JP2010166107A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子から出力される画像信号に対し、より適切なスミア補正を施すことができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】光学的黒エリアおよび有効エリアが隣接して形成された複数の画素から画像信号を出力する撮像素子と、画像信号に含まれる光学的黒エリアに対応する黒画像信号に基づいてスミアレベルを検出するスミアレベル検出手段と、黒画像信号に基づいてスミア補正信号を生成する生成手段と、画像信号に含まれる有効エリアに対応する有効画像信号に対してスミア補正信号に基づいてスミア補正を施すスミア補正手段と、スミアレベルに応じてスミア補正信号のレベルを調整する調整手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、CCDイメージャなどの撮像素子から出力される画像信号に発生するスミアを低減させる撮像装置に関するものである。
CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子では、フォトダイオードにて光電変換された電荷を垂直方向にバケツリレー方式にて転送させていく垂直転送部、および該垂直転送部からの電荷を水平方向に転送させていく水平転送部を含んで構成されている。さて、この撮像素子に強い光が照射された場合に、垂直転送部に収まらずに飽和した電荷は、隣接する垂直転送部に現在の電荷分に追加されると共に飽和し、さらに隣接する垂直転送部へと飽和した電荷が現在の電荷分に追加される。従って、LCD(Liquid Crystal Display)に出力される画像には、強い光が照射されていない箇所まで縦方向に真っ白に色飛びした部分が帯状に現れる。このような状態が一般的にスミアと称されている。
さて、上述したスミアを補正する技術は、従来から考えられてきた。
特開2006−2956763号公報 [H04N 5/335]
特許文献1に記載された従来技術の撮像装置においては、CCDの複数ライン分のOB(オプティカルブラック)領域から得られる12ビット幅のデジタル信号を加算平均して1ライン分のスミア信号を求める際に、前記ビット幅よりもビット幅の小さいデジタル信号を使用し、これにより回路規模の削減を可能にしている。
しかしながら、従来技術では、スミアレベルと光学的黒領域から得られる信号の平均値との差分が所定の値を超える場合には、差分によるスミア補正を行わないようにしているため、スミアを低減させることが出来ない場合がある。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、撮像素子から出力される画像信号に対し、より適切なスミア補正を施すことができる撮像装置を提供するものである。
第1の発明の撮像装置は、光学的黒エリアおよび有効エリアが隣接して形成された複数の画素から画像信号を出力する撮像素子と、画像信号に含まれる光学的黒エリアに対応する黒画像信号に基づいてスミアレベルを検出するスミアレベル検出手段と、黒画像信号に基づいてスミア補正信号を生成する生成手段と、画像信号に含まれる有効エリアに対応する有効画像信号に対してスミア補正信号に基づいてスミア補正を施すスミア補正手段と、スミアレベルに応じてスミア補正信号のレベルを調整する調整手段を備えることを特徴とする。
第2の発明の撮像装置は、第1の発明の撮像装置に従属し、調整手段は、スミアレベル検出手段において検出されたスミアレベルが所定レベルも小さいか否かを判別するレベル判別手段と、レベル判別手段においてスミアレベルが所定レベルよりも小さいと判別された場合に調整手段における前記スミア補正信号のレベルの調整を施さない処理を行い、レベル判別手段においてスミアレベルが所定レベル以上であると判別された場合に調整手段におけるスミア補正信号のレベルを低減する調整を施す処理を行う第1制御手段を備えることを特徴とする。
第3の発明の撮像装置は、第1または第2の発明の撮像装置に従属し、画像信号を所定フレームレートに従って繰り返し出力せしめる出力制御手段を更に備え、調整手段は、スミアレベル検出手段により検出されるスミアレベルに基づいてスミアが発生している有効エリアの水平方向の画素の位置を検出する画素位置検出手段と、スミア補正手段によりスミア補正が施された有効画像信号と、前の該スミア補正手段によりスミア補正が施された有効画像信号から動き量の検出を行う動き量検出手段と、動き量に基づいて、スミア補正信号に含まれる画素位置検出手段により検出された有効エリアの画素に対応する第1信号のレベルの調整を施す第2制御手段を備えることを特徴とする。
