JP2010166509A - フレーム変換方法及びエントランス無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】REC130とRE140との間のCPRIリンクを一般的な光回線で実現できることが好ましい。特に、エントランス無線を用いてCPRIリンクを実現できることが好ましい。
【解決手段】一実施形態による、無線基地局と前記無線基地局を制御する無線ネットワーク制御局との間のインタフェースで使用される第1のフレームと、前記無線基地局内の無線部と無線制御部との間のインタフェースで使用される第2のフレームとを変換する方法は、前記第1のフレームに前記第2のフレームを所定比率でマッピングする段階を含み、マッピング後の前記第1のフレームには、前記第2のフレームのユーザデータ、同期情報、監視制御情報、回線情報を含む。
【選択図】図3

Description

本発明はフレーム変換方法と、その変換方法を利用したエントランス無線装置とに関する。
無線通信ネットワークを構成する無線基地局(以下、BTSとも呼ぶ)では、無線制御部(以下、RECとも呼ぶ)と複数の無線部(以下、REとも呼ぶ)とが物理的に離れた場所に設置され、その間を光ファイバーで結ぶ1対多の接続形態が一般化している。また無線制御部と無線部とをコモン・パブリック・ラジオ・インターフェース(Common Public Radio Interface、以下CPRIとも呼ぶ)を用いて接続する場合が増加している。
図1Aは、内部インターフェースとしてCPRIを用いた無線基地局100を示すブロック図である。図1Aに示した無線基地局は、監視制御を受け持つREC130と、IQデジタル信号の送受信機能とアナログ無線機能を持つ複数(n個)のRE150(RE#1〜n)とを有する。REC130及び各RE150の間は、一般的に光ファイバーを用いたCPRIリンクにより接続されている。RE150は例えば地下街などに設置され、REC130が設置された場所からは十分な電波が到達しないような場所においても移動端末170を使用可能とすることができる。
図1Bまたは図1Cは、図1Aを立体的に示したものである。
図1Bにおいて、無線基地局101にはREC130が設けられ、STM1回線を介して無線ネットワーク制御局(図示せず。以下、RNCとも呼ぶ)と接続されている。REC130は無線基地局101の塔上に設置されたRE150とCPRIリンクで接続されている。これにより、RE150をアンテナ155の近くに設置することができる。
また、図1Cにおいて、無線基地局102にはREC130が設けられているが、RE150は無線基地局102から物理的に離れた(0〜10km程度)場所に建てられた塔上に設けられている。
このように、現在の無線基地局では、ベースバンド処理部を含む無線制御部(REC)と、無線送受信部を含む無線部(RE)を分割して光ファイバーを介して、コモン・パブリック・ラジオ・インターフェース(CPRI)と呼ばれるプロトコルを用いて接続することが一般的になりつつある。REをRECから分離してアンテナの近くに設置することにより特性の向上が見込めるなどの利点があるからである。
無線ネットワーク制御局と無線基地局とは一般的に光ファイバーを用いたSTM1回線で接続される。しかし、無線ネットワーク制御局と無線基地局との間に光ファイバーの敷設が困難な場合などは、エントランス無線で接続する。
図2は無線ネットワーク制御局200と無線基地局201とをエントランス無線機210、220で接続した無線通信システムを示すブロック図である。無線ネットワーク制御局(中央局)200において、無線ネットワーク制御部110(以下、RNCとも呼ぶ)はSTM1回線を介してエントランス無線機210に接続されている。エントランス無線機210は、無線基地局201のエントランス無線機220と接続されている。また、無線基地局201において、エントランス無線機220はSTM1回線を介してREC130に接続され、REC130は光ファイバーを用いたCPRIリンクを介してRE150に接続されている。
なお、従来技術として、GFP−Tフレームによってクライアント信号をカプセル化し、クライアント信号の送信を行うためにGFP−TフレームをCPRIリンク中にマップすることが提案されている。
特開2007−124608号公報 CPRI Specification V3.0 (2006-10-20)、(http://www.CPRI.info/spec.html)
このように、従来、REC130とRE140との間は一般的に光ファイバーを用いたCPRIリンクで接続されている。
しかし、CPRIの仕様で規定された物理レイヤは、一般的な光回線の仕様(SDHやSONETなど)で規定された物理レイヤとは異なるため、CPRI専用の光ファイバーの敷設が必要となる。
