JP2010152972A - データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法 - Google Patents

データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010152972A
JP2010152972A JP2008329499A JP2008329499A JP2010152972A JP 2010152972 A JP2010152972 A JP 2010152972A JP 2008329499 A JP2008329499 A JP 2008329499A JP 2008329499 A JP2008329499 A JP 2008329499A JP 2010152972 A JP2010152972 A JP 2010152972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
data
management table
erase
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008329499A
Other languages
English (en)
Inventor
Ippei Deguchi
逸平 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Storage Device Corp
Original Assignee
Toshiba Storage Device Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Storage Device Corp filed Critical Toshiba Storage Device Corp
Priority to JP2008329499A priority Critical patent/JP2010152972A/ja
Publication of JP2010152972A publication Critical patent/JP2010152972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

【課題】記憶媒体に、ヘッドでライトデータを書き込むデータ記憶装置において、あるトラックの連続ライトによる遠方トラックのデータを保証する。
【解決手段】サイドイレーズ試験工程で、記憶媒体(19)の遠方イレーズ箇所を測定し、登録した遠方イレーズ管理テーブル(52)と、あるトラックのライトカウント数が規定回数を越えると、登録した遠方イレーズ箇所を強制リライトする制御回路(11)とを設ける。遠方イレーズによるデータ消失を防止できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ヘッドにより、記憶媒体にデータをリード/ライトするデータ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法に関する。
近年のデータ電子化処理の要求により、データを記憶する磁気ディスク装置や光ディスク装置などの媒体記憶装置に、大容量化が要求されている。このため、ディスク媒体は、益々トラック密度や記録密度が高くなっている。
このようなデータ記憶装置では、ある1つのトラックにデータを連続して書き込んだ場合に、ヘッドの漏れ磁束等の影響で、そのトラックの周辺トラックのデータが、消されてしまう。この現象は、サイドイレーズ現象と呼ばれている。特に、垂直記録では、サイドイレーズ現象が生じやすい。又、高いトラックピッチの磁気記憶媒体でも、サイドイレーズが生じやすい。
このサイドイレーズを保証するため、同じトラックに複数回(例えば、数千、数万回)のライトが行われたことを検出し、強制的に、その周辺のトラックのデータを書きなおす強制リトライ方法が、提案されている(例えば、特許文献1参照)。
又、磁気ディスクのデータを事前に保証するため、バックグラウンドメデイアスキャンと呼ばれる方法も提案されている(非特許文献1参照)。この方法は、磁気ディスク装置のアイドル中に、一定間隔で、磁気ディスクの全面を対象にリードベリファイを行うものである。
特開2006−294231号公報 T10 Document,SBC3 T10/1799−D Revision 7 (22 September 2006),4.19 Background scanning operations)
近年の記録密度の高密度化、装置の小型化により、十分な記録保持力を持たせるため、ヘッドのライト電流が高くなっている。このため、サイドイレーズが発生しやすい環境にある。本発明者等の調査によれば、ヘッドによっては、ライトノイズによる周辺トラックだけではなく、数十本、例えば、40〜50トラック離れた遠方トラックにおいても、イレーズの発生が確認された。
前述の従来技術では、強制リトライの範囲が、周辺トラックであるため、このような遠方イレーズを保証できない。一方、従来の全面のバックグラウンドスキャン方法では、数万トラックを対象とするため、膨大な時間がかかり、ホストを待たせて、性能を低下するおそれがある。又、全面のスキャンに長時間かかり、その間に、データが消失してしまうおそれがある。
