JP2010168114A - 缶体の製造方法および缶体の製造システム - Google Patents

缶体の製造方法および缶体の製造システム Download PDF

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忠直 伊藤
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兼司 藤沼
Yoichi Kanai
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Abstract

【課題】陳列装置に縦置きに陳列する際に標記をランダムな方向に向けて置いても、標記を所定の方向に向けて陳列することが可能な缶体を製造可能とする。
【解決手段】容器20は、環状突出部211の内側の側面に、第1凹部212a、第2凹部212bを備えている。さらに容器20は、外面の一部である側部22の特定箇所に、商品名、商標名など他の商品と識別するための第1識別標記23a、第2識別標記23bを有している。第1凹部212aおよび第2凹部212bは、環状突出部211を形成する金型にこれらに対応する形状を付与しておき、ボディメーカー工程にて環状突出部211を形成する際に形成する。そして、プリンタ工程にて位置決めが行われ、第1凹部212a等と第1識別標記23a等とが予め定められた所定の位置関係を有するように、第1識別標記23a等が印刷される。
【選択図】図3

Description

本発明は、缶体の製造方法および缶体の製造システムに関する。
例えばコンビニエンスストアなどにおいては、飲料缶やペットボトルなど飲料が充填された容器が、陳列装置に縦置きに載せられて販売される。そしてこのような陳列装置は、例えば、容器自身の自重により陳列ケースの前方に容器が移動するように傾斜した状態で配置される。そして、手前側(最前列)の1つの容器を抜き取ると、後続の容器が自重で手前側に移動する。
ここで陳列装置の容器が載せられる箇所には、容器の滑りの良さから例えばプラスチックの平板が設けられる。また、近年では回転可能なローラを多数配置した陳列装置が出回っている(例えば、特許文献1参照)。また、容器の補充は陳列装置の後方側から行うのが一般的であるが、手前側からの容器の投入を可能とするとともに、奥側に移動した容器が、再度手前側に移動し陳列される陳列装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。即ち、前方側から投入された容器がUターンして戻ってくる陳列装置が提案されている。さらに、容器に関するものとして、缶底に形成された環状凸部の内周壁に、内側凹部と縦リブとが円周方向に交互に形成された缶が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
ところで、容器の外面には、商品名や商標名など他の商品と識別するための標記が設けられるが、この標記が購入者の取り出し方向に向いていないと、商品の識別がしにくくなるとともに、商品の陳列時の見栄えが悪くなる。このため、陳列される容器は、例えば前方側など、標記が所定の方向に向いていることが好ましい。
公報記載の従来技術として、容器が載せられる傾斜棚板の上面に、棚板傾斜方向に向けて棒状のガイド凸条を設け、容器の底部に、標記の直下と標記が付された面とは反対側の面の直下とを結ぶ凹状嵌合部を設け、このガイド凸条と凹状嵌合部とを用いて容器を陳列する陳列方法が提案されている(例えば、特許文献4参照)。この陳列方法では、標記が前方側を向く姿勢で凹状嵌合部をガイド凸条に嵌合させ、複数の容器を前後に並べる。この結果、標記が前方を向いた状態で容器の陳列が行われる。
特開平11−155701号公報 米国特許第6502408号 特開2000−211624号公報 特開2006−288676号公報
上記特許文献4では、凹状嵌合部をガイド凸条に嵌合させ容器の陳列を行うことで、標記を確実に前方に向けることが可能となる。しかしながら、かかる発明では、容器を陳列棚に陳列する際に、容器の投入者は、容器を陳列装置に設置する度に凹状嵌合部をガイド凸条に嵌合させる必要があり、容器の陳列作業が繁雑となる。また、標記が容器の一箇所にのみ形成されている場合には、標記が後方側に向いた状態で陳列される陳列ミスの発生も懸念される。また、コンビニエンスストアなどの多量の飲料を販売する店舗等では、向きを揃えて投入する作業が非常に大掛かりとなる。
そこで、容器の外周面や底部等に凸部又は凹部を形成するとともに、回転する容器をこの凸部又は凹部で止め標記を所定の方向に向ける技術を発明者等は開発中である。しかしながら、標記の位置と凸部又は凹部の位置とが無関係な状態で容器が製造された場合、標記を意図した方向に向けることができなくなる。
かかる目的のもと、本発明に適用されるシステムは、第1の位置から第2の位置への移動工程において容器を適宜回転せしめ、前記容器が第2の位置に移動した後に、容器の標記を特定の方向に向けさせるようにした陳列システムである。また、本発明が適用される缶体の製造方法は、金属性材料から、底部を有した筒状の基体を形成するとともに基体の形成に際し底部に凸部又は凹部を形成する基体形成工程と、基体形成工程により形成された基体の外周面であって凸部又は凹部と予め定められた所定の位置関係を有する箇所に、標記を形成する標記形成工程と、を含む。
ここで、基体形成工程では、金型を用いて基体が形成され、金型は、凸部又は凹部の形状に対応した部位を有し、凸部又は凹部は、基体を形成する金型によって形成されることを特徴とすることができる。また、基体形成工程では、金型を用い底部に環状の突出部がさらに形成され、金型は、凸部又は凹部の形状に対応した部位を有し、凸部又は凹部は、環状の突出部を形成する金型によって形成されることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される缶体の製造方法は、底部を有した筒状の基体を形成する基体形成工程と、基体の外周面に標記を印刷する印刷工程と、印刷工程にて標記が印刷される箇所と一定の位置関係を有する箇所に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成工程と、を含む。
ここで、凹凸形成工程では、基体の外周面に対して凸部又は凹部を形成し、凹凸形成工程による凸部又は凹部の形成は、印刷工程にて標記が印刷された後に行われることを特徴とすることができる。また、印刷工程にて印刷された標記を検査する検査工程を更に含み、凹凸形成工程による凸部又は凹部の形成は、検査工程にて行われることを特徴とすることができる。さらに、印刷工程では、基体の外周面に対し、一の種類の標記および他の種類の標記を印刷することが可能であり、一の種類の標記を有する基体と他の種類の標記を有する基体とに分離する分離工程を更に備え、凹凸形成工程による凸部又は凹部の形成は、分離工程にて行われることを特徴とすることができる。また、凹凸形成工程による凸部又は凹部の形成は、印刷工程にて基体の外周面に標記が印刷される際に行われることを特徴とすることができる。
