JP2010167919A - 車両の脱輪防止装置 - Google Patents
車両の脱輪防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010167919A JP2010167919A JP2009012734A JP2009012734A JP2010167919A JP 2010167919 A JP2010167919 A JP 2010167919A JP 2009012734 A JP2009012734 A JP 2009012734A JP 2009012734 A JP2009012734 A JP 2009012734A JP 2010167919 A JP2010167919 A JP 2010167919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- outer cylinder
- wheel
- inlay
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
【課題】走行中の車両の車輪のデイスクがハブから離脱して、その車輪が車両から脱落する。
【解決手段】自動車等の車両における車輪の締結部分において、車軸の回転で締まり込む方向に螺刻した外筒を、ハブのインローに螺合し、車軸の回転で締まり込んだ時のその外筒の推力で、その外筒をデイスクに当接させる。
外筒は、車軸の回転で車輪のデイスクに当接しているだけなので、パンク修理等において、簡易に短時間で取り外すことができる。
【選択図】図3
【解決手段】自動車等の車両における車輪の締結部分において、車軸の回転で締まり込む方向に螺刻した外筒を、ハブのインローに螺合し、車軸の回転で締まり込んだ時のその外筒の推力で、その外筒をデイスクに当接させる。
外筒は、車軸の回転で車輪のデイスクに当接しているだけなので、パンク修理等において、簡易に短時間で取り外すことができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動車等の車両における車輪の締結部分において、車輪のデイスクをハブのフランジに締結しているハブナットが緩んで脱落AND/ORハブナットを支持しているハブボルトが折損したことによって、デイスクがハブボルトとハブナットの螺合でハブのフランジに締結されていない状態(以後「車輪のデイスクがハブのフランジに締結されていない状態」と称する。)に陥った場合において、その車輪がハブから脱落することを防止するための装置、所謂、脱輪防止装置に関する。
走行中の車両の車輪が車軸から脱落するという現象は、全国各地で頻発しており、しばしば人身事故を招来している。
このような背景事情の下に、走行中の車両の車軸から車輪が脱落することを防止するための発明・考案は、これまでに多数なされている。
しかし、従来のこれ等の発明・考案は、何らかの問題があったから、未だに普及していない。
ここに、従来のこれ等の発明・考案の概要を以下に紹介する。
しかし、従来のこれ等の発明・考案は、何らかの問題があったから、未だに普及していない。
ここに、従来のこれ等の発明・考案の概要を以下に紹介する。
特許文献1における考案の構造は、図24に表示しているように、自動車の車輪80のセンターカバー85と、車輪80のデイスク86とを、一体化させたものである。
車輪80のデイスク86が、ハブボルト83とハブナット84との螺合で、ハブ81のフランジ82に締結されていない状態に陥った場合に、この考案の構造では、デイスク86がハブ81から脱落する現象を到来させるので、走行中の車両の車軸から車輪が脱落することを防止できない。
車輪80のデイスク86が、ハブボルト83とハブナット84との螺合で、ハブ81のフランジ82に締結されていない状態に陥った場合に、この考案の構造では、デイスク86がハブ81から脱落する現象を到来させるので、走行中の車両の車軸から車輪が脱落することを防止できない。
特許文献2における「ハブナットの脱落防止装置」の発明は、図25表示しているように、ハブナット84に嵌着したナットカバー87のテーパー付き根元88を、デイスク89に押圧した押え板90のテーパー穴91に、掛合させ、かつ、隣り合う2個のナットカバー87a,87bをスプリング92で張架すると共に、ハブ81の先端面にボルト93で固定された車輪カバー94の外縁を、その押え板90に押圧して、その押え板90を固定したものである。
押え板90をデイスク89に固定しているボルト95(図示せず。)、及び、車輪カバー94をハブ81の先端面に固定しているボルト93は、車輪80の回転によって、押え板90及び車輪カバー94が振動するので、その振動作用を受けて緩み易い。
ボルト95及びボルト93が緩んで脱落すれば、押え板90、車輪カバー94及びナットカバー87もまた分離して脱落する。
従って、特許文献2における「ハブナットの脱落防止装置」は、ナットカバー87が脱落すれば、ハブナット84の緩み止め機能が喪失するので、車輪80がハブ81から脱落することを防止する機能も喪失する。
ボルト95及びボルト93が緩んで脱落すれば、押え板90、車輪カバー94及びナットカバー87もまた分離して脱落する。
従って、特許文献2における「ハブナットの脱落防止装置」は、ナットカバー87が脱落すれば、ハブナット84の緩み止め機能が喪失するので、車輪80がハブ81から脱落することを防止する機能も喪失する。
特許文献3における考案は、図26に表示しているように、取り付け作業中の車輪80がハブ81から脱落することを防止するための「抜け止め97」を、ハブ81のインロー96の先端に設けたものであって、その「抜け止め97」に、ハブボルト98の螺子穴の位置の指標を兼ねさせたものである。
特許文献3における考案の抜け止め97は、走行中にハブボルト98の全部が折損した場合には、フランジ82から遊離した車輪80のデイスク89が回転しながら抜け止め97に接触して、抜け止め97を振動させるので、抜け止め97は、その振動作用を受けて、インロー96から脱落する。
特許文献3における考案の抜け止め97は、車輪80のデイスク89がハブ81のフランジ82に締結されていない状態に陥った場合には、抜け止め機能を喪失するので、その車輪80がインロー96から脱落することを防止することができない。
特許文献3における考案の抜け止め97は、車輪80のデイスク89がハブ81のフランジ82に締結されていない状態に陥った場合には、抜け止め機能を喪失するので、その車輪80がインロー96から脱落することを防止することができない。
特許文献4における「車輪の抜け止め装置」の考案は、図27(a)および図27(b)に表示しているように、ハブ81のインロー96先端面に、デイスク89の中心穴の内径よりも大径のストッパー99を固着したものである。
走行中にハブボルト83の全部が折損した場合、デイスク89が拘束されていないので、フランジ82から遊離した車輪80のデイスク89の中心穴と、ハブ81のインロー96の外周とが、滑り接触して回転すると共に、デイスク89の側面がフランジ82又はストッパー99と滑り接触して回転する。
このため、インロー96及びストッパー99は、摩擦熱が生じて高温になるので、強度が小さくなって、遂には、破壊する。
インロー96及びストッパー99が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
インロー96及びストッパー99が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
特許文献5における発明は、図28(a)および図28(b)に表示しているように、デイスク89の中心穴の内径より大きい外径を有する蝶番101付き半割り筒状のクランプ100を、ハブ80のインロー96を挟んで、対向している半割り筒状部分の反蝶番101側をボルト102で締結することによって、インロー96に固定したものである。
走行中にハブボルト83の全部が折損した場合、デイスク89は拘束されていないので、フランジ82から遊離した車輪80のデイスク89の中心穴と、インロー96の外周とが、滑り接触して回転すると共に、デイスク89の側面がドラム103又はクランプ100と滑り接触して回転する。
このため、インロー96及びクランプ100は、摩擦熱が生じて高温になるので、強度が小さくなって、遂には、破壊する。
インロー96及びクランプ100が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
インロー96及びクランプ100が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
特許文献6における発明は、図29(a)および図29(b)に表示しているように、デイスク89の中心穴の内径より大きい外径を有する内筒104を、ハブ81のインロー96に嵌合すると共に、外筒105、ストッパブロック106、及びその外筒105と螺合しているボルト107の組み合わせによって、その内筒104をインロー96に保持させたものある。
走行中にハブボルト83の全部が折損した場合、車輪80のデイスク89は拘束されていないので、ドラム103から遊離したデイスク89の中心穴と、インロー96の外周とが、滑り接触して回転すると共に、デイスク89の側面がフランジ82又は内筒103と滑り接触して回転する。
このため、インロー96、内筒104、及び外筒105は、摩擦熱が生じて高温になるので、強度が小さくなって、遂には、破壊する。
インロー96、内筒104、及び外筒105が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
インロー96、内筒104、及び外筒105が破壊すれば、車輪80はハブ81のインロー96から脱落することとなる。
特許文献7における発明は、図30に表示しているように、ハブ81のインロー96外径がデイスク89の中心穴の内径と等しく、かつ、ハブボルト83の配置がハブボルト83を挿通するデイスク穴の配置と等しい関係にあるデイスク89を、ハブボルト83の中心とハブボルト83を挿通するデイスク穴の中心を一致させて、ハブ81に組み付ける方法である。
特許文献7における発明は、ハブボルト83の中心と、ハブボルト83を挿通するデイスク89の穴の中心を一致させることによって、ハブボルト83に螺合するハブナット84におけるワッシャー108の面の接触が平均化させて、ハブナット84に緩みを生じさせないことを特徴にしている。
しかし、走行している車両の車輪80が車軸から脱落する事故は、最大積載許容荷重を超えた荷を運搬することに起因して発生している場合が多い。
このため、特許文献7における発明は、最大積載許容荷重を超えた荷が積載された状態が続けば、ハブナット84のワッシャー108の面圧が不足するので、ハブナット84が緩み、車輪80が脱落する。
実用新案登録第2510031号
特許第2519159号
