JP2010162464A - ガス処理装置、およびガス処理装置の処理剤交換方法 - Google Patents

ガス処理装置、およびガス処理装置の処理剤交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理槽内に充填された処理剤を効率よく交換することができるガス処理装置およびガス処理装置の処理剤交換方法を提供する。
【解決手段】ガス処理装置10aは、処理剤80を充填する処理槽11を備える。処理槽11は、被処理ガスを処理槽11に流入させるガス入口15と、処理槽11内のガスを処理槽11から流出させるガス出口16と、処理剤80を処理槽11に導入する処理剤導入口17と、交換が必要となった処理剤80を処理槽11から排出する処理剤排出口18と、導入された処理剤80の高さ表面を均す充填促進機構21aとを有する。ガス処理装置10aは、さらに、処理剤導入口17に設置され、被処理ガスを処理する処理剤80の導入時に処理剤導入口17を開閉する第1の開閉装置71と、処理剤排出口18に設置され、交換が必要となった処理剤80の排出時に処理剤排出口18を開閉する第2の開閉装置72とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理剤を充填した処理槽に被処理ガスを通過させることにより被処理ガスを処理するガス処理装置において、処理剤を容易に交換可能なガス処理装置、およびガス処理装置の処理剤交換方法に関する。
半導体や液晶パネル、太陽電池等の製造過程で排出されるガス(排ガス)には一部の有害ガスや地球温暖化係数の高いガスが含まれ、これらのガスは何らかの方法で除去または無害化する処理を施し、その後廃棄または回収する。このような被処理ガスを処理する方法には、燃焼反応により分解除去する方法、触媒を用いて化学反応により分解除去する方法、吸着剤により吸着除去する方法等がある。
上記方法の中で、排ガス処理装置の処理槽に処理剤を充填し被処理ガスを通過させ、被処理ガスと処理剤を接触させることにより被処理ガスを処理する形態では、充填された処理剤を定期的に交換する必要がある。
例えば特許文献1では、被処理ガスであるCl、HCL、SiCl、AlCl、BCl、HBO、F、HF、SiF、AlF、HBr、Br、BF、BBr、SiH、Si、SiHCl、Si(OC)(略してTEOS)、NH、NO、NO、等を、活性炭、金属酸化物、合成ゼオライト、アルカリ金属等の吸着剤(処理剤)を用いて、吸着除去することが記載されている。こうした処理剤は、処理時間の経過と共に処理能力を失い破過(処理能力の終点)に至り、破過に至った処理剤は交換される。
処理剤の交換は、まず処理槽を排ガス処理装置から取り外し、取り外された処理槽を処理剤交換工場まで運搬した後、使用済みの処理剤を新しいものと交換することにより行なう。その後、処理剤の交換が終了した処理槽の出荷試験を行い、処理槽は再び排ガス処理装置に設置される。
特開平7−185256号公報
上記の処理剤交換方法では、定期交換ごとに人を介入させる必要があるため人手がかかる。また、処理槽を処理剤交換工場まで輸送するため、輸送処理の手間とともに時間も要する。さらに、処理剤の交換のたびに出荷試験を行わなければならない。また、処理剤交換中のガス処理装置に用いられる予備処理槽の設置、管理等も必要になる。
そこで本発明は、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく処理剤を交換することのできる、ガス処理装置およびガス処理装置の処理剤交換方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係るガス処理装置は、例えば図1に示すように、処理剤80を充填した処理槽11に被処理ガスを流入させることにより、被処理ガスを処理するガス処理装置10aであって、処理剤80を充填する処理槽11を備え、処理槽11は、被処理ガスを処理槽11に流入させるガス入口15と、被処理ガスが処理された後の処理槽11内のガスを処理槽11から流出させるガス出口16と、被処理ガスを処理する処理剤80を処理槽11に導入する処理剤導入口17と、被処理ガスを処理し交換が必要となった処理剤80を処理槽11から排出する処理剤排出口18と、被処理ガスを処理する処理剤80を導入する際に、導入された処理剤80の高さ表面を均す充填促進機構21aとを有し、ガス処理装置10aは、さらに、処理剤導入口17に設置され、被処理ガスを処理する処理剤80の導入時に処理剤導入口17を開閉する第1の開閉装置71と、処理剤排出口18に設置され、交換が必要となった処理剤80の排出時に処理剤排出口18を開閉する第2の開閉装置72とを備える。
