JP2010158523A - ディストラクションの影響を測定するための方法、コンピュータ化された試験システム、ディストラクションの影響を測定するためのシステム、ヒトの被験者の行動を測定するための方法、および刺激の影響を測定するためのシステム - Google Patents

ディストラクションの影響を測定するための方法、コンピュータ化された試験システム、ディストラクションの影響を測定するためのシステム、ヒトの被験者の行動を測定するための方法、および刺激の影響を測定するためのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ヒトの被験者に対するディストラクションの影響を測定するためのコンピュータ化された方法および装置を提供する。
【解決手段】ヒトの被験者に対するディストラクションの影響を測定するためのコンピュータ化された方法および装置は、少なくとも1つの刺激、少なくとも1つの視覚ディストラクション、および少なくとも1つの音声ディストラクションを被験者に提示するステップと、刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するステップと、視覚ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、音声ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、を含む。
【選択図】図1B

Description

同時係属出願の参照
2009年1月12日に出願された、米国暫定特許出願第61/143,948号、名称「Diagnostic test for ADHD」からの優先権が主張される。
本発明は、概して、コンピュータ化された試験装置に関し、より具体的には、認知機能のコンピュータ化された試験に関する。
ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder:注意欠陥多動性障害)等の認知症候群のためのコンピュータ化された試験システムが知られている。
ADHD等の認知症候群を診断するための公知の種類のコンピュータ化されたツールは、CPFであるが、これは一般的に、(例えば)子供が、コンピュータの画面または他の出力デバイス上に現れる刺激に応じて、コンピュータの入力デバイスを操作することで、例えばコンピュータのキーボード上の特定のキーを押下する、および/または押下しないことで応答するよう求められる試験の種類である。不作為の誤りとは、子供が、指定された標的刺激の出現に応じて、応答する(例えば、キーを押下する)ことができない出来事である。作為の誤りとは、標的刺激が無い時に子供が応答する、例えばキーを押下する出来事である。応答時間およびその変動も計算され得る。
本願明細書に述べられている全ての刊行物および特許文献の、およびその中に直接的または間接的に引用される刊行物および特許文献の開示は、参照することにより本願明細書に組み込まれる。
本発明の特定の実施形態は、子供または他の被験者の、刺激に対する応答の認知的または他の心理的側面を定量化するための、コンピュータ化された試験装置を提供することを目的とする。
コンピュータ化された試験装置は、一般的に、注意深さ、多動性、および別途、衝動性のうちの少なくとも1つについて、一般的に、2つ以上のタイプのこれらのうちの少なくとも1つの有効な操作化を生成する。
一般的に、多動性の指標は、エンドユーザが、一般的に刺激が存在する間か、またはその後にいかなる刺激も存在しない「空白」期間中に、個々の刺激に対して、要求された量よりも多く、例えば2つ以上の応答を引き起こす場合に生成される。
一般的に、第1のタイプの衝動性の指標は、エンドユーザが、早過ぎて不適切な応答を引き起こす場合に生成される。例えば、エンドユーザの不適切な、または「不良な」応答(一般的に、非標的刺激がディスプレイ画面または他の出力デバイス上に現れた後の、エンドユーザの最初の応答)が、該ユーザの「良好な」または適切な応答よりも早い場合に、および/またはエンドユーザの不適切な応答が、推測せずに適切な応答を引き起こすのに必要な応答時間の正常範囲よりも早い場合に、および/またはエンドユーザが、に、該ユーザが応答しないように指示された期間中(例えば非標的刺激が提示されている期間中)に応答する場合に生成される。
本発明の特定の実施形態の特定の特長は、多動性の指標と、別の一組の基準により衝動性の指標と、を生成することである。
該装置は、一般的に、代表的なユーザ、例えば子供が、自身の行動を時期尚早に終了せずに試験セッションを完了することができるように設計される。
該装置は、一般的に、エンドユーザが、コンピュータ入力、例えばスペースバーの押下を提供することによって応答するよう命令される、標的刺激が提示される状況、エンドユーザが、一般的に標的刺激と同じ画面の場所で、応答するよう指示されていない、非標的刺激が提示される状況、いかなる刺激も提示されない状況、移動および/または画像要素等の視覚ディストラクション、例えば動画シーケンスが提示される状況、音声ディストラクションが提示される基本的な状況、ならびに基本的な状況を組み合わせた複雑な状況を提供する。
「ディストラクション」という用語は、本願明細書で使用する場合、一般的に、標的および/または非標的刺激に重ねられる、あるいはこれらに関連して提示される刺激を含むことを意図し、したがって、試験の重点が置かれる標的および非標的刺激とつながりを持つ、したがってこれらに応答するエンドユーザの能力に悪影響、さらには良い効果を及ぼし得る。
一般的に、標的および非標的刺激は、所定の画面の場所(例えば、画面の中央付近)に提供される。一般的に、標的および非標的刺激の逐次的な出現は、いかなる刺激も現れない「空白」期間によって区切られ、それによって、「空白」期間中のエンドユーザの挙動の「空白分析」を可能にし、およびそれによって、ユーザの応答パターンを特徴付ける出力を生成する。「空白分析」は、一般的に、本願明細書に説明される、良好な空白押下および/または不良なハイパーの空白押下の分析を含む。
一般的に、ユーザ動作は、刺激がコンピュータ画面上に現れている間に、または画面上に刺激が現れる期間の後の「空白」期間中に、ユーザ動作が生じる場合に、先行する刺激に対する応答とされる。
一般的に、刺激は、3秒等の長期間にわたって、および0.5秒等の短期間にわたって提示され、長く提示される刺激に対するユーザの応答は、短期間にわたって提示される時の同じ刺激に対する同じユーザの応答と比較され、これによって、ユーザの応答パターンを特徴付ける出力を得る。
一般的に、空白期間後のユーザの挙動を分析し、ユーザの応答パターンを特徴付ける出力を得る。例えば、一部のユーザは、空白期間後の行動が不十分となり得、それは、おそらくは、リラックス期間からの「回復」が困難であることを示す。
一般的に、ディストラクションを含む刺激は、コンピュータ画面上で、および/またはコンピュータ音声装置を使用してユーザに提示され、データ収集は、ユーザのコンピュータ入力、例えばスペースバーの押下をコンピュータで追跡することによって行われ、計算ステップは、コンピュータ画面、およびコンピュータ入力を生成ようにユーザによって使用されるユーザ入力デバイスのデータに関連して、コンピュータによって行われる。
本発明の特定の実施形態によれば、ディストラクションを含む刺激は、高い割合のエンドユーザが試験を時期尚早に終了するのではなく、終えることを確認するため、予備試験が行われる。非常に長たらしく退屈な刺激および/またはディストラクションは、関心の大部分の心理的特徴を定量化するのに不要であり、これらは、エンドユーザが時期尚早に応答を終了してしまうと考えられるので、望ましくないと考えられる。環境を変化させることは、エンドユーザの興味を、ユーザが時期尚早に終了させないレベルに維持するのに有用である。例えば、レベル2において、ユーザは、ゴングが移動するのを見てもよく、レベル4において、ユーザは、見えないがゴングの音を聞いてもよく、また、レベル6において、ユーザは、ゴングを見て聞く。他の数多くの実施例が可能である。
本発明の特定の実施形態によれば、本発明のシステムに採用される少なくとも1つの標的および/または非標的刺激および/またはディストラクションは、音声−視覚要素、例えば、音声だけ、視覚だけ、音声および視覚トラックの両方のうちの少なくとも2つで提示されるシーケンスである。
本発明の特定の実施形態によれば、少なくとも1つの標的および/または非標的刺激は、第1の音声および/または視覚要素、例えばシーケンスを含み、少なくとも1つのディストラクションは、第2の音声および/または視覚要素、例えばシーケンスを含み、本発明のシステムは、第1および第2の要素を重ねてユーザに表示する。
本発明の特定の実施形態によれば、ユーザが、応答するように、および応答しないようにそれぞれ指示される、視覚標的および非標的刺激は、常に、コンピュータ画面上の単一の所定の場所に提示される。
本発明の特定の実施形態によれば、少なくとも1つの視覚ディストラクションは、少なくとも1つの動く部分を含み、および/またはコンピュータ画面内全体を移動し、例えば、鳥が翼を羽ばたかせ、および/または画面中を飛行する。
本発明の特定の実施形態によれば、少なくとも1つの刺激および/またはディストラクションは、漫画の絵等の、英数字以外の複雑な図形を含む。
本発明の特定の実施形態の特定の利点は、子供を衝動的または多動的であると誤って特定すること、または反対に、実際に衝動的または多動的である子供の診断に失敗する等の、偽陽性および偽陰性を防止することである。それは、例えば、失読症患者等の一部のエンドユーザの成功を妨げ得る、文字を使用することをしないこと、および/または視知覚障害を有するエンドユーザに関する誤りを防ぐように、異なる区域に現れる幾何学的形状を観察し、所定の区分に入ったことを示すように押下することをユーザに要求しないことによって達成される。
