JP2010163866A - Corner fish passage - Google Patents
Corner fish passage Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010163866A JP2010163866A JP2010069207A JP2010069207A JP2010163866A JP 2010163866 A JP2010163866 A JP 2010163866A JP 2010069207 A JP2010069207 A JP 2010069207A JP 2010069207 A JP2010069207 A JP 2010069207A JP 2010163866 A JP2010163866 A JP 2010163866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- fishway
- bottom wall
- plate portion
- baffle plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/60—Ecological corridors or buffer zones
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
Description
この発明は、河川等に設置される隅角部魚道に関するものである。 The present invention relates to a corner fishway installed in a river or the like.
国土交通省及び独立行政法人土木研究所において、平成4年度から実施されてきた「魚ののぼりやすい川づくりモデル事業」を通じて整理されてきた魚道設置の考え方は、現在、「魚ののぼりやすい川づくりの手引き」としてとりまとめが行われている。今後は、水系の視点に立ち、小規模な河川の堰・頭首工や河川周辺の水域を結ぶ樋門なども対象に、魚道の整備が全国的に展開される予定であり、このうち、小規模施設の魚道設置に当っては、技術的な課題だけでなく、設置費用や流量の確保も制限要因となり得る。そのため、現在ある各種魚道技術に加えて、安価で、少ない流量であっても遡上可能な領域を創造する魚道が望まれている。 The idea of installing a fishway that has been organized through the “Model Project for River Climbing Fish” that has been implemented since 1992 by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism and the Civil Engineering Research Institute is now "Is being compiled. In the future, from the viewpoint of the water system, the development of the fishway is scheduled to be developed nationwide, targeting small river weirs / heads and locks connecting the waters around the river. When installing a fishway in a small-scale facility, not only technical issues, but also securing installation cost and flow rate can be a limiting factor. Therefore, in addition to the various existing fishway technologies, there is a demand for a fishway that creates an area that is inexpensive and can be run up with a small flow rate.
ところで、現在魚道として一般的なものとして、水路に、その水路に対して脱着可能な複数の隔壁を取り付け、この各隔壁により水路内の水の流れを制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 By the way, what is currently attached to a waterway as a general thing as a fishway is a plurality of partitions that can be attached to and detached from the waterway, and each of these walls controls the flow of water in the waterway (for example, Patent Document 1).
しかし、特許文献1に開示されている魚道は、水路の両側壁に形成した差込み溝に隔壁が脱着する構造のため、水路の幅一杯にわたり隔壁が配置され、この隔壁によって水路内に流れの緩やかな領域を形成する。そのため、魚道のための独立した流れを別途形成せざるを得なく、到底、要望に沿うものではなかった。 However, since the fishway disclosed in Patent Document 1 has a structure in which the partition wall is attached to and removed from the insertion grooves formed on both side walls of the water channel, the partition wall is arranged over the full width of the water channel, and the flow of the water gradually flows into the water channel by the partition wall. A new region is formed. Therefore, an independent flow for the fishway had to be formed separately, and it was not in line with the demand.
そこでこの発明は、前記従来の技術の問題点を解決し、魚道のための独立した流れを形成するような必要がなく、流れの緩やかな領域を形成できて、魚の遡上経路として好適な隅角部魚道を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention solves the problems of the prior art, and does not need to form an independent flow for the fishway, can form a gentle flow region, and is suitable for a fish upstream path. The purpose is to provide a corner fishway.
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、水路の底壁に設置される魚道であって、縦向板部と該縦向板部の両側から上向き傾斜に連接された横向板部からなる略V字状の阻流板を複数個、水路の底壁に沿って所定の間隔をおいて配置し、前記阻流板の略V字状になった内側部及び外側部に沿った部分に魚類の遡上経路となる流れの緩やかな領域を形成したことを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is a fishway installed on the bottom wall of a water channel, wherein the vertical plate and the horizontal plate are connected in an upward inclination from both sides of the vertical plate. A plurality of substantially V-shaped baffle plates composed of plate portions are arranged at predetermined intervals along the bottom wall of the water channel, and the verge-like inner and outer portions of the baffle plate are arranged on the inner and outer portions. It is characterized by the formation of a slow-flowing region that becomes the upstream route of fish.