なお、「被処理ガス」とは、ガス処理装置の処理槽に充填された処理剤の、処理対象となるガスをいう。例えば、排ガス中に含まれ、排ガス処理装置の処理槽に充填された処理剤の、処理対象となるガスをいう。
このように構成すると、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく、処理槽から交換が必要になった処理剤を取り出すことができ、また未使用の(または破過前の処理可能な)処理剤を新たに処理槽へ供給することができる。さらに、充填促進機構により処理剤の充填率を高めることができる。処理剤の充填率は、ガス処理装置の処理能力(処理できる被処理ガスの量および処理を継続できる時間)に影響する。よって、充填率はより高いことが求められる。
本発明の第2の態様に係るガス処理装置は、例えば図6に示すように、上記本発明の第1の態様において、被処理ガスを処理する処理剤80を蓄え、蓄えた処理剤80を処理槽11に供給する供給口32を有する処理剤供給槽31であって、供給口32が第1の開閉装置71と接続された処理剤供給槽31と、処理剤供給槽31に蓄えられた処理剤80を気体圧送により処理槽11に送る、気体を圧縮するコンプレッサー41とを備える。なお、本発明の第2の態様に係るガス処理装置では、図6に示すように、さらにホッパー51を備えても良い。
このように構成すると、処理剤の交換時に、コンプレッサーにより圧縮された気体により、自動的に処理剤を処理槽内へ導入することができる。
本発明の第3の態様に係るガス処理装置は、例えば図6に示すように、上記本発明の第2の態様において、被処理ガスを処理する処理剤80の導入時に、コンプレッサー41と第1の開閉装置71の開閉を制御し、被処理ガスを処理する処理剤80を処理槽11に導入するコントローラー91を備える。
このように構成すると、コントローラーにより、コンプレッサーの稼動停止および、第1の開閉装置の開閉が制御され、自動的に処理槽内に処理剤を導入することができる。
本発明の第4の態様に係るガス処理装置の処理剤交換方法は、例えば図7に示すように、処理剤80を充填した処理槽11に被処理ガスを流入させることにより、被処理ガスを処理するガス処理装置10c(図6参照)の処理剤交換方法であって、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく、被処理ガスを処理し交換が必要となった処理剤80を処理槽11から排出する工程(ST06)と、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく、気体圧送により被処理ガスを処理する処理剤80を処理槽11に導入する工程(ST07〜ST09)と、導入された処理剤80の高さ表面を均す工程(ST08)とを備える。
このように構成すると、被処理ガスを処理し処理剤の交換が必要となった場合に、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく、処理槽内に充填された処理剤を交換することができる処理剤交換方法となる。
本発明のガス処理装置およびガス処理装置の処理剤交換方法では、ガス処理装置本体から処理槽を離間させることなく、使用済みの処理剤の回収、および新しい処理剤の供給ができる。したがって、定期交換ごとに人を介入させ煩わせることなく、効率よく被処理ガスの処理を行なうことができる。また、処理槽を処理剤交換工場まで輸送する手間と時間を節約することができ、処理剤交換時の出荷試験を行なう必要もない。さらに、処理槽をガス処理装置から取り外し設置するまでの間に、被処理ガスを処理する予備処理槽の設置や管理等も不要になる。
