JP2010171679A - 広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スポンサー企業の希望する条件を満たすユーザに広告メロディを配信する。
【解決手段】広告メロディ配信サービスに加入したいユーザは、サーバ装置4にアクセスして自己の属性情報(性別、地域、年齢など)を入力する。スポンサー企業は、サーバ装置4にアクセスし、広告メロディを配信を希望するユーザの属性情報を入力する。サーバ装置4はユーザの属性情報及び時間帯などに基づいて分割された広告枠を表示し、スポンサー企業は希望の広告枠に入札する。サーバ装置4は、広告枠ごとに落札したスポンサー企業を決定し、加入したいユーザがサーバ装置4にその属性情報を入力したときに対応する広告枠を落札したスポンサー企業の広告メロディを提示する。ユーザが提示された広告メロディに登録すると、そのユーザへの発信者に呼出音としてその広告メロディが再生され、広告料の一部を寄付することができる。
【選択図】図1
【解決手段】広告メロディ配信サービスに加入したいユーザは、サーバ装置4にアクセスして自己の属性情報(性別、地域、年齢など)を入力する。スポンサー企業は、サーバ装置4にアクセスし、広告メロディを配信を希望するユーザの属性情報を入力する。サーバ装置4はユーザの属性情報及び時間帯などに基づいて分割された広告枠を表示し、スポンサー企業は希望の広告枠に入札する。サーバ装置4は、広告枠ごとに落札したスポンサー企業を決定し、加入したいユーザがサーバ装置4にその属性情報を入力したときに対応する広告枠を落札したスポンサー企業の広告メロディを提示する。ユーザが提示された広告メロディに登録すると、そのユーザへの発信者に呼出音としてその広告メロディが再生され、広告料の一部を寄付することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話などにおける呼出音として企業の広告情報などを再生し、該企業からの広告料の一部をNPO団体などに寄付することができるようにした広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置に関する。
携帯電話などにおいて、着信音をユーザの好みのメロディに変更する着信メロディサービスはよく知られている。
また、着信者が事前設定したメロディを呼出音(RBT:Ring Back Tone、リングバックトーン)として発信者に流す携帯電話のサービスも行われている(非特許文献1、非特許文献2)。
そして、このような携帯電話サービスにおいて呼出音として広告情報を配信する広告配信方法、広告配信システム及び広告配信装置が提案されている(特許文献1)。
この提案されている広告配信方法によれば、広告スポンサーより提供される様々な広告音源を記憶し、前記記憶された広告音源のいずれかをユーザの指定に基づいて登録設定し、発呼者から前記ユーザへの電話呼び出しの間、または前記ユーザが発呼者となり電話呼び出しを行う間に、前記登録設定された広告音源を発呼者へリングバックトーンとして再生出力することにより、広告配信が行われる。
また、着信者が事前設定したメロディを呼出音(RBT:Ring Back Tone、リングバックトーン)として発信者に流す携帯電話のサービスも行われている(非特許文献1、非特許文献2)。
そして、このような携帯電話サービスにおいて呼出音として広告情報を配信する広告配信方法、広告配信システム及び広告配信装置が提案されている(特許文献1)。
この提案されている広告配信方法によれば、広告スポンサーより提供される様々な広告音源を記憶し、前記記憶された広告音源のいずれかをユーザの指定に基づいて登録設定し、発呼者から前記ユーザへの電話呼び出しの間、または前記ユーザが発呼者となり電話呼び出しを行う間に、前記登録設定された広告音源を発呼者へリングバックトーンとして再生出力することにより、広告配信が行われる。
一方、近年企業のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)が注目されており、それを果たしているという企業はあっても、実際にその活動が公に認知されていることは少ない。CSRはさまざまな分野で社会に貢献している。しかし、それをアピールする場が少ないという現状がある。また、一般市民のCSRに対する認知度が依然として低いのも事実である。さらに、NGOやNPOは寄付金や補助金に頼っており、継続的な財政支援をするシステムが必要とされている。
早坂拓、外4名、「メロディコールサービスの開発」、NTT DoCoMo テクニカル・ジャーナル、平成16年4月1日、Vol.12、No.1、p.64-69