更に本発明を別の観点から捉えると、本発明が適用される缶体の製造方法は、底部を有した筒状の基体を形成する基体形成工程と、基体の外周面に標記を形成する標記形成工程と、基体の外周面又は底部に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成工程と、を含み、標記形成工程により形成される標記と、凹凸形成工程により形成される凸部又は凹部とが、予め定められた所定の位置関係を有していることを特徴とする。
ここで、凹凸形成工程により形成される凸部又は凹部は、回転する基体を停止させ標記を特定の方向に向けるために用いられることを特徴とすることができる。また、基体を加熱する加熱工程を更に含み、凹凸形成工程における凸部又は凹部の形成は、樹脂材料を用いて行われるとともに、加熱工程にて基体の加熱が行われた後に行われることを特徴とすることができる。さらに、標記形成工程による標記の形成は、凹凸形成工程による凸部又は凹部の形成の後に行われ、凹凸形成工程における凸部又は凹部の形成は、樹脂材料を用いて行われ、標記形成工程における標記の形成は、光照射により硬化する材料を用いて行われることを特徴とすることができる。また、内面に塗装が施された基体を加熱する加熱工程を更に含み、加熱工程による基体の加熱は、凹凸形成工程にて凸部又は凹部が形成される前に行われることを特徴とすることができる。
さらに、本発明を缶体の製造システムとして捉えた場合、本発明の缶体の製造システムは、金属性材料から、底部を有した筒状の基体を形成するとともに基体の形成に際し底部に凸部又は凹部を形成する基体形成手段と、基体形成手段により形成された基体の外周面であって凸部又は凹部と予め定められた所定の位置関係を有する箇所に、標記を形成する標記形成手段と、を含む。
他の観点から捉えると、本発明が適用される缶体の製造システムは、底部を有した筒状の基体を形成する基体形成手段と、基体の外周面に標記を印刷する印刷手段と、印刷手段にて標記が印刷される箇所と一定の位置関係を有する箇所に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成手段と、を含む。
更に本発明を別の観点から捉えると、本発明が適用される缶体の製造システムは、底部を有した筒状の基体を形成する基体形成手段と、基体の外周面に標記を形成する標記形成手段と、基体の外周面又は底部に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成手段と、を含み、標記形成手段により形成される標記と、凹凸形成手段により形成される凸部又は凹部とが、予め定められた所定の位置関係を有していることを特徴とする。
陳列装置に縦置きに陳列する際に標記をランダムな方向に向けて置いても、標記を所定の方向に向けて陳列することが可能な缶体を製造できる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る陳列装置の概略構成を示した図である。
同図(A)に示すように本実施形態における陳列装置30は、缶体として形成され飲料が内部に充填された容器20が載せられる載置部31と、容器20の移動経路を形成するとともに容器20の移動を案内するガイド32とを備えている。また、透明に形成されるとともに載置部31の一側辺に沿って配置され、容器20の移動を停止させる規制板34を備えている。
陳列装置30は、同図(B)に示すように、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどに設置される陳列ケース10の内部に収納される。この陳列ケース10は、直方体状に形成されたケース本体部10Aと、このケース本体部10Aに対して開閉可能に設けられたドア10Bとにより主要部が構成されている。
ここで陳列装置30は、陳列ケース10に設けられた棚(不図示)の上に載せられる。この際、陳列装置30は、規制板34が設けられた側がドア10B側に位置するように設置される。また、規制板34が設けられた側が、規制板34が設けられた側とは反対側よりも下方に位置するように配置される。即ち、陳列装置30は、陳列ケース10の後方側から容器20が取り出される前方側(取り出し部側)に向かって下り傾斜した状態で配置される。
ここで本実施形態における陳列ケース10は、後方側にもドアが設けられ(不図示)、後方側も開放可能となっている。そしてこの後方側より陳列装置30に容器20が投入される。即ち、陳列ケース10の後方側および陳列装置30の後方側に容器20の投入部が設けられた構成となっている。そして、投入された容器20は載置部31上をドア10B側に向かって移動する。即ち、容器20を購入する購入者側に向かって移動する。なお、本明細書では、ドア10B側を前方側(前方)と称しドア10Bとは反対側を後方側(後方)と称する場合がある。また、陳列ケース10の幅方向(容器20が移動する方向に直交する方向)を横方向、幅方向と称する場合がある。
陳列装置30についてより詳細に説明する。
図2は、陳列装置30の載置部31を説明する図である。ここで同図(A)は、載置部31の上面図であり、同図(B)は、載置部31の側面図である。
同図(A)に示すように、載置部31は、ガイド32(本図では不図示)により形成される移動経路上に、第1ローラ部311と、容器20の底部(端部)に接触し容器20に摺動抵抗(摩擦抵抗)を付与する抵抗付与部312とを備えている。また、載置部31は、第1ローラ部311と抵抗付与部312との間に配置され容器20の回転(詳細は後述)を停止させる回転停止機構313とを備えている。
ここで第1ローラ部311、抵抗付与部312、および回転停止機構313は、横方向に並列配置されている。また、載置部31は、第1ローラ部311、抵抗付与部312、回転停止機構313よりも前方に、容器20を更に前方に移動させる第2ローラ部314を備えている。
第1ローラ部311は、容器20の移動方向に沿った回転が可能に設けられたロール状部材311aを複数有している。なお、これらのロール状部材311aは、容器20の移動方向(前後方向)に沿って並べられている。
抵抗付与部312は、例えばゴム部材により構成することができる。なおゴム部材には、例えばEPDM(エチレン−プロピレンゴム)を用いることができる。
第2ローラ部314は、容器20の移動方向に沿って回転可能に設けられたロール状部材314aを複数有している。ここでこのロール状部材314aは、容器20の移動方向に沿って並べられている。また、ロール状部材314aは、幅方向に2列並んで配置されている。さらに、各々のロール状部材314aは、第1ローラ部311におけるロール状部材311aよりも幅広に形成されている。