本発明の第1の実施の形態に係るガス処理装置の模式的縦断面図である。 ガス処理装置の処理槽が有する底面の形状を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るガス処理装置の模式的断面図であり、(a)は充填促進機構21bを有した場合のBB断面図であり、(b)は(a)のガス処理装置のAA断面図である。 充填促進機構21cを示す図である。 (a)および(b)は、充填促進機構としての震盪機を例示する図である。 本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置の構成を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置の処理剤交換方法を示すフロー図である。 AlとCaOの複合酸化物を調製するために使用する焼成装置の概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一または相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。また、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガス処理装置10aの模式的縦断面図である。図1を参照してガス処理装置10aの構成について説明する。図1に示すように、ガス処理装置10aは、処理剤80を充填し被処理ガスを流入させる円筒状の処理槽11を備える。処理槽11は、上部に被処理ガスを流入させるガス入口15と、下部に被処理ガスが処理された後の処理槽11内のガスを流出させるガス出口16とを有する。さらに、ガス入口15とは別に、処理剤80を導入する処理剤導入口17と、ガス出口16とは別に、処理剤80を排出する処理剤排出口18を有する。また、処理槽11内に充填する処理剤80の充填率が低いと、ガス処理装置10aの処理効率が低くなるため、処理槽11内に処理剤80を導入する際に、処理剤80の高さを均す充填促進機構を有する。なお、図1では充填促進機構として充填促進機構21aを有した場合を例示している。充填促進機構21aは、2本の軸22と、軸22に上部から支えられた平板状円盤23を有する。充填促進機構21aは、複数回に分けて処理剤80が処理槽11内に導入されるたびに、平板状円盤23が上下動し、処理剤80の高さ表面を均す。
また、ガス処理装置10aは、処理剤導入口17に設置され処理剤80の導入時に処理剤導入口17を開閉する第1の開閉装置としてのバルブ71と、処理剤排出口18に設置され、交換が必要となった処理剤80の排出時に処理剤排出口18を開閉する第2の開閉装置としてのバルブ72とを備える。
さらに、ガス処理装置10aは、処理槽11内に被処理ガスを流入させる減圧機器61(例えばブロワまたはエジェクタ)を備える。また円筒状の処理槽11の外周に、処理槽内の処理温度を調節するためのヒーター19aを備える。処理槽11を円筒状とすると、平板状円盤23を有する充填促進機構21aにより、処理槽11内に充填された処理剤80の高さを均しやすくなる。しかし、処理槽11は処理剤80を充填し被処理ガスを流入させることができればよく、必ずしも円筒状でなくてもよい。さらに、処理槽11内の上部を加温するために、処理槽11の上面から内部へ向かって挿入される棒状のヒーター19bを備える。
なお、ガス処理装置10aの形成材料は特に制限されず、ニッケル系合金などこの種のガス処理装置に通常用いられる材料を適宜用いることができる。
図1に示すように、処理槽11はその底面が2重構造になっており、第1の底面13と第2の底面14を有する。2重構造の底面のうち、上段に位置する第1の底面13は、処理剤80を排出する処理剤排出口18を有する。処理剤排出口18は、底面の下段に位置する第2の底面14を貫通し、充填された処理剤80を処理槽11の外部へ排出する。第1の底面13は、処理剤80を排出しやすいように第1の底面13の中央に位置する処理剤排出口18に向かって下方に傾斜する。または、処理剤排出口18は第1の底面13の任意の位置に配置させてもよい。すなわち、第1の底面13は、処理槽11の内壁12から処理剤排出口18に向かって下降する傾斜形状であればよい。
図2は、ガス処理装置10aの処理槽11が有する、第1の底面13の他の形状を例示する図である。図2に示すように、処理剤排出口18は、処理槽11の内壁12に接触する位置に配置させてもよい。この場合も、処理剤排出口18に向かって第1の底面13を下方に傾斜させる。すなわち、充填された処理剤80が処理剤排出口18から流出しやすいように、処理剤排出口18が第1の底面13に対して最も低い位置になるように、第1の底面13を常に処理剤排出口18に向かって下方に傾斜させる形状とするとよい。
