JP2010157990A - 無線送信装置及び方法並びに無線受信装置及び方法 - Google Patents

無線送信装置及び方法並びに無線受信装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビットエラーレート性能を高める。
【解決手段】情報ベクトルとの間で所定のハミング距離を有する参照ベクトルを生成する参照ベクトル生成器と、ベクトルを符号化する符号化器と、それぞれが異なるインタリーブモードを有し、かつそれぞれ符号化された情報及び参照ベクトルに対してインタリーブモードを適用する複数のインタリーブ器と、各インタリーブ器からのベクトルを変調する変調器と、それぞれのインタリーブ器からの変調された情報及び参照ベクトルに基づいてチャンネルで伝送される情報及び参照ベクトルを推定すると共に、インタリーブ器の実効値としてチャンネルで伝送される情報及び参照ベクトルの間の最小ユークリッド距離を算出する実効値算出器と、実効値がもう一つのインタリーブ器の実効値より大きいインタリーブ器からの情報ベクトルを送信するインタリーブ器選択器とを含む無線送信装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信システムの無線送信及び無線受信の技術に関し、特に、無線通信システムにおける無線送信装置、無線送信方法、無線受信装置、及び無線受信方法に関する。
近年、無線通信システムは急速な発展及び普及を遂げている。無線通信システムには、符号化と変調の組合せによる技術が、広く採用されている。無線通信システムは、例えば、簡単な連結前方誤り訂正符号及び高次の変調技術によって、システムのスペクトル效率を高めると共に、優れたビットエラーレート(BER)性能を確保することができ、かつ複雑性を低くすることができる。
前方誤り訂正符号は、基本的にチャンネルの突発性のエラーに対して設計されたものであるため、送信端は、コード間の関連性を導入することで、冗長なビットを増加するようにする一方、受信端は、対応する復号アルゴリズムを使用して、コード間の関連性及び冗長なビットにより、情報ビットに対するチェックを増加することで、情報ビットの、干渉抵抗能力を大幅に高めている。しかし、移動フェージングチャンネルには、往々にして、ランダムにエラーが発生するもので、連続エラーの発生を回避することができない。このような状況に対応するため、インタリーブ器が広く使用されており、連続エラーが分散されるという目的が達成され、システムのビットエラーレート性能が改善されている。
システムのビットエラーレート性能をさらに改善するため、無線通信システムにおける無線送信および無線受信の技術に対して各種の改善がなされている。
本発明は、システムのビットエラーレート性能をさらに高めるための改善された無線送信装置、無線送信方法、無線受信装置及び無線受信方法に関する。
本発明の一つの実施例には、無線送信装置は参照ベクトル生成器、符号化器、複数のインタリーブ器、変調器、実効値算出器及びインタリーブ器選択器が含まれる。参照ベクトル生成器は、送信しようとする情報ベクトルについて、前記情報ベクトルとの間で所定のハミング距離を有する参照ベクトルを生成する。符号化器は、情報ベクトル及び参照ベクトルを符号化する。各インタリーブ器は異なるインタリーブモードを有し、かつ、それぞれ符号化された情報ベクトル及び参照ベクトルに対して、そのインタリーブモードを適用する。変調器は、各インタリーブ器からの情報ベクトル及び参照ベクトルを変調する。実効値算出器は、それぞれのインタリーブ器からの変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルに基づいて、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを推定すると共に、そのインタリーブ器の実効値として、チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間の最小ユークリッド距離を算出する。インタリーブ器選択器は、実効値が少なくとももう一つのインタリーブ器の実効値より大きいインタリーブ器を選択して、選択されたインタリーブ器からの変調された情報ベクトルを送信するようにする。
本発明の一つの実施例では、一種の無線送信方法を提供する。その無線送信方法によれば、送信しようとする情報ベクトルについて、前記情報ベクトルとの間で所定のハミング距離を有する参照ベクトルを生成する。情報ベクトル及び参照ベクトルを符号化する。それぞれ符号化された情報ベクトル及び参照ベクトルに対して、複数の異なるインタリーブモードを適用する。異なるインタリーブモードが適用された情報ベクトル及び参照ベクトルを変調する。それぞれのインタリーブモードに係る変調された情報ベクトル及び変調参照ベクトルに基づいて、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを推定すると共に、そのインタリーブモードの実効値として、チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間の最小ユークリッド距離を算出する。その実効値が少なくとももう一つのインタリーブモードの実効値より大きいインタリーブモードを選択して、選択されたインタリーブモードが適用された変調された情報ベクトルを送信する。
本発明の一つの実施例では、無線受信装置は、複数のデインタリーブ器及びデインタリーブ器選択器を含む。各デインタリーブ器は異なるデインタリーブモードを有し、かつ、復調された受信情報ベクトルに対して、そのデインタリーブモードを適用する。デインタリーブ器選択器は、出力の復号性能に基づいて、前記デインタリーブ器の中の一つを選択して、選択されたデインタリーブ器の出力が受信処理に用いられるようにする。
本発明の一つの実施例では、一種の無線受信方法を提供する。その無線受信方法によれば、複数の異なるデインタリーブモードを提供して、復調された受信情報ベクトルに対して前記デインタリーブモードを適用する。デインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルの復号性能に基づいて、前記デインタリーブモードの中の一つを選択して、選択されたデインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルを受信処理に用いる。