回転停止機構313は、同図(B)に示すように、無端状に形成され循環移動が可能なベルト部材313aを備えている。また、回転停止機構313は、回転可能に設けられ、ベルト部材313aを内側から張架する第1張架ロール313bおよび第2張架ロール313cを備えている。また、ベルト部材313aの表面に固定され且つベルト部材313aの移動方向に沿って並べて設けられ、ベルト部材313aの移動に伴い循環移動する複数の移動部材313dを備えている。さらに、ベルト部材313aの移動方向において所定の間隔をおいて設けられ、且つ移動部材313dの表面から突出した複数の突起313eを備えている。ここで突起313eは、載置される容器20の最下端部と移動部材313d(載置部31)との接触位置よりも容器20側に突出するように設けられている。
次いで容器20について説明する。
図3は、容器20を底部側から眺めた場合の図である。
本実施形態では、容器20としていわゆる2ピース缶を例示している。この容器20は、円筒状に形成され、また同図(A)に示すように、底部21に、外方に向かって環状に突出した環状突出部211を備えている。また、環状突出部211の内側の側面に、容器20の変形により形成された第1凹部212a、第2凹部212bを備えている(なお本明細書においては、容器20に形成されるこのような凹部を単に、凹部212と称する場合がある。)。ここで第1凹部212aおよび第2凹部212bは互いに対向する関係で配置されている。付言すれば、第1凹部212aおよび第2凹部212bは、容器20の周方向において、位相が180°ずれた状態で配置されている。
さらに容器20は、外面の一部である側部22の特定箇所に、商品名、商標名など他の商品と識別するための第1識別標記23a、第2識別標記23bを有している(なお本明細書においては、以下単に「識別標記23」と称する場合がある。)。ここで、第1識別標記23aおよび第2識別標記23bは、同一の形態でもいいし異なる形態とすることもできる。なお第1識別標記23aおよび第2識別標記23bは、容器20の周方向において、位相が180°ずれた状態で配置されている。
なお、凹部212と識別標記23との関係を説明すると、容器20の周方向において、第1識別標記23aと第1凹部212aは、位相が180°ずれた状態で配置されている。また、第2識別標記23bと第2凹部212bも、位相が180°ずれた状態で配置されている。付言すれば、第1識別標記23aと第1凹部212aは、予め定められた所定の位置関係を有して形成され、第2識別標記23bと第2凹部212bも、予め定められた所定の位置関係を有して形成されている。さらに説明すれば、第1識別標記23aと第1凹部212aは互いに異なる位置に配置され、第2識別標記23bと第2凹部212bも互いに異なる位置に配置されている。
さらに説明すると、第1凹部212aは、第1識別標記23aが設けられている側とは反対側に形成され、第2凹部212bは、第2識別標記23bが設けられている側とは反対側に形成されている。また、本形態では、第1識別標記23aおよび第2識別標記23bのように識別標記23が複数設けられるとともに、これらの識別標記の各々に対応して凹部(第1凹部212a、第2凹部212b)が設けられている。
ここで、容器20における凹部212は、同図(B)に示すように、環状突出部211の外側の側面に設けることもできる。
また、凹部212以外に、例えば同図(C)に示すように、環状突出部211の内側の側面に、容器20の変形により形成された突出部(凸部)213を設けることもできる。
また、図示は省略するが、環状突出部211の外側の側面に突出部213を設けることもできる。なお、突出部213や凹部212は、環状突出部211の側面に限られず、環状突出部211により囲まれている領域や、環状突出部211と容器20の側部22(同図(A)参照)との間における領域に形成してもよい。
さらに突出部213は、例えば容器20の成形加工が難しい場合、容器20の変形によらず、同図(D)、(E)に示すように、樹脂片、金属片、接着剤、シート、シールなど他の部材を取り付けることにより形成することもできる。なお、同図(D)は、突出部213を環状突出部211の内側に形成した例を示し、同図(E)は、突出部213を環状突出部211の外側に形成した例を示している。
さらに、同図(F)、(G)に示すように、底部21に、例えば接着剤を塗布したり、シールなど他の部材を貼付したりし、底部21から盛り上がる盛り上がり部214を設ける。そして、この盛り上がり部214により相対的に凹んだ箇所を凹部212とすることもできる。
なお、容器20の材質は、ビールなどのアルコール類、ジュースなどのソフトドリンク類に使用可能なものであれば特に制限されない。例えば、アルミニウムなどの金属性材料を用いることができる。また、本実施形態では、円筒状の容器20を例示しているが、容器20の上部が縮径された所謂ボトル缶として構成することもできる。
次に、陳列装置30の載置部31に容器20が置かれた際の、陳列装置30および容器20の動作について説明する。
ここで図4は、陳列装置30および容器20の動作を示した図である。
同図の実線4Aに示すように陳列装置30の後方側に容器20が置かれると、環状突出部211(図3(A)参照)が突起313eと接触する。これにより容器20から回転停止機構313に荷重が作用し、回転停止機構313における移動部材313dが前方に向かって移動する。このとき、容器20の図中右方側は第1ローラ部311により円滑に前方に向かって移動しようとするものの、図中左方側は抵抗付与部312から抵抗が付与されるため前方への移動が規制される。
この結果破線4Bに示すように、容器20は、前方へ移動しつつも時計回り(周方向)の回転を行う。即ち、容器20が前方に移動しようとする移動力に抗する抵抗力が容器20の部位に応じて異なるようになり、容器20は回転する。詳細には、容器20の重心を境にして左右の抵抗力が異なるようになり、容器20は回転する。
その後、容器20の第1凹部212a又は第2凹部212b(図3(A)参照)に、回転停止機構313の突起313eが入り込む。付言すれば、第1凹部212a又は第2凹部212bと突起313eとが対峙する。これにより容器20の回転が停止(規制)される(破線4C参照)。その後、容器20が第2ローラ部314の所定位置まで達すると、容器20と突起313eとが非接触状態となる。これにより、容器20は、第2ローラ部314によって更に前方まで移動する(破線4D参照)。なお、本図では第1凹部212aおよび第2凹部212bが設けられた容器20を用いた例を説明したが、例えば突出部213が設けられた容器20(例えば図3(D)参照)を用いた場合には、突起313eと突出部213とが突き当たり、容器20の回転が停止される。
