JP2010167127A - ノート型情報処理装置用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ノート型情報処理装置に装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用できるノート型情報処理装置用ケースで、従来の通気性、外部からの衝撃に対する保護、十分な収納量、装着時の操作性を確保し、ノート型情報処理装置を容易に取外し可能なノート型情報処理装置用ケースの提供。
【解決手段】ノート型情報処理装置を被覆保護し、ノート型情報処理装置の装置本体を被覆する本体被覆部と前記蓋部を被覆する蓋被覆部とを一体に形成してなり、本体被覆部には装置本体を固定する固定帯を備え、本体被覆部は装置本体の下面を被覆する下カバーを備え、固定帯の一端は下カバーに対して着脱自在とし、下カバーの上面には装置本体の前端を被覆するポケットを備え、ポケットは、開口部の下端を下カバーの上面に取着され、且つ、ポケットの展開及び組立が可能なノート型情報処理装置用ケース。
【選択図】図5

Description

本発明は、いわゆるノート型の情報処理装置(例えば、持ち運びに適したモバイルノート型パソコン、ポータブルDVDプレーヤ、ノート型電子ゲーム機等)を外部の衝撃等から保護するためのケースに関する。
近年、ビジネス利用や家庭利用向けに、持ち運び容易な小型のノート型の情報処理装置が普及し続けている。このような情報処理装置を持ち運び時の不慮の衝撃や磨耗等から守るため、当該情報処理装置を被覆保護する情報処理装置用ケースが広く販売されている。
上記情報処理装置用ケースのうち、特に利用者の便宜を図る観点から、収納される情報処理装置を使用する際に、当該情報処理装置用ケースから情報処理装置を取り外すことなく使用することができるものがある。
このような情報処理装置用ケースとしては、例えば、全体をクッション性のある防水生地で箱形に形成し、四側面を横断するスライドファスナーにより任意の位置で開放・閉鎖を可能とし、裏側表面に滑り防止具を設け、さらに内部の四隅のうち、少なくとも二隅にずり落ち防止具を設けたことを特徴とするパソコン携帯用バッグ(例えば、特許文献1参照。)が公知である。
また、情報処理装置を収納するための収納部を内部に形成したケース本体を具備するものであって、情報処理装置の周辺機器等を収納するための補助収納部を有するポケットを具備し、このポケットと前記ケース本体の外面側との間に、ポケットをケース本体に対して着脱可能に取付け得る取付部を形成するとともに、ポケットの背面側とそれに対応するケース本体の前面との間に、前記取付部によるポケットの取付状態を補助しポケットをケース本体に対して着脱するための補助取付部を形成し、該補助取付部を、ポケットの背面に設けた多数のフックからなるフック面と、このフックと係り合うようにケース本体の外面に設けた多数のループからなるループ面とによって構成される面ファスナーから構成し、さらに該補助取付部に、前記フック面に対して選択的に重なり合う目隠し部を設けていることを特徴とする情報処理装置用携帯ケース(例えば、特許文献2参照。)が公知である。
また、パソコンの保持を安定させるための構成を備えたケースとしては、例えば、上面開放の箱形に形成されているとともに、その上面開放部の後部側には収納状態にあるパソコンのディスプレイ部の開閉の妨げとならないようにパソコン後部を挿入し包持する袋カバーが装着されたパソコン収納用のカバン本体と、このカバン本体を吊持するための吊りベルトとを備え、上記カバン本体の左右両側部の各前端に携行時に吊りベルトの両端の掛け金がそれぞれ掛脱可能に掛止される一対の前側被掛止部を設けるとともに、上記カバン本体の左右の少なくとも一方の側部の後端には、パソコン使用時に吊りベルトの一方の掛け金を他方の掛け金に対してはすかい状に掛替えることで、パソコンを水平姿勢に吊持するとともに、その掛け金が掛替えられた側の側部にキーボード操作用スペースを形成可能とする後側被掛止部を設け、上記カバン本体には、その後部が袋カバー内に挿入包持された収納状態のパソコン本体部をディスプレイ部の開閉およびキーボード操作の妨げとならないように羽交い締めするためのストップベルトが装備されているラップトップ形パソコン携帯用カバン(例えば、特許文献3参照。)が公知である。
特開2000−217622号公報 特許第3460637号公報 実公平07−22094号公報
ところで、上記のような各情報処理装置用ケースを装着してノート型情報処理装置を使用していると、隣席への移動等の必要が生じたときに、使用した状態のまま付近の他の場所へ移動できれば便利である。また、様々な理由により、簡単にケースを情報処理装置本体から取り外す必要が生ずることがあり、このような際には、パソコン本体の転倒や落下を生じずに安全且つ簡単にケースを情報処理装置本体から取り外せることが必要である。