本発明の実施例では、好ましいインタリーブモード及び相応するデインタリーブモードをふさわしく採用するため、システムのビットエラーレートをさらに改良することができる。
以下の本発明の実施例についての図面を組み合わせた説明を参照すると、本発明の上記及びその他の目的と特徴、利点がより理解し易くなる。図面において、同じ又は対応する技術的特徴又は部品には、同じ又は対応する図面符号を付して示している。
本発明の一つの実施例による無線送信装置及び無線受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一つの実施例による無線送信方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の一つの実施例による無線受信方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の一つの実施例による無線受信方法の一つの例を示すフローチャートである。 本発明の一つの実施例による無線受信方法のもう一つの例を示すフローチャートである。 本発明のもう一つの実施例による無線受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明のもう一つの実施例による無線受信方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例によるシステムのビットエラーレートを示すグラフである。 無線送信装置及び無線受信装置の一般的な構成を示すブロック図である。 従来の技術におけるシステムのビットエラーレートを示すグラフである。
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、明らかにするために、図面と説明には、本発明とは関係がなく、当業者が既知の部品や処理の表示や記述が省略されていることに注意すべきである。
本発明の実施例を記述する前に、無線通信システムにおける無線送信装置及び無線受信装置の一般的な構成について説明すると、本発明の実施例に対する理解に有益であろう。
図9は、無線送信装置901及び無線受信装置902の一般的な構成を示すブロック図である。
図9に示すように、無線送信装置901は、符号化器911、インタリーブ器912、変調器913及びエミッタ914を含む。
符号化器911は、送信しようとする情報ベクトルに対する誤り検出及び/又は誤り訂正符号化を行う。符号化方式は、簡単な連結前方誤り訂正符号、又は近年提出された近シャノン限界符号化技術、例えばターボ符号、低密度パリティー検査(LDPC)符号等を含んでいるが、それに限定されない。インタリーブ器912は、符号化された情報ベクトルに対して、インタリーブモードを適用して、連続エラーを分散するという目的を達成する。変調器913はインタリーブされた情報ベクトルに対して、変調方式を適用して、変調情報ベクトル、即ちデータ符号ベクトルを取得する。変調方式は、16値直交振幅変調(16QAM)と64値直交振幅変調(64QAM)及び直交位相変移変調 (QPSK)等を含んでいるが、それらに限定されない。エミッタ914は、変調された情報ベクトルを、RF信号で物理チャンネル903を介して送出する。
無線受信装置902は、物理チャンネル903を介して伝送されたRF信号を受信する。図9に示すように、無線受信装置902は、復号器921、デインタリーブ器922、復調器923、受信器924及びチャンネル推定器925を含む。
受信器924は、RF信号を受信して、その中から、変調情報ベクトルを回復する。復調器923は、回復された変調情報ベクトルに対して変調器913の変調方式に対応する復調方式を適用して、復調された情報ベクトルを取得する。デインタリーブ器922は、復調された情報ベクトルに対してインタリーブ器912のインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを適用して、正常な順序の情報ベクトルを回復する。復号器921は、回復された情報ベクトルに対して、符号化器911の符号化方式に対応する復号方式を適用して、最終の情報ベクトルを回復する。チャンネル推定器925は、無線送信装置901の要求に応答して、チャンネルのパラメータを推定して、推定されたチャンネルのパラメータを無線送信装置901に返送することができる。
システムのビットエラーレート性能については、単一のインタリーブ器は、全てのチャンネル条件に対応することができないため、何らかのチャンネル条件で、BER性能が1dB以上まで、大きく低下する可能性がある。図10は直交周波数分割多重(OFDM)の技術によるWiMAX(IEEE802.16e)移動通信システムにおけるシステムのビットエラーレートを示すグラフであり、ここで、曲線「16QAM12 WiMAX」は、16QAM変調方式、1/2符号化率で符号化した場合の、従来の技術によるインタリーブ器を適用して得た性能を表し、曲線「16QAM12 w/o Inter」は、16QAM変調方式、1/2符号化率で符号化した場合の、インタリーブ器を適用せずに得た性能を表し、曲線「64QAM12 WiMAX」は、64QAM変調方式、1/2符号化率で符号化した場合の、従来の技術によるインタリーブ器を適用して得た性能を表し、曲線「64QAM12 w/o Inter」は、64QAM変調方式、1/2符号化率で符号化した場合の、インタリーブ器を適用せずに得た性能を表す。図10から、それぞれ曲線「16QAM12 w/o Inter」及び「64QAM12 w/o Inter」で表す性能は、曲線「16QAM12 WiMAX」及び「64QAM12 WiMAX」で表す性能より優れたものであることが分かる。システムのBER性能は、システムの信頼性を判断するキーとなる指標であるので、この性能の低下はシステムの容量の損失を招く可能性がある。
発明者は以下の構想を提出する。無線送信装置の符号化、変調等の一環を一種の広義の符号化と見なすことができる。即ち、情報ベクトルuから送信の時間ベクトルsへのマップのいずれも、一種の広義の符号化である。Uを全ての可能な情報ベクトルuの集合とし、Rを送信する変調ベクトルsの集合とし、かつ、Cを全ての可能のチャンネルgの集合と仮定する。集合Fは全ての可能なUからRへのマップの集合を表すものとする。