実開昭64−51503
実開平4−60701
特開2006−143063
特許第3217724号
特開平5−278402
このため、特許文献7における発明は、最大積載許容荷重を超えた荷が積載された状態が続けば、ハブナット84のワッシャー108の面圧が不足するので、ハブナット84が緩み、車輪80が脱落する。
解決しようとする問題点は、車両が走行中に、その車両の車輪のデイスクを締結しているハブナットが緩んで脱落AND/ORハブナットを支持しているハブボルトが折損して脱落したことに起因して、全てのハブボルトの螺子による締結が喪失された場合において、その車輪のデイスクが、ハブのフランジから離脱して、ハブのインローから脱落する点、所謂、車輪がハブから脱輪する点である。
車輪のデイスクが締結されているハブのインローに、外筒を螺合させて成る装置(以後「脱輪防止装置」と称する。)を、該ハブに設け、その外筒を該デイスクに常に当接させることによって、車輪がハブから脱輪することを防止する。
本発明の「脱輪防止装置」は、インローの外周に螺刻したハブと、そのインローに螺合する外筒との僅か二部品で構成された極めて単純な装置で、課題を解決することができるという格別の技術的効果がある。
本発明の「脱輪防止装置」を装着している車両は、車輪のデイスクが、ハブのフランジに、ハブナット1の締め付けで、固着されていない状態であっても、その車輪をハブに保持したまま、前進走行を続けることができる。
本発明の「脱輪防止装置」を装着している車両は、車輪の回転を利用して車輪のデイスクを外筒でハブに押圧するので、外筒を固く締め付けずに、固着されなくなったデイスクをハブに保持させ続けることが可能であるという技術的な効果がある。
タイヤがパンクしたとき、或いは、雪道対策で車輪交換をするとき等において、本発明の「脱輪防止装置」は、外筒が固く締め付けられていないので、車輪の交換を阻害しない。
タイヤがパンクしたとき、或いは、雪道対策で車輪交換をするとき等において、本発明の「脱輪防止装置」は、外筒が固く締め付けられていないので、車輪の交換を阻害しない。
図1は、自動車等の駆動輪における従来の締結部分を断面図で表示したものである。
図中のハブ117は、ベアリングを内蔵する孔とフランジ5とインロー116で構成され、内蔵しているベアリングを介して中空の駆動輪軸110に保持されている。 駆動輪軸110に挿通されている伝動軸111の端部には、フランジ109が設けられており、フランジ109は、インロー116の端面に、ボルト14で締結されている。駆動輪は、一般的には2個の車輪1で構成され、各々の車輪1のデイスク3は、フランジ5から突設しているハブボルト9と嵌合して、ハブボルト9に螺合しているハブナット10でフランジ5に、重なって締結されている。
図中のハブ117は、ベアリングを内蔵する孔とフランジ5とインロー116で構成され、内蔵しているベアリングを介して中空の駆動輪軸110に保持されている。 駆動輪軸110に挿通されている伝動軸111の端部には、フランジ109が設けられており、フランジ109は、インロー116の端面に、ボルト14で締結されている。駆動輪は、一般的には2個の車輪1で構成され、各々の車輪1のデイスク3は、フランジ5から突設しているハブボルト9と嵌合して、ハブボルト9に螺合しているハブナット10でフランジ5に、重なって締結されている。
図2は、自動車等の従動輪における従来の締結部分を断面図で表示したものである。
図中のハブ117は、ベアリングを内蔵する孔とフランジ5とインロー116で構成され、内蔵しているベアリングを介して従動輪軸113に保持されている。インロー116の端面には、外蓋112が、ボルト14で締結されている。従動輪は、一般的には2個の車輪1で構成され、各々の車輪1のデイスク3は、フランジ5から突設しているハブボルト9と嵌合して、ハブボルト9に螺合しているハブナット10でフランジ5に、重なって締結されている。
図中のハブ117は、ベアリングを内蔵する孔とフランジ5とインロー116で構成され、内蔵しているベアリングを介して従動輪軸113に保持されている。インロー116の端面には、外蓋112が、ボルト14で締結されている。従動輪は、一般的には2個の車輪1で構成され、各々の車輪1のデイスク3は、フランジ5から突設しているハブボルト9と嵌合して、ハブボルト9に螺合しているハブナット10でフランジ5に、重なって締結されている。
図3は本発明の脱輪防止装置Aの正面を表示したものである。
図4は、図3における断面A−A及びその周辺を表示したものであって、脱輪防止装置Aの縦断面を表示したものである。
脱輪防止装置Aは、図4に表示しているように、ハブ4の構成部分であるインロー6の外周に螺刻されている螺子12aと、螺子12aに螺合する螺子12bが内周に螺刻されている外筒11とで構成されている。
尚、インロー6は、自動車等の駆動輪や従動輪の締結に使用されている従来のハブ117におけるインロー116の外周に螺子12aを螺刻したものであっても良い。
図4は、図3における断面A−A及びその周辺を表示したものであって、脱輪防止装置Aの縦断面を表示したものである。
脱輪防止装置Aは、図4に表示しているように、ハブ4の構成部分であるインロー6の外周に螺刻されている螺子12aと、螺子12aに螺合する螺子12bが内周に螺刻されている外筒11とで構成されている。
尚、インロー6は、自動車等の駆動輪や従動輪の締結に使用されている従来のハブ117におけるインロー116の外周に螺子12aを螺刻したものであっても良い。
螺子12aは、外筒11の螺子12bの推力が、車両の前進走行をしている時の車輪1の回転で、即ち、車両の前進走行時のインロー6の回転で、デイスク側の方向に生じるように螺刻されている。
このため、脱輪防止装置Aを装着している車両は、車両が前進走行をしている限り、外筒11を、デイスク3に、常に当接させて走行している。
螺子12aは、右螺子12aRと左螺子12aLとを総称した名称である。
螺子12bは、右螺子12bRと左螺子12bLとを総称した名称である。
このため、脱輪防止装置Aを装着している車両は、車両が前進走行をしている限り、外筒11を、デイスク3に、常に当接させて走行している。
螺子12aは、右螺子12aRと左螺子12aLとを総称した名称である。
螺子12bは、右螺子12bRと左螺子12bLとを総称した名称である。
ドラム8は車輪1の制動等に用立てるために装着されているものである。
ドラム8の取付け面が、図4の表示と異なって、フランジ5のデイスク3側面である場合においても、デイスク3は、フランジ5から突出しているハブボルト9に挿通され、ハブボルト9に螺合しているハブナット10で締結されて、ドラム8の取付け面を介して、フランジ5に締結されている。
また、外筒11は、インロー6と螺合してデイスク3と当接している。
ドラム8の取付け面が、図4の表示と異なって、フランジ5のデイスク3側面である場合においても、デイスク3は、フランジ5から突出しているハブボルト9に挿通され、ハブボルト9に螺合しているハブナット10で締結されて、ドラム8の取付け面を介して、フランジ5に締結されている。
また、外筒11は、インロー6と螺合してデイスク3と当接している。
外筒11は、その重量が大きい程、回転による慣性力及び螺子12bによる推力が大きくなるので、鋼、ステンレス、真鍮、又は焼結合金等の比重の重い材質で形成すると共に、その外径を可能な範囲で最大にし、その長さを可能な範囲で最長にすることが好ましい。
外筒11は、油又は炭素の潤滑材を含浸させた焼結合金で形成すれば、インロー6との螺合による摩擦抵抗が小さくなって、フランジ5側に押圧する推力が、鋼、ステンレス又は真鍮で形成されたものより大きくなる。
外筒11は、油又は炭素の潤滑材を含浸させた焼結合金で形成すれば、インロー6との螺合による摩擦抵抗が小さくなって、フランジ5側に押圧する推力が、鋼、ステンレス又は真鍮で形成されたものより大きくなる。
図5(a)は、外筒11の断面図を表示したものであり、図5(b)は、外筒11の正面図を表示したものである。
外筒11は、デイスク3に当接させる目的で、ハブ4のインロー6に螺合させるので、押圧面54側に適当な深さの座刳り55を設けておくことによって、インロー6の外周に螺刻されている螺子12aの完全螺子部が、デイスク3の反フランジ5側の面の位置に達していない場合であっても、座刳り深さの範囲に達していれば、螺子12aの無い部分や螺子12aの不完全螺子部を跨いで、デイスク3に当接することができる。
外筒11は、デイスク3に当接させる目的で、ハブ4のインロー6に螺合させるので、押圧面54側に適当な深さの座刳り55を設けておくことによって、インロー6の外周に螺刻されている螺子12aの完全螺子部が、デイスク3の反フランジ5側の面の位置に達していない場合であっても、座刳り深さの範囲に達していれば、螺子12aの無い部分や螺子12aの不完全螺子部を跨いで、デイスク3に当接することができる。
外筒11の外周に設けられている工具掛け孔15は、丸棒等の工具を差し込む孔であり、インロー6に螺合させた外筒11を手作業でデイスク3に当接させる場合、或いは、デイスク3に当接している外筒11を手作業でデイスク3から離す場合において、外筒11を円周方向に回して移動させるために使用する
外筒11を円周方向に回す方策については、工具掛け孔15を外周に設けることに拘泥するものでなく、その外形を八角形、六角形又は四角形等の多角形にして、スパナが掛かるようにしても良い。
車両は、車輪1のデイスク3が、ハブ4のフランジ5に、ハブナット10の締め付けで、固着されている状態で、前進走行をしているのであるが、車両が走行している時に、ハブナット10が緩んで脱落、AND/ORハブボルトが折損して脱落して、ハブボルト9とハブナット10との螺合で、フランジ5に締結されていない状態に陥ることがある。
ところが、本発明の脱輪防止装置Aを装着している車両は、前進走中に、車輪1のデイスク3が係る状態に陥った場合に、外筒11がその車輪1のデイスク3に当接しているので、その車輪1はハブ4のインロー6から脱落しない。
デイスク3に当接している外筒11には、フランジ5の方向に推力が作用しており、その推力には、インロー6の回転で生じるもの(前者)と、外筒11を締結して生じるもの(後者)との2種類がある。
後者の推力、即ち、外筒11を締結して生じる螺子12bの推力は、前者の推力、即ち、インロー6の回転で生じる螺子12bの推力よりも強大である。
後者の推力、即ち、外筒11を締結して生じる螺子12bの推力は、前者の推力、即ち、インロー6の回転で生じる螺子12bの推力よりも強大である。
タイヤがパンクしたとき、或いは、雪道対策等において、車輪交換をするときは、外筒11をインロー6から簡単に容易に取り外せることが肝要であるから、外筒11をデイスク3に当接させる推力は、前者の推力、即ち、インロー6の回転で生じさせる推力の方が、後者で生じさせる推力よりも、好ましい。