請求項2に記載の発明は、水路の底壁に設置される魚道であって、上向き傾斜の横向板部が二つ略V字状に接合してなる阻流板を複数個、水路の底壁に沿って所定の間隔をおいて配置し、前記阻流板の略V字状になった内側部及び外側部に沿った部分に魚類の遡上経路となる流れの緩やかな領域を形成したことを特徴とする。
The invention according to
前記のように、請求項1に記載の発明は、水路の底壁に設置される魚道であって、縦向板部と該縦向板部の両側から上向き傾斜に連接された横向板部からなる略V字状の阻流板を複数個、水路の底壁に沿って所定の間隔をおいて配置し、請求項2に記載の発明は、水路の底壁に設置される魚道であって、上向き傾斜の横向板部が二つ略V字状に接合してなる阻流板を複数個、水路の底壁に沿って所定の間隔をおいて配置し、いずれも前記阻流板の略V字状になった内側部及び外側部に沿った部分に魚類の遡上経路となる流れの緩やかな領域を形成したので、水路の幅一杯にわたり隔壁が配置された従来の魚道のように、別途独立した流れを形成するような必要がなく、魚の遡上経路として好適な隅角部魚道を提供することが可能となる。
As described above, the invention according to claim 1 is a fishway installed on the bottom wall of a water channel, and includes a vertically oriented plate portion and a horizontally oriented plate portion connected to both sides of the vertically oriented plate portion so as to be inclined upward. A plurality of substantially V-shaped baffle plates are arranged at predetermined intervals along the bottom wall of the water channel, and the invention according to
この発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施の形態1)
図1は、水路の中央部から一側にコンクリートで形成した側壁を臨む正面図、図2は、同平面図、図3は、同側面図である。1は隅角部魚道が設置される水路で、底壁2と、該底壁の一側に立設された側壁3からなっている。底壁2の他側は開放された状態になっているが、必要によっては同様な側壁を設けてもよい。水路1は図面で右側が上流であり、流向が矢印で示すようになっているとともに、図1に示すように上流から下流に向けて下向き傾斜となった勾配iが付けられている。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a front view of a side wall formed of concrete on one side from the center of the water channel, FIG. 2 is a plan view thereof, and FIG. 3 is a side view thereof. Reference numeral 1 denotes a water channel in which a corner fishway is installed, and includes a
底壁2と側壁3により隅角部5が形成され、この隅角部には複数個の阻流板7が隅角部5に沿って等間隔をおいて配置され、所定長さの隅角部魚道8を設置している。魚道8の長さは、この実施の形態1では3mにしている。阻流板7は、ベニヤ板あるいは金属板など任意の材質で作られ、図4にその形状を示すように縦向板部7aと、該板部の下端部から直角に連接した横向板部7bとからなる略L字状を呈している。図4で、b1は縦向板部7aの幅、b2は横向板部7bの幅であり、h1は縦向板部7aの高さ、h2は横向板部7bの高さである。このような阻流板7も、図1に示すように最上流側のものは上端を流れ方向の所定位置で揃えるべく高さが徐々に低くなっている。
A
前記のような形状の阻流板7は、縦向板部7aの外側縁が水路1の側壁3と接し、横向板部7bの下端縁が水路1の底壁2と接して、図5に示すように底壁2に向けて角度β傾斜して配置されている。安定した魚道の流況を保つためには、阻流板7の縦向板部7aの上端は、水路1の水面から突出させるのが好ましい。図5で、Aは阻流板7の配置間隔、Bは水路幅、Hは水路高さを示す。
In the
