JP2010171053A - 固体撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子及び撮像装置 Download PDF

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【課題】暗いシーンを撮像したときに固体撮像素子の半導体基板に形成したアンプ等で発光する赤外光の影響を抑制する。
【解決手段】赤外光カットフィルタを透過した可視光の受光量に応じた被写体画像信号を検出する画素部56と該被写体画像信号を増幅するアンプ58とが半導体基板51の表面部に形成された固体撮像素子100であって、半導体基板51のアンプ58が形成された直下近傍位置にだけ該アンプ58で発光され半導体基板51内を進む赤外光の画素部56方向への侵入を阻止する赤外光抑制層61を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、可視光による被写体画像を撮像する固体撮像素子及びこの固体撮像素子を搭載した撮像装置に関する。
固体撮像素子には、可視光による被写体画像を撮像するものや、赤外光を撮像するものがある。下記特許文献1には、赤外光を撮像する素子が紹介されており、入射する赤外光が素子の裏面で反射するため、素子表面側に設けられたフォトダイオードが反射光を検出しないように、素子裏面の全面に赤外光吸収層を設けている。
この特許文献1では、赤外光吸収層が形成された素子裏面を接着剤層を介してパッケージに接着させている図を示しているが、実際には、素子裏面全面を半導体と異なる材料で接着させると、素子を収納するパッケージに対して接着性が悪くなってしまうという問題がある。また、素子の半導体基板に電圧を印加する端子を設ける場合、素子裏面全面が赤外光吸収層で覆われているため、端子を設けるのが難しいという問題もある。
特許文献1は被写界から入射する赤外光の検出を目的とする素子を開示しているが、可視光の被写体画像を撮像するデジタルカメラでも、特許文献1と類似する問題が近年顕在化してきている。
可視光の被写体画像を撮像するデジタルカメラでは、固体撮像素子の前段に赤外光カットフィルタを挿入するため、被写界からの赤外光は、固体撮像素子に入射しない。しかし、固体撮像素子の周辺回路として、アンプ等の発熱素子(発光部品)が固体撮像素子と同一半導体基板に形成されているため、アンプ等が動作したとき、近赤外光や赤外光を発光してしまう。
図6は、アンプ等の発光の影響を説明する図である。アンプ部1が動作した場合、近赤外光を含む赤外光2が発光する。撮影レンズを通して固体撮像素子に入射する可視光は、波長が短いため半導体基板3に対して10〜20μm程度しか侵入せず、半導体基板3の浅部で光電変換されてしまう。これに対し、赤外光2は半導体基板3の深い場所まで侵入してしまう。
固体撮像素子を形成する半導体基板3が700μmくらい厚いと、発光した赤外光2は、裏面に到達する前に、あるいは裏面で反射しても反射光が表面側の画素(フォトダイオード)4に到達する前に、基板3内で吸収されてしまう。
しかし、近年の様に固体撮像素子の薄型化が図られて300〜400μm程度に厚さに削られると、裏面で反射した赤外光2が表面側の画素4に到達してしまう。
可視光撮像用の固体撮像素子で明るいシーンを撮像する場合、アンプ1等で発光した赤外光2の影響は、その発光量が少ないため、殆ど無い。しかし、暗いシーンを撮像する場合、アンプ1近くの画素4がアンプ1の発光光によって感光してしまい、本来「真っ黒」に映らなければいけない箇所が薄明るく撮像されてしまうという問題が生じ、撮像画像の画質を劣化させてしまう。
この問題を解決するために、特許文献1記載の様に、裏面全面を赤外光吸収層で覆うと、今度はパッケージへの接着性の問題や基板に設ける接続端子の問題が生じてしまう。
特開昭61―73369号公報
本発明の目的は、可視光による被写体画像を撮像する固体撮像素子を用いて暗いシーンを撮像するとき、固体撮像素子の周辺回路等として固体撮像素子と同一基板に形成されている発光部品の影響が、該発光部品の近くにある画素に及ばない様にして、撮像画像の高品質を維持することができる固体撮像素子及び撮像装置を提供することにある。
本発明の固体撮像素子は、赤外光カットフィルタを透過した可視光の受光量に応じた被写体画像信号を検出する画素部と該被写体画像信号を増幅するアンプとが半導体基板の表面部に形成された固体撮像素子であって、前記半導体基板の前記アンプが形成された直下近傍位置にだけ該アンプで発光され該半導体基板内を進む赤外光の前記画素部方向への侵入を阻止する赤外光抑制層を設けたことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記に記載の固体撮像素子と、該固体撮像素子の前段に置かれた赤外光カットフィルタとを搭載したことを特徴とする。
