JP2010159149A - 無接点式のコード巻き取り装置 - Google Patents

無接点式のコード巻き取り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010159149A
JP2010159149A JP2009003526A JP2009003526A JP2010159149A JP 2010159149 A JP2010159149 A JP 2010159149A JP 2009003526 A JP2009003526 A JP 2009003526A JP 2009003526 A JP2009003526 A JP 2009003526A JP 2010159149 A JP2010159149 A JP 2010159149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
reel
drawer
cord portion
winding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009003526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5329985B2 (ja
Inventor
Kenji Kobayashi
謙二 小林
Kasuomi Hosoya
佳守臣 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuhatsu Hanbai Co Ltd
Original Assignee
Chuhatsu Hanbai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuhatsu Hanbai Co Ltd filed Critical Chuhatsu Hanbai Co Ltd
Priority to JP2009003526A priority Critical patent/JP5329985B2/ja
Publication of JP2010159149A publication Critical patent/JP2010159149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5329985B2 publication Critical patent/JP5329985B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

【課題】無接点式のコード巻き取り装置において、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させること。
【解決手段】弾性を有する線状のばね材を渦巻状に形成したぜんまいばね9が、リール2の他側に巻回される非引出しコード部5bの間に配置されながら、内側端9aがケース1の一部に取り付けられて支持されるとともに外側端9bがリール2の外周部2bに取り付けられており、縮径された状態から次第に拡開されていく際に非引出しコード部5bをリール2の外周側へ付勢するので、例えば引き出された引出しコード部5aを戻す場合など非引出しコード部5bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無接点式のコード巻き取り装置において、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させる技術に関する。
従来より、無接点式のコード巻き取り装置が知られている。
図4に例示するように、無接点式のコード巻き取り装置300においては、ケース201内にリール202を、そのボス部202aをケース201に設けた中心軸203で支持して回転可能に、且つ一方向に付勢して設置し、このリール202に引出しコード部205aと非引出しコード部205bからなるコード205を、非引出しコード部205bの基端を中心軸203近くに設けた孔206を経てリール202の一側から他側へ引き出して巻回されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、引出しコード部205aがリール202の一側に巻取られてケース201内に完全に収納された状態から引出しコード部205aを矢印aで示すように引き出すと、リール202が図示しないばねの付勢に抗して回転され、引出しコード部205aはコード引出し口207から徐々に引き出される。この引出しコード部205aの引出しとともに、リール202が矢印bで示すように回転され、これによりリール202の他側に巻回された非引出しコード部205bは縮径された状態から次第に拡開されていき、引出しコード部205aが完全に引出されると、図4(b)に例示するように、非引出しコード部205bが最大に拡開された状態となる。引出しコード部205aが完全に引き出された後、その引出しを停止すると、リール202が前記ばねの付勢により逆方向へ回転するが、この回転は図示しないストッパ機構の作用により停止される。
一方、上述のように引き出した引出しコード部205aを再びリール202に巻き取らせるには、引出しコード部205aを再び引き出すことにより前記ストッパ機構を解除する。これによりリール202が前記ばねの付勢によって回転され、引出しコード部205aはリール202に引き出し前の状態に巻き取られる。また、リール202に最大の拡開状態にあった非引出しコード部205bは、次第に縮径されていき、引出しコード部205aが完全に巻き取られると、再び図4(a)に例示するような元の最小に縮径された状態となる。
特開2001−302113号公報(第2頁、図4) 特開2001−89037号公報(第3,4頁、図2)