さらに、第1の底面13には、処理剤80を充填できかつ被処理ガスが処理された後の処理槽11内のガスを通過させることができるように、ガス通過孔が形成された多孔性のメッシュ部材が用いられる。なお、多孔性のメッシュ部材が処理剤に含まれる粉状物により目詰まりを起こす、または被処理ガスの処理中に粉状物が多孔性のメッシュ部材を通り抜けて流出する等を防止するため、処理槽11の底部に処理剤80の下層として処理剤よりも大径のアルミナボール(例えば3/8インチアルミナボール)やアルミナシリンダーリングを充填することが好ましい。
図1に示すように第2の底面14は、処理剤排出口18を貫通させる。また、図1では、処理槽11内のガスは、第1の底面13を通過後、内壁12に配置されたガス出口16から流出するが、ガス出口16は第2の底面14に配置させてもよい。さらに、図1では、ガス入口15とは別に処理剤導入口17を設けているが、ガス入口と処理剤導入口を共通にし入口を一箇所としてもよい。同様に、ガス出口16と処理剤排出口18を共通にし出口を一箇所としてもよい。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るガス処理装置10bの模式的断面図であり、(a)は充填促進機構として充填促進機構21bを有した場合のBB断面図であり、(b)は(a)のガス処理装置10bのAA断面図である。また、ガス処理装置10bでは、ガス処理装置10aと異なり、ガス入口15の位置が円筒状の処理槽11の中心からずらした位置に配置されている。
図3(a)に示すように充填促進機構21bは、中心回転軸24と、旋回翼26を有する。旋回翼26は、処理槽11の直径に沿った直線上の板状の部材で、その中央部分を中心回転軸24により上方向から支えられる。なお、旋回翼26は、処理槽11の内壁12が形成する円周に均等に配置されるように複数枚設置してもよい。例えば、2枚の旋回翼26が中心回転軸24の位置でクロスし、上方向からみると十字となるように構成してもよい。なお、旋回翼26は、充填された処理剤80の高さを均すことができればよく、形状や枚数を適宜変更してもよい。例えば、旋回翼26が凹形状の上下を逆にした形状であってもよく、少なくともこの形状では、処理剤80に接触し処理剤80を均す部分が処理剤導入口17の内径以上の横幅を有し、処理剤導入口17の下方を均すことができる位置に配置されることが好ましい。ただし、この形状の旋回翼26を複数枚有する場合には、旋回翼26のうち1枚は、左右どちらかの処理剤80に接触する部分が、処理槽11の内壁12から中心回転軸24の中心まで(内壁12が形成する円の半径)の横幅を有することが好ましい。
このような形状の充填促進機構21bを、未使用の(または破過前の処理可能な)処理剤80の導入時に、中心回転軸24を中心に旋回翼26を回転させることにより、旋回翼26が充填された処理剤80の高さを均すため、処理剤の充填率を高く維持することができる。なお、旋回翼26の回転方向は、右回りまたは左回りのどちらでもよい。
充填促進機構21bは、上下に移動させることができ、処理剤充填時には充填された処理剤80の高さにあわせて上下動させる。例えば、処理剤80を充填する際、数回(5回程度)に分けて処理槽11内に導入するようにし、処理槽11の容積と導入する処理剤80の一回分の量から、一回分が充填された時の処理槽11内における高さを把握しておき、その高さにあわせて予め充填促進機構21bの高さ位置を決めておく。この場合、旋回翼26の下端が、一回分が充填された時の処理槽11内における処理剤80の高さ表面に触れる程度の高さ位置にすることが好ましい。適切な高さに配置された充填促進機構21bは、処理剤80の導入中、中心回転軸24が回転することにより旋回翼26を回転させ、旋回翼26で充填された処理剤80の高さを均す。
図4は、充填促進機構の他の例(充填促進機構21c)を示す図である。充填促進機構21cは、中心回転軸27と、中心回転軸27に上部から支えられた板状の旋回翼28を有する。図4に示すように、充填促進機構21cの形状は、回転の中心となる中心回転軸27から円筒状の処理槽11の内周に向かって、旋回翼28が伸びる形状となっている。なお、旋回翼28の側面や底面に凹凸をつけると、処理剤80を均すときに生ずる抵抗が減り回転力を少なくできるため好ましい。このように、充填促進機構21a〜21cは、充填された処理剤の高さ表面を均すことができる形状であればよい。