従って、本発明の目的は、遠方トラックのイレーズを保証するとともに、性能の低下を防止するためのデータ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、短時間で、遠方イレーズの保証処理を実行するためのデータ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法を提供することにある。
この目的の達成のため、データ記憶装置は、記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所の情報を格納する遠方イレーズ管理テーブルと、トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有する。
又、データ記憶装置の製造方法は、記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、遠方イレーズ管理テーブルと、トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有するデータ記憶装置を組み立てるステップと、所定のトラックを連続してライトし、所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を測定するステップと、前記測定結果により、前記データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を、前記遠方イレーズ管理テーブルに格納するステップとを有する。
サイドイレーズ試験工程で、遠方イレーズ箇所を測定し、登録しておき、あるトラックのライトカウント数が規定回数を越えると、登録した遠方イレーズ箇所を強制リライトするため、遠方イレーズによるデータ消失を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、データ記憶装置、サイドイレーズ測定処理、遠方イレーズ保証処理、他の実施の形態の順で説明する。
(データ記憶装置)
図1は、本発明のデータ記憶装置の一実施の形態の構成図、図2は、図1の遠方トラックイレーズの説明図、図3は、遠方イレーズ測定処理の説明図、図4は、遠方イレーズ保証処理の説明図、図5は、図1のライトカウント管理テーブルの説明図である。図1は、データ記憶装置として、磁気ディスクにデータをリード/ライトする磁気ディスク装置(HDD)を例に示す。
図1に示すように、磁気ディスク装置10は、パーソナルコンピュータ等のホスト50とSATA(Serial AT Attachment)規格等のインターフェースで接続される。磁気ディスク装置10は、ディスクエンクロージャ30と、制御ボード40とを有する。
ディスクエンクロージャ30には、磁気ディスク19と、磁気ディスク19を回転するスピンドルモータ20と、磁気ディスク19にデータをリード/ライトする磁気ヘッド25と、磁気ヘッド25を磁気ディスク19の半径方向(トラック横断方向)に移動するアクチュエータ(VCM)22と、ヘッドIC18とを備える。
制御ボード40は、ホストとのインターフェース制御を行うホストインターフェース制御回路12と、データバッファ14を制御するデータバッファ制御回路15と、リード/ライト制御を行うとともに、記録データのフォーマット変換し、リードデータの逆フォーマット変換を行うHDC(Hard Disk Controller)16と、リードチャネル回路24と、MPU11と、揮発性メモリ(RAM)13と、不揮発性メモリ17と、スピンドルモータ20とVCM22とを駆動制御するモータ駆動制御部21と、これらを接続するバス19とを備える。
ホストインターフェース制御回路12と、データバッファ制御回路15と、HDC(Hard Disk Controller)16と、リードチャネル回路24とは、データバスで接続されている。又、リードチャネル回路24は、ヘッドIC18と接続される。
リードチャネル回路24は、リードデータの復調を行うとともに、リードゲート、ライトゲート、リードクロック、ライトクロックの生成を行う。データバッファ14は、キャッシュメモリの役目を果たし、ホストからのライトデータを保存し、磁気ディスク19からのリードデータを保存する。そして、ライトバック時には、データバッファ14のライトデータを、磁気ディスクにライトし、リード時には、データバッファ14のリードデータを、ホストへ転送する。
ヘッドIC18は、ライト時は、ライトデータに従い、磁気ヘッド25に記録電流を流し、リード時は、磁気ヘッド25からの読取信号を増幅して、リードチャネル回路24に出力する。MPU(Micro Processor)11は、磁気ヘッド25の位置検出及び位置制御、ホストからのコマンド解析、アクセス処理や、リトライ制御を行う。
揮発性メモリ(RAM)13は、MPU11の処理に必要なデータを格納する。ここでは、図5で説明するライトカウント管理テーブル56、遠方トラック管理テーブル52も格納する。不揮発性メモリ(ROM)17は、MPU11の処理に必要なプログラムやパラメータを格納する。
MPU11は、磁気ヘッド25が読み取った磁気ディスク19のサーボ信号を、ヘッドIC18から受け、ヘッドの位置を検出し、モータ駆動制御部21を介し、VCM22をシーク、オントラック制御するとともに、検出位置からオフトラック検出する。