本実施形態では、実線4Aに示すように、例えば第1識別標記23aが後方側を向いた状態で容器20が載置部31に置かれたとしても、前方に達する段階において、第1識別標記23aが前方に向くようになる。このため、第1識別標記23aが前方に向いていない状態で容器20の載置(投入)を行ったとしても、陳列ケース10(図1(B)参照)の前方側に容器20が達した際に第1識別標記23aを前方に向いた状態となる。即ち容器20を陳列装置30に投入する投入者が特別な操作をしないでも、第1識別標記23aが前方を向くこととなる。
ここで図5は、陳列装置30の他の形態を示した図である。また、図6は、陳列装置30および容器20の動作を示した図である。本形態の陳列装置30に対しては、例えば図3(E)に示した容器20を用いることができる。また、例えば図3(B)に示した容器20を用いることもできる。
本形態において、載置部31の後方側(上部側)は、幅方向における一端部側(一側辺側)が他端部側(他側辺側)よりも下方に位置するように傾斜した状態で配置されている。詳細に説明すると、載置部31の後方側は、ガイド32側の側辺が、ガイド32側とは反対側の側辺よりも下方に位置するように傾斜した状態で配置されている。その一方、載置部31の前方側(詳細には、ガイド32よりも前方側)は、幅方向における傾斜が付与されていない。なお、図5(A)中、符号11A,11Bに示す三角形、矩形は、載置部31の後方側および前方側における傾斜の状態を示している。
また本形態では、図5(A)に示すように、回転停止機構313を、容器20の移動経路の直下ではなく、移動経路の側方に配置している。なお、同図(A)は、陳列装置30の上面図を示し、同図(B)は、回転停止機構313の側面図を示し、同図(C)は、陳列装置30を前方側から眺めた場合の状態を示している。
本図に示す回転停止機構313は、突起313eが上方に突出せず、突起313eが回転停止機構313の幅方向に突出する構成となっている。言い換えると、突起313eが、容器20の移動方向と直交する方向(交差する方向)に突出する構成となっている。付言すれば、容器20の移動経路の側方から移動経路上に突出する構成となっている。
また、回転停止機構313は、容器20の移動経路上に突出するとともに容器20の間に入り込み、各容器20が互いに接触することを防止する棒状部材313jを複数備えている。なお、本陳列装置30に用いられる容器20の識別標記23および突出部213は、図6の符号17Aに示すように、容器20の周方向において、位相が90°ずれた状態で配置されている。
図6を用いて回転停止機構313および容器20の動作について説明する。
陳列装置30の後方側に置かれた容器20(符号17A参照)は、ガイド32により案内されつつ前方に向かって移動する。なおこの際、容器20は、ガイド32から回転力を受け、反時計回りに回転しながら前方へ移動する(符号17B参照)。そして、容器20が回転しながら更に前方に移動すると、突出部213と突起313eとが突き当たる状態となり、容器20の回転が停止される(符号17C参照)。なおこの際、容器20は、識別標記23が前方に向いた状態となる。そして、容器20は、回転停止機構313を通過すると、更に前方に向かって移動し、識別標記23が前方を向いた状態で所定位置に停止される(符号17D参照)。
ここで容器20同士が互いに接触してしまうと、容器20の回転が他の容器20により阻害され、識別標記23が前方側を向かないおそれがある。本実施形態では、棒状部材313jが設けられているために、容器20同士の接触を避けることができる。なお、前方まで移動した突起313eおよび棒状部材313jは、載置部31に形成された切り欠き315を通じ、下方側へ移動し、その後、後方側へと移動していく。
さらに陳列装置30および容器20の他の一形態について説明する。
図7は、陳列装置30および容器20の他の一形態を示した図である。
なお、図7(A)は、陳列装置30の上面図を示している。また図7(B)は、陳列装置30を前方側から眺めた場合の状態を容器20と共に示している。さらに、図7(C)は、容器20の動作を示している。
同図(B)に示すように、本形態における容器20は、側部22の一部に、容器20の周方向に沿って形成された溝状の凹部221を有している。ここで、凹部221と識別標記23は、位相が90°ずれた状態となっている。
また、陳列装置30におけるガイド32は、同図(A)、(B)に示すように、棒状に形成されている。また、陳列装置30における載置部31は、一方のガイド32(図中右方のガイド32)側の方が他方のガイド32(図中左方のガイド32)側よりも下方に位置するように傾斜して配置されている。
ここで同図(C)を参照して容器20の動作について説明する。陳列装置30の後方側に置かれた容器20は、ガイド32によって案内されながら前方に向かって移動する。そしてこの際、容器20に対してガイド32から回転力が付与される。そして容器20が回転すると、容器20の凹部221に対してガイド32が入り込み、容器20の回転が停止される(符号22A参照)。そして容器20は、ガイド32により案内されながら前方に向かって移動(スライド)する。これにより、陳列装置30の取り出し部に達した容器20は、識別標記23が前方を向いた状態となる。なお、載置部31には回転可能なロール状部材を複数設けることができる。
次に、容器20の製造工程(製造システム)について説明する。
図8は、容器20の製造工程を示した図である。
同図に示すように、本実施形態における容器20の製造工程には、アンコイラー(UC)工程50、ルブリケーター(LU)工程51、カッピングプレス(CP)工程52、ボディメーカー(BM)工程53、トリマー(TR)工程54、ウォッシャー(WS)工程55、プリンタ(PR)工程56、ボトムコーター(BTC)工程57、ピンオーブン(PO)工程58が設けられている。また、インサイドスプレー(INS)工程59、ベークオーブン(BO)工程60、ネッカー・フランジャー(QNF)工程61、ソーター(STR)工程62、ディフェクティブキャンテスター(DCT)工程63、ライトテスター(LT)工程64、パレタイザー(PT)工程65が設けられている。
アンコイラー工程50では、コイル状に巻かれた例えばアルミニウム板の巻き解きを行う。ルブリケーター工程51では、アンコイラー工程50にて巻き解かれたアルミニウム板に対して成形加工のための潤滑油を塗布する。カッピングプレス工程52では、円形のブランク材を打ち抜くとともに、金型を用い、絞り加工により浅いカップ状素材を成形する。ボディメーカー工程53では、金型を用い、上記カップ状素材に対して絞り加工およびしごき加工を施し、カップ状素材を延伸する。また、このボディメーカー工程53では、金型を用い、カップ状素材の底部に上記環状突出部211(例えば図3(A)参照)を形成する。そしてトリマー工程54にて、カップ状素材の開口側における縁部を切り揃える。これにより、底部を有した円筒状の素缶体(基体の一例)が成形される。ここで本実施形態におけるカッピングプレス工程52、ボディメーカー工程53等は、基体形成工程として捉えることができる。