一つの送信しようとする情報ベクトルuについて、一種の広義の符号化f∈F、一つのチャンネルg∈C、並びに一つの符号化方式を与えると、エラーレートが確定されたことになり、Pe(u;f;g)で表す。複雑性を考慮しない場合には、無線送信装置の最適なやり方はf*=argminf{Pe(u;f;g)}であるように、f*を選択することである。
集合Fの全体において最適なf*を探索する複雑性を低減するために、一種の簡易の方法は、符号化と変調の間で異なるインタリーブ器を使用することである。異なるインタリーブ器が同じuを異なるsにマッピングすることにより、異なる広義な符号化に対応する。このようにすると、選択の範囲を縮小することができる。
如何にエラーレートを最小化するかという課題を解決するため、最小ユークリッド距離を基準として性能を判断することができ、選択するたびに、シミューレーション又は測定をするによって、広義の符号化のエラーレートを取得する必要がなくなる。このようにすると、課題が大きく簡素化される。
このような考慮に基づいて、異なるインタリーブ器から一つの広義な符号化の集合Fを構成することができる。情報ベクトルuとの間で所定のハミング距離(例えば1)を持つ参照ベクトルu′から、集合U′を構成する。
ひとつのf∈Fごとに、情報ベクトルu、及び参照ベクトルu′∈U′ごとにチャンネルで伝送される相応の情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を推定し、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間のユークリッド距離を求め、最小のユークリッド距離をこのfの実効値とする。現在の最適な広義な符号化方式として、最大の実効値を有するインタリーブ器の広義な符号化f*を選択する。
図1は本発明の一つの実施例による無線送信装置101及び無線受信装置102の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、無線送信装置101は、符号化器111、複数のインタリーブ器112−1〜112−n、変調器113、参照ベクトル生成器115、実効値算出器116、インタリーブ器選択器117及びエミッタ114を含む。
図1に示した無線送信装置101において、各インタリーブ器112−1〜112−nはそれぞれ異なるインタリーブモード(異なる広義な符号化fを代表する)を有する。通信中に、チャンネル103に異なるチャンネル条件を介入することが可能である。特定のインタリーブモードは、あるチャンネル条件ではシステムのビットエラーレートを低減することに有益であるが、その他のチャンネル条件では、システムのビットエラーレートを低減することに有益ではなく、又は障害することになる。これらのチャンネル条件の中から、すべての、又は少なくとも二つのチャンネル条件を選択することができ、且つ、それにより相応するインタリーブ器112−1〜112−nを提供することができる。即ち、選択されたチャンネル条件のそれぞれに対して、インタリーブ器112−1〜112−nの中の一つのインタリーブ器がこのチャンネル条件でシステムのビットエラーレートを低減することに有益なインタリーブモードを適用することができる。異なるインタリーブモードがどのチャンネル条件でシステムのビットエラーレートを低減することに有益であるかは、属する技術分野で既存のものである。従って、ここでは詳しく説明しない。
一つの送信しようとする情報ベクトルu={u1,…,uL}について、ここでL≧1であり、参照ベクトル生成器115は参照ベクトルの集合U′を生成する。参照ベクトルの集合U′は、一つ又は複数の参照ベクトルu′を含む。各参照ベクトルu′∈U′については、u′とuの間で所定のハミング距離Dがある。所定のハミング距離Dは、1〜L−1の間の任意の距離であってもよく、一つ又は複数の(乃至全部の)このような距離であってもよい。
符号化器111は、情報ベクトルu及び各参照ベクトルu′∈U′を符号化する。
インタリーブ器112−1〜112−nは、それぞれ符号化された情報ベクトルu及び参照ベクトルu′に対して、そのインタリーブモードを適用する。
変調器113は、各インタリーブ器112−1〜112−nからの(即ち、既にインタリーブされた) 情報ベクトルu及び各参照ベクトルu′を変調して、相応の変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′を生成する。
実効値算出器116は、各インタリーブ器112−1〜112−nからの変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′に基づいて、チャンネルで伝送される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を推定すると共に、このインタリーブ器112−1〜112−nの実効値として、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間での最小ユークリッド距離を算出する。
チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間のユークリッド距離には、各種の具体的な定義があってもよく、ベクトル間の距離を反映可能なスケーリングであればよい。それに相応して、各種の方法によって、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間の最小ユークリッド距離を算出することができる。
情報ベクトルu={u1,…,uL}の符号化された符号化情報ベクトルがインタリーブ器112−1〜112−n毎のインタリーブ化と変調器113の変調を経た変調情報(複数)ベクトルをm={m1,…,mN}と仮定する。参照ベクトル生成器115が相応に生成する参照情報ベクトルをu′={u1′,…, uL′}∈UMinHとする。参照情報ベクトルu′の符号化された符号化参照ベクトルが、インタリーブ器112−1〜112−n毎のインタリーブと変調器113の変調を経た変調参照(複数)ベクトルをm′={m1′,…,mN′}∈U′MinHとする。無線受信装置からフィードバックされたチャンネル推定ベクトルをh={h1,…,hN}とする。