井上清隆、外4名、「音楽サービスの拡大を目指すメロディーコール拡充」、NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル、平成20年4月1日、Vol.16、No.1、p.41-47
上記特許文献1において提案されている広告配信方法は、広告スポンサーにより提供される広告音源のいずれかをユーザが指定して登録するものであり、広告スポンサーが、その希望する属性を有するユーザにその広告音源を登録設定してもらえるとは限らないものであった。また、発呼者ごとに属性情報を記憶し、登録設定された広告音源を再生出力するときに、前記記憶された属性情報に基づいて特定される音源データを選択すること(ユーザ属性別再生)も提案されているが、そのためには、発呼者の属性情報を取得することや複数の音源データを準備しておくことが必要であった。
そこで本発明は、呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるシステムを用いて広告情報を再生させる場合に、スポンサー企業が希望する属性を有するユーザに広告メロディを配信することができる広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置は、呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるシステムを用いて広告情報を再生させる広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置であって、サービスへの加入を希望するユーザからのアクセスに応じて、そのユーザの属性情報を入力させる第1の入力手段と、前記第1の入力手段により前記ユーザの属性情報が入力されたときに、そのユーザに、その属性情報に対応する広告枠を落札したスポンサー企業の広告メロディを提示する手段と、前記ユーザが前記提示された広告メロディに対する登録を行ったときに、そのユーザの情報及びその広告メロディの情報を、前記呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるシステムに登録し、前記ユーザに対する発信者又は発信者である前記ユーザに対して、呼出音に代えて前記登録した広告メロディが再生されるように設定する手段と、スポンサー企業からのアクセスに応じて、そのスポンサー企業が広告メロディの配信を希望するユーザの属性情報を入力させる第2の入力手段と、前記第2の入力手段により入力された属性情報に対応する広告枠を表示する表示手段と、表示された広告枠に対するスポンサー企業の入札を受け付ける入札受付手段と、前記入札結果に基づいて落札したスポンサー企業を決定する落札スポンサー企業決定手段とを有するものである。
また、前記広告枠は、ユーザの属性情報に加え、着信の時間帯、着信数又は期間に応じて設定されているものである。
また、前記広告枠は、ユーザの属性情報に加え、着信の時間帯、着信数又は期間に応じて設定されているものである。
本発明の広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置によれば、スポンサー企業が広告メロディの配信を希望する属性情報を有するユーザを対象として容易に広告メロディを配信することが可能となる。
また、各広告枠のスポンサー企業の決定を入札により行っているため、スポンサー企業を合理的に決定することができる。
さらに、広告メロディとして企業の社会貢献活動を紹介するような情報を報知することにより、スポンサー企業のCSRを紹介することが可能となる。
さらにまた、スポンサー企業からの広告料の一部を寄付としてNGOやNPO団体に送られるようにすることにより、NPOやNGOの活動を持続的にサポートすることができ、また、各ユーザ個人が実際にNGOやNPOに支援を行っていることを実感することができる。
また、各広告枠のスポンサー企業の決定を入札により行っているため、スポンサー企業を合理的に決定することができる。
さらに、広告メロディとして企業の社会貢献活動を紹介するような情報を報知することにより、スポンサー企業のCSRを紹介することが可能となる。
さらにまた、スポンサー企業からの広告料の一部を寄付としてNGOやNPO団体に送られるようにすることにより、NPOやNGOの活動を持続的にサポートすることができ、また、各ユーザ個人が実際にNGOやNPOに支援を行っていることを実感することができる。
図1は、本発明の広告メロディ配信システムの全体構成を示す図である。