しかし、上述のような無接点式のコード巻き取り装置300においては、非引出しコード部205bが縮径された状態から次第に拡開されていく際にリール202内で自由な状態となるため、リール202内で自由な状態となった非引出しコード部205bが座屈したりスムーズに拡開されなかったりするという問題があった。なお、図4(b)中に、リール202内で自由な状態となった非引出しコード部205bが座屈した様子を一点鎖線で図示する。因みに、コードが座屈をするとその耐久性が大幅に低下して巻き取れなくなったり断線したりする原因となる。また、コードが一度座屈をすると、それ以降にコードをスムーズに巻き取れなくなる。なお、このことは、一般的に素線径の小さなコードなどの腰の弱いコードにおいて顕著となる。
なお、このような問題を解決するために、素線径の大きなコードを使用することも考えられるが、このような場合にはコードの最小曲げRが大きくなることで縮径された際の非引出しコード部205bの外径寸法が大きくなり、これを収納するために装置が大型化するという問題がある。なお、引出しコード部205aを電気コードとして一般的な丸コードとしたままで縮径された際の非引出しコード部205bの外径寸法を小さくするために非引出しコード部205bを平コードとすることも考えられるが(例えば、特許文献2参照。)、このような場合でも腰を強くするためにはコードの素線径を太くしたりしなければならず、コードの最小曲げRが大きくなることで縮径された際の非引出しコード部205bの外径寸法が大きくなり、これを収納するために装置が大型化するという問題がある。また、引出しコード部205aの丸コードと非引出しコード部205bの平コードとをコネクタなどを利用して電気的に結線する必要があり、部品点数および組立て工数が増大するとともに製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、無接点式のコード巻き取り装置において、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る無接点式のコード巻き取り装置(100:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、ケース(1)内にリール(2)を中心軸(3)で支持して回転可能且つ一方向に付勢して設置し、引出しコード部(5a)と非引出しコード部(5b)からなるコード(5)のうちの前記非引出しコード部を、前記ケースの前記中心軸近くに設けた孔(6a)を経て前記ケース内に引き入れて巻回するとともに前記リールの外周近くに設けた孔(6b)を経て前記リールの一側から他側へ引き出し、引き出された先の引出しコード部を前記リールの他側にて巻回するように取り付けた無接点式のコード巻き取り装置において、巻回される前記非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢する付勢部材(9)を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、付勢部材が、非引出しコード部の少なくとも一部をリールの外周側へ付勢するので、例えば引き出された引出しコード部を戻す場合など非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のような付勢部材を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。
したがって、本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項2に係る無接点式のコード巻き取り装置(200)は、ケース(101)内にリール(102)を中心軸(103)で支持して回転可能且つ一方向に付勢して設置し、前記リールに引出しコード部(105a)と非引出しコード部(105b)からなるコード(105)を前記非引出しコード部の基端を前記中心軸近くに設けた孔(106)を経て前記リールの一側から他側へ引き出して巻回するように取り付けた無接点式のコード巻き取り装置において、巻回される前記非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢する付勢部材(109)を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、付勢部材が、非引出しコード部の少なくとも一部をリールの外周側へ付勢するので、例えば引き出された引出しコード部を戻す場合など非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のような付勢部材を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。
したがって、本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
なお、付勢部材については次の(イ)〜(ハ)のような構成が考えられる。
(イ)すなわち、請求項3のように、付勢部材(9,109)が、弾性を有するとともに渦巻状に形成され、巻回される非引出しコード部の間に配置されながら内側端(9a,109a)がケースの一部に取り付けられて支持されるとともに外側端(9b,109b)がリールの外周部に取り付けられることで、その弾性により、巻回される非引出しコード部の少なくとも一部をリールの外周側へ付勢するとともにケース内でリールを回転可能且つ一方向に付勢することが考えられる。
このように構成すれば、付勢部材が、非引出しコード部の少なくとも一部をリールの外周側へ付勢するので、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のような付勢部材を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。
したがって、本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
この場合、非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢する構成とリールを回転可能に付勢する構成とを一体化するので、リールを回転可能に付勢する構成を別途備える場合に比べて、装置の厚み寸法を小さくできるという効果もある。