実効値算出器116は、インタリーブ器を表徴する実効値として、下記の方法の中の任意の一種によって、チャンネルで伝送される情報ベクトルs={s1,…,sN}と参照ベクトルs′={s1′,…,sN′}∈Us MinHの間の最小ユークリッド距離を算出することができるが、それらに限定されない。
方法1:
各インタリーブ器112−1〜112−nについて、実効値算出器116は、そのインタリーブ器からの変調情報ベクトルmと変調参照ベクトルm′を、推定された、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′とする。
実効値算出器116は、s′∈Us MinH毎に、sとs′の間のユークリッド距離、即ち
Figure 2010157990
を算出する。
ただし、||2は、複素数の絶対値の二乗を表す。
そのインタリーブ器について、実効値算出器116は、そのインタリーブ器を代表する実効値として、算出された全てのユークリッド距離から、最小のユークリッド距離を選択する。
方法2:
各インタリーブ器112−1〜112−nについて、実効値算出器116は、チャンネルの推定されたベクトルhにより、それぞれそのインタリーブ器からの変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′を重み付けして、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を取得する。ただし、si=mi・hi,si′=mi′・hi,1≦i≦Nである。
実効値算出器116は、s′∈Us MinH毎に、sとs′の間のユークリッド距離、即ち、
Figure 2010157990
を算出する。
ただし、||2は、複素数の絶対値の二乗を表す。
そのインタリーブ器について、実効値算出器116は、インタリーブ器を代表する実効値として、算出された全てのユークリッド距離から、最小のユークリッド距離を選択する。
方法3:
各インタリーブ器112−1〜112−nについて、実効値算出器116は、そのインタリーブ器からの変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′を、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′とする。
実効値算出器116は、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を実数の情報ベクトルd及び実数の参照ベクトルd′にマッピングする。変調器113がq次の変調を採用していると仮定すると、変調の星座点は合計2q個である。チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′の各複素数要素si又はsi′のいずれに対しても、複素数を星座点にマッピングするためのマッピング関係グループg1,g2,…,gqにより、実数の情報ベクトル要素di=x12…xq、j=gj(si)(j=1,…,q)及び実数の参照ベクトル要素xi′=x1′x2′…xq′、xj′=gj(si′)(j=1,…,q)にマッピングすることができ、実数の情報ベクトルd={d1,…,dN}及び実数の参照ベクトルd′={d1′,…,dN′}∈Ud MinHを取得することができる。
実効値算出器116は、推定された、チャンネルで伝送される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′の間のユークリッド距離として、d′∈Ud MinH毎に、dとd′の間のユークリッド距離、即ち
Figure 2010157990
を算出する。
ただし、||は、実数の絶対値を表す。
このインタリーブ器について、実効値算出器116は、インタリーブ器が代表される実効値として、算出された全てのユークリッド距離から、最小のユークリッド距離を選択する。
方法4:
各インタリーブ器112−1〜112−nについて、実効値算出器116は、チャンネルの推定されたベクトルhにより、それぞれそのインタリーブ器からの変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′を重み付けして、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を取得する。ただし、si=mi・hi,si′=mi′・hi,1≦i≦Nである。
実効値算出器116は、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を実数の情報ベクトルd及び実数の参照ベクトルd′にマッピングする。変調器113がq次の変調を採用していると仮定すると、変調の星座点は合計2q個である。チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′の各複素数要素si又はsi′のいずれに対しても、複素数を星座点にマッピングするためのマッピング関係グループg1,g2,…,gqにより、実数の情報ベクトル要素di=x12…xq、xj=gj(si)、(j=1,…,q)及び実数の参照ベクトル要素xi′=x1′x2′…xq′、xj′=gj(si′)(j=1,…,q)にマッピングすることができ、実数の情報ベクトルd={d1,…,dN}及び実数の参照ベクトルd′={d1′,…,dN′}∈Ud MinHを取得することができる。
実効値算出器116は、チャンネルで伝送される推定される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′の間のユークリッド距離として、d′∈Ud MinH毎に、dとd′の間のユークリッド距離、即ち
Figure 2010157990
を算出する。
ただし、||は、実数の絶対値を表す。
このインタリーブ器について、実効値算出器116は、インタリーブ器が代表される実効値として、算出された全てのユークリッド距離から、最小のユークリッド距離を選択する。
インタリーブ器選択器117は、インタリーブ器112−1〜112−nから、その実効値が少なくとももう一つのインタリーブ器の実効値より大きいインタリーブ器を選択して、エミッタ114は、選択されたインタリーブ器からの変調情報ベクトルsを送信する。インタリーブ器選択器117は、実効値が最大のインタリーブ器を選択することが好ましい。
