JP2010163774A - チェックリンク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定部材の小型化を図った場合にも、第1ケースと第2ケースとを確実に連結保持すること。
【解決手段】板状の固定部材50の第1嵌合突部52が第2ケース40の第2係合部48から第1ケース30の第1係合部37に亘って貫通することにより、第1ケース30と第2ケース40とを連結保持している。このため、従来のように第1ケース30および第2ケース40を、それぞれの対向面と直交する方向に固定ピンを挿通することによって連結保持する場合と比較して、第1ケース30と第2ケース40とに互いに離反する方向に力が加わった場合に、この力に固定部材50がより抵抗できるようになり、該固定部材50を板状部材で構成して小型化を図ったとしても、第1ケース30と第2ケース40とを確実に連結保持することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアの最大開位置を規定するチェックリンク装置に関するものである。
従来、車両本体に対するドアの最大開位置を規定するため、チェックリンク装置が用いられている。このチェックリンク装置は、例えば、ドアに保持部材を備えるとともに、車両本体にアームを備えている。保持部材は、アームを摺動可能に挿通させるためのものである。アームは、略T字状に構成したもので、基部およびストッパ部を有している。基部は、長さ方向に延在する部分である。ストッパ部は、基部の一端部から該基部の延在方向に略直交する方向に延在する部分である。アームの基部には、他端部にピン孔が形成されている。このアームは、基部を保持部材に摺動可能に挿通した状態で、ピン孔に揺動ピンが挿通されている。これにより、アームが、ピン孔に挿通された揺動ピンを介して、ドアの揺動軸と平行な軸回りに揺動可能に車両本体に保持されている。
このチェックリンク装置では、車両本体に対してドアが開方向に揺動されると、ドアに設けられた保持部材が、アームを揺動ピンの軸心回りに適宜揺動させながら、該アームに対してストッパ部側に移動することになる。この間、保持部材の内壁面は、アームにおいて基部に摺接することになる。さらに車両本体に対してドアが開方向に揺動されると、やがてドアに設けられた保持部材が、アームのストッパ部に当接することになる。これにより、車両本体に対してドアがさらに開方向に揺動されることを阻止することができるようになり、車両本体に対するドアの最大開位置を規定することができる。
ところで、従来のチェックリンク装置の中には、保持部材を第1ケースと第2ケースとに分割して構成し、これら各ケースによってアームの基部を摺動可能に保持したものがある。具体的には、第1ケースと第2ケースとの対向面を対向させて相互間にアームの基部を挟み、この状態で固定ピンを挿通することにより第1ケースと第2ケースとを連結保持している(例えば、特許文献1参照)。
特表2006−517627号公報
しかしながら、従来のチェックリンク装置では、第1ケースと第2ケースとを、それぞれの対向面と直交する方向に固定ピンを挿通することによって連結保持しているため、該固定ピンの小型化を図ることが困難であった。すなわち、固定ピンを小型化すると、第1ケースと第2ケースとに互いに離反する方向に力が加わった場合に、この力に固定ピンが耐えられず変形するなどの不具合が生じる虞があった。したがって、第1ケースと第2ケースとを確実に連結保持するためには、固定ピンの小型化を図ることが困難であり、これにより、第1ケースおよび第2ケースを小型化することも困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、固定部材の小型化を図った場合にも、第1ケースと第2ケースとを確実に連結保持することのできるチェックリンク装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るチェックリンク装置は、基部の一端部にストッパ部を有するアームと、第1ケースおよび第2ケースを有し、これら各ケースの対向面を対向することにより挿通孔を形成した状態で固定部材を介して前記各ケースを連結保持して構成した保持部材とを備え、前記基部の他端部を介して車両本体またはこの車両本体に対して開閉可能なドアのいずれか一方にアームを保持させ、かつ他方に前記保持部材を前記挿通孔に前記アームの基部が挿通された状態で保持させ、車両本体に対してドアが開成された場合に、前記保持部材と前記ストッパ部とが当接してドアの最大開位置を規定するチェックリンク装置において、前記第1ケースおよび前記第2ケースは、互いに対向配置することにより前記対向面と交差する方向に延在する接合面を構成する係合部をそれぞれ有したものであり、前記固定部材は、板状部材から成り、前記第1ケースの係合部および前記第2ケースの係合部に亘って配設することにより、前記第1ケースと前記第2ケースとを連結保持する係合突部を有するものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るチェックリンク装置は、上述した請求項1において、前記固定部材は、前記係合突部よりも前記ストッパ部側に配置され、車両本体に対してドアが開成された場合に、前記ストッパ部に当接する当接部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るチェックリンク装置は、上述した請求項2において、前記第1ケースおよび前記第2ケースは、それぞれドアに保持させたものであり、前記係合突部をドアに当接する位置まで延在したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るチェックリンク装置は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記第1ケースおよび前記第2ケースと、前記係合突部との間に、前記固定部材が前記第1ケースおよび前記第2ケースに対して前記ストッパ部側に移動することを阻止する係合手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るチェックリンク装置は、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記第1ケースと前記第2ケースとを同一形状に構成したことを特徴とする。
本発明によれば、第1ケースおよび第2ケースが、互いに対向配置することにより対向面と交差する方向に延在する接合面を構成する係合部をそれぞれ有し、固定部材が、板状部材から成り、第1ケースの係合部および第2ケースの係合部に亘って配設することにより、第1ケースと第2ケースとを連結保持する係合突部を有している。このため、従来のように第1ケースおよび第2ケースを、それぞれの対向面と直交する方向に固定ピンを挿通することによって連結保持する場合と比較して、第1ケースと第2ケースとに互いに離反する方向に力が加わった場合に、この力に固定部材がより抵抗できるようになり、該固定部材を板状部材で構成して小型化を図ったとしても、第1ケースと第2ケースとを確実に連結保持することが可能となる。これにより、第1ケースおよび第2ケースを小型化することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるチェックリンク装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態であるチェックリンク装置を示したもの、図3および図4は、図1に示したチェックリンク装置の分解斜視図である。ここで例示するチェックリンク装置は、図5に示すように、四輪自動車の車両本体Bにアーム10を備えるとともに、車両本体Bにおいて前席右側に配置されたドアDに保持部材20を備えている。このドアDは、一側端部を介して車両本体Bに設けた前方ヒンジHにヒンジ結合してあり、上下方向に沿った軸心回りに揺動することが可能である。これにより、ドアDが、車両本体Bに対して開閉可能に配設されている。
アーム10は、略T字状に構成したもので、図3および図4に示すように、基部11およびストッパ部12を有している。このアーム10は、平板状を成す鋼板の外表面全域を合成樹脂材料で被覆して構成してあり、適用する合成樹脂材料としては、加工が容易で、かつ高強度なものが望ましく、例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS樹脂、ポリアセタールなどの熱可塑性樹脂が好適である。
アーム10の基部11は、アーム10において長さ方向に延在する部分である。この基部11には、一端部にストッパ部12が設けてある一方、他端部にピン孔11aが形成してある。
また、アーム10の基部11には、図3および図4に示すように、ピン孔11aの近傍に位置し、最も厚み(図8において上下方向の厚さ)を薄くした初期部11bから、ストッパ部12側に漸次厚みを厚くした後に局部的に厚みを薄くすることによりチェック部11cが設けてある。この基部11は、チェック部11cから、ストッパ部12側に漸次厚みを厚くした後に該ストッパ部12まで所定の厚みで延在している。
アーム10のストッパ部12は、基部11の一端部に構成したブロック状を成す部分である。このストッパ部12には、基部11の他端部側となる部位に当接面12aが設けてある。この当接面12aは、基部11の一端部の外表面に対して略直角を成すように、厚さ方向(図8において上下方向)に延在している。
保持部材20は、図1、図2、図3および図4に示すように、第1ケース30と第2ケース40とのそれぞれの対向面30a、40aを対向することにより挿通孔21を形成した状態で固定部材50を介して連結保持して構成したものである。
第1ケース30は、合成樹脂材料から成るもので、図3および図4に示すように、ブロック状を成す第1ケース本体31を有している。第1ケース本体31は、一端面が開口した箱状に構成してある。この第1ケース本体31の4つの側面部において32、33、34、35において2つの対向する側面部32、33には、図1および図2に示すように、それぞれの開口端部に挿通孔21を形成するための凹部32a、33aが設けてある。また、第1ケース本体31の側面部33には、図4に示すように、挿通開口33bが形成してある。挿通開口33bは、側面部33において第1ケース本体31の他端面側、かつ幅方向(図6において上下方向)の略中央となる部位に、対向面30aと略平行となる態様で形成したスリット状の開口である。
