JP2010161853A - ディジタルサーボ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータが駆動する機構の影響により発生する振動を抑制することができるディジタルサーボ制御装置を提供する。
【解決手段】速度指令Vrefと算出モータ速度Vfbとを入力しモータ速度Vを速度指令Vrefに追従させるようにトルク指令Trefを算出して出力する速度制御部2と、トルク指令Trefに基づく電流指令Irefを算出して電流指令Irefに応じた電力をモータ4に供給する電流制御部3とを備えたディジタルサーボ制御装置1において、モータ速度Vとトルク指令Trefとを入力し、モータ4に結合された機械部6の複数の振動周波数を除去するように算出モータ速度Vfbを算出して出力する全振動除去部7を備える。
【選択図】図1
【解決手段】速度指令Vrefと算出モータ速度Vfbとを入力しモータ速度Vを速度指令Vrefに追従させるようにトルク指令Trefを算出して出力する速度制御部2と、トルク指令Trefに基づく電流指令Irefを算出して電流指令Irefに応じた電力をモータ4に供給する電流制御部3とを備えたディジタルサーボ制御装置1において、モータ速度Vとトルク指令Trefとを入力し、モータ4に結合された機械部6の複数の振動周波数を除去するように算出モータ速度Vfbを算出して出力する全振動除去部7を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、NC工作機械やロボット等のモータ応用システムに用いるモータの速度制御を行うディジタルサーボ制御装置に関し、特にモータが駆動する機構の影響により発生する振動を抑制するディジタルサーボ制御装置およびその制御方法に関する。
従来のディジタルサーボ制御装置は、マイクロコンピュータの高速化に伴い、制御処理周期を短くすることで、制御帯域を広くするようにしている。しかしながら、制御処理周期を短くすると速度検出の量子化誤差の影響が大きくなるという技術課題があった。エンコーダの分解能を高くすることでこの技術課題を解決することができるが、エンコーダの分解能を高くするとエンコーダが高価格となり実用性に欠けるという問題がある。この技術課題を解決するために、従来のディジタルサーボ制御装置では速度制御で用いるモータの回転速度情報を制御処理周期の短い速度オブザーバと、制御処理周期の長い速度オブザーバと、を用いて速度検出の量子化誤差の低減を図り、かつ、速度制御特性を改善している(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来のディジタルサーボ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、101はモータ、102は駆動回路、103は速度補償器、104はエンコーダ、105は速度推定手段、105aは短周期速度オブザーバ、105bは長周期速度オブザーバ、106は実速度演算手段、107は減算器、108は加算器、111はパイパスフィルタ、112はローパスフィルタ、ωcは速度指令、Icはトルク電流指令、ωfは速度計算値である。短周期速度オブザーバ105aは、速度補償器3からのトルク電流指令Icと前記エンコーダ104の回転速度検出値とを基に速度補償器3と同程度の周期による処理により速度推定値ωhaを算出する。長周期速度オブザーバ105bは、速度補償器3からのトルク電流指令Icと前記エンコーダ104の回転速度検出値とを基に速度補償器3の数十倍長い周期による処理により速度推定値ωhbを算出する。
速度推定値ωhbは、ローパスフィルタ112にて長周期速度オブザーバ105bで推定可能な周波数帯域までのローパスフィルタ処理を行う。速度推定値ωhaは、ハイパスフィルタ111により、ローパスフィルタ112の処理の周波数帯域を下限としてフィルタ処理を行う。加算器108はハイパスフィルタ111の出力とローパスフィルタ112の出力とを加算して速度計算値ωfを算出する。
このように、従来のディジタルサーボ制御装置は、短周期速度オブザーバ105aと、長周期オブザーバ105bと、を用いることで、短周期速度オブザーバからモータ回転速度変動のうち高周波成分まで考慮した速度推定値を出力して、長周期速度オブザーバから速度検出精度の劣化を補償した速度推定値を出力するのである。