このような場合に、REC130とRE140との間のCPRIリンクを一般的な光回線で実現できることが好ましい。
また、REC130とRE140との間に光ファイバーの敷設が困難である場合、REC130とRE140との間をエントランス無線で接続することが好ましい。
一実施形態による、無線基地局と前記無線基地局を制御する無線ネットワーク制御局との間のインタフェースで使用される第1のフレームと、前記無線基地局内の無線部と無線制御部との間のインタフェースで使用される第2のフレームとを変換する方法は、前記第1のフレームに前記第2のフレームを所定比率でマッピングする段階を含み、マッピング後の前記第1のフレームには、前記第2のフレームのユーザデータ、フレーム区切り情報、同期情報、監視制御情報、回線情報を含む。
また、一実施形態によるエントランス無線装置は、上記の方法を用いて第1のフレームと第2のフレームとを変換するフレーム変換部を有する。
無線制御部と無線部とを、一般的な光回線(SDHやSONETなど)やエントランス無線を介したCPRIリンクで接続することができる。
本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。同一または対応する構成要素には図面にわたって同一または対応する参照符号を付した。
以下、エントランス無線を例にとって実施形態を説明するが、CPRIリンクを構成するものは必ずしもエントランス無線である必要はなく、一般的な光回線(SDHやSONETなど)を用いることも可能である。
図3は、一実施形態によるエントランス無線を用いたCPRIリンクを示すブロック図である。
図3に示したBTS設置局舎300には、監視制御を受け持つREC130と、複数(n個)のエントランス無線機310とが設けられている。REC130と各エントランス無線機310とは、光ファイバーを用いたCPRIリンクで接続されている。
一方、図3に示した複数(n個)のRE設置局舎301には、それぞれ、エントランス無線機310と対応するエントランス無線機320と、IQデジタル信号の送受信機能とアナログ無線機能を持つRE150(RE#1〜n)とが設けられている。エントランス無線機320とRE150とは、光ファイバーを用いたCPRIリンクにより接続されている。
エントランス無線機310と、それに対応するエントランス無線機320とは、エントランス無線を用いたCPRIリンクにより接続されている。エントランス無線を用いたCPRIリンクについては、以下に詳しく説明する。
このように、エントランス無線を用いたCPRIリンクでREC130とRE120との間を接続することにより、BTS設置局舎300とRE設置局舎301との間に光ファイバー回線を敷設せずにREC130とRE150との間のCPRIリンクを実現することができる。
図3を立体的に表すと図4のようになる。図4は、エントランス無線を用いたCPRIリンクを立体的に示した図である。ただし、図3では、REC130はBTS設置局舎300に設置されているものとしたが、図4では、REC130はRNC110とともに中央局400に設置されているものとする。
図4に示した中央局400において、RNC110はSTM1回線を介してREC130と接続されている。REC130は、通常のCPRIリンクを介してエントランス無線機310と接続されている。
エントランス無線機310は、エントランス無線を用いたCPRIリンクを介して、RE設置局舎301に設置した塔上のエントランス無線機320と接続されている。また、エントランス無線機320は、通常のCPRIリンクを介して、同じく塔上のRE150と接続されている。これにより、RE150と移動端末(MS)170との間に無線通信を行うことができる。
エントランス無線を用いたCPRIリンクは、一実施形態によるSTMフレームとCPRIフレームの変換方法により実現することができる。この変換方法を説明する前に、まずCPRIリンクの概要を説明し、その後、一実施形態による変換方法を説明する。
[CPRIリンクの概要]
図5は、CPRIのプロトコルの概要を示す図である。ユーザ情報転送プレーン(User−plane)は、デジタルベースバンド信号のユーザ情報であるIQデータを用いる。また、CPRIにおける保守監視信号の送受信は、HDLCリンクのLAPBプロトコルを使用し、その上位レイヤであるControl&Management Plane(C&M−plane)を用いることになっている。ベンダー特有領域(Vender Specific)はベンダーが独自に仕様を決定でき、CPRIでは特に規定されていない。L1 Inbandは回線情報を示す。C&M−planeの信号フォーマットの例を図6Aに示し、そのパラメータの例を図6Bに示す。
図7は、IQデータブロックの収容方法を示すビットマップである。