また、第1ケース本体31には、図3および図4に示すように、保持部36、第1係合部(係合部)37および第2係合部38が設けてある。保持部36は、第1ケース本体31の他端面において、側面部32から連続する態様で突設した部分であり、締結部材36aが取り付けてある。締結部材36aは、金属材料から成るもので、把持部36bの一端面に円筒状を成す締結部36cを有している。この締結部材36aは、保持部36において幅方向(図6において上下方向)の略中央となる部位に、把持部36bを埋設する態様で一体的に設けてある(いわゆるインサート成形)。この締結部36cには、外周面にねじ溝36dが形成してある。
第1係合部37は、側面部34において側面部32側となる部位に一体的に設けた略直方体形状を成す部分である。この第1係合部37は、その一側面37aが側面部32の外表面と略平行となるように、長手方向(図8において上下方向)の長さの1/2となる部分を介して側面部34と連続してあり、かつ他の部分が下方(図8において下方)に延在している。図3からも明らかなように、この第1係合部37の側面部32側には、第1係合片(係合手段)34aが一体的に設けてある。第1係合片34aは、側面部34において、側面部32よりも距離h(図6参照)だけ側面部33側となる部位から該側面部32の外表面と略平行となるように突設した部分である。また、第1係合部37には、係合孔37bが形成してある。係合孔37bは、一側面37aから第1係合片34aの側面部32側にまで連通する態様で、第1係合部37の長手方向に沿って形成したスリット状の孔である。
第2係合部38は、側面部35において側面部33側となる部位に一体的に設けてある。この第2係合部38は、その一側面38aが側面部32の外表面と略平行となるように、長手方向(図8において上下方向)の長さの1/2となる部分を介して側面部35と連続してあり、かつ他の部分が下方(図8において下方)に延在している。また、第2係合部38には、係合孔38bが形成してある。係合孔38bは、一側面38aから側面部33側に連通する態様で、第2係合部38の長手方向に沿って形成したスリット状の孔である。図3および図4からも明らかなように、この第2係合部38の側面部32側には、第2係合片35aが設けてある。第2係合片35aは、第1係合片34aと同一形状に構成してあり、側面部35において、側面部32よりも距離h(図6参照)だけ側面部33側となる部位から該側面部32の外表面と略平行となるように突設した部分である。この第2係合片35aには、係合孔38bと前後方向(図6において左右方向)に重ね合わせる態様で、係合溝35bが形成してある。また、第2係合部38の一側面38aと第2係合片35aとの前後方向相互間距離(図6において左右方向の長さ)は、第1係合部37の前後方向長さ(図6において左右方向の長さ)とほぼ同一に構成してある。
第2ケース40は、合成樹脂材料から成るもので、図3および図4に示すように、ブロック状を成す第2ケース本体41を有している。第2ケース本体41は、一端面が開口した箱状に構成してある。この第2ケース本体41の4つの側面部において42、43、44、45において2つの対向する側面部42、43には、図1および図2に示すように、それぞれの開口端部に挿通孔21を形成するための凹部42a、43aが設けてある。また、第2ケース本体41の側面部43には、図4に示すように、挿通開口43bが形成してある。挿通開口43bは、側面部43において第2ケース本体41の他端面側、かつ幅方向(図6において上下方向)の略中央となる部位に、対向面40aと略平行となる態様で形成したスリット状の開口である。
また、第2ケース本体41には、図3および図4に示すように、保持部46、第1係合部47および第2係合部(係合部)48が設けてある。保持部46は、第2ケース本体41の他端面において、側面部42から連続する態様で突設した部分であり、締結部材46aが取り付けてある。締結部材46aは、金属材料から成るもので、把持部46bの一端面に円筒状を成す締結部46cを有している。この締結部材46aは、保持部46において幅方向(図6において上下方向)の略中央となる部位に、把持部46bを埋設する態様で一体的に設けてある(いわゆるインサート成形)。この締結部46cには、外周面にねじ溝46dが形成してある。なお、本実施の形態では、第1ケース30の締結部材36aと同一に構成したものを、締結部材46aに適用している。