この図において、1及び2は携帯電話、3はインターネット、4は本発明の広告メロディ配信システムによるサービスを提供する事業者のサーバ装置、5は広告主であるスポンサー企業の端末である。また、11〜15は移動通信事業者の設備であり、11及び12は交換機、13は呼出音に代えて再生される音源データの蓄積再生などを行う情報蓄積装置、14は加入者に関する情報を保持するサービス制御装置、15は事前設定されたメロディ情報を呼出音に代えて再生させる処理を管理するRBT管理サーバである。ここで、交換機11及び12、情報蓄積装置13、サービス制御装置14は移動通信事業者のコアネットワーク内に配置されている。図示するように、サーバ装置4及びRBT管理サーバ15はインターネット3に接続されている。携帯電話1、2のユーザは携帯電話のインターネット接続機能を用いて前記サーバ装置4に接続することができ、また、スポンサー企業の端末5もインターネット3を介して前記サーバ装置4に接続することができる。
この図において、1及び2は携帯電話、3はインターネット、4は本発明の広告メロディ配信システムによるサービスを提供する事業者のサーバ装置、5は広告主であるスポンサー企業の端末である。また、11〜15は移動通信事業者の設備であり、11及び12は交換機、13は呼出音に代えて再生される音源データの蓄積再生などを行う情報蓄積装置、14は加入者に関する情報を保持するサービス制御装置、15は事前設定されたメロディ情報を呼出音に代えて再生させる処理を管理するRBT管理サーバである。ここで、交換機11及び12、情報蓄積装置13、サービス制御装置14は移動通信事業者のコアネットワーク内に配置されている。図示するように、サーバ装置4及びRBT管理サーバ15はインターネット3に接続されている。携帯電話1、2のユーザは携帯電話のインターネット接続機能を用いて前記サーバ装置4に接続することができ、また、スポンサー企業の端末5もインターネット3を介して前記サーバ装置4に接続することができる。
ユーザは、本発明の広告メロディ配信サービスの加入者になるために、その携帯電話などを用いて、前記サーバ装置4にアクセスし、後述するように、本発明の広告メロディ配信サービスへの加入を申し込み、配信する広告メロディ及びその広告メロディを配信する相手の選択を行う。
これにより、サーバ装置4は、そのユーザが呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるサービスの加入者であるという情報、そのユーザに登録された広告メロディの音源データ及び配信する相手の情報を前記RBT管理サーバ15に送信する。
RBT管理サーバ15は、送信されたサービス加入者の情報、音源データ及び広告メロディを配信する相手の情報を移動通信事業者のコアネットワークに送信する。これにより、広告メロディの音源データは、前記情報蓄積装置13のユーザに対応付けられた音源ボックスに記憶される。また、サービス加入者の情報、広告メロディの配信相手の情報、及び、その音源ボックスの番号は前記情報蓄積装置13を介して前記サービス制御装置14に記憶される。
これにより、サーバ装置4は、そのユーザが呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるサービスの加入者であるという情報、そのユーザに登録された広告メロディの音源データ及び配信する相手の情報を前記RBT管理サーバ15に送信する。
RBT管理サーバ15は、送信されたサービス加入者の情報、音源データ及び広告メロディを配信する相手の情報を移動通信事業者のコアネットワークに送信する。これにより、広告メロディの音源データは、前記情報蓄積装置13のユーザに対応付けられた音源ボックスに記憶される。また、サービス加入者の情報、広告メロディの配信相手の情報、及び、その音源ボックスの番号は前記情報蓄積装置13を介して前記サービス制御装置14に記憶される。
携帯電話1のユーザが携帯電話2に発信した場合について説明する。ここで、携帯電話2のユーザが本発明の広告メロディ配信サービスの加入者であるとする。
携帯電話1から携帯電話2への発信があったとき、携帯電話1が接続される発側交換機11は、前記サービス制御装置14から着信者である携帯電話2のユーザの情報を取得し、その着信者が本サービスの契約者である場合には、その音源データが蓄積されている情報蓄積装置13における音源ボックス番号の情報を読み出す。そして、発側交換機11から着側交換機12までの回線接続を行い、着側交換機12に、着移動機番号(携帯電話2の番号)とそれに対応する情報蓄積装置13における音源ボックス番号を通知する。