一般的に、コードの構造は、一部または全ての表示および他のタイミング、グラフィック、要素およびディストラクションの選択およびシーケンス、および要素/ディストラクションのタイプパラメータが、全て設定可能であるように構築される。一般的に、構造の中核は、標的要素と、非標的要素と、これらの提示を区切る空白とを含む。
本発明の特定の実施形態によれば、刺激および/またはディストラクションは、提示のために、刺激および/またはディストラクションのライブラリからランダムに選択される。これは、本願明細書に示して説明する試験システムが、認知トレーニングシステムと統合され、典型的には、エンドユーザの刺激に対する応答の心理的側面に関するフィードバックを該エンドユーザに提供し、そのフィードバックを利用して該エンドユーザの、自分自身の応答の状況を向上させる試みを評価するための、認知トレーニングシステムのソフトウェアとのデータインターフェースを含む時に、特に有用である。
本発明の特定の実施形態によれば、出力は、エンドユーザにおける2つのタイプの衝動性の存在を診断して提供される。「典型的な衝動性」出力は、少なくとも1つの押下が、閾値数の非標的刺激に応答するエンドユーザによってなされる場合に提供され得る。第2のタイプの衝動性出力は、良好な押下の平均応答時間が、非標的刺激に応答する第1の押下の組を含む衝動的押下の平均応答時間とは異なることが見いだされた場合に提供され得る。良好な押下の平均応答時間は、全思考処理を表し、衝動的平均応答時間は、良好な押下の平均応答時間よりも20%〜40%少なくなり得ると考えられる。ある一部の衝動的ユーザは、衝動的押下および良好な押下について同じ平均応答時間を有する、別個のタイプの衝動的な患者の群を成す。
本発明の特定の実施形態によれば、試験の開始時に初期化されるグローバルタイマが提供され、グローバルタイマに対する各押下または非押下の時間が記憶される。これは、本願明細書に示して説明する試験システムが、E.E.GまたはfMRIデバイス等の物理的測定デバイスと統合される場合に特に好都合である。結果として、ユーザの衝動的動作または多動的動作と、ユーザのEEGまたはFMRIが脳の活動の形跡を示した時とを、時間的に相関させることができるので、より詳細な評価のための体系がもたらされる。
本発明の特定の実施形態によれば、標的および非標的刺激、および/またはそれに対するディストラクションは、ユーザの右側または左側と特に相互に関連し得る、エンドユーザの注意欠陥を示す出力を生成するように、画面の左および/または右に提示される。同様に、標的および非標的刺激、および/またはそれに対するディストラクションは、ユーザの視界の例えば上および下半分と特に相互に関連し得る、エンドユーザの注意欠陥を示す出力を生成するように、画面の上部および/または下部に提示することができる。標的および非標的刺激、および/またはそれに対するディストラクションはまた、Z軸の一端または他端の認識に関連する、エンドユーザの注意欠陥を示す出力を生成するように、三次元の刺激を生成することによって、コンピュータ画面の軸に垂直なZ軸、すなわち深さ軸の両端上に提示され得る。
本発明は、一般的に、少なくとも以下の実施形態を含む。
実施形態1.被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法であって、
少なくとも1つの刺激、少なくとも1つの視覚ディストラクション、および少なくとも1つの音声ディストラクションを被験者に提示するステップと、
刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するステップと、
視覚ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、
音声ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、を含む、方法。
実施形態2.音声および視覚ディストラクションの両方が存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
実施形態3.注意深さを定量化するために、前記指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、実施形態1〜2のうちのいずれかに記載の方法。
実施形態4.多動性を定量化するために、前記指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、実施形態1〜3のうちのいずれかに記載の方法。
実施形態5.コンピュータ化された試験システムであって、
被験者によって引き起こされる複数の応答の特徴を測定するための装置と、
候補症候群のライブラリであって、各候補症候群が、複数の特徴のうちの少なくともいくつかについて一組の数値範囲を備えるライブラリと、
ライブラリ内の各候補症候群に一致する被験者の数を累積するように、および個々の候補症候群に一致する被験者の数が所定の閾値を上回った時に、症候群を特定する出力を提供するように動作するカウンタと、を備える、システム。
実施形態6.被験者に対するディストラクションの影響を測定するためのシステムであって、
少なくとも1つの視覚ディストラクションおよび少なくとも1つの音声ディストラクションを含むディストラクションの母集団から選択される、少なくとも1つのディストラクションを伴う少なくとも1つの刺激を被験者に提示するように動作する、プレゼンテーション生成手段と、
少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた被験者の試験行動を測定し、少なくとも1つの視覚ディストラクションの影響を受けた被験者の試験行動を測定して、その2つの行動を比較することによって、音声および視覚ディストラクションに対する被験者の応答差を特徴付けるように動作する、行動測定ユニットと、を備える、システム。
実施形態7.行動測定ユニットは、少なくとも1つの映像ディストラクションと組み合わせた、少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた、被験者の試験行動を測定するようにさらに動作する、実施形態6に記載のシステム。
実施形態8.行動測定ユニットは、刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するようにさらに動作する、実施形態6〜7のうちのいずれかに記載のシステム。
実施形態9.行動測定ユニットは、視覚ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するようにさらに動作する、実施形態6〜8のうちのいずれかに記載のシステム。
実施形態10.行動測定ユニットは、音声ディストラクションが存在する時の、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するようにさらに動作する、実施形態6〜9のうちのいずれかに記載のシステム。
実施形態11.ディストラクションの母集団は、対応する複数の視覚特徴のプロファイルを伴う複数の視覚ディストラクションを含む、実施形態6〜10のうちのいずれかに記載のシステム。
実施形態12.ディストラクションの母集団は、対応する複数の音声特徴のプロファイルを伴う複数の音声ディストラクションを含む、実施形態6〜11のうちのいずれかに記載のシステム。
実施形態13.行動測定ユニットは、第1の視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた時の被験者の行動と、第2の異なる視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた時の被験者の行動と、を比較するように動作する、実施形態11に記載のシステム。
実施形態14.行動測定ユニットは、第1の音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた時の被験者の行動と、第2の異なる音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた時の被験者の行動と、を比較するように動作する、実施形態12に記載のシステム。
実施形態15.被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法であって、
少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップと、
被験者の応答時間を表す応答時間パラメータを生成し、応答時間以外の、刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの態様を測定するステップと、
応答時間パラメータおよび応答時間以外の側面の関数として、被験者を特徴付ける出力を生成するステップと、を含む、方法。
実施形態16.刺激だけを含む一組の刺激とは同一ではない、一組の刺激に応答する被験者の応答時間を測定するステップをさらに含み、応答時間パラメータは、一組の刺激に応答する被験者の応答時間に対する、刺激に応答する被験者の応答時間の関数として計算される、実施形態15に記載の方法。
実施形態17.一組の刺激は、空の組(空白)を含む、実施形態16に記載の方法。
実施形態18.少なくとも1つの刺激の関数として、被験者の行動を測定するための方法であって、
コンピュータ画面上に表示される少なくとも1つの刺激の存在に応答する被験者の行動を測定し、それによって、第1の行動出力を生成するステップと、
コンピュータ画面からの少なくとも1つの刺激の欠如に応答する被験者の行動を測定し、それによって、第2の行動出力を生成するステップと、
第1および第2の行動出力を比較し、それによって、少なくとも1つの刺激の関数として、被験者の行動の特徴付けを生成するステップと、を含む、方法。
実施形態19.ディストラクションの母集団から選択される少なくとも1つのディストラクションを伴う、少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップと、