(ロ)また、請求項4のように、付勢部材(19,119)が弾性を有するとともにコイル状に形成され、非引出しコード部の少なくとも一部に外挿されることで、その弾性により、巻回される非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分をリールの外周側へ付勢することが考えられる。
このように構成すれば、付勢部材が、非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分をリールの外周側へ付勢するので、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のような付勢部材を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。
したがって、本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
(ハ)また、請求項5のように、付勢部材(29,129)が、弾性を有するとともに中空状に形成され、非引出しコード部の少なくとも一部に外挿されることで、その弾性により、巻回される非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分をリールの外周側へ付勢することが考えられる。
このように構成すれば、付勢部材が、非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分をリールの外周側へ付勢するので、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール内で自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のような付勢部材を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。
したがって、本発明の無接点式のコード巻き取り装置によれば、簡単な構成で、非引出しコード部が縮径された状態から次第に拡開されていく際に、自由な状態となった非引出しコード部を座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
第一実施形態の無接点式のコード巻き取り装置を示し、(a)は非引出しコード部が拡開状態で現れた平面図であり、(b)は非引出しコード部が縮径状態で現れた平面図である。 (a)は他の実施形態の無接点式のコード巻き取り装置の付勢部材としてのコイルばねを外挿し、カバーで被覆した非引出コード部を示し、(b)は他の実施形態の無接点式のコード巻き取り装置の付勢部材としてのチューブを外挿した非引出コード部を示す。 第二実施形態の無接点式のコード巻き取り装置を示し、(a)は非引出しコード部が拡開状態で現れた平面図であり、(b)は非引出しコード部が縮径状態で現れた平面図である。 従来の無接点式のコード巻き取り装置を示し、(a)は非引出しコード部が縮径状態で現れた平面図であり、(b)は非引出しコード部が拡開状態で現れた平面図であり、非引出しコード部が座屈した様子を示す。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[1.第一実施形態]
図1は、実施形態の無接点式のコード巻き取り装置100を示し、(a)は非引出しコード部が縮径状態で現れた平面図であり、(b)は非引出しコード部が拡開状態で現れた平面図である。
[1.1.無接点式のコード巻き取り装置100の構成の説明]
図1に示すように、無接点式のコード巻き取り装置100は、ケース1内にリール2を中心軸3で支持して回転可能に設置し、引出しコード部5aと非引出しコード部5bからなるコード5のうちの非引出しコード部5bを、ケース1の中心軸3近くに設けた孔6aを経てケース1内に引き入れて正面から見て右巻きに巻回するとともに、リール2の外周部2b近くに設けた孔6bを経てリール2の一側(図の手前側)から他側(図の向こう側)へ引き出し、引き出された先の引出しコード部5aをリール2の円筒状のドラム2cに正面から見て右巻きに巻回した構成を有している。なお、図1(a)ではドラム2cの図示を省略している。また、図1(b)では引出しコード部5aの右巻きされている部分を破線で図示している。また、コード引出し口7は引出しコード部5aを引き出すための開口部である。
そして、ケース1内に巻回された非引出しコード部5bの間には、付勢部材としてのぜんまいばね9が配置されている。このぜんまいばね9は、弾性を有する線状のばね材を渦巻状に形成しており、リール2に巻回される非引出しコード部5bの間に配置されながら正面から見て右巻きされ、内側端9aがケース1の一部に取り付けられて支持されるとともに外側端9bがリール2の外周部2bに取り付けられている。このことにより、ぜんまいばね9は、リール2を正面から見て右回りに付勢する。なお、本実施形態では、ぜんまいばね9の内側端9aがケース1の一部としての中心軸3に取り付けられている。
[1.2.無接点式のコード巻き取り装置100の動作の説明]
次に、本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置100の動作を、図1を参照しながら説明する。
図1(a)に示すように、引出しコード部5aがリール2の一側に巻取られてケース1内に完全に収納された状態から引出しコード部5aを矢印aで示すように引き出すと、リール2がぜんまいばね9の付勢力に抗して回転され、引出しコード部5aはコード引出し口7から徐々に引き出される。このとき、ぜんまいばね9が拡開された状態から次第に縮径されていく。この引出しコード部5aの引出しとともに、リール2が矢印bで示す方向に回転され、これにより、拡開された状態から次第に縮径されていくぜんまいばね9に押されながら、巻回された非引出しコード部5bも同様に拡開された状態から次第に縮径されていく。引出しコード部5aが完全に引出されると、図1(b)に例示するように、非引出しコード部5bが最も縮径された状態となる。なお、引出しコード部5aが完全に引き出された後、その引出しを停止すると、リール2がぜんまいばね9の付勢力により、引出しコード部5aの引き出し時とは逆方向へ付勢される。