一つの好ましい実施例では、相応のデインタリーブ器を選択して受信処理を行うために、インタリーブ器選択器117は、無線送信装置101から、無線受信装置に(例えば、制御信号により)、成された選択(即ち、インタリーブモードの選択)を通知する。
図2は本発明の一つの実施例による無線送信方法の処理を示すフローチャートである。
図2に示すように、方法は、ステップ200から開始する。ステップ202において、送信しようとする情報ベクトルuについて、参照ベクトルの集合U′を生成する。参照ベクトル集合Usは一つ又は複数の参照ベクトルu′を含む。各参照ベクトルu′∈U′については、u′とuの間で所定のハミング距離Dがある。所定のハミング距離Dは、1〜L−1の間の任意の距離であってよく、一つ又は複数のこのような距離であってもよい。
ステップ204において、情報ベクトルu及び各参照ベクトルu′∈U′を符号化する。
ステップ206において、それぞれ符号化された情報ベクトルuと参照ベクトルu′に対して、複数の異なるインタリーブモードを適用する。
ステップ208において、異なるインタリーブモードが適用された情報ベクトルu及び各参照ベクトルu′を変調して、相応の変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′を生成する。
ステップ210において、各インタリーブモードに係る変調情報ベクトルm及び変調参照ベクトルm′から、チャンネルで伝送される情報ベクトルs及び参照ベクトルs′を推定する。
ステップ212において、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間の最小ユークリッド距離を、そのインタリーブモードの実効値として算出する。各種の方法、例えば上述の方法1乃至4によって、チャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間の最小ユークリッド距離を算出することができる。
ステップ214において、互いに異なるインタリーブモードの中から、その実効値が少なくとももう一つのインタリーブモードの実効値より大きいインタリーブモードを選択する。好ましくは、実効値が最大のインタリーブモードを選択する。
ステップ216において、選択されたインタリーブモードが適用された変調情報ベクトルsを送信する。方法は、ステップ218で終了する。
一つの好ましい実施例では、相応のデインタリーブ器を選択して受信処理を行うために、成された選択を受信側に(例えば制御信号にて)通知することができる。
前記実施例では、送信しようとする各情報ベクトルについて、インタリーブ器又はインタリーブモードの選択を行うことができる。選択的に、インタリーブ器又はインタリーブモードを選択するステップでは、時間、送信済み情報ベクトルの数に基づき、又はその他のカウントの周期を開始するときに、次の送信しようとする情報ベクトルに対して、参照ベクトルの生成、符号化、異なるインタリーブモードの適用、変調、実効値の算出及びインタリーブ器又はインタリーブモードの選択の処理を行うように制御することができるが、周期におけるその他の情報ベクトルに対しては、単に選択されたインタリーブ器又はインタリーブモードを採用して、情報ベクトルに対する処理を行う。
図1に戻ると、無線受信装置102は、復号器121、複数のデインタリーブ器122−1〜122−n、復調器123、受信器124及びデインタリーブ器選択器125を含む。復調器123及び受信器124は、それぞれ図9の復調器923及び受信器924と同じである。
各デインタリーブ器122−1〜122−nは、互いに異なるデインタリーブモードを有し、それぞれ前記の複数のインタリーブモードに対応する。各デインタリーブ器122−1〜122−nは、復調器123により復調された受信情報ベクトルに対してそのデインタリーブモードを適用して、デインタリーブされたn個の情報ベクトルを生成する。
デインタリーブ器選択器125は、出力、即ち、デインタリーブされたn個の情報ベクトルの復号性能に基づき、デインタリーブ器122−1〜122−nの一つを選択して、選択されたデインタリーブ器の出力が受信処理に用いられるようにする。
各種の方式により復号性能を確定して選択することができる。例えば、復号器121により、それぞれデインタリーブされたn個の情報ベクトルを復号して、検出されたビットエラーレートを復号性能とする。このような場合に、デインタリーブ器選択器125は、復号器121から提供された復号性能により、復号性能が最適の情報ベクトルを選択して出力するか、又は、復号器121から出力するように制御して後続の受信処理を行う。また、例えば、受信器124は、制御信号により情報ベクトルに対応するインタリーブモードに関する通知を受信して、そのインタリーブモードをデインタリーブ器選択器125に通知する(図1の破線の矢が示すとおり)。デインタリーブ器選択器125は、通知されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを有するデインタリーブ器の出力、即ち情報ベクトルを、復号性能が最適の出力として、その情報ベクトルを選択して出力するか、又は、復号器121から出力するように制御する。図6は、さらにその他の一種の選択の方式を示している。
図6は、本発明のもう一つの実施例による無線受信装置602の構成を示すブロック図であり、ここで、説明の便利のために、相応する無線送信装置601も示している。
図6に示すように、無線送信装置601は、符号化器611、複数のインタリーブ器612−1〜612−n、変調器613、参照ベクトル生成器615、実効値算出器616、インタリーブ器選択器617及びエミッタ614を含む。これらの部分は、図1の無線送信装置101における相応の部分と同じであり、ここで、インタリーブ器選択器617に成された選択は、無線受信装置602に通知される。
無線受信装置602は、復号器621、複数のデインタリーブ器622−1〜622−n、復調器623、受信器624及びデインタリーブ器選択器625を含む。
各デインタリーブ器622−1〜622−nは異なるデインタリーブモードを有し、それぞれ前記の複数のインタリーブモードに相対応する。
