JP2010169134A - 流体並列補助4速自動変速機。 - Google Patents

流体並列補助4速自動変速機。 Download PDF

Info

Publication number
JP2010169134A
JP2010169134A JP2009010542A JP2009010542A JP2010169134A JP 2010169134 A JP2010169134 A JP 2010169134A JP 2009010542 A JP2009010542 A JP 2009010542A JP 2009010542 A JP2009010542 A JP 2009010542A JP 2010169134 A JP2010169134 A JP 2010169134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
speed
gear
torque converter
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009010542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Fujikawa
清 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009010542A priority Critical patent/JP2010169134A/ja
Publication of JP2010169134A publication Critical patent/JP2010169134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract


【課題】
流体三要素トルコンは流体滑りが多く燃費が悪い。中速トルクが特に弱いので是正する
ための直列接続された歯車変速機群と油圧自動制御回路が複雑な構造である。ベルト、摺
動コマ、電磁気制御の利用等も流体に比べて耐久力が十分でなく信頼度が劣る。
【解決手段】
図1に示すように減速用歯車変速機と直結クラッチを流体三要素トルコンと並列接続し
た二重安全構造。即ち直結クラッチ、減速用歯車が故障しても流体三要素トルコンとして
走行できる。またトルコンステーターを回転させ、流体反動トルクを歯車変速機に並列加
算して補強、1速用減速歯車を不用にした流体並列補助4速自動変速機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体トルクコンバーターと歯車変速機に関するものである。
流体三要素トルコンに数段の歯車変速機群を直列に接続して、油圧で低速から高速まで
自動制御する構造の流体歯車多段変速機。
特開昭53−4153号公報 特開昭50−135470号公報 特開昭58−193967号公報 特表2000−513792号公報 登録第3112087号
従来型流体多段歯車変速機は、流体三要素トルコンと減速歯車群が直列接続しているか
ら故障発生時に車停止の欠点があり、流体滑りも多く複雑な制御構造である。ベルト、摺
動コマ、電磁気制御の利用等も流体に比べて耐久力が十分でなく信頼度が劣る。
歯車変速機と直結クラッチを流体三要素トルコンと並列接続した4速対応自動変速機構
造において、
(1)出力軸側は遊星歯車変速機と流体三要素トルコンを、入力ポンプと遊星中心太陽歯車
、出力タービンと遊星歯車、をそれぞれ接続して2速走行に使用する。変速機外周の一方
向クラッチは動力回転に連動制御させて外部固定する。
(2)入力軸側はステーターを減速歯車で3速走行用に回転させ、回転軸とタービン間に
直結クラッチを装着。回転ステーターの流体反動トルクを歯車変速機に並列加算して補強
、1速用減速歯車を不要にする。
(3)4速走行は出力軸側に直結クラッチを装着する。
図1に示すように左方入力軸側3速減速歯車で減速回転したステーターの流体反動トル
クを全走行領域で利用する。2速走行は右方出力軸側遊星歯車で減速回転させて歯車直結
走行する。3速走行はステーター回転軸とタービン間に直結クラッチを装着し歯車直結走
行する。4速走行は出力軸側で直結クラッチを使う。制御方法により2速走行用一方向ク
ラッチは省略できる。遊星中心太陽歯車回転方向と遊星歯車中心軸の動く方向は同じで減
速回転している。
本発明は流体と減速歯車を並列に接続使用して故障時の二重安全をはかり、回転ステー
ターの流体反動トルクを歯車に並列加算して補強、全走行領域を滑らかに変速、1速用減
速歯車を不要にして2速3速4速はそれぞれ歯車動力直結で効率を高め、上記課題を解決
したものである。
以上のように請求項1記載の発明によれば、全走行領域で回転ステーターの流体反動ト
ルクと減速歯車トルクとの加算補強走行をする。2速は歯車による動力直結走行。3速走
行は効率の良い高速流体領域においてステーター減速歯車共用の直結走行。4速は出力軸
側で動力直結走行。
従来型流体三要素トルコンは低速初動トルクが高いが、それ以外はトルク減少が急激で
問題が多い。理由は三要素の相対運動中、反射板に相当するステーターが初動こそ流体反
射で高トルクだが回転数増加と共に後方に置き去りにされ反射板の役目をしなくなる。回
転ステーターは高速流体反射により、全走行領域で流体反動トルクを歯車変速機に与えて
高トルクを保つ。即ち入力軸側は3速用に減速回転したステーターで全走行用に、出力軸
側は2速用遊星歯車と直結クラッチで2速4速走行をそれぞれ受け持ち1速用減速歯車を
不要にした4速対応の自動変速機。流体と減速歯車の並列接続は直列型に比べて出力伝達
効率が高く、直結クラッチや減速用歯車が故障しても流体トルコンとして走行可能。高速
流体は円滑な変速動作と二重安全走行に役立てられ信頼度が高い。
図1に示すように入力軸側3速用減速歯車変速機の減速比を2対1、出力軸側2速用遊
星歯車減速比を3対1にすると、流体反動トルク加算から1速トルク比は3+2=5、2
速トルク比は歯車比から3以上、3速トルク比は2以上、4速は動力直結となる。3速直
結クラッチは除去しても回転ステーターにより4速対応動作可能。
各種内燃機関変速機の用途にも適用できる。
動作原理図を示す。
1 入力軸
2 出力軸
3 入力ポンプ
4 出力タービン
5 回転ステーター用一方向クラッチ
6 2速走行用環状歯車外周の一方向クラッチ
7 2速走行用遊星歯車
8 2速走行用外部直結クラッチ
9 2速走行用遊星外周環状歯車
10 2速走行用遊星中心太陽歯車
11 4速走行用直結クラッチ
12 ステーター用3速減速歯車群
13 三要素トルコンステーター
14 3速走行用直結クラッチ