一方、上述のように引き出した引出しコード部5aを引く力を弱めると、矢印dで示すように、リール2がぜんまいばね9の付勢によって逆方向に回転され、引出しコード部5aが矢印cで示す方向に移動してリール2に引き出し前の状態に巻き取られる。このとき、ぜんまいばね9が縮径された状態から次第に拡開されていく。また、最も縮径された状態にあった非引出しコード部5bが、縮径された状態から次第に拡開されていくぜんまいばね9に押されて次第に拡開されていく。したがって、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。そして、引出しコード部5aが完全に巻き取られると、非引出しコード部5bが再び図1(a)に例示するような最大に拡開された状態となる。
[1.3.効果]
(1)このように本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置100によれば、弾性を有する線状のばね材を渦巻状に形成したぜんまいばね9が、巻回される非引出しコード部5bの間に配置されながら、内側端9aがケース1の一部に取り付けられて支持されるとともに外側端9bがリール2の外周部2bに取り付けられており、縮径された状態から次第に拡開されていく際に非引出しコード部5bをリール2の外周側へ付勢するので、例えば引き出された引出しコード部5aを戻す場合など非引出しコード部5bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部の座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のようなぜんまいばね9を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。したがって、簡単な構成で、非引出しコード部5bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
(2)また、本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置100によれば、ぜんまいばね9を備えることにより、非引出しコード部5bをリール2の外周側へ付勢する構成とリール2を回転可能に付勢する構成とを一体化するので、リール2を回転可能に付勢する構成を別途備える場合に比べて、当該無接点式のコード巻き取り装置100の厚み寸法を小さくできるという効果もある。
[1.4.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、巻回された非引出しコード部5bの間に、付勢部材としてのぜんまいばね9を配置しているが、これには限られず、図2(a)に例示するように、付勢部材としてのコイルばね19が非引出しコード部5bに外挿されるように構成してもよい。なお、コイルばね19は弾性を有するとともにコイル状に形成されている。そして、コイルばね19が外挿された非引出しコード部5bを中空状のカバー20で被覆することにより、コイルばね19を非引出しコード部5bに固定する。
このことにより、コイルばね19が、その弾性により、巻回される非引出しコード部5bのうちの当該コイルばね19が外挿される部分をリール2の外周側へ付勢する。したがって、上記実施形態と同様に、簡単な構成で、非引出しコード部5bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
(2)上記実施形態では、巻回された非引出しコード部5bの間に、付勢部材としてのぜんまいばね9を配置しているが、これには限られず、図2(b)に例示するように、付勢部材としてのチューブ29が非引出しコード部5bに外挿されるように構成してもよい。なお、チューブ29は、弾性を有するとともに中空状に形成されている。
このことにより、チューブ29が、その弾性により、巻回される非引出しコード部5bのうちの当該チューブ29が外挿される部分をリール2の外周側へ付勢する。なお、本実施形態の場合、チューブ29を非引出しコード部5bに固定するための構成を必要としない。したがって、上記実施形態と同様に、簡単な構成で、非引出しコード部5bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、ケース1内で自由な状態となった非引出しコード部5bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
[2.第二実施形態]
図3は、第二実施形態の無接点式のコード巻き取り装置200を示し、(a)は非引出しコード部が縮径状態で現れた平面図であり、(b)は非引出しコード部が拡開状態で現れた平面図である。
[2.1.無接点式のコード巻き取り装置200の構成の説明]
図3に示すように、無接点式のコード巻き取り装置200は、ケース101内にリール102を、そのボス部102aをケース101に設けた中心軸103で支持して回転可能に、且つ一方向に付勢して設置し、このリール102に引出しコード部105aと非引出しコード部105bからなるコード105を、非引出しコード部105bの基端を中心軸103近くに設けた孔106を経てリール102の一側(図の向こう側)から他側(図の手前側)へ引き出して巻回した構成を有している。なお、引出しコード部105aは、リール102に正面から見て左巻きされている。なお、図3では引出しコード部105aの左巻きされている部分の図示を省略している。一方、非引出しコード部105bは、リール102に正面から見て右巻きされている。したがって、引出しコード部105aと非引出しコード部105bとは互いに逆方向に巻回されている。また、コード引出し口107は引出しコード部105aを引き出すための開口部である。また、コード取出し口108は非引出しコード部105bを取り出すための開口部である。