少なくとも1つのディストラクションの影響を受けた時の被験者の行動を測定し、2つの行動を比較するステップと、をさらに含む、実施形態18に記載の方法。
実施形態20.被験者に対する刺激の影響を測定するためのシステムであって、
刺激を終了した後に、刺激に応答する被験者の傾向を監視するように動作する、遅延応答監視手段を備える、システム。
実施形態21.衝動性を定量化する指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、実施形態1〜4のうちのいずれかに記載の方法。
実施形態22.応答時間以外の側面は、
被験者の作為および不作為の順序の側面、
被験者の作為および不作為の相対的タイミングの側面、および
刺激が被験者に提示されない空白期間に対する作為および不作為のタイミング、のうちの少なくとも1つを含む、実施形態15に記載の方法。
実施形態23.刺激および/またはディストラクションが、提示のために、刺激および/またはディストラクションのライブラリから少なくとも部分的にランダムに選択される、認知試験システムであって、少なくとも1つのディストラクションの存在下での応答を含む、刺激に対するエンドユーザの応答の心理的側面に関するフィードバックを該エンドユーザに提供する認知トレーニングシステムと統合される、システム。
実施形態24.刺激および/またはディストラクションが、ユーザに対する提示のために選択され、試験の開始時に初期化されるグローバルタイマが提供され、また、コンピュータ化された入力デバイスを使用して引き起こされる、各ユーザ応答の時間がグローバルタイマに対して記憶される、認知試験システム。
実施形態25.EEGまたはfMRIデバイス等の脳活動監視機器と統合される、実施形態24によるシステム。
また、その中に組み込まれたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する、一般的に有形のコンピュータが使用可能な媒体またはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を備え、該コンピュータが読み取り可能なプログラムコードは、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれか、または全てを実現するよう実行されるように適合される、コンピュータプログラム製品も提供される。本願明細書に示して説明する計算ステップのうちのいずれか、または全ては、コンピュータ上で実現され得ることを認識されたい。本願明細書の教示による動作は、所望の目的のために特別に構築されるコンピュータによって、またはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体内に記憶されるコンピュータプログラムによって所望の目的のために特別に構成される汎用コンピュータによって実行することができる。
任意の好適なプロセッサ、ディスプレイ、および入力手段を、本願明細書に示して説明する方法および装置のうちのいずれかによって使用または生成される情報等の情報の処理、例えばコンピュータ画面、または例えばフラッシュ技術を提供することができるプラットフォームを備えてもよい他のコンピュータ出力デバイス上への表示、およびその受け入れに使用することができ、上述のプロセッサ、ディスプレイ、および入力手段は、本発明の実施形態のうちのいくつか、または全てによる、コンピュータプログラムを含む。本願明細書に示して説明する本発明のうちのいずれか、または全ては、処理を行うために使用される、従来のパーソナルコンピュータのプロセッサ、ワークステーション、または汎用の、または特に構築した、他のプログラム可能なデバイスまたはコンピュータ、あるいは電子計算デバイス、表示するためのコンピュータ表示画面および/またはプリンタ、および/またはスピーカ、光ディスク、CDROM、光磁気ディスク、または他のディスク等の、機械が読み取り可能なメモリ、記憶するためのRAM、ROM、EPROM、EEPROM、磁気または光、あるいは他のカード類、およびキーボードまたはマウス、または受け入れるための、例えば適切なAPI(アプリケーションプログラムインタフェース)を通じてフラッシュプラットフォームを介した通信能力を有する、他の任意のデバイスによって実行することができる。上で使用される「処理を行う」という用語は、例えばコンピュータのレジスタおよび/またはメモリ内に生じ得る、または存在し得る、物理的な、例えば電子的な現象として表されるデータの、いかなるタイプの計算、または操作、あるいは変換をも含む。
上述のデバイスは、任意の従来の有線または無線デジタル通信手段を介して、例えば、有線またはセルラー電話網、またはインターネット等のコンピュータネットワークを介して、通信することができる。
本発明の装置は、本発明の特定の実施形態によれば、機械によって実行される時に、本願明細書に示して説明する本発明の装置、方法、特長、および機能のうちのいくつか、または全てを実現する命令のプログラムを含む、あるいは記憶する、機械が読み取り可能なメモリを含むことができる。代替として、または加えて、本発明の装置は、本発明の特定の実施形態による、従来のプログラミング言語で書かれ得る上述のプログラムと、随意に、本発明の教示に従って随意に構成または起動され得る汎用コンピュータ等だがこれに限定されない、プログラムを実行するための機械と、を含むことができる。本願明細書に組み込まれる教示のうちのいずれかは、適している場合はどこでも、物理的物体または物質を表す信号上で動作し得る。
上述の実施形態、および他の実施形態は、次項で詳述する。
本文または図面内に生じるあらゆる商標は、その所有者の所有物であり、本願明細書においては、単に、本発明の一実施形態がどのように実現され得るのか、という一実施例を説明または示すために使用される。
特に明示されていない限り、以下の考察から明らかなように、明細書の考察の全体を通して、「処理を行う」「計算する」「推定する」、「選択する」、「ランク付けする」「評点付ける」「算出する」、「判断する」、「生成する」、「再評価する」、「分類する」「生成する」、「作り出す」「ステレオ整合する」「登録する」「検出する」「関連付ける」「重ねる」「得る」等の使用は、計算システムのレジスタおよび/またはメモリ内での、電子的等の、物理的な量として表されるデータを操作、および/または計算システムのメモリ、レジスタ、または他のそのような情報記憶、伝送、または表示デバイス内で、物理的な量として同様に表される他のデータに変換する、コンピュータまたは計算システム、あるいはプロセッサまたは同様の電子計算デバイスの動作および/または処理を指す。「コンピュータ」という用語は、限定的でない例として、パーソナルコンピュータ、サーバ、計算システム、通信デバイス、プロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等)、および他の電子計算デバイスを含む、データ処理能力を有するあらゆる種類の電子デバイスを包含するものであると広く解釈されるべきである。
本発明は、単に明確にするために、特定のプログラミング言語、オペレーティングシステム、ブラウザ、システムのバージョン、個々の製品等に特有な用語で説明され得る。この用語の使用は、動作の全般的な原理を一例として明確かつ簡潔に伝えることを意図したものであり、本発明の範囲を、任意の特定のプログラミング言語、オペレーティングシステム、ブラウザ、システムバージョン、または個々の製品に限定することを意図したものではないことを認識されるであろう。
本発明の特定の実施形態は、以下の図面に示される。
本発明の特定の実施形態に従って構成されて動作する、コンピュータ化された試験システムの簡略化された機能ブロック図である。 全て本発明の第1の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して実現され得る、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。 全て本発明の第2の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して実現され得る、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。 全て本発明の第3の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して、少なくとも1つの刺激の関数として、被験者の行動を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。 全て本発明の第4の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。 本発明の特定の実施形態に従って構成されて動作する、例示的なランタイム環境によって生成されるコンピュータ化された試験中に生じる、画面の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って構成されて動作する、例示的なランタイム環境によって生成されるコンピュータ化された試験中に生じる、画面の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って構成されて動作する、例示的なランタイム環境によって生成されるコンピュータ化された試験中に生じる、画面の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが非標的刺激として機能し得る画像要素の簡略化された画像図である。 本発明の特定の実施形態による試験の個々のレベルに含まれるサブレベルの例示的なシーケンスを示す表である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、いずれか、または全てが視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップから例示的に抜粋したものを示す図である。 