図2は、遠方トラックイレーズの説明図であり、高温環境(60℃)で、トラック(シリンダ)番号「0」に、ヘッドでデータを連続ライトした場合の、他のトラックのデータのエラーレートの測定結果を示す。図2において、横軸は、トラック位置であり、縦軸は、エラーレートである。又、ライト回数を、0回から1万回まで行い、その測定結果を示している。
ライト回数が、0,1,10,100,1000,10000毎に、ライトしたシリンダ位置「0」から±150シリンダの範囲のトラックのデータを読み出し、そのエラーレートを測定した。図2から、千回のライトを行った場合(×印で示す)に、シリンダ位置「0」の周辺のトラック位置(±2〜3トラック範囲)で、エラーレートが高くなる。更に、一万回のライトを行った場合(丸印で示す)に、シリンダ位置「0」の周辺のトラック位置(±2〜3トラック範囲)で、エラーレートが高くなる他に、シリンダ位置「0」から40トラック程度離れたトラック位置(シリンダ位置「40」)近辺で、エラーレートが急激に高くなっている。
このことは、あるトラックに、連続して、一万回程度のライトを行った場合に、そのトラックから40〜50トラック離れたトラック位置のデータに、相当の影響を与え、イレーズされる可能性が高いことを示す。即ち、周辺トラックがイレーズされるばかりか、遠方のトラックもイレーズされる。これを、遠方イレーズと称す。
この現象は、磁気ヘッドの特性や記録電流にも依存する。従って、トラック毎のライト回数をカウントし、ライト回数が、所定回数以上となった場合に、周辺トラックのみならず、遠方トラックもリライトすることにより、遠方イレーズも防止できる。
このためには、本実施の形態では、サイドイレーズ試験で、遠方イレーズの可能性のあるトラック位置(トラック範囲)を測定し、図1の遠方トラック管理テーブル52に測定結果を格納しておく。
図3は、その測定処理の説明図であり、N番目のトラックに、連続して多数回(例えば、一万回)データをライトした後、N番目のトラックを中心に、所定の範囲(例えば、±200トラック)のトラック位置のデータをリードし、そのエラーレートを測定する。そして、測定した各トラックのエラーレートが、所定の閾値以上であるトラック位置(範囲)を、遠方イレーズの可能性のあるトラックとして、図1の遠方トラック管理テーブル52に登録する。
この場合、遠方イレーズの性質上、各トラックで、遠方イレーズのトラック位置が、それほど相違しないため、例えば、1つのゾーンで、代表トラックで測定し、その代表トラックからの距離(トラック数)を、そのゾーンの遠方イレーズ情報として、図1の遠方トラック管理テーブル52に登録することが、好ましい。
この遠方イレーズ情報を用いて、図4のように、ライト回数が、所定回数以上となったトラックYを検出した場合に、その周辺トラック位置(Y±5トラック)の範囲のみならず、遠方トラック位置(例えば、トラック位置Yから、遠方トラック数分離れたトラック位置(N±2トラック)の範囲も、リライトする。リライトは、そのトラックのデータを読み出し、そのトラックに読みだしたデータを再書き込みすることにより、行う。
図5は、図1のライトカウント管理テーブル56の構成図である。図5に示すように、ライトカウント管理テーブル56は、トラック番号とライトカウント数の対応テーブルで構成される。即ち、各トラックのライト数を計数した値(ライトカウント数)を格納する。
(サイドイレーズ測定処理)
図6及び図7は、本発明のサイドイレーズ測定処理フロー図、図8は、その測定位置の説明図、図9は、図1の遠方イレーズ管理テーブルの説明図である。この測定処理は、ここでは、製品出荷前の製造工程で行う。
以下、図8、図9を参照して、図6及び図7の測定処理を説明する。
(S10)測定ゾーンを決定する。図8に示すように、測定ゾーンは、磁気ディスク19のアウター19−1、センター19−2、インナー19−3で、各々1箇所とする。先ず、図1のMPU11は、測定ゾーンZに、「1」(例えば、インナー19−3の1つのゾーン)をセットする。
(S12)次に、測定トラックNを決定する。MPU11は、測定トラックNに、その測定トラック番号をセットする。例えば、(測定ゾーン内の最インナートラック番号―200)のトラック番号を、測定トラックとする。
(S14)MPU11は、測定トラックNを中心とした測定範囲のトラックのエラーレートを測定する。ここでは、図3で説明したように、測定範囲は、(N−200)〜(N+200)の範囲の401トラックである。エラーレートの測定は、磁気ヘッド25で、各トラックのデータを書き込み、磁気ヘッド25で、各トラックのデータを複数回(例えば、100回)読み出し、読み出しエラーが生じたかを判定し、読み出し回数に対するエラー発生回数を計算し、エラーレートの測定値E(N−200,0),E(N−199.0)〜E(N+199.0),E(N+200.0)を得る。
(S16)次に、測定トラックNに連続ライトする。即ち、MPU11は、磁気ヘッド25に、測定トラックNに、データをライトする。1回ライトすると、ライト回数(n)を「1」とする。
