JP2010167828A - 舵角比可変システム - Google Patents

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Takeya Kishimoto
雄也 岸本
Yoshiyuki Matsumoto
善行 松本
Hitoshi Sasaki
仁 佐々木
Takashi Watanabe
崇 渡邊
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Abstract

【課題】運転者が舵角比の変化を認識可能な舵角比可変システム5を提供する。
【解決手段】操舵角に対する転舵角の比である舵角比を可変とする舵角比可変システム5において、転舵角に応じて変化する通知を運転者に行う通知手段5cを設けた。通知手段5cによって、運転者には、転舵角に応じて変化する通知が行われるので運転者は転舵角の変化を認識することができる。運転者はステアリングホイル2を回して操舵角を調整しているので操舵角を良く把握しており、かつ、運転者は転舵角の変化を認識しているので、運転者は操舵角と転舵角の比である舵角比の変化を認識することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、操舵角に対する転舵角の比である舵角比を可変とする舵角比可変システムに関する。
従来、運転者によるステアリングホイルの操舵角に対する、車両の転舵輪の転舵角の比である舵角比を変更できるアクティブ前輪操舵(AFS:Active front steering)等の舵角比可変システムが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2007−326576号公報
従来の舵角比可変システムでは、舵角比が変わることによって、ステアリングのフィーリングに差が生じるため、ステアリングを切る際にラック軸をラックエンドに勢いよく当ててしまう場合があった。これは、運転者が、変化している舵角比を認識することができていないために、現在の転舵角がわからなくなっているからである。
そこで、本発明は、運転者が舵角比の変化を認識可能な舵角比可変システムを提供することを目的とする。
本発明は、操舵角に対する転舵角の比である舵角比を可変とする舵角比可変システムにおいて、前記転舵角に応じて変化する通知を運転者に行う通知手段を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、通知手段によって、運転者には、転舵角に応じて変化する通知が行われるので、運転者は、転舵角の変化を認識することができる。運転者は、ステアリングホイルを回して操舵角を調整しているので操舵角を良く把握しており、かつ、前記の通知により運転者は転舵角の変化を認識している。このため、運転者は操舵角と転舵角の比である舵角比の変化を認識することができる。例えば、運転者がゆっくりとステアリングホイルを回している(操舵角が小さい)ときに、運転者に通知手段から、転舵角が大きいことを示す通知を受け取れば、運転者は、現在、舵角比が大きくなっていると認識することができる。
本発明によれば、運転者が舵角比の変化を認識可能な舵角比可変システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る舵角比可変システムを搭載した車両用操舵装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る舵角比可変システムを構成する通知手段の断面図であり、図1のA−A方向の矢視断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1に示すように、車両用操舵装置1は、運転者が操舵可能なステアリングホイル2と、その操舵による操舵角を検出する操舵角センサ3と、その操舵による操舵トルクを検出するトルクセンサ4と、操舵角に対する車両の転舵輪11の転舵角の比である舵角比の大きさを可変させる舵角比可変システム5と、ステアリングホイル2の操舵角(操舵力)を転舵輪11の転舵角(転舵力)に変換するラック&ピニオン型ギヤボックス6と、転舵角を検出する転舵角センサ7とを有している。