上記特許文献1に係るパソコン携帯用バッグは、バッグにパソコンを収納した状態で使用できること、及び裏側表面に滑り防止具を設けた点で膝上等から滑り落ち難い点で、一定の効果を得るものである。その一方で、パソコンを使用している際に、隣席への移動等、使用した状態のままパソコンを移動させる必要が生じたとき、内側の隅に設けるずり落ち防止具は、収納されるパソコンの前後左右へのスライドにおいて効果は奏するものの、例えば、内側の隅のうち前側二箇所のみにずり落ち防止具を設けるだけではパソコンを開いた状態での持ち運び時にはパソコンからバッグが外れ易い欠点がある。また、内側四隅にパソコンから当該パソコン携帯用バッグを装着したり取り外したりするときには、片手でパソコンを持ち上げてずり落ち防止具を強く引っ張って取り外す必要があり、取り外し操作が面倒であるだけでなく、パソコンの転倒や落下を生じかねないものであった。
また、特許文献2に係る情報処理装置用携帯ケースは、十分な収納量を確保するための補助収納部を有するポケットを着脱可能に備えた点に特徴を有するものである。本特許文献2に開示される発明は、情報処理装置の固定に関しては、上記特許文献1と近似した構成であり、内側の隅のうち前側二箇所のみに弾性帯を設けるだけでは、特許文献1と同様に、パソコンを開いた状態での持ち運び時にはパソコンからバッグが外れ易い欠点がある。また、橋渡し紐を設ける点でパソコンの固定をより確実にすることも考えられるが、橋渡し紐はキーボード入力等の操作を行う際には、邪魔になり易い欠点もあった。
特許文献3の請求項2に開示されるラップトップ型パソコン携帯用カバンは、パソコンの後部を挿入包持する袋カバーを備え、その後部が袋カバー内に挿入包持された収納状態のパソコン本体部をディスプレイ部の開閉およびキーボード操作の妨げとならないように羽交い締めするためのストップベルトが装備されている。上記特許文献1及び特許文献2と比べると、袋カバーとストップベルトの組合せは、ラップトップパソコンのみを両手で持ち上げることで携帯用カバンから取り外すことができるため、取り外し操作は容易であると考えられる。
しかしながら、袋カバーは使用中のパソコンの後部全体を被覆して密閉するものであるため、パソコンから発生する熱が溜まり易く、パソコンの動作不良を招来し易い欠点がある。また、近年のノート型情報処理装置は、従来のラップトップ型情報処理装置とは異なり、情報処理装置本体と画面部とを開放した状態において、特許文献3に示すような後部は有さないのが通常であり、ラップトップ型パソコン携帯用カバンの構成では、ノート型情報処理装置を装着することができないものであった。また、面ファスナーを有するストップベルトを情報処理装置の固定手段のみでは、パソコンの前後方向のズレを抑え難く、特に表面に滑らかなコーティング処理のされた近年のノート型情報処理装置においては十分に固定できない。この際に、例えば、特許文献1のずり落ち防止具や特許文献2に開示される弾性紐を利用することも可能であるが、そうすると結局、ずり落ち防止具や弾性紐の欠点である、取り外し操作が面倒であるだけでなくパソコンの転倒や落下を生じかねない点を備えたものとなる。更に、特許文献3の第4図に示すように、当該ラップトップ型パソコン携帯用カバンは、持ち運び時には外部にパソコンが大きく露呈するため、パソコン本体を十分に保護できない。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、ノート型情報処理装置に装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用できるノート型情報処理装置用ケースにおいて、従来から求められる通気性、外部からの衝撃に対する保護、十分な収納量、使用時の操作性を確保した上で、当該ノート型情報処理装置用ケースからノート型情報処理装置を、落下させる危険性を生じず安全に、且つ容易に取り外すことができ、使い勝手のよい、優れたノート型情報処理装置用ケースの提供を、発明が解決しようとする課題とする。
本発明は、装置本体及び装置蓋部を有するノート型情報処理装置を被覆保護し、前記ノート型情報処理装置の装置本体を被覆する本体被覆部と前記蓋部を被覆する蓋被覆部とを一体に形成してなり、本体被覆部には前記装置本体を固定するための固定帯を備え、ノート型情報処理装置に対して被覆装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用可能とするノート型情報処理装置用ケースにおいて、本体被覆部は少なくとも装置本体の下面を被覆する下カバーを備え、固定帯の少なくとも一端は下カバーに対して着脱自在とし、当該下カバーの上面にはノート型情報処理装置の装置本体の前端を被覆するポケットを備え、前記ポケットは、開口部の下端を下カバーの上面に取着され、且つ、ポケットの展開及び組立が可能であることを特徴とするノート型情報処理装置用ケースを、課題を解決するための手段とする。