受信器624は、チャンネル603を介して、無線送信装置601から送信される、載せられた情報ベクトルの信号と、選択されたインタリーブモードに関する通知を受信して、情報ベクトルを復調器623に与え、通知されたインタリーブモードをデインタリーブ器選択器625に与える。
この情報ベクトルについて、デインタリーブ器選択器625は、通知されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを有するデインタリーブ器の出力、即ち情報ベクトルを、復号性能が最適の出力と見なして、復調された情報ベクトルをそのデインタリーブ器に与えるか、又は、復調器623から、復調された情報ベクトルをそのデインタリーブ器に与えるように制御してデインタリーブの処理を行う。デインタリーブ器選択器625は、デインタリーブの処理を経た情報ベクトルを復号器621に与えるか、または、そのデインタリーブ器から、デインタリーブ処理を経た情報ベクトルを復号器621に与えるように制御して復号器621により復号して出力する。
図3は、本発明の一つの実施例による無線受信方法の処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、方法は、ステップ300から開始する。ステップ302において、それぞれ前に記述した複数のインタリーブモードに対応する複数の異なるデインタリーブモードを提供して、復調された受信情報ベクトルに対して前記のデインタリーブモードを適用する。ステップ304において、デインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルの復号性能に基づいて、デインタリーブモードの一つを選択して、相応のデインタリーブされた情報ベクトルを生成する。ステップ306において、選択されたデインタリーブモードを適用した受信情報ベクトルを、受信処理に用いる。方法は、ステップ308で終了する。
ステップ304において、各種の方式により復号性能を確定して選択することができる。図4、5及び7は、それぞれ、これらの方式を記載している。
図4は、本発明の一つの実施例による無線受信方法の一例を示したフローチャートである。
図4に示すように、方法は、ステップ400から開始する。ステップ402において、受信された情報ベクトルを復調する。ステップ404において、それぞれ復調された受信情報ベクトルに対して、前述の複数のインタリーブモードに対応する複数の異なるデインタリーブモードを適用する。ステップ406において、それぞれデインタリーブされた情報ベクトルを復号し、検出されたビットエラーレートを復号性能とする。ステップ408において、復号を経て検出された復号性能に基づいて、復号性能が最適の情報ベクトルを選択する。ステップ410において、選択されたデインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルを最終の復号した情報ベクトルとして出力する。方法は、ステップ412で終了する。
図5は、本発明の一つの実施例による無線受信方法のもう一つの例を示すフローチャートである。
図5に示すように、方法は、ステップ500から開始する。ステップ501において、制御信号により、情報ベクトルに対応するインタリーブモードに関する通知を受信する。ステップ502において、受信された情報ベクトルを復調する。ステップ504において、それぞれ復調された受信情報ベクトルに対して、それぞれ前述の複数のインタリーブモードに対応する複数の異なるデインタリーブモードを適用する。ステップ506において、それぞれデインタリーブされた情報ベクトルを復号する。ステップ508において、通知されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを選択する。ステップ510において、選択されたデインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルを最終の復号された情報ベクトルとして出力する。方法は、ステップ512で終了する。
図7は、本発明のもう一つの実施例による無線受信方法の処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、方法はステップ700から開始する。ステップ701において、制御信号により、情報ベクトルに対応するインタリーブモードに関する通知を受信する。ステップ702において、受信された情報ベクトルを復調する。ステップ704において、通知されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを選択する。ステップ706において、選択されたデインタリーブモードを使用して、復調された情報ベクトルに対するデインタリーブ器の処理を行う。ステップ708において、デインタリーブされた情報ベクトルを復号する。ステップ710において、復号された情報ベクトルを出力する。方法は、ステップ712で終了する。
送信しようとする情報ベクトル毎にインタリーブモードを選択して通知する場合には、デインタリーブ器選択器625又はデインタリーブモードの選択のステップは、受信された情報ベクトル及び相応の通知されたインタリーブモードのそれぞれについて、選択の処理を行うことができる。前記のように周期的にインタリーブモードを選択して通知する場合には、デインタリーブ器選択器625又はデインタリーブモードの選択のステップは、相応の通知があった情報ベクトルについては、選択の処理を行うことができるが、相応の通知がない他の情報ベクトルについては、単に選択したデインタリーブ器又はデインタリーブモードを採用して、情報ベクトルに対する処理を行う。