図7(A)は、IQデータが15ビット/アンテナ・キャリアであり、1アンテナ・キャリア分のIQデータをIQデータブロックに収容する場合である。I0およびQ0はLSBを示し、I14およびQ14はMSBを示す。
1アンテナ・キャリア内のIQデータのマッピング方法については、LSBビットからMSBビットへ、IQデータを交互に、年代順に配置する。また、中間にリザーブビットは入れずに、連続して配置する。
図7(B)は、IQデータが15ビット/アンテナ・キャリアで、I,Qビットの割り当てが14ビット目に無いためにリザーブビット(Reserve bit)としている場合の例である。
図7(C)は、3アンテナ・キャリア分のIQデータをIQデータブロックに収容する場合のビットマップの例である。
図7(D)は、IQデータが15ビット/アンテナ・キャリアで、4アンテナ・キャリア分のIQデータを2キャリアで、各キャリアを2ブランチ=ダイバシティ構成のIQデータブロックに収容する場合を示す。
同一無線局内に収容されたそれぞれのREは、同一のRECと接続しているが、それぞれ独立したCPRIリンクに接続されるため、RE-RE間は独立している。そのため、CPRIリンクが切れた場合は配下のコントロールができなくなる。
CPRIリンク内は使用しているアンテナ・キャリア数によって使用するデータ量が決まる。そのため、最大構成アンテナ・キャリア数のデータ転送をしていない場合には、IQデータ転送領域に空きがある。
図8は、1ハイパー・フレーム内のサブチャネルを示す図である。コントロール・ワードは、1ハイパー・フレームごとに図8に示したようにマッピングされている。
[一実施形態によるフレーム変換方法]
一実施形態によるSTMフレームとCPRIフレームの変換方法により実現することができる。
図9は、CPRIフレームを示す図である。CPRIフレームは、無線基地局内の無線基地局内の無線信号を送受信する無線部と、無線部を制御する無線制御部との間のインタフェースで使用されるフレームである。
CPRIフレームは、図9に示したベーシック・フレーム(basic frame、bf)を基本とし、256個のベーシック・フレーム(basic frame、bf)を1個のハイパー・フレーム(hyper frame、hf)とし、さらに150個のハイパー・フレーム(hyper frame、hf)を1個のBFNとして構成される。CPRIリンクにおいては、hyper frame(hf)単位でフレーム同期がとられる。
図10は、STM1フレームを示す図である。STM1フレームは、移動局との無線通信を行う無線基地局と、無線基地局を制御する無線ネットワーク制御局との間のインタフェースで使用されるフレームである。
一般的な光回線(例えば同期デジタル・ハイアラーキSDHに基づくもの)では、図10に示したように、125μs(1/8000秒)の周期で同期転送モードのフレーム(STM1フレーム)を多重して伝送する。1秒間にはSTM1フレームが8000フレーム伝送される。
図11において、1秒を基準としてCPRIフレームとSTM1フレームとを対比した。CPRIフレームは、1秒間には、100BFN、すなわち15000ハイパー・フレーム、すなわち3,840,000ベーシック・フレームが伝送される。一方、STM1フレームは、1秒間に8000STM1フレームが伝送される。
CPRIとSTM1とで同期を取るために、新たに同期フレームを定義する。図12に示したように、同期フレームとして、CPRIの15ハイパー・フレーム(hf)を束ねて、8STM1フレームに割り当てる。これは1msの時間に相当する。これは、1個のSTM1フレームに対し、480個のCPRIベーシック・フレームを割り当てることとなる。
このように同期フレームを定義して、CPRIリンクとSTM1回線との同期をとることができる。
以下に1同期フレーム内に格納されるSTM1フレームとCPRIハイパー・フレーム及びベーシック・フレームのマッピングを表1に示す。
Figure 2010166509
STM1フレームで信号損失(LOS)やフレーム損失(LOF)が発生した場合、そのフレームに含まれるCPRIハイパー・フレームの信号損失やフレーム損失とみなす。例えば、表1のSTM#2がフレーム損失(LOF)となった場合、CPRIハイパー・フレームのhf#3〜5にフレーム損失(LOF)が生じたものとみなす。
STM1の伝送路容量は155Mbpsであるのに対し、CPRI(クラス0)の伝送路要領は614Mbpsであるため、そのままではSTMフレームにCPRIフレームをマッピングすることは出来ない。