そして、リール102に巻回された非引出しコード部105bの間には、付勢部材としてのぜんまいばね109が配置されている。このぜんまいばね109は、弾性を有する線状のばね材を渦巻状に形成しており、リール102に巻回される非引出しコード部105bの間に配置されながら正面から見て右巻きされ、内側端109aがケース101の一部に取り付けられて支持されるとともに外側端109bがリール102の外周部102bに取り付けられている。このことにより、ぜんまいばね109は、リール102を正面から見て右回りに付勢する。なお、本実施形態では、ぜんまいばね109の内側端109aがケース101の一部としての中心軸103に取り付けられている。
[2.2.無接点式のコード巻き取り装置200の動作の説明]
次に、本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置200の動作を、図3を参照しながら説明する。
図3(a)に示すように、引出しコード部105aがリール102に巻取られてケース101内に完全に収納された状態から引出しコード部105aを矢印aで示す方向に引き出すと、リール102がぜんまいばね109の付勢に抗して回転され、引出しコード部105aはコード引出し口107から徐々に引き出される。このとき、ぜんまいばね109が拡開された状態から次第に縮径されていく。この引出しコード部105aの引出しとともに、リール102が矢印bで示す方向に回転され、これにより、拡開された状態から次第に縮径されていくぜんまいばね109に押されながら、リール102に巻回された非引出しコード部105bも同様に拡開された状態から次第に縮径されていく。引出しコード部105aが完全に引出されると、図3(b)に例示するように、非引出しコード部105bが最も縮径された状態となる。なお、引出しコード部105aが完全に引き出された後、その引出しを停止すると、リール102がぜんまいばね109の付勢力により、引出しコード部105aの引き出し時とは逆方向へ付勢される。
一方、上述のように引き出した引出しコード部105aを引く力を弱めると、矢印dで示すようにリール102がぜんまいばね109の付勢によって逆方向に回転され、引出しコード部105aが矢印cで示す方向に移動してリール102に引き出し前の状態に巻き取られる。このとき、ぜんまいばね109が次第に拡開されていく。また、最も縮径された状態にあった非引出しコード部105bが、縮径された状態から次第に拡開されていくぜんまいばね109に押されて次第に拡開されていく。したがって、リール102内で自由な状態となった非引出しコード部105bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。そして、引出しコード部105aが完全に巻き取られると、非引出しコード部105bが再び図3(a)に例示するような最大に拡開された状態となる。
[2.3.効果]
(1)このように本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置200によれば、弾性を有する線状のばね材を渦巻状に形成したぜんまいばね109が、リール102の他側に巻回される非引出しコード部105bの間に配置されながら、内側端109aがケース1の一部に取り付けられて支持されるとともに外側端109bがリール102の外周部102bに取り付けられており、縮径された状態から次第に拡開されていく際に非引出しコード部105bをリール102の外周側へ付勢するので、例えば引き出された引出しコード部5aを戻す場合など非引出しコード部105bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール102内で自由な状態となった非引出しコード部105bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。また、上述のように非引出しコード部105bの座屈を防止してスムーズに拡開させるために上述のようなぜんまいばね109を備えるだけでよく、複雑な構成を必要としない。したがって、簡単な構成で、非引出しコード部105bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール102内で自由な状態となった非引出しコード部105bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
(2)また、本実施形態の無接点式のコード巻き取り装置200によれば、ぜんまいばね109を備えることにより、非引出しコード部105bをリール102の外周側へ付勢する構成とリール102を回転可能に付勢する構成とを一体化するので、リール102を回転可能に付勢する構成を別途備える場合に比べて、当該無接点式のコード巻き取り装置200の厚み寸法を小さくできるという効果もある。
[2.4.他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、リール102に巻回された非引出しコード部105bの間に、付勢部材としてのぜんまいばね109を配置しているが、これには限られず、図2(a)に例示するように、付勢部材としてのコイルばね119が非引出しコード部105bに外挿されるように構成してもよい。なお、コイルばね119は弾性を有するとともにコイル状に形成されている。そして、コイルばね119が外挿された非引出しコード部105bを中空状のカバー120で被覆することにより、コイルばね119を非引出しコード部105bに固定する。
このことにより、コイルばね119が、その弾性により、巻回される非引出しコード部105bのうちの当該コイルばね119が外挿される部分をリール102の外周側へ付勢する。したがって、上記実施形態と同様に、簡単な構成で、非引出しコード部105bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール102内で自由な状態となった非引出しコード部105bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