着側交換機12は、前記発側交換機11からの通知を受信すると、携帯電話2を呼び出すとともに、前記情報蓄積装置13に着移動機番号と前記音源ボックス番号を通知して回線設定処理を行う。そして、携帯電話2からの応答及び情報蓄積装置13との回線設定処理が完了すると、前記情報蓄積装置13は、前記音源ボックス番号に対応する音源データを、前記着側交換機12及び前記発側交換機11を介して、前記携帯電話1に対して再生する。
このようにして、本発明の広告メロディ配信サービスへの加入ユーザに対して発信をした携帯電話に対して、あらかじめ設定されている音源データが呼出音として再生される。
携帯電話1から携帯電話2への発信があったとき、携帯電話1が接続される発側交換機11は、前記サービス制御装置14から着信者である携帯電話2のユーザの情報を取得し、その着信者が本サービスの契約者である場合には、その音源データが蓄積されている情報蓄積装置13における音源ボックス番号の情報を読み出す。そして、発側交換機11から着側交換機12までの回線接続を行い、着側交換機12に、着移動機番号(携帯電話2の番号)とそれに対応する情報蓄積装置13における音源ボックス番号を通知する。
着側交換機12は、前記発側交換機11からの通知を受信すると、携帯電話2を呼び出すとともに、前記情報蓄積装置13に着移動機番号と前記音源ボックス番号を通知して回線設定処理を行う。そして、携帯電話2からの応答及び情報蓄積装置13との回線設定処理が完了すると、前記情報蓄積装置13は、前記音源ボックス番号に対応する音源データを、前記着側交換機12及び前記発側交換機11を介して、前記携帯電話1に対して再生する。
このようにして、本発明の広告メロディ配信サービスへの加入ユーザに対して発信をした携帯電話に対して、あらかじめ設定されている音源データが呼出音として再生される。
次に、本発明の広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置4を用いて行われる処理について説明する。
本発明の広告メロディ配信サービスに加入しようとする一般ユーザは、サーバ装置4にアクセスして、本サービスへの加入の手続を行う。このとき、ユーザは、自己に関する属性情報(性別、年齢、居住する地域、こどもの有無、趣味、未婚既婚の別、自動車の有無、職業などの情報)を入力する。
また、本発明の広告メロディ配信システムに音源データを提供するスポンサー企業は、前記サーバ装置4にアクセスして、所望の広告枠を落札し、配信しようとする広告メロディの音源データを提供する。なお、この音源データとしては、楽曲データに限らず、企業名と行っている社会貢献活動を音声で紹介する情報やもっと聞きたいと思わせるようなクイズや豆知識的な情報であってもよく、15秒程度の長さとするのが好適である。
本発明の広告メロディ配信サービスに加入しようとする一般ユーザは、サーバ装置4にアクセスして、本サービスへの加入の手続を行う。このとき、ユーザは、自己に関する属性情報(性別、年齢、居住する地域、こどもの有無、趣味、未婚既婚の別、自動車の有無、職業などの情報)を入力する。
また、本発明の広告メロディ配信システムに音源データを提供するスポンサー企業は、前記サーバ装置4にアクセスして、所望の広告枠を落札し、配信しようとする広告メロディの音源データを提供する。なお、この音源データとしては、楽曲データに限らず、企業名と行っている社会貢献活動を音声で紹介する情報やもっと聞きたいと思わせるようなクイズや豆知識的な情報であってもよく、15秒程度の長さとするのが好適である。
前記サーバ装置4は、スポンサー企業が配信を希望するユーザのグループの情報(ユーザの属性情報)を取得し、対応する広告枠をスポンサー企業に提示して入札を行わせる。そして、各広告枠ごとにそれを落札したスポンサー企業により提供された広告メロディを割り当て、サービスに加入しようとするユーザに対して、その属性情報に対応する広告枠の広告メロディを提示する。ユーザがその広告メロディに登録したときは、その加入ユーザに関する情報、その広告メロディの音源データ及びその広告メロディを配信する相手の情報を前記RBT管理サーバ15に送信して前記情報蓄積装置13及び前記サービス制御装置14に蓄積又は登録するとともに、前記RBT管理サーバ15から送られるコール数(着呼数)の情報などのサービスに関する情報を前記スポンサー企業の端末5に通知する処理を行う。なお、広告枠を落札したスポンサー企業からの広告費の一部は前記移動通信事業者に支払われ、また、前記広告費の一部はNGOやNPOなどに寄付される。
図2は、本発明の広告メロディ配信サービスに加入しようとする一般ユーザが前記サーバ装置4にアクセスしたときの処理について説明するための図である。
本発明の広告メロディ配信サービスに加入しようとするユーザは、その携帯電話からのインターネット接続などによりサービス提供事業者のサーバ装置4にアクセスし、該サーバ装置により提供されているウェブページにおいて、広告メロディ配信サービスに関する項目を選択する(ステップS1)。