そこで、装置構成にもよるが、CPRI伝送において大部分を占めるIQデータは未使用部分が多いことを利用して、本実施形態では、最低1アンテナ・キャリア(A×C、antenna carrier)、最大2アンテナ・キャリア分の帯域をSTM1上に確保するフレームを新たに定義する。CPRIのクラス0では、最大7アンテナ・キャリア、最小3アンテナ・キャリアと規定されている。しかし、実際には1キャリアしか持たないRE装置が多くあるため、このように定義しても本実施形態を適用する余地は十分にある。
CPRIでは、仕様上、IQサンプル幅は最小8ビット、最大20ビットとなっているから、1アンテナ・キャリアを収容するには1ベーシック・フレームで40ビットのIQ格納領域が必要になる。そこで、図13に示すように、40ビット(#0〜39)を単位として1縮小ベーシック・フレームを定義する。
この縮小ベーシック・フレームには、例として図に示したようにアンテナ・キャリア(A×C)を収容することができる。図14(A)は、IQサンプル幅20ビットで1アンテナ・キャリアを収容した例である。図14(B)は、IQサンプル幅15ビットで1アンテナ・キャリアを収容した例である。図14(C)は、IQサンプル幅10ビットで2アンテナ・キャリアを収容した例である。
図15Aは、コントロール・ワードを含む縮小ベーシック・フレームを示す図である。また、図15Bは、コントロール・ワードを含む縮小ベーシック・フレームよりなる1ハイパー・フレームを示す図である。
ベーシック・フレーム(basic frame)は1バイトのコントロール・ワードを持つ。そこで、容量を確保するため、本実施形態ではCPRIリンクで監視制御を行うのに最低限必要となるL1 inbandとSlow C&M並びにSync機能のみを盛り込む。すなわち、Fast C&M、Vender Specific、およびreserve部は削除することで容量を圧縮する。
コントロール・ワードはハイパー・フレーム(hyper frame)を一単位とし、その中で図8に示したようにマッピングされる。1ハイパー・フレーム(hyper frame)上での機能とコントロール・ワードのベーシック・フレーム(basic frame)のフレーム番号とのマッピングを示すと、表2の通りである。
Figure 2010166509
ここで、Comma Byteはフレームの区切りを示すフレーム区切り情報であり、Synchronization and Timingは同期情報である。また、Slow C&Mは監視制御情報であり、L1 inbandは回線情報である。
例えばSlow C&Mを実装するには、CPRIリンク上のベーシック・フレーム(basic frame)の#1,65,129,193があればよい。
そこで、表2に示した機能を実装する為に、1ハイパー・フレーム(hyper frame)内に、ベーシック・フレーム(basic frame)#0, 1, 2, 64, 65, 66, 128, 129, 130, 192, 193, 194のコントロール・ワードを残し、その他のコントロール・ワードは削除する。これらの値は、図15Bに示したように、1ハイパー・フレーム(hyper frame)を4分割した際の各区切りの先頭3バイトに相当する。
このように、先頭3バイトのみにコントロール・ワードを付与した1/4ハイパー・フレーム(hyper frame)を定義し、コントロール・ワード部を圧縮し、かつ同期した形で実装する。
なお、網内のクロックについては以下のようにする。
再び図3を参照して、REC130とエントランス無線機310との間では、REC130が生成したCPRIクロック(614.4MHz)を使用する。
エントランス無線機310とエントランス無線機320との間では、上記のCPRIクロックを320分周し、さらに81倍して生成したSTM1クロック(155.52MHz)を使用する。
エントランス無線機320とRE150との間では、上記のSTM1クロックを81分周し、2倍した3.84MHzをベースに、さらに160倍したCPRIクロック(614.4MHz)を使用する。
このようなクロックを用いることで同期を取ることができる。
また、図16に示したように、エントランス無線区間(STM1フレーム)では、A1/A2ビットを用いてフレーム同期をとる。
また、CPRI区間(CPRIフレーム)では、コントロール・ワードのNs=0であるSynchronization and timing部(図8参照)を用いてフレーム同期をとる。
CPRI−エントランス区間(CPRIフレーム−STM1フレーム)では、図12を参照して説明した同期フレームを用いてフレーム同期をとる。
以上説明したように、本実施形態により、一般的なSDH回線を用いて無線制御部(REC)と無線部(RE)の接続が可能となる。特に、エントランス無線回線を用いることができ、光ファイバー敷設に要するコストを削減することができる。