請求項1に係る発明によれば、装置本体及び装置蓋部を有するノート型情報処理装置を被覆保護し、前記ノート型情報処理装置の装置本体を被覆する本体被覆部と前記蓋部を被覆する蓋被覆部とを一体に形成してなり、本体被覆部には前記装置本体を固定するための固定帯を備え、ノート型情報処理装置に対して被覆装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用可能とするノート型情報処理装置用ケースにおいて、本体被覆部は少なくとも装置本体の下面を被覆する下カバーを備え、固定帯の少なくとも一端は下カバーに対して着脱自在とし、当該下カバーの上面にはノート型情報処理装置の装置本体の前端を被覆するポケットを備え、前記ポケットは、開口部の下端を下カバーの上面に取着され、且つ、ポケットの展開及び組立が可能である構成としたから、ノート型情報処理装置を装着した状態において、通気性、装着時の操作性を確保した上で、ノート型情報処理装置に外部から接続される電源用ケーブルや小物(USBフラッシュメモリ等)を取り外して、固定帯の一端を下カバーに対して離脱させ、ポケットを展開状態とすることによって、当該ノート型情報処理装置用ケースからノート型情報処理装置を両手で持ち上げて、安全且つ簡単に、取り外すことができる。
また、ポケットは、組立操作性を備えているため、両手でノート型情報処理装置を当該ノート型情報処理装置用ケース上に載置してポケットの組立操作を行うことで容易に行うことができる。そして、ポケットの開口部の下端が下カバーの上面に取着されているので、展開状態から組立状態へ移行する際にポケットの位置決めを行う必要がなく、非常に簡単な操作でノート型情報処理装置を収納できる。
また、ポケットの開口部の下端が下カバーの上面に取着されていることによって、収納時には、不慮の衝撃を受けた際に、ノート型情報処理装置をポケットで保持した上で、ポケットが開口部の下端を基準として当該ノート型情報処理装置用カバー内で揺動することで前記衝撃を緩和し、収納対象物であるノート型情報処理装置の保護性能をより高めることができる。
請求項2に係る発明によれば、上記請求項1に係る発明において、ポケットは、ポケット基部と該ポケット基部から連続一体となるポケット蓋部と、前記ポケット基部及びポケット蓋部の間の左右側壁を形成するポケット側壁部とを備え、下カバーの左右側部にはポケットの固定を行うためのポケット用フラップを備え、ポケット側壁部とポケット用フラップを雌雄の係着手段によって係脱自在としたことから、ポケット用フラップをポケット側壁部から離脱させるだけで、ポケットの展開状態を簡単に実現でき、請求項1と同様に、ノート型情報処理装置の収納、取外しを、安全且つ容易に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、上記請求項1又は請求項2に係る発明の構成を前提とした上で、開閉手段を有する袋体に相互に対向する二つの接続フラップを備えた付属品ケースを備え、上カバー及び下カバーの各外面を前記付属品ケースにおける二つの接続フラップで係脱自在に挟持固定したことから、上記請求項1又は請求項2に係る発明の効果を発揮できる上に、ノート型情報処理装置に外部から接続される電源用ケーブルを含めて持ち運ぶ際には、付属品ケースを取外すことなく、付属品ケース開閉部の開閉のみで電源用ケーブルを出し入れでき、取り出した電源ケーブルをノート型情報処理装置に外部から接続できるため、非常に好適である。
また、接続フラップを係脱自在としてあるので、ノート型情報処理装置のみが必要な場合、付属品ケースを取外しておくことができ、持ち運び重量を低減できる。
図1は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースを示す斜視図である。 図2は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースの展開状態の内面側を示す斜視図である。 図3は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースの展開状態の外面側を示す斜視図である。 図4は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおけるポケット側フラップを展開し固定帯を脱着した状態を示す説明斜視図である。 図5は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおけるポケットを展開状態とし固定帯を脱着した状態を示す説明斜視図である。 図6は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにノート型情報処理装置であるモバイルノート型パソコンを取着した状態を示す斜視図である。 