従来のディジタルサーボ制御装置は、複数の速度オブザーバを用いて、速度検出精度の劣化を補償する構成となっているが、モータが駆動する機構の振動を抑制することができないという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、モータが駆動する機構の影響により発生する振動を抑制することができるディジタルサーボ制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、モータの位置または速度を検出しモータ速度を算出して出力する検出器を有するモータを駆動するディジタルサーボ制御装置であって、速度指令と前記モータ速度とを入力し前記モータ速度を前記速度指令に追従させるようにトルク指令を算出して出力する速度制御部と、前記トルク指令に基づく電流指令を算出して前記電流指令に応じた電力を前記モータに供給する電流制御部と、を備えたディジタルサーボ制御装置において、前記モータ速度と前記トルク指令とを入力し、前記モータに結合された機械部の複数の振動周波数を除去するように前記モータ速度を算出して出力する全振動除去部を備えるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいて、前記モータ速度に重畳した前記機械部の複数の振動周波数のうち1つの振動成分を除去した第1モータ速度を算出し、前記トルク指令と前記第1モータ速度とに基づいて、前記複数の振動周波数のうち他の1つの振動成分を除去した第2モータ速度を算出するように、順次1つずつ、振動成分を除去したモータ速度の演算を繰り返し、前記モータ速度に重畳した前記複数の振動周波数を全て除去した前記モータ速度を出力するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいてモータ推定速度を算出し、前記モータ速度から前記モータ推定速度を減じた速度振動成分を入力して位相調整速度振動成分を算出し、前記モータ速度から前記位相調整速度振動成分を減じた前記モータ速度を出力するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明における前記全振動除去部が、速度オブザーバを用いて前記モータ推定速度を算出し、前記速度振動成分と前記モータ速度との位相を同位相となるように位相調整するものである。
請求項1に記載の発明は、モータの位置または速度を検出しモータ速度を算出して出力する検出器を有するモータを駆動するディジタルサーボ制御装置であって、速度指令と前記モータ速度とを入力し前記モータ速度を前記速度指令に追従させるようにトルク指令を算出して出力する速度制御部と、前記トルク指令に基づく電流指令を算出して前記電流指令に応じた電力を前記モータに供給する電流制御部と、を備えたディジタルサーボ制御装置において、前記モータ速度と前記トルク指令とを入力し、前記モータに結合された機械部の複数の振動周波数を除去するように前記モータ速度を算出して出力する全振動除去部を備えるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいて、前記モータ速度に重畳した前記機械部の複数の振動周波数のうち1つの振動成分を除去した第1モータ速度を算出し、前記トルク指令と前記第1モータ速度とに基づいて、前記複数の振動周波数のうち他の1つの振動成分を除去した第2モータ速度を算出するように、順次1つずつ、振動成分を除去したモータ速度の演算を繰り返し、前記モータ速度に重畳した前記複数の振動周波数を全て除去した前記モータ速度を出力するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいてモータ推定速度を算出し、前記モータ速度から前記モータ推定速度を減じた速度振動成分を入力して位相調整速度振動成分を算出し、前記モータ速度から前記位相調整速度振動成分を減じた前記モータ速度を出力するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明における前記全振動除去部が、速度オブザーバを用いて前記モータ推定速度を算出し、前記速度振動成分と前記モータ速度との位相を同位相となるように位相調整するものである。
請求項1乃至4記載の発明によると、モータやモータに結合された機械部の共振等により発生してモータ速度に重畳される複数の振動を除去するように、順次1つずつ、モータフィードバック速度を算出するので、モータ速度に重畳される複数の振動成分を全て除去することができモータおよびモータにより駆動される機械部を滑らかに制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のディジタルサーボ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、2は速度制御部、3は電流制御部、4はモータ、5はモータ4のモータ速度vを検出する検出器、6はモータ4に結合されて駆動される機械部、7は全振動除去部となっている。全振動除去部7は、モータ速度vとトルク指令Trefとからモータ4およびモータ4が駆動する機構である機械部6の影響により発生する振動を除去したモータフィードバック速度Vfbを出力する。
