等の生成までを行ってもよいし、BWmapをONUに指示するフレーム生成する処理まで行ってもよい。
実行部3は、例えば、Request受信部を備え、grant処理部104は、Request情報の積算等の処理まで行ってもよいし、DBRu等の上りフレームからの読出までの処理を行ってもよい。
実行部3は、例えば、トラフィックモニタ1012を備え、トラフィックモニタ1012は、モニタ情報の積算等の処理まで行ってもよいし、モニタまで行ってもよい。
図30は、通信装置100が備えるDBA機能を実行する構成の別例を示す図である。DBA機能を実行する構成として、通信装置100は、状態取得部101、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104を備える。なお、DBA機能を実行する構成はこれに限定しない。
状態取得部101は、割当対象の上り帯域に関する情報を取得する。状態取得部101は、取得した情報を状態情報として割当計算部102に出力する。状態取得部101は、連携制御部1011、トラフィックモニタ1012及び申告処理部1014のいずれか又は全てを備える。なお、状態取得部101は、割当対象の上り帯域に関する情報を取得可能なその他の構成を備えるように構成されてもよい。また、状態取得部101の機能の一部、例えば連携制御部1011の一部、例えば情報を上り帯域に換算する計算等の処理をする機能を割当計算部102、方針決定部103、grant処理部104のいずれか、又はそれ以外に配置してもよい。
連携制御部1011は、例えば、モバイルシステム等から無線リソース情報等のスケジューリング情報を取得する。モバイルシステム等から取得するスケジューリング情報がOLTで使用するONUに到達する帯域(上りデータ量、到着時刻等)でない場合はONUに到達する帯域を算出してもよいし、モバイルシステムやモバイルシステムからDBAアプリまでの途中のFASA基盤又はモバイルシステム以外の外部装置で算出してもよい。なお、モバイルシステムからのスケジューリング情報としたが、連携制御部1011が取得する情報はBBU等からOLT向けに誂えた専用の情報であってもよいし、BBUとRRH、ネットワーク側とUE、アンテナ間等でそれぞれでやり取りする通信許可や帯域等に関する情報等であってもよい。トラフィックモニタ1012は、所定の期間又は継続する所定の期間・所定の又は所定以外のフローのトラフィック量を計測又は計測結果を統計処理する。計測場所とモニタの位置は同一でも別でもよく、例えば、他の箇所で計測した結果をモニタとして積算してもよい。モニタ位置として例えば、PON ASICのハード、多重(分離)部、OLT内のスイッチ、DWA関連のハードウェア、集線スイッチ等の上位側の装置、vHGW等を含む少なくとも仮想的に下位側の装置や、仮想化機能を搭載するサーバ等いずれであってもよい。但し、DBA処理に係る機能部に近い方が、モニタ機能の更新頻度の高さや伝送路の占有率の低さや伝搬遅延の少なさ等の効果がある。遠い場合、複数装置の処理の集約し易さや他装置との共有のし易さやメモリ量はレジスタ量の制限の少なさ等の効果がある。申告処理部1014は、割当対象の上り帯域に関する申告を受信し、申告に含まれるリソースの割当に関する要求量を抽出する。例えば、状態取得部101は、NG−PON2においては上りフレームからBufOccを取得する機能部に相当する。
割当計算部102は、状態取得部101から出力された状態情報と、方針決定部103から出力される割当計算パラメータとを入力とする。割当計算部102は、入力された状態情報と、割当計算パラメータとに基づいて、DBA周期毎に帯域割当計算を行う。割当計算部102は、割当結果をgrant処理部104に設定する。なお、ここでDBA周期毎に帯域計算を行うとしたが、何らかの割当機会が到着することを意味する。これは以降の説明でも同様である。所定の割当機会の到着とは、DBA周期等と称する所定の時間の経過であってもよいし、その時間は固定であってもよいし、可変であってもよいし、更に時間到着以外の特定の条件、例えば要求やモニタ量や推定された要求量や外部等からの所定の情報量が所定の量以上または以下集まったとか、要求やモニタ量や推定された要求量や外部等からの所定の情報量が所定の回数以上または以下又は所定の頻度以上または以下で到着したとか、いずれかの機能部の処理量が所定の値以上または以下となったとか、上位側又は下位側の装置の輻輳状態が所定の値以上または以下になったとか、処理の順番がまわってきたとかのいずれかや又はその組み合わせであってもよい。
割当計算パラメータとは、上記と同様に、最大帯域設定値、保証帯域設定値、固定帯域設定値、最大帯域設定値割当優先、保証帯域設定値割当優先、固定帯域設定値割当優先、割当比率、未所要割当量(割当帯域)、割当順番、割当制限量、使用するアルゴリズムの切替指示、過剰分や欠損分の値、公平性の指標値、複数又は単数のBWmapや所定期間における割当対象毎の送信量(割当帯域)又は所定の基準時間でみた送信開始時間又は所定の基準時間でみた送信開始時間と送信量(割当帯域)、複数の「複数又は単数のBWmapや所定期間における割当対象毎の送信量(割当帯域)又は所定の基準時間でみた送信開始時間又は所定の基準時間でみた送信開始時間と送信量(割当帯域)」の組から使用する組、波長設定、複数の波長、符号、キャリア周波数、心線、コア毎、モード毎、符号毎及び(直交)周波数毎、又は、それらの少なくとも一部の組み合わせの設定等である。
また、割当計算部102は、方針決定パラメータを方針決定部103に出力する。方針決定パラメータとは、実行部3(割当計算部102を含むハードウェア)での割当又はその統計値を理想的な割当に修正するための割当計算パラメータを指示部5(例えば、方針決定部103)で計算するのに要する情報を表す。方針決定パラメータは、例えば、過去の要求量、割当量、利用量、利用率、未所要割当の利用率、外部装置からの情報及び割当計算のいずれかの段階の結果の少なくともいずれか一つの履歴又は統計量等である。
方針決定部103は、割当計算部102から出力された方針決定パラメータを入力とする。方針決定部103は、任意のタイミングで、入力された方針決定パラメータに基づいて割当計算パラメータを計算し、計算した割当計算パラメータを割当計算部102に出力する。
grant処理部104は、割当計算部102によって設定された割当結果に基づいてgrantを生成し、生成したgrantを送信する。例えば、grant処理部104は、NG−PON2においては、BWmapを作成し、作成したBWmapを送信する機能部に相当する。
各機能部(状態取得部101、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104)の実行部3と指示部5への帰属はユースケース毎に異なる。すなわち、各機能部が、実行部3と指示部5のいずれに属するかはユースケース毎に異なる。ユースケースの例を図31に示す。
図31には、ユースケース毎に、機能ブロック、DBA−API Get及びDBA−API Setの各項目が示されている。本実施形態では、3つのユースケース(ユースケース1、ユースケース2及びユースケース3)を例に説明する。ユースケース1はMFH向け光モバイル連携DBAであり、ユースケース2はMFH向けNSR−DBAであり、ユースケース3はマス向けSR−DBAである。なお、ユースケース3においては、(a)(DBA機能の)フルソフト化の場合に加え、従来のPONのMACチップ等と同様な構成としてDBAの一部(方式決定部)のみを実装する(b)(DBA機能の)一部ソフト化の場合とを示した。なお、ユースケース1及び2でも3と同様に一部ソフト化してもよい。DBA−API Getの項目は、DBA−APIのGetコマンドにより取得される情報を表す。DBA−API Setの項目は、DBA−APIのSetコマンドにより割当対象に設定する内容を表す。ここで、機能のハードウェア上への配置は例であり、性能上処理が可能であればソフトウェア処理で実装してもよい。
DBAは、各ONUの上り帯域(送信可能タイムスロット)を割当する処理であり、ONUからの申告をもとに各ONUに動的に帯域を割当するSR−DBAと、ONUからの申告を用いないNSR−DBAに分類できる。ONUからの申告をもとに各ONUに動的に帯域を割当するSR−DBAでは、ONUの申告に応じた帯域利用効率の高い割当ができる一方で、OLT−ONU間の制御信号の往復に時間を要する。そのため、MFHの遅延規定を満たすことが困難である。そこで、外部装置から帯域割当に必要な情報を取得する光モバイル連携DBAと、トラフィック予測に基づき帯域割当するNSR−DBAの例である。
以上のユースケースに対応するために、FASA基盤はPONの標準で規定されている申告処理機能、grant処理機能に加えて、連携制御機能、トラフィックモニタ機能を有し、連携情報取得、トラフィック量取得、要求量取得、割当計算パラメータ取得、割当量設定、送信開始時刻設定、方針決定パラメータ設定のAPIを提供する必要がある。
APIは、FASAアプリケーションからFASA基盤に対する設定(get)と読出(set)の形で示す。例えば、DBA周期を設定する場合、外部のコントローラから設定・管理アプリに入力し、DBAアプリ(指示部5)がAPI“get_DbaConfig”でDBA周期を読出し、API“set_DbaConfig”を使って、FASA基盤(実行部3)にDBA周期を設定する。
APIは、入替・追加するFASAアプリケーションに依らずに共通的なAPIセットとし、共通的なAPIセットから各FASAアプリケーションで利用するAPIを選択する。本実施例及びその他の実施例では、ITU−Tを中心に記述するが、IEEEも対象である。従って、各DBAのAPIは同一のインタフェースである。例えば、API“get_AllocationDbaConfig”は複数DBAで共通に使用し、応答データから、それぞれのDBAで必要な情報を利用する。なお、割当対象IDは、NG−PON2ではAllocIDである。なお、APIで用いるコンフィグ番号は、設定パラメータのインデックスであり、インデックスと設定パラメータの対応は例えばひとまとまり等のプロファイルにしてもよいし、プロファイルにしなくてもよい。
なお、例では明記していないが、アプリ入替やアプリの一部あるいは全機能のON/OFFのためのAPIを備えることが望ましい。例えば、API“on_Killed”である。これは、DBAアプリケーション入替時のデータ引継処理に関するもので、例えば、累積割当量の計算など、単に「on_Processを実行しない」だけでは実現できない処理を実行する。また、アプリにイベントを通知する“on_ConfigUpdated”等のAPIで、APIの対象とするイベントの種類の定義やイベント自体を登録するAPIを備えることが望ましい。また、API等の例として、設定情報を変更する等のgetのAPIしか例示していないが、setのAPIも備えることが望ましい。また、エラー応答のためのAPIも備えることが望ましい。
図31に基づいて各ユースケースについて簡単に説明する。
(ユースケース1)
ユースケース1では、状態取得部101としての連携制御部1011、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、連携制御部1011及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、grant処理部104の機能はハードウェア(MACチップ)が用いられる。(ハードウェア上に、当該ユースケースが使用しない機能を備えていてもよい)Getコマンドにより取得される情報の具体例が連携情報などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻等であることが表されている。MACチップは、LSIで構成される。
(ユースケース2)
ユースケース2では、状態取得部101としてのトラフィックモニタ1012、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、トラフィックモニタ1012及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、トラフィックモニタ1012及びgrant処理部104の機能は格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例がトラフィック量などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻等であることが表されている。
(ユースケース3:(DBA機能の)フルソフト化)
ユースケース3の(DBA機能の)フルソフト化の場合には、状態取得部101としての申告処理部1014、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、申告処理部1014及びgrant処理部104と、割当計算部102との間にDBA−APIが設けられる。また、申告処理部1014及びgrant処理部104の機能は格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例が要求量などであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が割当量、送信開始時刻などであることが表されている。
(ユースケース3:(DBA機能の)一部ソフト化)
ユースケース3の(DBA機能の)一部ソフト化の場合には、状態取得部101としての申告処理部1014、割当計算部102、方針決定部103及びgrant処理部104が備えられる。そして、割当計算部102と、方針決定部103との間にDBA−APIが設けられる。また、申告処理部1014、割当計算部102及びgrant処理部104の機能は格納したハードウェア(MACチップ)が用いられる。Getコマンドにより取得される情報の具体例が割当計算パラメータなどであり、Setコマンドにより割当対象に設定する内容の具体例が方針決定パラメータであることが表されている。
次に、各ユースケースについてより詳細に説明する。
(ユースケース1)
ユースケース1では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3又は外部装置から、連携情報を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振りして、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
ここで、SetとGetは指示部5が主導のやり取りを例に説明したが、実行部3が主導のやり取りであれば、SetとGetは逆転する。この場合、例えば、タイマー等を用いて一定周期で実行部3から指示部5にGetしに行ってもよいし、ONUとのやり取り等のイベントに応じて、実行部3から指示部5にGetしに行ってもよい。これは、他のユースケースやAPIや実施形態でも同様である。
更に、指示部5は方針決定部103と割当計算部102とで構成される例を示したが、指示部5は方針決定部103のみで、実行部3に割当計算部102が更に含まれるように構成されてもよい。この場合、DBA-API Set/Getは、後述するユースケース3(b)のマス向けSR-DBA((DBA機能の)一部ソフト化)と同様に、割当計算パラメータと方針決定パラメータであってもよい。また、連携制御部1011が指示部5であってもよい。なお、図3では、連携制御部1011が、DBA−APIの下側に配置されているが、連携制御部1011は実行部3の一部であってもよいし、実行部3以外の機能部であってもよいし、APIと異なるIFを介した得た情報を処理する指示部5の一部であってもよい。また、連携制御部1011の入力を直接grant処理部104に出力してもよい。なお、帰属は上記の例に限定されない。
DBAの各ユースケース(MFH向け光モバイル連携DBA、MFH向けNSR−DBA、マス向けSR−DBA(DBA機能のフルソフト化)、マス向けSR−DBA(DBA機能の一部ソフト化))のAPIの概要を図32A及び図32Bに示す。図32A及び図32Bにおける「ユースケース」列は、各ユースケースとAPIの対応を示す。すなわち、各APIは、「ユースケース」の「1」「2」「3a」「3b」のうちチェックが入ったユースケース(MFH向け光モバイル連携DBA、MFH向けNSR−DBA、マス向けSR−DBA(DBA機能のフルソフト化)、マス向けSR−DBA(DBA機能の一部ソフト化))で利用される。例えば、図32Aに示すように、API“on_Init”は、入力が“なし”であり、出力が“なし”であり、“on_Init”の概要が“初期化時に呼び出されるコールバック関数”であり、全てのユースケースで利用されることが示されている。なお、図32A及び図32Bでは、イベント駆動型のDBAプログラムを想定する。
APIは、追加や入替するDBAのFASAアプリケーション(DBAアプリ)によらずに共通的なAPIセットとし、共通的なAPIセットから各DBAアプリで利用するAPIを選択する。例えば、API“get_AllocationDbaConfig”、“set_GrantSize”、“set_GrantSizeAndStartTime”はDBAアプリで共通に利用し、“get_CooperationConfig”、“get_DataSize”、“get_Traffic”、“get_AllocUnitTraffic”、“get_CalcConfig”は特定のDBAアプリが利用する。共通に利用する“get_AllocationDbaConfig”は、応答データから、それぞれのDBAアプリで必要な情報を取得する。送信開始時刻を指定しないAPI“set_GrantSize”はFASA基盤にて、送信開始時刻を指定するAPI“set_GrantSizeAndStartTime”はFASAアプリケーションにて、それぞれ送信時間開始時刻を決定する。
図32A及び図32Bの「割当対象」は、DBAで帯域割当の対象となる論理パスを示す。割当対象番号は、割当対象のインデックスである。コンフィグ番号は、設定パラメータのインデックスである。モニタ番号は、トラフィックモニタの計測対象のインデックスである。方針決定用パラメータは、方針決定部の計算で用いられるパラメータである。割当計算用パラメータは、割当計算部の計算で用いられるパラメータである。
本ユースケースでは、例えば、図32A及び図32Bでユースケース1の欄にチェックのあるAPIが、MFH向け光モバイル連携DBAの利用するAPIの例である。例えばAPI“get_CooperationConfig”は、連携制御部1011の動作周期や動作モード、連携先のシステム名、バージョン等を取得する。API“get_DataSize”は、帯域割当毎に呼出される。API“get_DataSize”は、個別あるいは指定範囲の割当対象をまとめて取得する。図32A及び図32Bに示すように、API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。ここで、コンフィグ番号は、設定パラメータのインデックスである。コンフィグ情報としては、例えばDBA周期などが挙げられる。ここで、DBA周期で例示したが所定の割当契機の選択とその契機となる条件であってもよい。また、API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
指示部5から実行部3に対する設定(get)と読出(set)の形で説明すると、例えば、DBA周期を設定する場合、指示部5がAPI「get_DbaConfig」でDBA周期を読み出し、「set_DbaConfig」を使って、実行部3にDBA周期を設定する。また、API「get_cooperationIfConfig」は、例えば連携制御部1011の動作周期や動作モード・連携先のシステム名・バージョン等を取得するためのコマンドである。
API“get_DataSize”は、入力が“時刻、割当対象ID”であり、出力が“要求量”であり、“get_DataSize”の概要が“当該割当対象の要求量を取得”することであることが示されている。ここで、割当対象IDとは、割当対象を識別するための識別情報である。また、API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