図5は、充填促進機構21dとしての震盪機を例示する図である。図5(a)に示すように、充填促進機構として薄板状の震盪機29aを用いてもよい。この場合は、充填された処理剤80に震盪機29aの先端を差し込み、震盪機29aを震動させ処理剤80全体に震動を与えることにより、処理剤80の高さを均す。または、図5(b)に示すように、均された後の処理剤の高さ表面に平行な面を有する平板状の震盪機29bにより高さを均してもよい。震盪機29bの処理剤の高さ表面に平行な面を、充填された処理剤に接触させ、震盪機29bを振動させることにより処理剤80の高さを均す。
充填促進機構21a〜21dは、シリンダーで上下動させ、被処理ガス処理時(ガス処理装置10a、10bの運転時)には、処理槽11内上方に待避させ、固定ピンで上下方向を固定することにより所定位置に固定される。
なお被処理ガスの処理時(ガス処理装置10a、10bの運転時)に処理槽11内が加熱された場合、処理槽11内上方に退避した充填促進機構21a〜21dが蓄熱するため、処理槽11内に流入した被処理ガスを予熱する役割を果たし、被処理ガスへの加熱を促進させる。また、充填される処理剤によっては、処理槽11内の温度を高温(例えば600℃以上)にする必要があり、さらに、処理槽11内には腐食性ガスが流入することもある。そのため、充填促進機構21a〜21dの材質は、耐熱・耐腐食性に優れたニッケル基合金が好ましい。特にニッケル−クロム−モリブデン合金が用いられることが好ましい。
本発明の第1および第2の実施の形態に係るガス処理装置10a、10bに用いる処理剤80は、平均直径が約φ2〜6mmの流動性のある粒状物であることが好ましい。流動性を有するため砂状に扱うことができ、処理剤80の導入、排出を速やかに行なうことができる。なお、処理剤80の形状が円柱状の場合は、長さが3〜5mmの小円柱状であれば平均直径がφ1〜2mmであってもよい。
ガス処理装置10a、10bに用いる処理剤80の一例として、AlとCaOの複合酸化物を説明する。AlとCaOの複合酸化物とは、本出願人によりすでに出願された発明(特願2008−071336)であり、PFCガスを分解しフッ素を回収するのに適した処理剤である。なお、PFCとは、パーフルオロ化合物を意味し、「パーフルオロ化合物」とはCFもしくはCなどのパーフルオロカーボン類、CHFもしくはCHなどのハイドロフルオロカーボン類、六弗化硫黄(SF)、または三弗化窒素(NF)のいずれかの化合物をいう。
AlとCaOの複合酸化物は、図8に示す焼成装置を用いて、平均粒子径(メディアン径)55μm以上160μm以下のAl(OH)と、Ca(OH)とのモル比が3:7〜5:5である混合物を430℃以上890℃以下の温度範囲で、窒素流又は空気流中で焼成して得られる。または、平均粒子径(メディアン径)60μm以上160μm以下のAl(OH)と、Ca(OH)とのモル比が3:7〜5:5である混合物を430℃以上890℃以下の温度範囲で、窒素流又は空気流中で焼成することにより得られる。なお、焼成温度は、PFCガスを処理する処理温度と同程度かそれより低くすることが好ましい。
AlとCaOの複合酸化物は、PFCガスを分解し、PFCガス中に含まれるフッ素(F)をフッ化カルシウム(CaF)として回収することができる。また、AlとCaOの複合酸化物は、直径1.5〜1.8mm、高さ3〜5mmの小円柱状をした流動性のある粗い粉体状のものであり、処理槽11への導入、排出に適した大きさ、形状を有し、砂状に扱うことができる。
AlとCaOの複合酸化物を用いてPFCガスを分解処理する場合には、処理槽11内の温度は550℃〜850℃の温度が好ましく、より好ましくは600〜800℃の範囲であり、約650℃〜750℃が最も好ましい。よって、PFCガス処理時には処理槽11内の温度は650℃以上に加熱されているため、AlとCaOの複合酸化物の交換時は、まず処理槽11内の処理剤を冷却する必要がある。