車両が前進しているときにおいては、運転席に着座している運転手から見て右側にある車輪1aは、その車両の右側面の側から車輪1aを見れば、右回転をしているので、インロー6及び外筒11も右回転している。
また、運転席に着座している運転手から見て左側にある車輪1bは、その車両の左側面の側から車輪1bを見れば、左回転をしているので、インロー6及び外筒11も左回転している。
運転席に着座している運転手から見て、運転手の右側にあるハブ4に装着している脱輪防止装置Aについては、インロー6の左螺子12aLと、外筒11の左螺子12bLとの螺合にすることによって、外筒11は、インロー6の右回転による推力がフランジ5の方向に発生して、右側車輪1のデイスク3に当接する。
また、運転席に着座している運転手から見て、運転手の左側にあるハブ4に装着している脱輪防止装置Aについては、インロー6の右螺子12aRと、外筒11の右螺子12bRとの螺合にすることによって、外筒11は、インロー6の左回転による推力がフランジ5の方向に発生して、左側車輪1のデイスク3に当接する。
従って、駆動輪軸110AND/OR従動輪軸113の両端部に装着されていている各々の外筒11は、車両の走行中においては、車輪1の回転で、即ち、インロー6の回転で以って、それぞれの車輪1のデイスク3に常に当接している。
車両が後進をする場合は、前進走行時のハブ4の回転方向に対して、ハブ4が逆回転するので、外筒11は、フランジ5から離れる方向に推力が作用して、インロー6から脱落する方向に移動する。
インロー6の端面に、図4に表示しているように、インロー6の外径よりも若干大きいストッパー13を、設けることによって、外筒11は、フランジ5から離れる方向に移動しても、ストッパー13に遮られてインロー6から脱落しない。
駆動輪側に脱輪防止装置Aを設けた場合においては、ストッパー13は、フランジ109の外径をインロー6の外径よりも若干大きくしたものである。
或いは、ボルト14を、フランジ109と、インロー6の外径よりも若干大きいストッパー13との両者に挿通して、インロー6に共締で締結しても良い。
従動輪側に脱輪防止装置Aを設けた場合においては、ストッパー13は、外蓋112の外径をインロー6の外径よりも若干大きくしたものである。
インロー6の端面に、図4に表示しているように、インロー6の外径よりも若干大きいストッパー13を、設けることによって、外筒11は、フランジ5から離れる方向に移動しても、ストッパー13に遮られてインロー6から脱落しない。
駆動輪側に脱輪防止装置Aを設けた場合においては、ストッパー13は、フランジ109の外径をインロー6の外径よりも若干大きくしたものである。
或いは、ボルト14を、フランジ109と、インロー6の外径よりも若干大きいストッパー13との両者に挿通して、インロー6に共締で締結しても良い。
従動輪側に脱輪防止装置Aを設けた場合においては、ストッパー13は、外蓋112の外径をインロー6の外径よりも若干大きくしたものである。
車両は、後進した後、必ず前進走行を続けるので、車両が前進走行している時の外筒11は、車輪1の上下振動を受けながら、フランジ5の方向の推力が常時作用している。
デイスク3から離れてストッパー13に当接した外筒11は、車両が前進走行している内に、フランジ5の方向の推力が作用して、ストッパー13から離れて、デイスク3に再び当接する。
車両の走行中においては、車輪1が上下に振動するので、外筒11はこの振動の影響を受けてストッパー13から離れ易くなる。
デイスク3から離れてストッパー13に当接した外筒11は、車両が前進走行している内に、フランジ5の方向の推力が作用して、ストッパー13から離れて、デイスク3に再び当接する。
車両の走行中においては、車輪1が上下に振動するので、外筒11はこの振動の影響を受けてストッパー13から離れ易くなる。
以上の事情により、車両の駆動輪軸110AND/OR従動輪軸113の両端に装着されている各々の外筒11は、車両の走行時にはデイスク3に当接された状態でハブ4に保持され続け、その車両が後進走行に変わってもハブ4に保持され、車両が前進走行を再開しても、その推力で再びデイスク3に当接するので、ハブ4のインロー6に保持され続ける。
走行中の車両において、車輪1のデイスク3が、ハブボルト9とハブナット10との螺合で、フランジ5に締結されていない状態に陥った場合、外筒11は、デイスク3から反フランジの方向に押圧されても、その押圧で回転しないので、反フランジの方向に移動しない。
このため、外筒11は、フランジ5の方向に常時作用している推力で、デイスク3に当接し続けて、デイスク3をインロー6から脱落させない。
このため、外筒11は、フランジ5の方向に常時作用している推力で、デイスク3に当接し続けて、デイスク3をインロー6から脱落させない。
車輪1のデイスク3が、ハブボルト9とハブナット10との螺合で、フランジ5に締結されていない状態に陥った車両が、後進した後に、前進走行を再開した場合、後進時に車輪1の回転で反フランジ5側に移動した外筒11は、移動して来たデイスク3から車軸方向の反フランジ側に押されても移動せずに、フランジ5の方向に常時作用している推力で移動し、遂には、デイスク3を押圧しながら、デイスク3をフランジ5に密着する位置に到達する。
従って、脱輪防止装置Aを装着している車両は、車輪1のデイスク3が、ハブボルト9とハブナット10との螺合で、フランジ5に締結されていない状態に陥っても、その車輪1をハブ4に保持させた状態で、走行を続けることができる。
ドラム8のフランジの取り付け位置が、図4の表示と異なって、ハブ4のフランジ5とデイスク3との間である場合において、同様な状態に陥っても、脱輪防止装置Aにおける前述の作用によって、その車両は、その車輪1をハブ4に保持させた状態で、走行を続けることができる。
外筒11は、ハブ4に単に螺合させるだけで、強く締め付けなくても、車両を前進走行させれば、車輪1が回転することによって自動的に締まって緩まないという特徴があるから、外筒11とインロー6との螺合に、緩み止めを施す必要がなく、かつ、強く締結しないで良いという特徴がある。
特許文献4乃至6に開示されている従来の脱輪防止装置を装着している車両が、車輪1のデイスク3がハブ4のフランジ5に締結されていない状態で、走行し続けた場合、デイスク3にはもともとハブボルト9が折損する程の荷重が作用しているところに以って、デイスク3が車軸方向に変則揺動しながら、その周辺と接触し、かつ、インロー6を軸にして回転するので、多大な摩擦熱が発生する。
このため、インロー6の付近に、高温化、磨耗、軟化、及び変形等の損傷が発生する。
これらの損傷は、車両が走行するに連れて、拡大して行くので、遂には、デイスク3がインロー6から外れて、車輪1の脱落事故を招来することとなる。
これらの損傷は、車両が走行するに連れて、拡大して行くので、遂には、デイスク3がインロー6から外れて、車輪1の脱落事故を招来することとなる。
ところが、本発明の脱輪防止装置Aを装着している車両は、車輪1のデイスク3が、ハブボルト9とハブナット10との螺合で、フランジ5に締結されていない状態で、走行し続けた場合、その車輪1のデイスク3の中心部が、外筒11から押圧されて、外筒11とフランジ5とで挟持された状態で、即ち、デイスク3は車軸方向の揺動が抑制された状態で、インロー6を回転軸にして、走行することができる。
車両が前進走行している限り、外筒11は、フランジ5側に押圧する推力をインロー6の螺子12aの回転で受けているので、フランジ5側に移動する推力を受けているが、デイスク3からの揺動接触で受ける力は、螺子12bで受けるから反フランジ5側に押し戻されない。
デイスク3は車軸方向の振動が抑制された状態で、インロー6を回転軸に回転するので、インロー6付近における摩擦熱の発生量が少ない。
ところが、インロー6付近は、車両の走行による強制空冷を受けて、摩擦熱が流失する。
インロー6付近は、摩擦熱の発生量が少ないところに以って、その摩擦熱が車両の走行による強制空冷で流出し続けるので、高温化しない。
従って、インロー6付近に摩擦熱が発生しても、デイスク3は、摩擦熱で破壊されないで、その原形を保持し続けることができる。
ところが、インロー6付近は、車両の走行による強制空冷を受けて、摩擦熱が流失する。
インロー6付近は、摩擦熱の発生量が少ないところに以って、その摩擦熱が車両の走行による強制空冷で流出し続けるので、高温化しない。
従って、インロー6付近に摩擦熱が発生しても、デイスク3は、摩擦熱で破壊されないで、その原形を保持し続けることができる。
外筒11は、車両の前進走行中の車輪1の回転で、推力を生じさせることに拘泥するものでなく、螺子12の径が大きいので、螺子12の許容最大トルクまたは許容最大トルクに近いトルクで締結して、デイスク3を押圧しても、脱輪を防止することができる。
係る場合における外筒11は、車両が前進走行している時の車輪1の回転で発生する螺子12bの推力が、緩み止めの機能を発揮するので、緩まない。
係る場合における外筒11は、車両が前進走行している時の車輪1の回転で発生する螺子12bの推力が、緩み止めの機能を発揮するので、緩まない。
本発明の脱輪防止装置Aは、車輪1の回転で得た螺子12の外筒11の推力で、外筒11をデイスク3に当接させることによって、車輪1の脱落を防止するものであるのに対し、文献2・3・4・5・6・7に開示されている車輪の脱落防止方法は、デイスク3をインロー6に保持するに当たって、車輪1の回転を全く使用していない。
車両の車輪1の回転で得た螺子の推力で、デイスク3を押圧して、車輪1の脱落を防止することは、誰も気が付かなかったことであるから、本発明の脱輪防止装置Aは著しく新規な発明である。
超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置は、ハブボルトやハブナットを使用しないで、インロー6とナットとを組み合せたものである。
超スピ−ドを競う自動車における車輪装着装置は、競技中における車輪交換の着脱時間を短縮するために、デイスクの締結と解除をワンタッチで施すことを目的にしており、ワンタッチで装着されている車輪の締結を解除できる機能、及びワンタッチで車輪をフランジ5に締結する機能を具備していると共に、自動車の推進力を増大するために軽量な構造をしている。
本発明の脱輪防止装置Aの目的は、走行中に締結されなくなった車輪を走行中に脱落させないことにあるのに対し、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置の目的は、デイスクの締結と解除をワンタッチで施すことであるから、両者は目的が大きく相異している。
本発明の脱輪防止装置Aの機能は、走行中に締結されなくなった車輪のデイスクを、外筒11でフランジ5側に押圧して、インローに保持することであるのに対し、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置の機能は、デイスクの締結及びその締結の解除であるから、両者の機能は大きく相異している。