(2)上記実施形態では、リール102に巻回された非引出しコード部105bの間に、付勢部材としてのぜんまいばね109を配置しているが、これには限られず、図2(b)に例示するように、付勢部材としてのチューブ129が非引出しコード部105bに外挿されるように構成してもよい。なお、チューブ129は、弾性を有するとともに中空状に形成されている。
このことにより、チューブ129が、その弾性により、巻回される非引出しコード部105bのうちの当該チューブ129が外挿される部分をリール102の外周側へ付勢する。なお、本実施形態の場合、チューブ129を非引出しコード部105bに固定するための構成を必要としない。したがって、上記実施形態と同様に、簡単な構成で、非引出しコード部105bが縮径された状態から次第に拡開されていく際に、リール102内で自由な状態となった非引出しコード部105bを座屈させずにスムーズに拡開させることができる。
1…ケース、2…リール、2b…リールの外周部、2c…ドラム、3…中心軸、5…コード、5a…引出しコード部、5b…非引出しコード部、6a,6b…孔、7…コード引出し口、9…ぜんまいばね、9a…ぜんまいばねの内側端、9b…ぜんまいばねの外側端、19…コイルばね、20…カバー、29…チューブ、100…無接点式のコード巻き取り装置、101…ケース、102…リール、102a…リールのボス部、102b…リールの外周部、103…中心軸、105…コード、105a…引出しコード部、105b…非引出しコード部、106…孔、107…コード引出し口、108…コード取出し口、109…ぜんまいばね、109a…ぜんまいばねの内側端、109b…ぜんまいばねの外側端、200…無接点式のコード巻き取り装置、201…ケース、202…リール、202a…リールのボス部、203…中心軸、205…コード、205a…引出しコード部、205b…非引出しコード部、206…孔、207…コード引出し口、208…コード取出し口、300…従来の無接点式のコード巻き取り装置

Claims (5)

  1. ケース内にリールを中心軸で支持して回転可能且つ一方向に付勢して設置し、引出しコード部と非引出しコード部からなるコードのうちの前記非引出しコード部を、前記ケースの前記中心軸近くに設けた孔を経て前記ケース内に引き入れて巻回するとともに前記リールの外周近くに設けた孔を経て前記リールの一側から他側へ引き出し、引き出された先の引出しコード部を前記リールの他側にて巻回するように取り付けた無接点式のコード巻き取り装置において、
    巻回される前記非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢する付勢部材を備えることを特徴とする無接点式のコード巻き取り装置。
  2. ケース内にリールを中心軸で支持して回転可能且つ一方向に付勢して設置し、前記リールに引出しコード部と非引出しコード部からなるコードを前記非引出しコード部の基端を前記中心軸近くに設けた孔を経て前記リールの一側から他側へ引き出して巻回するように取り付けた無接点式のコード巻き取り装置において、
    巻回される前記非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢する付勢部材を備えることを特徴とする無接点式のコード巻き取り装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無接点式のコード巻き取り装置において、
    前記付勢部材は、
    弾性を有するとともに渦巻状に形成され、
    巻回される前記非引出しコード部の間に配置されながら内側端が前記ケースの一部に取り付けられて支持されるとともに外側端が前記リールの外周部に取り付けられることで、その弾性により、巻回される前記非引出しコード部の少なくとも一部を前記リールの外周側へ付勢するとともに前記ケース内で前記リールを回転可能且つ前記一方向に付勢すること
    を特徴とする無接点式のコード巻き取り装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の無接点式のコード巻き取り装置において、
    前記付勢部材は、
    弾性を有するとともにコイル状に形成され、
    前記非引出しコード部の少なくとも一部に外挿されることで、その弾性により、巻回される前記非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分を前記リールの外周側へ付勢すること
    を特徴とする無接点式のコード巻き取り装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の無接点式のコード巻き取り装置において、
    前記付勢部材は、
    弾性を有するとともに中空状に形成され、
    前記非引出しコード部の少なくとも一部に外挿されることで、その弾性により、巻回される前記非引出しコード部のうちの当該付勢部材が外挿される部分を前記リールの外周側へ付勢すること
    を特徴とする無接点式のコード巻き取り装置。
JP2009003526A 2009-01-09 2009-01-09 無接点式のコード巻き取り装置 Active JP5329985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003526A JP5329985B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 無接点式のコード巻き取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003526A JP5329985B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 無接点式のコード巻き取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010159149A true JP2010159149A (ja) 2010-07-22