AlとCaOの複合酸化物により処理することのできるフッ素含有化合物としては、CHF、CF、C、C、SF、NFなどのパーフルオロ化合物等を挙げることができる。このようなパーフルオロ化合物(PFC)を含むガスとしては、半導体工業で半導体製造装置の内面等をドライクリーニングする工程や、各種成膜をエッチングする工程で排出される排ガスなどを挙げることができる。
また、AlとCaOの複合酸化物は、PFCガスに加えて、酸化性ガス、酸性ガスなども分解処理することができる。半導体製造工程から排出される排ガス中には、PFCばかりでなく、他にF、Cl、Br等の酸化性ガス、HF、SiF、COF、HCl、HBr、SiCl、SiBr等の酸性ガスなどが含まれる場合がある。AlとCaOの複合酸化物によれば、これらの酸化性ガスや酸性ガスも、PFC等のフッ素含有化合物と共に分解処理することができる。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置10cの構成を示す概略図である。図6に示すように、本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置10cは、ガス処理装置10aまたは10bにさらに処理剤80の交換のために処理剤を保存する処理剤供給槽31と、コンプレッサー41を備える。コンプレッサー41は、処理剤供給槽31に圧縮空気を吹き込み、処理剤と空気を混合させ、処理剤供給槽31と処理剤移送先との内圧差によって、処理剤80を移送する。
なお、使用する処理剤によっては、空気中の湿気によりその処理能力が低下するものがある。その場合、コンプレッサー41から吹き込まれる圧縮空気には、乾燥空気を用いることが好ましい。
図6に示すように、ガス処理装置10cでは処理剤供給槽31と処理槽11の間にホッパー51を設け、処理剤80を処理剤供給槽31からまずホッパー51に移送し、次にホッパー51から処理槽11へ移送してもよい。このようにすると、処理剤80を数回に分けて処理槽11に充填する場合、定量を処理槽11へ移送しやすくなる。
または、ホッパー51を設けずに、処理剤80を処理剤供給槽31から直接処理槽11内へ移送してもよい。
さらに、処理槽11への処理剤80の導入は、数回に分けることなく連続的に行なってもよい。
さらに、図6に示すように、本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置10cは、複数台のガス処理装置10aまたは10bを備えてもよい。複数台のガス処理装置10aまたは10bを備えている場合、ホッパー51に複数回に分けたうちの1回分の処理剤80が移送されるたびに、複数台のガス処理装置10aまたは10bに順次移送できる。このようにすると、複数台のガス処理装置について一斉に処理剤の交換をすることができる。
また、ガス処理装置10aまたは10bを複数台備えると、例えばガス処理装置10aの処理剤80の交換時に、他のガス処理装置により被処理ガスの処理を継続することができ、処理剤の交換により被処理ガスの処理効率を低下させることなく、被処理ガスを処理することができる。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置10cの処理剤交換方法を示すフロー図である。図6および図7を用いて、処理剤80にAlとCaOの複合酸化物を用いた場合の交換方法を説明する。さらに、処理槽11が備える充填促進機構には、充填促進機構21b(ガス処理装置10b)を用いた場合として説明する。被処理ガス処理時(ガス処理装置10b運転時)(ST01)は、図6に示すバルブ73、74を開き、その他のバルブ71、72、75〜78は閉じた状態である。また、減圧機器61を稼動させ、被処理ガスを処理槽11内へ流入させる。
処理剤80の破過が検知されたら(ST02)、処理剤80の寿命と判断し、減圧機器61を停止しバルブ73を閉じた状態とし、処理槽11への被処理ガスの流入を停止する(ST03)。このときバルブ74は開いた状態のままとする。
破過の検知は、例えば、処理槽11から排出されたガスであり、被処理ガスの処理効率を判断する指標となるガスの濃度で検知する。例えば、指標となるガスがTLV−TWA(時間荷重平均限界値)を超えた場合に破過したと判断する。また、指標となるガスは、処理槽11から処理されずに排出された被処理ガスであってもよく、または、被処理ガスとは異なる処理剤の処理能力が衰えてくるにつれて排出量が増加するガスであってもよい。AlとCaOの複合酸化物を用いてPFCガスを分解処理する場合の指標となるガスには、例えばCFやCOを用いることができる。