前記の構成とすることにより、簡単に魚道8を設置することができる。水路1の水深が図1,3のようにあると、水路1の上流から下流へ向けて流れる水が阻流板7群の隅角部5と反対側の開放側に沿った縦向板部7aや、横向板部7bに当って渦を発生させる。この渦の発生により特に図3に示すように阻流板7群の隅角部5と反対側の開放側に沿った部分に魚の遡上経路となる流れの緩やかな領域Xが形成される。この流速の遅い領域Xが魚の遡上経路となる。また、阻流板7と阻流板7の間からは、魚の遡上経路に対して横方向となる流れを発生させることができる。この横方向の流れは、図1,5に示す角度βによって、流れの大きさや変動幅を調整することが可能となる。この遡上経路に対して横方向となる流れの発生は魚の遡上にとって好ましいものではないが、このような複雑な流れに対する遊泳能力が劣る一部の魚種にとって遡上しにくい流況をあえて形成することができる可能性がある。
By setting it as the said structure, the fishway 8 can be installed easily. When the water depth of the water channel 1 is as shown in FIGS. 1 and 3, the vertically oriented plate portion along which the water flowing from the upstream to the downstream side of the water channel 1 runs along the open side opposite to the
この実施の形態1では水深が高くなっても流速の緩い領域が形成されるため、水路1の水深が阻流板7の横向板部7bの高さh2より大きい水深であれば同様の流況を維持することができる。前記のように、渦を発生させて流れの緩やかな領域Xを形成するには阻流板7の縦向板部7aの高さh1を水路1の水面より高くすることが望ましいが、困難な場合にはh1=h2としてもよい(但し、この場合、流れの緩やかな領域は小さくなる)。
In the first embodiment, since a region with a slow flow velocity is formed even when the water depth increases, a similar flow condition is obtained if the water depth of the water channel 1 is greater than the height h2 of the
(実施の形態2)
図6は、正面図、図7は、同平面図、図8は、同側面図、図9は、阻流板の形状を示す図面である。この実施の形態2で、実施の形態1と相違するところは、図9から明らかなように阻流板17の縦向板部17aと横向板部17bを角度θで連接した構成とし、図10に示すように底壁12に向けて角度β、かつ側壁13と接した部分を基準として接していない部分が上流側に向けて角度α、それぞれ傾斜するように配置した点である。そのほかの構成は同様であるので、同様の部分には同一符号に10をプラスして示し、その説明を省略する。実施の形態1と同様、安定した魚道の流況を保つためには、阻流板17の縦向板部17aの上端は、水路11の水面から突出させるのが好ましい。
(Embodiment 2)
6 is a front view, FIG. 7 is a plan view thereof, FIG. 8 is a side view thereof, and FIG. 9 is a drawing showing the shape of a baffle plate. In the second embodiment, the difference from the first embodiment is that the
この実施の形態2においても、図8に示すように阻流板17群の隅角部15と反対側の開放側に沿った部分に魚の遡上経路となる流れの緩やかな領域Xが形成され、実施の形態1とほぼ同様の作用効果が期待できる。また、実施の形態2においては、さらに阻流板17が上流側に向けて角度α傾斜して配置されているので、水路11の水深が小さい場合であっても、横向板部17bの先端下縁の高さ(標高)17cが縦向板部17aと横向板部17bの連接部上縁の高さ17dより高くなっていることによって、上流側からの水が阻流板17の横向板部17bに沿って縦向板部17aの方向に向かって流れ、隅角部15と阻流板17の間に水が溜まったプールおよび高さ17dを越流する流れを形成することができる。この高さ17dを越流する流れとプールの連続により、水路11の底壁12面上に薄い流れしかなく魚の遡上が不可能と思われる場合でも、魚の遡上経路を確保することが可能となる。但し、水路11の水深が大きくなると側壁13付近で湧き上がりが生じることがあり、水深の変化幅が大きくなる場合には注意が必要である。また、阻流板17と阻流板7の間からは、魚の遡上経路に対して横方向となる流れを発生させることができる。この横方向の流れは、図6,7に示す角度βや角度αによって、流れの大きさや変動幅を調整することが可能となる。この遡上経路に対して横方向となる流れの発生は魚の遡上にとって好ましいものではないが、このような複雑な流れに対する遊泳能力が劣る一部の魚種にとって遡上しにくい流況をあえて形成することができる可能性がある。