JP5329985B2 JP5329985B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=42576633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003526A Active JP5329985B2 (ja) 2009-01-09 2009-01-09 無接点式のコード巻き取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5329985B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092802A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Ntt Facilities Inc 電算機室空調システム
CN106743842A (zh) * 2016-12-25 2017-05-31 重庆锄商贸有限公司 一种内卷纸装置
KR101955381B1 (ko) * 2018-08-07 2019-03-07 나광옥 무접점 방식의 내장형 전선릴
KR101955383B1 (ko) * 2018-08-07 2019-03-07 나광옥 무접점 방식의 외장형 전선릴
CN113697612A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 中国电子科技集团公司第三十八研究所 卷簧式多线缆防缠绕自动卷绕装置及雷达

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54161579U (ja) * 1978-04-29 1979-11-12
JPS6238279U (ja) * 1985-08-27 1987-03-06
JPS63109527U (ja) * 1986-12-30 1988-07-14

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54161579U (ja) * 1978-04-29 1979-11-12
JPS6238279U (ja) * 1985-08-27 1987-03-06
JPS63109527U (ja) * 1986-12-30 1988-07-14

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092802A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Ntt Facilities Inc 電算機室空調システム
CN106743842A (zh) * 2016-12-25 2017-05-31 重庆锄商贸有限公司 一种内卷纸装置
CN106743842B (zh) * 2016-12-25 2018-06-29 重庆一锄商贸有限公司 一种内卷纸装置
KR101955381B1 (ko) * 2018-08-07 2019-03-07 나광옥 무접점 방식의 내장형 전선릴
KR101955383B1 (ko) * 2018-08-07 2019-03-07 나광옥 무접점 방식의 외장형 전선릴
CN113697612A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 中国电子科技集团公司第三十八研究所 卷簧式多线缆防缠绕自动卷绕装置及雷达
CN113697612B (zh) * 2021-09-16 2023-12-22 中国电子科技集团公司第三十八研究所 卷簧式多线缆防缠绕自动卷绕装置及雷达

Also Published As

Publication number Publication date
JP5329985B2 (ja) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7017846B2 (en) Retractable cable winder
JP5329985B2 (ja) 無接点式のコード巻き取り装置
US5833165A (en) Retraction reel for keys and the like
CN111583802B (zh) 一种柔性显示装置
US20070209895A1 (en) Cord reel assembly and vacuum cleaner having the same
US6446898B1 (en) Wire collector
US1153829A (en) Take-up for flexible electric conductors.
JP5070567B2 (ja) 転写具
CN210393274U (zh) 一种旋转盒、伸缩控制机构及收纳盒
JP2011034346A (ja) 電子機器、ケーブル巻き取り構造、およびスライド式構造体
CN109230877A (zh) 线夹紧装置
CN102275418A (zh) 卷动装置
JP2006321131A (ja) 筆記具
JP2008216899A (ja) 光ファイバケーブル巻取器
JP4578118B2 (ja) コイル巻線用シャトルおよびこれを用いたトロイダルコイルの巻線装置とトロイダルコイルの巻線方法
CN115244358A (zh) 双向卷尺引导组件
JP2006232256A (ja) ウエビング巻取装置
KR102128775B1 (ko) 자동 줄 감김 장치
JP6655031B2 (ja) テープ巻き装置
JP2500212Y2 (ja) コ―ド巻取装置
JP7157689B2 (ja) 長尺体用リールの耐荷重構造
KR101069466B1 (ko) 코드릴 조립체
JP2001302113A (ja) 無接点式コード巻取装置
JP2001226043A (ja) 無接点式コード巻取装置
JPH11245981A (ja) 線状体の梱包容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5329985

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250