第1係合部47は、側面部44において側面部32側となる部位に一体的に設けた略直方体形状を成す部分である。この第1係合部47は、その一側面47aが側面部42の外表面と略平行となるように、長手方向(図8において上下方向)の長さの1/2となる部分を介して側面部44と連続してあり、かつ他の部分が上方(図8において上方)に延在している。図3からも明らかなように、この第1係合部47の側面部42側には、第1係合片44aが一体的に設けてある。第1係合片44aは、側面部44において、側面部42よりも距離h(図6参照)だけ側面部43側となる部位から該側面部42の外表面と略平行となるように突設した部分である。また、第1係合部47には、係合孔47bが形成してある。係合孔47bは、一側面47aから第1係合片44aの側面部42側にまで連通する態様で、第1係合部47の長手方向に沿って形成したスリット状の孔である。
第2係合部48は、第1係合部38と同一形状に構成してあり、側面部45において側面部43側となる部位に一体的に設けてある。この第2係合部48は、その一側面48aが側面部42の外表面と略平行となるように、長手方向(図8において上下方向)の長さの1/2となる部分を介して側面部45と連続してあり、かつ他の部分が上方(図8において上方)に延在している。また、第2係合部48には、係合孔48bが形成してある。係合孔48bは、一側面48aから側面部43側に連通する態様で、第2係合部48の長手方向に沿って形成したスリット状の孔である。図3および図4からも明らかなように、この第2係合部48の側面部42側には、第2係合片(係合手段)45aが設けてある。第2係合片45aは、第1係合片44aと同一形状に構成してあり、側面部45において、側面部42よりも距離h(図6参照)だけ側面部43側となる部位から該側面部42の外表面と略平行となるように突設した部分である。この第2係合片45aには、係合孔48bと前後方向(図6において左右方向)に重ね合わせる態様で、係合溝45bが形成してある。また、第2係合部48の一側面48aと第2係合片45aとの前後方向相互間距離(図6において左右方向の長さ)は、第1係合部47の前後方向長さ(図6において左右方向の長さ)とほぼ同一に構成してある。
ここで、本実施の形態では、図3および図4に示すように、第1ケース30と第2ケース40とを同一形状に構成してある。すなわち、第2ケース40は、第1ケース30を上下反転(図8において上下方向)して適用している。つまり、第1ケース30の第2係合部38は、第2ケース40の第2係合部48であるとともに、第2ケース40の第1係合部47は、第1ケース30の第1係合部37である。
また、第1ケース本体31の内部には、図3、図4および図8に示すように、該第1ケース本体31の奥方(他端面側)から順に、弾性体22と摺動体23とが収容してある。弾性体22は、ブロック状を成すもので、その弾性力によって摺動体23を開口側に向けて押圧するものである。この弾性体22は、例えば、合成ゴムによって構成してある(いわゆるゴムスプリング)。摺動体23は、略L字状に構成したもので、平板状を成す第1ベース部23aを介して弾性体22と接触している。この第1ベース部23aには、一端部に平板状を成す第2ベース部23bが連結してある。この第2ベース部23bは、第1ベース部23aの一端部から外方に向けて略直角を成すように、一端部を介して連結してある。また、第1ベース部23aおよび第2ベース部23bは、それぞれの一面に突起部23c、23dを有している。突起部23cは、第1ベース部23aの一面から外方に向けて凸となる部分である。突起部23dは、第2ベース部23bにおいて第1ベース部23aの突起部23c側となる一面から外方に向けて凸となる部分である。この摺動体23は、弾性体22よりも摩擦係数が小さい材料から成るもので、例えば、ポリアセタールなどの合成樹脂材料によって構成してある。
また、第2ケース本体41の内部には、図3、図4および図8に示すように、該第2ケース本体41の奥方(他端面側)から順に、弾性体22と摺動体23とが収容してある。弾性体22は、ブロック状を成すもので、その弾性力によって摺動体23を開口側に向けて押圧するものである。この弾性体22は、例えば、合成ゴムによって構成してある(いわゆるゴムスプリング)。摺動体23は、略L字状に構成したもので、平板状を成す第1ベース部23aを介して弾性体22と接触している。この第1ベース部23aには、一端部に平板状を成す第2ベース部23bが連結してある。この第2ベース部23bは、第1ベース部23aの一端部から外方に向けて略直角を成すように、一端部を介して連結してある。また、第1ベース部23aおよび第2ベース部23bは、それぞれの一面に突起部23c、23dを有している。突起部23cは、第1ベース部23aの一面から外方に向けて凸となる部分である。突起部23dは、第2ベース部23bにおいて第1ベース部23aの突起部23c側となる一面から外方に向けて凸となる部分である。この摺動体23は、弾性体22よりも摩擦係数が小さい材料から成るもので、例えば、ポリアセタールなどの合成樹脂材料によって構成してある。
固定部材50は、平板状を成す鋼板を折り曲げて構成したもので、図3および図4に示すように、当接部51、第1嵌合突部(係合突部)52、第2嵌合突部53、第1挿通突部54、および第2挿通突部55を有している。当接部51は、略正方形状を成す部分であり、貫通孔51aを有している。貫通孔51aは、当接部51の中央部に形成された孔であり、アーム10の基部11を通過可能とする一方、ストッパ部12を通過不能とする大きさに構成してある。また、当接部51には、一端面にブロック面51bが設けてある。