本発明によれば、必要最小限の赤外光抑制層を設けるため、これを裏面に設けた場合でもパッケージとの接着性が良好となり、暗いシーンを撮像した場合でも高品質な被写体画像を撮像することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能ブロック図である。 図1に示す固体撮像素子の断面式図である。 本発明の別実施形態の固体撮像素子の断面模式図である。 本発明の更に別実施形態の固体撮像素子の断面模式図である。 本発明の更に別実施形態の固体撮像素子の断面模式図である。 従来の固体撮像素子の断面模式図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の撮像装置の機能ブロック図である。図示する撮像装置は、撮影レンズ20と、CCD型の固体撮像素子100と、この両者の間に設けられた絞り22と、波長600nm以上あるいは650nm以上の近赤外光を含む赤外光を遮断する赤外カットフィルタ23と、光学ローパスフィルタ24とを備える。
固体撮像素子100は、厚さが300〜400nm程度に裏面側から削られて薄型化が図られ、且つ、図示しないセラミック等のパッケージ内に接着剤を用いて貼り付け固定されている。
撮像装置の電気制御系全体を統括制御するCPU25は、フラッシュ発光部26及び受光部27を制御し、レンズ駆動部28を制御して撮影レンズ20の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行い、絞り駆動部29を介し絞り22の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、CPU25は、撮像素子駆動部30を介して固体撮像素子100を駆動し、撮影レンズ20を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。CPU25には、操作部31を通してユーザからの指示信号が入力され、CPU25はこれらのユーザ指示に従って各種制御を行う。
撮像装置の電気制御系は、更に、固体撮像素子100の出力に接続されたアナログ信号処理部33と、このアナログ信号処理部33から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路34とを備え、これらはCPU25によって制御される。
更に、この撮像装置の電気制御系は、メインメモリ(フレームメモリ)36に接続されたメモリ制御部37と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行うデジタル信号処理部38と、撮像画像をJPEG画像に圧縮したり圧縮画像を伸張したりする圧縮伸張処理部39と、測光データを積算しデジタル信号処理部38が行うホワイトバランス補正のゲインを求める積算部40と、着脱自在の記録媒体41が接続される外部メモリ制御部42と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部43が接続される表示制御部44とを備え、これらは、制御バス46及びデータバス47によって相互に接続され、CPU25からの指令によって制御される。
図2は、図1に示す固体撮像素子100の要部断面模式図である。この固体撮像素子100の基本的な構成は、通常一般のCCD型固体撮像素子と同様であり、半導体基板51の表面部にフォトダイオード(画素)52や垂直転送路(垂直CCD)53が形成され、その上にゲート絶縁膜を介して転送電極54、遮光膜55が形成されることで、画素部56が形成されている。
画素部56に隣接して、水平CCDの出力端部に設けられたソースフォロアアンプ部58が形成されている。このアンプ部58は、発熱部品であり、動作したとき、近赤外光を含む赤外光を発光する。
半導体基板51は、厚さ300〜400nmであるため、アンプ部58の発光光は、裏面側で反射すると、その反射光は容易にアンプ部58の近傍にある画素52に到達してしまう。
そこで、本実施形態の固体撮像素子100では、アンプ部58の直下近傍にだけ基板裏面に赤外光抑制層として赤外光吸収層61を設ける。赤外光吸収層61は、半導体基板51の裏面の該当個所を削って凹部を形成し、この凹部内に赤外光吸収層61を設け、裏面全面を面一に成形する。これにより、図示しないパッケージに接着剤を用いて貼り付けたとき平面性が良いため接着性が良好となり、また、裏面の大部分が半導体のため更に接着性が良くなる。
これにより、信頼性の高い撮像モジュール(パッケージ化された固体撮像素子)の組立が容易になる。また、赤外光吸収層61として価格の高い材料を用いなければならない場合でも、アンプ部直下近傍のみに赤外光吸収層61を設ければ済むため、撮像モジュールを低コストで製造可能となる。
赤外光吸収層61を、アンプ部58の直下近傍に設ける範囲は次の様にして決めれば良い。図2に示すアンプ部58の画素側端部の直下位置から赤外光吸収層61の端までの距離を「a」とし、アンプ部58で発光し斜めに進んだ赤外光が赤外光吸収層61の端部外側で反射するまでの距離を「b」とし、反射してからフォトダイオード52に到達するまでの距離を「c」としたとき、和〔b+c〕が、赤外光吸収に十分な距離となる範囲にすれば良い。