第4の発明の撮像装置は、第3の発明の撮像装置に従属し、第2制御手段は、スミア補正信号に含まれる画素位置検出手段により検出された有効エリアの画素の隣接画素に対応する信号のレベルに基づいて、第1信号のレベルの調整を施すことを特徴とする。
第5の発明の制御方法は、光学的黒エリアおよび有効エリアが隣接して形成された複数の画素から画像信号を出力する撮像素子を備える撮像装置において、該画像信号に対してスミア補正を施す制御方法であって、画像信号に含まれる光学的黒エリアに対応する黒画像信号に基づいてスミアレベルを検出するスミアレベル検出ステップと、黒画像信号に基づいてスミア補正信号を生成する生成ステップと、画像信号に含まれる有効エリアに対応する有効画像信号に対してスミア補正信号に基づいてスミア補正を施すスミア補正ステップと、スミアレベルに応じてスミア補正信号のレベルを調整する調整ステップを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、撮像素子から出力される画像信号に対し、より適切なスミア補正を施すことができる。
本実施例に係る撮像装置を示すブロック図である。 図1の撮像装置の画像処理回路を示すブロック図である。 本実施例に係るCCDイメージャの画素配置を示す図解図である。 本実施例に係るCCDイメージャの内部を示す図解図である。 本実施例の撮像装置において発生したスミアに関する一部の図解図である。 本実施例の撮像装置において発生したスミアに関する他の一部の図解図である。 本実施例に係るスミア補正処理の手続の一部を表すフローチャートである。 本実施例に係るスミア補正処理の手続の他の一部を表すフローチャートである。
以下、本発明の撮像装置の一実施例として、デジタルカメラ10に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本実施例のデジタルカメラ10のブロック図を示している。デジタルカメラ10は、光学レンズ12および絞り14を含む。これらの光学レンズ12および絞り14の移動および絞り14の調節は、モータ駆動部16によって行われる。ただし、このモータ駆動部16は、光学レンズ12および絞り14を別々に調節する図示しない2つのモータで構成される。
被写体の光学像は、光学レンズ12および絞り14を介して、撮像素子であるCCDイメージャ18の受光面上に結像させる。CCDイメージャ18は、図3に示すように、複数個のフォトダイオード100と垂直転送レジスタ102と水平転送レジスタ104によって構成されている。また、CCDイメージャ18は、図4に示すように、1ライン分の参照エリアを含む光学的黒エリアおよび有効エリアから構成される。フォトダイオード100の受光面にはR、G、Bの原色フィルタが装着されており、いずれか1つの原色成分を持つ光が照射される。フォトダイオード100では光電変換が行われ、光の強さと時間に応じて蓄積された電荷の信号は、垂直転送レジスタに転送され、次に水平転送レジスタへ転送され、アナログ撮像信号として出力される。この転送動作は、シグナルジェネレータ(SG)20によって生成されたCCDイメージャ18の駆動に必要な各種のパルス波形である電荷読み出しパルス、垂直転送パルスおよび水平転送パルスに従って行われる。静止画像を記録するときは、操作部28よる操作、例えばレリーズボタンが押下されるとCPU26はSG20を制御し、CCDイメージャ18から1フレーム分のアナログ撮像信号を出力させる。また、動画像を記録するとき、またはスルー画像をLCD32に出力させるときは、CPU32はCCDイメージャ18から所定のフレームレートでアナログ撮像信号を出力させるよう、SG20を制御する。
さて、操作部28が操作されることによって、LCD32にスルー画像を表示させるスルー画像表示モードへの遷移に応答して、CCDイメージ18から出力されたアナログ撮像信号は、AFE(Analog Flont End)回路22へ入力され、相関2重サンプリング処理、ゲイン調整およびA/D変換処理などが施され、バス40を介してデジタル撮像信号として一旦SDRAM30に格納される。
SDRAM30に格納されたデジタル撮像信号は、画像処理回路24へ入力される。画像処理回路24の詳細なブロック図を、図2に示す。画像処理回路24は、輝度検出回路50、バッファメモリ54aを含むスミア補正回路54および信号処理回路56を備える。SDRAM30から入力されるデジタル撮像信号は、輝度検出回路50およびスミア補正回路54に入力される。ここで、輝度検出回路50およびスミア補正回路54に入力されるデジタル撮像信号は、図4に示す参照エリア(1ライン分)に対応するデジタル撮像信号である。ここで、該デジタル撮像信号を黒信号と定義する。輝度検出回路50では、黒信号の輝度レベルを検出する。
ここで、例えば図5(a)に示すように、有効エリア内にスミア200、202が発生したとすると、黒信号の輝度レベルは、図5(b)に示すように、スミア200、202に対応する位置に検出され、黒信号としてスミア補正回路54に出力される。ここで、CPU26は、輝度レベルが所定レベルL以上である黒信号を検出したとき、スミアが発生したと判断している。スミア補正回路54には、輝度検出回路50からの黒信号と、SDRAM30からの有効エリアに対応するデジタル撮像信号が出力される。
また、CPU26は、輝度検出回路50に入力された黒信号の輝度レベルピーク値を検出し、閾値Aと比較する。閾値Aに対する黒信号の輝度レベルピーク値の割合を算出し、算出された割合に応じて、輝度レベルを下げた補正輝度信号(以後、補正輝度信号Mと称する)を生成する。
例えば、図6(a)に示すように、黒信号の輝度信号の輝度レベルピーク値がXであった場合に、閾値Aとピーク値Xを比較し、閾値Aに対するピーク値Xの割合を算出する。閾値Aに対するピーク値Xの割合が130%であれば、CPU26は、スミア補正回路54を制御し、スミア補正回路54に入力されている黒信号の輝度レベルに対して、30%輝度レベルを下げた補正輝度信号Mを生成する。30%輝度レベルを下げた補正輝度信号Mの図解図を図6(b)に示す。
そして、スミア補正回路54で生成された補正輝度信号Mは、スミア補正回路54内に設けられたバッファメモリ54aに格納される。そして、次のフレームの有効エリアに対応するデジタル撮像信号が、SDRAM30からスミア補正回路54に入力されると、スミア補正回路54は、該次のフレームの有効エリアに対応するデジタル撮像信号に対して、補正輝度信号Mを減算するスミア補正処理を1ラインずつ実行し、補正デジタル撮像信号を信号処理回路56に出力する。つまり、スミア補正処理において減算される補正輝度信号Mは、補正対象のデジタル撮像信号の1フレーム前の黒信号に基づく補正輝度信号となる。
また、閾値Aに対するピーク値の割合が100%であれば、CPU26は、スミア補正回路54を制御して、スミア補正回路54に入力されている黒信号に対して、何ら輝度レベルを下げる処理を施さない。スミア補正回路54は、スミア補正処理において、デジタル撮像信号に対して黒信号を減算する。
また、閾値Aに対するピーク値Xの割合が10%未満であれば、CPU26は、スミア補正回路54を制御し、スミア補正処理を実行しない。
信号処理回路56では、補正デジタル撮像信号に対して、色分離処理を施し、更にYUV変換により、Y、U、V信号に変換する。そして、信号処理回路56で変換されたデジタル画像信号は、バス40を介して、再びSDRAM30に格納される。本実施例においては、CCDイメージャ18から出力されたアナログ撮像信号が、信号処理回路56でデジタル画像信号に変換され、SDRAM30に格納されるまでの処理を撮影処理と定義する。
そして、SDRAM30に格納されたデジタル画像信号は、CPU26の制御によりLCD32へ出力される。LCD32は、図示しないLCDドライバを含み、LCDドライバは、Y、U、V信号をRGB信号に変換して、LCD32にデジタル画像信号に基づくスルー画像を表示させる。つまり、LCD32に表示される画像信号は、スミアが軽減されたスルー画像である。
さて、本実施例のデジタルカメラ10には、手振れ補正機能が搭載されており、操作部28が操作されることにより、手振れ補正モードが有効化される。手振れ補正モードが有効化されている状態で、LCD32にスルー画像が表示されている最中に手振れが発生すると、CPU26に接続された手振れセンサ58が手振れ量を検出する。この手振れセンサ58は、例えば、ジャイロセンサ等の角速度検出センサである。CPU26は、手振れセンサ58から出力される手振れ量に基づいて、モータ駆動部16を制御して光学レンズ12を移動させ、移動制御された光学レンズ12を介して、CCDイメージャ18の受光面上に結像された光学像は、上述したように各回路にて処理(撮影処理)が施され、SDRAM30に格納される。ここで、手振れ補正モードが有効化されている場合には、手振れ量に応じて以下に述べる(1)〜(3)にようにスミア補正処理が実行される。
(1)画角がほとんど変化しない程度の微小な手振れ量の場合