本発明の特定の実施形態に従って、コンピュータ上のディストラクションの例示的なタイミングおよび位置決めを設定する表である。 本発明の特定の実施形態による、エンドユーザの行動に対して定義され得る可能な状態を定義する状態図である。 本発明の特定の実施形態に従って、各サブレベルに対してコンピュータメモリ内に構築され得る、CurSubLvlResults表である。 本発明の特定の実施形態に従って、コンピュータメモリ内に構成され得る、lvlResults表である。 本発明の特定の実施形態に従って、コンピュータメモリ内に構成され得る、 mivRawResults表である。 併せて、本願明細書の特定の実施形態に従って、コンピュータメモリ内に構築され得る、本願明細書においてmivSummaryByLvl表とも称される、注意、多動性、および衝動性等の心理的変数に関する情報の提示に有用である表の一実施例である。 併せて、本願明細書の特定の実施形態に従って、コンピュータメモリ内に構築され得る、本願明細書においてmivSummaryByLvl表とも称される、注意、多動性、および衝動性等の心理的変数に関する情報の提示に有用である表の一実施例である。 評点が、試験の最上位の観点から作成されることを除き、図14A〜14Bの表と同様である、本願明細書においてmivTopSummary表と称される表である。 本発明の特定の実施形態に従って、コンピュータメモリ内に構築され得る、タイプおよびサブタイプの表である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される出力の4つのタブの要約にそれぞれ対応する、画面ショットの画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される出力の4つのタブの要約にそれぞれ対応する、画面ショットの画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される出力の4つのタブの要約にそれぞれ対応する、画面ショットの画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される出力の4つのタブの要約にそれぞれ対応する、画面ショットの画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される別の組の出力を例示する、出力画面表示の画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される別の組の出力を例示する、出力画面表示の画像図である。 本発明の特定の実施形態による、本願明細書に示して説明するシステムによって生成される別の組の出力を例示する、出力画面表示の画像図である。 本発明の特定の実施形態による、電気物理的測定デバイスと統合されるコンピュータ化された試験システムの簡略化された機能ブロック図である。
図1Aは、被験者によって引き起こされる複数の応答の特徴を測定するための装置110と、候補症候群のライブラリであって、各候補症候群が、該複数の特徴のうちの少なくともいくつかについての一組の値範囲を備えるライブラリ110と、ライブラリ内の各候補症候群に一致する被験者の数を累積するように、および個々の候補症候群に一致する被験者の数が所定の閾値を上回った時に、症候群を特定する出力を提供するように動作するカウンタ120と、を備える、コンピュータ化された試験システムの簡略化された機能ブロック図である。一般的に、装置110は、被験者に対するディストラクションの影響を測定するように動作するCPF試験の管理手段を含む。装置110は、例えば、少なくとも1つの視覚ディストラクションおよび少なくとも1つの音声ディストラクションを含むディストラクションの母集団から選択される、少なくとも1つのディストラクションを伴う少なくとも1つの刺激を被験者に提示するように動作する、プレゼンテーション生成手段140と、少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた被験者の試験行動を測定し、少なくとも1つの視覚ディストラクションの影響を受けた被験者の試験行動を測定して、2つの行動を比較し、それによって、音声および視覚ディストラクションに対する被験者の応答差を特徴付けるように動作する、行動測定ユニット150と、を備えることができる。行動測定ユニット150は、一般的に、
(a)少なくとも1つの映像ディストラクションと組み合わせた、少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた被験者の試験行動を測定するように、および/または
(b)該刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するように、および/または
(c)該視覚ディストラクションが存在する際の、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するように、および/または
(d)該音声ディストラクションが存在する際の、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するように、さらに動作する。
ディストラクションの母集団は、対応する複数の視覚特徴のプロファイルを伴う複数の視覚ディストラクションを含み得、および/または対応する複数の音声特徴のプロファイルを伴う複数の音声ディストラクションを含み得る。
一般的に、行動測定ユニット150は、第1の視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた被験者の行動と、第2の異なる視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた被験者の行動と、を比較するように、および/または第1の音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた被験者の行動と、第2の異なる音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた被験者の行動と、を比較するように動作する。
装置110は、刺激を終了した後に、応答する被験者の傾向を監視するように動作する、遅延応答監視手段160を含むことができる。
図1Bは、全て本発明の第1の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して実現され得る、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。図1Bの方法は、例えば以下に示されるステップのうちのいくつか、または全てを、例えばここで示されるような適切な順序で含むことができる。
少なくとも1つの刺激、少なくとも1つの視覚ディストラクション、および少なくとも1つの音声ディストラクションを被験者に提示するステップ、
該刺激に応答する該被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するステップ、
該視覚ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップ、
該音声ディストラクションが存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップ、および
該音声および視覚ディストラクションの両方が存在する時に、被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップ。
図1Bの方法は、注意深さおよび/または多動性の定量化を生成する場合もあり、生成しない場合もある。
図1Cは、全て本発明の第2の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して実現され得る、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。図1Cの方法は、例えば以下に示されるように好適に順序付けされるステップのうちのいくつか、または全てを含むことができる。
少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップ、
被験者の応答時間を表す応答時間パラメータを生成し、応答時間以外の、刺激に応答する被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定する、ステップ、
応答時間パラメータおよび応答時間以外の側面の関数として、被験者を特徴付ける出力を生成するステップ、および
刺激だけを含む一組の刺激とは同一ではない、一組の刺激に応答する被験者の応答時間を測定するステップであって、応答時間パラメータが、一組の刺激に応答する被験者の応答時間に対する、上記刺激に応答する被験者の応答時間の関数として計算されるステップ。
一組の刺激は、随意に、空の組(空白)を備えてもよいことを認識されたい。
図1Dは、全て本発明の第3の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して、少なくとも1つの刺激の関数として、被験者の行動を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。図1Dの方法は、例えば以下のステップのうちのいくつか、または全てを、例えばここで示されるような適切な順序で含むことができる。
少なくとも1つの刺激の欠如に応答する被験者の行動を測定するステップ、
ディストラクションの母集団から選択される少なくとも1つのディストラクションを伴う、少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップ、および
少なくとも1つのディストラクションの影響を受けた被験者の行動を測定し、2つの行動を比較するステップ。