発明の脱輪防止装置Aの外筒11は、車輪のデイスクがハブのフランジに締結されていない状態に陥った場合に役立てるものであり、係る事態に陥った場合は大きな負荷が生じると共に摩擦熱が発生するので、軽量合金からなる外筒11は強度の観点から適当でない。
しかし、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置においては、脱輪防止装置Aの外筒11に相当するナットは、車輪のデイスクがハブのフランジに締結されていない状態に陥ることを全く想定していなく、極限に軽量化を施す観点から当然に軽量合金を素材にしたものである。
従って、本発明の脱輪防止装置Aの外筒11は重いことが要件であるのに対し、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置のナットは極限に軽量化したものであることが要件なので、両者は構造においても、大きく異なっている。
しかし、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置においては、脱輪防止装置Aの外筒11に相当するナットは、車輪のデイスクがハブのフランジに締結されていない状態に陥ることを全く想定していなく、極限に軽量化を施す観点から当然に軽量合金を素材にしたものである。
従って、本発明の脱輪防止装置Aの外筒11は重いことが要件であるのに対し、超スピ−ドを競う自動車における車輪の装着装置のナットは極限に軽量化したものであることが要件なので、両者は構造においても、大きく異なっている。
以上の如く、本発明の脱輪防止装置Aは、超スピ−ドを競う自動車における車輪装着装置に比べて、目的、構造、機能の何れもが大きく相異している。
従って、本発明の脱輪防止装置Aは、超スピ−ドを競う自動車における車輪装着装置に基づいて、想到することができないので、顕著な進歩性を有している。
本発明の脱輪防止装置は、バス、セミ・トレーラートラック、貨物自動車、ダンプトラック、コンクリートミキサー車、及びタンクローリー車等の重量物を積載する運搬車両における車輪の脱落防止に利用することができる。
これらの運搬車両の脱輪事故は全国的に頻繁に発生している。
本発明の脱輪防止装置の価格は、車輪1を走行中の脱輪で紛失したことによる損害額と比べれば、極めて安価である。
膨大な台数の運搬車両が現存している処に以って、本発明の脱輪防止装置は、極めて安価であり、その普及が容易であることから、産業の振興に大きく貢献することができる。
本発明の脱輪防止装置の価格は、車輪1を走行中の脱輪で紛失したことによる損害額と比べれば、極めて安価である。
膨大な台数の運搬車両が現存している処に以って、本発明の脱輪防止装置は、極めて安価であり、その普及が容易であることから、産業の振興に大きく貢献することができる。
外筒11を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、デイスク3に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、外筒11はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
図6は、本発明の脱輪防止装置Bの断面正面を表示した図で、その脱輪防止装置Bは、外筒11がハブ16のインロー17に螺着されている。
ハブ16は、脱輪防止装置Aにおけるハブ4と同様なフランジを具備しているが、インロー17の外周の形状が、そのハブ4のインロー6と相異している。
インロー17の外周は、凹部18と凸部19が、歯車のように、交互に並んだ形状をしており、螺子12cが全部の凸部19の頂部に螺刻されている。
ハブ16は、脱輪防止装置Aにおけるハブ4と同様なフランジを具備しているが、インロー17の外周の形状が、そのハブ4のインロー6と相異している。
インロー17の外周は、凹部18と凸部19が、歯車のように、交互に並んだ形状をしており、螺子12cが全部の凸部19の頂部に螺刻されている。
脱輪防止装置Bは、脱輪防止装置Aと同様に、外筒11の螺子12bがインロー17の螺子12cと螺合した状態で、前進する車両の車輪1の回転で、外筒11の推力がフランジ5の方向に作用して、 外筒11が、車輪1のデイスク3に当接するものである。
脱輪防止装置Bのインロー17における1ピッチ当たりの螺子12cの延べ長さは、螺子12cが凸部19の頂部に螺刻された間欠螺子であるから、非常に短い。
このため、脱輪防止装置Bにおける1ピッチ当たりの螺子部の摩擦抵抗は、脱輪防止装置Aにおける1ピッチ当たりの螺子部の摩擦抵抗より極端に小さくなる。
このため、脱輪防止装置Bにおける1ピッチ当たりの螺子部の摩擦抵抗は、脱輪防止装置Aにおける1ピッチ当たりの螺子部の摩擦抵抗より極端に小さくなる。
また、脱輪防止装置Bにおける外筒11の推力は、螺子部の摩擦抵抗が極端に小さいため、脱輪防止装置Aにおける外筒11の推力よりも大きくなる。
従って、デイスク3は、脱輪防止装置Aにおいて外筒11でフランジ5に押圧される場合よりも、脱輪防止装置Bの方がより強くフランジ5に押圧される。
本発明の脱輪防止装置Bは、脱輪防止装置Aと比べて、インロー17の形状が、インロー6の形状と異なっているだけで、他の部分は同じであるから、脱輪防止装置Aと同様な特徴を有する。
図7は、脱輪防止装置Cの縦断面を表示したものであり、ハブ4のインロー6に装着されている。
脱輪防止装置Cは、ハブ4のインロー6と有底外筒20とで構成され、インロー6の外周面に螺刻されている螺子12aと、有底外筒20の孔面に螺刻されている螺子12bとが螺合したものである。
脱輪防止装置Cは、脱輪防止装置Aの外筒11と同様に、有底外筒20を車輪1の前進方向の回転で回して、デイスク3をフランジ5に固く締結するものである。
脱輪防止装置Cは、ハブ4のインロー6と有底外筒20とで構成され、インロー6の外周面に螺刻されている螺子12aと、有底外筒20の孔面に螺刻されている螺子12bとが螺合したものである。
脱輪防止装置Cは、脱輪防止装置Aの外筒11と同様に、有底外筒20を車輪1の前進方向の回転で回して、デイスク3をフランジ5に固く締結するものである。
駆動輪側のハブ4においては、インロー6の端部に、インロー6の螺子12aの谷径より小さい直径のフランジ114が、螺子12aの谷径の範囲内に、ボルト14で締結されている。
フランジ114は伝動軸111の端部に設けられているものである。
従動輪側のハブ4においては、インロー6の端部に、インロー6の螺子12aの谷径より小さい直径の外蓋115が、螺子12aの谷径の範囲内に、ボルト14で締結されている。
このため、有底外筒20の螺子12bは、インロー6の螺子12aと螺合することができる。
フランジ114は伝動軸111の端部に設けられているものである。
従動輪側のハブ4においては、インロー6の端部に、インロー6の螺子12aの谷径より小さい直径の外蓋115が、螺子12aの谷径の範囲内に、ボルト14で締結されている。
このため、有底外筒20の螺子12bは、インロー6の螺子12aと螺合することができる。
図8は有底外筒20の縦断面を表示したものであり、有底外筒20は、螺子12bが内周面に螺刻され、六角状突起25が孔底面24の外面の中央に、押圧面23が孔の入口の端面に、座刳り56が孔の入口付近に設けられたものである。
押圧面23から孔底面24までの深さは、押圧面23がデイスク3を押圧している時に、ボルト14の頭部と孔底面24の間に、隙間が生じる深さである。
有底外筒20は、押圧面23側に適当な深さの座刳り56を設けることによって、インロー6における螺子12aの完全螺子部が、デイスク3に達していない場合であっても、座刳り深さの範囲に達していれば、螺子12aの無い部分や螺子12aの不完全螺子部を跨いで、デイスク3を押圧することができる。
六角状突起25は、スパナやボックスレンチを掛けるための突起であり、有底外筒20を円周方向に回動させて、有底外筒20をデイスク3に寄せる場合、或いは、デイスク3から有底外筒20を離す場合に使用する。
六角状突起25のヘックスを、ハブナット10のヘックスの大きさと同一にすれば、車輪1を交換する場合に、同一サイズのスパナやボックスレンチを用いて、六角状突起25及びハブナット10の取り外しや締め付けをすることができる。
六角状突起25のヘックスを、ハブナット10のヘックスの大きさと同一にすれば、車輪1を交換する場合に、同一サイズのスパナやボックスレンチを用いて、六角状突起25及びハブナット10の取り外しや締め付けをすることができる。
運転席に着座している運転手を中心にして、運転手の右側にあるハブ4のインロー6の外周に左螺子12aLを螺刻し、運転手の左側にあるハブ4のインロー6の外周に右螺子12aRを螺刻することによって、車両が前進走行している時は、車輪1の回転によって、各々の有底外筒20は、螺子12bによる推力がフランジ5の方向に発生して、それぞれの車輪1のデイスク3に当接するので、緩まない。
従って、脱輪防止装置Cは、脱輪防止装置Aと同様に、脱輪を防止することができる。
従って、脱輪防止装置Cは、脱輪防止装置Aと同様に、脱輪を防止することができる。
有底外筒20を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、デイスク3に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、有底外筒20外筒はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
有底外筒20を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、デイスク3に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、有底外筒20はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、脱輪を防止することができる。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
有底外筒20を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、デイスク3に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、有底外筒20はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、脱輪を防止することができる。
脱輪防止装置Cは、脱輪防止装置Bにおけるハブ16のインロー17に装着しても、脱輪防止装置Bと同様に、脱輪を防止することができる。
図9は脱輪防止装置Dの正面を表示したものであり、図10は図9における断面A−A及びその周辺を表示したものであって、脱輪防止装置Dの縦断面を表示したものである。