フォトダイオード52は、可視光が到達する深さ程度の浅い場所(高々、20μm程度)に形成されるため、c≒bと考えられる。前述した様に、厚さ700μmの半導体の場合、赤外光の裏面での反射光はフォトダイオード52に届かないため、700μm×2=1400μmあれば、赤外光は届かない。つまり、b=700μmにすれば十分である。従って、半導体基板51の厚さをdとしたとき、a,b,dの三辺で直角三角形を形成するため、a+d=bから「a」を求めればよい。
この値aに対し、製造誤差を吸収且つ確実に反射光のフォトダイオード52への到達を回避するため、求めたaの値の10%程度をαとし、a+αを、図2に示す「a」とするのが良い。
赤外光吸収層61の材料としては、例えばタングステン膜等の高融点金属を用いることができるが、この材料に限定されるものではなく、有機膜でも良い。シリコンの屈折率は「4」程度と高く、屈折率の低い材料を用いると屈折率の差が大きくなってシリコン基板51と赤外光吸収層61との界面での反射率が高くなるため、シリコンの屈折率に近い材料で赤外光吸収層61を形成するのが好ましい。
図3は、本発明の別実施形態の固体撮像素子200の断面模式図である。図2に示す実施形態としては、半導体基板51の裏面側所要箇所を削って赤外光吸収層61を設けたが、本実施形態では、赤外光吸収層ではなく、赤外光抑制層として反射防止膜62を設ける。
反射防止膜62の大きさは、上述した赤外光吸収層61と同じにし、アンプ部58の直下近傍のみとする。「近傍」の意味も、図2での説明と同様である。
反射防止膜62は、単層膜,2層膜,3層膜でもよいが、レンズコーティングに用いられる多層膜の製造技術を本実施形態の反射防止膜62に適用することでも良い。
図3には2層膜の例を図示しており、内部側の第1層膜(屈折率n1)62aと裏面側の第2層膜(屈折率n2)62bとで構成される。アンプ部58で発光する赤外光の波長をλとしたとき、夫々の膜厚をλ/4とする。そして、屈折率が「約4」と高屈折率でなるシリコン基板51中を進む赤外光が第1層膜62a,第2層膜62bと進み、更に空気中(屈折率1)に進む場合において、反射率が「0」となる様に、光学上の公式から、各膜62a,62bの屈折率n1,n2を決め、その屈折率n1,n2を実現する材料で各膜62a,62bを形成する。これにより、アンプ部58の発光光が裏面で反射し画素52の方向に進まない様にすることができる。
この場合、固体撮像素子200の裏面側にセラミック製パッケージ(屈折率2程度)を貼り付けるか、何も貼らずに裏面が空気(屈折率1)に晒す状態で固体撮像素子200を使用するかによって、膜62a,62bが必要とする屈折率が異なり、従って、材料も異なってくるのは勿論である。
図4は、本発明の更に別実施形態の固体撮像素子の断面模式図である。図4に示す実施形態では、固体撮像素子300の半導体基板裏面に赤外光吸収層や赤外光反射防止膜を設けるのではなく、半導体基板51中の、フォトダイオード52の形成深さと同程度の深さの、アンプ部58直下近傍にのみ、赤外光抑制層として赤外光吸収層63を埋設する。
この赤外光吸収層63は、例えば、赤外光吸収層63を設ける位置まで半導体基板51の表面部所要箇所を削り、赤外光吸収層63を形成した後に、その上にポリシリコン層64をエピタキシャル成長させ、このポリシリコン層64の表面部にアンプ部58を形成することで実現できる。
赤外光吸収層63をタングステン膜としたとき、タングステン膜63を形成した後、その表面にシリコン酸化膜を形成することで、その上に、シリコンをエピタキシャル成長させれば良い。
この場合の赤外光吸収層63の大きさを、図2の赤外光吸収層61の大きさと同一としてもよいが、図2に示す辺bのなす角θと赤外光吸収層63との交点位置まで該赤外光吸収層63を設けるだけでも良い。
この構成によれば、アンプ部58を画素部に近づけて形成できるため、固体撮像素子300の小面積化を図ることができる。
図5は、図4の変形例を示す図である。この固体撮像素子400では、図4に示す赤外光吸収層63の画素部側を立ち上げた赤外光吸収層65を設けている。アンプ部58からの発光光のうちの直接光は、立ち上げ部65aで遮光されるため、撮像画像の更なる高品質化を図ることが可能となる。
以上述べた様に、上記の各実施形態は、赤外光カットフィルタを透過した可視光の受光量に応じた被写体画像信号を検出する画素部と該被写体画像信号を増幅するアンプとが半導体基板の表面部に形成された固体撮像素子であって、前記半導体基板の前記アンプが形成された直下近傍位置にだけ該アンプで発光され該半導体基板内を進む赤外光の前記画素部方向への侵入を阻止する赤外光抑制層を設けたことを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光抑制層は赤外光吸収層であり、該赤外光吸収層が前記半導体基板の裏面の前記直下近傍位置にだけ設けられることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光抑制層は赤外光吸収層であり、該赤外光吸収層が前記半導体基板中に埋設されることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光吸収層の前記画素部が設けられる端部に前記半導体基板の表面側に立ち上がる立ち上げ部が設けられることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光抑制層は赤外光反射防止膜であり、該赤外光反射防止膜が前記半導体基板の裏面の前記直下近傍位置にだけ設けられることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光反射防止膜は、屈折率の異なる複数の膜が積層されて構成されることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記赤外光抑制層は前記裏面の所要箇所が物理的に削られた後に形成され前記赤外光抑制層の形成後は前記裏面が面一となることを特徴とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記直下近傍とは、前記アンプで発光した赤外光が前記赤外光抑制層の端部外側を通り前記裏面で反射した後に前記画素部方向に進んだときの光路長が、前記半導体基板中を赤外光が進んだときに吸収されてしまう長さとなる範囲とする。
また、実施形態の固体撮像素子は、上記において、前記半導体基板の厚さが400μm以下である。
更に実施形態の撮像装置は、上記のいずれかに記載の固体撮像素子と、該固体撮像素子の前段に置かれた赤外光カットフィルタとを搭載したことを特徴とする。
これにより、アンプ部等で発光する赤外光の影響が画素部に及ぶのを阻止することができ、暗いシーンの撮像時にも撮像品質を高く維持することが可能となる。
本発明に係る固体撮像素子は、周辺回路として形成する発光部品であるアンプの発光光(赤外光(近赤外光を含む))による撮像画像の画質低下を抑制することができるため、高品質画像を撮像するデジタルカメラ(デジタルスチルカメラ,デジタルビデオカメラ,カメラ付携帯電話機等のデジタル電子機器を含む)等に適用すると有用である。
20 撮影レンズ
23 赤外光カットフィルタ
25 CPU
38 デジタル信号処理部
52 画素(フォトダイオードのn領域)
56 画素部
58 ソースフォロアアンプ部(発光部)
61,63,65 赤外光吸収層(赤外光抑制層)
62 赤外光反射防止膜(赤外光抑制層)
65a 立ち上げ部
100,200,300,400 固体撮像素子

Claims (10)

  1. 赤外光カットフィルタを透過した可視光の受光量に応じた被写体画像信号を検出する画素部と該被写体画像信号を増幅するアンプとが半導体基板の表面部に形成された固体撮像素子であって、前記半導体基板の前記アンプが形成された直下近傍位置にだけ該アンプで発光され該半導体基板内を進む赤外光の前記画素部方向への侵入を阻止する赤外光抑制層を設けた固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光抑制層は赤外光吸収層であり、該赤外光吸収層が前記半導体基板の裏面の前記直下近傍位置にだけ設けられる固体撮像素子。
  3. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光抑制層は赤外光吸収層であり、該赤外光吸収層が前記半導体基板中に埋設される固体撮像素子。
  4. 請求項3に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光吸収層の前記画素部が設けられる端部に前記半導体基板の表面側に立ち上がる立ち上げ部が設けられる固体撮像素子。
  5. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光抑制層は赤外光反射防止膜であり、該赤外光反射防止膜が前記半導体基板の裏面の前記直下近傍位置にだけ設けられる固体撮像素子。
  6. 請求項5に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光反射防止膜は、屈折率の異なる複数の膜が積層されて構成される固体撮像素子。
  7. 請求項2または請求項5または請求項6に記載の固体撮像素子であって、前記赤外光抑制層は前記裏面の所要箇所が物理的に削られた後に形成され前記赤外光抑制層の形成後は前記裏面が面一となる固体撮像素子。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の固体撮像素子であって、前記直下近傍とは、前記アンプで発光した赤外光が前記赤外光抑制層の端部外側を通り前記裏面で反射した後に前記画素部方向に進んだときの光路長が、前記半導体基板中を赤外光が進んだときに吸収されてしまう長さとなる範囲とする固体撮像素子。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の固体撮像素子であって、前記半導体基板の厚さが400μm以下である固体撮像素子。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の固体撮像素子と、該固体撮像素子の前段に置かれた赤外光カットフィルタとを搭載した撮像装置。
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