図1Eは、全て本発明の第4の実施形態に従った、図1Aのシステムを使用して、被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法の簡略化されたフローチャート図である。図1Eの方法は、例えば以下のステップのうちのいくつか、または全てを、例えばここで示されるような適切な順序で含むことができる。
刺激のシーケンスを、特定の動作を省略する被験者に提示し、それによって、刺激のシーケンス内の少なくともいくつかの刺激に対する不作為を定義するステップと、
被験者の不作為のうちの少なくとも1つの側面を測定するステップと、
個々の刺激に応答する被験者の不作為と、個々の刺激以外の、シーケンス内の刺激に応答する被験者の不作為とを比較することによって、シーケンス内の少なくとも1つの個々の刺激に対する被験者の応答を定量化するステップ。
以下、図1A〜1Eの種々の実施形態の実現に有用な、ランタイム環境および対応する分析機能の一実施例を説明する。
本願明細書に示して説明するランタイム環境において、ユーザは、一般的に、活動的であり、アプリケーションは、ユーザの活動から情報を収集する。環境は、一般的に、例えば図2Aに示される初期(ようこそ)画面を最初に生成し、該画面は、ユーザが、フォームおよび初期詳細に入力することを可能にし、彼自身が、注意および整理整頓の問題を伴うスーパーヒーローであり得る、本願明細書では「ハイパー」と称される架空の人物を提示する。環境は、次いでコンピュータ化された試験を生成する。試験中、被験者は、例えば図2Bに示されるように、ハイパーの顔が画面の中央にある時にだけ、スペースバーを1回押下するように指示される。該指示は、例えば、「ハイパーの顔が画面の中央に示されている時にだけ、スペースバーを押下してください」であり得る。図示の実施形態では、CPFにおいて、子供がディストラクションの出現に注意を払う画面空間を最小化し、出現のための空間を最大化するように「ハイパー」の顔だけが示される。一般的に、試験にはいくつかの、例えば8つのレベルがあり、それらは、次々に提示される。各レベルは、一般的に、測定可能な要素体系と、ディストラクション体系と、を含む。レベルごとに、一般的に、同じ順序で画面の中央に示される、「測定可能な要素」の同じ群を有する。その群は、ハイパーの顔および様々な異なる動物を含み、図示の実施形態においては、例えば図2Bおよび2Cに示されるようなものであり、当該図は、本願明細書に示して説明するランタイム環境によって生成される、コンピュータ化された試験中に生じる画面のスナップショットである。測定可能な要素の群は、図示の実施形態では、6つの測定可能な要素を含み、各要素は、例えば図3A〜3Fに示されるような、好適な画像要素を含む。図3Aに示されているEl1という要素は、「ハイパー」の顔であり、また、これは、被験者が応答するように指示される要素であるため、本願明細書では「標的」とも称される。図示の実施形態の要素2〜6は、それぞれ、示されているように、ネコ、キリン、アヒル、オオカミ、およびクマである。これらの要素は、全てのユーザの動作および無動作、または不作為が、一般的に、キーボードの押下期間中に画面上に示される要素に対して測定および分析されるので、測定可能であるとみなされる。
上述の「測定可能な要素」の各表示時間中にスペースバーが押下された数が測定されるが、「表示時間」は、各測定可能な要素が、画面上に子供のエンドユーザに対して表示される期間を指す。加えて、要素の出現から初期のスペースバー押下まで、または各スペースバー押下までに経過する時間も、一般的に、累積されて、記憶される。
例示的なコンピュータ化された試験は、約15分であり、8つのレベルを含み、それぞれが114秒の持続時間を有する。このような各レベルは、例えば以下のように、それらの音声および/映像の特長が変化する、異なる組のディストラクションを特徴として有することができる。
レベル1−ディストラクション無し
レベル2−1つの視覚ディストラクション
レベル3−2つの視覚ディストラクション
レベル4−1つの音声ディストラクション
レベル5−2つの音声ディストラクション
レベル6−1つの音声−視覚ディストラクション
レベル7−2つの音声−視覚ディストラクション
レベル8−ディストラクション無し
一般的に、視覚ディストラクションは、音声−視覚ディストラクションのうちの1つ以上の視覚構成要素を含み得、音声ディストラクションは、音声−視覚ディストラクションのうちの1つ以上の音声トラックを含み得る。例えば、視覚ディストラクションだけが提供される時には、1つ以上の動画クリップが示され、音声はオフにされる。音声ディストラクションだけが提供される時には、1つ以上の音声クリップはオンであるが、全ての動画クリップはオフとなる。視覚および音声ディストラクションの両方が提供される時には、音声はオンであり、クリップが示される。
本発明の特定の実施形態の特定の特長は、どのディストラクションまたはその組み合わせが、子供のエンドユーザの与えられた命令に従う能力を弱めるのか、または高めるのかを特定するために、ディストラクション、例えば音声および/または映像のタイプを分離させていることである。本願明細書に全て記載されているように、一般的に、評点および押下は、異なるレベル間で比較され、行動パターンが探索される。ディストラクションのシーケンスは、全てのレベルについて同じであり得る。
図4は、個々のレベルに含まれるサブレベルの例示的なシーケンスを示す表である。要素のシーケンスは、図示の実施形態では、レベルごとに同じであり、図4の表に示されているように、11のサブレベルを含む。各サブレベルにおいて、各要素の表示持続時間は、同じである(図示の実施形態では、サブレベル1、6、および10について3秒、サブレベル2、4、7、および9について1秒、およびサブレベル3、5、8、および11について0.5秒)。
サブレベル1、2、3、4、5、・・・11で示されてもよい、4つ、6つ、12、8つ、16、・・・20の要素の好適な組(図4の第2の列)は、以下のとおりであるが、当然、単なる一例に過ぎない。
サブレベル1
1. El1
2. −(記号「−」は、いかなる測定可能な要素も現れないことを示す)
3. EL1
4. −
サブレベル2
1. El 1
2. −
3. El 3
4. −
5. El 1
6. −
サブレベル3
1. El 2
2. −
3. El 1
4. −
5. El 4
6. −
7. El 2
8. −
9. El 1
10. −
11. El 1
12. −
サブレベル4
1. El 4
2. −
3. El 1
4. −
5. El 1
6. −
7. El 1
8. −
サブレベル5
1. El 3
2. −
3. El 1
4. −
5. El 6
6. −
7. El 5
8. −
9. El1
10. −
11. El 1
12. −
13. El 3
14. −
15. El 1
16. −
サブレベル6
1. El 1
2. −
3. El 1
4. −
サブレベル7
1. El 5
2. −
3. El 1
4. −
5. El 3
6. −
7. El 1
8. −
サブレベル8
1. El 1
2. −
3. El 1
4. −
5. El 6
6. −
7. El 3
8. −
9. El 1
10. −
11. El 1
12. −
サブレベル9
1. El 1
2. −
3. El 2
4. El 1
サブレベル10
1. −
2. El 5
3. −
4. El 1
5. −
6. 1
7. −
8. El 2
サブレベル11
1. −
2. El 1
3. −
4. El 1
5. −
6. El 1
7. −
8. El 5
9. −
10. El 2
11. −
12. El 4
13. −
14. El 1
15. −
16. El 3
17. El 1
18. −
19. El 1
20. −
一般的に、視覚ディストラクションの動画クリップは、要素シーケンス上に重ねられる。レベル3、5、および7では、第1のディストラクションと並行して、別の異なるディストラクションが、第1のものと並行して画面上に追加的に示される。
視覚ディストラクションとして機能し得る動画クリップの実施例を、図5〜10Bに示す。
図5は、本願明細書においてEc1またはゴングと称される、動画クリップからのスクリーンショットであり、合計6.8秒にわたって黄色の円が縮小および拡大する。
図6A〜6Bは、本願明細書においてEc2またはボーリングと称される、3.5秒の動画クリップからの最初および最後のスクリーンショットであり、画面の下部にボーリングのボールがあり、ピンが立っている状態から始まり、ボールが上がってピンに当たり、ピンを側方に散開させる。
図7は、本願明細書においてEc3または鳥と称される、9.25秒の動画クリップからのスクリーンショットであり、3羽の鳥が左から右に移動し、わずかに羽根を動かす。
図8A〜8Cは、本願明細書においてEc4またはジェダイと称される、14.8秒の動画クリップからの最初、中間、最後のスクリーンショットであり、ジェダイと呼ばれるキャラクタは、閉じたサーベルの持ち手を握っており、2、3秒後にサーベルがオンになり、該キャラクタは、サーベルを左から右に振り、左側に戻し、次いでサーベルを閉じる。
図9A〜9Bは、本願明細書においてEc5またはサーベルと称される、6.8秒の動画クリップからの最初および最後のスクリーンショットであり、サーベルの上、下、左、および右への移動が含まれる。
図10A〜10Bは、本願明細書においてEc6または飛行機と称される、8.4秒の動画クリップからの最初および最後のスクリーンショットであり、右上隅から始まり、左側へ飛行する飛行機を示している。その飛行中に、飛行機の後方で、飛行機が飛行するのを妨げない小さい爆発がある。
コンピュータ画面上のディストラクションのタイミングおよび位置決めを、例えば図11の表に示すようにすることができる。各2つのディストラクションの間、すなわち図11の表内の隣接する行の間に、0.5秒が経過し得る。