上述した手法で補正輝度信号Mが生成され、スミア補正処理が実行される。
(2)画角が完全に変化する程度の大きな手振れ量の場合
スミア補正処理を実行しない。
(3)(1)および(2)以外の場合
スミアが発生していると判断されるスミア発生画素からの輝度信号の輝度レベルと、該スミア発生画素の隣接している隣接画素からの輝度信号の輝度レベルとの平均値を算出し、平均値に対応する補正輝度信号(以後、補正輝度信号Nと称する)を生成して、スミア補正処理を実行する。例えば、隣接画素にノイズが載っていない、つまり黒信号の輝度レベルが0である場合には、スミア発生画素の輝度信号の輝度レベルの半分のレベルとなる補正輝度信号Nを生成し、スミア補正処理を実行する。このように、補正輝度信号のレベルを変更する理由としては、もし、手振れが発生した状態で、デジタル撮像信号に対して上述したような手法で補正輝度信号Mが生成され、スミア補正処理が実行されると、スミア補正処理が施された画素に隣接する画素に、偽色が発生したような不適切な画像がLCD32上に表示されてしまうからである。
次に、CPU26および画像処理回路24によって実行される、上述したスミア補正処理の手続について、図7および図8のフローチャートを用いて説明する。具体的には、図7に示すフローチャートは、CPU26および画像処理回路24によって実行されるスミア補正処理の手続であり、図8に示すフローチャートは、CPU26によって実行されるスミア補正処理のための補正輝度信号生成処理の手続である。これらの処理は、CPU26によって並列的に実行される。なお、これらの処理に対応する制御プログラムは、図示しない、フラッシュメモリに記憶されている。
まず、図7を参照してスミア補正処理全体の手続について説明する。ステップS1において、CPU26は、CCDイメージャ18から1V期間、被写体からの光学像の取り込みが終了したか否かを判別する。ステップS1にて、CPU26がYESと判別すると、ステップS3へ進み、手振れセンサ58から出力される角速度データを取り込み、手振れ量を検出し、ステップS5へ進む。
ステップS5では、CPU26は、手振れ量の判定を行う。該判定の詳細は、上述した(1)画角がほとんど変化しない程度の微小な手振れ量であるか否か、(2)画角が完全に変化する程度の大きな手振れ量であるか否か、(3)(1)および(2)以外であるか否かの判定を行う。ステップS5において、(1)または(3)であると判定すると、ステップS7へ進み、CPU26は、SDRAM30から有効エリアに対応するデジタル撮像信号を、1ラインずつスミア補正回路54へ入力させる。そして、ステップS9へ進み、スミア補正回路54は、バッファメモリ54aに格納されている補正輝度信号を用いて、スミア補正処理を実行し、ステップS1に戻る。
一方、ステップS5において、CPU26は、(2)であると判定すると、ステップS1に戻る。
次に、図8を参照して、スミア補正処理のための補正信号生成処理の手続について、説明する。ステップS21において、CPU26は、CCDイメージャ18から1V期間、被写体からの光学像の取り込みが終了したか否かを判別する。そして、ステップS23へ進み、参照ラインの黒信号の輝度レベルを検出し、ステップS25へ進む。ステップS25では、ステップS23において検出された輝度レベルからスミアが発生しているか否かを判別する。ここで、NOと判別した場合には、ステップS21へ戻り、YESと判別した場合には、ステップS27へ進む。
ステップS27では、スミア補正処理における手振れ量検出処理が完了したか否かを判別し、YESと判別すると、ステップS29へ進む。ステップS29では、スミア補正処理における手振れ量判定の結果((1)画角がほとんど変化しない程度の微小な手振れ量であるか否か、(2)画角が完全に変化する程度の大きな手振れ量であるか否か、(3)(1)および(2)以外であるか否かの判定結果)を参照して、(2)であると判別すると、ステップS31へ進む。ステップS31では、輝度レベルピーク値と閾値Aを比較し、閾値Aに対する輝度レベルピーク値の割合を算出する。次にステップS33へ進み、ステップS31において算出された割合に対応する補正輝度信号を生成し、ステップS37へ進む。
ステップS29において、(1)または(3)であると判別すると、ステップS35へ進み、スミア発生している画素と隣接する画素との黒信号の輝度平均値を算出し、該平均値となるような補正輝度信号を生成する。そして、ステップS37へ進む。ここで、ステップ33において生成される補正輝度信号は、上述した補正輝度信号Mであり、ステップS35において生成される補正輝度信号は、上述した補正輝度信号Nである。