第1嵌合突部52は、当接部51の縁部から略直角を成すように折り曲げた部分であり、第1ケース30の第1係合部37に形成した係合孔37b、および第2ケース40の第2係合部48に形成した係合孔48bに唯一嵌合することのできる大きさに構成してある。この第1嵌合突部52は、当接部51から先端部までの距離を、第2ケース40における側面部42から側面部44での前後方向長さ(図6において左右方向)とほぼ同一に構成してある。また、第1嵌合突部52には、図3、図4および図7に示すように、一対の係合爪(係合手段)52aが設けてある。一対の係合爪52aは、第1嵌合突部52において、先端面から距離h(図7参照)だけ当接部51側となる上下端面(図8において上下方向)から外方に向けてそれぞれ略直角に突出した後、漸次先端面に向けて傾斜する態様で設けてある。
第2嵌合突部53は、当接部51の縁部から第1嵌合突部52と平行となる態様で折り曲げた部分であり、第1ケース30の第2係合部38に形成した係合孔38b、および第2ケース40の第1係合部47に形成した係合孔47bに唯一嵌合することのできる大きさに構成してある。この第2嵌合突部53は、当接部51から先端部までの距離を、第1ケース30における側面部32から側面部34での前後方向長さ(図6において左右方向)とほぼ同一に構成してある。また、第2嵌合突部53には、図3、図4および図7に示すように、一対の係合爪53aが設けてある。一対の係合爪53aは、第2嵌合突部53において、先端面から距離h(図7参照)だけ当接部51側となる上下端面(図8において上下方向)から外方に向けてそれぞれ略直角に突出した後、漸次先端面に向けて傾斜する態様で設けてある。
第1挿通突部54は、当接部51の縁部から略直角を成すように折り曲げた部分であり、第1ケース30に形成した挿通開口33bに挿通することのできる大きさに構成してある。第2挿通突部55は、当接部51の縁部から第1挿通突部54と平行となる態様で折り曲げた部分であり、第2ケース40に形成した挿通開口43bに挿通することのできる大きさに構成してある。
ここで、第1嵌合突部52、第2嵌合突部53、および第1挿通突部54は、第1挿通突部54を挿通開口33bに挿通する場合に、これとほぼ同時に第1嵌合突部52を第1ケース30の係合孔37bに嵌合することができるとともに、第2嵌合突部53を第1ケース30の係合孔38bに嵌合することができる位置にそれぞれ設けてある。また、第1嵌合突部52、第2嵌合突部53、および第2挿通突部55は、第2挿通突部55を挿通開口43bに挿通する場合に、これとほぼ同時に第1嵌合突部52を第2ケース40の係合孔48bに嵌合することができるとともに、第2嵌合突部53を第2ケース40の係合孔47bに嵌合することができる位置にそれぞれ設けてある。また、本実施の形態では、第1嵌合突部52と第2嵌合突部53とが、対称形状であるとともに、第1挿通突部54と第2挿通突部55とが、対称形状であるため、これら第1嵌合突部52、第2嵌合突部53、第1挿通突部54および第2挿通突部55の中で、第1挿通突部54を挿通開口33bあるいは第2挿通突部55を挿通開口43bに挿通すれば、他の三つを第1ケース30および第2ケース40に組み付けることができる。
上述した保持部材20を構成する場合には、まず、図3および図4に示すように、固定部材50の貫通孔51aに、ブロック面51b側からアーム10の基部11を挿通する。次に、第1ケース本体31の内部に、奥方(他端面側)から順に、弾性体22と摺動体23を収容し、かつ第2ケース本体41の内部に、奥方(他端面側)から順に、弾性体22と摺動体23を収容する。そして、この第1ケース30と第2ケース40とを、それぞれの側面部33、43をアーム10の当接面12aに向けた状態で、該アーム10における初期部11bの上下面(図8において上下方向の平面)を挟むように互いの対向面30a、40aを突き合わせる。このとき、それぞれの摺動体23は、図6に示すように、突起部23dがアーム10における初期部11bの幅方向の端面にそれぞれ対向配置されるとともに、図8に示すように、突起部23cがアーム10における初期部11bの上下面(図8において上下方向の平面)にそれぞれ接触することになる。この状態においては、図1および図2に示すように、第1ケース30の第1係合部37と、第2ケース40の第2係合部48とが、前後方向(図6において左右方向)に重ね合わせる態様で配置されるとともに、第1ケース30の第2係合部38と、第2ケース40の第1係合部47とが、前後方向(図6において左右方向)に重ね合わせる態様で配置されることになる。また、この状態においては、第1係合部37の一側面37aと、第2係合部48の一側面48aとが対向配置されることになり、接合面20aを構成するとともに、第2係合部38の一側面38aと、第1係合部47の一側面47aとが対向配置されることになり、接合面20bを構成することになる。