本発明が従来技術と異なる部分は、全振動除去部7を備えた部分であり、モータ4とモータ4が駆動する機構である機械部6の影響により、検出器5から検出されるモータ速度vが振動している場合、特にモータ4とモータ4が駆動する機構である機械部6に共振点が複数あり、複数の振動周波数で振動している場合に、全振動除去手段7にて複数の振動成分を除去することができる部分である。
次に図1の動作について説明する。速度制御部2は、速度指令Vrefと全振動除去部7から出力されるモータフィードバック速度Vfbとを入力してモータフィードバック速度Vfbが速度指令Vrefに一致するようにトルク指令Trefを算出する。このとき、速度制御部2は比例制御、または比例積分制御などを行うことによりトルク指令Trefを算出する。電流制御部3は、モータ4がトルク指令Tref通りのモータトルクを出力するための電流指令Irefを算出してモータ4に与える。機械部6はモータ4と結合されていてモータ4が回転動作することで機械部6が駆動する。検出器5はモータの位置または速度を検出してモータ速度vを算出する。
全振動除去部7は、トルク指令Trefとモータ速度vとを入力してモータ速度vが振動している場合に、振動成分を除去したモータフィードバック速度Vfbを算出する。モータ速度vが振動していない場合は、モータ速度vをそのままモータフィードバック速度Vfbとして使用する。
全振動除去部7は、トルク指令Trefとモータ速度vとを入力してモータ速度vが振動している場合に、振動成分を除去したモータフィードバック速度Vfbを算出する。モータ速度vが振動していない場合は、モータ速度vをそのままモータフィードバック速度Vfbとして使用する。
図2は、全振動除去部7の詳細な構成を示すブロック図である。図において、71は第1振動除去部、71´は第2振動除去部となっている。
次に図2の動作について説明する。全振動除去部7に入力されたトルク指令Trefとモータ速度vは、第1振動除去部71に入力される。モータ4およびモータ4が駆動する機構である機械部6の影響により、モータ速度vが振動周波数f1で振動している場合、モータ速度vから振動周波数f1の振動成分を除去してモータフィードバック速度vfb1を生成する。モータ速度vが振動していない場合は、モータ速度vをそのまま全振動除去部7の出力であるモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
第1振動除去部71から出力されたモータフィードバック速度vfb1が振動周波数f2で振動している場合、モータフィードバック速度vfb1から振動周波数f2の振動成分を除去してモータフィードバック速度vfb2を生成して、モータフィードバック速度vfb2を全振動除去部7の出力であるモータフィードバック速度Vfbとして出力する。第1振動除去部71から出力されたモータフィードバック速度vfb1が振動していない場合は、モータフィードバック速度vfb1をそのまま全振動除去部7の出力であるモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
第1振動除去部71から出力されたモータフィードバック速度vfb1が振動周波数f2で振動している場合、モータフィードバック速度vfb1から振動周波数f2の振動成分を除去してモータフィードバック速度vfb2を生成して、モータフィードバック速度vfb2を全振動除去部7の出力であるモータフィードバック速度Vfbとして出力する。第1振動除去部71から出力されたモータフィードバック速度vfb1が振動していない場合は、モータフィードバック速度vfb1をそのまま全振動除去部7の出力であるモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
図3は、図2における第1振動除去部71の詳細な構成を示すブロック図である。図において、72は位相調整部、73は速度推定部となっている。図4は、図3における速度推定部73の詳細な構成を示すブロック図である。図において、74はゲイン、75はゲイン、76は積分器となっている。図5は図3における位相調整部72の詳細なブロック図である。図において77はローパスフィルタ、78はハイパスフィルタとなっている。