ウォッシャー工程55では、素缶体を洗浄し、加工のために塗布した潤滑油やその他の付着物を除去する。標記形成工程、印刷工程として機能するプリンタ工程56には多色オフセット印刷を行う印刷機が設けられている。そしてこのプリンタ工程56では、素缶体の外周面に、上記識別標記23が含まれた図柄が印刷されるとともに、この図柄に対応する識別マークが印刷される。ここで本実施形態におけるプリンタ工程56には、2台の印刷機が設けられており、一方の印刷機では、素缶体の外周面に対し、A種の図柄(一の種類の図柄)および識別マークを印刷する。また、他方の印刷機では、素缶体の外周面に対し、上記A種とは異なるB種の図柄(他の種類の図柄)および識別マークを印刷する。
ボトムコーター工程57では、素缶体における上記環状突出部211の頂部に対し塗装を行う。加熱工程の一例としてのピンオーブン工程58では、素缶体の外周面に印刷された図柄、識別マーク、および環状突出部211の頂部に施された塗装を、200℃〜220℃で焼き付ける。なお、プリンタ工程56からピンオーブン工程58までは、上記A種の図柄等を有した素缶体に対する処理と、上記B種の図柄等を有した素缶体に対する処理とを異なるラインで行っている。
インサイドスプレー工程59では、素缶体の内面に対して塗装を行う。なお、このインサイドスプレー工程59にて行われる塗装は、上記A種の図柄等を有した素缶体と上記B種の図柄等を有した素缶体とが一つのコンベアに移され、これらの素缶体が混在した状態で行われる。加熱工程の他の一例としてのベークオーブン工程60では、素缶体の内面に対して行われた上記塗装を、200℃〜220℃で焼き付ける。ネッカー・フランジャー工程61では、素缶体の開口縁を縮径するとともに、缶蓋が取り付けられる際に用いられるフランジを成形する。本工程により、最終形状の缶体が製作される。
その後、分離工程として機能するソーター工程62において、缶体に印刷された上記識別マークがセンサを有した検知装置により検知され、この検知結果に基づいて、A種の図柄等を有した缶体と、B種の図柄等を有した缶体とに分けられる(分離される)。そして分けられた缶体は、それぞれ別のラインに載せられる。
その後、ディフェクティブキャンテスター工程63において、缶体の外観および印刷の状態が検査され、不良品があれば取り除かれる。そして、ライトテスター工程64において、穴あきの有無が検査され、不良品があれば取り除かれる。そして、パレタイザー工程65において、検査に合格した缶体がパレットに積載される。
ところで、容器20の印刷内容を変更するには、版の交換だけでなく、製造ラインからの前品種の払い出し、ロールの洗浄、新しい版の合わせ、色出し、インク交換等の作業が行われる。そしてこの作業が行われている間は、製造ラインが停止してしまう。そこで、例えば2台の印刷機を用意し、一方の印刷機が稼働している間に他方の印刷機の準備を行い、準備が完了したら印刷機を切り替えることも考えられる。しかしながらこのような場合であっても、最終工程のパレタイザー工程65ではパレット上に同一品種を積載しなければならず、前品種を払い出すまでは印刷機を切り替えることができない。このため、2台の印刷機を用意する場合であっても時間的なロスが生じてしまう。
このため、本実施形態では2台の印刷機を用意するとともにソーター工程62を設け、A種の図柄等を有した缶体とB種の図柄等を有した缶体とに分けるようにしている。このため、ラインに残った製品の払い出しが完了する前に印刷機の切り替えを行うことができ、上記時間的なロスが生じることを抑制できる。
また本実施形態では、容器20の印刷内容が変更される際、一方のプリンタ工程56、ボトムコーター工程57、ピンオーブン工程58の稼働は停止されるものの、これらの工程以外の工程(以下、「他の工程」と称する)は停止することなく稼働を続ける。このため、この他の工程の準備時間が不要となる。この他の工程までも停止させる製造ラインの場合、この他の工程の試験運転等も必要となり、定常状態まで復帰させる際により多くの時間を要する。
なお、図8において、二重線または単線で接続されている工程はコンベアによる移送工程を示している。また、各工程における枠線が直結する箇所は、容器20を移送することなく連続して処理を行うことを示している。また、二重線で示す箇所は、容器20を整列させることなくマスコンベアにより移動させることを示し、単線で示す箇所は、容器20が一列に整列した状態で移動されることを示している。
また、ボディメーカー工程53、トリマー工程54、インサイドスプレー工程59、ソーター工程62、およびディフェクティブキャンテスター工程63は、複数台の装置を用いてそれぞれの工程を実施している。これらの工程では、処理の都合上、他の工程よりも時間がかかる傾向にある。このため、複数台の装置で平行して処理を行い、全体の工程をよどみなく進行させている。なお、各装置の処理速度が速い場合には、複数台の装置ではなく一台の装置により処理を行うこともできる。
次いで、凹部212、突出部213の形成方法について詳細に説明する。
図3(A)〜(C)に示した凹部212や突出部213は、例えば、凹部212や突出部213に対応する形状を有した金型を用いて形成することができる。付言すれば、凹部212や突出部213は、例えば、凹部212や突出部213の形状に対応した部位を有した金型を用いて形成することができる。
例えば、上記環状突出部211を形成する金型に凹部212や突出部213に対応する形状を付与しておき、ボディメーカー工程53にて環状突出部211を形成する際に、凹部212や突出部213を形成することができる。
ここでボディメーカー工程53にて凹部212や突出部213が形成された場合、プリンタ工程56にて素缶体の位置決め(位置合わせ)が行われ、凹部212等と識別標記23とが予め定められた所定の位置関係を有するように、識別標記23(図柄)の印刷が行われる。なお素缶体の位置合わせは、例えば、凹部212等をセンサにより検知するとともに、検知結果に基づき素缶体を回転させることで行うことができる。