Also in the second embodiment, as shown in FIG. 8, a gentle flow region X serving as a fish upstream path is formed in a portion along the open side opposite to the corner 15 of the
(実施の形態3)
図11は、正面図、図12は、同平面図、図13は、同側面図、図14は、阻流板の形状を示す図面である。この実施の形態3では、基本形態が実施の形態2と同じであり、実施の形態2と相違するところは、阻流板27の横向板部27bの、縦向板部27aと接する部分から中間部にかけた上部に凹部29を切欠形成した点である。このような凹部29を設けたのは水路21を流れる水の水深が小さい低水位時の場合でも魚が遡上可能な領域を作り出すことにある。そのほかの構成は同様であるので、同様の部分には同一符号に20をプラスして示し、その説明を省略する。図14で、h3は凹部29の深さ、b3は凹部29の幅を示す。実施の形態1,2と同様、安定した魚道の流況を保つためには、阻流板27の縦向板部27aの上端は、水路21の水面から突出させるのが好ましい。
(Embodiment 3)
11 is a front view, FIG. 12 is a plan view thereof, FIG. 13 is a side view thereof, and FIG. 14 is a drawing showing the shape of a baffle plate. In the third embodiment, the basic form is the same as that of the second embodiment, and the difference from the second embodiment is that the
前記のような構成とすることにより、実施の形態2と同様に、水路21の底壁22面上に薄い流れしかなく、魚の遡上が不可能と思われる場合でも、魚の遡上を可能とすることができるとともに、その遡上経路となる幅を実施の形態2の場合より大きく確保することが可能となる。この実施の形態3のもとにおいて、高水位時においては、実施の形態1,2と同様、阻流板27群の隅角部25と反対側の開放側に沿った部分に魚の遡上経路となる流れの緩やかな領域Xが形成され、実施の形態1,2とほぼ同様の作用効果が期待できる。ただし、実施の形態2と同様、水路21の水深が大きくなると側壁23付近で湧き上がりが生じることがあり、水深の変化幅が大きくなる場合には注意が必要である。
By adopting the configuration as described above, as in the second embodiment, even when there is only a thin flow on the
(実施の形態4)
図15は、正面図、図16は、同平面図、図17は、同側面図、図18は、阻流板の形状を示す図面である。この実施の形態4で、実施の形態3と相違するところは、阻流板37の縦向板部37aの高さが半分以下になっている点、これら阻流板37の縦向板部37a全ての上端面間にわたり、波返し板39が取り付けられている点である。波返し板39は1枚の長い板からなり、各縦向板部37aの上端面に載置された形で固定される。そのほかの構成は同様であるので、同様の部分には同一符号に30をプラスして示し、その説明を省略する。図17で、hは波返し39の設置高、bは波返し板39の幅を示す。
(Embodiment 4)
15 is a front view, FIG. 16 is a plan view thereof, FIG. 17 is a side view thereof, and FIG. 18 is a drawing showing the shape of a baffle plate. The fourth embodiment is different from the third embodiment in that the height of the
前記のような構成とすることにより、水路31の水深が阻流板の高さhより高くなったとしても、水の湧き上がりが生じるのを防ぐことが可能となる。このとき、実施の形態1,2,3と同様に、阻流板37群の隅角部35との間に流れのおだやかな領域Xを保つとともに、波返し39と阻流板37の間には、さらに流れが緩やかな領域Xaを作り出すことができる。また、水深が阻流板の高さhよりも小さい場合における実施の形態2,3の特徴を損なうことは無い。この実施の形態4においては、実施の形態1,2,3において、安定した魚道の流況を保つために必要であった阻流板37の縦向板部37aの上端がそれぞれ水路31の水面から突出しなければならない条件は不要である。すなわち、この実施の形態4は、魚道を設置した水路31の水深が高くなる場合には、隅角部魚道そのものの規模を小さくすることができるため経済的となる。
By adopting the configuration as described above, even if the water depth of the