次に、その広告メロディ配信サービスへの申込みページに移行し、広告メロディ配信サービスへの加入の申込みを選択する(ステップS2)。
そして、該申込みページに準備されているフォームに、そのユーザの属性を示す登録者情報を入力する(ステップS3)。ここで入力される情報は、そのユーザの性別(M/W)、居住している地域、年齢(年代)、趣味、既婚未婚の別、こどもの有無、自動車の有無、職業などである。
本発明の広告メロディ配信サービスに加入しようとするユーザは、その携帯電話からのインターネット接続などによりサービス提供事業者のサーバ装置4にアクセスし、該サーバ装置により提供されているウェブページにおいて、広告メロディ配信サービスに関する項目を選択する(ステップS1)。
次に、その広告メロディ配信サービスへの申込みページに移行し、広告メロディ配信サービスへの加入の申込みを選択する(ステップS2)。
そして、該申込みページに準備されているフォームに、そのユーザの属性を示す登録者情報を入力する(ステップS3)。ここで入力される情報は、そのユーザの性別(M/W)、居住している地域、年齢(年代)、趣味、既婚未婚の別、こどもの有無、自動車の有無、職業などである。
前記サーバ装置4は、入力された登録者情報に基づいて、そのユーザに対応する(適した)広告メロディに登録できるウェブページに遷移させる(ステップS4)。後述するように、ユーザの属性に応じて広告メロディを提供するスポンサー企業が決定されており、遷移したページにおいて、ユーザは、そのスポンサー企業により提供される広告メロディに登録することができる。
ユーザは、該遷移先のページに記載されている広告メロディの中から所望の広告メロディを選択し、登録する(ステップS5)。
そして、登録した広告メロディを呼出音として配信する相手を選択する(ステップS6)。ユーザは、自分に電話をかけてきた発信者すべてに選択した広告メロディを呼出音として配信するか、あるいは、あらかじめ選択した特定の発信者に対して選択した広告メロディを配信するかを選択することができる。特定の発信者に対して配信することを選択したときには、ユーザは、選択した発信者の電話番号を入力する。
ユーザは、該遷移先のページに記載されている広告メロディの中から所望の広告メロディを選択し、登録する(ステップS5)。
そして、登録した広告メロディを呼出音として配信する相手を選択する(ステップS6)。ユーザは、自分に電話をかけてきた発信者すべてに選択した広告メロディを呼出音として配信するか、あるいは、あらかじめ選択した特定の発信者に対して選択した広告メロディを配信するかを選択することができる。特定の発信者に対して配信することを選択したときには、ユーザは、選択した発信者の電話番号を入力する。
これに応じて、前記サーバ装置4は、その加入ユーザの電話番号、その加入ユーザが登録した広告メロディの音源データ、及び、登録した広告メロディを配信する相手の情報(全て又は特定の発信者の電話番号)を前記RBT管理サーバ15に送信する。RBT管理サーバ15は、前記サーバ装置4から受信した情報を前記情報蓄積装置13に送信し、情報蓄積装置13は、その加入ユーザが登録した広告メロディの音源データを自装置内の音源ボックスに保存するとともに、その加入ユーザの電話番号(、その加入ユーザが登録した広告メロディ)、その広告メロディを配信する相手の情報(全て又は発信者の電話番号)、及び、そのユーザの音源ボックスの番号を前記サービス制御装置14に送信し、記憶させる。
その後は、前記ステップS6において加入ユーザが発信者すべてに登録した広告メロディを配信することを選択した場合には、前述のように、その加入ユーザへの着信があったときに、その発信者に呼出音に代えて加入ユーザが登録した広告メロディが配信される(ステップS7)。また、前記ステップS6において加入ユーザが特定の発信者に対して登録した広告メロディを配信することを選択した場合には、前述のように、その加入ユーザへの着信があり、その発信者が加入ユーザが設定した発信者であるときに、その発信者に登録した広告メロディが呼出音に代えて配信される(ステップS8)。なお、設定した発信者ではないときには、通常の呼出音がその発信者に配信される。
そして、その加入ユーザへのコール数(着信数)に応じて、その広告費の一部がNGO団体やNPO団体などに寄付される(ステップS9)。すなわち、前記RBT管理サーバ15から、加入ユーザへの着信数の情報がサーバ装置4に送られ、これに応じた広告費がスポンサー企業からサービス提供事業者に支払われる。サービス提供事業者は、その広告費の一部をNGO団体又はNPO団体に寄付する。