なお、通常の2ピース缶の製造過程における印刷の速度は甚だしく速い。このため素缶体の上記位置合わせが難しい場合が生じうる。そこで、凹部212や突出部213の金型を用いての形成は、プリンタ工程56にて識別標記23が印刷された後に行ってもよい。即ち、凹凸形成工程をプリンタ工程56の後に設けることができる。この場合、素缶体の位置決めが行われ、識別標記23と凹部212等とが予め定められた所定の位置関係を有するように凹部212等が形成される。なお、この凹部212等の形成は、素缶体の内外にダイス、金型を配置することで行うことができる。また、素缶体の位置決めは、例えば、センサ等により識別標記23を検知することにより行うことができる。また、例えば、プリンタ工程56にて印刷された上記識別マークをセンサ等により検知し、この検知結果に基づき行ってもよい。また、プリンタ工程56にて印刷された図柄中に、識別標記23と所定の位置関係を有したバーコードが含まれる場合には、このバーコードの検知結果に基づき行うこともできる。
また、図3(D)、(E)に示した突出部213は、例えば、エポキシ系樹脂等に代表される熱可塑性の樹脂材料を溶融するとともに溶融した樹脂材料を素缶体に対して付着させることで行うことができる。
より具体的に説明すると、図3(D)、(E)に示した突出部213は、例えば、プリンタ工程56にて素缶体の外周面に対して識別標記23(図柄)を印刷する際に行うことができる。
ここで図9は、プリンタ工程56における印刷機を説明する図である。
図9に示すように、プリンタ工程56における印刷機500は、ブランケットシリンダ510、図柄に対応した版を有したインク塗布装置520、支持ロール530、オーバーコート塗布装置540を備える。また、ブランケットシリンダ510から素缶体に対して図柄が転写される際に、この素缶体に対して溶融樹脂を付着させる付着装置600を備える。
ブランケットシリンダ510は、円盤状に形成されるとともに、複数個のブランケット511を周上に保持している。また、ブランケットシリンダ510は、一方向に回転する。また、インク塗布装置520における上記版から転写されたインクを、転写部Tにて素缶体に対して転写し素缶体に対して図柄を形成する。
インク塗布装置520は、ブランケットシリンダ510の周方向に沿って色毎に複数設けられている。各インク塗布装置520は、ブランケットシリンダ510の外周面のブランケット511に接触配置された印刷用シリンダー522、印刷用シリンダー522の外周面にインクを供給するインク供給装置521を備えている。ここで印刷用シリンダー522は、外周面に上記版を有しインク供給装置521により供給されたインクをブランケットシリンダ510の外周面に転写する。これにより、ブランケットシリンダ510の表面に各色のインクが重畳され、ブランケットシリンダ510の各ブランケット511の表面には、図柄に対応した像が形成される。そして、この像は、ブランケットシリンダ510の回転に伴い、転写部Tまで移動し、周方向に回転している素缶体の外周面に転写される。
ここでブランケットシリンダ510の各ブランケット511に転写されるインキ像における識別標記23の位置は、ブランケット511内で一定位置となる。そして、付着装置600は、この識別標記23の位置に対応した位置、且つ、ブランケット511の近傍における一定位置に配置される。なお、素缶体とブランケット511との接触時間は非常に短いので、付着装置600としては、ジェット式、射出式により熱可塑性樹脂を付着させる装置が好適である。このような装置では、付着装置600の設置位置に到達した素缶体に対し、溶融した熱可塑性樹脂が瞬間的に付着する。
支持ロール530は、ブランケットシリンダ510の対向位置に配置されるとともに一方向に回転し、ウォッシャー工程55から移動してきた素缶体を上記転写部Tまで搬送する。また支持ロール530は、ウォッシャー工程55から移動してきた素缶体を回転させた状態で上記転写部Tまで搬送する。オーバーコート塗布装置540は、上記像が転写された素缶体の外周面に対して外面塗料を塗布する。
次いで図10を用い、より確実に付着位置を設定可能であり、定量を確実に付着可能な付着装置600について説明する。ここで同図(A1)は付着装置600の全体構成を示す図であり、同図(A2)は同図(A1)における矢印10Eから付着装置600を眺めた場合の図である。
同図(A1)、(A2)に示す付着装置600は、後述する切断カッタ640を介し素缶体の底部に接触配置される円盤状の接触部材610と、円筒状に形成され且つ接触部材610の中心部に接続され接触部材610を支持する支持部材620と、円柱状の樹脂材料630の切断を行う切断カッタ640とを有している。ここで切断カッタ640は、円盤状に形成され、且つ、接触部材610よりも素缶体側に配置されている。また、この切断カッタ640は、樹脂材料630が挿入される第1挿入口641、第2挿入口642を有している。さらに、付着装置600は、切断カッタ640の中心部に接続され切断カッタ640を支持するカッタ支持部材650を備えている。ここで、このカッタ支持部材650は、支持部材620の内部に配置されている。
また、付着装置600は、接触部材610および樹脂材料630を、接触部材610の周方向(図中矢印10A参照)に回転させる第1回転機構(不図示)を備えている。また、付着装置600は、切断カッタ640を接触部材610の周方向(図中矢印10B参照)に、且つ接触部材610よりも高速で回転可能な第2回転機構(不図示)を備えている。また、接触部材610、支持部材620、切断カッタ640、カッタ支持部材650を、素缶体の底部に対し接近させおよび離間させる(図中矢印10C参照)進退機構(不図示)を備えている。また、樹脂材料630を所定量ずつ接触部材610に向けて進出させる進出機構(不図示)を備えている。
接触部材610は、円盤状に形成されるとともに、素缶体の底部に対向する面がこの底部に倣う形状となっている。また、接触部材610は、樹脂材料630が挿入される第1貫通孔611および第2貫通孔612を備えている。
切断カッタ640も、円盤状に形成されるとともに、素缶体の底部に対向する面がこの底部に倣う形状となっている。また、切断カッタ640は、上記のとおり、第1挿入口641、第2挿入口642を有している。この切断カッタ640は、上記進出機構により樹脂材料630が進出される際に、周方向の位置決めが不図示の制御部によりなされる。具体的には、例えば第1挿入口641と第1貫通孔611とが重なり合うように、且つ、例えば第2挿入口642と第2貫通孔612とが重なり合うように位置決めがなされる。この位置決めによって、樹脂材料630が素缶体の底部側へ進出可能となり、また樹脂材料630が素缶体の底部に接触可能となる。また、切断カッタ640は、回転することにより樹脂材料630を切断する。