この波返し板39はあくまでも一例である。例えば、阻流板37の縦向板部37aの高さhを側壁33と同じにしてもよく、その場合には波返し板39の一縁から幅方向中間部に向けて阻流板37の縦向板部37aへの嵌め込み溝を形成し、該溝を縦向板部37aへ嵌め込むことにより取り付けることが可能である。
This
(実施の形態5)
図20は、正面図、図21は、同平面図、図22は、同側面図、図23は阻流板の形状を示す図面である。この実施の形態5は、実施の形態2〜4の技術を応用したもので、隅角部をもたない流下面においても本技術の適用が可能なようにしたものである。すなわち、例えば川幅が広い場合に、隅角部のある位置と下流の澪筋が離れている場合のように、魚道を澪筋近くに設置したほうがよいと考えられる場合に隅角部に依存しない設置例として有効であり、図23に示したように、縦向板部(平板部)47aと該縦向板部の両側から上向き傾斜に角度θで連接した横向板部(斜板部)47bからなる略V字状の阻流板47を複数個、水路41の底壁42に沿って等間隔をおいて配置している。そのほかの構成は同様であるので、同様の部分には同一符号に40をプラスして示し、その説明を省略する。
(Embodiment 5)
20 is a front view, FIG. 21 is a plan view thereof, FIG. 22 is a side view thereof, and FIG. 23 is a drawing showing the shape of a baffle plate. In the fifth embodiment, the technique of the second to fourth embodiments is applied, and the present technique can be applied to a flow surface having no corner portion. In other words, when the river width is wide, it is not dependent on the corner when it is thought that it is better to install the fishway close to the rod, such as when the position of the corner is far away from the downstream rod As an example of installation, as shown in FIG. 23, as shown in FIG. 23, a vertically oriented plate portion (flat plate portion) 47a and a horizontally oriented plate portion (swash plate portion) 47b connected at an angle θ upwardly from both sides of the vertically oriented plate portion. A plurality of substantially V-shaped
前記のようなものにおいても、縦向板部47aの上部となる内側部及び両横向板部47bの外側部に沿った部分に魚類の遡上経路となる流れの緩やかな領域Xを形成することができる。水深が小さい場合には中心部(縦向板部47aの上部)に水が集まり、そこが魚の遡上経路となる。水深が大きい場合は阻流板の脇(両横向板部47bの外側部)が魚の遡上経路となる
Even in the above-described configuration, a gentle flow region X serving as a fish upstream path is formed in the inner portion that is the upper portion of the vertical plate portion 47a and the outer portion of both the
変形例として図示しないが、実施の形態5のもので、縦向板部47aがなく、2枚の横向板部47bが略V字状になった阻流板を複数個、水路の底壁に沿って等間隔をおいて配置したものとしてもよい。 Although not shown as a modification, in the fifth embodiment, there are a plurality of baffle plates that are substantially V-shaped without the vertically-oriented plate portion 47a and are formed on the bottom wall of the water channel. It is good also as what was arrange | positioned at equal intervals along.