図7は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおける(a)ポケットの通常状態を示す側面説明図、(b)ポケットが傾斜した状態を示す側面説明図である。 図8は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにノート型情報処理装置であるモバイルノート型パソコンを収納した状態を示す斜視図である。 図9は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースに取着可能な小物収納ケースを示す斜視図である。 図10は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースと小物収納ケースとを取着した状態を示す斜視図である。
ノート型情報処理装置に装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用でき、従来の通気性、外部からの衝撃に対する保護、十分な収納量、装着時の操作性を確保した上で、当該ノート型情報処理装置用ケースからノート型情報処理装置を容易に取り外せることを目的として、ノート型情報処理装置の前端を被覆するポケットとノート型情報処理装置の後端側を固定する固定帯とを設け、固定帯の少なくとも一方を下カバーと係脱可能とし、前記ポケットが下カバーから完全に外れることなく展開及び組立を可能な構成とし、ノート型情報処理装置の装着及び取外しを安全に行えるノート型情報処理装置を実現した。
図1は本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケースを示す斜視図、図2は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースの展開状態の内面側を示す斜視図、図3は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースの展開状態の外面側を示す斜視図、図4は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおけるポケット側フラップを展開し固定帯を脱着した状態を示す説明斜視図、図5は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおけるポケットを展開状態とし固定帯を脱着した状態を示す説明斜視図、図6は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにノート型情報処理装置Pであるモバイルノート型パソコンを取着した状態を示す斜視図、図7は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにおける(a)ポケットの通常状態を示す側面説明図、(b)ポケットが傾斜した状態を示す側面説明図、図8は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースにノート型情報処理装置Pであるモバイルノート型パソコンを収納した状態を示す斜視図、図9は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースに取着可能な小物収納ケースを示す斜視図、図10は同実施例に係るノート型情報処理装置用ケースと小物収納ケースとを取着した状態を示す斜視図である。
本発明の実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1は、ノート型情報処理装置P及び小物(例えば、USBフラッシュメモリやSDメモリカード等)を収納するものである。また、実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1は、付属品を収納するための別体の付属品ケース5を着脱自在とする係脱手段を有する。以下、各構成について詳細に説明する。
本実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1は、図1に示す組立状態において、概ね長さ20cm、幅26cm、高さ5cm程度の大きさを有し、図2及び図3に示す展開状態のように、ノート型情報処理装置Pの上面を被覆する上カバー10と、ノート型情報処理装置Pの背面を被覆する後カバー11と、ノート型情報処理装置Pの底面を被覆する下カバー12と、ノート型情報処理装置Pの前面側を被覆する前カバー13と、前記上カバー10上に重合するフラップ14とを、順次連続した基本構成を有する。
これらの上カバー10、後カバー11、下カバー12、前カバー13、フラップ14はいずれも、板状の芯材におけるケース内側となる片面(ケース内側面)及び側周面を合成皮革で被覆し、ケース外側となる片面(ケース外側面)にクッション材を介して合成繊維シートで被覆してある。そして、上記の上カバー10、後カバー11、下カバー12、前カバー13、フラップ14の各間には、谷折ラインが形成される。説明上、上カバー10と後カバー11の間の谷折ラインを第一谷折ライン15、後カバー11と下カバー12の間の谷折ラインを第二谷折ライン16、下カバー12と前カバー13との間の谷折ラインを第三谷折ライン17、前カバー13とフラップ14との間の谷折ラインを第四谷折ライン18とする。