または、破過の検知は検知ガスの濃度を検知するガス検知器に限らず、その他の手段を用いて判断しても良い。例えば、検知ガスの色を検知させる方法や、分解処理にともなう分解処理剤の重量の変化を利用した重量計測手段等を用いてもよい。
バルブ74が開いた状態でバルブ71とバルブ76を開け、コンプレッサー41を稼動させ、処理剤導入口17(図1参照)を経由して処理槽11内へ冷却用空気(常温)を所定時間流す(ST04)。冷却用空気は、ガス出口16(図1参照)から流出させる。このとき、減圧機器61を稼動させ、コンプレッサー41から送られる冷却用空気を吸引すると、冷却用空気を効率よく処理槽11内に流すことができる。なお、処理槽11内の処理剤80は、650℃以上に加熱されているため約400℃まで冷却する(ST04〜ST05)。配管79上に熱交換機(不図示)を設置し、冷却用空気を常温よりさらに冷却して送風してもよい。なお、処理剤80の冷却は、冷却用空気をガス入口15(図1参照)を介して処理槽11へ流入させることにより行なってもよい。このようにすると、コンプレッサー41を用いずに、処理剤80を冷却することができる。
なお、被処理ガスの処理時に加熱が不要な処理剤の交換方法では、上記冷却する工程(ST04〜ST05)は省略される。
処理剤80の冷却後(ST05:Y)、バルブ71、76が開いた状態で、バルブ74を閉じバルブ72を開いた状態とする。減圧機器61を停止し、コンプレッサー41を用いて使用済み処理剤をすべて排出させる(ST06)。なお、処理剤80は、砂状に扱えるため処理剤排出口18(図1参照)から流出するが、さらに真空ポンプ62により吸引したり、スクリューポンプ63を設置して移送したりすると、処理剤80の排出をスムーズに行なうことができ好ましい。
さらに、処理剤排出時に、例えば震盪機29a(図5(a)参照)を処理剤80内に深く挿入し、処理剤80に振動を与えながら排出を行なうと、より効率よく処理剤の排出を行なうことができる。
処理剤80は、数回(例えば5等分)に分けて処理槽11内に導入される。そのため、処理剤80の排出後、バルブ71、72、76を閉じ、バルブ75、77、78を開いた状態とする。真空ポンプ62またはスクリューポンプ63を停止し、コンプレッサー41を用いて、処理剤供給槽31からホッパー51に一回分の処理剤80を輸送する(ST07)。
充填促進機構21b(図3参照)の高さを調節する(ST08)。充填促進機構21bの高さは、処理槽11の容積と導入される処理剤80の1回分の量から、処理槽11に充填された状態での処理剤80の高さを予め求めておき、その高さに応じて、充填促進機構21bの旋回翼26の下端が処理剤80の高さ表面に触れる程度に調節する。その後、充填促進機構21bを回転させる(ST08)。
バルブ75、77、78を閉じ、バルブ71、74、76を開けた状態にし、コンプレッサー41からホッパー51に圧縮空気を送風し、空気圧送によりホッパー51から処理槽11内へ一回分の処理剤80を導入する(ST09)。2〜5回目の処理剤80についても同様に、処理剤80を処理槽11内に充填する(ST07〜ST10)。
このように、充填促進機構21bを回転させながら処理剤80を導入することにより、充填率を高めつつ処理剤80を処理槽11内に充填することができる。なお、処理剤80を処理槽11へ導入する際、同時に減圧機器61を稼動させ、ホッパー51から処理槽11への空気の流れをつくると、より効率よく処理剤80の充填を行なうことができる。
所定量の処理剤80の充填が終了したら(ST10:Y)、バルブ74は開いた状態で、バルブ71、76を閉じ、充填促進機構21bを処理槽11の上方空間に移動させ固定する(ST11)。ヒーター19a、19b(図1参照)により処理槽11内を加熱し、所定の温度になったらバルブ73を開き減圧機器61を用いて処理槽11内へ被処理ガスを流入させ、PFCガスの分解処理を再開する(ST12)。
図6に示すように、本発明の第3の実施の形態に係るガス処理装置10cは、さらにコントローラー91を備えており、上記の破過の検知、コンプレッサー41、減圧機器61、真空ポンプ62またはスクリューポンプ63、ヒーター19a、19bの稼動停止、充填促進機構21a〜21dの上下動等の稼動停止、バルブ71〜78の開閉、処理槽11内の温度管理等を自動で行なうことができる。