上記第1回転機構は、上記のとおり、接触部材610および樹脂材料630を、接触部材610の周方向に回転させる。また、上記転写部Tにて識別標記23が素缶体に対して転写される際に、第1貫通孔611および第2貫通孔612のいずれか一方が転写部T側に位置するように、接触部材610および樹脂材料630を回転させる。付言すれば、識別標記23の背部に突出部213を位置させるため(図3(D)、(E)参照)、識別標記23が転写される際に第1貫通孔611および第2貫通孔612のいずれ一方が転写部T側に位置するように、接触部材610および樹脂材料630を回転させる。さらに付言すれば、素缶体に対して識別標記23が転写される際に、転写部Tと、第1貫通孔611および第2貫通孔612とが予め定められた所定の位置関係を有するように、接触部材610および樹脂材料630を回転させる。
ここで、本実施形態における付着装置600では、接触部材610が不図示の加熱源により加熱されている。そしてこの状態にて、上記進退機構によって、接触部材610および切断カッタ640が、素缶体の底部に向かって進出する。なおこの際、切断カッタ640は第2回転機構によって上記のような位置決めがなされている。
その後、第1貫通孔611、第2貫通孔612、第1挿入口641、および第2挿入口642に樹脂材料630が挿入される。次いで、進退機構によって素缶体の底部から接触部材610、切断カッタ640が退避する。これにより、接触部材610、切断カッタ640が素缶体の底部から離間するとともに、接触部材610から素缶体の底部に向かって、半溶融状態にある樹脂材料630が突出する。次いで、切断カッタ640が回転を行い、突出したこの樹脂材料630の切断が行われ、素缶体の底部に対し樹脂材料630が付着する。その後、この樹脂材料630は硬化し、図3(D)、(E)に示したような突出部213が形成される。
なお上記では、接触部材610等を回転させたが、回転させない構成としてもよい。この場合、転写部Tと、第1貫通孔611および第2貫通孔612とが、予め定められた所定の位置関係を有するように接触部材610は配置される。
また、突出部213の形成は、例えば、ノズル等の吐出部を設け、この吐出部から溶融樹脂を吐出させることによっても行うことができる。なおこの場合も、吐出部と転写部Tとが所定の位置関係を有するように、吐出部は配置される。
また、突出部213は、熱可塑性の樹脂(樹脂材料の溶融)によらず、接着剤を点付けした上に上記付着装置600と類似の装置により樹脂を置くことで形成することもできる。その場合、樹脂材料630は棒状のものに限られず、図10(B1)に示すように、例えば部分的に断面が小さくなるようにしてもよい。この場合、樹脂材料630の切断処理がより簡易になる。また、同図(B2)に示すように、樹脂材料630を、突出部213に対応した大きさに予め分割しておくこともできる。この場合、樹脂材料630の切断処理が省略可能となる。また、樹脂材料630の断面は円形に限らず、同図(C1)〜(C3)に示すように、三角形状、C字状、矩形状などの形状とすることもできる。
なお、図10に示した付着装置600は、一連の動作を確実且つ比較的迅速に行うことができるが、印刷機500に設置し印刷と同時に突出部213を形成するには動作が遅い。このためこの付着装置600は、プリンタ工程56以外の工程にて使用することが好ましい。付言すれば印刷機以外の場所に設置することが好ましい。
ここで、識別標記23(図柄)が印刷されるタイミング以外のタイミングにて、突出部213を形成する場合、識別標記23と突出部213との位置合わせのため、センサによる突出部213等の検知や、センサによる識別標記23等の検知を行う必要がある。即ち、識別標記23が印刷された後に突出部213を形成する場合には、センサを用いて識別標記23等を検知する必要がある。また、突出部213を形成した後に識別標記23を印刷する場合には、センサを用いて突出部213等を検知する必要がある。
ところで本実施形態では、プリンタ工程56の後に、ピンオーブン工程58およびベークオーブン工程60が設けられ、突出部213が形成された素缶体は、これらの工程で加熱される。この結果、突出部213の溶融や変形などが懸念される。
そこで例えば、プリンタ工程56よりも前にインサイドスプレー工程59、ベークオーブン工程60を設ける。また、プリンタ工程56にて用いるインク、ボトムコーター工程57にて用いられる塗料を、光照射により硬化するもの(例えば紫外線の照射により硬化するUVインク(塗料))とするとともに、ピンオーブン工程58に換えて光照射工程を設ける。この場合、突出部213に対する加熱処理を避けることができる。なお、加熱処理がなされても溶融や変形をしない材料を用いて突出部213を形成することも当然できる。
また、例えば加熱処理が行われるピンオーブン工程58およびベークオーブン工程60の後に突出部213を形成してもよい。但しこの場合は、素缶体の位置合わせを行い、識別標記23と突出部213とが予め定められた位置関係を有するように、突出部213を形成する。なお、素缶体の位置合わせは、上記と同様、例えばセンサにより識別標記23を検知することで行うことができる。
また、突出部213の形成は、検査工程として機能するディフェクティブキャンテスター工程63において行うことができる。ディフェクティブキャンテスター工程63では、処理内容の都合上、他の工程よりも缶体の移動速度が低下する。このため、他の工程にて突出部213を形成する場合に比べ、突出部213を形成しやすい。
また、突出部213の形成は、ソーター工程62において行うことができる。ソーター工程62では、ディフェクティブキャンテスター工程63と同様に、処理内容の都合上、他の工程よりも缶体の移動速度が低下する。このため、他の工程にて突出部213を形成する場合に比べ、突出部213を形成しやすい。ここでプリンタ工程56以外の箇所で突出部213を形成する場合、上記のように、センサを用いた缶体の位置合わせが必要となる。ところで、ソーター工程62では、識別マークの検出に用いられるセンサが設けられている。このため、このセンサを用いれば、別途センサを設けることなく缶体の位置合わせを行うことができる。
なお、上記実施形態では、識別標記23(図柄)を印刷により形成したが、識別標記23は、例えば、識別標記23が印刷等されたフィルムなどを容器20の外周面に巻き付けることで形成することができる。また、識別標記23は、例えば、金型、樹脂型等を用いて容器20の外周面に凹凸を付与することで形成してもよい。
また、詳細な説明は省略するが、図3(F)、(G)に示した凹部212の形成は、上記樹脂材料630により突出部213を形成する場合と同様に行うことができる。即ち、例えば、ディフェクティブキャンテスター工程63において形成することができる。さらに例えば、ソーター工程62において形成することができる。なお、凹部212の形成(盛り上がり部214の形成)は、上記のように、溶融した樹脂材料を付着することで行うことができる。また、例えば盛り上がり部214の形状を有したシールを、素缶体の底部に貼付することによっても形成することができる。