図8は、直交周波数分割多重(OFDM)の技術に基づくWiMAX(IEEE802.16e)移動通信システムにおけるシステムのビットエラーレートを示すグラフであり、ここで、曲線「16QAM12 WiMAX」は、16QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化した場合の、従来のインタリーブ器を適用して得た性能を表し、曲線「16QAM12 w/o Inter」は、16QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化した場合の、インタリーブ器を適用せずに得た性能を表し、曲線「64QAM12 WiMAX」は、64QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化する場合の、従来の技術によるインタリーブ器を適用して得た性能を表し、曲線「64QAM12 w/o Inter」は、64QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化する場合の、インタリーブ器を適用せずに得た性能を表し、曲線「16QAM12 proposed」は、16QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化した場合の、本発明の方式を適用して得た性能を表し、曲線「64QAM12 proposed」は、64QAM変調方式で、1/2符号化率で符号化した場合の、本発明の方式を適用して得た性能を表す。図8から分かるように、曲線「16QAM12 proposed」と「64QAM12 proposed」は、それぞれ、曲線「16QAM12 w/o Inter」と「64QAM12 w/o Inter」にほぼ重なり合い、曲線「16QAM12 WiMAX」と「64QAM12 WiMAX」より優れた性能を表現している。
計算の負荷を考慮しない場合には、最も代表性がある実効値、即ち最小のユークリッド距離を取得するために、一つのインタリーブ器又はインタリーブモードについての参照ベクトルの集合U′は、情報ベクトルuとの間で全ての可能の所定ハミング距離Dを有する全ての参照ベクトルu′を含むべきである。
従って、一つの好ましい実施例では、参照ベクトルの集合U′は情報ベクトルuとの間で部分的な所定のハミング距離Dを有する全ての参照ベクトルu′を含む。このように、確定された実効値は、さらに代表性を有することが可能である。
もう一つの好ましい実施例では、参照ベクトル集合U′は、情報ベクトルuとの間で全ての可能の所定のハミング距離Dを有する部分的な又は全ての参照ベクトルu′を含む。このように、確定された実効値は、さらに代表性を有することが可能である。
上記の好ましい実施例では、Dの値が大きいか、又はDの値が多いと、参照ベクトルの集合U′の要素が多くなり、ユークリッド距離を算出する負荷が大きくなる。従って、D値として、1を選択することができる。
また、もう一つの好ましい実施例では、参照ベクトルの集合U′は、情報ベクトルuとの間で最小のハミング距離を有する部分的な又は全ての参照情報ベクトルu′を含む。異なる符号化変調方式には、符号化変調方式によって特定された最小のハミング距離があり、情報ベクトルu及び情報ベクトルuとの間でその最小のハミング距離を持つ参照情報ベクトルu′については、そのチャンネルで伝送される情報ベクトルsと参照ベクトルs′の間のユークリッド距離が最小であるか、比較的に小いか、又は多数が比較的に小さい。例えば、非再帰的な畳込み符号(例えば、WiMAXで使用の最後尾ビットの畳め込み符号)には、このように取得したユークリッド距離は、往々に最小(最小のではなくても、少なくとも比較的小さい)ことになる。このように、実効値の代表性を確保すると共に計算の負荷を低減することができる。
本発明の無線送信装置及び無線受信装置は、それぞれ、基地局及び移動端末に適用することができ、ピア・ツー・ピア通信装置に適用することもできる。
前記の明細書では、本発明を特定の実施例を参照しながら説明したが、本技術分野の当業者は、クレームによって限定している本発明の範囲を逸脱しないことを前提に、各種の修正や変更ができることを理解している。
101 無線送信装置
102 無線受信装置
103 チャンネル
111 符号化器
113 変調器
114 エミッタ
115 参照ベクトル生成器
116 実効値算出器
117 インタリーブ器選択器
121 復号器
123 復調器
124 受信器
125 デインタリーブ器選択器
601 無線送信装置
602 無線受信装置
603 チャンネル
611 符号化器
613 変調器
614 エミッタ
615 参照ベクトル生成器
616 実効値算出器
617 インタリーブ器選択器
621 復号器
623 復調器
624 受信器
625 デインタリーブ器選択器
901 無線送信装置
902 無線受信装置
903 物理チャンネル
911 符号化器
912 インタリーブ器
913 変調器
914 エミッタ
921 復号器
922 デインタリーブ器
923 復調器
924 受信器
925 チャンネル推定器

Claims (15)

  1. 無線送信装置であって、
    送信しようとする情報ベクトルについて、前記情報ベクトルとの間で所定のハミング距離を持つ参照ベクトルを生成するように配置されている参照ベクトル生成器と、
    前記情報ベクトル及び参照ベクトルを符号化するように配置されている符号化器と、
    異なるインタリーブモードを有し、かつ、それぞれ符号化された情報ベクトル及び参照ベクトルに対して、そのインタリーブモードを適用するように配置されている複数のインタリーブ器と、
    各インタリーブ器からの情報ベクトル及び参照ベクトルを変調するように配置されている変調器と、
    各インタリーブ器からの変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルに基づいて、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを推定すると共に、そのインタリーブ器の実効値として、チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間の最小ユークリッド距離を算出するように配置されている実効値算出器と、
    その実効値が少なくとももう一つのインタリーブ器の実効値より大きいであるインタリーブ器を選択して、選択されたインタリーブ器からの変調された情報ベクトルを送信するようにするように配置されているインタリーブ器選択器と、
    を含む、無線送信装置。