(S18)MPU11は、ライト回数(n)を参照し、ライト回数が、規定回数(例えば、1万回程度)に達したかを判定する。MPU11は、ライト回数が、規定回数に達していないと、測定トラックNに、データをライトし、ライト回数(n)を「1」インクリメントする。
(S20)MPU11は、ライト回数が、規定回数に達したと判定すると、測定トラックNへの連続ライトを終了し、エラーレートの測定を開始する。ここでは、図3で説明したように、測定範囲は、(N−200)〜(N+200)の範囲の401トラックである。エラーレートの測定は、磁気ヘッド25で、各トラックのデータを複数回(例えば、n=100回)読み出し、読み出しエラーが生じたかを判定し、読み出し回数に対するエラー発生回数を計算し、エラーレートの測定値E(N−200,n),E(N−199.n)〜E(N+199.n),E(N+200.n)を得る。
(S22)MPU11は、測定終了かを判定する。MPU1は、測定終了と判定すると、参照ポインタaに、「N−200」をセットする。
(S24)MPU11は、ステップS14の測定値(E(a,0))と、ステップS20の測定値(E(a,n))の差分を計算する。そして、MPU11は、差分(=E(a,n))−(E(a,0)))が、閾値以下かを判定する。
(S26)MPU11は、差分(=E(a,n))−(E(a,0)))が、閾値以下かでないと判定すると、「a−N」を、図1、図9の遠方イレーズ管理テーブル52に格納する。
(S28)MPU11は、差分(=E(a,n))−(E(a,0)))が、閾値以下であると判定すると、又はステップS26の格納後、参照ポインタaが、測定範囲の最大値「N+200」であるかを判定する。MPU11は、参照ポインタaが、測定範囲の最大値「N+200」でないと判定すると、参照ポインタaを、「1」インクリメントし、ステップS24に戻る。
(S30)MPU11は、参照ポインタaが、測定範囲の最大値「N+200」であると判定すると、測定ゾーン番号zが、「3」であるかを判定する。MPU11は、測定ゾーン番号zが、「3」でないと、図7のように、ゾーン番号zを、「1」インクリメントし、ステップS12に戻る。一方、MPU11は、測定ゾーン番号zが、「3」であると、サイドイレーズ試験を終了する。
図9に示すように、遠方イレーズは、インナーの1ゾーン(ここでは、ゾーン8)、センターの1ゾーン(ここでは、ゾーン4)、アウターの1ゾーン(ここでは、ゾーン0)で測定し、測定結果を、管理テーブル52に格納する。又、イレーズ箇所は、測定トラックからの相対トラック数で格納する。このため、ゾーン内の各トラックで、共通に使用できる。又、各トラックでの測定を省略でき、試験時間を短縮できる。
次に、このゾーンの測定値を用いて、他のゾーンのイレーズ箇所は、直線補間計算により、求める。例えば、ゾーン3の補間値は、((ゾーン0の実測値)+((ゾーン0の実測値―ゾーン4の実測値)÷(ゾーン番号0−ゾーン番号4)×(ゾーン番号0−ゾーン番号3))で計算する。図9の下段は、計算した補間値を、管理テーブル52に格納した状態を示す。
即ち、遠方イレーズ箇所は、磁気ヘッドのヨー角の影響により、磁気ディスクの半径方向位置で異なることから、磁気ディスクの半径方向に分割したゾーンに対し、イレーズ箇所を設定する。そして、1つのゾーンでは、イレーズ箇所は、それ程相違しないため、各ゾーンで共通の相対値としている。
又、前述のサイドイレーズ測定範囲から明らかなように、周辺イレーズ箇所も、遠方イレーズ箇所として、測定され、管理テーブル52に格納される。この管理テーブル52は、磁気ディスク19のシステム領域に、パラメータとして、格納される。
この遠方イレーズの測定において、ライト電流の高電流設定時に発生しやすいため、サイドイレーズ測定時には、ライト電流の設定値を、高めにして、測定を行うと、イレーズを加速でき、時間を短縮した測定が可能となる。
(遠方トラック保証処理)
図10は、本発明のサイドイレーズ保証処理フロー図である。
(S40)装置の稼動(リード/ライト)中に、MPU11は、トラック毎に、ライトカウント管理テーブル56にライトカウント数を格納する。
(S42)MPU11は、ライトカウント管理テーブル56を参照する。
(S44)MPU11は、ライトカウント管理テーブル56に、規定回数(例えば、1万回)以上のライトカウント値のトラックがあるかを判定する。MPU11は、ライトカウント管理テーブル56に、規定回数(例えば、1万回)以上のライトカウント値のトラックがないと判定すると、ステップS40に戻る。
(S46)MPU11は、ライトカウント管理テーブル56に、規定回数(例えば、1万回)以上のライトカウント値のトラックがあると判定すると、遠方イレーズ管理テーブル52に、そのトラックのゾーンに、遠方イレーズ箇所が登録されているかを判定する。尚、遠方イレーズ管理テーブル52は、磁気ディスク19のシステムエリアから揮発性メモリ13に読み出されているものとする。
(S48)MPU11は、遠方イレーズ管理テーブル52に、そのトラックのゾーンに、遠方イレーズ箇所が登録されていると判定すると、そのトラックの隣接(周辺)トラックNと、登録された遠方イレーズトラックYを中心として(Y±5)トラックの範囲を、強制リライトする。即ち、隣接(周辺)トラックと、イレーズトラックYを中心として(Y±5)トラックの範囲のトラックのデータを、磁気ヘッド25で読み出し、読み出したデータを、読み出したトラックに再書き込みする。そして、ステップS40に戻る。