以下、図1の応答差測定ユニット150によって実行される代表的な計算を説明する。上述の説明において、ハイパーの顔は、標的刺激とみなされ、他の全ての測定可能な要素は、「非標的」と称される。「出発点」は、第1の標的の出現時間である。示されている実施形態には、いかなる連続して示される標的も無く、各標的の後には、空白要素が続く。「押下無し」という用語は、子供のエンドユーザが、現在の測定可能な要素の表示時間の終わりまで、いかなる押下も引き起こさない状況を指す。特定の標的が表示されている時間中、以下の8つの結果または状態等の、複数の行動結果のうちのいずれかが起こり得る。
1.良好な押下(Good Press:GP)
2.良好な空白押下(Good Void Press:GVP)
3.押下失敗(Missed Press:MP)
4.ハイパーの不良な押下(Bad Hyper Press:BHP)
5.ハイパーの不良な空白(Bad Hyper Void:BHV)
6.不良な押下(Bad Press:BP)
7.動物の不良な押下(Bad Animal Press:BAP)
上述の状態は、以下の状態および状態間の遷移を含む、図12の状態チャートによって定義される。
S1:標的が画面上に示される。
押下した場合→S2に進む
押下しなかった場合→S8に進む
S2:レポート−「GP」
さらなる押下がある場合→S3に進む
空白が画面上に示された場合→S4に進む
S3:レポート−「BHP」→S4に進む
S4:画面上に空白
1回以上押下した場合は、S5に進む
押下しなかった場合は、S6に進む
S5:レポート−「BHV」
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S6:次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S7:空白を待ち、次いでS8に進む
S8:画面上に空白
押下した場合は、S9に進む
押下しなかった場合は、S10に進む
S9:レポート−「GVP」
さらなる押下がある場合は、S11に進む
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S10:レポート−「MP」
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S11:レポート−「BHV」
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S12:画面上に非標的
1回以上押下した場合は、S13に進む
押下しなかった場合は、S14に進む
S13:レポート−「BAP」
次の要素が空白である場合は、S4に進む
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
S14:次の要素が空白である場合は、S4に進む
次の要素が標的である場合は、S1に進む
次の要素が非標的である場合は、S12に進む
不良な押下(BP)は、ユーザが、(画面上に何があるかに関わらず)スペースバー以外のキーを押下する状態である。
以下、分析機能を説明する。一般的に、この機能が動作中である時、ユーザは、受動状態であり得、一方で、システムは、上述の収集したデータを分析し、その分析結果を好適なサーバプロセッサに送信する。ランタイム中、アプリケーションは、一般的に下記のそれぞれの節目に、ユーザの動作/無動作に関する情報を収集する。
a.キーボードの押下時−各押下が分析され、例えば図12に定義される、所定のルールによって、押下状態を判定する。
b.サブレベルの出発点ごと。
c.測定可能な要素の表示時間の終了点ごと。
以下の情報のフィールドは、サブレベルごとに、すなわち図示の実施形態においては1レベルあたり11個が、本願明細書においてCurSubLvlResults表とも称される、図13Aの表に記憶される。
A.サブレベル内の要素のインデックス
B.上記に定義した押下状態
C.要素が出現してから、スペースバーの押下が生じるまでのRT(応答時間、すなわち経過時間)(ミリ秒)
D.要素の表示持続時間
E.現在のサブレベル内の要素数
F.サブレベルの全持続時間(秒)
図13Bの表は、本願明細書においてlvlResultsまたは「実データ」表とも称され、全ての以前のcurSubLvlResults表(11の表)を記憶し、各サブレベルの終了点で、図13Bの表が更新される。図13Bの表は、レベルごとに生成され、図示の実施形態においては、8つのそのようなテーブルが生成および記憶される。
図13Cの表は、本願明細書においてmivRawResults表とも称され、試験の終了時に生成され、以下に詳述するように、分析器によって分析される。試験のレベルごとに、平均化を含む、各押下の応答時間の確認が行われ、説明するように、適切な評点、テキスト、およびグラフを生成することができる。
図14A〜14Bは、併せて、本願明細書においてmivSummaryByLvl表とも称される、注意、多動性、および衝動性に関する情報の提示に有用である表の一実施例である。概して、注意情報は、図12の状態図に定義されている、良好な押下、良好な空白押下、および失敗の状態から得ることができる。多動性情報は、図12の状態図に定義されている、不良なハイパーの押下、不良なハイパーの空白押下、および不良な押下の状態から得ることができる。衝動性情報は、図12の状態図に定義されている、不良な動物押下の状態から得ることができる。上述のように、各押下の状態に対して、押下数およびそれに関連する応答時間が判定される。
図14Aの1〜13行目は、エンドユーザから収集される応答データを要約している測定値の例であり、一方で、14行目以降は、関心の心理学的変数の操作化の例である。
1、3、5、7、9、11、および13行目は、それぞれ、特定のエンドユーザの試験セッションに関する、図12を参照して上で定義した、GP、BHP、BHV、GVP、BAP、BP、および失敗の状態の発生数の合計である。2、4、6、8、10、12行目は、それぞれ、GP、BHP、BHV、GVP、BAP、およびBPの状態をそれぞれ特徴付ける、平均応答時間(または、2行目については、原応答時間であり、その場合、15行目は、2行目の平均を記憶し得る)である。
操作化に関して、例えば、図示の実施例の18行目は、1および7行目を加算することによって操作化され、図示の実施例の19行目は、2および8行目を平均することによって操作化され、図示の実施例の21行目は、3および11行目を加算することによって操作化され、図示の実施例の22行目は、3および11行目を平均することによって操作化され、図示の実施例の24行目は、3、5、および11行目を加算することによって操作化され、図示の実施例の25行目は、3、5、および11行目を平均することによって操作化され、図示の実施例の30行目は、5および7行目を加算することによって操作化され、図示の実施例の31行目は、6および8行目を平均することによって操作化される。図示の実施例の23行目は、100−10×(3行目+11行目)を計算することによって操作化される。図示の実施例の26行目は、100−10×(3行目+5行目+11行目)を計算することによって操作化される。図示の実施例の29行目は、100−10×(9行目)を計算することによって操作化される。
図示の実施例の16行目は、下述されるもの等の適切な評点付け機能を、1行目の値に適用することによって操作化される。図示の実施例の17行目は、下述されるもの等の適切な評点付け機能を、7行目の値に適用することによって操作化される。図示の実施例の20行目は、下述されるもの等の適切な評点付け機能を、1および7行目のそれぞれの値の合計に適用することによって操作化される。
14行目以降の操作化のうちのいくつかは、1〜13行目の測定値のうちのいくつかと同一であり得る(例えば、図示の実施形態において、1行目と14行目とは同一であり、9行目と27行目とは同一であり、10行目と28行目とは同一である。)この種の実現形態により、心理学的変数の操作化を設定することができるようになり、将来の実現形態において、14、または27、あるいは28行目の操作化は、異なる可能性がある。
図14A〜14Bの表に現れている全ての測定値および操作化は、単に例示的なものであり、限定することを意図したものではないことを認識されたい。
図13A〜13Cは、一般的に、図14A〜14Bの表の前身であり、処理されて、その中に分類される。
注意、多動性、および衝動性評点は、例えば以下のルールを使用して、評点付け機能によってレベルごとに計算される。
多動性および衝動性の評点は、それぞれ、100等の初期値から開始することができ、各エンドユーザの「不良」カテゴリの応答、例えば押下ごとに、例えば10点のペナルティを含めることができる。例えば、多動性評点は、以下のカテゴリの、押下ごとに、例えば10点のペナルティを含み得る。不良なハイパーの押下不良なハイパーの空白押下、および不良な押下。衝動性評点は、不良な動物的押下カテゴリの押下ごとに、例えば10点のペナルティを含み得る。
図示の実施形態において、1レベルあたり33の標的があり、この場合、評点付け機能は、以下のようになり得る。
33回のGP(良好な押下)→評点:100
32回のGP→評点:95
31回のGP→評点:90
30回のGP→評点:80
29回のGP→評点:70
28回のGP→評点:60
27回のGP→評点:55
26回のGP→評点:50
25回のGP→評点:48
24回のGP→評点:46
23回のGP→評点:44
22回のGP→評点:42

26回のGP→評点:2
26回のGP→評点:0
上述の実施例のスキームにおいて、良好な押下数が特定の閾値、例えば25の良好な押下数を上回る場合は、良好な押下ごとに、より多くの点数、例えば5点が得られ、一方で、良好な押下数がその閾値を下回る場合は、より少ない点数、例えば2点しか得られないことを認識されたい。
図15は、評点が、試験の最上位の観点から作成されることを除き、図14A〜14Bの表と同様である、本願明細書においてmivTopSummary表と称される表である。示されているように、(例えば)8列の代わりに1列だけしかなく、一方で、フィールドは同じままである。