  2. 前記実効値算出器は、さらに、各インタリーブ器からの変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルを、前記推定された、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルとするように配置されている、請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記実効値算出器は、さらに、チャンネルの推定されたベクトルにより、それぞれ変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルを重み付けして、前記チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを取得するように配置されている、請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 前記インタリーブ器選択器は、さらに、実効値が最大のインタリーブ器を選択するように配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線送信装置。
  5. 前記実効値算出器は、さらに、前記チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを実数の情報ベクトル及び実数の参照ベクトルにマッピングすると共に、前記チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間のユークリッド距離として、実数の情報ベクトルと実数の参照ベクトルとの間のユークリッド距離を算出するように配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線送信装置。
  6. 前記の所定のハミング距離は、符号化変調方式によって特定された最小のハミング距離である、請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線送信装置。
  7. 前記インタリーブ器選択器は、さらに、前記無線送信装置に、前記の選択を受信側に通知させるように配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線送信装置。
  8. 無線送信方法であって、
    送信しようとする情報ベクトルについて、前記情報ベクトルとの間で所定のハミング距離を持つ参照ベクトルを生成すること、
    前記情報ベクトル及び参照ベクトルを符号化すること、
    それぞれ符号化された情報ベクトル及び参照ベクトルに対して、異なる複数のインタリーブモードを適用すること、
    異なるインタリーブモードが適用された情報ベクトル及び参照ベクトルを変調すること、
    各インタリーブモードに係る変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルに基づいて、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを推定すると共に、そのインタリーブモードの実効値として、チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間の最小ユークリッド距離を算出すること、
    その実効値が少なくとももう一つのインタリーブモードの実効値より大きいインタリーブモードを選択して、選択されたインタリーブモードが適用された変調された情報ベクトルを送信すること、
    を含む、無線送信方法。
  9. 前記推定は、
    各インタリーブモードに係る変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルを、前記推定された、チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルとすることを含む、請求項8に記載の無線送信方法。
  10. 前記推定は、
    チャンネルの推定されたベクトルにより、それぞれ変調された情報ベクトル及び変調された参照ベクトルを重み付けして、前記チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを取得することを含む、請求項8に記載の無線送信方法。
  11. 前記算出は、
    前記チャンネルで伝送される情報ベクトル及び参照ベクトルを実数の情報ベクトル及び実数の参照ベクトルにマッピングすること、及び
    前記チャンネルで伝送される情報ベクトルと参照ベクトルとの間のユークリッド距離として、実数の情報ベクトルと実数の参照ベクトルとの間のユークリッド距離を算出することを含む、請求項8乃至10の何れか一項に記載の無線送信方法。
  12. 無線受信装置であって、
    異なるデインタリーブモードを有し、かつ、復調された受信情報ベクトルに対して、そのデインタリーブモードを適用するように配置されている複数のデインタリーブ器と
    出力の復号性能に基づいて、前記デインタリーブ器の中の一つを選択して、選択されたデインタリーブ器の出力が受信の処理に用いられるようにするデインタリーブ器選択器と
    を含む、無線受信装置。
  13. 前記デインタリーブ器選択器は、さらに、無線送信装置からの、インタリーブモードを指示する通知を受信すると共に、指示されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードを有するデインタリーブ器の出力を、復号性能が最適の出力とするように配置されている、請求項12に記載の無線受信装置。
  14. 無線受信方法であって、
    異なる複数のデインタリーブモードを提供して、復調された受信情報ベクトルに対して前記デインタリーブモードを適用するようにすること、
    デインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルの復号性能に基づいて、前記デインタリーブモードの中の一つを選択して、選択されたデインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルが受信の処理に用いられるようにすること、
    を含む、無線受信方法。
  15. 前記の選択は、
    無線送信装置からの、インタリーブモードを指示する通知を受信すること、
    指示されたインタリーブモードに対応するデインタリーブモードが適用された受信情報ベクトルを、復号性能が最適の受信情報ベクトルとすることを含む、請求項14に記載の無線受信方法。
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