脱輪防止装置Dは、ハブ4のインロー6、皿状座盤26、外筒11、及びストッパー13で構成されている。
脱輪防止装置Dは、ハブ4のインロー6、皿状座盤26、外筒11、及びストッパー13で構成されている。
脱輪防止装置Dは、皿状座盤26が、外筒11とデイスク3の間に介在している点で、図4に表示されている脱輪防止装置Aと相異している。
外筒11は、インロー6の螺子12aに螺合して、皿状座盤26を押圧する。
押圧された皿状座盤26はデイスク3をハブ4のフランジ5に押圧するものである。
尚、皿状座盤26は、後述している星形状座盤32と入れ替えてもよい。
外筒11は、インロー6の螺子12aに螺合して、皿状座盤26を押圧する。
押圧された皿状座盤26はデイスク3をハブ4のフランジ5に押圧するものである。
尚、皿状座盤26は、後述している星形状座盤32と入れ替えてもよい。
図11図は皿状座盤26の正面を表示したものであり、皿状座盤26は、円盤63の稜線64に沿ってテーパーリング状の押圧部30を設け、円盤63の中央にインロー6を挿通する支持穴31を設け、押圧部30と支持穴31の間にハブナット10が遊嵌する嵌入穴29を設けたものである。
皿状座盤26は、デイスク3をハブ4に組み付けた後に、支持穴31をインロー6に遊嵌させた状態で、嵌入穴29をハブナット10に遊嵌させて、デイスク3に当接させる。
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、皿状座盤26を外筒11で押圧し、皿状座盤26の押圧部30を、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に当接させる。
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、皿状座盤26を外筒11で押圧し、皿状座盤26の押圧部30を、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に当接させる。
皿状座盤26は、焼入れ鋼板、バネ鋼、ステンレス又は炭素繊維を含有した合成樹脂等の弾性材で形成して、外筒37の押圧で歪ませることによって、外周縁64の裏側縁の全域を当接させることができる。
図12は星形状座盤32の正面を表示した図であり、星型状座盤32は、隣り合っているハブナット10の間に収まる幅のアーム部34が、座盤33の周辺から、ハブボルト10の配列ピッチの角度で放射状に延びており、座盤33の中央にハブ4のインロー6を貫通するための支持穴36を設けたものである。
各々のアーム部34の先端付近の押圧部35は、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に、当接する。
各々のアーム部34の先端付近の押圧部35は、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に、当接する。
皿状座盤26を使用せず、星形状座盤32を使用する場合は、デイスク3を、皿状座盤26を使用する場合と同様に、ハブ4に組み付けた後に、皿状座盤32の支持穴36をインロー6に遊嵌させた状態で、アーム部34を隣り合うハブナット10間に入れて、デイスク3に当接させる。
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、星形状座盤32を外筒11で押圧し、星形状座盤32の押圧部35を、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に当接させる
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、星形状座盤32を外筒11で押圧し、星形状座盤32の押圧部35を、デイスク3の底面縁27と高面縁28の間の斜面に当接させる
脱輪防止装置Dにおける外筒11とインロー6とストッパー13の相互関係は、脱輪防止装置Aにおける外筒11とインロー6とストッパー13の相互関係と同様である。
脱輪防止装置Dは、以上の構成をしているから、外筒11を回して、皿状座盤26又は星形状座盤32を押圧することによって、デイスク3は、皿状座盤26又は星形状座盤32から押されて、ハブ4のフランジ5に押圧される。
外筒11は、脱輪防止装置Aにおける外筒11と同様に車輪1の回転で螺子12bに推力が発生するので、皿状座盤26を押圧する。
従って、車輪1のデイスク3がハブ4のフランジ5に締結されていない状態に陥った場合、皿状座盤26が外筒11から押圧されているので、デイスク3は、皿状座盤26からフランジ5に押圧され続ける。
このため、デイスク3は、ハブ4のインロー6から脱落しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
従って、車輪1のデイスク3がハブ4のフランジ5に締結されていない状態に陥った場合、皿状座盤26が外筒11から押圧されているので、デイスク3は、皿状座盤26からフランジ5に押圧され続ける。
このため、デイスク3は、ハブ4のインロー6から脱落しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
嵌入穴29又はアーム部34がハブナット10に当接しているときは、嵌入穴29又はアーム部34の側面を叩いてずらすことによって、当接していた嵌入穴29又はアーム部34をハブナット10からボックスを嵌めるに必要な間隔に離すことができる。
このため、ハブナット10を叩いて、ハブナット10の緩み点検することが出来ると共に、ハブナット10の増す締めを施すことができる。
このため、ハブナット10を叩いて、ハブナット10の緩み点検することが出来ると共に、ハブナット10の増す締めを施すことができる。
皿状座盤26又は星形状座盤32の何れにおいても、ハブナット10は、これらの座盤26,32の表面よりも高く突出しているので、ハブナット10を叩いて、そのハブナット10を支持しているハブボルト9が折損しているか否かを点検することができる。
車輪1のデイスク3は、ハブナット9の脱落やハブボルト10の折損が生じていなくても、ヒビ割れが、底面縁27の付近に、かつ、全周に亘って、発生したことによって、デイスク3が底面縁27付近を境にして二つに分離することがある。
従来においては、デイスク3が係る分離をした場合には、車輪1のタイヤ2側部分がデイスク3の中心部側から外れて、車両から脱落することとなる。
しかし、脱輪防止装置Dが装着されているハブ4に締結されている車輪1は、デイスク3が底面縁27付近を境にして二つに分離した場合においても、分離したタイヤ2側部分が皿状座盤26又は星型上座盤32に遮られて、車両から脱落しないという従来に無い効果がある。
しかし、脱輪防止装置Dが装着されているハブ4に締結されている車輪1は、デイスク3が底面縁27付近を境にして二つに分離した場合においても、分離したタイヤ2側部分が皿状座盤26又は星型上座盤32に遮られて、車両から脱落しないという従来に無い効果がある。
デイスク3、皿状座盤26、及び星形状座盤32の各々は、歪があるから、皿状座盤26における外周縁64の裏側縁又は星型状座盤32における当接部35の全域は、デイスク3に密着しない。
しかし、皿状座盤26及び星形状座盤32を弾性材で形成すれば、皿状座盤26及び星形状座盤32の各々が外筒11の押圧力で歪むから、皿状座盤26とデイスク3との密着範囲が大きくなって、車両の走行時に生ずるデイスク3の振動が少なくなるので、ハブナット10が緩み難くなるという従来に無い効果がある。
しかし、皿状座盤26及び星形状座盤32を弾性材で形成すれば、皿状座盤26及び星形状座盤32の各々が外筒11の押圧力で歪むから、皿状座盤26とデイスク3との密着範囲が大きくなって、車両の走行時に生ずるデイスク3の振動が少なくなるので、ハブナット10が緩み難くなるという従来に無い効果がある。
皿状座盤26の嵌入孔29及び星形状座盤32のアーム部34を、ハブナット10に当接させておけば、これらの当接部が、当接されているハブナット10の回り止め機能を発揮するので、当接されているハブナット10は緩まなくなる。
デイスク3は、緩まなくなったハブナット10と、皿状座盤26又は星型状座盤32とで、締結されているので、しかも、ハブ4のインロー6から大きく離れた位置で締結されているので、他のハブナット10が脱落し、他のハブナット10を支持しているハブボルト9が脱落しても、デイスク3は、安定してインロー6に保持されて回転し続けることができるので、車輪1は、インロー6から脱落しないという格別の効果がある。
運転席に着座している運転手を中心にして、運転手の右側にあるハブ4のインロー6の外周に左螺子12aLを螺刻し、運転手の左側にあるハブ4のインロー6の外周に右螺子12aRを螺刻することによって、車両が前進走行している時は、車輪1におけるハブ4のインロー6の螺子12aの回転によって、各々の外筒11は、螺子12bによる推力がフランジ5の方向に発生して、それぞれの皿状座盤26または星形状座盤32を押圧するので、車輪1のデイスク3はフランジ5と皿状座盤26または星形状座盤32の間に挟着されて緩まない。
従って、脱輪防止装置Dは、脱輪防止装置Aと同様に、脱輪を防止することができる。
従って、脱輪防止装置Dは、脱輪防止装置Aと同様に、脱輪を防止することができる。
外筒11を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、皿状座盤26又は星型状座盤32に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、外筒11はデイスク3及びインロー6の振動によって緩まない。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
図13は脱輪防止装置Eの縦断面を表示したものであり、脱輪防止装置Eは、皿状座盤26が盆状座盤38に入れ替っている点で、図10に表示されている脱輪防止装置Dと異なっている。
図14は、盆状座盤38の正面を表示した図であり、盆状座盤38は、円盤65の外周縁にスカート40を設けたもので、スカート40の直径が車輪1のデイスク3の底面縁27の直径より小さく、円盤65の中央にインロー6を挿通する支持穴41を設け、スカート40と支持穴41の間にハブナット10が遊嵌する嵌入穴39を設けたものである。
盆状座盤38は、皿状座盤26をデイスク3に当接させる場合と同様に、デイスク3をハブ4に組み付けた後に、支持穴41をインロー6に遊嵌させた状態で、嵌入穴39をハブナット10に遊嵌させて、デイスク3に当接させる。
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、盆状座盤38を外筒11で押圧し、盆状座盤38のスカート40の先端縁を、デイスク3の底面縁27の内側に当接させる。