また、図7(B)に示した容器20における凹部221は、凹部221に対応した形状を有した金型により付与することができる。なお、凹部221の形成は、いずれのタイミングで行ってもよいが、プリンタ工程56よりも後に行うことが好ましい。プリンタ工程56よりも前に凹部221を形成してしまうと、凹部221が形成される箇所に図柄を付与することができないためである。
本発明の実施形態に係る陳列装置の概略構成を示した図である。 陳列装置の載置部を説明する図である。 容器を底部側から眺めた場合の図である。 陳列装置および容器の動作を示した図である。 陳列装置の他の形態を示した図である。 陳列装置および容器の動作を示した図である。 陳列装置および容器の他の一形態を示した図である。 容器の製造工程を示した図である。 プリンタ工程における印刷機を説明する図である。 付着装置について説明する図である。
23…識別標記、52…カッピングプレス工程、53…ボディメーカー工程、56…プリンタ工程、58…ピンオーブン工程、60…ベークオーブン工程、62…ソーター工程、63…ディフェクティブキャンテスター工程、211…環状突出部、212…凹部、213…突出部

Claims (16)

  1. 金属性材料から、底部を有した筒状の基体を形成するとともに当該基体の形成に際し当該底部に凸部又は凹部を形成する基体形成工程と、
    前記基体形成工程により形成された前記基体の外周面であって前記凸部又は凹部と予め定められた所定の位置関係を有する箇所に、標記を形成する標記形成工程と、
    を含む缶体の製造方法。
  2. 前記基体形成工程では、金型を用いて前記基体が形成され、
    前記金型は、前記凸部又は凹部の形状に対応した部位を有し、
    前記凸部又は凹部は、前記基体を形成する前記金型によって形成されることを特徴とする請求項1記載の缶体の製造方法。
  3. 前記基体形成工程では、金型を用い前記底部に環状の突出部がさらに形成され、
    前記金型は、前記凸部又は凹部の形状に対応した部位を有し、
    前記凸部又は凹部は、前記環状の突出部を形成する前記金型によって形成されることを特徴とする請求項1記載の缶体の製造方法。
  4. 底部を有した筒状の基体を形成する基体形成工程と、
    前記基体の外周面に標記を印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程にて前記標記が印刷される箇所と一定の位置関係を有する箇所に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成工程と、
    を含む缶体の製造方法。
  5. 前記凹凸形成工程では、前記基体の前記外周面に対して前記凸部又は凹部を形成し、
    前記凹凸形成工程による前記凸部又は凹部の形成は、前記印刷工程にて前記標記が印刷された後に行われることを特徴とする請求項4記載の缶体の製造方法。
  6. 前記印刷工程にて印刷された前記標記を検査する検査工程を更に含み、
    前記凹凸形成工程による前記凸部又は凹部の形成は、前記検査工程にて行われることを特徴とする請求項4記載の缶体の製造方法。
  7. 前記印刷工程では、前記基体の前記外周面に対し、一の種類の前記標記および他の種類の前記標記を印刷することが可能であり、
    前記一の種類の標記を有する前記基体と前記他の種類の標記を有する前記基体とに分離する分離工程を更に備え、
    前記凹凸形成工程による前記凸部又は凹部の形成は、前記分離工程にて行われることを特徴とする請求項4記載の缶体の製造方法。
  8. 前記凹凸形成工程による前記凸部又は凹部の形成は、前記印刷工程にて前記基体の外周面に前記標記が印刷される際に行われることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の缶体の製造方法。
  9. 底部を有した筒状の基体を形成する基体形成工程と、
    前記基体の外周面に標記を形成する標記形成工程と、
    前記基体の外周面又は前記底部に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成工程と、を含み、
    前記標記形成工程により形成される前記標記と、前記凹凸形成工程により形成される前記凸部又は凹部とが、予め定められた所定の位置関係を有していることを特徴とする缶体の製造方法。
  10. 前記凹凸形成工程により形成される前記凸部又は凹部は、回転する前記基体を停止させ前記標記を特定の方向に向けるために用いられることを特徴とする請求項9記載の缶体の製造方法。
  11. 前記基体を加熱する加熱工程を更に含み、
    前記凹凸形成工程における前記凸部又は凹部の形成は、樹脂材料を用いて行われるとともに、前記加熱工程にて前記基体の加熱が行われた後に行われることを特徴とする請求項9又は10記載の缶体の製造方法。
  12. 前記標記形成工程による前記標記の形成は、前記凹凸形成工程による前記凸部又は凹部の形成の後に行われ、
    前記凹凸形成工程における前記凸部又は凹部の形成は、樹脂材料を用いて行われ、
    前記標記形成工程における前記標記の形成は、光照射により硬化する材料を用いて行われることを特徴とする請求項9又は10記載の缶体の製造方法。
  13. 内面に塗装が施された前記基体を加熱する加熱工程を更に含み、
    前記加熱工程による前記基体の加熱は、前記凹凸形成工程にて前記凸部又は凹部が形成される前に行われることを特徴とする請求項12記載の缶体の製造方法。
  14. 金属性材料から、底部を有した筒状の基体を形成するとともに当該基体の形成に際し当該底部に凸部又は凹部を形成する基体形成手段と、
    前記基体形成手段により形成された前記基体の外周面であって前記凸部又は凹部と予め定められた所定の位置関係を有する箇所に、標記を形成する標記形成手段と、
    を含む缶体の製造システム。
  15. 底部を有した筒状の基体を形成する基体形成手段と、
    前記基体の外周面に標記を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段にて前記標記が印刷される箇所と一定の位置関係を有する箇所に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成手段と、
    を含む缶体の製造システム。
  16. 底部を有した筒状の基体を形成する基体形成手段と、
    前記基体の外周面に標記を形成する標記形成手段と、
    前記基体の外周面又は前記底部に、凸部又は凹部を形成する凹凸形成手段と、を含み、
    前記標記形成手段により形成される前記標記と、前記凹凸形成手段により形成される前記凸部又は凹部とが、予め定められた所定の位置関係を有していることを特徴とする缶体の製造システム。
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