なお、API「get_DataSize」は、AllocID毎に個別に定義する場合、帯域要求時に設定するAllocID分のAPIをgetし、指定範囲で定義する場合、指定したAllocID分をまとめてgetする。送信開始時刻を指定しないAPI「set_GrantSize」は実行部3にて、送信開始時刻を指定するAPI「set_GrantSizeAndStartTime」と送信開始時刻を指定するAPI「set_StartTime」は実行部3にて、それぞれ送信開始時刻を決定する。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のMFH向け光モバイル連携DBAのAPIを用いて、例えば図33の処理が行なわれる。図33は、MFH向け光モバイル連携DBAのシステム構成と動作シーケンス図である。図33に示すように、MFH向け光モバイル連携DBAでは、BBUとOLTとの連携によって、MFHの遅延規定を満たす帯域割当を実現する。具体的には、ONUからの申告の代わりに、BBUが生成する各UEの上り送信制御情報に相当する無線リソース情報から帯域割当情報(各ONUの上り帯域、送信可能タイムスロットの割当)DBAアプリあるいはそれ以外のFASA基盤や外部装置等で算出して帯域割当する。無線リソース情報を通知する方法として、モバイルシステムのパラメータとして通知した後にOLTが各ONUに到着する上りデータ量と到着時刻の少なくともいずれか一方を算出する方法と、BBUから上りデータ量と到着時刻を直接通知する方法が考えられる。本DBAでは、外部装置との連携のため、可能なAPIが必要となる。以上の動作は例であり、これに限定されない。
なお、本ユースケースでは、MFH向け光モバイル連携DBAとしたが、同様のAPIをMFH向け以外の他のビジネス向け、マス向けのDBAとして用いてもよい。
APIは、アルゴリズム等を入替・追加する指示部によらずに共通的なAPIセットとし、共通的なAPIセットから指示部5で利用するAPIを選択する。例えば、API「get_AllocationDbaConfig」は複数DBAで共通に使用し、応答データからそれぞれのDBAで必要な情報を利用する。なお、割当対象IDは、NG−PON2ではAllocIDである。
(ユースケース2)
ユースケース2では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3から、トラッフィク量を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振して、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
ここで、指示部5は方針決定部103と割当計算部102とで構成される例を示したが、指示部5は方針決定部103のみで、実行部3に割当計算部102が更に含まれるように構成されてもよい。DBA-API Set/Getは、後述するユースケース3(b)のマス向けSR-DBA((DBA機能の)一部ソフト化)と同様に、割当計算パラメータと方針決定パラメータであってもよい。更に、トラフィックモニタ1012が実行部3に備えられる構成を示したが、トラフィックモニタ1012は外部のスイッチ等の装置に備えられてもよい。
図32A及び図32Bでユースケース2の欄にチェックのあるAPIが、MFH向けNSR−DBAの利用するAPIの例である。例えばAPI“get_Traffic”、“get_AllocUnitTraffic”は帯域割当毎に呼出される。API“get_Traffic”は複数OLTあるいは複数OSUあるいは複数CT(Channel Termination)のフローを、API“get_AllocUnitTraffic”は割当対象の全体あるいは割当対象の特定のフローを、それぞれ主に計測対象とする。API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
API“get_Traffic”は、入力が“モニタ番号”であり、出力が“モニタ結果”であり、“get_Traffic”の概要が“当該モニタ番号のモニタ結果を取得”することであることが示されている。ここで、モニタ番号とは、モニタしている対象を識別するための識別情報である。また、API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
また、API「get_Traffic」、「get_AllocIdTraffic」の計測単位は、AllocIDの特定のフローから複数ONUの合算値までの粒度で任意に設定する。主に、API「get_Traffic」、例えばOLT全体やOSU(Optical Subscriber Unit)全体やCT全体などAllocID毎でない単位、「get_AllocIdTraffic」はAllocID以下の単位である。「get_Traffic」、「get_AllocIdTraffic」の入力パラメータ(モニター単位)の粒度を設定するAPIとして,「set_TrafficMonitorConfig」等を設定すればよい。get_Report、get_AllocIdReportTraffic、get_TimeDataSize、get_DataSize等でも同様である。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のMFH向けNSR−DBAのAPIを用いて、例えば図34及び図35の処理が行なわれる。図34及び図35は、MFH向けNSR−DBAのAPIによる動作例を示す図である。図34及び図35には、2種類のMFH向けNSR−DBAの概要を示す。これらは、固定帯域割当(FBA)をベースとしたNSR−DBAにより、SR−DBAで生じる制御信号の往復遅延を削減し、MFHの遅延規定を満たす帯域割当を実現する。具体的には、トラフィックの統計データに基づくNSR−DBAを適用することによって、FBAで生じる過剰な割当帯域を削減しつつ、マス向けシステムとの共用等のシステム全体の効率化が可能になる。
一つ目のNSR−DBA(図34)は、TDD方式のモバイルシステムのTDD周期を推定し、TDD周期に応じた帯域割当する。本DBAでは、TDDの周期が推定可能なサンプリング速度でのトラフィック統計情報を利用するAPIが必要となる。
二つ目のNSR−DBA(図35)は、トラフィックの変動が1日〜1週間程度の時間軸で観測すると周期的になっていることに着目し、FBAでのトラフィック統計情報を元に次のトラフィック周期で必要な帯域を推定し、割当する。本DBAでは、長期にわたるトラフィック統計情報を利用するAPIが必要となる。
以上の動作は例であり、これに限定されない。なお、本ユースケースでは、MFH向けNSR-DBAとしたが、同様のAPIをMFH向け以外の他のビジネス向け、マス向けのDBAとして用いてもよい。
(ユースケース3)
ユースケース3では、一例として割当計算部102及び方針決定部103が指示部5として構成され、grant処理部104が実行部3として構成される。指示部5が、実行部3から、要求量を取得(DBA−API Get)し、実行部3(grant処理部104)に出力(DBA−API Set)する。DBA-API Setが割当量のみの場合は、実行部3が送信開始時刻を各割当対象に割振して、BWmap等のgrant情報を生成する。DBA-API Setが、送信開始時刻と割当量との場合は、得た通りに各割当対象の送信開始時刻と割当量に従ったgrant情報を生成する。
マス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化の場合)、マス向けSR−DBA((DBA機能の)一部ソフト化の場合)の例を示す。図32A及び図32Bでユースケース3aの欄にチェックのあるAPIがマス向けSR−DBA(DBA機能のフルソフト化)で利用するAPIの例である。例えばAPI“get_ReportSize”は帯域割当毎に呼出される。API“get_ReportSize”は、個別又は指定範囲の割当対象のいずれかの値を取得対象とする。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。なお、APIの「get_CalcConfig」の「割当計算部のコンフィグ情報」は、例えば、割当対象毎の最大帯域、保証帯域等の設定情報を表す。
API“get_AllocIdReport”は、入力が“割当対象ID”であり、出力が“uint32_t要求量”であり、“get_AllocIdReport”の概要が“当該割当対象の要求量を取得”することであることが示されている。また、API“set_GrantSize”は、入力が“割当対象ID、割当量”であり、出力が“なし”であり、“set_GrantSize”の概要が“当該割当対象に対する割当量をgrant末尾に追加”することであることが示されている。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
また、図32A及び図32Bでユースケース3bの欄にチェックのあるAPIがマス向けSR−DBA(DBA機能の一部ソフト化)で利用するAPIの例である。API“get_CalcConfig”の“割当計算部のコンフィグ情報”は、例えば割当対象毎の最大帯域、保証帯域等の設定情報である。“方針決定用パラメータ”は要求量や割当量の履歴等である。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。また、API“set_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号、設定値”であり、出力が“なし”であり、“set_DbaConfig”の概要が“当該割当対象のDBAコンフィグ情報を設定”することであることが示されている。
API“get_ParameterForPolicyMaking”は、入力が“方針決定用パラメータ番号”であり、出力が“方針決定用パラメータ値”であり、“get_ParameterForPolicyMaking”の概要が“当該パラメータ番号の値を取得”することであることが示されている。また、API“set_ParameterForCalc”は、入力が“方針決定用パラメータ番号、割当計算用パラメータ”であり、出力が“なし”であり、“set_ParameterForCalc”の概要が“当該パラメータ番号の値を設定”することであることが示されている。API「方針決定用パラメータ」は、要求量や割当量の履歴等である。
API“get_DbaConfig”は、入力が“コンフィグ番号”であり、出力が“設定値”であり、“get_DbaConfig”の概要が“DBAコンフィグ情報を取得”することであることが示されている。
上記のマス向けSR−DBA((DBA機能の)フルソフト化及び(DBA機能の)一部ソフト化)のAPIを用いて、マス向けSR−DBAの要求条件を満たす帯域割当行う。マス向けSR−DBAでは、各ONUの申告から抽出した要求量をもとに、各ONUに動的に帯域割当を行う。よって、本DBAでは、各ONUの申告から要求量を抽出するAPIが必要である。
マス向けSR−DBAの要求条件を以下に示す。
・帯域利用効率(PON帯域※1に対するSNI出力帯域の比):x%以上
・UNI−SNI遅延(最優先クラス※2):1500マイクロ秒以内※3
・帯域公平性(理想的な割当帯域※4に対する実割当帯域の比):y%以内
・遅延公平性(同一サービスの利用者間の平均遅延の差):z%以内
・優先制御:輻輳時に最優先クラス※2以外の低優先フレームのみ廃棄されること
※1: オーバーヘッド分を除外したPON区間のデータ帯域
※2: 全ONUの最優先クラスフロー帯域の総和≦PON帯域
※3: ITU-T G.989.3
※4: 例えば、MaxMin公平
上記の要求条件は例であり、サービス毎あるいは通信事業者毎に異なる。本DBAでは、要求条件の追加や入替に対応可能なAPIが必要となる。
また、本DBAでは、処理性能等の観点から、処理の一部をPONのMACチップ等の専用ハードウェアに実装するためのAPIも規定する。具体的な処理としては後述するような処理であってもよい。
以上の動作は例であり、これに限定されない。
なお、本ユースケースでは、マス向けSR-DBAとしたが、同様のAPIをマス向け以外の他のビジネス向け、MFH向けのDBAとして用いてもよい。
上記のユースケースでは、MFH向けとマス向けでそれぞれ別に例示したが、割当対象、例えばONUやOLTやAlloc-IDやLLID毎のMFH向けやマス向けを混在してもよいし、同一割当対象に、連携とNSRとSRを混在してもよい。混在は、共存でも併用でも時間等での切替であってもよい。APIは少なくとも利用するAPIを揃えればよい。例えばAlloc-ID1−5は、MFH向け光モバイル連携DBAを、Alloc−ID6−10は、マス向けNSR-DBAを、Alloc-ID10−15は時間に応じてMFH向け光モバイル向け連携DBAとマス向けNSR-DBAを切替し、Alloc-ID15−20はマス向けNSR-DBAとSR-DBAの併用としもよい。この場合、いずれかのAlloc-IDで使用する全APIを全Alloc-ID向けに備えてもよいし、各Alloc-IDで必要なAPIをそれぞれのAPI毎に備えていてもよい。
上記のユースケースで示したように、実行部3は、例えば、grant処理部104を備え、grant処理部104は、BWmap等の生成までを行ってもよいし、BWmapをONUに指示するフレーム生成する処理まで行ってもよい。
実行部3は、例えば、申告受信部を備え、grant処理部104は、申告情報の積算等の処理まで行ってもよいし、DBRu等の上りフレームからの読出までの処理を行ってもよい。
実行部3は、例えば、トラフィックモニタ1012を備え、トラフィックモニタ1012は、モニタ情報の積算等の処理まで行ってもよいし、モニタまで行ってもよい。
BWmap等の生成としては、例えば、同一宛先に所定の帯域又は所定の帯域設定で繰り返し割当を行う。
指示部5は、実行部3の割当が通信事業者やサービスによって異なるサービスポリシーに応じた所望の状態に近づくように実行部3に指示する。例えば、実行部3における割当の情報を検出し、検出結果と所望の割当となるように、実行部3における割当の割当、割当結果、割当履歴、割当に伴うデータ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴を検出し、検出結果が所望の割当に近づくように、実行部3に以下の(a)から(e)のいずれかを指示する。
(a)割当対象の少なくとも一部に対する割当抑止又は優先割当(実施形態1.1)
(b)帯域設定の変更(実施形態1.2)
(c)割当(実施形態1.3)
(d)割当の順番(実施形態1.4)
(e)割当/割当設定の切替(実施形態1.5)
実施形態に係るOLTは、実行部3における割当が所望の割当に近づくように指示部5が指示を行うため、実行部3で少なくとも割当に関する判定アルゴリズムやソフトウェアを変更することなく、割当処理の判定アルゴリズムやポリシーを変更できる。本実施形態は、変更する必要がない限り時間が経過して、宛先毎に同一の所定の帯域又は帯域設定で割当が継続される。「継続」については、変更する指示が来ない限り継続する。なお、継続する最少時間としては、指示に実行部3が応答に要する時間と、指示部5での指示作成に要する時間と、指示部5と実行部3の通信時間の総和以上となる。指示部5からの指示と実行部3の応答は同一又は整数倍又は整数分の1に比例する関係の周期且つ同期することが望ましいが、指数平均等の履歴を少なくとも一部継続し検出する処理を用いれば周期同士が倍数関係等になくとも非同期であってもよい。周期はDBAやDWAやDWBA等の割当に関する周期であってもよく、割当が少なくとも要求有又は要求有と予測される割当対象への割当が一巡する周期であってもよい。
実行部3における割当の情報は、実行部3における割当又は割当結果又は割当履歴又は割当に伴うデータ導通又は導通履歴又は要求又は要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴の少なくともいずれかを含む。「要求」は、ONUの申告で上り帯域/送信時間を要求するもの又はそれを予測したものをいう。要求、要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴は、一部又は全てを実行部3で処理や保持してもよいし、一部又は全てを指示部5で処理や保持してもよいし、一部又は全てを実行部3と指示部5で独立して処理や保持してもよいし、一部又は全てを実行部3又は指示部5の一方で処理や保持して他方に渡してもよいし、一部又は全てを実行部3及び指示部5以外で処理や保持して実行部3又は指示部5の少なくとも一方に渡してもよい。要求は、要求自体を用いてもよいし、割当、割当結果、割当履歴、データ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴等から予測した予測を用いてもよいし、両者を併用してもよい。要求の予測は少なくともその一部を実行部3又は指示部5又はそれ以外で実施してもよいし、要求の実施個所で、割当又は割当結果又は割当履歴又はデータ導通又は導通履歴又は要求又要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴等の予測に必要な情報の入力を受けるのが望ましい。
データ導通は、実行部3、指示部5、それ以外の箇所例えば主信号が導通する後述のスイッチ部(SW)12、スイッチ部(SW)13、プロキシ部15、主信号或いは制御信号のネットワークの上位側の装置のいずれで検出してもよい。導通量の処理や、データ導通の履歴である導通履歴は、実行部3、指示部5、それ以外の箇所例えば主信号が導通する後述のSW12、SW13、プロキシ部15、上位側の装置やオペレーションシステムやコントローラ等の導通量の検出結果を処理や保持する箇所で処理や保持してもよい。
オペレーションシステムやコントローラ等で実施の場合、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)やNETCONF(Network Configuration Protocol)やオープンフロー等でオペレーションシステムやコントローラ等に入力されるトラフィック情報を処理や保持すればよい。導通、導通履歴、割当、割当結果、割当履歴も要求や要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴を、その一部又は全てを実行部3や指示部5やそれ以外のいずれか又はその全てで用いたり、相互に渡したりしてもよい。
実行部3で受信した要求、実行部3で受信した要求に基づき実行部3で予測した要求、予測受信に基づき予測することが主と考えられるが、以下の構成であってもよい。
・指示部5で要求を終端して利用する構成。実行部3は要求によらずに割当を行い、指示部5でのみ要求を利用する。
・指示部5で要求を終端し、指示部5での利用有無のいずれかで、要求又は要求予測を実行部3に転送する構成。
・実行部3と指示部5の両方で要求を終端してそれぞれ独立に利用する構成。
・実行部3で要求を終端して、実行部3で利用する構成。
・実行部3で要求を終端して、実行部3での利用有無のいずれかで、要求又は要求予測を指示部5に転送する構成。
・指示部5で要求を終端して要求履歴、外部装置からの情報、外部装置からの情報の履歴の少なくとも1つを指示部5で保持する構成。
・指示部5で要求を終端して、指示部5での利用有無のいずれかで、要求履歴、外部装置からの情報、外部装置からの情報の履歴の少なくとも1つを実行部3で保持する構成。
・実行部3と指示部5の両方で要求を終端して、実行部3と指示部5の両方で要求履歴、外部装置からの情報、外部装置からの情報の履歴の少なくとも1つを保持する構成。
・実行部3で要求を終端して、実行部3で要求履歴、外部装置からの情報、外部装置からの情報の履歴の少なくとも1つを保持する構成。
・実行部3で要求を終端して、要求履歴、外部装置からの情報、外部装置からの情報の履歴の少なくとも1つを指示部5に保持する構成。
(実施形態1.1)
本実施形態では、TWDM−PONの1波長の中の時分割多重での帯域割当を中心に例示するが、時分割多重、波長分割多重、心線分割多重、コア分割多重、モード分割多重、符号分割多重及び(直交)周波数分割多重等の他の分割多重の少なくとも一つの組み合わせで割当してもよい。この場合、分割多重する波長、心線、コア、モード、符号及び(直交)周波数等の他の分割多重の和を割当すれば同様である。例えば、10Gbit/s/λの4波長であれば40Gbit/sを、10Gbit/sと20Gbit/sの心線が1心線ずつであれば30Gbit/sを、10Gbit/s/λの4波長が2心線であれば80Gbit/sを割当し、指示は割当されるものの組み合わせですればよい。ここで、割当は、割当される対象に応じて、割当帯域、波長、心線、コア、モード、符号及び(直交)周波数のいずれか、又は、割当帯域、波長、心線、コア、モード、符号及び(直交)周波数毎の割当帯域のいずれか、又は、それらの総和の割当帯域のいずれかであってもよい。
本実施形態の実行部3は、同一宛先に所定の帯域、波長、心線、コア、モード、符号及び(直交)周波数のいずれか、又は、それらの少なくともいずれかの組み合わせで割当を継続する。本実施形態の指示部5は、実行部3の割当、割当結果、割当履歴、割当に伴うデータ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴を検出し、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように割当対象の少なくとも一部に対する割当抑止又は優先割当を実行部3に指示する。