次いで、外筒11をインロー6に螺合させて、盆状座盤38を外筒11で押圧し、盆状座盤38のスカート40の先端縁を、デイスク3の底面縁27の内側に当接させる。
盆状座盤38を弾性材で形成すれば、盆状座盤38が外筒11の押圧力で歪むから、盆状座盤38とデイスク3との密着範囲が大きくなって、車両の走行時に生ずるデイスク3の振動が少なくなるので、ハブナット10が緩み難くなるという従来に無い効果がある。
盆状座盤38の嵌入孔39を、ハブナット10に当接させておけば、これらの当接部が、当接されているハブナット10の回り止め機能を発揮するので、は緩まなくなるので、当接されているハブナット10は緩まなくなる。
デイスク3は、当接されて緩まなくなったハブナット10と、当接されていない他のハブナット10と盆状座盤38とで、ハブ4のフランジ5に締結されており、しかも、ハブ4のインロー6から大きく離れた位置で締結されているので、他のハブナット10が脱落し、他のハブナット10を支持しているハブボルト9が脱落しても、デイスク3は、フランジ5に押圧されて回転し続けることができるので、車輪1はインロー6から脱落しない。
運転席に着座している運転手を中心にして、運転手の右側にあるハブ4のインロー6の外周に左螺子12aLを螺刻し、運転手の左側にあるハブ4のインロー6の外周に右螺子12aRを螺刻することによって、車両が前進走行している時においては、脱輪防止装置Eは、脱輪防止装置Dと同様に、脱輪を防止することができる。
また、脱輪防止装置Eは、脱輪防止装置Bにおけるハブ16のインロー17に装着しても、脱輪防止装置Bと同様に、脱輪を防止することができる。
外筒11を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、盆状座盤38に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、外筒11はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、外筒11を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
図15は脱輪防止装置Fの正面を表示したものであり、図16は図15における断面A−A及びその周辺を表示したものであって、脱輪防止装置Fの縦断面を表示したものである。
脱輪防止装置Fは、アーム付き外筒42が、インロー6に嵌合している点で、図4に表示されている脱輪防止装置Aと相異している。
また、車輪1のデイスク3は、ハブボルト43でフランジ5に締結されている点で、図4に表示されている脱輪防止装置Aと相異している。
アーム付き外筒42は、インロー6の螺子12aに螺合して、デイスク3をフランジ5に押圧するものである。
脱輪防止装置Fは、アーム付き外筒42が、インロー6に嵌合している点で、図4に表示されている脱輪防止装置Aと相異している。
また、車輪1のデイスク3は、ハブボルト43でフランジ5に締結されている点で、図4に表示されている脱輪防止装置Aと相異している。
アーム付き外筒42は、インロー6の螺子12aに螺合して、デイスク3をフランジ5に押圧するものである。
図17は、アーム付き外筒42の正面を表示したものであり、アーム付き外筒42は、アーム部44が、インロー6に螺合する外筒部45の外周から、ハブボルト43の配列ピッチの角度で放射状に延びており、外筒部45の中心孔には螺子12bが螺刻されている。
アーム部44の幅は、隣り合うハブボルト43の頭部の内側の最小間隔よりも、狭い。
アーム部44の幅は、隣り合うハブボルト43の頭部の内側の最小間隔よりも、狭い。
外筒部45の外径は、全ハブボルト43の頭の外接円で形成される内接円の直径より小さくして、外筒部45の端面がデイスク3に当接できるようにしている。
車輪1のデイスク3をハブ4のインロー6に嵌合した後、アーム付き外筒42をインロー6に螺合して、アーム付き外筒42を回し続けることによって、アーム付き外筒42がデイスク3を押圧又は近接するに至ったときに、アーム部44が隣り合うハブボルト43の螺子孔の中間に収まる状態にする。
アーム部44の位置と、外筒部45の螺子12bの切り込み位置と、インロー6の螺子12aの切り込み位置の相互関係が各々のハブ4において異なっているので、アーム部44が、ハブボルト43の頭と緩衝する位置に停止する場合がある。
このような場合には、アーム付き外筒42がデイスク3に近接したときに、アーム付き外筒42の回転を止めて、アーム部44がフランジ5における隣り合うハブボルト33の螺子孔の中間に収まる状態にする。
次いで、ハブボルト43をハブ4のフランジ5に螺合して、デイスク3をフランジ5に締結する。
次いで、ハブボルト43をハブ4のフランジ5に螺合して、デイスク3をフランジ5に締結する。
車両の走行中に、ハブボルト43が緩んで、デイスク3がフランジ5に固定されなくなった場合、何れかの2箇所のアーム部44の側面が何れかの2箇所のハブボルト43の頭部と当接する。
アーム付き外筒42はデイスク3の方向に推力が作用しているので、アーム部44の側面は、当接しているハブボルト43の当接部分を押圧して、当接している2箇所のハブボルト43の回転を阻止するので、当接している2箇所のハブボルト43は抜け落ちない。
フランジ5に固定されなくなったデイスク3は、フランジ5とアーム付き外筒42の間に拘束され、アーム部44の側面に緩んで当接しているハブボルト43に保持されて、回転する。
このため、車輪1はハブ4のインローから脱落しない。
フランジ5に固定されなくなったデイスク3は、フランジ5とアーム付き外筒42の間に拘束され、アーム部44の側面に緩んで当接しているハブボルト43に保持されて、回転する。
このため、車輪1はハブ4のインローから脱落しない。
アーム付き外筒42は、アーム部44がハブボルト43の頭に当接しているときは、アーム部44を逆螺子方向に叩いてずらすことによって、アーム部44をハブボルト43の頭から離すことができる。
このようにして、ハブボルト43の頭にボックス(工具)を嵌めるに必要な間隔を設けることによって、ハブボルト43の緩みや折損の点検、並びに、ハブボルト43の増す締めを施すことができる。
このようにして、ハブボルト43の頭にボックス(工具)を嵌めるに必要な間隔を設けることによって、ハブボルト43の緩みや折損の点検、並びに、ハブボルト43の増す締めを施すことができる。
脱輪防止装置Fは、脱輪防止装置Bにおけるハブ16のインロー17に装着しても、車輪1はハブ4のインローから脱落しない。
図18は脱輪防止装置Gの正面を表示したものであり、図19は図18における断面A−A及びその周辺を表示したものであって、脱輪防止装置Gの縦断面を表示したものである。
脱輪防止装置Gは、ハブ4のインロー6、皿状座盤26、及び有底外筒20で構成されて、デイスク3と有底外筒20の間に介在している皿状座盤26が、インロー6に螺合している有底外筒20から押圧されて、デイスク3を押圧するものである。
脱輪防止装置Gは、ハブ4のインロー6、皿状座盤26、及び有底外筒20で構成されて、デイスク3と有底外筒20の間に介在している皿状座盤26が、インロー6に螺合している有底外筒20から押圧されて、デイスク3を押圧するものである。
脱輪防止装置Gは、皿状座盤26が、デイスク3と有底外筒20の間に介在している点で、図7に表示されている脱輪防止装置Cと相異している。
また、脱輪防止装置Gは、外筒11が有底外筒20に、駆動輪側のハブ4においてはストッパー13がフランジ114に、従動輪側のハブ4においてはストッパー13が外蓋115に入れ替わっている点で、図10に表示されている脱輪防止装置Dと異なっている。
また、脱輪防止装置Gは、外筒11が有底外筒20に、駆動輪側のハブ4においてはストッパー13がフランジ114に、従動輪側のハブ4においてはストッパー13が外蓋115に入れ替わっている点で、図10に表示されている脱輪防止装置Dと異なっている。
運転席に着座している運転手を中心にして、運転手の右側にあるハブ4のインロー6の外周に左螺子12aLを螺刻し、運転手の左側にあるハブ4のインロー6の外周に右螺子12aRを螺刻することによって、車両が前進走行している時は、車輪1におけるハブ4のインロー6の螺子12aの回転によって、各々の有底外筒20は、螺子12bによる推力がフランジ5の方向に発生して、それぞれの皿状座盤26を押圧するので、車輪1のデイスク3はフランジ5と皿状座盤26の間に挟着されて緩まない。
従って、脱輪防止装置Gは、脱輪防止装置Dと同様に、脱輪を防止することができる。
従って、脱輪防止装置Gは、脱輪防止装置Dと同様に、脱輪を防止することができる。
車輪1のデイスク3がハブ4のフランジ5に締結されていない状態に陥った場合、皿状座盤26が有底外筒20から押圧されているので、デイスク3は、皿状座盤26からフランジ5に押圧され続ける。
このため、デイスク3は、脱輪防止装置Dと同様に、ハブ4のインロー6から脱輪しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
このため、デイスク3は、脱輪防止装置Dと同様に、ハブ4のインロー6から脱輪しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
ヒビ割れが、車輪1のデイスク3底面縁27の付近に、かつ、全周に亘って、発生した場合においても、脱輪防止装置Dと同様に、分離したタイヤ2側の部分は、皿状座盤26に遮られて、車両から脱落しない。
有底外筒20を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、皿状座盤26に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、有底外筒20はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
図20は、脱輪防止装置Hの縦断面を表示したものであり、脱輪防止装置Hは、ハブ4のインロー6、盆状座盤38、有底外筒20で構成されている。
脱輪防止装置Hは、盆状座盤38が、デイスク3と有底外筒20の間に介在して、インロー6に螺合している有底外筒20から押圧されて、デイスク3をフランジ5に押圧するものである。
脱輪防止装置Hは、盆状座盤38が、デイスク3と有底外筒20の間に介在して、インロー6に螺合している有底外筒20から押圧されて、デイスク3をフランジ5に押圧するものである。
脱輪防止装置Hは、皿状座盤26が盆状座盤38に入れ替わっている点で、図19に表示されている脱輪防止装置Gと異なっている。
また、脱輪防止装置Hは、外筒11が有底外筒20に、駆動輪側のハブ4においてはストッパー13がフランジ114に、従動輪側のハブ4においてはストッパー13が外蓋115に入れ替わっている点で、図13に表示されている脱輪防止装置Eと異なっている。