Claims (1)

  1. 歯車変速機と直結クラッチを流体三要素トルコンと並列接続した4速対応自動変速機構
    造において、出力軸側は遊星歯車変速機と流体三要素トルコンを、入力ポンプと遊星中心太陽歯車、出力タービンと遊星歯車、をそれぞれ接続して2速走行に使用し、変速機外周の一方向クラッチは動力回転に連動制御させて外部固定し、入力軸側はステーターを減速歯車で3速走行用に回転させ、回転軸とタービン間に直結クラッチを装着し、回転ステーターの流体反動トルクを歯車変速機に並列加算して補強、1速用減速歯車を不要にする。
    以上の構成を特徴とする流体並列補助4速自動変速機。
JP2009010542A 2009-01-21 2009-01-21 流体並列補助4速自動変速機。 Pending JP2010169134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009010542A JP2010169134A (ja) 2009-01-21 2009-01-21 流体並列補助4速自動変速機。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009010542A JP2010169134A (ja) 2009-01-21 2009-01-21 流体並列補助4速自動変速機。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010169134A true JP2010169134A (ja) 2010-08-05

Family

ID=42701481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009010542A Pending JP2010169134A (ja) 2009-01-21 2009-01-21 流体並列補助4速自動変速機。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010169134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106594228A (zh) * 2015-10-17 2017-04-26 熵零股份有限公司 一种全封闭流体传动机构
CN111140633A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 张志鹏 一种sat自适应变速器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106594228A (zh) * 2015-10-17 2017-04-26 熵零股份有限公司 一种全封闭流体传动机构
CN111140633A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 张志鹏 一种sat自适应变速器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7544145B2 (en) Power train of automatic transmission
KR101683498B1 (ko) 차량용 자동변속기의 유성기어트레인
CN205859091U (zh) 机械液压复合传动变速箱
KR101172304B1 (ko) 자동변속기용 동력전달장치
KR20130031456A (ko) 차량용 변속기
KR101282573B1 (ko) 자동 변속기
JP6040941B2 (ja) 車両用自動変速機
JP2013190048A (ja) 車両用自動変速機
JP5780983B2 (ja) 車両用自動変速機
KR101664056B1 (ko) 차량용 자동변속기의 유성기어트레인
JP2013204708A (ja) 車両用自動変速機
JP5734904B2 (ja) 車両用自動変速機
JP2010169134A (ja) 流体並列補助4速自動変速機。
JP2010203542A (ja) ダブルクラッチ自動変速機
KR101106232B1 (ko) 자동변속기
JP2006170426A5 (ja)
WO2017004782A1 (zh) 一种复合型液力传动器
JP2013181596A (ja) 自動変速機
JP2006170426A (ja) 流体遊星歯車変速機。
KR101272723B1 (ko) 자동변속기
JP5734905B2 (ja) 車両用自動変速機
JP3112087U (ja) 流体遊星歯車変速機
JP2015055264A (ja) 動力伝達装置
KR101691318B1 (ko) 차량용 자동 변속기
JP2013204707A (ja) 車両用自動変速機