次に図3の動作について説明する。モータ速度vが振動周波数f1で振動していて第1振動除去部71がモータ速度vから振動周波数f1成分を除去する場合、振動除去部71に入力されたトルク指令Trefとモータ速度vとを速度推定部73に入力する。速度推定部73は推定速度vobsを算出する。速度推定部73は、トルク指令Trefとモータ速度vからモータ速度を推定する一般的な速度オブザーバであればよい。具体例として式(1)で推定速度vobsを算出することができる。図4は、式(1)をブロック図として示したものである。
vobs=Tref/Js+g1・(v−vobs)/s ・・・ (1)
ただし、式(1)において、Jはモータ4と機械部6との慣性モーメントの合計値、sはラプラス演算子、g1は速度推定部73の応答周波数である。g1は、振動周波数f1以下に設定して推定速度vobsが振動周波数f1で振動しない信号にする。
位相調整部72は、モータ速度vから速度推定部73で算出された推定速度vobsを減じてモータ速度vの振動周波数f1成分のみを抽出した信号である速度振動成分vvibの位相を、モータ速度vと同位相とするように位相調整する。図5は図3における位相調整部72の詳細な構成を示すブロック図、図6は図3における位相調整部72の詳細な他の構成を示すブロック図である。図5において、速度振動成分vvibをローパスフィルタ77とハイパスフィルタ78とを用いて、振動成分の位相を調整して位相調整速度成分vphsとして出力する。位相調整部72は、速度振動成分vvibの位相をモータ速度vの振動と同位相とするような機構のものであればよく、図6に示すように遅延素子79を用いて速度振動成分vvibの位相を調整してもよい。
そして、モータ速度vから位相調整速度成分vphsを減じた信号をモータフィードバック速度vfb1として出力する。
ただし、式(1)において、Jはモータ4と機械部6との慣性モーメントの合計値、sはラプラス演算子、g1は速度推定部73の応答周波数である。g1は、振動周波数f1以下に設定して推定速度vobsが振動周波数f1で振動しない信号にする。
位相調整部72は、モータ速度vから速度推定部73で算出された推定速度vobsを減じてモータ速度vの振動周波数f1成分のみを抽出した信号である速度振動成分vvibの位相を、モータ速度vと同位相とするように位相調整する。図5は図3における位相調整部72の詳細な構成を示すブロック図、図6は図3における位相調整部72の詳細な他の構成を示すブロック図である。図5において、速度振動成分vvibをローパスフィルタ77とハイパスフィルタ78とを用いて、振動成分の位相を調整して位相調整速度成分vphsとして出力する。位相調整部72は、速度振動成分vvibの位相をモータ速度vの振動と同位相とするような機構のものであればよく、図6に示すように遅延素子79を用いて速度振動成分vvibの位相を調整してもよい。
そして、モータ速度vから位相調整速度成分vphsを減じた信号をモータフィードバック速度vfb1として出力する。
以上が振動除去部71の動作であるが、第2振動除去部71´も同様の動作を行う。ただし、第2振動除去部71´はモータ速度vの代わりに第1モータフィードバック速度vfb1を入力する。
このように、全振動除去部7が複数の振動除去部を備えており、それぞれの振動除去部が異なる振動周波数の振動を除去することができるので、モータ4を含めた機械部6の影響によりモータ速度vが複数の振動周波数成分の振動を含んだ信号であっても滑らかに速度制御することができるのである。
図7は、本発明のディジタルサーボ制御装置の全振動除去部7の動作のフローチャートである。図において、ステップ1はモータ速度vに振動が発生しているかを判断するステップ、ステップ2はステップ1でモータ速度vに振動が発生していた場合にモータ速度vの振動周波数を測定するステップ、ステップ3はステップ2で測定した振動周波数の振動周波数を除去するステップ、ステップ3Aは推定速度を算出するステップ、ステップ3Bはモータ速度vから振動成分を抽出するステップ、ステップ3Cは抽出した振動成分の信号の位相を調整するステップ、ステップ3Dはモータ速度vから位相調整した振動成分の信号を減じてモータ速度vの振動を除去するステップ、ステップ4はステップ3によって振動を除去したモータ速度vにさらに振動が発生しているかを判断するステップ、ステップ5はステップ4でモータ速度vに振動が発生していた場合にモータ速度vの振動周波数を測定するステップ、ステップ6はステップ4で測定した振動周波数の振動周波数を除去するステップである。
次に、図7の更に詳細な動作について説明する。