また、無線制御装置(REC)を無線ネットワーク制御装置(RNC)設置局にまとめて配置することができる。図4に示したように、屋外筐体タイプのエントランス無線装置及び無線装置(RE)を用いれば、基地局(BTS)の敷設コストを下げることが可能になる。
[縮小フレームの詳細]
図13乃至図15Bを参照して縮小フレームを説明したが、さらにその詳細を説明する。
図17は、図8に示した1ハイパー・フレーム内のサブチャネルのうち、最低限必要となるサブチャネル(表2参照)を示す図である。図17に示したように、Comma Byte、Synchronization and Timing、Slow C&M link、L1 inband protocol以外を削除することで、データの圧縮を図ることができる。
通常、すべてのベーシック・フレームには、図18Aに示したように、1バイトのコントロール・バイトが付与される。
しかし、データ量を圧縮するため、図17に示したサブチャネルにのみコントロール・バイトを割り当てる。したがって、ベーシック・フレームには、図18Bに示したように、コントロール・バイトが付加されたもの(BFで示した)と、コントロール・バイトが付加されていないもの(BF′で示した)がある。
ただし、そのままコントロール・バイトを削除してしまっては、CPRIリンクに再変換した際に同期をとれなくなるため、特定のベーシック・フレーム(#0,1,2,64,65,66,128,129,130,192,193,194)のみにコントロール・バイトを付与することにより同期を確立するのである。
図19は、ハイパー・フレームとサブチャネルとを対応付けて説明する図である。
「P」と示した部分(Ns=2, Xs=3)にはSTM1に格納するハイパー・フレームの番号を格納することで、STM1フレームに収容した際の同期をとる。
8つの連続したSTM1フレームを1つのSTM1拡張フレームとして、その中に15個のハイパー・フレーム(hyper frames)を収容する。(Ns, Xs)=(2, 3)では、そのハイパー・フレームがそのSTM1拡張フレーム内の何番目のハイパー・フレームかを示す番号を格納する。
図20は、STM1拡張フレームへの15ハイパー・フレーム、すなわち3840ベーシック・フレームの格納を示す図である。ここで、n=0〜7とすると、#0+256*n番目のフレーム先頭バイトにて同期を取る。このタイミングでCPRI hyperframeに分割する。また、#194+256*n番目のベーシック・フレーム(basic frame)先頭バイトにて格納位置を確認する。
このように、STM1フレームを8フレーム結合した拡張STM1フレームを定義し、拡張STM1フレーム内にCPRIのベーシック・フレーム(basic frame)を格納して転送する。STM1フレーム間はA1/A2ビットでフレーム間同期を取る。
各拡張STM1フレームには、480個のベーシック・フレーム(basic frame)を格納する。
拡張STM1フレーム単位で同期をとり、CPRIフレームに戻す。但しそのままでは同期がとれないので、ベーシック・フレーム(basic frame)#0, 256, 512, 768, 1024, 1280, 1536, 1792, 2048, 2304, 2560, 2816, 3072, 3328, 3584, 3840の先頭バイトで同期をとる。拡張STM1フレーム内で、そのハイパー・フレームが何番目のものであるか、#194+256*n番目(n=0〜7)のベーシック・フレームの先頭バイトで知ることができる。
[一実施形態によるエントランス無線機]
図21は、一実施形態によるエントランス無線機2100を示す図である。エントランス無線機2100は、例えば図3、図4に示したエントランス無線機310、320として用いることができる。
エントランス無線機2100は、無線制御装置(REC)または無線装置(RE)とCPRIフレームを送受信するインターフェースであるCPRIインターフェース部2101を有する。
インターフェース部2101が受け取ったCPRIフレームは、フレーム変換部2102に送られ、上記の一実施形態によるフレーム変換方法を用いてSTM1フレームに変換され、変調器2104に送られる。
フレーム変換部2102により変換されたSTM1フレームは、変調器2104、送信機2105、送信機スイッチ2106、送信バンドパスフィルタと介して、アンテナ2108から対向するエントランス無線機(図示せず)に送信される。
一方、対向するエントランス無線機(図示せず)からのSTM1フレームは、アンテナ2108により受信され、受信バンドパスフィルタ2109、低雑音増幅器2110、信号分離部2111、受信機2112、復調器2103を介してフレーム変換部2102に入力される。フレーム変換部2102は、上記の一実施形態によるフレーム変換方法と逆の変換方法を用いてSTM1フレームをCPRIフレームに変換する。