(S50)逆に、MPU11は、遠方イレーズ管理テーブル52に、そのトラックのゾーンに、遠方イレーズ箇所が登録されていないと判定すると、そのトラックの隣接(周辺)トラックNを、強制リライトする。そして、ステップS40に戻る。
このように、サイドイレーズ試験工程で、遠方イレーズ箇所を測定し、登録しておき、あるトラックのライトカウント数が規定回数を越えると、登録した遠方イレーズ箇所を強制リライトするため、遠方イレーズによるデータ消失を防止できる。又、遠方イレーズ箇所が、ゾーン単位の相対トラック数で登録されているため、管理テーブル52に必要な記憶容量を少なくすることができる。
(他の実施の形態)
前述の実施の形態では、各トラックに、ライトカウント値を計数しているが、数トラック(例えば、20トラック)を、1つのトラックセットとして、そのトラックセットのライトカウント数を計数し、トラックセット単位で、規定回数に達したかを判定しても良い。この場合に、強制リライトの範囲は、実施の形態より広い範囲、例えば、そのトラックセットのトラックと、トラックセットの両端の隣接トラックn‘,遠方トラック範囲(Y’±15)とすることが、望ましい。
又、各ゾーンで、遠方イレーズ箇所を測定、格納しているが、磁気ディスクの1面に1つ、即ち磁気ヘッドに1つの遠方イレーズ箇所を測定し、格納しても良い。又、複数の磁気ヘッドを搭載する場合に、前述のステップS24の遠方イレーズ有無の閾値は、各磁気ヘッドで、異なる値に設定しても良い。
更に、データ記憶装置を磁気ディスク装置で説明したが、光ディスク、光磁気ディスク等の他の記憶媒体を使用したデータ記憶装置にも適用できる。インターフェースは、SATAに限らず、他のインターフェースにも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)
記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所の情報を格納する遠方イレーズ管理テーブルと、トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有することを特徴とするデータ記憶装置。
(付記2)
前記トラック箇所の情報は、前記所定のトラックから、前記イレーズが生じる可能性のあるトラック箇所の相対トラック数であることを特徴とする付記1のデータ記憶装置。
(付記3)
前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーン毎の前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を相対トラック数により格納し、且つ前記制御回路は、前記遠方イレーズ管理テーブルから、前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットに対応する前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みすることを特徴とする付記2のデータ記憶装置。
(付記4)
前記ヘッドを複数有し、前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記ヘッド毎の前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を相対トラック数により格納し、且つ前記制御回路は、前記遠方イレーズ管理テーブルから、前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットのヘッドに対応する前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みすることを特徴とする付記2のデータ記憶装置。
(付記5)
前記制御回路は、前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットの隣接トラックと、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックとのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行することを特徴とする付記1のデータ記憶装置。
(付記6)
前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を測定して得た前記トラック箇所の情報を格納することを特徴とする付記1のデータ記憶装置。
(付記7)
前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーンの内、所定のゾーンの前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を測定して得た前記トラック箇所の情報を、前記測定トラックからの相対値で、格納することを特徴とする付記6のデータ記憶装置。
(付記8)
前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーンの内、代表ゾーンの前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を測定して得た前記トラック箇所の情報を、前記測定トラックからの相対値で、格納するとともに、前記代表ゾーンの相対値の補間値で、前記代表ゾーン以外のゾーンの相対値を格納することを特徴とする付記6のデータ記憶装置。
