JP2010167203A

JP2010167203A - 運動用手袋

Info

Publication number: JP2010167203A
Application number: JP2009014510A
Authority: JP
Inventors: Kashichi Hirota; 嘉七廣田
Original assignee: YOSHIFUJI KK
Current assignee: YOSHIFUJI KK
Priority date: 2009-01-26
Filing date: 2009-01-26
Publication date: 2010-08-05

Abstract

【課題】ゴルフに使用されるクラブや野球のバットなどの運動用具が、競技中又は練習中に手から滑って離れる危険性を防止することができる運動用手袋を提供すること。
【解決手段】ゴルフクラブや野球用バットなどの運動用具が手から滑り出ることのないように、運動用手袋に運動用具のグリップ部を保持する保持部として、掌側の表面に運動用具のグリップ部を通すリング状の保持部を形成する。運動用手袋におけるリング状の保持部は、柔軟性のある紐状の材料により構成するか、運動用具のグリップ部を通し易くするために、伸縮性のある材料により構成することが好ましい。
【選択図】図２

Description

本件発明は、ゴルフ、野球等の運動において、ゴルフクラブ又は野球用バットなどの運動用具のグリップ部を把持するために使用される手袋に関する。

ゴルフや野球などにおいては、ゴルフクラブ又はバットなどの運動用具を手で把持する場合に、滑りを防止し、或いは手を保護するために手袋を使用することが多い。しかし、用具のグリップ部が濡れた場合などにおいては用具が滑り易くなるため、競技中及び練習中に用具を用いてスイングしたときに、用具が手から滑って離れてしまうといった事態が生じる可能性があり、非常に危険である。

本発明は、ゴルフに使用されるクラブや野球のバットなどの運動用具が、競技中又は練習中のスイングに際して手から滑って離れる危険性を防止することができる運動用手袋を提供することを課題とする。

上記課題を解決するため、本発明は、ゴルフクラブや野球用バットなどの運動用具が手から滑り出ることのないように、該運動用具のグリップ部を保持する保持部を備えた運動用手袋を提供する。すなわち、本発明に一態様による運動用手袋は、掌側の表面に運動用具のグリップ部を通すリング状の保持部が形成されたことを特徴とする。本発明の他の態様による運動用手袋は、掌側の表面を横切るように延びて該掌側の表面との間に運動用具のグリップ部を通す間隙部を形成する保持部を備えることを特徴とする。
この運動用手袋において、リング状の保持部は、柔軟性のある紐状の材料により構成することが好ましい。さらに、リング状の保持部は、運動用具のグリップ部を通し易くするために、伸縮性のある材料により構成することが好ましい。リング状の保持部はまた、細長い紐から構成し、該紐の一端を掌側の表面又は甲側の表面に固定し、他端をホック、ボタン、又はベルクロファスナーとして知られるフック・ループファスナー等の機械的取付け手段により該掌側の表面又は甲側の表面に取り外し可能に固定されるように構成することもできる。
典型的には、本発明の運動用手袋は、ゴルフ用であり、この場合、リング状の保持部はゴルフクラブのグリップ部を保持するものとして構成される。運動用手袋が野球用である場合には、リング状の保持部は、打球後に手から離れ易く構成する必要がある。

以上述べたように、本発明の運動用手袋は、掌側の表面にゴルフクラブ又は野球バット、その他の運動用具のグリップ部を通す保持部が設けられているので、競技中又は練習中のスイングの際に、手が滑って用具が手から離れる危険がなくなり、安全に競技又は練習ができる。

以下、本発明の実施の形態を図について説明する。図１はゴルフ用の手袋１を示すものであり、該手袋１の掌側の表面２には、両端が手袋の表面２に固定されてリング形状を形成するリング状の保持部３が固定される。この保持部３は、柔軟性があり、かつ伸縮性のある弾性材料により構成される。

図２は使用状態を示すものであり、ゴルフクラブ４のグリップ部が保持部３に通される。ゴルフクラブ４のグリップ部がリング状の保持部３に通されているので、競技者がクラブ３によりスイングをしたときに、仮に握りが緩んでも、或いは濡れて滑り易くなっているためにゴルフクラブ４のグリップが滑っても、クラブ４は手から離れることがなく、危険が防止される。

図３は、本発明の別の実施形態であり、保持部１３は、一端１３ａが手袋１１の掌側の表面１２に固定され、他端１３ｂがホック１５等の機械的取付け手段によって手袋１１の表面１２に取り外し可能に取り付けられる。ここで、機械的取付け手段としては、ホック１５に限らず、ボタン等の手段、或いはベルクロファスナーとして知られるフック・ループ型ファスナーを使用してもよい。機械的取付け手段が握りに邪魔になる場合には、図４に示すように、保持部２３を構成する紐状材料の端を手袋の甲側２４まで延ばして甲側に固定するようにしてもよい。また、図５に示すように、保持部２３の１端２３ａは手袋２１の手の甲側２１ａに固定し、保持部２３を手袋の掌側２１ｂに廻して他端２３ｂを手の甲側２１ａに固定するか又は取り外し自在に取り付けてもよい。

本発明の一実施形態によるゴルフ用手袋を示す図である。図１に示すゴルフ用手袋の使用状態を示す図である。本発明の他の実施形態によるゴルフ用手袋を示す図である。本発明のさらに他の実施形態を示す図である。本発明のさらに他の実施形態を示す図である。

１・・・ゴルフ用手袋
２・・・表面
３・・・保持部
４・・・ゴルフクラブ

Claims

運動用手袋であって、掌側の表面に運動用具のグリップ部を通すリング状の保持部を形成したことを特徴とする運動用手袋。
運動用手袋であって、掌側の表面を横切るように延びて該掌側の表面との間に運動用具のグリップ部を通す間隙部を形成する保持部を備えることを特徴とする運動用手袋。
請求項１又は請求項２に記載した運動用手袋であって、前記保持部は、柔軟性のある紐状の材料により構成されたことを特徴とする運動用手袋。
請求項１から請求項３までのいずれか1項に記載した運動用手袋であって、前記保持部は伸縮性のある材料により構成されたことを特徴とする運動用手袋。
請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載した運動用手袋であって、前記リング状の保持部は、細長い紐から構成され、該紐の一端が掌側の表面又は甲側の表面に固定され、他端がホック、ボタン、フック・ループファスナー等の機械的取付け手段により該掌側の表面又は甲側の表面に取り外し可能に固定されるように構成されたことを特徴とする運動用手袋。
請求項１から請求項５までのいずれか1項に記載した運動用手袋であって、該運動用手袋は、ゴルフ用であり、前記リング状の保持部はゴルフクラブのグリップ部を保持するものであることを特徴とする運動用手袋。