フレーム変換部2102で変換されたCPRIフレームは、CPRIインターフェース2101を介して、エントランス無線機2100と接続された無線制御装置(REC)または無線装置(RE)に送られる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
従来の光ファイバーを用いたCPRIリンクによる無線基地局を示すブロック図である。 従来のエントランス無線の利用方法を示す図である。 一実施形態によるエントランス無線を用いたCPRIリンクによる無線基地局を示すブロック図である。 図3を立体的に示した模式図である。 CPRIのプロトコルの概要を示す図である。 C&Mプレーンの一例を示す図である。 C&Mプレーンのパラメータの例を示す図である。 IQデータブロックへの収容を示すビットマップである。 1ハイパー・フレーム内のサブチャネルを示す図である。 CPRIフレームを示す図である。 STM1フレームを示す図である。 1秒を基準としたCPRIフレームとSTM1フレームの対比を示す図である。 同期フレームを示す図である。 縮小ベーシック・フレームを示す図である。 縮小ベーシック・フレームへのアンテナ・キャリアの収容例を示す図である。 コントロール・ワードを含む縮小ベーシック・フレームを示す図である。 コントロール・ワードを含む縮小ベーシック・フレームよりなる1ハイパー・フレームを示す図である。 フレーム間の同期方法を示す図である。 最低限必要となるサブチャネルを示す図である。 通常のベーシック・フレームを示す図である。 コントロール・バイトを付加したベーシック・フレームと付加していないベーシック・フレームを示す図である。 ハイパー・フレームとサブチャネルとの対応を説明するための図である。 STM1拡張フレームへの3840ベーシック・フレームの格納を説明するための図である。 一実施形態によるエントランス無線機を示す図である。
100 無線基地局
110 無線ネットワーク制御部
130 無線制御部
150 無線部
155 アンテナ
170 移動端末
200 中央局
201 BTS局
300 BTS設置局舎
301 RE設置局舎
310、320、2100 エントランス無線機
2101 CPRIインターフェース
2102 フレーム変換部
2104 変調部
2105 送信部
2106 送信スイッチ部
2107 送信バンドパスフィルタ
2108 アンテナ
2109 受信バンドパスフィルタ
2110 低雑音増幅器
2111 信号分離部
2112 受信部
2113 復調部

Claims (6)

  1. 無線基地局と前記無線基地局を制御する無線ネットワーク制御局との間のインタフェースで使用される第1のフレームと、前記無線基地局内の無線部と無線制御部との間のインタフェースで使用される第2のフレームとを変換する方法であって、
    前記第1のフレームに前記第2のフレームを所定比率でマッピングする段階を含み、
    マッピング後の前記第1のフレームには、前記第2のフレームのユーザデータ、区切り情報、同期情報、監視制御情報、回線情報を含む方法。
  2. 前記第1のフレームは同期転送モードフレームであり、前記第2のフレームはCPRI(Common Public Radio Interface)フレームであり、
    前記第1のフレームに前記第2のフレームを所定比率でマッピングする段階は、8個の同期転送モードフレームを含む拡張フレームに、3,840個のCPRIフレームからユーザデータ、フレーム区切り情報、同期情報、監視制御情報、及び回線情報をマッピングする段階を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記マッピング後の前記第1のフレームには、前記第2のフレームのユーザデータの0乃至40ビットを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記区切り情報、同期情報、監視制御情報、及び回線情報は、前記第2のフレームを縮小した縮小フレームのうち0、1、2、64、65、66、128、129、130、192、193、194番目の縮小フレームに配置される、請求項1ないし3いずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ユーザデータとして、IQサンプル幅20ビットで1アンテナ・キャリア、IQサンプル幅15ビットで1アンテナ・キャリア、またはIQサンプル幅10ビットで2アンテナ・キャリアを収容する、請求項2に記載の方法。
  6. 請求項1乃至5いずれか一項に記載の方法を用いてCPRIフレームとSTMフレームとを変換するフレーム変換部を有するエントランス無線装置。
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