下カバー12には、ノート型情報処理装置Pの装置基体の前端部を被覆するためのポケット3と、ノート型情報処理装置Pの装置基体を保持するための固定帯2を当該下カバー12へ取着するための固定帯用フラップ121と、前記ポケット3を下カバー12に固定するためのポケット用フラップ120を備える。また、下カバー12の下面には、後記する付属品ケース5との係脱手段となる雄スナップが三箇所に配置してある。
固定帯2は、長手方向に伸縮可能なゴム紐材20の両端に、固定帯側連結片を設けた構成である。固定帯側連結片21には前記固定帯用フラップ121と係脱可能な雄面ファスナーを取着した構成である。固定帯側連結片21には雄面ファスナーシート22を設けてある。ゴム紐材20は、固定帯側連結片21と雄面ファスナーシート22との間に挟持して縫着することで連結する。本実施例における固定帯側連結片21には、貫通穴を形成してある。本実施例における一方の固定帯側連結片21には円形輪郭の貫通穴、他方の固定帯側連結片21には矩形輪郭の貫通穴を形成している。貫通穴は配線等のガイド穴として使用することができる。また、左右の貫通穴の形状を異なるものとすることで、固定帯2を逆向きに取付けることを防止できる。
固定帯用フラップ121は、固定帯用フラップ係合部121aとこれに連続する固定帯用フラップ取着部121bを備えた構成で、下カバー12の左右の側縁部に、対向して設けてある。固定帯用フラップ係合部121aには、前記固定帯側連結片21に形成される貫通穴に対応したフラップ貫通穴を設けてある。固定帯用フラップ取着部121bは可撓性を有し、下カバー12における芯材に重着してある。そして該固定帯用フラップ取着部121bから連続する固定帯用フラップ係合部121aは、下カバー12の側面に起倒自在として設けられる。固定帯用フラップ係合部121aの係合面には雌面ファスナーシート122を取着してある。
ポケット用フラップ120は、上記固定帯用フラップ121と近似した構成であり、ポケット用フラップ係合部120aとこれに連続するポケット用フラップ取着部120bを備えた構成である。ポケット用フラップ取着部120bは可撓性を有し、下カバー12における芯材に重着してある。そして該ポケット用フラップ取着部120bから連続するポケット用フラップ係合部120aは、下カバー12の側面に起倒自在として設けられる。ポケット用フラップ係合部120aの係合面には雌面ファスナーシート123を取着してある。
固定帯2の両端の固定帯側連結片21の雄面ファスナーシート22の雄係合子と、左右一対となる固定帯用フラップ121の雌面ファスナーシート122の雌係合子とが係脱自在となる構成としてある。
ノート型情報処理装置Pの装置基体の前端部を被覆するためのポケット3は、組立て及び展開が可能なポケット3であり、ポケット基部31と該ポケット基部31から連続一体となるポケット蓋部32と、前記ポケット基部31及びポケット蓋部32の間の左右側壁を形成するポケット側壁部33とを備える。組立状態を保持するためポケット用フラップ120の雌面ファスナーシート123とポケット側壁部33の雄面ファスナーシート330を係合してポケット3を固定する。ポケット側壁部33はポケット蓋部32の側部に一体として設けてある。ポケット3は基本的に、板状の芯材を合成皮革製シートによって被覆した構成である。
前記ポケット基部31は、中央全体に亘って芯材及び合成皮革シートの基端側から切欠部分35を形成し、該切欠部分35にネット地シートを設けた構成としている。ネット地シートの縁部はポケット基部31の芯材と合成皮革シートとの間に挟持した構成である。また、ポケット基部31の左右位置には、ノート型情報処理装置Pの脚部(足ゴム)を逃すための逃し穴34を設けてある。ポケット基部31の基端310は、下カバー12の内面に対して縫着してある。
ポケット蓋部32は、ポケット基部31の上端から谷折ラインを介して延設して設け、中央にノート型情報処理装置Pのタッチパッド等の操作部を露出させるための操作部露呈用穴37を形成してある。また、ポケット基部31からポケット蓋部32にかけて連続して配線導出用穴を形成してある。
ポケット側壁部33の外面には前記雄面ファスナーシート330を取着してある。該雄面ファスナーシート330と上記ポケット用フラップ120の雌面ファスナーシート123とを係合することによって、ポケット側壁部33を固定する。
即ち、ポケット基部31、ポケット蓋部32、ポケット側壁部33及びポケット用フラップ120によって袋状のポケット3が形成され、該ポケット3はポケット基部31の基端のみが下カバー12に縫着してあるので、図7に示すように、ポケット3の開口部30の概ね下端位置を基準として、ポケット3の向きが一定範囲で揺動可能な状態となる。