一般的に、予め定義した標準間隔が、各子供に使用でき、子供の試験行動は、例えば図16のタイプおよびサブタイプ表に定義されているように、その標準と比較される。「多動性押下」という用語は、以下の合計を指す。不良なハイパーの押下+不良なハイパーの空白押下+不良な押下。「衝動性押下」という用語は、不良な動物押下の総数を指す。各試験について、ユーザは、標準に対して、または異なるレベルと比較することによって、合格または不合格になったことが示される。
図13C〜16の表は、子供のエンドユーザのID詳細を関連付けて、オンラインデータベースにそのまま記憶することができる。
試験が終了し、データをサーバに送信した後、一般的に、適切な要約が表示される。表示は、例えば図17A〜17Dのそれぞれに示されているように、例えば複数のタブ(タブ1、・・・タブ4)を含み得る。別の例示的な出力形式は、図18A〜18Cの、概して自明の画面表示を含む。
タブ1は、図17Aに示されているように、レベル間の差異に関わらず、標準に対する全試験行動を表示する。このタブ内のデータの全ては、図15のmivTopSummary表に関連し得る。データは、グラフの形態で提示することができ、例えば、
左上のグラフ−行動速度−は、平均応答時間を示す。
右上のグラフ−ハイパーメータ−は、試験全体を通じて多動的押下が何回生じたのかを示す。
左下のグラフ−衝動メータ−は、試験全体を通じて衝動性押下が何回生じたのかを示す。
右下のグラフ−注意メータ−は、試験全体を通じて良好な押下が何回生じたのかを示す。
タブ2は、図17Bに示されているように、標準に関わらず、レベルによって提示される、種々のフィールドにおける行動を定量化する情報を示す。情報は、以下の3つの項を含み得る。
a.右上のグラフ−注意、多動性、および衝動性フィールドのレベル評点
b.右下のグラフ−1と同じデータに関する最上位の表示−注意、多動性、および衝動性の中の1つのフィールドが、同じフィールドのうちの他のいずれをもなおざりにして生じるかどうかがわかる。
c.左のテキスト領域−各レベルについて、図15からの特定のフィールド(例えば、注意、多動性、および衝動性)の数字および応答時間に加えて、図14A〜14Bの全てのフィールドが印字される。
第1および第2のセクション内のデータは、一般的に、図14A〜14BのmivSummaryByLvl表に関する。第3のセクション内のデータは、一般的に、図14A〜15のmivSummaryByLvlおよびmivTopSummary表に関する。
タブ3は、図17Cに示されているように、図13CのmivRawResults表に関する「全ての押下レポート」を提供する。このタブは、分析ユーザが、試験時間の全体を通して行われる全ての押下を参照し、それらの間をナビゲートできるようにする。一般的に、押下/失敗ごとに、状態、応答時間、サブレベル内のインデックス、およびグローバル試験時間を参照することができる。
タブ4は、図17Dに示されているように、見出されたタイプおよびサブタイプを宣言する。表示される情報は、図16のタイプおよびサブタイプ表に関する。関心があるとみなされる複数のパターンのそれぞれについて、相関する行が存在する。パターンごとに、システムは、子供のエンドユーザが合格なのか、不合格なのかを判定し、一般的に、実際の比較値が提示される。各ユーザの行動は、一般的に、図17Dに示されるようなタイプタブで各表に相関する、12の特定の種類の挙動について分析および検索される。
上記に示して説明しているシステムは、単に例示的なものであることを認識されたい。本願明細書に示して図示するシステムの適切な動作方法の一実施例は、以下のステップを含み得る。
a.原行動データを、図12の状態チャートに従って定義される、各状態の変化、各失敗、および各押下タイプを記録することによって、それぞれが11のサブレベルを含む8つのレベルの全てを通して収集する。状態の変化ごとに、一般的に各試験セッションの開始時に初期化されるグローバルタイマ上の時間を記録する。
b.一般的に試験の終了時(図示の実施形態では、8番目のレベルの後)に生じる、分類および分析段階。例えば図14Aの主データ表を生成することによって、データを生成する。
c.例えば図16を使用して、診断を計算する。
d.例えば図17A〜18Dの表示機能のうちのいずれかを使用して、エンドユーザの認知機能を特徴付ける出力を提示する。
本発明の特定の実施形態によれば、図19に示されているように、本願明細書に示して説明する試験システム1800は、E.E.GまたはfMRI機器等の電気物理的測定デバイス1810と統合される。結果として、ユーザの衝動的動作または多動的動作と、ユーザのEEGまたはFMRIが脳の活動の形跡を示した時とを、時間的に相関させることができるので、より詳細な評価のための体系が得られる。試験システム1800と電気物理的測定デバイス1810との間のデータフローは、一般的に、試験システム1800によって発生されるデータが、EEG、機能MRI、または他の電気物理的測定デバイスの動作または出力を増強する入力として使用することができ、また反対に、EEG、機能MRI、または他の電気物理的測定デバイスによって発生されるデータが、試験システム1800の動作または出力を高める入力として使用できるという点で、双方向であることを認識されたい。
「必須の」、「所要の」、「必要である」、および「不可欠である」等の用語は、明確にするために、本願明細書に記載されている特定の実現形態またはアプリケーションの文脈内で行われる実現形態の選択を指すが、代替の実現形態において、同じ要素は、必須ではない、および不要である場合があり、または完全に排除される場合さえあり得るので、限定することを意図したものではないことを認識されたい。
プログラムおよびデータを含む、本発明のソフトウェア構成要素は、必要に応じて、CD−ROM、EPROM、およびEEPROMを含む、ROM(読み取り専用メモリ)の形態で実現され得、または様々な種類のディスク、様々な種類のカード、およびRAM等だがこれに限定されない、他の任意の好適なコンピュータが読み取り可能な媒体内に記憶され得ることを認識されたい。ソフトウェアとして本願明細書に記載されている構成要素は、代替として、必要に応じて従来の手法を使用して、ハードウェア内に全体的または部分的に実現され得る。これとは反対に、本願明細書に記載されている構成要素は、代替として、必要に応じて従来の手法を使用して、ソフトウェア内に全体的または部分的に実現されてもよい。
本発明の範囲には、とりわけ、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するための、コンピュータが読み取り可能な命令を担持する電磁信号と、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するための、機械が読み取り可能な命令と、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するように、機械が実行可能な命令のプログラムを明白に組み込んでいる、機械が読み取り可能なプログラム記憶デバイスと、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するための、その中に組み込まれる、実行可能なコード等のコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する、および/またはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを含む、コンピュータが使用可能な媒体を備える、コンピュータプログラム製品と、任意の好適な順序で実行した時に、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てによってもたらされるあらゆる技術的効果と、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを単独で、または組み合わせて実行するようにプログラムされる、あらゆる適切な装置またはデバイス、あるいはその組み合わせと、それぞれが、プロセッサおよび協働する入力デバイス、および/または出力デバイスを含み、本願明細書に示して説明する任意のステップをソフトウェア内で実行するように動作する、電子デバイスと、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するように、コンピュータまたは他のデバイスを構成させる、ディスクまたはハードドライブ等の情報記憶デバイスまたは物理的記録と、ダウンロードされる前または後に、例えばメモリ内、またはインターネット等の情報ネットワーク上に予め記憶されるプログラムであって、任意の適切な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全て、そのようにアップロードまたはダウンロードする方法、およびそのように使用するためのサーバおよび/またはクライアントを含むシステムを組み込むプログラムと、単独で、またはソフトウェアと連動して、任意の好適な順序で、本願明細書に示して説明する方法のうちのいずれかのステップのうちのいずれか、または全てを実行するハードウェアと、を含む。
本願明細書に記載されているあらゆる計算または他の形態の分析は、適切なコンピュータ化された方法によって実行され得る。本願明細書に記載されている任意のステップは、コンピュータによって実現されうる。本願明細書に示して説明する本発明は、(a)本願明細書に記載されている問題点のうちのいずれかの解決策、または目的のうちのいずれかを特定する、コンピュータ化された方法を使用するステップであって、該解決策は、随意に、肯定的な様態で、本願明細書に記載されている問題または目的に影響を及ぼす、本願明細書に記載されている決定、動作、製品、サービス、または他の任意の情報のうちの少なくとも1つを含むステップと、(b)解決策を出力するステップと、を含み得る。