所定の帯域は、平均的には、割当対象(例えば、ONU、ONUのキュー、ONUのクラスバッファ、Alloc−ID(Allocation Identifier)、T−CONT(Transmission Container)及びLLID(Logical Link ID(IDentifier))等)毎の固定帯域設定があればその固定帯域設定値を下限として、最大帯域設定があればその最大帯域設定値を、又は、複数割当対象で利用可能な総帯域があればその総帯域の値を、又は、両者があればそれらの下限を上限とすることが望ましい。
所定の帯域は、単一又は複数のBWMapの形態、T−CONTやAlloc−IDやLLID等の割当単位毎の割当時間、開始時間と割当時間の組み合わせ、T−CONTやAlloc−IDやLLID等の割当単位毎の割当時間と割当順番の組み合わせでの帯域であってもよい。
所定期間は、指示部5の指示を受けて実行部3が所定の帯域を変更に要する時間よりも長いことが望ましい。例えば数〜十数倍であり、複数回の変更に要する時間である。また、ユーザが所望の割当からの差異を検知しない程度の時間であることが望ましい。例えば、帯域を計測する時間単位、例えば1秒以下であることが望ましい。
実行部3の割当又は割当結果は、実行部3からの申告又はいずれかの箇所での測定又はオペレーションシステム等の制御側の上位システムに申告するための保持情報又は過去の指示の履歴をOAMやバックボードや内部配線や主信号の配線や専用の配線やオペレーションシステムやコントローラや制御部等の経路を経由して入力又は指示部5で保持する指示の履歴から入力する。履歴は指示部5以外で積算してもよい。
所定期間の割当履歴は、例えば、指数平均、移動平均、所定の間隔で履歴をリセットする形の平均、及びその他の統計処理をした履歴である。
割当に伴うデータ導通又は導通履歴は、実行部3からの申告又は主信号の経路等のいずれかの箇所での測定又は上位システムに申告するための保持情報を内部配線やバックボードやOAMや主信号線や専用の配線やオペレーションシステムやコントローラや制御部等の経路を経由して入力する。履歴は指示部5以外で積算してもよい。
要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴は、ONUからの申告又は申告の複写を指示部5で直接終端して入力又はいずれかの箇所で終端して内部配線やバックボードやOAMや主信号線や専用の配線やオペレーションシステムやコントローラや制御部等の経路を経由して入力又は割当帯域の利用(割当の未使用分があれば利用分が要求、未使用割当がなければ(全利用ならば)割当以上の要求)を実行部3からの申告又はいずれかの箇所での測定又は上位システムに申告するための保持情報又は過去の指示の履歴を内部配線やバックボードやOAMや主信号線や専用の配線やオペレーションシステムやコントローラや制御部等の経路を経由して入力又は指示部5で保持する指示の履歴から入力する。履歴は指示部5以外で積算してもよい。
要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴は、入力した割当、割当履歴、データ導通、導通履歴、割当結果や要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴とから将来の要求又は本来割当するべきであったが割当してない帯域を予測してもよい。予測は、一次関数や2次関数や指数平均や移動平均等の統計処理により予測してもよいし、過去の要求や割当利用の結果やサーバとの距離等に応じて設定したRTT(Round Trip Time)等に基づくTCP(Transmission Control Protocol)等の挙動を基に予測してもよいし、未使用割当がなければ保証帯域設定と予測してもよいし、未使用割当がなければ保証帯域設定が非零又は保証帯域設定から固定帯域設定を減じた値が非零で且つ未使用割当がない又は保証帯域設定を超過して要求のある割当対象で非保証帯域を保証帯域設定又は保証帯域設定から固定帯域設定を減じた値に応じて按分した帯域と予測してもよいし、未使用割当がなければ未使用割当がない又は保証帯域設定を超過して要求のある割当対象でベストエフォート帯域を按分した帯域と予測してもよい。また、複数の予測方法を組み合わせて予測してもよい。
所望の割当は、要求のある割当対象に、その要求又は要求の予測値又は要求又は要求の予測値にそこからのずれを検出するための帯域を加えた帯域を上限として、所定の比率に応じた帯域でよい。所定の比率は例えば、保証帯域設定又は保証帯域設定から固定帯域設定を減じた値の比率である。所定の帯域は、波長毎、符号毎、キャリア周波数毎、心線毎、コア毎、モード毎、符号毎及び(直交)周波数毎のいずれか、又は、それらの少なくとも一部の組み合わせや、それらに対応するTRx(Transmitter and Receiver)やTx(Transmitter)やRx(Receiver)単位で設定してもよいし、複数の波長、符号、キャリア周波数、心線、コア毎、モード毎、符号毎及び(直交)周波数毎のいずれか、又は、それらの少なくとも一部の組み合わせ等のTRxやTxやRxを束ねたOSU単位やOSU中のSW(Switch)単位で設定してもよいし、複数の波長、符号、キャリア周波数、心線、コア毎、モード毎、符号毎、(直交)周波数毎のいずれか、又は、それらの少なくとも一部の組み合わせ等のTRxやTxやRx又はOSUを束ねたSW単位で設定してもよいし、上位側の装置の帯域を共用する割当対象単位で設定してもよい。所望の割当は、割当単位毎の最大帯域設定を上限とすることが望ましく、TRxやTxやRxやそれらを束ねたものとしての総帯域設定があればそれを上限とすることが望ましい。
所定期間の割当の所望の割当への近づけ方は任意であり、以下が例示できる。
実行部3はあらかじめ定められた設定又は帯域で割当を継続する。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に対して割当抑止又は優先割当停止又は割当抑止も優先割当も無、不足する割当対象に対して優先割当又は割当抑止停止又は割当抑止も優先割当も無の少なくともいずれかを指示する。ここで優先割当や割当抑止や優先割当停止や割当抑止停止無との指示は指示前が逆の状態の場合に行うか、超過であれば不足側で指示、不足であれば超過側で指示することで当該側は指示しなくともよい場合等である。割当抑止と優先割当の帯域は、指示部5から明示的に指示してもよいし、所定の粒度でその粒度の幾つ分が指示してもよいし、指示部5は割当抑止のみ、優先割当のみ、割当抑止と優先割当のみ、割当抑止と優先割当と割当抑止も優先割当もしないこと、割当抑止停止と優先割当停止のみ等を指示してもよい。
また、抑止は当該割当対象の割当を完全抑止して零としてもよく、優先は割当可能な全帯域を当該割当対象に割当してもよい。実行部3への指示は、割当対象がONU1〜3とすれば、例えば、割当抑止対象のみに印、例えば「1」を付与し、割当抑止対象外には印なし、例えば「0」のままとし、ONU1のみ抑止であれば、(ONU1、ONU2、ONU3)=(1、0、0)に対応して指示する。優先割当対象のみに印、例えば「1」を付与し、割当抑止対象外には印なし、例えば「0」のままとし、ONU1のみ抑止であれば、(ONU1、ONU2、ONU3)=(1、0、0)に対応して指示する。優先割当と割当抑止の対象にのみに印、例えばそれぞれ「1」「2」を付与し、割当抑止対象外には印なし、例えば「0」のままとし、ONU1とONU2がそれぞれ優先と抑止であれば、(ONU1、ONU2、ONU3)=(1、2、0)に対応して指示する。優先又は抑止対象のONU番号で指示してもよい。また、優先又は抑止のみではなく、優先又は抑止する容量自体を又は帯域又は設定帯域を列挙してもよい。例えばONU1が優先20Mbit/s相当、ONU2が抑止10Mbit/s相当として、(ONU1、ONU2、ONU3)=(20、−10、0)に対応して指示してもよい。
柔軟な割当の例としては、実行部3の割当比がONU1〜3均等固定であり、所望の割当比が1:2:3である場合、例えば、指示部5はそのONUの比をONUの比の総和で除した期間の比のみ完全優先して、他の期間は完全抑止する。完全優先の期間の比をONU1、2、3でそれぞれ1/6、2/6、3/6となるように完全優先と完全抑止を組み合わせることで1:2:3の割当比とできる。
実行部3に設定又は指示部5から指示する優先割当と割当抑止の値の例を示す。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分が解消するように単一又は複数の所定期間優先割当を指示する。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分が解消するように単一又は複数の所定期間優先割当を指示する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い又は低い割当対象にその差分が解消するように単数又は複数の所定期間保証帯域設定となるように優先割当又は割当抑止する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い又は低い割当対象にその差分が解消するように単数又は複数の所定期間の低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当帯域又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域を加えた値とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分が解消するように単一または複数の所定期間を固定帯域設定を下限として割当抑止する。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を解消するように単一又は複数の所定期間割当抑止する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い又は低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定となるように優先割当又は割当抑止する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い又は低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当帯域又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域よりも少ない帯域に優先割当又は割当抑止とする。
・要求無又は要求無との予測の割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定となるように優先割当又は割当抑止する。
・割当抑止又は優先割当は、割当自体への指示で例示したが、要求を加減したり、所定の比率で乗除したり、実行部3が履歴を保持する場合はその履歴を加減乗除する。
指示部5から実行部3への伝達は、所定のビット列等の識別子を付与して他の情報と区別がつくようにして伝達してもよいし、Embedded OAMの形で伝達してもよいし、OAMフレームや、MPCP(Multi Point Control Protocol)フレームや、所定のVID(VLAN(Virtual Local Area Network) Identifier)やMACアドレスやTOS/COS(Type of Service/Class of Service)やそれらの組み合わせやVPI(Virtual Path Identification)やVCI(Virtual Channel Identification)で識別できるようにしたフレームやセルにカプセル化してやり取りしてもよい。指示部5は処理部が識別できるように識別子の付与やカプセル化や所定の通信路で通信する機能を備え、処理部は識別できるように識別子の識別やデカプセル化や所定の通信路で通信を受ける機能を備える。処理部から指示部5への入出力も同様であり、ONUからの申告を指示部5が直接終端する場合以外は、受信できるように処理して指示部5に入力する機能を申告がやり取りされる経路等上に備える。
(実施形態1.2)
本実施形態の実行部3は、同一宛先に所定の帯域、波長、心線、コア、モード、符号、及び(直交)周波数のいずれか、又は、それらの少なくともいずれかの組み合わせの設定で割当を継続する。本実施形態の指示部5は、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように実行部3に帯域設定の変更を実行部3に指示する。
所定期間の割当の所望の割当への近づけ方は任意であり、以下が例示できる。
実行部3はあらかじめ定められた設定で割当を継続する。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に対して設定値を減少し、不足する割当対象に対して設定値を増加する指示をする。設定値は、指示部5から明示的に指示してもよいし、所定の粒度でその粒度の幾つ分等で指示してもよいし、指示部5は設定値増減と初期設定に戻すことを指示してもよい。実行部3への指示は、割当対象がONU1〜3、固定帯域、保証帯域、最大帯域の各設定値P_FXBi、P_GUBi、P_MABi(i=1〜3)等の一部或いは全ての具体的な値に対応する値を指示してもよいし、該当する設定値の増減値を指示してもよいし、それ以外の設定値に関して指示してもよい。
柔軟な割当の例としては、所定の期間の使用帯域積が上限の設定のある新サービスを既存の装置で提供することが、指示部5で上限に達したら設定値を変更するように実行部3にて指示することで実行部3を変更することなく、実現できる。
実行部3に設定又は指示部5から指示する設定変更の値の例を示す。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を単一または複数の所定期間で除した帯域を最大帯域設定を上限として加算した帯域設定とする。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を単一又は複数の所定期間で除した帯域を加算した帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当帯域又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域を加えた値を帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を単一または複数の所定期間で除した帯域を固定帯域設定を下限として減算した帯域設定とする。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を単一又は複数の所定期間で除した帯域を減算した帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当帯域又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域よりも少ない帯域を加えた値を設定値とする。
・要求無又は要求無との予測の割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定とする。
(実施形態1.3)
本実施形態の実行部3は、同一宛先に所定の帯域又は波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は(直交)周波数又は少なくともそれらの一部の組み合わせで割当を継続する。本実施形態の指示部5は、所定の期間の検出結果と所望の割当とのとなるように実行部3に所定の割当を実行部3に指示する。
所定期間の割当の所望の割当への近づけ方は任意であり、以下が例示できる。
実行部3は指示部5より指示された割当で割当を継続する。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象の割当が減少、不足する割当対象に対して割当が増大の少なくともいずれか一方となる割当を指示する。指示は、割当対象毎の所定の周期における割当帯域であってもよいし、BWMapにて指示するAlloc−IDとAlloc−IDに対応して割当する時間スロットであってもよいし、所定の期間における割当対象毎の送信開始時間と送信継続時間であってもよい。指示は、割当対象への割当が実行部3で可能な形式であればよい。所定の期間は1又は複数のBWMap分であってもよいし、1又は複数のDBAサイクル分であってもよいし、換算可能であれば整数倍以外のBWMapやDBAサイクル分であってもよい。実行部3の指示部5からの新しい割当に変更する時期は、割当が一巡するタイミングが望ましいが、新しい割当が到着次第であってもよい。
実行部3は変更することなく、指示部5の指示する割当を変更すれば柔軟な割当が可能である。
実行部3に設定又は指示部5から指示する割当の値の例を示す。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を単一または複数の所定期間で除した帯域を最大帯域設定を上限として加算する。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を単一又は複数の所定期間で除した帯域を加算する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当帯域又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域を加えた値とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を単一または複数の所定期間で除した帯域を固定帯域設定を下限として減算する。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を単一又は複数の所定期間で除した帯域を減算する。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定とする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象に当該割当対象の保証帯域設定に非保証割当又はベストエフォート帯域又はその予測値を当該割当対象に応じて按分した帯域よりも少ない帯域を加えた値とする。
・要求無又は要求無との予測の割当対象に当該割当対象の保証帯域設定又は固定帯域設定とする。
(実施形態1.4)
本実施形態の実行部3は、同一宛先に所定の帯域又は波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は(直交)周波数又はそれらの少なくともいずれかの組み合わせの設定で割当を継続する。本実施形態の指示部5は、検出結果と所望の割当となるように実行部3に割当の順番を指示する。
所定期間の割当の所望の割当への近づけ方は任意であり、以下が例示できる。
実行部3は、割当の順番に応じて大きな帯域を割当する。例えば、割当順が第1の割当対象に全てを割当、第1の割当対象にその要求又は要求予測等を上限として割当して残りを後の順の割当対象に割当を継続する。この例の場合は前方の順番が割当が大きい順番であり、後方が割当が小さい順番である。逆の場合は逆となる。実行部3の割当順は、指示部5からの指示がなければ毎回同一の順番であってもよく。1又は複数回の割当毎に順番を繰り上げたり繰り下げたりしてシフトして循環するように順番を変えてもよい。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に対して実行部3での割当が小さい順番となるか、不足する割当対象に対して実行部3での割当が大きい順番となるかの少なくとも一方を指示することで所望の割当に近づける。割当毎に順番を繰り上げたり繰り下げたりシフトする場合は、特に検出結果と所望の割当との差異の大きい順に割当順を並べることが望ましい。割当順の変更は割当周期毎又は要求又は要求予測が非零の割当対象数分の割当周期毎が望ましいが、指数平均等の履歴を少なくとも一部継続し検出する処理を用いればそれ以外であってもよく、周期の位相がずれていてもよい。
柔軟な割当の例としては、実行部3の割当順がONU1〜3で均等となる割当順、例えば1−>2−>3−>1−>・・・と巡回して大きな帯域を割当し、所望の割当比が1:2:3である場合、例えば、指示部5はそのONUの比で大きな帯域を割当する順番とすればよい。例えば1−>2−>2−>3−>3−>3−>…とすることで1:2:3の割当比とできる。
前方の順番ほど大きな帯域を割当する実行部3に指示部5から指示する割当順の例を示す。降順ほど大きな帯域を割当する実行部3への指示であれば以下の例の前方と後方が逆となる。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を解消するように単一又は複数の所定期間割当の順番をより前方に配置するようにする。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い割当対象にその差分を解消するように単一又は複数の所定期間割当の順番をより前方に配置するようにする。