ステップS37では、ステップS33またはステップS35において生成された補正輝度信号を、バッファメモリ54aに格納する。そして、ステップS21へ戻る。
このように、本実施例によるデジタルカメラ10では、スミア補正処理の際に、黒信号の輝度レベルや手振れ量に応じて、スミアを低減させる度合いを異ならしめることができるため、感度の高い画像を出力する際にも、適切なスミア補正処理を施すことができる。
10・・・ デジタルカメラ
12・・・ 光学レンズ
14・・・ 絞り
16・・・ モータ駆動部
18・・・ CCDイメージャ
20・・・ シグナルジェネレータ(SG)
22・・・ AFE回路
24・・・ 画像処理回路
26・・・ CPU
30・・・ SDRAM
50・・・ 輝度検出回路
54・・・ スミア補正回路
54a・・ バッファメモリ
56・・・ 信号処理回路
58・・・ 手振れセンサ

Claims (5)

  1. 光学的黒エリアおよび有効エリアが隣接して形成された複数の画素から画像信号を出力する撮像素子と、
    前記画像信号に含まれる前記光学的黒エリアに対応する黒画像信号に基づいてスミアレベルを検出するスミアレベル検出手段と、
    前記黒画像信号に基づいてスミア補正信号を生成する生成手段と、
    前記画像信号に含まれる前記有効エリアに対応する有効画像信号に対してスミア補正信号に基づいてスミア補正を施すスミア補正手段と、
    前記スミアレベルに応じて前記スミア補正信号のレベルを調整する調整手段を備える、撮像装置。
  2. 前記調整手段は、
    前記スミアレベル検出手段において検出されたスミアレベルが所定レベルも小さいか否かを判別するレベル判別手段と、
    前記レベル判別手段において前記スミアレベルが前記所定レベルよりも小さいと判別された場合に前記調整手段における前記スミア補正信号のレベルの調整を施さない処理を行い、
    前記レベル判別手段において前記スミアレベルが前記所定レベル以上であると判別された場合に前記調整手段における前記スミア補正信号のレベルを低減する調整を施す処理を行う第1制御手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像信号を所定フレームレートに従って繰り返し出力せしめる出力制御手段を更に備え、
    前記調整手段は、
    前記スミアレベル検出手段により検出されるスミアレベルに基づいてスミアが発生している前記有効エリアの水平方向の画素の位置を検出する画素位置検出手段と、
    前記スミア補正手段によりスミア補正が施された有効画像信号と、前の該スミア補正手段によりスミア補正が施された有効画像信号から動き量の検出を行う動き量検出手段と、
    前記動き量に基づいて、前記スミア補正信号に含まれる前記画素位置検出手段により検出された有効エリアの画素に対応する第1信号のレベルの調整を施す第2制御手段を備えることを特徴とする、請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記第2制御手段は、前記スミア補正信号に含まれる前記画素位置検出手段により検出された有効エリアの画素の隣接画素に対応する信号のレベルに基づいて、前記第1信号のレベルの調整を施すことを特徴とする、請求項3記載の撮像装置。
  5. 光学的黒エリアおよび有効エリアが隣接して形成された複数の画素から画像信号を出力する撮像素子を備える撮像装置において、該画像信号に対してスミア補正を施す制御方法であって、
    前記画像信号に含まれる前記光学的黒エリアに対応する黒画像信号に基づいてスミアレベルを検出するスミアレベル検出ステップと、
    前記黒画像信号に基づいてスミア補正信号を生成する生成ステップと、
    前記画像信号に含まれる前記有効エリアに対応する有効画像信号に対してスミア補正信号に基づいてスミア補正を施すスミア補正ステップと、
    前記スミアレベルに応じて前記スミア補正信号のレベルを調整する調整ステップを備える、制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2486841B (en) * 2009-09-23 2015-03-18 Qualcomm Technologies Inc Method and apparatus for image correction

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