前記では河川のところどころに設置される堰に設けられる水路1,11,21,31,41を例として示したが、河川のみならず河川と水田間にある樋門、あるいは魚の遡上を困難にしている水路などにも適用することができる。また、阻流板7,17,27,37,47の構成も好ましい一例を示したにすぎず、必ずしも図示したものに限定される訳ではない。さらに、必ずしも傾斜させる必要もないし、その形状も例えば縦向板部をなくして横向板部のみで形成するとか、任意である。その他、実施に際しては特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において適宜にその設計を変更、修正を行うことができるものである。
In the above, the
また、実施の形態1,2,3,4,5のいずれにおいても、水路底壁や水路側壁に直接阻流板を固定する方法のほか、実施の形態1から4にあっては水路底壁と側壁に沿ったL字型の板もしくは底板に添った平面状の板に、実施の形態5にあっては底壁に沿った平面状の板に、あらかじめ阻流板を据付けこれを水路の隅角部に固定することにより、魚道の設置を簡易なものとすることができる。 In any of the first, second, third, fourth, and fifth embodiments, in addition to the method of fixing the baffle plate directly to the channel bottom wall and channel side wall, the channel bottom wall in the first to fourth embodiments. In the fifth embodiment, a baffle plate is installed in advance on a flat plate along the bottom wall in the fifth embodiment, or in a flat plate along the bottom wall in the fifth embodiment. By fixing to the corner, the installation of the fishway can be simplified.
1,11,21,31,41 水路
2,12,22,32,42 底壁
3,13,23,33,43 側壁
5,15,25,35 隅角部
7,17,27,37,47 阻流板
7a,17a,27a,37a,47a 縦向板部
7b,17b,27b,37b,47b 横向板部
8,18,28,38,48 魚道
29 凹部
39 波返し板
1, 11, 21, 31, 41
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010069207A JP2010163866A (en) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | Corner fish passage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010069207A JP2010163866A (en) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | Corner fish passage |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005219853A Division JP4603948B2 (en) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | Corner fishway |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010163866A true JP2010163866A (en) | 2010-07-29 |
Family
ID=42580232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010069207A Pending JP2010163866A (en) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | Corner fish passage |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010163866A (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363956A (en) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Univ Nihon | Fish ladder, kit, and method for assisting going-upstream and/or -downstream of aquatic organism |
US6588370B1 (en) * | 2001-10-03 | 2003-07-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior | Labyrinth weir and pool fishway |
-
2010
- 2010-03-25 JP JP2010069207A patent/JP2010163866A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363956A (en) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Univ Nihon | Fish ladder, kit, and method for assisting going-upstream and/or -downstream of aquatic organism |
US6588370B1 (en) * | 2001-10-03 | 2003-07-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior | Labyrinth weir and pool fishway |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Pagliara et al. | Effect of stilling basin geometry on the dissipative process in the presence of block ramps | |
JP4603948B2 (en) | Corner fishway | |
JP2009287208A (en) | Spiral fishladder | |
JP2010163866A (en) | Corner fish passage | |
JP3162086U (en) | Assembled fishway | |
JP5638380B2 (en) | Shake reduction device and shake reduction floating body | |
JP2006070537A (en) | Right-angled v-shaped energy dissipator, cascade work using the same, and stepped-down waterway using them | |
JP2005155334A (en) | Hydraulic energy recovering unit | |
JP2008025310A (en) | Fish-pass partition wall, fish-pass block and fish-pass structure | |
KR101199930B1 (en) | A culvert block for regulation of fluid-velocity | |
JP2007138401A (en) | Revetment wall for river, and construction method of revetment wall for river | |
JPH02299525A (en) | Method for forming artificial upwelling flow | |
RU2274705C1 (en) | Method for fish attractive flow forming in fish pass and fish pass | |
US8836155B2 (en) | Hydrodynamic array with mass transit tunnels | |
KR200432326Y1 (en) | fish a way block structure | |
JP2009287292A (en) | Screen for water channel and method of fixing screen for water channel | |
JP5132558B2 (en) | Water utilization facilities and methods using waterways | |
KR200348408Y1 (en) | Fish Way Block | |
KR200348409Y1 (en) | Fish Way Block | |
KR101384676B1 (en) | Underground heat exchange system using permanent drainage | |
KR101274675B1 (en) | Seawater circulation block for preventing sand erosion | |
JP6653405B1 (en) | How to install the capturing body | |
JP2014080798A (en) | Water flowing structure of gutter block | |
JP7053222B2 (en) | Installation structure of driftwood capture work | |
JP2008075258A (en) | Rectifier |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100426 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20100420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120626 |