また、脱輪防止装置Hは、外筒11が有底外筒20に、駆動輪側のハブ4においてはストッパー13がフランジ114に、従動輪側のハブ4においてはストッパー13が外蓋115に入れ替わっている点で、図13に表示されている脱輪防止装置Eと異なっている。
運転席に着座している運転手を中心にして、運転手の右側にあるハブ4のインロー6の外周に左螺子12aLを螺刻し、運転手の左側にあるハブ4のインロー6の外周に右螺子12aRを螺刻することによって、車両が前進走行している時は、車輪1におけるハブ4のインロー6の螺子12aの回転によって、各々の有底外筒20は、螺子12bによる推力がフランジ5の方向に発生して、それぞれの盆状座盤38を押圧するので、車輪1のデイスク3はフランジ5と盆状座盤38の間に挟着されて緩まない。
従って、脱輪防止装置Hは、脱輪防止装置G及び脱輪防止装置Eと同様に、脱輪を防止することができる。
従って、脱輪防止装置Hは、脱輪防止装置G及び脱輪防止装置Eと同様に、脱輪を防止することができる。
車輪1のデイスク3がハブ4のフランジ5に締結されていない状態に陥った場合、盆状座盤38が有底外筒20から押圧されているので、デイスク3は、盆状座盤38からフランジ5の間に挟着される。
このため、デイスク3は、脱輪防止装置Eと同様に、ハブ4のインロー6から脱輪しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
このため、デイスク3は、脱輪防止装置Eと同様に、ハブ4のインロー6から脱輪しない。従って、車輪1はハブ4から脱輪しない。
有底外筒20を、螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、盆状座盤38に締結する場合は、螺子12bの径が大きいので、螺子12bが右螺子または左螺子の何れであっても、有底外筒20はデイスク3及びインロー6の振動によって、緩まない。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、有底外筒20を螺子12bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ4から脱輪することを防止することができる。
図21は、脱輪防止装置Iの縦断面を表示したものであり、脱輪防止装置Iは、皿状座盤26、外筒48、有底内筒47、ストッパー49、及びボルト58で構成されている。
脱輪防止装置Iは、フランジ5とインロー116で構成されているハブ117に装着するものであり、外周に螺子62aを螺刻した有底内筒47をインロー116に嵌着し、螺子62bを内周に螺刻した外筒48をインロー116に螺合したことを特徴としている。
脱輪防止装置Iにおける皿状座盤26は、脱輪防止装置Dにおける皿状座盤26と同様に、インロー116と嵌合して、デイスク3と外筒48の間に介在して、デイスク3に当接している。
脱輪防止装置Iは、フランジ5とインロー116で構成されているハブ117に装着するものであり、外周に螺子62aを螺刻した有底内筒47をインロー116に嵌着し、螺子62bを内周に螺刻した外筒48をインロー116に螺合したことを特徴としている。
脱輪防止装置Iにおける皿状座盤26は、脱輪防止装置Dにおける皿状座盤26と同様に、インロー116と嵌合して、デイスク3と外筒48の間に介在して、デイスク3に当接している。
脱輪防止装置Iは、皿状座盤26をハブ117のインロー116に挿通し、有底内筒47をインロー116に嵌着させ、外筒48を有底内筒47に螺合させた状態において、駆動輪側のハブ117においてはフランジ109と有底内筒47の孔底壁52とストッパー49を重ねてボルト58でインロー116の端面に締結した後に、従動輪側のハブ117においては外蓋112と有底内筒47の孔底壁52とストッパー49を重ねてボルト58でインロー116の端面に締結した後に、外筒48を回して、皿状座盤26をデイスク3に当接させたものである。
有底内筒47は、インロー116にボルト58で固定されているから、外筒48を回して、皿状座盤26を押圧することができる。
有底内筒47は、インロー116にボルト58で固定されているから、外筒48を回して、皿状座盤26を押圧することができる。
図22は、有底内筒47の断面を表示したものであり、有底内筒47は、螺子62aが外周に螺刻され、ボルト58を挿通するための穴57が孔底壁52に設けられている。
有底内筒47の螺子62aは、外筒48の内周に螺刻された螺子62bに、螺合する。
駆動輪側のハブ117においては、有底内筒47は、孔の内周面53が、フランジ109とインロー116と嵌合する。
従動輪側のハブ117においては、有底内筒47は、外蓋112とインロー116と嵌合する。
有底内筒47の螺子62aは、外筒48の内周に螺刻された螺子62bに、螺合する。
駆動輪側のハブ117においては、有底内筒47は、孔の内周面53が、フランジ109とインロー116と嵌合する。
従動輪側のハブ117においては、有底内筒47は、外蓋112とインロー116と嵌合する。
脱輪防止装置Iは、ハブ117が既設のハブであっても、インロー116の端部に螺着されている既設ボルト14を、ボルト58に替えるだけで、車両の既設部品であるハブ117に、装着することができるという格別な技術的効果がある。
脱輪防止装置Iにおける皿状座盤26と外筒48の関係は、脱輪防止装置Dにおける皿状座盤26と外筒11の関係と同様であるから、脱輪防止装置Iは脱輪防止装置Dと同様に車輪1をハブ117から脱輪させないという効果がある。
尚、皿状座盤26を盆状座盤38に入れ替えても、脱輪防止装置Dと同様に車輪1をハブ117から脱輪させないという効果がある。
また、脱輪防止装置Iを装着している車両は、車輪1がデイスク3の底面縁27に沿って分離した場合は、脱輪防止装置Dにおける場合と同様に、分離したタイヤ2側の部分が、皿状座盤26に遮られて、車両から脱落しないという効果がある。
外筒48は、脱輪防止装置Dにおける外筒11と同様に、車輪1の回転で螺子62bに推力が発生するので、皿状座盤26を押圧する。
尚、脱輪防止装置Iの皿状座盤26を装着せずに、外周に螺刻した有底内筒47をインロー116に嵌着し、有底内筒47に螺合してなる外筒48を車輪1のデイスク3に当接させた場合であっても、車輪1の回転で、即ち、車両の前進走行時のインロー116の回転で、フランジ5方向に推力が発生する螺子62bを外筒48に螺刻することによって、脱輪防止装置Aにおけるデイスク3と外筒11の関係と同様に、外筒48は車両の前進走行時にデイスク3を押圧する。
従って、皿状座盤26を装着しない場合においても、車輪1の脱輪を車輪1の回転で防止することができる。
従って、皿状座盤26を装着しない場合においても、車輪1の脱輪を車輪1の回転で防止することができる。
皿状座盤26を装着した場合、或いは、皿状座盤26を装着しない場合の両者においても、外筒48を、インロー116の回転を利用せずに、螺子62bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで、デイスク3に締結する場合は、螺子62bの径が大きいので、螺子62bが右螺子または左螺子の何れであっても、外筒48はデイスク3及びインロー6の振動によって緩まない。
このため、走行中の車両は、外筒48を螺子62bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ117から脱輪することを防止することができる。
このため、走行中の車両は、外筒48を螺子62bの径に相当する許容最大トルクまたはその許容最大トルクに近いトルクで締結して、車輪1がハブ117から脱輪することを防止することができる。
脱輪防止装置Iにおける有底内筒47は、孔底壁52を無くし、外周に螺子62bを螺刻した内筒66と入れ替えても良い。
係る内筒66をインロー116に嵌着する場合は、フランジ109或いは外蓋112と外筒48との間で、その内筒66をボルトでインロー116に固定する必要がある。
係る内筒66をインロー116に嵌着する場合は、フランジ109或いは外蓋112と外筒48との間で、その内筒66をボルトでインロー116に固定する必要がある。
図23は、脱輪防止装置Jの縦断面を表示したものであり、脱輪防止装置Jは、図22に表示されている脱輪防止装置Iと比べて、駆動輪側のハブ117においては、フランジ109と有底内筒47とストッパー49をインロー116の先端に締結する方法が、従動輪側のハブ117においては、外蓋112と有底内筒47とストッパー49をインロー116の先端に締結する方法が相異している。
脱輪防止装置Jは、既設ハブ117のインロー116の端面で、ボルト14と螺合していた螺子孔に、スタッドボルト59を植え込み、駆動輪側のハブ117においてはフランジ109をナット60でインロー116の端面に締結した後に、従動輪側のハブ117においては外蓋112をナット60でインロー116の端面に締結した後に、有底内筒47の底孔壁52及びストッパー49をスタッドボルト59に挿通し、有底内筒47の底孔壁52及びストッパー49を、スタッドボルト59に螺合したナット61で、ナット60の上面に締結する。
脱輪防止装置Jは、車両の既設ボルト14をスタッドボルト59に替えるだけで、車両の既設部品であるハブ117に、装着することができるという格別な技術的効果がある。
脱輪防止装置Jは、脱輪防止装置Dと同様に、車輪1をハブ117から脱輪させないという効果がある。
また、脱輪防止装置Jを装着している車両は、車輪1がデイスク3の底面縁27に沿って分離した場合、分離したタイヤ2側の部分は、皿状座盤26に遮られて、車両から脱落しないという効果がある。
また、脱輪防止装置Jを装着している車両は、車輪1がデイスク3の底面縁27に沿って分離した場合、分離したタイヤ2側の部分は、皿状座盤26に遮られて、車両から脱落しないという効果がある。
A,B,C,D,E,E,F,G,H,I,J・・・脱輪防止装置
1・・・・車輪 2・・・・タイヤ
3・・・・デイスク 4・・・・ハブ
5・・・・フランジ 6・・・・インロー
8・・・・ドラム 9・・・・ハブボルト
10・・・ハブナット 11・・・外筒
12a・・螺子 12b・・螺子
12c・・螺子 13・・・ストッパー
14・・・ボルト 15・・・工具掛け孔
16・・・ハブ 17・・・インロー
18・・・凹部 19・・・凸部
20・・・有底外筒 23・・・押圧面
24・・・孔底面 25・・・六角状突起
26・・・皿状座盤 27・・・低面縁
28・・・高面縁 29・・・嵌入穴
30・・・押圧部 31・・・支持穴
32・・・星形状座盤 33・・・座盤
34・・・アーム部 35・・・押圧部
36・・・支持穴 38・・・盆状座盤
39・・・嵌入穴 40・・・スカート
41・・・支持穴 42・・・アーム付き外筒
43・・・ハブボルト 44・・・アーム部
45・・・外筒部 47・・・有底内筒
48・・・外筒 49・・・ストッパー
52・・・孔底壁 53・・・内周面
54・・・押圧面 55・・・座刳り