そして、この状態で、固定部材50の第1挿通突部54を第1ケース30の挿通開口33bに挿通するとともに、第2挿通突部55を第2ケース40の挿通開口43bに挿通すれば、図6に示すように、第1嵌合突部52も第2ケース40の係合孔48bおよび第1ケース30の係合孔37bに嵌合するとともに、第2嵌合突部53も第1ケース30の係合孔38bおよび第2ケース40の係合孔47bに嵌合することになる。さらに、図1および図2に示すように、やがて固定部材50の第1嵌合突部52に設けた一対の係合爪52aが、第1ケース30の第1係合片34a、および第2ケース40の第2係合片45aにそれぞれ係合し、かつ第2嵌合突部53に設けた一対の係合爪53aが、第1ケース30の第2係合片35a、および第2ケース40の第1係合片44aにそれぞれ係合することになる。この状態においては、図6に示すように、固定部材50の第1嵌合突部52の先端面が、第1ケース30および第2ケース40の側面部32、42の外表面と、同一平面上に配置され、かつ第2嵌合突部53の先端面が、第1ケース30および第2ケース40の側面部32、42の外表面と、同一平面上に配置されることになる。
上述したように、固定部材50の第1嵌合突部52を第2ケース40の係合孔48bおよび第1ケース30の係合孔37bに嵌合すれば、固定部材50を介して第1ケース30と第2ケース40とを連結保持することができる。すなわち、第1嵌合突部52が第2ケース40の第2係合部48から第1ケース30の第1係合部37に亘って貫通することになり、固定部材50に対して第1ケース30と第2ケース40とを、互いの対向面30a、40aを突き合わせた状態で連結保持することができる。また、この状態においては、第2嵌合突部53が第1ケース30の第2係合部38から第2ケース40の第1係合部47に亘って貫通することになり、固定部材50に対して第1ケース30と第2ケース40とを、互いの対向面30a、40aを突き合わせた状態で連結保持することができる。
また、上述した状態においては、固定部材50の第1挿通突部54を第1ケース30の挿通開口33bに挿通するとともに、第2挿通突部55を第2ケース40の挿通開口43bに挿通することにより、固定部材50に対して第1ケース30と第2ケース40とが、上下方向(図8において上下方向)に移動することを阻止することができる。
さらに、上述した状態においては、固定部材50の第1嵌合突部52に設けた一対の係合爪52aが、第1ケース30の第1係合片34a、および第2ケース40の第2係合片45aにそれぞれ係合し、かつ第2嵌合突部53に設けた一対の係合爪53aが、第1ケース30の第2係合片35a、および第2ケース40の第1係合片44aにそれぞれ係合することにより、第1ケース30および第2ケース40に対して固定部材50が、アーム10の当接面12a側に移動することを阻止することができる。
しかも、上述した状態では、それぞれの摺動体23の突起部23cがアーム10における初期部11bの上下面(図8において上下方向の平面)にそれぞれ接触した状態で、第1ケース30と第2ケース40とが連結保持されることになる。これにより、摺動体23の突起部23cが、弾性体22の弾性力によって、常時アーム10の上下面(図8において上下方向の平面)に向けてそれぞれ押圧されることになる。したがって、保持部材20によってアーム10の基部11を、挿通孔21に挿通した状態で摺動可能に保持することができる。
上述したようにアーム10を摺動可能に保持した保持部材20をドアDに配設する場合には、まず、図1および図2に示すように、ピン孔11aに揺動ピン61を挿通することにより、ブラケット62をアーム10に揺動可能に取り付ける。次に、図5および図8に示すように、ドアDの前端面を構成するパネルDPの内面に対向する態様で、第1ケース30の締結部材36aと第2ケース40の締結部材46aとを、それぞれパネルDPに設けた取付孔DPHと同一軸心上に配置する。この状態で保持部材20を、パネルDPに設けた挿通孔DPOにアーム10に取り付けたブラケット62を挿通させるように移動し、締結部材36aのねじ溝36dおよび締結部材46aのねじ溝46dを介して固定部材(図示せず)をパネルDPに締結させれば、保持部材20をパネルDPの内面に取り付けることができる。さらに上述した状態で、図5に示すように、ブラケット62を、車両本体Bにおいて閉成状態にあるドアDのパネルDPに対向する部位に、取付部材(図示せず)を介して取り付ける。これにより、揺動ピン61を介してアーム10を、図5に示すように、ドアDの揺動軸(前方ヒンジH)と平行な軸回りに揺動可能に車両本体Bに保持させることができる。