・要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を解消するように単一又は複数の所定期間割当の順番をより後方に配置するようにする。
・要求有又は要求有と予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が高い割当対象にその差分を解消するように単一又は複数の所定期間割当の順番をより後方に配置する。
(実施形態1.5)
本実施形態の実行部3は、同一宛先に所定の帯域又は波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は(直交)周波数又はそれらの少なくともいずれかの組み合わせで、あらかじめ複数の割当又は設定をもち、その割当又は設定での割当を継続する。割当の場合は、例えば実施形態1.3に示した割当、設定の場合は、例えば実施形態1.2に示した設定を用いる。本実施形態の指示部5は、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように、実行部3が割当に用いる割当又は設定の切替を実行部3に指示する。
所定期間の割当の所望の割当への近づけ方は任意であり、以下が例示できる。
実行部3は指示部5より指示された割当又は設定で割当を継続する。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に割当が小さくなる、不足する割当対象に対して割当が大きくなる、の少なくともいずれかとなる割当又は設定への切替を指示する。実行部3の指示部5からの新しい割当又は設定に変更する時期は、DBAやDWAやDWBA等の割当に関する周期や、割当が少なくとも要求有又は要求有と予測される割当対象への割当が一巡する周期で同期した時期又は現設定での割当が完了したタイミングが望ましいが、新しい割当又は設定への切替指示が到着次第であってもよい。特に、指数平均等の履歴を少なくとも一部継続し検出する処理を用いれば周期同士が倍数関係等になくとも非同期であってもよい。
柔軟な割当の例としては、所定の期間の使用帯域積が上限の設定のある新サービスを既存の装置で提供することが、指示部5で上限に達したら上限に達した割当対象の設定値を変更するように実行部3にて指示することで実行部3を変更することなく実現できる。
(実施形態2)
本実施形態では、時分割多重と、波長分割多重又は心線分割多重又はコア分割多重又はモード分割多重又は符号分割多重又は(直交)周波数多重の少なくとも一つを併用し、割当対象の利用する波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は(直交)周波数又はそれらの少なくともいずれか(以降グループと称する)の切替で例示する。これらは、時分割多重の割当周期に対してその他の分割多重の切替が遅く、時分割多重とその他の分割多重を別々に実施する場合に適する。
本形態例でも、分割多重の切替機能を備えるOLTであって、当該OLTが実行部3及び指示部5を備える。実行部3は、主に単純な処理を行う。例えば、同一の割当対象、例えばONUは、所定の波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は周波数又は所定の波長設定又は心線設定又はコア設定又はモード設定又は符号設定又は周波数設定で割当する。指示部5は、実行部3の処理の結果が通信事業者やサービスによって異なるサービスポリシーに応じた所望の割当に近づくように実行部3に指示する。例えば、実行部3における割当の情報を検出し、検出結果と所望の割当となるように、実行部3における割当が所望の割当に近づくように、実行部3に以下の(a)から(e)のいずれかを指示する。
(a)割当対象の少なくとも一部に対する切替抑止又は優先切替(実施形態2.1)
(b)切替設定の変更(実施形態2.2)
(c)切替(実施形態2.3)
(d)切替の順番(実施形態2.4)
(e)切替/切替設定の切替(実施形態2.5)
次に、帯域又は波長又は心線又はコア又はモード又は符号又は周波数又はそれらの少なくともいずれかの組み合わせの切替の内で、波長に着目して例示する。この切替は波長であればDWAに相当する。
(実施形態2.1)
本実施形態の実行部3は、所定の順序に従い、割当対象のグループを切替する。所定の順序とは、例えば、少なくとも一部の割当単位が単純に順次グループを変更する又は、所定の閾値を超過又は下回る軽輻輳又は重輻輳のグループに属する少なくとも一部の割当単位のグループを切替する順序である。本実施形態の指示部5は、実行部3の割当又は割当結果又は割当履歴又は割当に伴うデータ導通又は導通履歴又は要求又は要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴を検出し、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように、割当対象の切替を抑止したり、優先的に切替する。具体的には所望の帯域より割当が少ない割当対象は、当該割当対象が切替した際に、利用可能な帯域の少ない重輻輳のグループへの切替を抑止やスキップ、又は利用可能な帯域の多い軽輻輳のグループへの切替を優先又は切替自体を抑止して割当不能な期間を削減するように指示部5に指示する。所望の帯域より割当が多い割当対象は、利用可能な帯域の少ない重輻輳のグループへの切替を優先又は利用可能な帯域の多い軽輻輳のグループへの切替を抑止やスキップ又は切替自体を優先して切替に伴う割当不能な期間を増加するように指示部5に指示する。
(実施形態2.2)
本実施形態の実行部3は、所定の順序に従い、割当対象のグループを切替する。本実施形態の指示部5は、実行部3の割当又は割当結果又は割当履歴又は割当に伴うデータ導通又は導通履歴又は要求又は要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴検出し、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように実行部3に切替設定の変更を実行部3に指示する。具体的には、指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に対して重輻輳グループへの切替頻度や重輻輳グループに属する時間や切替回数自体を増大する設定値とし、不足する割当対象に対して軽輻輳グループへの切替頻度や軽輻輳グループに属する時間を増大したり切替回数自体を減少したりする設定値とする。
(実施形態2.3)
本実施形態の実行部3は、指示部5より指示された割当で割当を継続する又は所定の順序に従いグループを切替する。本実施形態の指示部5は、実行部3の割当又は割当結果又は割当履歴又は割当に伴うデータ導通又は導通履歴又は要求又は要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴を検出し、所定の期間の検出結果と所望の割当となるように実行部3に割当対象の切替を指示する。具体的には、指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象の割当が減少する、不足する割当対象に対して割当が増大する、の少なくともいずれかとなる切替を指示する。
(実施形態2.4)
本実施形態の実行部3は、指示部5より指示された割当で割当を継続する又は所定の順序に従い、割当対象のグループを切替する。本実施形態の指示部5は、検出結果と所望の割当帯域となるように実行部3に切替の順番を指示する。具体的には、所望の帯域より割当が少ない割当対象は、重輻輳のグループへの切替の順番を後倒又は軽輻輳のグループへの切替を前倒又は切替自体を後倒、所望の帯域より割当が多い割当対象は、重輻輳のグループへの切替を前倒又は軽輻輳のグループへの切替を後倒又は切替自体を前倒しするような順番を指示する。
(実施形態2.5)
本実施形態の実行部3は、所定の複数の順番又は設定のいずれかで、割当対象のグループの組み合わせ又は切替設定を切替する。指示部5は、実行部3に対して割当が所望よりも超過する割当対象に割当が小さくなる、不足する割当対象に対して割当が大きくなる、の少なくともいずれかの切替又は切替設定への切替を指示する。例えば、ONU1〜3で2波長1〜2、組み合わせの切替であれば、ONU1、2が波長1且つONU3が波長2の組合わせとONU1が波長1且つONU2、3が波長2の組み合わせを切替して、ONU1と3の帯域割当を所定の比に応じた値とする。例えば、ONU1〜3で2波長1〜2、切替設定の切替であれば、ONU1、2が波長1且つONU3が波長2の組合わせとONU1が波長1且つONU2、3が波長2の組み合わせを切替して、ONU1と3の帯域割当を所定の比に応じた値とする。
以下に、所望の割当に近づける選択の例を示す。
より重輻輳のグループに属する割当対象(ONU又はONUのキュー又はONUのクラスバッファ等で、以下ONUで代表して示す)の内で帯域割当の時間積が大きいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする判定、又は複数グループのトラフィックが所定の閾値を下回る又は下回ると予測した際にそれらの少なくとも一部のグループの通信を停止するために当該グループに属するONUを他のグループにグループ替え又は休止させてアクティブなONUが属さないグループを休止する判定、又は1又は複数グループのトラフィックが所定の閾値を上回る又は上回ると予測した際に少なくとも一部のグループの通信を開始して当該グループに属するONUを開始したグループにグループ替え又は休止していたONUをアクティブにする判定等の判定を、指示部5が行い、その判定に基づく指示に従って実行部3がグループ替えを行う。又は、所定の周期や契機に従って実行部3がグループ替えし、公平性等の基準に基づき所望の割当となるように実行部3のグループ替えする。
ここで重輻輳とは、割当対象にとって、利用可能な帯域が少ないこととし、要求の多い割当対象を多く収容する波長等や、他に比べて伝送可能な帯域自体が元々小さい波長等とする。
[1]第1の動作
第1の動作は、より重輻輳のグループに属するONUの内で割当の時間積が大きいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする。なお、重輻輳のグループに属するONUの内で割当の時間積が大きいONUとは、例えば、同じグループに属する他のONUと比べて割当の時間積が大きいONUである。他のONUと比べて割当の時間積が大きいONUとは、例えば、グループ内で割当の時間積が最大のONU、又はグループ内で割当の時間積が大きい順に所定台数のONU、又はグループ内に属するONU全てについての割当の時間積の平均値又はあらかじめ定める所定の値より大きい割当の時間積のONUである。所定の値は、例えば所定の時間、例えば観測時間における全グループの帯域の時間積の総和を全グループの全ONU数或いはアクティブなONU数或いは要求が未充足なONU数で除した値である。なお、後述する、重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べて重輻輳のグループに属した時間の積が大きい前記送受信機、重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べて軽輻輳のグループに属した時間の積が小さいONU及び重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べてグループ変更に伴う通信断の回数又はグループ変更に伴う通信断の時間積が小さいONUについても同様である。なお、ここでグループの輻輳とは次のいずれか又はそれらのいずれかの組み合わせとする。
(1)グループ毎の収容ONU数:収容ONU数が多いほど重輻輳
(2)グループ毎の収容ONUでアクティブな(送信を行っている)ONU数:収容ONUでアクティブなONU数が多いほど重輻輳
(3)グループ毎の収容ONUで割当が要求に満たないONU数:収容ONUで割当が要求に満たないONU数が多いほど重輻輳
(4)グループ毎の収容する全ONUの要求の総和又は平均の値:収容する全ONUの要求の総和又は平均の値が大きいほど重輻輳
(5)グループ毎の収容する全ONUの割当の総和又は平均の値:収容する全ONUの割当の総和又は平均の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(6)グループ毎の収容する全ONUで割当が要求に満たないONUの割当の総和又は平均の値:収容する全ONUで割当が要求に満たないONUの割当の総和又は平均の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(7)グループ毎の収容するONUで割当が最大のONUの割当の値:収容するONUで割当が最大のONUの割当の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(8)グループ毎の収容するONUで割当が要求に待たないONUで割当が最大のONUの割当の値:収容するONUで割当が要求に待たないONUで割当が最大のONUの割当の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(9)グループ毎の収容するONUで割当が最小のONUの割当の値:収容するONUで割当が最小のONUの割当の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(10)グループ毎の収容するONUで割当が要求に待たないONUで割当が最小のONUの割当の値:収容するONUで割当が要求に待たないONUで割当が最小のONUの割当の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(11)グループ毎の収容するONUで、他のONUに比べて、重輻輳グループへの所属した時間積が多いか、軽輻輳グループへの所属した時間積が少ないか、割当が少ないか、グループ替えに伴う通信断の時間積が多いか、又はグループ替えに伴う通信断の回数が多いONUの数が多いほど重輻輳
なお、所定値以上を重輻輳、所定値未満を軽輻輳としてもよい。所定値は、例えば(1)で全グループの収容ONU数をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(2)で全グループのアクティブなONU数をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(3)で全グループの割当が要求に満たないONU数をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(4)で全グループのONUの要求の総和又は平均の値をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(5)で全グループのONUの割当の総和又は平均の値をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(6)で全グループのONUで割当が要求に満たないONUの割当の総和又は平均の値をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(7)で、各グループのONUで割当が最大のONUの割当の値の総和をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(8)で各グループのONUで割当が要求に待たないONUで割当が最大のONUの割当の値の総和をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(9)で各グループのONUで割当が最小のONUの割当の値の総和をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(10)で各グループのONUで割当が要求に待たないONUで割当が最小のONUの割当の値の総和をグループ数で除した値、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値、(11)で1或いは全グループのONU数をグループ数で除した値の半分、或いはその値を切り上げ又は切り下げした値の半分などである。また、グループを輻輳順に並べたとき、半分より輻輳側にあるグループを重輻輳、他のグループを軽輻輳としてもよい。
上記(1)は最も簡易で全ONUが常にアクティブな場合に適している。アクティブでないONUが存在する場合、上記(1)の設定では輻輳を判定することが難しい。上記(2)は、アクティブなONUは全てGreedyな送信機である場合に適している。ここで、Greedyな送信機とは、TCP/IPのように使用可能な帯域に応じて要求する帯域を、使用可能な帯域以下になるようには制御せずに、その時々で割当される帯域以上の帯域を要求とするような送信機を意味する。Greedyの場合、上記(2)のような簡易な設定で輻輳を判定することができる。
一方、少なくとも一部のONUがGreedyでない場合、ONU毎に要求が異なるため、上記(2)のような設定では明確に輻輳を判定することが難しい。この場合を考慮したものが上記(3)〜(11)である。
上記(3)はONU数を、上記(4)〜(10)は収容するONUの要求又は割当の総和/平均/最大値/最小値を用いた輻輳の判定方法である。この内、上記(3)(6)(8)(10)は、要求自体又は要求が未充足であるONUに着目したより精緻な輻輳の判定方法である。上記(11)は他のONUに比べて、通信断の多さや割当の少なさで不公平な状態にあるONUの数を用いた輻輳の判定方法である。
また、上記(5)〜(10)で用いる割当は、OLTから送信許可した帯域、実際に使用した帯域、又は要求の裏づけがあって送信許可した帯域とすることが望ましい。なお、要求の裏づけのない帯域割当(未所要割当)とは、例えば「B−PON DBAにおける低遅延を実現する帯域分配法」吉野學、吉原慎一、上田裕巳、2002年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−8−8に示されるようなものがある。また、要求されたが送信情報の断片化(フラグメンテーション)を抑止するために使用されない未使用帯域もある。例えば1パケット未満の端数の帯域である。このため、上記(5)〜(10)の割当は、公平性の観点から上述のような未所要割当や未使用帯域の割当を含まない実際に使用した帯域又は要求の裏づけがあって送信許可した帯域とするのが望ましい。
グループ替えによって割当が増加するONUは、グループ替えによってONUが抜けるグループに残留するONUと、場合によってはグループ替えによって軽輻輳のグループに追加されるONUである。重輻輳のグループから軽輻輳のグループ替えされるONUの割当が増加する場合は、グループ替えによる通信断時間を考慮しなければ、従前の重輻輳のグループにおける割当よりも、軽輻輳のグループで追加されたのちにそのグループにおける割当が大きい場合である。例えば、従来例の説明で用いた帯域が同じ2グループ間で3ONUを振り分ける場合は、追加されるONUはグループ替えの前後とも2ONUで帯域を共用するので、常に重輻輳のグループに属することになり、当該ONUはグループ替えによって割当は増加しない。更にグループ替えによる通信断時間を考慮すると、グループ替えによって更に割当は減少している。なお、新規にONUが追加されたグループに従前から属していたONUの割当は減少する。
ONUに関して、観測する通信状態は、実現する公平性によって異なる。例えば、割当が均等又は各ONUの重み付けに応じた所定の比に近いことが公平とすれば割当を観測する。第1の動作はこの公平性に適した動作である。
保証しなければならない帯域である保証帯域又は送信機から送信許可を要求する要求に対する割当の比である割当比を公平にする場合はその割当比を通信状態として観測する。ここで、要求は、ONUからの要求の申告値又はその値を平滑化等の処理により算出した値だけではなく、過去の通信履歴に従い決定してもよい。通信履歴は過去一定時間間隔のウインドウでの履歴であってもよいし、一定時間のスライディングウインドウの履歴であってもよいし、加重平均や指数平均による履歴でもよい。
送信機間で共用できる帯域を所定の比で(例えば、1:1:1等)で割当する場合は、共用できる帯域×該当する送信機の比÷全送信機の比の総和を、実効的な保証帯域としてそれに対する割当比を通信状態として観測してもよい。
また、上記の割当比の比較は、割当よりも要求が大きい送信機だけに限定して行ってもよい。また、要求によらずに固定的に割当てた帯域や、優先クラス分の割当を減じた帯域、又固定的に割当てたグループや優先クラス用のグループ以外のグループに関して比較を行ってもよい。