56・・・座刳り 57・・・穴
58・・・ボルト 59・・・スタッドボルト
60・・・ナット 61・・・ナット
62・・・螺子 63・・・円盤
64・・・稜線 65・・・円盤
80・・・車輪 81・・・ハブ
82・・・フランジ 83・・・ハブボルト
84・・・ハブナット 85・・・センターカバー
86・・・デイスク 87・・・ナットカバー
89・・・デイスク 90・・・押え板
93・・・ボルト 94・・・車輪カバー
96・・・インロー 97・・・抜け止め
98・・・ハブボルト 99・・・ストッパー
100・・・クランプ 101・・・蝶番
102・・・ボルト 103・・・ドラム
104・・・内筒 105・・・外筒
106・・・ストッパブロック
107・・・ボルト 108・・・ワッシャー
109・・・フランジ 110・・・駆動輪軸
111・・・伝動軸 112・・・外蓋
113・・・従動輪軸 114・・・フランジ
115・・・外蓋 116・・・インロー
117・・・ハブ
1・・・・車輪 2・・・・タイヤ
3・・・・デイスク 4・・・・ハブ
5・・・・フランジ 6・・・・インロー
8・・・・ドラム 9・・・・ハブボルト
10・・・ハブナット 11・・・外筒
12a・・螺子 12b・・螺子
12c・・螺子 13・・・ストッパー
14・・・ボルト 15・・・工具掛け孔
16・・・ハブ 17・・・インロー
18・・・凹部 19・・・凸部
20・・・有底外筒 23・・・押圧面
24・・・孔底面 25・・・六角状突起
26・・・皿状座盤 27・・・低面縁
28・・・高面縁 29・・・嵌入穴
30・・・押圧部 31・・・支持穴
32・・・星形状座盤 33・・・座盤
34・・・アーム部 35・・・押圧部
36・・・支持穴 38・・・盆状座盤
39・・・嵌入穴 40・・・スカート
41・・・支持穴 42・・・アーム付き外筒
43・・・ハブボルト 44・・・アーム部
45・・・外筒部 47・・・有底内筒
48・・・外筒 49・・・ストッパー
52・・・孔底壁 53・・・内周面
54・・・押圧面 55・・・座刳り
56・・・座刳り 57・・・穴
58・・・ボルト 59・・・スタッドボルト
60・・・ナット 61・・・ナット
62・・・螺子 63・・・円盤
64・・・稜線 65・・・円盤
80・・・車輪 81・・・ハブ
82・・・フランジ 83・・・ハブボルト
84・・・ハブナット 85・・・センターカバー
86・・・デイスク 87・・・ナットカバー
89・・・デイスク 90・・・押え板
93・・・ボルト 94・・・車輪カバー
96・・・インロー 97・・・抜け止め
98・・・ハブボルト 99・・・ストッパー
100・・・クランプ 101・・・蝶番
102・・・ボルト 103・・・ドラム
104・・・内筒 105・・・外筒
106・・・ストッパブロック
107・・・ボルト 108・・・ワッシャー
109・・・フランジ 110・・・駆動輪軸
111・・・伝動軸 112・・・外蓋
113・・・従動輪軸 114・・・フランジ
115・・・外蓋 116・・・インロー
117・・・ハブ
Claims (8)
- 車輪のデイスクを車軸に締結するためのハブがフランジとインローを具備している場合において、該インローの外周に螺刻し、該インローに螺合させた外筒を、該デイスクに当接させることを特徴とした車両の脱輪防止装置
- 請求項1記載のインローの回転で、請求項1記載の外筒に生じた推力で、該外筒を請求項1記載のデイスクに当接させることを特徴とした請求項1記載の車両の脱輪防止装置。
- 請求項1記載の外筒と請求項1記載のデイスクとの間に、座盤を介在させたことを特徴とした請求項1記載の車両の脱輪防止装置。
- 請求項1記載のインローの回転によって請求項1記載の外筒に生じた推力で、該外筒を請求項3記載の座盤に当接させることを特徴とした請求項3記載の車両の脱輪防止装置。
- 車輪のデイスクを車軸に締結するためのハブがフランジとインローを具備している場合において、外周に螺刻した内筒を該インローに嵌着し、内周に螺刻した外筒を該内筒に螺合して、該外筒を該デイスクに当接させることを特徴とした車両の脱輪防止装置。
- 請求項5記載のインローの回転で、請求項5記載の外筒に生じた推力で、該外筒を請求項5記載のデイスクに当接させることを特徴とした請求項5記載の車両の脱輪防止装置。
- 請求項5記載の外筒と請求項5記載のデイスクとの間に、座盤を介在させたことを特徴とした請求項5記載の車両の脱輪防止装置。
- 請求項5記載のインローの回転によって請求項5記載の外筒に生じた推力で、該外筒を請求項7記載の座盤に当接させることを特徴とした請求項7記載の車両の脱輪防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009012734A JP2010167919A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 車両の脱輪防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009012734A JP2010167919A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 車両の脱輪防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010167919A true JP2010167919A (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=42700481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009012734A Pending JP2010167919A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 車両の脱輪防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010167919A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101332574B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2013-11-25 | 금산엔지니어링 주식회사 | 이동가능한 석영관을 구비한 탄소히터. |
CN104219804A (zh) * | 2013-06-03 | 2014-12-17 | 北京中科联众科技股份有限公司 | 具备可移动石英管的碳加热器 |
KR101926466B1 (ko) | 2018-07-12 | 2018-12-10 | 디아이특수장비 주식회사 | 굴삭기용 더블 타이어 장착 휠 조립체 |
-
2009
- 2009-01-23 JP JP2009012734A patent/JP2010167919A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101332574B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2013-11-25 | 금산엔지니어링 주식회사 | 이동가능한 석영관을 구비한 탄소히터. |
CN104219804A (zh) * | 2013-06-03 | 2014-12-17 | 北京中科联众科技股份有限公司 | 具备可移动石英管的碳加热器 |
KR101926466B1 (ko) | 2018-07-12 | 2018-12-10 | 디아이특수장비 주식회사 | 굴삭기용 더블 타이어 장착 휠 조립체 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3386771A (en) | Devices for mounting vehicle wheels | |
US5352026A (en) | Bar drive wheel and adapter | |
AU776983B2 (en) | Fastener assembly including a screw element and a supporting element | |
US20150000106A1 (en) | Spindle nut assembly and method of installation | |
CA2848137C (en) | Multi-purpose gauge for hub-piloted wheel inspection | |
MX2008000007A (es) | Tuerca conica. | |
US7438366B2 (en) | Replacement wheel and contact ring therefor | |
JP2010167919A (ja) | 車両の脱輪防止装置 | |
CN211892714U (zh) | 用于轨道车辆的轮、内支承底盘、外支承底盘和轨道车辆 | |
CN100509445C (zh) | 用于汽车轴的车轮轴承结构 | |
Eccles et al. | Towards an understanding of the loosening characteristics of prevailing torque nuts | |
JP2017124778A (ja) | センターロックホイールの取付構造 | |
US8444357B2 (en) | Providing a counter torque force within a fastening | |
US20040234185A1 (en) | Wheel bearing for a driven rigid axle | |
US20050275278A1 (en) | Wheel centering pin, kit and method | |
CN118215582A (zh) | 中央锁止车轮拆卸工具 | |
Varin | Wheel attachment failures in light-duty vehicles | |
EP0595952A1 (en) | Toothed fastener | |
US20070220734A1 (en) | Hub seal press assembly | |
EP3513082B1 (en) | Wheel nut | |
JP4482733B2 (ja) | 車輪脱落防止クランプ | |
JP3246614U (ja) | ホイールナットの緩み止め具 | |
EP3700759B1 (en) | Wheel retention system | |
CN216683937U (zh) | 一种露营地车快速更换轮胎装置 | |
JP2014194232A (ja) | ナット、およびこのナットを用いたブレーキディスク付き鉄道車輪 |