上記のように構成したチェックリンク装置では、図5(a)に示すように、車両本体Bに対してドアDが閉位置に配置された場合、図8の実線で示すように、ドアDに配設した保持部材20において摺動体23が、それぞれの突起部23cを介してアーム10における初期部11bの上下面に接触することになる。また、この状態では、アーム10は、図5(a)に示すように、車両本体Bの前後方向に沿って延在するように配置されることになる。この図5(a)に示す状態から、図5(b)に示すように、車両本体Bに対してドアDが開方向に揺動操作されると、ドアDに配設した保持部材20が、それぞれの摺動体23の突起部23cを介してアーム10を揺動ピン61の軸心回りに図5において反時計回りに適宜揺動させながら、該アーム10に対して図8においてストッパ部12側に移動することになる。この間、それぞれの摺動体23は、それぞれ弾性体22の弾性力によって突起部23cがアーム10の上下面に摺接することになり、アーム10の上下面形状に応じて弾性体22を適宜弾性変形させながら上下動することになる。
上述した状態から、図5(b)に示すように、さらに車両本体Bに対してドアDが開方向に揺動操作されると、やがてドアDに配設した保持部材20が、それぞれの摺動体23の突起部23cを介してアーム10を揺動ピン61の軸心回りに図5において反時計回りに適宜揺動させながら、図8中の二点鎖線で示すように、やがてアーム10の基部11に設けられたチェック部11cに至ることになる。この状態においては、弾性体22の弾性力、および基部11の厚み(図8において上下方向の長さ)を局部的に薄くした窪み形状により、それぞれの摺動体23がチェック部11cから移動することが規制されることになり、車両本体Bに対してドアDを所望の中間開位置に規制することができる。
上述した状態から、図5(b)に示すように、さらに車両本体Bに対してドアDが開方向に揺動操作されると、やがてドアDに配設した保持部材20が、それぞれの摺動体23の突起部23cを介してアーム10を揺動ピン61の軸心回りに図5において反時計回りに適宜揺動させながら、図8中の二点鎖線で示すように、アーム10のストッパ部12に設けた当接面12aに当接する位置まで移動することになる。この図8中の二点鎖線で示す状態においては、固定部材50に設けたブロック面51bと、アーム10のストッパ部12に設けた当接面12aに当接することになり、車両本体Bに対してドアDがさらに開方向に揺動されることを阻止することができることになり、車両本体Bに対するドアDの最大開位置を規定することができる。
さらに、この状態においては、ドアDが開成される度に、固定部材50に設けたブロック面51bに、アーム10のストッパ12に設けた当接面12aが当接して、第1ケース30および第2ケース40に対して固定部材50が、アーム10の当接面12a側に移動することを阻止することができる。しかも、この状態においては、図6に示すように、固定部材50の第1嵌合突部52の先端面が、第1ケース30および第2ケース40の側面部32、42の外表面と、同一平面上に配置され、かつ第2嵌合突部53の先端面が、第1ケース30および第2ケース40の側面部32、42の外表面と、同一平面上に配置されている。したがって、ドアDに配設した保持部材20と、アーム10のストッパ部12に設けた当接面12aとが当接した場合に、保持部材20に加わる荷重はほぼ全て固定部材50を介してドアDを構成するパネルDPに伝達することができる。これにより、本実施の形態のように、第1ケース30と第2ケース40とを合成樹脂材料によって構成した場合にも、変形などが生ずる事態を防止することができる。
一方、上述した状態から、図5(a)に示すように、車両本体Bに対してドアDが閉方向に揺動操作されると、ドアDに配設した保持部材20が、それぞれの摺動体23の突起部23cを介してアーム10を揺動ピン61の軸心回りに図5において時計回りに適宜揺動させながら、該アーム10に対して図8においてピン孔11a側に移動することになる。この間、それぞれの摺動体23は、それぞれの弾性体22の弾性力によって突起部23cがアーム10の上下面に摺接することになり、アーム10の上下面形状に応じて弾性体22を適宜弾性変形させながら上下動することになる。
上述した状態から、図5(a)に示すように、さらに車両本体Bに対してドアDが閉方向に揺動操作されると、やがてドアDに配設した保持部材20が、それぞれの摺動体23の突起部23cを介してアーム10を揺動ピン61の軸心回りに図5において時計回りに適宜揺動させながら、図8中の二点鎖線で示すように、やがてアーム10の基部11に設けられたチェック部11cに至ることになる。その後、図5(a)に示すように、車両本体Bに対してドアDに閉位置に配置されると、図8の実線で示すように、ドアDに配設した保持部材20においてそれぞれの摺動体23が、再びアーム10の初期部11bに接触することになる。
上記のように構成したチェックリンク装置によれば、第1係合部37の一側面37aと、第2係合部48の一側面48aとを対向配置することにより、接合面20aを構成するとともに、第2係合部38の一側面38aと、第1係合部47の一側面47aとを対向配置することにより、接合面20bを構成することになる。そして、板状の固定部材50の第1嵌合突部52が第2ケース40の第2係合部48から第1ケース30の第1係合部37に亘って貫通することにより、第1ケース30と第2ケース40とを連結保持している。このため、従来のように第1ケース30および第2ケース40を、それぞれの対向面と直交する方向に固定ピンを挿通することによって連結保持する場合と比較して、第1ケース30と第2ケース40とに互いに離反する方向に力が加わった場合に、この力に固定部材50がより抵抗できるようになり、該固定部材50を板状部材で構成して小型化を図ったとしても、第1ケース30と第2ケース40とを確実に連結保持することが可能となる。これにより、第1ケース30および第2ケース40を小型化することが可能となる。