そして、その加入ユーザへのコール数(着信数)に応じて、その広告費の一部がNGO団体やNPO団体などに寄付される(ステップS9)。すなわち、前記RBT管理サーバ15から、加入ユーザへの着信数の情報がサーバ装置4に送られ、これに応じた広告費がスポンサー企業からサービス提供事業者に支払われる。サービス提供事業者は、その広告費の一部をNGO団体又はNPO団体に寄付する。
図3は、スポンサー企業側からの処理について説明するための図である。
本発明の広告メロディ配信サービスのスポンサー企業となる企業は、事前にサービス提供事業者とスポンサー企業となる旨の契約を結び、ID及びパスワードを入手しているものとする。
スポンサー企業の担当者は、前記サーバ装置4のウェブサイトにアクセスし(ステップS11)、自社のIDとパスワードを入力する(ステップS12)。前記サーバ装置4は、入力されたIDとパスワードの認証をする(ステップS13)。IDとパスワードの認証が終了すると、広告メロディを配信したいユーザのグループの情報を入力するウェブページが表示され、担当者は、広告メロディを配信したい加入ユーザのグループの情報、すなわち、広告メロディを配信したい加入ユーザが有する属性情報の条件(例えば、男性のみ、こどものいる人など)を表示されているフォームに入力する(ステップS14)。
次に、スポンサー企業の担当者は、フォームに入力した条件に適合するグループに配信する広告メロディを選択し表示する(ステップS15)。続いて、その広告メロディを配信したい期間又はコール数を入力する(ステップS16)。
本発明の広告メロディ配信サービスのスポンサー企業となる企業は、事前にサービス提供事業者とスポンサー企業となる旨の契約を結び、ID及びパスワードを入手しているものとする。
スポンサー企業の担当者は、前記サーバ装置4のウェブサイトにアクセスし(ステップS11)、自社のIDとパスワードを入力する(ステップS12)。前記サーバ装置4は、入力されたIDとパスワードの認証をする(ステップS13)。IDとパスワードの認証が終了すると、広告メロディを配信したいユーザのグループの情報を入力するウェブページが表示され、担当者は、広告メロディを配信したい加入ユーザのグループの情報、すなわち、広告メロディを配信したい加入ユーザが有する属性情報の条件(例えば、男性のみ、こどものいる人など)を表示されているフォームに入力する(ステップS14)。
次に、スポンサー企業の担当者は、フォームに入力した条件に適合するグループに配信する広告メロディを選択し表示する(ステップS15)。続いて、その広告メロディを配信したい期間又はコール数を入力する(ステップS16)。
前記サーバ装置4は、前記ステップS15で入力された配信対象となるグループの情報、及び、ステップS16で入力された配信期間又はコール数に適合する広告枠を表示する(ステップS17)。ここで、本発明においては、スポンサー企業が地域、時間帯などのターゲットを絞って広告メロディを再生させる(配信する)ことができるように、広告枠すなわちリングバックトーンの利用枠を、加入ユーザの居住地域などの属性別、あるいは、通信の時間帯別に分割して販売するようにしている。
スポンサー企業は、表示されている広告枠のうちの希望の広告枠に入札を行う(ステップS18)。
前記サーバ装置4は、スポンサー企業からの入札を受け付ける。そして、あらかじめ定めた入札期間(例えば、広告枠の開始時刻の所定時間前)が満了すると、広告枠ごとに最も高額な入札を行ったスポンサー企業を落札者として決定する。
スポンサー企業は、所望の広告枠について、前記配信したい期間又はコール数に対応した利用権を落札すると(ステップS19)、前述のようにして、あらかじめ用意してあった広告メロディ又は新たに作成した広告メロディを配信することができる(ステップS20又はS21)。
スポンサー企業は、表示されている広告枠のうちの希望の広告枠に入札を行う(ステップS18)。
前記サーバ装置4は、スポンサー企業からの入札を受け付ける。そして、あらかじめ定めた入札期間(例えば、広告枠の開始時刻の所定時間前)が満了すると、広告枠ごとに最も高額な入札を行ったスポンサー企業を落札者として決定する。
スポンサー企業は、所望の広告枠について、前記配信したい期間又はコール数に対応した利用権を落札すると(ステップS19)、前述のようにして、あらかじめ用意してあった広告メロディ又は新たに作成した広告メロディを配信することができる(ステップS20又はS21)。