別個の実施形態の文脈に記載されている本発明の特長はまた、単一の実施形態で組み合わせて提供され得る。これとは反対に、単一の実施形態の文脈において、または特定の順序で、簡潔にするために記載されている方法ステップを含む、本発明の特長は、別々に、または任意の好適なサブ的組み合わせで、あるいは異なる順序で提供され得る。「例えば」は、本願明細書において、具体的な例という意味で使用され、限定することを意図したものではない。図面のうちのいずれかにおいて連結して示されている装置またはシステムは、実際には、特定の実施形態では、単一のプラットフォーム内に統合され得、または光ファイバ、イーサネット(登録商標)、無線LAN、HomePNA、送電線通信、携帯電話、PDA、ブラックベリーGPRS、GPSを含む衛星、または他のモバイル配信等だがこれに限定されない、任意の適切な有線または無線連結を介して連結され得る。本願明細書に示して説明する解説および図面において、システムおよびそのサブユニットとして説明または示されている機能は、方法およびその中のステップとして提供することもでき、また、方法およびその中のステップとして説明または示されている機能は、システムおよびそのサブユニットとして提供することもできる。図面内の種々の要素を示すのに使用される尺度は、単に例示的なものであり、および/または提示を明確にするのに適切なものであり、限定することを意図したものではない。

Claims (23)

  1. ヒトの被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法であって、
    少なくとも1つの刺激、少なくとも1つの視覚ディストラクション、および少なくとも1つの音声ディストラクションを被験者に提示するステップと、
    前記刺激に応答する前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するステップと、
    前記視覚ディストラクションが存在する時に、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、
    前記音声ディストラクションが存在する時に、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記音声および視覚ディストラクションの両方が存在する時に、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 注意深さを定量化するために、前記指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、請求項1〜2のうちのいずれかに記載の方法。
  4. 多動性を定量化するために、前記指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、請求項1〜3のうちのいずれかに記載の方法。
  5. コンピュータ化された試験システムであって、
    被験者によって引き起こされる複数の応答の特徴を測定するための装置と、
    候補症候群のライブラリであって、各候補症候群が、前記複数の特徴のうちの少なくともいくつかについて一組の値範囲を備えるライブラリと、
    前記ライブラリ内の各候補症候群に一致する被験者の数を累積するように、および個々の候補症候群に一致する前記被験者の数が所定の閾値を上回った時に、症候群を特定する出力を提供するように動作するカウンタと、
    を備える、システム。
  6. ヒトの被験者に対するディストラクションの影響を測定するためのシステムであって、
    少なくとも1つの視覚ディストラクションおよび少なくとも1つの音声ディストラクションを含むディストラクションの母集団から選択される、少なくとも1つのディストラクションを伴う少なくとも1つの刺激を被験者に提示するように動作する、プレゼンテーション発生手段と、
    少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた前記被験者の試験行動を測定し、少なくとも1つの視覚ディストラクションの影響を受けた前記被験者の試験行動を測定して、前記2つの行動を比較し、それによって、音声および視覚ディストラクションに対する前記被験者の応答差を特徴付けるように動作する、行動測定ユニットと、
    を備える、システム。
  7. 前記行動測定ユニットは、少なくとも1つの映像ディストラクションと組み合わせた、少なくとも1つの音声ディストラクションの影響を受けた前記被験者の試験行動を測定するようにさらに動作する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記行動測定ユニットは、前記刺激に応答する前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定するようにさらに動作する、請求項6〜7のうちのいずれかに記載のシステム。
  9. 前記行動測定ユニットは、前記視覚ディストラクションが存在する時に、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するようにさらに動作する、請求項6〜8のうちのいずれかに記載のシステム。
  10. 前記行動測定ユニットは、前記音声ディストラクションが存在する時に、前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの質の指標を計算するようにさらに動作する、請求項6〜9のうちのいずれかに記載のシステム。
  11. 前記ディストラクションの母集団は、対応する複数の視覚特徴のプロファイルを伴う複数の視覚ディストラクションを含む、請求項6〜10のうちのいずれかに記載のシステム。
  12. 前記ディストラクションの母集団は、対応する複数の音声特徴のプロファイルを伴う複数の音声ディストラクションを含む、請求項6〜11のうちのいずれかに記載のシステム。
  13. 前記行動測定ユニットは、第1の視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた前記被験者の行動と、第2の異なる視覚特徴のプロファイルを伴う視覚ディストラクションの影響を受けた前記被験者の行動と、を比較するように動作する、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記行動測定ユニットは、第1の音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた前記被験者の行動と、第2の異なる音声特徴のプロファイルを伴う音声ディストラクションの影響を受けた前記被験者の行動と、を比較するように動作する、請求項12に記載のシステム。
  15. ヒトの被験者に対するディストラクションの影響を測定するための方法であって、
    少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップと、
    前記被験者の応答時間を表す応答時間パラメータを発生させ、応答時間以外の、前記刺激に応答する前記被験者の作為および不作為のうちの少なくとも1つの少なくとも1つの側面を測定する、ステップと、
    前記応答時間パラメータおよび前記応答時間以外の側面の関数として、前記被験者を特徴付ける出力を生成するステップと、
    を含む、方法。
  16. 前記刺激だけを含む一組の刺激とは同一ではない、一組の刺激に応答する前記被験者の応答時間を測定するステップをさらに含み、前記応答時間パラメータは、前記一組の刺激に応答する前記被験者の応答時間に対する、前記刺激に応答する前記被験者の応答時間の関数として計算される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記一組の刺激は、空の組(空白)を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 少なくとも1つの刺激の関数として、ヒトの被験者の行動を測定するための方法であって、
    コンピュータ画面上に表示される少なくとも1つの刺激の存在に応答する被験者の行動を測定し、それによって、第1の行動出力を生成するステップと、
    前記コンピュータ画面からの前記少なくとも1つの刺激の欠如に応答する被験者の行動を測定し、それによって、第2の行動出力を生成するステップと、
    前記第1および第2の行動出力を比較し、それによって、前記少なくとも1つの刺激の関数として、前記ヒトの被験者の行動の特徴付けを発生させるステップと、
    を含む、方法。
  19. ディストラクションの母集団から選択される少なくとも1つのディストラクションを伴う、少なくとも1つの刺激を被験者に提示するステップと、
    少なくとも1つのディストラクションの影響を受けた前記被験者の行動を測定し、前記2つの行動を比較するステップと、
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. ヒトの被験者に対する刺激の影響を測定するためのシステムであって、
    刺激を終了した後に、前記刺激に応答する被験者の傾向を監視するように動作する、遅延応答監視手段を備える、システム。
  21. 衝動性を定量化するために、前記指標のうちの少なくとも1つを使用するステップをさらに含む、請求項1〜4のうちのいずれかに記載の方法。
  22. 前記応答時間以外の側面は、
    前記被験者の作為および不作為の順序の側面、
    前記被験者の作為および不作為の相対的タイミングの側面、および
    前記刺激が前記被験者に提示されない空白期間に対する作為および不作為のタイミング、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の方法。
  23. 前記行動測定ユニットとデータ通信する電気物理的測定機器をさらに備える、請求項6に記載のシステム。
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