ステップ1ではモータ速度vに振動が発生しているかを判断する。具体的には、例えばモータ速度vを一定時間のデータを保存して、保存したデータを周波数解析して振動レベルが予め設定した閾値よりも大きい場合に振動が発生していると判断する。モータ速度vに振動が発生していない場合は、モータ速度vをそのままモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
ステップ2ではモータ速度vの振動周波数を測定する。具体的には、例えばステップ1で測定した周波数解析の結果で一番振動レベルが大きいものを振動周波数とする。
ステップ3ではモータ速度vからステップ2で測定した振動周波数成分の信号を除去したモータフィードバック速度を算出する。ステップ3は更に詳細にステップ3A、ステップ3B、ステップ3C、ステップ3Dの4つのステップでモータ速度vから振動を除去する。
ステップ3Aはモータ速度vとトルク指令Trefとから速度オブザーバを用いて推定速度を算出する。ステップ3Bはモータ速度からステップ3Aで算出したモータ速度を減じてモータ速度vの振動成分を抽出する。ステップ3Cはステップ3Bで抽出したモータ速度vの振動成分の位相を調整してモータ速度vの振動の位相とステップ3Bで算出した振動成分の位相が同位相になるようにする。ステップ3Dはモータ速度vからステップ3Cで位相調整したモータ速度vの振動成分を減じてモータ速度vの振動成分を除去する。
ステップ1ではモータ速度vに振動が発生しているかを判断する。具体的には、例えばモータ速度vを一定時間のデータを保存して、保存したデータを周波数解析して振動レベルが予め設定した閾値よりも大きい場合に振動が発生していると判断する。モータ速度vに振動が発生していない場合は、モータ速度vをそのままモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
ステップ2ではモータ速度vの振動周波数を測定する。具体的には、例えばステップ1で測定した周波数解析の結果で一番振動レベルが大きいものを振動周波数とする。
ステップ3ではモータ速度vからステップ2で測定した振動周波数成分の信号を除去したモータフィードバック速度を算出する。ステップ3は更に詳細にステップ3A、ステップ3B、ステップ3C、ステップ3Dの4つのステップでモータ速度vから振動を除去する。
ステップ3Aはモータ速度vとトルク指令Trefとから速度オブザーバを用いて推定速度を算出する。ステップ3Bはモータ速度からステップ3Aで算出したモータ速度を減じてモータ速度vの振動成分を抽出する。ステップ3Cはステップ3Bで抽出したモータ速度vの振動成分の位相を調整してモータ速度vの振動の位相とステップ3Bで算出した振動成分の位相が同位相になるようにする。ステップ3Dはモータ速度vからステップ3Cで位相調整したモータ速度vの振動成分を減じてモータ速度vの振動成分を除去する。
ステップ4ではステップ3で算出したモータ速度vから振動成分を除去したモータフィードバック速度vfb1に振動が発生しているかを判断する。具体的な振動が発生しているかを判断する方法は、ステップ1と同様であるため説明は省略する。ステップ4で振動が発生していない場合は、ステップ3で算出されたモータフィードバック速度vfb1をそのままモータフィードバック速度Vfbとして出力する。
ステップ5ではモータフィードバック速度vfb1の振動周波数を測定する。具体的な方法は、ステップ2と同様であるため説明は省略する。
ステップ6ではモータフィードバック速度vfb1からステップ5で測定した振動周波数成分の信号を除去したモータフィードバック速度を算出する。ステップ6の具体的な処理ステップは、ステップ3と同じであるため説明は省略する。ただし、ステップ6ではモータ速度vの代わりにモータフィードバック速度vfb1を入力する。
ステップ5ではモータフィードバック速度vfb1の振動周波数を測定する。具体的な方法は、ステップ2と同様であるため説明は省略する。
ステップ6ではモータフィードバック速度vfb1からステップ5で測定した振動周波数成分の信号を除去したモータフィードバック速度を算出する。ステップ6の具体的な処理ステップは、ステップ3と同じであるため説明は省略する。ただし、ステップ6ではモータ速度vの代わりにモータフィードバック速度vfb1を入力する。
尚、本発明において、全振動除去部はこの実施例に限定されるものではなく、全振動除去部7は3つ以上の振動除去部を備えて、3種類以上の振動周波数の振動を除去することも可能である。例えば、3つ振動除去部を備えて3種類の振動周波数を除去する場合は、第2振動除去部71´の後段に第3振動除去部を直列に接続して、トルク指令Trefとモータフィードバック速度vfb2とを入力して、モータフィードバック速度vfb2から振動成分を除去すればよい。