(付記9)
複数の前記ヘッドを有し、前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記ヘッド毎の前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を測定して得た前記トラック箇所の情報を、前記測定トラックからの相対値で、前記ヘッド毎に格納することを特徴とする付記6のデータ記憶装置。
(付記10)
前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記所定のトラックを連続してライトし、前記所定のトラックを中心に所定範囲のトラックのエラーレートを測定し、前記所定範囲のトラックの各々のエラーレート測定値と所定の閾値とを比較して決定した前記データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を格納することを特徴とする付記6のデータ記憶装置。
(付記11)
前記記憶媒体は、磁気ディスクで構成され、前記ヘッドは、磁気ヘッドで構成されたことを特徴とする付記1のデータ記憶装置。
(付記12)
記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、遠方イレーズ管理テーブルと、トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有するデータ記憶装置を組み立てるステップと、所定のトラックを連続してライトし、所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を測定するステップと、前記測定結果により、前記データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を、前記遠方イレーズ管理テーブルに格納するステップとを有することを特徴とするデータ記憶装置の製造方法。
(付記13)
前記測定ステップは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーンの内、所定のゾーンの前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を、前記測定トラックからの相対値で、測定するステップを有することを特徴とする付記12のデータ記憶装置の製造方法。
(付記14)
前記測定ステップは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーンの内、代表ゾーンの前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を、前記測定トラックからの相対値で、測定するステップと、前記代表ゾーンの相対値の補間値で、前記代表ゾーン以外のゾーンの相対値を計算するステップとを有することを特徴とする付記13のデータ記憶装置の製造方法。
(付記15)
前記測定ステップは、複数のヘッドのヘッド毎の前記所定のトラックの連続したライトにより、前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を測定して得た前記トラック箇所の情報を、前記測定トラックからの相対値で、前記ヘッド毎に測定するステップを有することを特徴とする付記13のデータ記憶装置の製造方法。
(付記16)
前記測定ステップは、前記所定のトラックを連続してライトし、前記所定のトラックを中心に所定範囲のトラックのエラーレートを測定するステップと、前記所定範囲のトラックの各々のエラーレート測定値と所定の閾値とを比較して、隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を決定するステップとを有することを特徴とする付記12のデータ記憶装置の製造方法。
(付記17)
前記記憶媒体は、磁気ディスクで構成され、前記ヘッドは、磁気ヘッドで構成されたことを特徴とする付記12のデータ記憶装置の製造方法。
サイドイレーズ試験工程で、遠方イレーズ箇所を測定し、登録しておき、あるトラックのライトカウント数が規定回数を越えると、登録した遠方イレーズ箇所を強制リライトするため、遠方イレーズによるデータ消失を防止できる。
本発明のデータ記憶装置の一実施の形態の構成図である。 本発明の対象とする遠方イレーズの説明図である。 本発明の一実施の形態の遠方イレーズ箇所の測定の説明図である。 本発明の一実施の形態の遠方イレーズデータ保証処理の説明図である。 図1のライトカウント管理テーブルの一実施の形態の説明図である。 本発明の一実施の形態のサイドイレーズ測定処理フロー図(その1)である。 本発明の一実施の形態のサイドイレーズ測定処理フロー図(その2)である。 本発明の一実施の形態のサイドイレーズ測定箇所の説明図である。 本発明の一実施の形態の遠方イレーズ管理テーブルの説明図である。 本発明の一実施の形態の遠方イレーズ保証処理フロー図である。
符号の説明
10 ディスク装置
11 MPU(処理ユニット)
16 HDC