ステアリングホイル2は、ステアリング軸2aに連結され、ステアリングホイル2に伴ってステアリング軸2aが回転することによって、操舵角(操舵力)が舵角比可変システム5に伝達される。操舵角センサ3と、トルクセンサ4とは、ステアリング軸2aの近傍に設けられている。検出された操舵角と操舵トルクとは、制御手段8へ送信される。
制御手段8では、受信した操舵角と操舵トルク、さらには、車両の車速等に基づいて、目標舵角比を算出する。算出された目標舵角比は、駆動手段5dへ送信され、舵角比可変システム5において、目標舵角比に一致するような舵角比が実現されることになる。また、制御手段8は、転舵角センサ7で計測される転舵角を受信し、受信した転舵角と操舵角とに基づいて舵角比を算出する。制御手段8は、算出した舵角比が前記目標舵角比に一致するようにフィードバック制御を行うことで、その一致の精度を高めることができる。
舵角比可変システム5は、ステアリング軸2aとピニオン軸6eのそれぞれに連結する差動ギヤ5bと、舵角比を変化させるために差動ギヤ5bを回動させる差動ギヤ用モータ5aと、制御手段8から前記目標舵角比を受信し、受信した目標舵角比に舵角比がなるように差動ギヤ用モータ5aを駆動するための駆動電流を流す駆動手段5dと、転舵角の変化量と変化速度に応じて変化する通知を運転者に行う通知手段5cとを有している。
通知手段5cは、車両等に固定されピニオン軸6eを貫通させる固定筒51と、ピニオン軸6eの表面上に回転軸と平行な方向に沿って形成された複数の溝55とを有している。転舵角に応じた回転をピニオン軸6eがすることによって、複数の溝55も回転する。詳細は後記するが、この複数の溝55の回転によって、複数の溝55の回転角度と回転速度に応じた振動を発生させ、この振動を、転舵角の変化量と変化速度に応じて変化する通知として、運転者に伝達させる。この振動が、クリック音のような音であれば、この音は通知手段5cから発せられ、周辺の空気等を介して運転者の耳に達し、運転者はこの音を転舵角の変化量と変化速度に応じて変化する通知として認識することができる。また、前記振動が、ピニオン軸6eと差動ギヤ5bとステアリング軸2aとステアリングホイル2を介して、ステアリングホイル2を握っている運転者の手に伝達されれば、運転者は、手の触覚によって、この振動を認識することができる。
ラック&ピニオン型ギヤボックス6は、ピニオン軸6eの回転運動をラック軸6dの軸方向の直線運動に変換するラック&ピニオン機構6aと、軸方向に移動して転舵輪11を転舵させる略棒状のラック軸6dと、ラック軸6dに転舵力の補助力を付与するEPSモータ6bと、EPSモータ6bをPWM駆動し補助力を発生させるための駆動電流を供給する駆動手段6cとを有している。トルクセンサ4で計測された操舵トルクは、制御手段8に送信される。制御手段8では、操舵トルクに基づいて前記補助力の大きさが決定され、その補助力に見合った駆動電流をEPSモータ6bへ出力するように、駆動手段6cに制御信号を送信する。
ラック軸6dの両端部には、それぞれ、ステアリングロッド14、タイロッド13、及びナックルアーム12を介して、転舵輪11が連結されている。ラック軸6dに伝達した転舵力によって、ステアリングロッド14が直線運動し、タイロッド13及びナックルアーム12を介して、転舵輪11は、その転舵角を変化させる。転舵角センサ7は、ラック軸6dの筐体に設けられている。転舵角センサ7は、ステアリングロッド14の移動量を検出するポテンショメータを有し、この移動量に基づいて転舵角を算出している。なお、この算出は制御手段8で行ってもよい。
図2に、通知手段5cの断面図となる図1のA−A方向の矢視断面図を示す。通知手段5cは、ピニオン軸6eを貫通させた状態で車両等に固定されている固定筒51と、ピニオン軸6eの表面上に回転軸と平行な方向に沿って形成された複数の溝55とを有している。固定筒51の内周壁には、内溝52が、前記回転軸と平行な方向に沿って形成されている。内溝52の中には、板ばね53と玉(ローラ)54が入っており、板ばね53は、玉(ローラ)54を内溝52から押出しピニオン軸6eの表面上に押し付けるような力を、玉(ローラ)54に作用させている。ピニオン軸6eの表面上に複数の溝55が形成されていることにより、ピニオン軸6eの表面上には、溝55において凹部が生じ、隣り合う溝55の間において凸部56が生じている。