1 ディジタルサーボ制御装置
2 速度制御部
3 電流制御部
4 モータ
5 検出器
6 機械部
7 全振動除去部
71 第1振動除去部
71´ 第2振動除去部
72 位相調整部
73 速度推定部
74 ゲイン
75 ゲイン
76 積分器
77 ローパスフィルタ
78 ハイパスフィルタ
79 遅延素子
2 速度制御部
3 電流制御部
4 モータ
5 検出器
6 機械部
7 全振動除去部
71 第1振動除去部
71´ 第2振動除去部
72 位相調整部
73 速度推定部
74 ゲイン
75 ゲイン
76 積分器
77 ローパスフィルタ
78 ハイパスフィルタ
79 遅延素子
Claims (4)
- モータの位置または速度を検出しモータ速度を算出して出力する検出器を有するモータを駆動するディジタルサーボ制御装置であって、速度指令と前記モータ速度とを入力し前記モータ速度を前記速度指令に追従させるようにトルク指令を算出して出力する速度制御部と、前記トルク指令に基づく電流指令を算出して前記電流指令に応じた電力を前記モータに供給する電流制御部と、を備えたディジタルサーボ制御装置において、
前記モータ速度と前記トルク指令とを入力し、前記モータに結合された機械部の複数の振動周波数を除去するように前記モータ速度を算出して出力する全振動除去部を備えることを特徴とするディジタルサーボ制御装置。 - 前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいて、前記モータ速度に重畳した前記機械部の複数の振動周波数のうち1つの振動成分を除去した第1モータ速度を算出し、
前記トルク指令と前記第1モータ速度とに基づいて、前記複数の振動周波数のうち他の1つの振動成分を除去した第2モータ速度を算出するように、
順次1つずつ、振動成分を除去したモータ速度の演算を繰り返し、前記モータ速度に重畳した前記複数の振動周波数を全て除去した前記モータ速度を出力する
ことを特徴とする請求項1記載のディジタルサーボ制御装置。 - 前記全振動除去部が、前記トルク指令と前記モータ速度とに基づいてモータ推定速度を算出し、
前記モータ速度から前記モータ推定速度を減じた速度振動成分を入力して位相調整速度振動成分を算出し、
前記モータ速度から前記位相調整速度振動成分を減じた前記モータ速度を出力することを特徴とする請求項1記載のディジタルサーボ制御装置。 - 前記全振動除去部が、速度オブザーバを用いて前記モータ推定速度を算出し、
前記速度振動成分と前記モータ速度との位相を同位相となるように位相調整することを特徴とする請求項3記載のディジタルサーボ制御装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009001440A JP2010161853A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | ディジタルサーボ制御装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2009001440A JP2010161853A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | ディジタルサーボ制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010161853A true JP2010161853A (ja) | 2010-07-22 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2009001440A Pending JP2010161853A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | ディジタルサーボ制御装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2010161853A (ja) |
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2009
- 2009-01-07 JP JP2009001440A patent/JP2010161853A/ja active Pending
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