13 揮発性メモリ(RAM)
14 データバッファ
15 データバッファ制御回路
24 リードチャネル回路
19 バス
18 ヘッドIC
19 記憶媒体(磁気ディスク)
20 スピンドルモータ
22 アクチュエータ(VCM)
25 ヘッド(磁気ヘッド)
52 遠方イレーズ管理テーブル
56 ライトカウント管理テーブル

Claims (5)

  1. 記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、
    前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、
    所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所の情報を格納する遠方イレーズ管理テーブルと、
    トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、
    前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有する
    ことを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 前記トラック箇所の情報は、前記所定のトラックから、前記イレーズが生じる可能性のあるトラック箇所の相対トラック数である
    ことを特徴とする請求項1のデータ記憶装置。
  3. 前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記記憶媒体を、半径方向に分割した複数のゾーン毎の前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を相対トラック数により格納し、
    且つ前記制御回路は、前記遠方イレーズ管理テーブルから、前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットに対応する前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする
    ことを特徴とする請求項2のデータ記憶装置。
  4. 前記ヘッドを複数有し、
    前記遠方イレーズ管理テーブルは、前記ヘッド毎の前記イレーズの生じる可能性のあるトラック箇所を相対トラック数により格納し、
    且つ前記制御回路は、前記遠方イレーズ管理テーブルから、前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットのヘッドに対応する前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする
    ことを特徴とする請求項2のデータ記憶装置。
  5. 記憶媒体にデータをリード及びライトするヘッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の任意のトラックに移動するアクチュエータと、遠方イレーズ管理テーブルと、トラック又は複数のトラックからなるトラックセット単位に、ライト数を格納するライトカウント管理テーブルと、前記ライト管理テーブルから前記ライト数が、規定回数以上であるトラック又はトラックセットが存在することを判定し、前記磁気ヘッドにより、前記遠方イレーズ管理テーブルの前記トラック箇所の情報に対応するトラックのデータを読み出し、再書き込みする強制リトライを実行する制御回路とを有するデータ記憶装置を組み立てるステップと、
    所定のトラックを連続してライトし、所定のトラックの隣接トラック以外で、前記所定のトラックの連続したライトにより、データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を測定するステップと、
    前記測定結果により、前記データのイレーズが生じる可能性のあるトラック箇所を、前記遠方イレーズ管理テーブルに格納するステップとを有する
    ことを特徴とするデータ記憶装置の製造方法。
JP2008329499A 2008-12-25 2008-12-25 データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法 Pending JP2010152972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329499A JP2010152972A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329499A JP2010152972A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010152972A true JP2010152972A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42571895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008329499A Pending JP2010152972A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010152972A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8385162B2 (en) 2011-07-27 2013-02-26 HGST Netherlands B.V. Shingled-writing thermal assistance recording (TAR) disk drive with avoidance of adjacent track erasure from a wide-area heater