上記のとおり、ガス処理装置10a、10bおよび10cは処理槽11を備え、処理槽11には処理剤が充填される。このように、本発明の実施の形態に係るガス処理装置は、処理槽11に被処理ガスを流入させることにより、被処理ガスと処理剤を接触させ処理するものをいう。したがって、処理槽内に充填される処理剤は、処理対象となる被処理ガスにより異なり、被処理ガスを分解し処理するものや、物理的または化学的吸着により被処理ガスを吸着除去するものも含まれる。また、用いる処理剤によっては、処理槽内を加熱する必要のないものもあり、その場合本発明の実施の形態に係るガス処理装置では、ヒーターや冷却用空気の供給は不要となる。
以上、本発明の実施の形態については、半導体の製造過程で排出される被処理ガスを処理するものとして説明したが、半導体の製造過程に限定されるものではなく、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で実施の形態に種々の変更が加えられることは明白である。
10a、10b、10c ガス処理装置
11 処理槽
12 内壁
13 第1の底面
14 第2の底面
15 ガス入口
16 ガス出口
17 処理剤導入口
18 処理剤排出口
19a、19b ヒーター
21a、21b、21c、21d 充填促進機構
22 軸
23 平板状円盤
24 中心回転軸
26 旋回翼
27 中心回転軸
28 旋回翼
29a、29b 震盪機
31 処理剤供給槽
32 供給口
41 コンプレッサー
51 ホッパー
61 減圧機器
62 真空ポンプ
63 スクリューポンプ
71 第1の開閉装置、バルブ
72 第2の開閉装置、バルブ
73、74、75、76、77、78 バルブ
79 配管
80 処理剤
91 コントローラー

Claims (4)

  1. 処理剤を充填した処理槽に被処理ガスを流入させることにより、前記被処理ガスを処理するガス処理装置であって;
    前記処理剤を充填する処理槽を備え;
    前記処理槽は、前記被処理ガスを前記処理槽に流入させるガス入口と、
    前記被処理ガスが処理された後の前記処理槽内のガスを前記処理槽から流出させるガス出口と、
    前記被処理ガスを処理する処理剤を前記処理槽に導入する処理剤導入口と、
    前記被処理ガスを処理し交換が必要となった処理剤を前記処理槽から排出する処理剤排出口と、
    前記被処理ガスを処理する処理剤を導入する際に、前記導入された処理剤の高さ表面を均す充填促進機構とを有し、
    前記ガス処理装置は、さらに、
    前記処理剤導入口に設置され、前記被処理ガスを処理する処理剤の導入時に前記処理剤導入口を開閉する第1の開閉装置と;
    前記処理剤排出口に設置され、前記交換が必要となった処理剤の排出時に前記処理剤排出口を開閉する第2の開閉装置とを備える;
    ガス処理装置。
  2. 前記被処理ガスを処理する処理剤を蓄え、前記蓄えた処理剤を前記処理槽に供給する供給口を有する処理剤供給槽であって、前記供給口が前記第1の開閉装置と接続された処理剤供給槽と;
    前記処理剤供給槽に蓄えられた処理剤を気体圧送により前記処理槽に送る、気体を圧縮するコンプレッサーとを備える;
    請求項1に記載のガス処理装置。
  3. 前記被処理ガスを処理する処理剤の導入時に、前記コンプレッサーと前記第1の開閉装置の開閉を制御し、前記被処理ガスを処理する処理剤を前記処理槽に導入するコントローラーを備える;
    請求項2に記載のガス処理装置。
  4. 処理剤を充填した処理槽に被処理ガスを流入させることにより、被処理ガスを処理するガス処理装置の処理剤交換方法であって;
    前記ガス処理装置本体から前記処理槽を離間させることなく、被処理ガスを処理し交換が必要となった処理剤を前記処理槽から排出する工程と;
    前記ガス処理装置本体から前記処理槽を離間させることなく、気体圧送により前記被処理ガスを処理する処理剤を前記処理槽に導入する工程と;
    前記導入された処理剤の高さ表面を均す工程とを備える;
    ガス処理装置の処理剤交換方法。
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