第1の動作では、重輻輳のグループに属するONUの内で割当の時間積が大きいONUを切り替えることになるので、同一のONUのみグループ替えを連続し、その割当が減少するようなことがなく、ONU間で公平になるように帯域割当することができる。例えば2グループ3ONUで全ONUが常に割当以上の要求をしている場合、グループ替えするONUはONU1−>ONU2−>ONU3のように順次切り替わることになる。
このため、実効的にグループ替えに伴う通信断時間及び重輻輳グループに所属した時間積と軽輻輳グループに所属した時間積が平均的にみると均等となり、グループ内の帯域割当は、過去のONUの割当履歴を考慮せずに、その時々の重み付けに応じて割当てれば、グループを跨ったONU間での公平な帯域割当が可能となる。
なお、本第1の動作及び後述の第2、第3の動作で、グループ間で輻輳の差が一定の範囲以内となった場合、グループ替えを行わないとしてもよい。ここで、グループ間で輻輳の差が一定の範囲以内とは、例えば、グループ替えに伴う通信断時間相当の値以下となった場合や、グループ替えを実行した場合に改善される輻輳の程度相当の値以下となった場合である。また、このような場合に、個別のONU間での割当が公平な割当から一定の範囲内に収まるまで、本第1の動作及び後述の第2、第3の動作を実行することが望ましい。
ここで、公平な割当から一定の範囲内とは、例えば、グループ替えに伴う通信断時間相当の値以下や、グループ替えを実行した場合に改善される公平性の程度相当の値以下である。
これは、個別のONUの要求等の変化に伴い、ONU間での公平性が実現する前に、グループ間で輻輳の差が一定の範囲内になる可能性があるからである。この後者の条件下では、重輻輳のグループは、公平な割当よりも割当が少ないONUが所属しているグループとなる。即ち上記の(11)での判定となる。ここで、グループ間で輻輳の差が一定の範囲になるまでは上記の(11)以外でグループの輻輳を判定し、判定に使った方法で、グループ間の輻輳の差が一定の範囲内となった場合に上記(11)の方法での判定に切り替えるとしてもよい。
なお、観測時間としては固定周期の観測窓で観測してもよいし、観測する時間を過去の所定期間での移動平均とするスライディングウインドウで観測してもよいし、過去の履歴を指数関数的に忘却し、実効的に近々の観測を重視して指数平均した観測であってもよい。
またONU毎の帯域の観測の仕方としては、グループ替えに伴う通信断時間を割当零の時間として観測する方法と、グループ替えに伴う通信断時間は無視する観測の仕方があるが、第1の動作としてはグループ替えに伴う通信断時間を割当零の時間として観測する方が望ましい。
例えば、制御機が割当を周期的に観測しているとする。更に、制御機は、観測した帯域を指数関数的に忘却し、実効的に近々の観測を重視して指数平均した観測時間で、グループ替えに伴う通信断時間を考慮して観測するものとする。また、各ONUの要求は割当てられる帯域よりも大きいものとする。j番グループの帯域をGj、時間Tにおける収容ONU数をNj(t)、観測の忘却に関する係数を(1−k)、i番ONUの割当をBi(t)とする。この場合、観測時間における割当の履歴がRBi(t)は、
RBi(t)=kBi(t)+(1−k)RBi(t)
である。ここで、i番ONUの割当Bi(t)は、j番グループに属している場合、Gi/Nj(t)でありグループ替えに伴う断時間は零となる。また忘却に関する係数は忘却するまでの時間が、切替の周期に比べて十分に大きくなる値である。
[2]第2の動作
第2の動作は、グループの輻輳がより重輻輳のグループに属するONUの内で、より重輻輳のグループに属していた時間積の大きいONU又はグループの輻輳がより重輻輳のグループに属するONUの内でより軽輻輳のグループに属していた時間積の小さいONUをグループ替えする。時間積は、例えば、グループ毎の輻輳の第1の動作で例示した値で示しその時間積としてもよいし、輻輳を複数の段階に分けてそれぞれ所定の値を割付、例えば、軽輻輳を0、重輻輳を1と割付、その値の時間積としてもよい。
本動作は、第1の動作と比べ、個別のONUの帯域自体を観測せずに、少なくとも軽輻輳グループと重輻輳グループへの滞在時間のみを観測すればよい。このため観測が容易である。更に、グループ内でのONU毎の実帯域割当の値をグループ替えに使用しないので、グループ内の帯域割当と、グループ間のONUの割振りを分割して制御することが容易である。公平な割当は、グループ内での帯域割当が公平であり、切替の前後を通してONUの要求の分布状況の変化が無視でき、グループ替えによるグループ間の輻輳状況が平準化されれば実現できる。
所定の周期や契機に従って実行部3がグループ替えを行う場合、要求有又は要求有との予測且つ所望の割当から所定期間の割当履歴が低い又は高い割当対象にその差分が解消するように単一又は複数の所定期間グループ替えを優先的に行う又は抑止するように指示する。
[3]第3の動作
第3の動作は、グループの輻輳がより重輻輳のグループに属するONUの内でグループ替えに伴う通信断の時間積が小さいONUをグループ替えする。第1の動作と同様の例で示すと通信断の時間Ti(t)の時間積RTi(t)は、
RTi(t)=kTi(t)+(1−k)RTi(t)
である。
なお、グループ替えに伴う通信断の時間積は、通信断の時間がONU毎に差異がないとみなせる場合は、切替回数に置き換えてもよい。
通信断の時間積は、実効的に通常よりも割当アルゴリズム等で割当量が、グループ替えがなかった場合に比べて、要求履歴又は外部装置からの情報又はその外部装置からの情報の履歴の更新が不十分である等の理由によって割当量が制限される時間を含んでいてもよいし、制限される時間はその制限される量を係数として乗じた時間として含んでいてもよい。
このため、本動作も、実効的にグループ替えに伴う通信断時間及び重輻輳グループに所属した時間積と軽輻輳グループに所属した時間積が均等となり、グループ内の帯域割当は、過去のONUの割当履歴を考慮せずに、その時々の重み付けに応じて割当てれば、グループを跨ったONU間での公平な帯域割当が可能となるのは第1の動作と同様である。
更に、本動作は、制御機はグループ毎の割当を保持せずに通信断の時間積のみ保持するため、第2の動作と同様に、第1の動作に比べて履歴の保持と処理が容易である。
[4−1]第4の動作(その1)
第4の動作(その1)は、ONU毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつきをONU間で一定の範囲内に抑える。一定の範囲内とは例えば、一回のグループ替えに伴う通信断時間以下である。切替に際して、第1〜第3の動作のようにグループの輻輳に基づいて、重輻輳グループから軽輻輳グループへとグループ替えを行ってもよいし、後述の第4の動作(その3)の例で示すように巡回的にグループ替えを行ってもよい。
巡回的にグループ替えを行う場合、各グループのアクティブなONUの数又は要求等の輻輳が平準化される状況であることが望ましい。ここで、アクティブなONUの数又は要求等の輻輳が平準化される状況とは、例えば、アクティブなONUの数の差がグループ間で1以下、又は割当が要求を超過しないONUの割当の総和の差がグループ間で割当が要求を超過しないONUの割当以下のような状況である。
このような状況下且つ要求の状況が概ね一定とみなせる時間の間に巡回的にグループ替えを行う場合は、多くとも全ONUが全グループへのグループ替えを行えばよい。同様の輻輳のグループの数と、アクティブ又は割当が要求を超過しないONUの数がそれぞれ複数の場合はグループ数の半分のグループへのグループ替えを行えばよい。いずれの場合も長期的には、実効的にグループ替えに伴う通信断時間及び重輻輳グループに所属した時間積と軽輻輳グループに所属した時間積がそれぞれ均等に近づき、グループ内の帯域割当は、過去のONUの割当履歴を考慮せずに、その時々の重み付けに応じて割当てれば、グループを跨ったONU間での公平な帯域割当が容易に可能となる。
[4−2]第4の動作(その2)
第4の動作(その2)は、ONUが重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容される期間のばらつきをONU間で一定の範囲内に抑える。一定の範囲内とは例えば、切替に伴う通信断の時間に相当する時間に割当てうる最大の帯域である。切替に際して、第1〜第3の動作のように重輻輳グループから軽輻輳グループへとグループ替えを行ってもよいし、後述の第4の動作(その3)の例で示すように巡回的にグループ替えを行ってもよい。いずれの場合も長期的には、実効的にグループ替えに伴う通信断時間及び重輻輳グループに所属した時間積と軽輻輳グループに所属した時間積が均等に近づき、グループ内の帯域割当は、過去のONUの割当履歴を考慮せずに、その時々の重み付けに応じて割当てれば、グループを跨ったONU間での公平な帯域割当が容易に可能となる。
[4−3]第4の動作(その3)
第4の動作(その3)は、第4の動作(その1)と第4の動作(その2)の組み合わせである。即ち、グループ毎の通信状態と、各第1送受信機(16、17)がどの波長にどの期間滞在しているかとグループ替えに伴う通信断の時間を観測し、公平性を観測する観測周期における全第1送受信機(16、17)の切替に伴う通信断時間と所属するグループの輻輳の時間積が公平となるようにグループ指定指示を出す。
本動作は、第4の動作(その1)で、グループ間で輻輳の平準化ができず、グループ替えの周期のそれぞれで常に重輻輳のグループに所属するONUと常に軽輻輳のグループに所属するONUに分類されるような状況が発生する場合に、その不公平を補正することができる。また、本動作は、グループ替えに伴う通信断時間が甚だしく大きく、第4の動作(その2)で切替の回数の多寡による割当の差異が甚だしい状況が発生する場合にも、その不公平を補正することができる。これは、本動作は、切替にともなる通信断時間の平準化と軽輻輳と重輻輳のグループに、それぞれ属していた時間を平準化することができるためである。
軽輻輳と重輻輳のグループにそれぞれ属していた時間の積は、軽輻輳のグループ同士の輻輳の程度及び重輻輳のグループ同士の輻輳の程度がそれぞれ観測時間を通じて同程度である場合は、単純に軽輻輳と重輻輳のグループにそれぞれ属していた時間の積をとればよい。グループ毎にまた時間によって輻輳の程度が異なる場合は、所属時間に輻輳の程度を乗じた値を積算することでそれぞれ属していた時間の積をとればよい。所属時間に輻輳の程度を乗じた値を積算する場合は、軽輻輳のグループに所属していた時間積と重輻輳のグループに所属していた時間積をそれぞれ個別に積算せずに一つの積算値として保持してよい。グループ替えに伴う通信断時間も個別に積算してもよいが、輻輳が甚だしく通信が全くできない状況としてとみなして軽輻輳のグループに所属していた時間積と重輻輳のグループに所属していた時間積と一緒に積算してもよい。まとめて積算する場合、保持すべき値が少なくなる効果がある。
割当が均等を公平とする例を用いて以下説明を加える。例えば、波長が2波長であり、全送信機の帯域割当に関する重み付け及び切り替え時間が同一であり、一方が軽輻輳で他方が重輻輳であれば全送信機に概ね等しい時間だけ軽輻輳と重輻輳の波長でそれぞれ識別されるグループに属することとする。
切替時間が同一であれば、帰属する波長で識別されるグループのONU数、保証帯域に対する要求の総和、保証帯域から固定帯域を減じた帯域に対する要求から固定帯域を減じたものの総和の時間積が均等となるようにすればよい。
例えば、送信機iに対する軽輻輳波長での割当帯域とその時間、重輻輳波長での割当帯域とその時間、グループ替えに伴う通信断時間における割当帯域とその時間をそれぞれBli、Tli、Bsi、Tsi、Bhi、Thiとすると、数式1のように全ての送信機iに対して、Bhi・Thi+Bsi・Tsi+Bli・Tliが一定となるように制御する。
(数式1)∀i、 Bhi・Thi+Bsi・Tsi+Bli・Tli=const
以下、巡回的に割当てることで、実効的に(数式1)を満たす。ここで、単純のために、グループを構成するONUの通信状態はグループ替えが一巡する間同様(全てがGreedy)の例で示している。ただし、一巡する間に変動しても、統計的、長期的にみれば同様とみなしうるので本例と同様の効果がある。この場合、数式1の各値は
(数式2)Thi+Tli=Const、
Bhi=BW/(〔N/L〕)、
Bsi=BW/(〔N/L〕+1)
の関係で表せる。ここで、BWは1波長毎の帯域で、Nは送信機数、Lは波長数、〔 〕は少数切捨てを意味する。
(実施形態3)
第1の形態例ではTWDM−PONを例示したが、TDM−PONに適用してもよい。TDM−PONでは、λ設定切替(DWA)のようなONUの間ONU−OLTのPON区間の波長リソースを波長分割多重するに要する機能を備えていなくてもよいことを除けば第1の形態例と同様である。
第1の形態例ではTWDM−PONを例示したが、波長と時間以外のリソースを共用するPON、例えば1又は複数波長の電気の周波数リソースを分割多重するOFDM(Orthogonal Frequency−Division Multiplexing)−PON、1又は波長の電気の周波数リソースを分割多重するSCM−PON、光領域のOFDMで分割多重してもよいし、心線分割多重を併用してもよいし、コア分割多重(空間分割多重)を併用してもよいし、モード分割多重を併用してもよいし、電気又は光又は心線又はコア又はモード又は(直交)周波数又はそれらのいずれかの組み合わせの符号で分割多重するCDM−PONに適用してもよいし、時分割多重や波長分割多重以外の分割多重のみをしてもよい。TWDM−PONの波長リソースを波長分割多重するに要する機能に対応する機能を、それぞれの多重するリソースに分割多重するに要する機能に対応する機能に読み替えれば同様である。
なお、第1の形態例ではTWDM−PONを例に挙げたが、PON区間での識別するためのフレームを同様に扱えばそれ以外のPONであっても同様の効果が得られる。例えば、IEEEの規格のGE−PON、10GE−PON等であれば、GEMフレームの代わりに、LLIDを付与してLLIDの付与されたフレームをSWとそれ以外の部分の間を導通するようすればよい。
以下、図20及び21を参照しながら、通信システムの構成例について説明する。
・第1の通信システム構成例
第1の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
OLTは、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14とで構成されてもよいし、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、外部サーバ16とで構成されてもよい。OSUは、TRx11で構成されてもよいし、TRx11と、SW12とで構成されてもよいし、TRx11と、SW13とで構成されてもよい。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12、SW13、制御部14、プロキシ部15及び外部サーバ16等のいずれかの他の構成要素からの制御、又はSW12、SW13、制御部14、プロキシ部15及び外部サーバ16等いずれかの他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更なしで、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ、又は、いずれかの組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。
ただし、上りに関しても集約されるとは限らない。例えば、異なる波長のTRx11がONU側から見て後段の装置(本通信システム構成例ではSW12で例示するが、SW13やプロキシ部15等でもよい)と接続する通信システム構成では波長毎への振り分けが主であるが、分配、集約、そのまま透過、VIDや優先廃棄を表すタグ等のタグ付加又は付替してもよい。更に、同じ波長のTRx11がONU側から見て後段の装置(本通信システム構成例ではSW12で例示するが、SW13やプロキシ部15等でもよい)と接続する通信システム構成では、上りトラフィックは集約が主であるが、分配、振分、そのまま透過、タグ付加又は付替してもよく、下りトラフィックも分配、集約、振り分け、透過、タグ付加又は付替であってもよい。更に、少なくとも一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がONU側からみて後段の装置(本通信システム構成例ではSW12で例示するが、SW13やプロキシ部15等でもよい)では分配、集約、振り分け、透過、タグ付加又は付替のいずれかであってもよく、少なくとも一部の組み合わせであってもよい。そのいずれとなるかはサービスポリシーによる。
これは以降の通信システム構成例でも同様である。
SW12は自律、又はTRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11、SW13、制御部14、プロキシ部15及び外部サーバ16等いずれかの他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
ただし、制御されるとは限らない。例えば、通信システム構成に備える制御部14は11から15(本通信システム構成例ではTRx11、SW12、SW13、プロキシ部15)の少なくとも一つを制御する場合と、制御せずに通信システム構成に備える11から15(本通信システム構成例ではTRx11、SW12、SW13、プロキシ部15)の少なくとも一つに制御情報を転送する場合がある。転送元としては例えば15や16がある。また、通信システム構成に備える11から15が自律で動く場合もある。
これは以降の通信システム構成例でも同様である。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTから/へのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又はSW13又はプロキシ部15又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15及び外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11、SW12、SW13、プロキシ部15及び外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
ただし、これはプロキシ部15はOLTから/へのデータ経路上に設置することを想定した場合である。間に他の装置(例えば、複数のOLTから/へのトラフィックを集約/分配する集線SW等)を介在する場合、直接接続されなくてもよい。制御の流れとしては、TRx11、SW12、SW13、制御部14、外部サーバ16にいずれもありえる。
これは以降の通信システム構成例でも同様である。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTから/へのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又はSW13又は制御部14又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全てそれ自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第1の通信システム構成において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。
第1の通信システム構成において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がONU側からみて後段の装置(本通信システム構成例ではSW12)に接続されていてもよい。
・第2の通信システム構成例
第2の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ、又は、いずれかの組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15や等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又はSW13又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律、又はTRx11、SW12、SW13及び制御部14等のいずれか又は全ての他の構成要素からの制御、又はTRx11、SW12、SW13及び制御部14等のいずれか又は全ての他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
TRx11やSW12やSW13や制御部14やプロキシ部15は、TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第2の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。本通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がONU側からみて後段の装置に接続されていてもよい。他は同様である。