JP2022001362A (ja) * 2020-06-22 2022-01-06 南京▲農業▼大学 有機汚染土壌を修復するための強制換気−らせん攪拌熱脱着装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8385162B2 (en) 2011-07-27 2013-02-26 HGST Netherlands B.V. Shingled-writing thermal assistance recording (TAR) disk drive with avoidance of adjacent track erasure from a wide-area heater
JP2022001362A (ja) * 2020-06-22 2022-01-06 南京▲農業▼大学 有機汚染土壌を修復するための強制換気−らせん攪拌熱脱着装置
JP7017679B2 (ja) 2020-06-22 2022-02-09 南京▲農業▼大学 有機汚染土壌を修復するための強制換気-らせん攪拌熱脱着装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8023215B1 (en) Data recovery scan based on head performance
US7706096B2 (en) Disk drive device manufacturing method thereof, and method for specifying data track pitch for the disk drive device
JP2008027499A (ja) 磁気記録装置、磁気記録方法、および磁気記録用プログラム
JP2004273060A (ja) 磁気ディスク装置
JP2012212488A (ja) 情報記録装置および情報記録方法
JP2009238304A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶装置のライト処理方法。
JP2007193876A (ja) 記録ディスク・ドライブ及びその欠陥領域管理方法
JP4937396B2 (ja) データリードのためのヘッド位置決めにオフセットを用いる磁気ディスク装置及びヘッド位置決め方法
US20070070869A1 (en) Magnetic disk apparatus suppressing adjacent track influence
JP2006012353A (ja) ディスク装置及びその製造方法
JP2010146626A (ja) 記憶装置、記憶装置制御方法およびヘッドスライダ
KR20070008011A (ko) 하드디스크 드라이브의 기록 제어 방법 그리고 이에 적합한하드디스크 드라이브 및 기록 매체
JP2010152972A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶装置の製造方法
US8516341B2 (en) Method, apparatus, and storage medium for processing write defect in data storage apparatus
US7532426B2 (en) Method for erase process on recording surface of disk and disk drive apparatus
JP2004079167A (ja) ディスクドライブでのサーボ情報の記録/検査方法及びその装置
US8335048B2 (en) Method of managing defect and apparatuses using the same
JP2010238315A (ja) データ記憶装置
JP2009223956A (ja) 磁気ディスク装置の試験方法および試験装置
US10803887B2 (en) Magnetic disk drive and recording method for magnetic disk drive
CN114155905A (zh) 磁盘装置的数据管理方法及磁盘装置
JP2014002807A (ja) ディスク上のディフェクトの凹凸を判別するディフェクト凹凸判別方法及び磁気ディスク装置
JP2005259340A (ja) データ保存システムでのリトライ制御方法及びそれを利用したデータ保存装置
JP4484169B2 (ja) 記憶装置、記憶装置制御方法
KR20080006361A (ko) 디펙 검사 인자의 변경을 이용한 디펙 관리 방법 및 그방법을 사용하는 하드 디스크 드라이브