また、上記のように構成したチェックリンク装置によれば、第1ケース30と第2ケース40とに互いに離反する方向に力が加わった場合に、第2係合部48と第1係合部37とに、固定部材50の第1嵌合突部52の端面部分が係合することになり、固定部材50の板厚を小さくした場合にも高い剛性を確保することができる。
さらに、上記のように構成したチェックリンク装置によれば、第1ケース30と第2ケース40とを同一形状に構成してある。したがって、保持部材20の構成部品種類を削減することが可能となる。
本発明の実施の形態であるチェックリンク装置を示した斜視図である。 図1に示したチェックリンク装置を別の角度から示す斜視図である。 図1に示したチェックリンク装置の分解斜視図である。 図1に示したチェックリンク装置を別の角度から示す分解斜視図である。 図1に示したチェックリンク装置を適用する四輪自動車の要部を概念的に示す平面図である。 図1に示したチェックリンク装置の要部拡大断面平面図である。 図6におけるA矢視図である。 図1に示したチェックリンク装置の縦断面図である。
10 アーム
11 基部
12 ストッパ部
12a 当接面
20 保持部材
20a 接合面
20b 接合面
21 挿通孔
22 弾性体
23 摺動体
30 第1ケース
30a 対向面
31 第1ケース本体
33b 挿通開口
34 側面部
34a 第1係合片(係合手段)
35 側面部
35a 第2係合片
36 保持部
37 第1係合部(係合部)
37a 一側面
37b 係合孔
38 第2係合部
38a 一側面
38b 係合孔
40 第2ケース
40a 対向面
41 第2ケース本体
43b 挿通開口
44 側面部
44a 第1係合片
45 側面部
45a 第2係合片(係合手段)
46 保持部
47 第1係合部
47a 一側面
47b 係合孔
48 第2係合部(係合部)
48a 一側面
48b 係合孔
50 固定部材
51 当接部
51b ブロック面
52 第1嵌合突部(係合突部)
52a 係合爪(係合手段)
53 第2嵌合突部
53a 係合爪
54 第1挿通突部
55 第2挿通突部
61 揺動ピン
B 車両本体
D ドア
DP パネル
DPH 取付孔
DPO 挿通孔
H 前方ヒンジ

Claims (5)

  1. 基部の一端部にストッパ部を有するアームと、
    第1ケースおよび第2ケースを有し、これら各ケースの対向面を対向することにより挿通孔を形成した状態で固定部材を介して前記各ケースを連結保持して構成した保持部材とを備え、
    前記基部の他端部を介して車両本体またはこの車両本体に対して開閉可能なドアのいずれか一方にアームを保持させ、かつ他方に前記保持部材を前記挿通孔に前記アームの基部が挿通された状態で保持させ、車両本体に対してドアが開成された場合に、前記保持部材と前記ストッパ部とが当接してドアの最大開位置を規定するチェックリンク装置において、
    前記第1ケースおよび前記第2ケースは、
    互いに対向配置することにより前記対向面と交差する方向に延在する接合面を構成する係合部をそれぞれ有したものであり、
    前記固定部材は、
    板状部材から成り、前記第1ケースの係合部および前記第2ケースの係合部に亘って配設することにより、前記第1ケースと前記第2ケースとを連結保持する係合突部を有するものである
    ことを特徴とするチェックリンク装置。
  2. 前記固定部材は、
    前記係合突部よりも前記ストッパ部側に配置され、車両本体に対してドアが開成された場合に、前記ストッパ部に当接する当接部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェックリンク装置。
  3. 前記第1ケースおよび前記第2ケースは、
    それぞれドアに保持させたものであり、
    前記係合突部をドアに当接する位置まで延在した
    ことを特徴とする請求項2に記載のチェックリンク装置。
  4. 前記第1ケースおよび前記第2ケースと、前記係合突部との間に、前記固定部材が前記第1ケースおよび前記第2ケースに対して前記ストッパ部側に移動することを阻止する係合手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のチェックリンク装置。
  5. 前記第1ケースと前記第2ケースとを同一形状に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のチェックリンク装置。
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