あるスポンサー企業の広告枠がその配信期間の経過又はコール数の達成などにより終了したときには、前記サーバ装置4は前記RBT管理サーバ15に対し、前記情報蓄積装置13及び前記サービス制御装置14に記録されているその広告枠に関する加入ユーザの情報、広告メロディの音源データ及び広告メロディを配信する相手の情報を抹消するように依頼する。そして、後続する広告枠を落札しているスポンサー企業の広告メロディに登録している加入ユーザの情報、その広告メロディの音源データ及び登録した広告メロディを配信する相手の情報を前記RBT管理サーバ15に送信し、前記情報蓄積装置13及び前記サービス制御装置14に蓄積又は記録させる。
なお、上述した実施の形態の広告メロディ配信システムにおいては、サービスに加入しているユーザが着信者であるときに、当該発信者に対して広告メロディを呼出音(RBT)として配信するものであったが、これとは逆に、サービスに加入しているユーザが発信者であるときに、呼出音としてスポンサー企業の広告メロディを再生するようにしてもよい。この場合には、発信者である加入ユーザの携帯電話に、その登録した広告メロディが前記情報蓄積装置13から着側交換機12及び発側交換機11を介して再生される。
さらにまた、広告メロディを着信音として使用するようにすることもできる。この場合には、サーバ装置4にアクセスしたユーザが選択した広告メロディが、サーバ装置4からそのユーザの携帯電話にダウンロードされ、そのユーザの着信メロディとしてセットされるようにすればよい。
さらにまた、広告メロディを着信音として使用するようにすることもできる。この場合には、サーバ装置4にアクセスしたユーザが選択した広告メロディが、サーバ装置4からそのユーザの携帯電話にダウンロードされ、そのユーザの着信メロディとしてセットされるようにすればよい。
1,2:携帯電話、3:インターネット、4:サーバ装置、5:スポンサー企業の端末、11、12:交換機、13:情報蓄積装置、14:サービス制御装置、15:RBT管理サーバ
Claims (2)
- 呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるシステムを用いて広告情報を再生させる広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置であって、
サービスへの加入を希望するユーザからのアクセスに応じて、そのユーザの属性情報を入力させる第1の入力手段と、
前記第1の入力手段により前記ユーザの属性情報が入力されたときに、そのユーザに、その属性情報に対応する広告枠を落札したスポンサー企業の広告メロディを提示する手段と、
前記ユーザが前記提示された広告メロディに対する登録を行ったときに、そのユーザの情報及びその広告メロディの情報を、前記呼出音に代えて指定されたメロディ情報を再生させるシステムに登録し、前記ユーザに対する発信者又は発信者である前記ユーザに対して、呼出音に代えて前記登録した広告メロディが再生されるように設定する手段と、
スポンサー企業からのアクセスに応じて、そのスポンサー企業が広告メロディの配信を希望するユーザの属性情報を入力させる第2の入力手段と、
前記第2の入力手段により入力された属性情報に対応する広告枠を表示する表示手段と、
表示された広告枠に対するスポンサー企業の入札を受け付ける入札受付手段と、
前記入札結果に基づいて落札したスポンサー企業を決定する落札スポンサー企業決定手段と
を有することを特徴とする広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置。 - 前記広告枠は、ユーザの属性情報に加え、着信の時間帯、着信数又は期間に応じて設定されていることを特徴とする請求項1記載の広告メロディ配信システムにおけるサーバ装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504091A (ja) * | 2010-12-16 | 2014-02-13 | 中国移動通信集団広東有限公司 | 情報処理システム、マルチメディア情報処理方法及びシステム |
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2009
- 2009-01-22 JP JP2009011664A patent/JP2010171679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014504091A (ja) * | 2010-12-16 | 2014-02-13 | 中国移動通信集団広東有限公司 | 情報処理システム、マルチメディア情報処理方法及びシステム |
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