前カバー13には、前カバー13の内面にネットを重合し、その三辺を縫合することで、小物を収納するための収納部を設けてある。本実施例では、USBフラッシュメモリ、SDカード、USB通信カード等の収納に好適な三種類の収納部130(第一収納部130a、第二収納部130b、第三収納部130c)を設けてある。
前カバー13の上端には、該前カバー13と同じ幅寸法でフラップ14を延設してある。フラップ14の内面には、上カバー10との係脱手段となる止具片140(マグネットホック)を設けてある。
下カバー12における後端には、第二谷折ライン16を介して、前記前カバー13と対向する後カバー11を、前記下カバー12と同じ幅寸法として設けてある。後カバー11は、ノート型情報処理装置Pの後面を保護する。
更に、後カバー11の上端から、第一谷折ライン15を介して、後カバー11と同じ幅寸法で、装置蓋部P2を保護するための上カバー10を設けてある。上カバー10の外面には、前記フラップ14の止具片140と対応して一箇所に止具片101(マグネットホック)を配置し、後記付属品ケース5との係脱手段となる雄スナップが三箇所に配置してある。
以上の構成とした本実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1は、図5に開放した状態で、収納対象となるノート型情報処理装置Pの装置本体P1の前端部をポケット3に差込み、固定帯2の固定帯側連結片21を固定帯用フラップ121と係着することで、図6に示すように、ノート型情報処理装置Pを固定する。
この状態において、ノート型情報処理装置Pの使用が可能となる。また、併せて、前カバー13の内面に設けた第一収納部130a、第二収納部130b、第三収納部130cを利用することができる。
後カバー11及び上カバー10を折り畳み、ノート型情報処理装置Pの蓋体上に被せ、フラップ14をその上から被せて、上カバー10の止具片101とフラップ14の止具片140を係着することで、図8に示すように、収納状態となる。
以上に示した実施例において、ポケット基部31の切欠部分35にネット状シート36を設けたことによって、熱が溜まり易いポケット3について通気性を確保することで放熱性能を備えたものとし、使用状態のノート型情報処理装置Pの熱による性能低下を防止して安定した性能を確保することができる。
また、上記実施例において、左右側面はポケット用フラップ120及び固定帯用フラップ121を除き、収納したパソコンの側部が奥まった状態で開口しているので、ノート型情報処理装置を保護した上で、電源用ケーブルや小物等の着脱を可能とし、利便性を良好とすることができる。
本実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1においては、前記したように、付属品を収納するための別体の付属品ケース5を着脱可能としてある。尚、付属品は、例えば、ACアダプター(電源用ケーブル)、マウス、予備バッテリ等であるが、これに限るものではない。
付属品ケース5は、図9に示すように、スライドファスナーによる付属品ケース開閉部52を備え且つ内部に収納空間53を有する袋体54と、該袋体54の一側面の上端及び下端から可撓性を有する接続フラップ50を突出した構成である。上下の接続フラップ50の内面(上側の接続フラップ50の下面、及び下側の接続フラップ50の上面)には、前記実施例に係るノート型情報処理装置用ケース1の上カバー10の外面及び下カバー12の外面に設けた各三箇所の雄スナップ100に対応する雌スナップ51を設けてある。付属品ケース5の上下の接続フラップ50の内面間の長さはノート型情報処理装置用ケース1の下カバー12の外面から上カバー10の外面までの高さ寸法よりやや大きく形成してある。
以上の付属品ケース5の上下の接続フラップ50間に、ノート型情報処理装置Pの後端側を差込み、ノート型情報処理装置用ケース1の雌スナップ100と付属品ケース5の雌スナップ51とを係着することで、図10に示すように、ノート型情報処理装置用ケース1に付属品ケース5を取着できる。
付属品ケース5の上下の接続フラップ50に柔軟性を具備させたり、接続フラップ50の基端に折線を形成させたりすることで、ノート型情報処理装置用ケース1に対して付属品ケース5を接続した状態(以下、単に接続状態という。)であっても、ノート型情報処理装置用ケース1を開放可能とすることができる。
また、その一方で、付属品ケース5の上下の接続フラップ50を硬質なものとすることで、接続状態において、ノート型情報処理装置用ケース1の不用意な開放を阻止する構成とすることもできる。