・第3の通信システム構成例
第3の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又はSW13又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11TRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又はSW13又は制御部14又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11、SW12、SW13及び制御部14等の他の構成要素を制御、又はTRx11、SW12、SW13及び制御部14等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第3の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第3の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第4の通信システム構成例
第4の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ、又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又はいずれかの組み合わせで処理する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15、オペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全てそれ自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第4の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい(図21)。第4の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第5の通信システム構成例
第5の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全てその組み合わせで処理する。
SW12がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部、又は、全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11、SW12、プロキシ部15、外部サーバ16、外部のオペレーションシステム(不図示)、コントローラ(不図示)及び外部の装置(不図示)のいずれか又は全てと接続される。制御部14は、TRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11、SW12、制御部14、プロキシ部15、外部のオペレーションシステム(不図示)、コントローラ(不図示)及び外部の装置(不図示)のいずれか又は全てと接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第5の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第5の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第6の通信システム構成例
第6の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW13又はプロキシ部15又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW13又は制御部14又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第6の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第6の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第7の通信システム構成例
第7の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11、SW12、SW13、外部のオペレーションシステム(不図示)、コントローラ(不図示)及び外部の装置(不図示)のいずれか又は全てと接続される。制御部14は、TRx11やSW12やSW13等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やSW13等の他の構成要素を介して制御を転送する。TRx11やSW12やSW13や制御部14は、TRx11やSW12やSW13等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第7の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第7の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第8の通信システム構成例
第8の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12やSW13等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やSW13等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15は、TRx11やSW12やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13やプロキシ部15や等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第8の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第8通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第9の通信システム構成例
第9の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、制御部14と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12や制御部14やプロキシ部15や等の他の構成要素からの制御、又はSW12や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部又はその組み合わせで処理する。
TRx11やSW12や制御部14やプロキシ部15は、TRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第9の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されている。第9の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第10の通信システム構成例
第10の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13制御部14と、プロキシ部15と、を備える。異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。
TRx11は自律、又はSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はSW13や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部又はその組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW13又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部又はその組み合わせで処理する。
TRx11やSW13や制御部14やプロキシ部15は、TRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第10の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第10の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第11の通信システム構成例
第11の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部又はその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一部又は全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11、SW12、SW13、外部のオペレーションシステム(不図示)、コントローラ(不図示)及び外部の装置(不図示)のいずれか又は全てと接続される。外部サーバ16は、TRx11、SW12及びSW13等の他の構成要素を制御、又はTRx11、SW12及びSW13等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12やSW13や外部サーバ16は、TRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第11の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されている。第11の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第12の通信システム構成例
第12の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、制御部14と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又は制御部14又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12や制御部14等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12や制御部14や外部サーバ16は、TRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第12の通信システム構成12例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第12の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第13の通信システム構成例
第13の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW13又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW13又は制御部14又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13や制御部14等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW13や制御部14や外部サーバ16は、TRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第13の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第13の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第14の通信システム構成例
第14の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第14の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されている。第14の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第15の通信システム構成例
第15の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW13又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第15の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第15の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第16の通信システム構成例
第16の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又は制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はプロキシ部15又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又は制御部14又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11や制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11や制御部14やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第16の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第16の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第17の通信システム構成例
第17の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やSW13等の他の構成要素からの制御、又はSW12やSW13等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がSW13に接続される。SW12は自律、又はTRx11やSW13等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やSW12等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やSW12やSW13は、TRx11やSW12やSW13等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やSW13等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第17の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されている。第17の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第18の通信システム構成例
第18の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、制御部14と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はSW12や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW12又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW12等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12や制御部14は、TRx11やSW12等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第18の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第18の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第19の通信システム構成例
第19の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、を備える。異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はSW13や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はSW13又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やSW13等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW13や制御部14は、TRx11やSW13や等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第19の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第19の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第20の通信システム構成例
第20の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はSW12やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やSW12やプロキシ部15は、TRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12やプロキシ部15等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第20の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第20の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第21の通信システム構成例
第21の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、プロキシ部15と、と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はSW13やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13はプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW13等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW13等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やSW13やプロキシ部15は、TRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13やプロキシ部15等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第21の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第21の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第22の通信システム構成例
第22の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、制御部14と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又は制御部14やプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
プロキシ部15は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は自律、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や制御部14や等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11や制御部14やプロキシ部15は、TRx11やプロキシ部15や等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11プロキシ部15等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第22の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第22の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第23の通信システム構成例