そして、転舵角に応じた回転をピニオン軸6eがすると、複数の溝55すなわち凹部、凸部56も回動する。この回動によって、玉(ローラ)54に圧接する凹部(溝)55と凸部56が入れ替わり、玉(ローラ)54はピニオン軸6eの径方向に往復運動する。1往復の往復運動の間には、玉(ローラ)54が急に溝55の底に押し当てられたり、板ばね53が、玉(ローラ)54を内溝52内から急に押出して、撓んでいた状態から弛緩した状態になったりして、板ばね53や玉(ローラ)54やピニオン軸6eや固定筒51が、振動し、「カチッ」というクリック音とクリック感を発生させる。クリック感とは、前記振動が、ピニオン軸6eと差動ギヤ5bとステアリング軸2aとステアリングホイル2を介して、ステアリングホイル2を握っている運転者の手に伝達された際の、運転者の手の感触のことである。
クリック音とクリック感は、玉(ローラ)54の往復運動の1往復毎、すなわち、玉(ローラ)54の前を溝55が通過する度に発生するので、転舵角が大きくなれば、クリック音とクリック感は多く発生し、転舵角が小さくなれば、クリック音とクリック感の発生回数は少なくなる。クリック音とクリック感の発生回数の多寡によって、転舵角の変化量を、運転者は知ることができる。また、転舵角が急に変化すると、クリック音とクリック感の時間当たりの発生回数は多くなり、転舵角が緩慢に変化すると、クリック音とクリック感の時間当たりの発生回数は少なくなる。クリック音とクリック感の時間当たりの発生回数の多寡によって、転舵角の変化速度を、運転者は知ることができる。通知手段5cは、クリック音とクリック感(振動)によって、転舵角の変化量と変化速度とに応じて変化する通知を、運転者にしていることになる。このとき運転者は、ステアリングホイル2を回して操舵角を調整しているので、操舵角の変化量と変化速度を良く把握していることになる。運転者は、それぞれ把握した転舵角と操舵角の変化量と変化速度によって、舵角比を認識することができる。例えば、運転者は、転舵角の変化量と変化速度の少なくともどちらか一方でも操舵角に対して大きくなっていると認識した場合は、舵角比が大きくなっていると判断し、ラック軸6dがラックエンドに近接していることを予測し、ステアリングを切る力(操舵トルク)を弱めることで、ラック軸6dをラックエンドに緩やかに当てることができ、ラックエンドに過大な負荷をかけなくてすむ。
1 車両用操舵装置
2 ステアリングホイル
2a ステアリングシャフト
3 操舵角センサ(操舵角検出手段)
4 トルクセンサ
5 舵角比可変システム
5a 差動ギヤ用モータ
5b 差動ギヤ(遊星ギヤ)
5c 通知手段
5d 駆動手段
6 ラック&ピニオン型ギヤボックス
6a ラック&ピニオン機構
6b EPSモータ
6c 駆動手段
6d ラック軸
6e ピニオン軸
7 転舵角センサ
8 制御手段
11 転舵輪
12 ナックルアーム
13 タイロッド
14 ステアリングロッド
51 固定筒
52 内溝
53 板ばね
54 玉(ローラ)
55 溝(凹部)
56 凸部

Claims (1)

  1. 操舵角に対する転舵角の比である舵角比を可変とする舵角比可変システムにおいて、
    前記転舵角に応じて変化する通知を運転者に行う通知手段を設けたことを特徴とする舵角比可変システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104097681A (zh) * 2014-07-29 2014-10-15 吉林大学 采用摆线针轮机构的汽车主动转向系统
CN110155154A (zh) * 2019-06-03 2019-08-23 吉林大学 一种可实现部分线控转向功能的新型转向机构及其控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218366A (ja) * 1985-07-18 1987-01-27 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング装置
JP2006327421A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Tokai Rika Co Ltd 操舵制御装置及びバイワイヤ方式の操舵システム

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