また、本発明における第一谷折ライン15、第二谷折ライン16、第三谷折ライン17、第四谷折ライン18はケースの組立及び開放を容易とする効果があるが、必須構成ではなく、例えば本発明においては、これらの谷折ラインの位置のみ内部に板状の芯材を設けない構成とし、これら谷折ラインに相当する部分が柔軟に湾曲する構成とすることもできる。
付属品ケース5を併用することによって、例えば短時間の外出であればノート型情報処理装置P単体を本発明であるノート型情報処理装置用ケース1に収納して使用し、出張等の長期の外出にはACアダプターやマウス等を付属品ケース5に収納して使用するといった利用方法が可能となる。
また、予め収納対象となるノート型情報処理装置Pが特定の仕様若しくは特定の機種のノート型情報処理装置Pに決定されている場合には、固定帯2のゴム紐材20の外面に、隣接する位置にあるボタン類の表示部(例えば、電源スイッチを表示するマーク等)を付すことができる。本実施例では、固定帯側連結片に形成される貫通穴の形状を左右で変更してあるため、左右を逆にして固定帯を取付けることがないから、ボタン類の表示等の位置が誤った位置に配置されることを防止できる。
また、配線導出用穴や操作部露呈用穴37等の切欠きやネット状シート36を設ける位置についても、実施例の位置に限定されるものではなく、予め収納対象とするノート型情報処理装置Pに応じて必要な部分に適宜設けることができる。当該構成によって、実施例に示した左右側面以外の箇所についても電源用ケーブルや小物等の着脱を可能とし、利便性を向上できる。
P ノート型情報処理装置
P1 装置本体
P2 装置蓋部
1 ノート型情報処理装置用ケース
10 上カバー
100 雄スナップ
101 止具片(マグネットホック)
11 後カバー
12 下カバー
120 ポケット用フラップ
120a ポケット用フラップ係合部
120b ポケット用フラップ取着部
121 固定帯用フラップ
121a 固定帯用フラップ係合部
121b 固定帯用フラップ取着部
122 雌面ファスナーシート
123 雌面ファスナーシート
13 前カバー
130 収納部
130a 第一収納部
130b 第二収納部
130c 第三収納部
14 フラップ
140 止具片(マグネットホック)
15 第一谷折ライン
16 第二谷折ライン
17 第三谷折ライン
18 第四谷折ライン
2 固定帯
20 ゴム紐材
21 固定帯側連結片
22 雄面ファスナーシート
3 ポケット
30 開口部
31 ポケット基部
310 基端
32 ポケット蓋部
33 ポケット側壁部
330 雄面ファスナーシート
34 逃し穴
35 切欠部分
36 ネット状シート
37 操作部露呈用穴
5 付属品ケース
50 接続フラップ
51 雌スナップ
52 付属品ケース開閉部
53 収納空間
54 袋体

Claims (3)

  1. 装置本体及び装置蓋部を有するノート型情報処理装置を被覆保護し、前記ノート型情報処理装置の装置本体を被覆する本体被覆部と前記蓋部を被覆する蓋被覆部とを一体に形成してなり、本体被覆部には前記装置本体を固定するための固定帯を備え、ノート型情報処理装置に対して被覆装着した状態で当該ノート型情報処理装置を使用可能とするノート型情報処理装置用ケースにおいて、
    本体被覆部は少なくとも装置本体の下面を被覆する下カバーを備え、
    固定帯の少なくとも一端は下カバーに対して着脱自在とし、当該下カバーの上面にはノート型情報処理装置の装置本体の前端を被覆するポケットを備え、
    前記ポケットは、開口部の下端を下カバーの上面に取着され、且つ、ポケットの展開及び組立が可能であることを特徴とするノート型情報処理装置用ケース。
  2. ポケットは、ポケット基部と該ポケット基部から連続一体となるポケット蓋部と、前記ポケット基部及びポケット蓋部の間の左右側壁を形成するポケット側壁部とを備え、
    下カバーの左右側部にはポケットの固定を行うためのポケット用フラップを備え、
    ポケット側壁部とポケット用フラップを雌雄の係着手段によって係脱自在としたことを特徴とする請求項1記載のノート型情報処理装置用ケース。
  3. 開閉手段を有する袋体に相互に対向する二つの接続フラップを備えた付属品ケースを備え、上カバー及び下カバーの各外面を前記付属品ケースにおける二つの接続フラップで係脱自在に挟持固定したことを特徴とする請求項1又は2記載のノート型情報処理装置用ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200470736Y1 (ko) * 2012-02-15 2014-01-10 주식회사 뉴빛 태블릿 피씨용 케이스
JP2017510467A (ja) * 2014-01-10 2017-04-13 ヴェラ・ヴェルク・ヘルマン・ヴェルナー・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー.カーゲー 工具用収容デバイス

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