第23の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW12や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW12等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW12等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW12や外部サーバ16は、TRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第23の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい。第23の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第24の通信システム構成例
第24の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はSW13や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はSW13又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やSW13等の他の構成要素を制御、又はTRx11やSW13等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やSW13や外部サーバ16は、TRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第24の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されている。第24の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第25の通信システム構成例
第25の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、制御部14と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又は制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又は外部サーバ16又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11や外部サーバ16等の他の構成要素を制御、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素を介して制御を転送する。
外部サーバ16は、TRx11又は制御部14又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11や制御部14等の他の構成要素を制御、又はTRx11や制御部14等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11や制御部14や外部サーバ16は、TRx11や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第25の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第25の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第26の通信システム構成例
第26の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、プロキシ部15と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又はプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
プロキシ部15は自律、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又はプロキシ部15又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を制御、又はTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11やプロキシ部15や外部サーバ16は、TRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やプロキシ部15や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第26の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第26の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第27の通信システム構成例
第27の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)12と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW12に接続されている。TRx11は自律、又はSW12等の他の構成要素からの制御、又はSW12等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW12のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW12が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW12は自律、又はTRx11等の他の構成要素からの制御、又はTRx11等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やSW12は、TRx11やSW12等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW12等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第27の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW12に接続されていてもよい(図21)。第27の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW12に接続されていてもよい。他は同様である。
・第28の通信システム構成例
第28の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、スイッチ部(SW)13と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がSW13に接続されている。TRx11は自律、又はSW13等の他の構成要素からの制御、又はSW13等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はSW13のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
SW13は上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続される。SW13は自律、又はTRx11等の他の構成要素からの制御、又はTRx11等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やSW13は、TRx11やSW13等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やSW13等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第28の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がSW13に接続されていてもよい。第28の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がSW13に接続されていてもよい。他は同様である。
・第29の通信システム構成例
第29の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、制御部14と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は制御部14等の他の構成要素からの制御、又は制御部14等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
制御部14は、TRx11又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、TRx11等の他の構成要素を制御、又はTRx11等の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11や制御部14は、TRx11の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第29の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第29の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第30の通信システム構成例
第30の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、プロキシ部15と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又はプロキシ部15等の他の構成要素からの制御、又はプロキシ部15等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又はプロキシ部15のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
プロキシ部15は自律、又はTRx11やSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又はTRx11やSW12やSW13や制御部14や外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、SW13又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加又は削除又は付替又は変更無で、集約又は分配又は振分又は複製又は折返又は透過の少なくとも一部またはその組み合わせで処理する。
TRx11やプロキシ部15は、TRx11やプロキシ部15等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11やプロキシ部15等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第30の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。第30の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第31の通信システム構成例
第31の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、外部サーバ16と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は外部サーバ16等の他の構成要素からの制御、又は外部サーバ16等の他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
外部サーバ16は、TRx11又は外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、TRx11等の他の構成要素を制御、又はTRx11の他の構成要素を介して制御を転送する。
TRx11や外部サーバ16は、TRx11や外部サーバ16等の他の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11や外部サーバ16等の他の構成要素または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第31の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。
第31の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
・第32の通信システム構成例
第32の通信システム構成例は、送受信部(TRx)11と、を備える。
異なる波長(λA〜λN)のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されている。TRx11は自律、又は他の構成要素からの制御、又は他の構成要素を介して転送された制御で制御され、ODN又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部またはその全てを、所定の手順に従って、VLANや優先や廃棄優先や宛先等の少なくとも一部、又は、その組み合わせのタグの追加、削除、付替、変更無で、集約、分配、振分、複製、折返及び透過の少なくとも一つ又は全ての組み合わせで処理する。
TRx11は、TRx11等の構成要素のトラフィックの一部またはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部又はその全て自体又は受けたトラフィックの一部又は全てを書換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答をTRx11等の構成要素内部または外部のオペレーションシステム(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)に送付してもよい。
第32の通信システム構成例において、同一の波長のTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、・・・、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。
第32の通信システム構成例において、一部の波長のTRx11が複数とそれ以外の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は複数のOLTからのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等、又は、複数のOLTへのトラフィックを集約や分配や振分や複製や折返や透過の少なくとも一部をする集線SW等を介して接続されていてもよい。他は同様である。
以下、実行部3と指示部5の配置例について説明する。
(第1の配置例)
OLTがTRx11を備え、実行部3と指示部5とを分割して機能配備する例について説明する。この場合、OLTは、TRx11に実行部3を備える。OLTは、TRx11の情報処理部や、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理可能な箇所に指示部5を備える。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。
実行部3と指示部5の入出力は、内部配線、バックボード、OAM、主信号線、専用の配線、オペレーションシステム、コントローラ(不図示)及び制御盤(Cont盤)等の経路のいずれでもよい。ONUからの申告又は申告の複写を指示部5で直接終端して入力する場合、OAM又は主信号にカプセル化してもよい。ONUからの申告又は申告の複写をいずれかの箇所で終端して、内部配線、バックボード、OAM、主信号線、専用の配線、オペレーションシステム、コントローラ及び制御盤等の経路を経由して入力してもよい。OAMや主信号線を用いる場合、OAMや主信号にカプセル化することが望ましい。主信号線を通す場合はOSU又は他箇所のSWにて指示部5に振り分けることが望ましい。なお、これは以降の配置例でも同様である。
また、第1の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第2の配置例)
第2の配置例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第2の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第3の配置例)
第3の配置例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第3の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第4の配置例)
第4の配置例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第4の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第5の配置例)
第5の配置例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をOLT外部の例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第5の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第6の配置例)
第6の配置例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第6の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第7の配置例)
第7の構成例では、実行部3をTRx11に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第7の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるTRx11とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、TRx11とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第8の配置例)
第8の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をTRx11のCPU等の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第8の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12とTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第9の配置例)
第9の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の配置例と同様である。なお、第9の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第10の配置例)
第10の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第10の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第11の配置例)
第11の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第11の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第12の配置例)
第12の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第12の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第13の配置例)
第13の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第13の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第14の配置例)
第14の配置例では、実行部3をSW12に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第14の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW12及びOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第15の配置例)
第15の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第15の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSU及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第16の配置例)
第16の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第16の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OSU及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第17の配置例)
第17の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。実行部3が指示部5よりPON近傍に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の配置例と同様である。なお、第17の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第18の配置例)
第18の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第18の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OSU及びSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第19の配置例)
第19の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をOLTの制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第19の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OSU及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第20の配置例)
第20の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第20の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OSUとOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第21の配置例)
第21の配置例では、実行部3をOSUに備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第21の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUとOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OSUと主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第22の配置例)
第22の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第22の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW13とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第23の配置例)
第23の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をSW12の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。なお、第23の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW12とSW13とを備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第24の配置例)
第24の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をOSUのCPU等の演算処理可能な箇所に備える。OSUの演算処理可能な箇所は、例えば、情報処理部、CPUである。その他は第1の配置例と同様である。なお、第24の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOSUに演算処理可能な箇所とSW13とを備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及びOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第25の配置例)
第25の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の配置例と同様である。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM(Virtual Machine)上でもよい。なお、第25の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW13及びSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第26の配置例)
第26の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をOLTの例えば制御部14や、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第26の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW13とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第27の配置例)
第27の配置例では、実行部3をSW13に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第27の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW13とOLT外部の演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第28の配置例)
第28の配置例では、実行部3をOLTのSW13に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第28の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるSW13とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、SW13及び主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第29の配置例)
第29の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14や、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をTRx11の情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第29の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第30の配置例)
第30の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第30の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第31の配置例)
第31の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第31の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLTとOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第32の配置例)
第32の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第32の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第33の配置例)
第33の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第33の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤及びOLTに演算処理可能な箇所を備える構成に適用できる。
(第34の配置例)
第34の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第34の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第35の配置例)
第35の配置例では、実行部3をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第35の構成例は通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部の主信号ネットワークに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びOLT外部の主信号ネットワーク中の演算可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第36の配置例)
第36の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第36の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等と送受信部11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第37の配置例)
第37の配置例では、実行部3をOLT外部のセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第37の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とスイッチ部12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等に演算処理可能な箇所及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第38の配置例)
第38の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOSUの例えば、情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第38の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所及びOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第39の配置例)
第39の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、COU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第39の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とスイッチ部13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所及びSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第40の配置例)
第40の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLTの制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第40の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第41の配置例)
第41の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備える。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別サーバ上でもよく、同一サーバ上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第41の配置例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第42の配置例)
第42の配置例では、実行部3をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第42の構成例は通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やオペレーションシステムやNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所及びOLT外部の主信号ネットワーク中の演算可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第43の配置例)
第43の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第43の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等と送受信部11の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第44の配置例)
第44の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をSW12の例えば情報処理部や、COU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第44の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とスイッチ部12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第45の配置例)
第45の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第45の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第46の配置例)
第46の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所な箇所に備え、指示部5をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第46の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第47の配置例)
第47の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第47の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOLTに演算処理可能な箇所を備える構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第48の配置例)
第48の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、オペレーションシステム又はNEコントローラなどのEMS等の演算処理可能な箇所に備えるその他は第1の構成例と同様である。なお、第48の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部3及び指示部5が備わっていてもよい。
(第49の配置例)
第49の配置例では、実行部3をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備え、指示部5をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。実行部3が指示部5よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第49の配置例は通信システム構成(1−1)〜(32−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15の演算処理可能な箇所及びOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
なお、第1の配置例から第49の配置例において、指示部5の設定又はアルゴリズムを変更するためのインターフェース(IF)を備え、指示部5のソフトウェアを変更できるとしてもよい。
また、第1の配置例から第49の配置例において、指示部5は装置の構成要素であり、演算処理が可能な一か所の構成要素上に指示部5が配置される例を示したが、第1の配置例から第49の配置例はこれに限定されない。指示部5は、演算処理が可能な複数の構成要素装置上、例えば複数のCPUでの処理により実現してもよい。
以上説明した少なくとも一つの本実施形態における通信装置100は、汎用性を高めることによって、開発コストや又は調達コストを低減することが可能になる。具体的には、通信装置100は、割当機能の一部を分割する。そして、通信装置100は、分割した機能間に応じたAPIを用いることによって分割した機能の入れ替えを容易にする。これにより、汎用性を高めることができる。
また、通信装置100は、外部装置からの情報及びその外部装置からの情報の履歴を検出することで、検出結果と、通信事業者やサービス等に応じたサービスポリシーに応じた所望の割当となるように、処理を変更するように割り当て機能を分割することとして汎用性を高め、開発コストや調達コストを低減することを可能にする。
上述した実施形態における通信装置100の少なくとも一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
3…実行部,5…指示部,100…通信装置, 101…状態取得部, 1011…連携制御部, 1012…トラフィックモニタ, 1013…リクエスト処理部, 1014…申告処理部, 102…割当計算部, 103…方針決定部, 104…grant処理部

Claims (6)

  1. 割当に係る処理の一部を実行する実行部と、
    前記実行部から得られる情報に基づいて、サービスポリシーに応じた所望の割当となる処理を前記実行部に指示する指示部と、
    を備え、
    前記実行部と、前記指示部とは、API(Application Programming Interface)を介して接続される通信装置。
  2. 前記指示部は、前記実行部の割当、割当結果、割当履歴、割当に伴うデータ導通、導通履歴、要求、要求履歴、外部装置からの情報及び外部装置からの情報の履歴の少なくともいずれかの情報のいずれかを検出し、検出した結果と、サービスポリシーとに基づいて所望の割当となる処理を前記実行部に指示する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記実行部は、準拠する規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して共通で利用可能な機能モジュールで構成される、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記実行部は、集積回路で構成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 請求項1に記載の通信装置を用いた通信方法であって、
    前記割当に係る処理の一部を前記実行部に実行させる実行ステップと、
    前記実行部から得られる情報に基づいて、サービスポリシーに応じた所望の割当となる処理を前記実行部に指示させる設定方法。
  6. コンピュータを、請求項1に記載の通信装置に備わる各機能部として機能させるための通信プログラム。
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